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2005.01.31

猫用フレグランス

ちょっと前に、知り合いから、ポンカンをたくさんいただいた。すごく甘くて美味しくて、母さんもとっても喜んでる。皮と身の間がスカスカなので、ミカンみたいな皮の剥き方をしなくても、お尻に親指を突っ込んで、パカッて開くと、左右2つに分かれて、身をまとめて取り出せる。袋も白い筋も柔らかいので、丸ごと食べて種だけ出せばいいから、とっても食べやすい。

それで、1個食べると、半球型の皮が2つ残る。2個食べると、半球型の皮が4つ残る。だから、母さんと2個ずつ食べると、当然、半球型の皮が8つ残る。果物の皮なんか、普通は捨てちゃうんだろうけど、ミカンの皮みたいに細かくならなくて、すごく立派な半球型だし、すごくいい香りがするので、捨てるのがもったいなくなった。それで、何かに利用することにした。

もしかしたら、マーマレードにしたら美味しいかな?って思ったんだけど、ポンカンは、まだたくさんあるので、マーマーレードはあとからでも作れる。それで、とりあえず手元にある半球型の皮、16個は、お風呂に入れてみることにした。湯舟に、ぬるめのお湯をためて、そこに、取っておいたポンカンの皮をぜんぶ入れて、それから追い焚きをした。5分ほどしてからフタを開けると、湯気と一緒に、ポンカンのいい香りが、バスルームいっぱいに広がった。

さっそく、髪をパパッとまとめて、湯舟に浸かると、すっごく気持ちいい! 目を閉じて鼻から息を吸うと、ポンカンの香りが体いっぱいに入って来る。体を包み込んでるお湯も、顔の周りの空気も、肺の中も、すべてがポンカンの香りに満ちていて、全身ポンカンパラダイスって感じな今日この頃、皆さん、最近パラダってますか?(笑)


‥‥そんなワケで、これが、おとといの夜のことで、あんまり気持ちが良かったので、ゆうべも沸かし返して、ポンカン湯に入った。そして、今夜も沸かし返そうと思って湯舟を覗いてみたら、サスガに3日目にもなると、昨日まではプカプカと浮かんでたポンカンの皮が、ぜんぶ水を吸って沈んでいて、その代わりに、お湯の色が、ビミョーに薄茶色くなってた。

あたしは、一瞬、お湯を入れ替えようかとも思ったんだけど、別に汚くなってるワケじゃないし、香りはいいまんまだし、何よりも、その、ビミョーに薄茶色なお湯がなんだか体に良さそうな感じがしたから、またまた沸かし返して入ってみることにした。そしたら、そのお湯がバツグンに気持ち良くて、ポンカンの香りも前の日の何倍にもなってたんだけど、それ以上に、お湯自体の感触がすごく良くて、あたしは、1時間以上も浸かってた。お肌もスベスベになったし、お風呂からあがってもずっとポカポカしてるし、ポンカン湯はすごくいいってことを発見したのだ。

部屋着に着替えて、焼酎のローズヒップティー割りを作って、ソファーに座ると、自分の体からほんのりとポンカンの香りがして、すごくリラックスする。体がポカポカするだけじゃなくて、何だか、心も満たされたみたいな感じで、すごくいい気分だ。大好きなOPMのセカンドアルバムを聴きながら、2杯目の焼酎のローズヒップティー割りを飲み干した時に、あたしは、ハッと思い出した。猫たちの晩ご飯、今週は、マンションの1階の奥さんの当番だったんだけど、その奥さんから、今夜だけ代わってくれるように頼まれてたんだ!

時計を見ると、もう10時半、あたしはアセッて、部屋着の上にカーディガンを羽織って、「猫ランチセット」を持って、駐車場に降りて行った。ちなみに、晩ご飯なのに、なんで「猫ランチセット」なのかについては、去年の11月3日の日記に書いてあるので、不用意にツッコム前に、そちらを読んで欲しい(笑)

‥‥そんなワケで、あたしが駐車場に降りて行くと、あっと言う間に、マックスとジジが飛んで来て、少し遅れて、マイケル、ハナコ、小林君、カルボナーラがやって来た。あたしは、大急ぎでキャットフードを器に入れて、あたしの車の脇に、等間隔に並べて行った。それから、お水を汲みに行って、戻って来たら、偽マックスとペペロンチーノとジジの兄弟も来てたので、あわてて器の数を増やした。

そうこうしてるうちに、一番最初に食べ始めたマックスが食べ終わり、お水も飲んで、手や背中を舐め始めた。それで、あたしは、マックスのところへ行き、抱き上げた。いつもなら、あたしの顔を舐めてくれたり、グルグル言いながら甘えてくれるんだけど、今夜は様子がおかしくて、やたらとあたしの匂いを嗅いで、イヤな顔をする。それで、両手であたしのことをギューって押して、離れようとする。仕方ないので、地面に降ろしてあげたら、スタスタッと歩いて行って、少し離れたとこで、また、体を舐め始めた。

そしたら、今度は、ジジがご飯を食べ終わったので、あたしは、ジジを抱いて膝に乗せた。そしたら、ジジも、あたしの匂いをクンクン嗅ぎ出して、膝から降りようとする。それで、あたしは、ジジが一番喜ぶ首のとこを掻いてあげながら、ギュッて抱いたら、ジジが突然、「ウギャギャギャギャ~!」って叫びながら、あたしの腕から抜け出して、あたしの肩を超えて、背中のほうへと駆け抜けて行った! ジジったら、爪を全開にしてたもんだから、あたしも、「ウギャギャギャギャ~!」って叫びながら、その場に崩れ落ちた! あたしは、薄手のニットに上に、ザクザク編みのカーデを羽織っただけだったから、ジジの鋭い爪は、あたしの胸から肩、そして背中にかけて、ザクザクと突き刺さって行ったのだ。

飼い猫は、爪を切ったりするけど、野良猫の場合は、爪は重要な武器だから、切ったりすると大変なことになる。自分の縄張りに入って来るヨソモノと戦う時に、爪が尖ってないと負けちゃうのだ。だから、あたしは、猫たちの爪を切ったりはしないので、みんな、恐ろしいほど、鋭い爪をしてる。

‥‥そんなワケで、しばらくして、やっと復活したあたしは、今度は、マイケルを抱き上げた。マイケルは、すごく甘えん坊で、急に暴れ出したりはしないので、安心して抱き上げた。そしたら、マイケルは、マックスやジジと同じように、あたしの匂いをクンクンと嗅ぎ始めて、やっぱり同じようにイヤな顔をした。マイケルの両ワキを抱えて、あたしの顔の高さまで持ち上げて、「マイケル、どうしたの?」って言いながら顔を近づけたら、あの大人しいマイケルが、突然、耳を平たくして、威嚇の顔をして、あたしの胸にネコキックを連発した。

ここで初めて、あたしは、「あっ! ポンカンの香りだ!」って気づいた。例外もあるけど、猫は、基本的に柑橘系の香りが嫌いなので、猫よけスプレーの中にも、柑橘系の成分を使ったものが多いのだ。

あたしは、コスメは無香料のものしか使わないけど、フレグランスはいつも使ってる。ほとんど毎日、シャネルのアリュールを使ってるけど、猫たちに嫌がられたことはない。それどころか、あたしはアリュールを長年愛用してるので、猫たちはアリュールの香りをあたしの香りだと思ってるフシもある。だから、香水の香りに比べれば、ポンカン湯に浸かって体についた香りなんか微々たるものなのに、それでも嫌がるってことは、柑橘系の香りがよほど嫌いなんだろう。だから、猫が嫌いな人たちは、ポンカン湯に入るといいかも知れない。

‥‥そんなワケで、柑橘系の香水をつけたりしたら、ポンカン湯の何倍もの香りがするから、きっと猫たちからは、ブーイング&ネコパンチ&ネコキックの嵐が巻き起こるかも知れないと思う今日この頃、ここはひとつ、ニボシやカツオブシやマタタビの香りをブレンドしたオリジナルの香水でも考案して、あたしが歩けば街中の猫たちがついて来る、なんてのはどうかな?(笑)

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2005.01.30

最近の若いもんは‥‥

性部グループ‥‥じゃなくて、西武グループのドン、堤義明は、70才になっても性欲の衰えないエロジジイだ。東京地検特捜部の証券取引法(インサイダー取引)の捜査から逃れるために、去年の10月から、愛人のひとりである元秘書と逃避行を続けているけど、いい年こいて変態プレイばかりしてるから、体調を崩して入院しちゃった。そんな中、渡部絵美が、30年前に受けたセクハラを告白した。17才当時、フィギアスケート界のアイドルだった渡部絵美は、新宿プリンスホテルの部屋で、堤義明に、「俺の女になればスケートリンクの1つや2つあげるよ」って言われて、無理やりに犯されそうになったと言う。

トンチンカンな帝王学と親譲りの性欲によって、目をつけた女性は、すべて金と権力でモノにして来た変態オヤジ、堤義明は、有名なところでは、故・太地喜和子から、吉永小百合、三田佳子、岡田茉莉子、水沢アキ、沢口靖子、南野陽子、小谷実可子、八木沼純子、そして、最近では、伊東美咲や佐藤江梨子に至るまで、食べ放題のバイキング状態だった。でも、政治家や暴力団よりも権力のある堤義明には、誰も逆らうことなどできず、無理やり犯されても、絶対に他言などできなかった。

しかし、会長を辞任し、逮捕も秒読み段階に入った今、これらの多くの被害者の中で、先陣を切って渡部絵美が告白したのだ。伊東美咲や佐藤江梨子は、自分のイメージが崩れることのほうが大きなマイナスだから、決して告発はしないだろうけど、この顔ぶれを見回すと、次は水沢アキあたりがテポドンを発射しそうな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、もともとの発端は、去年の決算時に、西武グループの負債が、ついに1兆2000億円を超え、この経営危機を乗り切るために、去年の7月、西武鉄道株の有価証券報告書に虚偽の記載をして、約7000万株を約60社へ売りつけた事件から始まった。そして、このインサイダー取引疑惑によって、あちこちからブーイングの嵐を浴び、東証からは上場を廃止され、堤義明は、この責任を取って10月に会長を辞任したワケだ。それからは、ずっと、1本3000円のユンケルを飲みながらのセックス三昧と言う、呆れてモノも言えなくなるような、愛人との逃避行を続けている。そして、体調を崩して入院して、また復活して、今は都内のプリンスホテルを点々としながら、まだ懲りずに愛人との変態プレイを満喫してるのだ。現在は赤坂プリンスにいるって情報が入ったので、お近くへ行く際には、ついでに見学に行って欲しい(笑)

今や崩壊寸前の西武グループだけど、裾野の社員たちが必死で努力しても、厚顔無恥な独裁者が頂点にふんぞり返ってたために、砂の城と化してしまった。この構図って、まるで、NHKを見ているようだ。そして、数え切れないほどの女性を犯し続けて来た性欲大魔王であり、数え切れないほどの社員とその家族を不幸のどん底に落として来た独裁者である堤義明は、めでたく、2月の末に逮捕される運びとなった。これだけの大がかりな犯罪なので、東京地検特捜部がどこまで立件できるか分からないけど、どう転んでも実刑は免れられないので、今からワクワクしちゃう。

そんなことよりも、一番大変なのは、残された西武グループの首脳陣たちだ。たったひとりのエロジジイのせいで、ボロボロにされてしまった組織を再建するために、リゾート事業から大幅に撤退することになったのだ。西武グループのリゾート事業は、ホテル、ゴルフ場、スキー場など、全国に150ヶ所以上もあり、海外にも、カナダのトロントプリンスなど、ホテルが9ヶ所、ゴルフ場が5ヶ所、アメリカのアラスカ州にはスキーリゾート施設もある。これらのうち、海外の施設はすべて撤退の方向で、国内の施設も、年間20億円の赤字を出している北海道や、14億円の赤字を出している東北などは、完全に撤退するそうだ。そして、神奈川県の箱根、長野県の軽井沢、新潟県の苗場だけを残すと言う方針で、計画が進んでいるそうだ。

この背景には、スキーをする若者が少なくなって来たって言う背景がある。ひと昔前までは、スキーと言えばウインタースポーツの花形だったし、若者たちからは、カッコイイスポーツとして見られていた。スキーのインストラクターはモテモテだったし、スキーさえ上手ければ、多少カッコ悪い男でもモテた時代があった。でも、今は、スキーはオヤジのスポーツになってしまい、あと数年で、ボーリングと同じような位置づけにまで落ちてしまうだろう。

そして、スキーの人気に取って代わったのが、言わずと知れたスノーボードだ。スノーボードが流行り始めたころは、ゲレンデで肩身の狭い思いをしてたスノーボーダーたちも、今や、衰退の一途を辿るスキーヤーを尻目に、我がもの顔で滑りまくっている。スノーボードをやる子たちは、そんなにお金を持ってない子たちが多いから、北海道だの東北だのと、あまり遠くまでは滑りに行かない。たいていは、できるだけ安く済む近郊のスキー場に行く。そのため、西武グループは、東京近郊の施設だけを残すことにしたのだ。

‥‥そんなワケで、若者の流行によって、時代がどんどん変わって行くのは世の常だけど、一時的な流行のものが廃れるんじゃなくて、スキーのように歴史のあるものまでが廃れて行くなんて、サスガ、21世紀の若者は、ひと味違う。

20年くらい前の女子大生ブーム、10年くらい前の女子高生ブームの時などは、それぞれの時代の若者層の中に、スポットライトの当たるジャンルがあって、そのジャンルに受け入れられるかどうかによって、流行の寿命が決まっていた。だけど、今は、若者たちのジャンルも細分化されて、たとえば、ヒップホップが好きな若者の中にも、様々な細かいジャンルが生まれたし、また、ヒップホップとバスケが好きなグループ、ヒップホップと改造車が好きなグループなど、微妙にクロスオーバーして来た。そのため、女子大生だけにスポットライトが当たったり、女子高生だけがチヤホヤされたりする時代じゃなくなり、色んなジャンルの若者すべてが、獏全としたカテゴリーとして存在するようになったのだ。

そんな、現代の若者の姿を反映してるのが、マリファナや麻薬の流行の仕方だ。去年1年間で、マリファナで摘発された人数は、2209人と過去最高で、前年度の約9%増、バツ(MDMA)で摘発されたのは、418人とこちらも過去最高で、前年度の約63%増だった。これだけ見ると、いつの時代も変わらない、自分のことをタナに上げた大人のセリフ、「最近の若いもんは‥‥」が出て来ちゃう人もいるかも知れないけど、驚くことに、覚醒剤で摘発された人数は、12225人と、前年の約16%減、押収量も約407kgで、これも前年の約16%減なのだ。

ニポンにおける麻薬の法的な定義のひとつに、「肉体的な依存があること」がある。つまり、中毒になるものしか麻薬とは認められないのだ。そのために、何百回吸っても中毒にならないし、体に何の害もないことも科学的に証明されていて、多くの国で解禁されているマリファナは、ニポンでは麻薬とは認定できない。だから、麻薬取締法では取り締まれないため、ワザワザ、大麻取締法って言うのを無理やりに作って、この法律で取り締まっている。そして、「体に何の害もないし、誰にも迷惑をかけてないのに、何で楽しんじゃいけないの?」って言う当然の疑問に対して、警察は、「大麻自体には依存性はないが、大麻をやると、ヘロインや覚醒剤など、もっと強いものへと進んで行く」なんて言う、まったくトンチンカンな理論をノタマウのだ。

体に害がなくて、中毒にもならないものを取り締まり、体に害があって、中毒になるタバコやお酒には、高い税金をかけて売ってるニポン。タバコをやめたくてもやめられず、いくら値上げされても買い続けるニコチン中毒者たちは、国家の大切な財源であり、アル中になって、最後には精神病院で一生を終えるドランカーたちも、一生を国家に捧げてくれた立派な人たちだって言うのが、ニポンの政府の考え方だ。だから、毎年、数え切れないほどの国民が肺ガンで死んだり、アル中で廃人になってるのに、絶対にタバコとお酒は禁止しないのだ。そして、タバコよりもお酒よりも、遥かに体にいいマリファナなんか解禁しちゃったら、みんなそっちに走っちゃって、国家の財源がゆるんじゃうから、この国では断じて解禁なんかしないのだ。

マリファナ先進国、オランダのアムステルダムでは、毎年11月に、世界一のマリファナを決めるイベント、「カンナビスカップ」が開催されてるけど、このイベントも今年で18回目を迎え、世界中のマリファナ愛好家たちが参加するようになった。ニポンでも参加ツアーが組まれていて、毎年多くのニポン人が、世界一のマリアァナを吸うために、ツアーに参加している。小学生からお年寄りまで、街中の人たちがマリファナを楽しみ、争いごともせず、みんなで仲良く暮らしてるアムステルダムは、酔っぱらい同士が殴り合いをしてるニポンの繁華街とは、比べ物にならない。

ニポンでは、マリファナでの摘発者が増えて、覚醒剤の摘発者が減ったワケだけど、人数を見ると、マリファナの2209人に対して、覚醒剤が12225人と、やはり覚醒剤のほうが格段に多い。でも、未成年者と20代の若者だけを調べると、マリファナで摘発された者が全体の70%を占めていて、覚醒剤での摘発者の倍以上なのだ。逆に、30代以上は、全体の90%以上が覚醒剤だ。この割合を見れば分かるように、今の若者にとって覚醒剤なんて、オッサンのやるもので、時代遅れのカッコ悪いもので、もう、すでに廃れ始めているのだ。だから、どう見てもオッサンな清水健太郎は、覚醒剤の常習者だったけど、40代になっても若者の心を忘れない田代まさしは、覚醒剤もマリファナもバツも、ぜんぶやってたんだと思う。

‥‥そんなワケで、スキーよりもスノーボード、覚醒剤よりもマリファナって具合に、今の若者たちは、大企業や政府なんかのモクロミには騙されずに、自分のスタイルに合ったもの、ホントにいいものを選択し始めた今日この頃、あたし的には、「最近の若いもんは‥‥」ってセリフのあとに、「なかなかやるじゃん♪」ってつけ足してあげたい気分なのだ(笑)

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2005.01.29

花粉に印籠

今、夕方の再放送のドラマは、TBSは「水戸黄門」と「バツ彼」、フジテレビは「アットホーム・ダッド」と「ランチの女王」をやってる。この時間のドラマは、お家にいる時は、「水戸黄門」だけは見てたんだけど、大好きな東野英治郎の黄門様が終わって、しばらく、ワリと好きな石坂浩二の黄門様をやってて、また、東野英治郎の黄門様をやってたんだけど、ちょっと前から、大嫌いな西村晃の黄門様になったので、見るのをやめた。

「バツ彼」は、大好きな稲森いずみが出てたので、夜やってた時にも、ちょこちょこと見てた。でも、あたしは、ドラマのストーリーはぜんぜん興味がなくて、好きな女優さんのファッションを見たいだけなので、内容はあんまり覚えてない。それに、気持ち悪いキャイ~ンの天野が出てたのと、どんなセリフもすべてミュージカル仕立てみたいに大ゲサな真矢みきが出てたので、できる限り稲森いずみ以外は見ないようにしてた。

でも、「アットホーム・ダッド」は、一度も見たことがなかったので、どんなドラマなのか、この前の再放送の1回目を録画しておいた。それで、面白そうだったら、毎日録画して見ようと思ったのだ。でも、1回目を見てみて、体中の間接が外れちゃうほどガクッと来た。それは、雨上がり決死隊の宮迫が出てることは知ってたんだけど、その奥さんの役が、なんと、オセロの中島だったのだ。

「バツ彼」の天野もそうだけど、最近、やたらとお笑い芸人がドラマに出るけど、これって、どうなの? あたし的には、ただでさえ嘘くさいドラマなのに、そこにお笑い芸人が出て来ると、完全にシラケちゃって、バカらしくなって来る。でも、天野ひとりとか、宮迫ひとりとかなら、それ以外のキャストは全員ちゃんとした役者だから、まだ見てられる。だけど、「アットホーム・ダッド」は、夫婦揃ってお笑い芸人、それも、アクの強い関西人だから、宮迫と中島の夫婦の会話のシーンなんか、とても、ドラマとは思えない。まるで、「水10!」の中のミニコントを見てるような気分になって来る今日この頃、皆さん、ニポンのドラマはお好きですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、好きな女優さんのファッションやヘアメークのチェキをする目的でしかドラマを見ないから、今までに、1回目から最終回まで、すべてちゃんと見て、ストーリーまで頭に入ってるドラマは、1本もない‥‥‥‥あっ! 「白い巨塔」はちゃんと見たぞ! 何回かは見逃しちゃったけど、年末にやった総集編を見たから、ちゃんとストーリーは頭に入ってる。

でも、この「白い巨塔」にしたって、もともとは、大好きな矢田亜希子のファッションを見たくて、それだけの理由で見始めた。だけど、矢田亜希子の出て来るシーンが少なくて、まだかまだかと待ってるうちに、ついストーリーも見始めちゃって、そのうち、矢田亜希子よりもドラマの続きのほうが楽しみになったのだ。

こんなドラマの見方をするあたしだから、好きな女優さんが主役だと、たくさんチェキできて嬉しい。でも、大好きな深キョンが主役でも、「富豪刑事」みたいに、あまりにもバカ丸出しのドラマだと、サスガに見る気になれなくて、まだ1回も見ていない。なんで、あんな子供じみたドラマに、深キョンみたいな素晴らしい女優さんを使うんだろう? あの手のお子様ドラマは、どんなセリフもすべて棒読みの上戸彩で十分なのに‥‥。

でも、やっぱり、あたしは、ニポンのドラマは苦手だ。とにかく、ホントに上手い俳優さんが少なくなって来たことと、それに輪をかけて、お笑い芸人だのジャニタレだのバカアイドルだのを使うから、学芸会を見てるみたいで、どうしてもドラマの世界に入り込めなくて、一歩離れたとこから、醒めた目で見ちゃう。だから、ドラマよりも、ニュースとかドキュメンタリーとかバラエティーとかを見ることのほうが多い。だけど、ドキュメンタリーでもバラエティーでも、ヤラセやシコミばっかりだし、裏側を見ちゃってるから、結局は、テレビに映ってるもののすべてが信用できなくて、テレビってもの自体を醒めた目で見ちゃうんだけどね。

‥‥そんなワケで、今年の花粉は、ものすごいって言われてる。新聞やニュースによって違うけど、5倍だとか、10倍だとか、30倍だとか、40倍だとか、色んなことが言われてる。これは、「去年の何倍」って言うのと、「例年の何倍」って言うのとで、ずいぶん差があるみたいだ。一昨年が冷夏だったから、そのオカゲで去年の花粉はすごく少なかった。だから、少なかった去年と比べれば、30倍とか40倍ってことになるみたいだし、ここ何年かの平均値と比べれば、5倍とか10倍ってことになるみたいだ。

どっちにしても、とにかく、花粉症のあたしとしては、こりゃあ一大事なワケで、そう言えば、大事マンブラザーズってどこに行っちゃったんだろう?‥‥なんて考えてるヒマもないほど、花粉のことを心配してる。だから、花粉症対策の番組は、録画して見てるんだけど、25日に放送した、テレビ東京の「教えて!ウルトラ実験隊」の中でも、「猛威!花粉症最新対策」って言う特集をしてたから、録画しておいて、夜中に見た。

最新式の花粉用のマスクやメガネの効果を試すために、花粉症の主婦3人にマスクとメガネをつけさせて、密閉された実験室に入れて、そこに大量の花粉を噴射するって言う、なかなか笑える実験をしてて、その結果、ミゴトに花粉症の症状が出ちゃって、「最新式のマスクやメガネをしても、皮膚との間に隙間ができちゃうからダメですね」って言う、直球ど真ん中の結論を出してた(笑)

他にも、見るからに役に立ちそうもない対策グッズを紹介したり、千葉大学の耳鼻咽喉科による実験もしてた。その実験は、2週間に渡る臨床実験で、花粉症対策の治療をした人のアレルギーの様子を左右2分割の画面にして、1日目から14日目までの変化を追って行ったものだった。そして、結論として、「花粉症の症状が好転した」って言っていた。

それなのに、これがまた、ヤラセだったのだ。実際には、5日間しか取材してなくて、最初から「効果があったってことにしよう」って言うシナリオが出来ていて、そのシナリオに合わせて、5日間の映像を14日間ってことにして、嘘の実験映像を制作してたのだ。これは、この実験を行なった千葉大学の教授が、25日のOAを見て、実際には5日間しか取材を受けてないのに、それが14日間のこととして放送されたために、番組制作会社に抗議したことから明るみに出たものだ。

テレビ東京では、2月1日にOAする「教えて!ウルトラ実験隊」の中で、詳しい内容を説明して謝罪する予定だって言ってるけど、これって、メインMCのナンチャンが謝るのかな? まさか、テロップ流してOK!‥‥なんてことはないよな? 最低でも、局アナが謝らなくちゃね。でも、別にテレビ東京の肩を持つワケじゃないけど、これは、下請けの製作会社が勝手にやったことで、局側は製作会社を信頼して、そのVをOAしちゃったんだから、ホントなら、製作会社の責任者が出て来て謝罪すべき問題だろう。

‥‥そんなワケで、あたしは、シロート芝居全開のドラマだけじゃなくて、こう言った「ためしてガッテン」系の番組まで嘘くさく感じるようになっちゃって、もはや信用できるのは、毎週決まった時間にきちんと印籠を出してくれる「水戸黄門」だけのような気がする今日この頃、花粉が襲って来た時には、風上に向かって印籠のレプリカでも出してみるのが、一番効果があったりして(笑)

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2005.01.28

鼻白き猫の話

去年の大晦日まで、愛媛県の内陸部に、五十崎町と言う町があった。松山市から40kmほど離れた場所で、自然が豊かで、周りを緑の山々に囲まれた人口6000人ほどの小さな町だ。鎌倉時代から伝わる「けんか凧」が有名で、毎年、5月5日には、500以上の大凧が糸を切り合う「大凧合戦」が行なわれ、町には「凧博物館」もある。

なんで、「去年の大晦日まで」なのかって言うと、この五十崎町と、隣接する内子町、小田町の3つが合併して、今年の1月1日から、「新内子町」となったからだ。だから、もともと内子町に住んでた人たちは、「新」がついただけだからいいけど、五十崎町と小田町の人たちは、歴史ある町の名前が、跡形もなく消えてしまったのだ。

この、五十崎町‥‥って言うか、今は、元・五十崎町だけど、町の周りを囲んでる山々の急斜面が、とっても美しい棚田(たなだ)になっている。「日本の棚田百選」にも選ばれていて、お天気のいい日の景色も素晴らしいけど、夜になって満月が上ると、棚田の1枚1枚に月が映り、ホントに美しい。あまりの美しさに、こんな俳句を思い出しちゃうほどだ。

肥打つて棚田しづかや春の月 前田普羅

その何百枚もある棚田の中に、季羽(きば)浅喜さんて言う、大正生まれのおじいちゃんの田んぼがある。このおじいちゃんは、お酒や雑貨を扱う季羽商店を経営しながら農業もやってるんだけど、10年以上前から、農薬をいっさい使うのをやめて、完全無農薬に切り替えた。そして、作っているのは、お酒用の酒米で、「無農薬みそぎ棚田米2号」って言う名前だ。ちなみに、「みそぎ」って言うのは、「御祓(みそぎ)地区」って言う場所の名前なのだ‥‥なんて、ミソギチクって言うよりも、ウンチクから入っちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、このおじいちゃんが言うには、無農薬に切り替えたら、収穫量が、農薬を使ってた時の7割ほどに減ったそうだ。それは、無農薬で一番怖いのは害虫だから、苗と苗の間隔を広くして、風通しを良くしてやる必要があるので、しかたないことだそうだ。そして、雑草取りや害虫取り、時にはイノシシを追い払ったりしながら、すべて手作業で、丹精込めて酒米を作っている。このおじいちゃんは、ホントにカッコ良くて、無農薬のお米を作ってるだけじゃなくて、水脈を見つけて井戸を掘ったり、石垣を積んだり、お天気を当てたりと、誰からも習ったワケじゃなくて、ぜんぶ自然から学んで身につけている。

そして、このおじいちゃんの愛情がたっぷり注がれた酒米、「無農薬みそぎ棚田米2号」は、地元の亀岡酒造の亀岡社長の手によって、丁寧に丁寧に磨き上げられ、地元の湧き水で仕込まれ、宝石のようなお酒になる。それが、あたしの憧れのお酒、「鼻白き猫の話」だ。この、ちょっと変わった名前のお酒には、こんな詩が添えられている。

棚田 棚田
季羽さんの棚田
数百年も今のままにて
神々殿の降り立つ所
鼻白き猫達の見廻る所
さやけき風の吹く所

これは、五十崎町の棚田が、「神々の降り立つ所」と言われ、また、「夜になると、鼻の白い猫の親子が一列になって、棚田の見廻りをした」って言う、この土地の言い伝えに由来しているのだ。

ここで、この「鼻の白い猫」ってのは、ナニ?‥‥ってことになって、久しぶりに、頭脳は子供でもベッドでは大人、迷探偵キッコナンの登場かと思ったんだけど、亀岡酒造のホームページに、「おそらく、鼻白心のことと想定されます」って書いてあった。でも、ここで、迷探偵キッコナンからツッコませてもらうけど、「鼻白心」って、ナニ?

それを言うなら、「白鼻芯」だろがっ!
「心」と「芯」の間違えはしかたないとしても、「鼻白心」じゃ「ビハクシン」になっちゃうじゃん!

‥‥まあ、そんなことは置いといて、この「ハクビシン」って動物は、その名の通り、額から鼻にかけて白い線があり、猫って言うよりも、イタチとかタヌキに似た姿をしてる。正確には、ジャコウネコ科の動物で、ネコって名前がついてても、猫とはすごく離れた分類になる。

ちなみに、ジャコウネコのジャコウって言うのは、英語で言うところの「ムスク」のことで、香水の香りの種類のムスクのことだ。このジャコウネコとかジャコウジカとかのオスには、お尻の穴のとこに強い匂いを出す分泌腺があって、そこから出て来る液を加工して、香水の原料にしてるのだ。だから、ムスクの香りを漂わせたステキな男性がいたら、ネコやシカの肛門の匂いだと思って欲しい(笑)

そう言えば、しばらく前に、オランダのニュースで、スマトラ島のジャコウネコのウンチの中に、未消化のコーヒー豆が混ざってて、それを集めてコーヒーを煎れて飲んだら、ものすごく美味しかったことから、普通のコーヒー豆の何倍もの値段で取り引きされてるってのを見たけど、これも、きっと、ジャコウの効果なんだろう。

‥‥そんなワケで、ちょっと脱糞‥‥じゃなくて、脱線しちゃったけど、ジャコウネコ科のハクビシンは、夜行性で、果物や魚などを食べる雑食性だけど、稲は食べないから、棚田の周りをウロウロしてるのが、見廻りをしてくれてるみたいに見られたんだろう。ハクビシンは、近年になって、東南アジアや中国などから入って来たって言う説もあるけど、五十崎町の古い言い伝えになってることから考えれば、もともとニポンにもいたのかも知れない。

そんなハクビシンも、中国では、去年、新型肺炎SARSのウイルスを保菌してるって疑いをかけられて、3400匹ものハクビシンが処分されたのだ。同じジャコウネコ科の動物でも、ワシントン条約で保護されてるものもいれば、ウンチが高値で取り引きされるものもいれば、大量虐殺されるものもいる。まあ、中国のハクビシンは、もともとが食用に飼われてたものだから、遅かれ早かれ殺される運命だったんだけど。

それに比べて、五十崎町のハクビシンは、昔から農民たちに大切にされていて、今やお酒の名前にもなったのだ。これは、とても素晴らしいことで、是非とも、「鼻白き猫の話」を飲んでみたいものだ。でも、普通のお酒の何倍もの手間をかけて造られている「鼻白き猫の話」は、1升5250円もする。あたしの大好きな銀嶺立山でさえ、1升2200円、ふだん飲んでる紙パックのお酒なんか、2リットルで800円だ。だから、あたしにとって、「鼻白き猫の話」は、「鼻白き猫の神話」であり、「鼻白き猫の伝説」であり、永遠に飲むことのできない高嶺の鼻(笑)なのだ。だけど、このお酒、毎年、12月から5月までの期間限定なので、期間限定に弱いあたしの急所をズワイガニとタッグを組んで、ツンツンと突きまくって来る。

‥‥そんなワケで、なんで今日の日記に、「鼻白き猫の話」を取り上げたのかって言うと、実は、お仕事関係の偉い人から、1本もらえそうな感じなのだ。まだ、ハッキリとは分からないけど、ちょうど、その人が、お仕事で愛媛に行くことになって、「何かお土産で欲しいものある?」って聞かれたので、あたしはソッコーで、「鼻白き猫の話」ってリクエストしちゃった今日この頃、シッカリと亀岡酒造の住所と電話番号までファックスして、一日千秋の思いでワクワクしているのだ(笑)

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2005.01.27

目には目を

北朝鮮のバカどもが必死で作った偽物の遺骨がバレちゃって、ニポンの政府は北朝鮮に再調査を依頼したワケだけど、それから、もう1ヶ月以上も何のオトサタもない。それなのに、ニポンの政府は、何もしないでボーッとしてるだけだ。安倍晋三にしたって、自分の立場がヤバくなるNHK問題の時には、マッハ100くらいのスピードで対応してたクセに、自分が痛くも痒くもない北朝鮮問題に関しては、ホッタラカシだ。

安倍晋三の無責任さは、コイズミ譲りだから、そのコイズミに至っては、安倍の何倍も無責任だ。今月の21日から始まった通常国会の冒頭で、コイズミは40分以上にも渡るマスターベーション的な大演説を行なったけど、その中で、北朝鮮の拉致問題について話したのは、なんと、たったの40秒だった。

それから、去年のクリスマス直前に、イラクを調査していたアメリカのCIAは、「大量破壊兵器は存在しなかった」って言う結論を出して、調査を打ち切った。確か、コイズミは、「大量破壊兵器は絶対にある!」って断言して、ニポン中の反対を押し切ってアメリカのイラク攻撃を支持したワケだし、ニポン中の反対を押し切って自衛隊を派遣したワケだけど、これに対する説明も、まったく無し。イラク問題について話したのは、たった1分ちょっとだった。

今、この瞬間も、たくさんの拉致被害者やその家族たちが苦しんでる北朝鮮の拉致問題が、たった40秒、今も多くの自衛隊員を派遣していて、莫大な税金がドブに捨てられ続けてるイラク問題が、たった1分ちょっと、そして、これらの問題の何倍もの時間をかけて熱弁をふるったのが、国民にとっても、だいたひかるにとっても、ど~でもいいような問題、郵政民営化についてなのだ。まったく、あのバカは、どこまで愚かなんだろう‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、年金問題にしたって、議員の未納者が続出して、コイズミ自身の未納までが発覚しちゃって、世論の総攻撃を受けた時に、コイズミは、「議員年金は廃止する!」って断言した。それなのに、もうホトボリが冷めただろうって思ったのか、誰も知らないうちに、コッソリと、議員年金はしっかりと支払われるようにしたのだ。オマケに、税金に群がる白アリ野郎、公務員どもの人数を減らせって言われてるのに、これまたコッソリと、公務員のボーナスを大幅にアップさせるって言う、とんでもない大ワザまで繰り出す始末。

ここまでデタラメなことをやっておいて、拉致問題もイラク問題も年金問題も公務員問題もすべて後回しにして、何が郵政民営化だ。あたしは、別に、郵政民営化には賛成でも反対でもない。ただひとつ言えることは、今の郵便局でも何ひとつ困ってないし、今と同じサービスが受けられるなら、ど~でもいい。これは、あたしだけじゃなくて、ほとんどの国民がそう思ってるんじゃないの?

つまり、一番大事なことは、「郵政民営化が是か非か」ってことじゃなくて、「今の郵便局でも何ひとつ困ってない」ってことなのだ。コイズミが、そんなに郵政民営化をしたいのなら、勝手にすればいいと思う。ただ、ものごとには優先順位ってもんがあって、今、困ってることから、優先的にやって行くべきなのだ。1分1秒を争う拉致問題や各地の被災者の問題が最優先であって、それに続くのが、イラク問題や年金問題や公務員問題で、それらがすべて片づいてからだろう、郵政民営化は。

今のままでも誰ひとり困ってない郵便局、この瞬間も苦しみ続けている拉致被害者たち、マトモな人間なら、どちらの問題を優先すべきか、小学生にだって分かると思うんだけど、コイズミの脳みそは魚介類にも劣るから、こんな当たり前のことも理解できないらしい。

‥‥そんなワケで、あたしは、拉致被害者を救うために、ある作戦を考えついた。それは、2月9日に行なわれる、ニポンと北朝鮮のサッカーの試合だ。幸運にも、この試合は、ニポンの「埼玉スタジアム2002」ってとこで行なわれるので、ここで、北朝鮮のチームの選手や監督を全員拉致して、監禁する。そして、天然パーマのバカ将軍様に、ニポンの拉致被害者との人質交換を伝えるって作戦だ。

とにかく、ニポンの法律は甘すぎる。奈良の幼女殺害の変態男、小林薫なんか、高い税金を使って裁判なんかしなくていいから、オチンチンをちょん切って逆さハリツケにして火あぶりにしちまえ! オウムの麻原にしたって、あたしたちの税金でいつまでもタダ飯なんか食わせてないで、トットと射殺しちまえ! マツキヨで万引きする女子高生も、総武線の中で痴漢してるサラリーマンも、みんな腕を切断しちまえ! 駐車違反の車は、いちいちレッカー移動なんかしないで、巨大な鉄球を吊るしたクレーン車で巡回して、片っ端からプレスしちまえ! こうすれば、変態も、新興宗教も、万引きも、痴漢も、駐車違反も、一般市民に迷惑のかかる犯罪は、すべて激減するだろう。

「目には目を 歯には歯を」って言葉があるんだから、犯罪を犯した者は、最低でも、その被害者と同じ苦しみか、それ以上の苦しみを与えなかったら、被害者や被害者の家族が浮かばれない。だから、大犯罪国、北朝鮮も、同じ目に合わせてやればいい。北朝鮮のサッカー選手や監督を拉致して、ニポンの拉致被害者や家族たちが、どれほど苦しんでいるかってことを分からせてやれ! それでも、バカ将軍様がトンチンカンなことを言いやがったら、北朝鮮の選手たちをひとりずつ拷問にかけて、その映像を送りつけてやればいい。北朝鮮のサッカー選手は、一般人じゃなくて、全員、バカ将軍様直属の軍人なんだから、実際に拉致を行なった工作員たちと変わらないのだ。

だいたい、何の罪もないよその国の人間を何百人も誘拐しておいて、よくもその国に平然とした顔でサッカーなんかやりに来られるよ。サスガ、洗脳国家のバカ軍人どもだよ。もしも、ニポンが、よその国の国民を何百人も拉致してたとして、それで、その国に、サッカーなんかやりに行くだろうか? コイズミが魚介類以下なら、バカ将軍様は緑黄色野菜以下の脳みそだよ、まったく。

なんて書いてる間に、新しいニュースが入った。ニポンの政府の再調査依頼に対して、1ヶ月以上もシカトしてた北朝鮮は、あの、北朝鮮のニュースで繰り返し放送してた、「遺骨が別人だと言うのは、日本の極右勢力が捏造したデタラメだ」って言う呆れ返るコメントをなんと正式な文書としてニポンの外務省に送って来たそうだ。その上、「すぐに捏造した犯人を探し出して厳罰に処せ」だと。ここまで来ると、サッカー選手だけじゃなくて、直接、北朝鮮まで乗り込んで行って、バカ将軍様の悪事の手伝いをしてる洗脳軍人どもを何百人か拉致して来ないと気が済まない。

ちょうど、売春禁止法で逮捕歴のある性犯罪界のドン、森喜朗前首相が、自衛隊を軍隊にするために、国民に知られないように、コッソリと、憲法第9条の内容を変更するための草案をまとめたところだ。それによると、「戦争放棄」を定めた第1項は維持しつつも、「戦力不保持」と「交戦権否認」を規定した第2項は削除すると言うとんでもないもので、さらには、条件つきで、「海外での武力行使」も容認すると言う項目を盛り込むそうだ。その上、高性能な武力を備えた自衛のための選抜組織を「自衛軍」と言う呼び名で創設すると言う。トドメは、なんと、「首相の権限を強化」するってんだから、もうお話にならない。どこまで愚かなことを続ければ気が済むんだろう。性犯罪者のぶんざいで、まったく、開いた口が塞がらない。

どうせ、ニポン中の国民が反対したって、自分勝手に決めちゃうんだろうから、それなら、せっかくだから、権限が強くなった首相に、その「自衛軍」とやらを引き連れて北朝鮮に行ってもらって、拉致被害者たちを救出して来てもらいたいもんだ。そのくらいやってくれるんなら、少しは国民も納得するだろう。そして、すべての拉致被害者たちを助け出してから、ゆっくりと、郵政民営化でもSMプレイでも何でも、好きなことをやってくれ‥‥なんて思う今日この頃なのだ。

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2005.01.26

カニブーム到来

「サプリメントだとか、栄養ドリンクだとか、何の効果もないムダなものにお金を使ってる人ってすごく多いみたいだけど、サプリメントばかり飲んでると、食べ物からビタミンを吸収する能力が退化しちゃうし、栄養ドリンクなんて、99%がオシッコで出ちゃうって知ってた?」ってヨーコが言うから、あたしは、「でも、そう言う人たちって、健康じゃなくて、安心感を買ってるんじゃないの?」って答えたんだけど、テレビをつけると、どこも変わりばえのしない保険のCMばかりで、「生涯補償」なんて言ってるけど、いつ倒産するかも分からない保険会社なんかが、よくもこんな無責任なセリフを言えるもんだと思う。経営が危ない保険会社ほど、それを隠蔽するために、頻繁にテレビのCMを流してるって言うのに、それでもホイホイと契約しちゃう人が多いのは、不安な時代背景の象徴であり、オレオレ詐欺なんかに引っかかるようなお人好しな国民性の顕れなんだろう。

何の意味もないサプリメントを飲み続けるのだって、返って来る保障もない保険に入るのだって、潜在意識としては、ホントにその効果を期待してるんじゃなくて、こんな不安な世の中だから、お金で安心感を買ってるだけなんだろう。だけど、イザと言う時に、ホントに信用できるのは、他人じゃなくて自分なんだから、無意味なものにお金を払い続けるよりも、自分のためになることにお金を使ったほうがいいと思う。

人間の体ってうまく出来てるもんで、今、自分の体に不足してるものを欲するようになってる。たとえば、スポーツをして、いっぱい汗をかいたあとには、しょっぱいものを美味しく感じる。これは、体が塩分を必要としてるからだ。ビタミンCが不足してる時には、レモンをかじっても、そんなに酸っぱく感じないどころか、美味しく感じる。いつもは油っこいものが嫌いなあたしでも、年に何回かは、天ぷらを食べたくなる。これは、体が油を必要としてるからだと思う。だから、無意味なサプリメントなんかにムダなお金を払うよりも、その時に食べたいものを食べたほうが、ホントに必要な栄養を摂れるような気がする今日この頃、皆さん、食べたいものを食べてますか?(笑)


‥‥そんなワケで、今、あたしの体に不足してるものは、カニだ。カニにどんな栄養があるのかは知らないけど、とにかく、ちょっと前から、カニが食べたくてしかたない。カニが食べたくてしかたないってことは、カニに含まれてる栄養が、あたしの体に不足してるってことだ。カニって言っても、サワガニの唐揚げとかじゃなくて、大きくて立派なカニを茹でたやつを食べたくてしかたないから、きっと、大きくて立派なカニにだけ含まれてる栄養が必要なワケで、一刻も早く、大きくて立派なカニを茹でたやつを食べなくちゃならない。

だけど、大きくて立派なカニなんて高級なもの、あたしが買えるワケがない。ここ数年で、あたしが食べたカニ関連のものと言えば、冷凍のカニシュウマイとか、カニチャーハンとかばかりで、カニそのものを食べた記憶はない。一番カニっぽかったものが、しばらく前にイキオイで買ったカニ味噌の缶詰なんだけど、それは、酔っぱらってお風呂に入りながら食べちゃって、味なんかぜんぜん覚えてない。その他は、もっぱらカニカマボコ専門だし、あとは、「おっとっと」の焼きガニ味を食べてるくらいだから、我ながら情けなくなって来る。

どうせ食べられないんだから、ゼイタクを言わせてもらうけど、できることなら、温泉に行って、ゆったりとお湯に浸かってから、カニ三昧と行きたい。茹でたカニだけじゃなくて、焼きガニとか、生のカニの身を氷水につけてチリチリっとさせたやつとか、他にはどんなのがあるか知らないけど、色んなカニ料理でテーブルが埋め尽くされてて、最後には、カニ味噌のついた甲羅に、熱燗をたっぷり注いで、クク~ッと飲んでみたい。

‥‥そんなワケで、カニと言えば、ズワイガニ、タラバガニ、ケガニの3種類が、大きくて立派なカニの代表だけど、他にも、ハナサキガニ、イバラガニなんかがある。北陸の「越前ガニ」や山陰の「松葉ガニ」は、ズワイガニのことで、これらの呼び名はブランド名なのだ。ちなみに、タラバガニは、漢字で書くと「鱈場蟹」で、これは、お魚のタラが獲れる漁場にいるので、こう呼ばれている。また、ズワイガニは、「楚蟹」と書き、これは、ズワイガニの足が細長いことから、「木の枝がまっすぐに伸びたもの」と言う意味の「楚(すわえ)」と言う字をあてている。

なんて、ウンチクもはさみつつ、何とかしてカニを食べたいあたしとしては、ズワイガニかケガニを食べなくちゃならない。なぜかって言うと、生物学的には、タラバガニとハナサキガニは、カニじゃないからだ。タラバガニとハナサキガニは、カニ科じゃなくてヤドカリ科に分類されてるのだ。だから、高いお金を払って、タラバガニを食べてる人は、ホントは巨大なヤドカリを食べてるってワケだ。

さらに、最近では、ロシアで獲れるアブラガニとか言う、タラバガニのバッタモンが出回ってるから、カニだと思って食べてたものがヤドカリだってだけでも不愉快なのに、その上、バッタモンだなんてことになったら、踏んだり蹴ったりで、あたしのカニ熱は冷めきっちゃう。だから、心から満足するためには、やっぱり、生物学的にも安心して食べられるズワイガニかケガニってことになるし、あたしは毛深い人は嫌いなので、ズワイガニ1本に絞り込みたい。

それにしても、何でこんなにカニが食べたくなったのかと言えば、もともと食べたかったことは確かなんだけど、そのヒキガネになったのが、マンガ家のみうらじゅんのせいなのだ。しばらく前の「タモリ倶楽部」で、山田五郎とか、色んな人の事務所を覗きに行く企画があったんだけど、その中で、みうらじゅんの事務所兼自宅に行った時に、みうらじゅんが、「変なものコレクション」のひとつとして、カニのパンフレットを見せたのだ。良く、駅の改札の脇にある旅行のパンフレットで、カニ料理を売り物にしてるツアーとかのやつだ。みうらじゅんは、それをいっぱい集めてて、「カニのパンフレットで部屋中が真っ赤に染まると、ああ、冬だなぁ~って思うんですよ。ひゃひゃひゃひゃひゃ!」って笑ってて、タモリはあんまり興味を示さなかったけど、あたしのカニメーターはレッドゾーンを振り切っちゃって、それからと言うもの、カニが食べたくて食べたくてしかたなくなったのだ。

その上、みうらじゅんは、「タモリ倶楽部」のあとに、「メレンゲの気持ち」でも、このパンフレットを見せびらかすと言う念の入れようで、あたしのカニ熱は限界を迎えた。パンフレットを大切に仕舞ってある封筒には、マジックで「カニブーム」って書いてあって、流行モノに弱いあたしの急所を突く。さらに、ズワイガニの漁期は、11月6日から3月末までって決まってるので、言うなれば、ズワイガニって、期間限定品なのだ。だから、期間限定品に弱いあたしの急所も突く。

‥‥そんなワケで、この責任をとって、みうらじゅんにカニをご馳走してもらいたい。大きくて立派な茹でたてのズワイガニが、お皿にド~ンと置いてあって、銀嶺立山が1本あれば、あとは何もいらない。ちゃんとスジの通った話なんだから、みうらじゅんに頼んでみようと思う‥‥ってワケには行かないだろうから、ピザーラの冬季限定の「カニマヨ」でもデリバってガマンしようかな?って思ったら、ピザーラの「カニマヨ」ですら、今のあたしには高くて食べられないってことに気づいちゃって、カップヌードルの「Sio」のCMに出て来るタシカニ君に、背後から「たしかに!」なんて言われちゃいそうな今日この頃なのだ(笑)

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入りまーす!

今日は、16時から通販カタログのスチール撮りのお仕事で、予定は21時までだったんだけど、ぜんぜん終わらなくて、23時近くまでかかった。いつもは、14時からとか、もっと早い時間からスタートするんだけど、今回は、メインのモデルさんが他の撮影とのカケモチだったので、スタートが遅くなったのだ。カメラマンも、スタイリストも、スタッフ全員がいつものメンバーだし、3人のモデルさんも、何度も担当してる子たちなので、最初はサクサク進むと思ってたんだけど、とにかくショット数が多くて大変だった。

とにかく、一番大変なのは、スタイリストと、フィッター代わりのアシスタントだった。スタイリストは、3人のモデルさんをめまぐるしく着せ替えて、そのお洋服に合わせるために用意しておいたアクセに付け替えて、アシスタントは、バッグやら花束やらを持って走り回り、やっとモデルさんがカメラの前に立ったところで、あたしがメーク直しとヘアを整える。何ポーズか撮ってる間に、スタイリストは次のモデルさんのセッティングに入ってるから、今、撮ってるモデルさんのお洋服のシワとかは、あたしが代わりに直したりする。

強い照明で、1時間もするとファンデが崩れ始めて来るので、あたしは常にカメラマンの後ろに、背後霊のように‥‥って言うか、「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドのように立っていて、カメラと同じ角度でモデルさんをチェキしていて、メークやヘアの崩れを発見したら、ソッコーで「入りまーす!」って言いながらモデルさんのとこへ行き、パパッと直す。場合によっては、カメラマンから、「前髪もうちょっと上げて!」なんて指示される時もあるから、アク代官が鍋奉行のそばにいるように、あたしはカメラマンのそばにいて、常にベストの状態でシャッターを切れるようにしなくちゃならない。

でも、今日みたいな長時間の撮影になると、サスガのあたしも手が回らなくなって来る。こんな時は、ジョジョの第3部の最後の名場面、「承太郎 VS DIO」で、時間を止める能力を身につけたジョジョと同じように、ほんの数秒でも時間を止めることができたらなぁ‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、何とかハードなお仕事を終えて、スタジオの片付けも手伝って、車に荷物を積み込み、運転席に座って、やっとホッとした。ふと、ルームミラーで自分の顔を見ると、メークもヘアも崩れかけてる。そして、今日、何十回言ったか分からないセリフ、「入りまーす!」を心の中で言って、パパッと顔を直して、帰路についたのだった。

クタクタに疲れちゃって、何か甘いものが食べたくなったので、途中でコンビニに寄って、不二家のミルキーの期間限定ココア味を買って、ミルキーをなめながら運転して帰った。お家に着いたのは、ちょうど夜中の0時で、あまりにも疲れちゃったので、このまま寝ようって言う気持ちと、あまりにも寒いので、お風呂で温まろうって言う気持ちが、頭の中の天秤を揺らしてる。こんな時にお風呂に入ると、あたしの十八番、湯舟で爆睡のパターンが濃厚なので、トットと着替えて、トットとメークを落として、「入りまーす!」を心の中で言って、トットとお布団に入った。

だけど、10分経っても、20分経っても、あまりの寒さで眠れない。特に、手と足の先が氷のように冷たくなって、電気毛布の目盛りを最強の7にしても温かくならない。もしもこのまま眠ったら、凍死しそうになって、首のとこにブランデーの入った小さなタルをぶら提げたセントバーナードが救助に来ちゃいそうな今日この頃だったので、あたしは、そうなる前に、やっぱりお風呂に入ることにした。

少しでも早くお風呂に入りたい時の方法は、10分ほどである程度はお湯がたまるので、そこで湯舟に入って、湯舟の中に仰向けに寝るような体勢でお湯に浸かり、あとは、定位置までお湯がたまるのを待つ方法が、Aパターン。少しぬるい温度にすると、定位置までお湯が早くたまるので、それで入って、あとは追い焚きをして温度を上げて行く方法が、Bパターン。あたしは、今回は、Bパターンを選んだ。体が冷えてる時は、ぬるいお湯でも、最初はすごく温かく感じるし、冷えた体をジョジョの奇妙な冒険‥‥じゃなくて、ジョジョに温めて行くBパターンのほうが、温度に対する適合性が低いあたし的には、この場合はいいように思えたからだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、15分ほどで定位置までたまったぬるめのお湯に、「入りまーす!」って言いながら肩まで浸かり、追い焚きのスイッチを入れた。穴ボコから出て来る熱いお湯を両手で掻き回しながら、全身を包む温かさに、うっとりと目を閉じた。さっきまでの旭川の氷爆祭の会場みたいなベッドから、一瞬のうちに、極楽鳥の飛び交う南国の楽園に来たみたいで、とっても幸せな気分になった。

ちょうどいいとこで追い焚きのスイッチを切り、そのまま30分くらい温まってたんだけど、温かいから気持ちいい、気持ちいいから目をつぶる、目をつぶるから眠くなる、って言うフレミングの法則通りに、あたしは、湯舟の中で眠りそうになって来たので、テキトーなとこで上がることにした。だけど、お風呂から上がって、体を拭くまでのわずか数分で、完全に湯冷めしちゃって、ガタガタと震え出した。それで、せっかく体を拭いたんだけど、またお風呂に逆戻りして、「入りまーす!」って言いながら、湯舟に飛び込んだ。

そうすると、さっきの寒さが嘘みたいに、全身が幸せに包まれる。まさしく、天国と地獄って言う感じだ。お湯は少しずつ冷めて行くので、時々追い焚きしながら、また30分くらい至福の時を過ごした。それで、もう眠さも限界になって来たので、意を決してお風呂から上がったんだけど、またまた体を拭いてる間に寒くなって来て、早く寝なきゃって思いつつ、あの天国のような湯舟に後ろ髪を引かれてしまい、またまた、「入りまーす!」って言いながら、湯舟に逆戻り。

真夜中だって言うのに、「入りまーす!」って言いながら、お風呂と脱衣スペースを行ったり来たり行ったり来たりしてるあたしは、まるでお仕事の延長みたいだ。その上、それをハダカでやってるもんだから、何だか、自分で自分のことがおかしくなって来て、寒いのと温かいのと眠いのとおかしいのとで、あたしの三半規管は壊れ始めた。

‥‥そんなワケで、結局、何度目かのお風呂で、焼酎を飲んで、体の中からも温かくして、それで寝たみたいなんだけど、この辺の部分はハッキリと覚えてない。でも、目が覚めたら、ちゃんと用意してたものを着てたし、ちゃんとベッドで寝てたし、風邪もひいてないし、あたしの構造改革の本丸である「湯舟民営化」は、どうやら成功したようだ‥‥なんて思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.01.24

キャバクラ幕府の鍋奉行

ギクシャクロボの井上和香が、デビュー前までキャバクラ嬢をやってたって話は有名だけど、一般的に知られてるのは、19才の時に、六本木のキャバクラ、「News」で、アリサって源氏名で働いてたって話だけだ。でも、ホントは、このお店で働く前に、新宿の歌舞伎町のキャバクラでも働いてて、六本木のお店のスカウトマンに引き抜かれたのだ。ようするに、歌舞伎町のキャバクラから六本木のキャバクラへ引き抜かれ、六本木のキャバクラから芸能界へ引き抜かれたってワケだ。

新宿の歌舞伎町って、地方の人から見れば、東京のネオン街の中心みたいに思われてるフシがある。新宿って、新都庁もあるし、椎名林檎も宣伝してるし、地方から見ると、何かカッコイイ街って思われてるのかも知れない。だから、家出して上京して来た女の子の多くは、歌舞伎町のキャバクラに行くのかも知れない。

だけど、東京で生まれ育って来た人間から見ると、歌舞伎町なんて、下品だし、汚いし、ボッタクリ店ばっかりだし、バカなホストとヤクザと中国マフィアばっかりだし、とても行く気なんかしない街だ。だから、歌舞伎町で働いてる人たちも、歌舞伎町に遊びに行く人たちも、そのほとんどが地方から来た人たちで、東京の人間はあんまり近づかない。東京の人間は、もっと上品で、もっと安全で、もっとカッコイイ街で遊んでるのだ。とにかく、下品極まりない歌舞伎町とか池袋とかは、特別な用事がない限り、絶対に近づかないのが東京人なのだ。

だから、キャバクラで働いてて、どんなにがんばってナンバーワンになったところで、歌舞伎町のキャバクラなんかじゃ、何のステイタスにもなりゃしない。所詮は、そんな最悪な街での話であって、ホントの意味でのナンバーワンは、井上和香みたいに、六本木のキャバクラでトップにならなきゃ意味がない‥‥なんて思ってる今日この頃、皆さん、ギクシャクロボはマスターしましたか?(笑)


‥‥そんなワケで、キャバクラ嬢だって立派な職業なのに、井上和香の所属事務所、インセントは、どうしてあんなに必死に、キャバクラ嬢だった過去を隠そうとしてるんだろう? 清純派のアイドルならともかく、巨乳を売り物にしてるタレントなんだから、六本木のキャバクラでナンバーワンだったなんて、逆に立派な肩書きになると思うんだけど。

だって、六本木のキャバクラなら、まず、客筋が違う。芸能人にしたって、歌舞伎町のキャバクラなんかに行くのは、出川哲郎だの、ウド鈴木だの、原口あきまさだの、くり~むしちゅ~の有田だの、そんなレベルの芸人ばかりだけど、六本木のキャバクラなら、同じ芸人でも、志村けんとか、とんねるずの石橋とか、ぜんぜんレベルが違う。他にも、有名俳優から民放のCP、大手プロダクションの幹部クラスなど、お客のレベルが高いのだ。

だから、芸能界を目指すのなら、井上和香みたいに、歌舞伎町のキャバクラには見切りをつけて、有力な芸能関係者がたくさん来る六本木のキャバクラへ移って、店内をギクシャク歩いてれば、誰かがスカウトしてくれるかも知れない。別に、芸能界なんかには興味がなくて、お水の世界でトップを目指すんだとしても、会話からサービスまで、すべてに質の高さを要求される六本木のキャバクラで働かなければ、ホントの意味でのトップにはなれないだろう‥‥とか何とか偉そうなことを書いてるけど、あたしは、六本木のクラブでバイトしたことはあるけど、キャバクラで働いたことはないので、ぜんぶキャバクラで働いてるお友達から聞いた話をウケウリで書いてるだけで、ホントのとこは分からない。

‥‥そんなワケで、キャバクラと言えばキャバクラ幕府、キャバクラ幕府と言えばお奉行様ってことで、現代のお奉行様と言えば、シーズン的にも、やっぱり「鍋奉行」だろう。今年の冬は暖冬だって言われてたけど、土鍋のフタを開けてみれば、連日の寒さで身も心もフリーズ状態。オマケに、ドラクエも戦闘中にフリーズしちゃうし、月末の支払いで首が回らないし、こんなに寒いうちから杉の花粉は飛びまくってるし、今年の冬将軍は強敵だ。

「鍋奉行」って言うのは、「鍋料理を食べる時に、材料を入れる順序や食べごろなどをあれこれと指図する人」って意味で、もともとは、嫌われ者って言うか、余計な口出しをするうっとうしい存在の人を指す言葉だった。でも、ちょっと前のウンチクブームで、それまでは嫌われ者だったウンチクを傾ける人たちが、急に脚光をあびる優‥‥じゃなくて、急に脚光を浴びるようになって来て、それに伴なって、鍋奉行も、もてはやされるようになって来た。だから、今では、鍋奉行の検定試験があって、その点数によってお奉行様としてのランクが決まったりと、なかなか面白いことになってるみたいなのだ。

‥‥そんなワケで、冬のボスキャラ、「冬将軍」を倒すためには、ここはひとつ、「鍋奉行」にがんばってもらうしかないだろう。アツアツのお鍋を囲んで、みんなでワイワイ楽しめば、その時だけでも現実逃避できるから、「鍋奉行」の指示のもと、素晴らしいお鍋を作って、ホットな時間を過ごしたい。

お鍋の魅力って、何と言っても、何人もで賑やかに食べることだ。お鍋料理を食べることを「お鍋を囲む」って言うけど、1人や2人じゃ「囲む」ことはできない。3人でも、ちょっと苦しい。やっぱり、「囲む」ためには、最低でも4人は必要だろう。そう言えば、麻雀をすることも「雀卓を囲む」って言うから、4人って言うのが、何かを「囲む」ために、最低、必要な人数なんだと思う。

だけど、5人、6人って集まって、せっかく楽しい鍋パーティーを始めようって言うのに、鍋奉行1人が、あ~だこ~だと動き回ってたら、他のメンバーは面白くない。それで、最近の鍋パーティーでは、鍋奉行以外の役割もできて来たそうだ。

まず、あれこれと指示を出す鍋奉行の隣りに、ピタッと寄り添うようにいて、右手にはお玉、左手にはお椀を持って、素早い動きでお鍋のアクをすくい続ける役割、これが「アク代官」だ。時代劇の悪代官は、その名の通り、悪いことばかりするけど、鍋パーティーの「アク代官」は、地味な作業のワリには、お鍋の出来上がりを左右する、とっても重要な役回りだ。だから、細かくてメンドクサイ作業でも決して手を抜かないような、忍耐力があってマメな人が適任だ。

続いて、スリバチとスリコギで、イワシのつみれなどを専門に作る役割、これが「擂ろう人」だ。時代劇の素浪人は、長屋でセッセと傘張りの内職をしてるけど、鍋パーティーの「擂ろう人」は、台所でセッセとつみれ団子を作っている。ちなみに、「アク代官」も「擂ろう人」も疲れる作業なので、人数の多い鍋パーティーの時は、疲れて来たら、他のメンバーと参勤交代をする。交代人員がいるのに、意地を張って1人がんばり過ぎると、「ご過労(ご家老)」っになっちゃうので注意しよう(笑)

他にも、新鮮な魚介類を持って来てくれる「新鮮組」や、「アク代官」へのワイロとして新潟の地酒を持って来てくれる「越後屋」など、みんながそれぞれ働いてるって言うのに、何にもしないで、美味しいお鍋が出来上がるのをボーッと待ってるだけのあたしは、「待ち娘」だ。時代劇の町娘は、家業を手伝ったりして忙しく働いてるけど、鍋パーティーの「待ち娘」は、ただ待ってるだけなのだ。

そんなあたしを見て、町娘じゃなくてお局様だって言う人もいるけど、お姫様って言わないだけでも、謙虚だと思って欲しい。それに、あんまり飲み過ぎて酔っぱらうと、悪代官にテゴメにされちゃうかも知れないから、お酒だって控えめにしてるのだ。悪代官に帯を引っぱられて、くるくると回転しながら、「あ~れ~! お代官さま~ごムタイな~!」ってことになっちゃうかも知れないからだ。

‥‥そんなワケで、今がシーズンのお鍋だけど、「待ち娘」の皆さんは、くれぐれも悪代官に襲われないように、飲み過ぎには注意しよう。ひとつの目安として、おトイレに行く時に、自分の歩き方がギクシャクロボになってたら、もうそれ以上は飲まないほうがいいだろう‥‥なんて、連日飲み過ぎで、ギクシャクロボでおトイレに行ってるあたしが言っても、説得力ゼロだって思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.01.23

特定外来生物

今日は土曜日だったので、テレビ東京の夕方の5時半からの「ザ・フィッシング」と、6時からの「釣りロマンを求めて」を留守録しておいた。「ザ・フィッシング」には、ワリと好きな水野裕子ちゃん、「釣りロマンを求めて」には、チョー大好きな児島玲子ちゃんが出るからだ。でも、帰って来てからVを見たら、今回は、残念なことに児島玲子ちゃんは出てなかった。

でも、「ザ・フィッシング」がすごく面白くて、水野裕子ちゃんは魚の剥製作りにチャレンジしてたし、あたしのケッコー好きなおじさん、村越正海(せいかい)さんは、ブラジルに行って、大湿原パンタナルの川で、「ドラド」って言う金色のお魚を釣ってた。船外機つきのボートに乗って、ルアーで釣ってたんだけど、いっぱい釣れてて、一番大きいのは75cmくらいだった。

それで、正海さんのホームページを覗きに行って、日記を読んでみたら、去年の10月1日からブラジルロケに行ったって書いてあって、「憧れのドラドはバッチリ釣れました。サイズは最大で5kgどまりでしたが、数もそこそこで、十分満たされた気分です。」って書いてあった。来週の放送は、ブラジルロケの後半をやるみたいで、ピーコックバスやブラックバスが面白いほど釣れたって書いてあった。

ニポンの釣りだと、たいていは見たことのあるお魚や知ってるお魚を釣るだけだけど、外国の場合は、見たこともないお魚を釣るから、見ててワクワクして来る。だから、映画の「釣りバカ日誌」も、スーさんが元気なうちに、一度は海外ロケをやって欲しい。「釣りバカ日誌 17 ハマちゃんアマゾンに左遷!?」みたいな感じで‥‥なんて思ってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、何度も沸かし返して、永遠に入り続ける予定だった「登別カルルス」のお風呂は、わずか5回目にして、なんか色素が凝固し始めたみたいで、白いブツブツした不気味なモノが無数に浮いて来ちゃった。仕方ないので、お湯は捨てて、新しいお湯を入れて、ゆっくりと温まった。そして、お風呂から出て来てテレビをつけると、ナナナナナント! 今度は、作家の椎名誠が、ブラジルの大湿原パンタナルの川を旅してた!

慌ててテレビブロスを見ると、「椎名誠のでっかい旅! 生命の大河ラプラタと謎の湿原パンタナール」って書いてあった。細かいことだけど、テレビ東京の場合は「パンタナル」だったけど、フジテレビの場合は「パンタナール」って伸ばすんだな‥‥なんて思いながら、その番組を見てると、なんだか、内容の雲行きが怪しくなって来た。それは、最近、モーターボートに乗ったスポーツフィッシングの人たちがたくさん押しかけて、最新のボートと釣り道具を使ってどんどん釣っちゃうから、お魚がいなくなっちゃって、地元の漁師さんたちが困ってるっていう話なのだ。

そこには、さっき正海さんが乗って釣りをしてたのと同じような最新型のボートが何艘も行き交い、正海さんと同じようなサングラスをかけて、正海さんと同じような最新の釣り道具で、遊びのために釣りを楽しんでる観光客の群が映っていた。そして、それらのボートに漁場を占領されてしまった漁師のおじさんは、川の端っこのほうで、丸太をくりぬいて作ったカヌーに乗り、糸を手で持ってじっとしていた。今では、ほとんどの漁師が漁をやめてしまって、観光釣り師のボートが入って来られない浮き草のある場所に行って、毒蛇やワニの危険に身をさらして胸まで川に浸かりながら、小魚やカニなどを手づかみで獲って、ギリギリの生活をしていると言う。

それでも、漁を諦めていないおじさんがいて、椎名誠は、そのおじさんの漁に同行した。そのおじさんは、観光釣り師たちが来たら、もう釣れなくなるからって、夜中の3時から釣りを始めて、4時間以上もかけて、やっと1匹のドラドを釣り上げた。70cmもある大物で、おじさんはすごく喜んでた。それは、ちょうど正海さんが釣った大物と同じくらいの大きさだったけど、その苦労たるや、比べ物にはならないだろう。方や、モーターボートで釣り場まで連れて行ってもらい、最新の釣り竿とリールとルアーを使って、短時間に何匹ものドラドを釣り、方や、深夜から丸木舟を漕いで釣り場へ向かい、エサにするお魚を釣り、それを針にかけて、4時間もかかって、やっと1匹‥‥。

番組の中で、自分たちが釣り上げた何百匹と言うドラドを地面に並べ、その後ろに、釣り竿を持って並んだ何人かの観光釣り師がニヤリと笑ってる記念写真を紹介してたけど、あたしは、その写真を見て、この人たち、こんなに大量のドラドをこのあとどうしたんだろう?って思った。だって、釣り師の数は4~5人で、お魚はトラック1台ぶんくらいもあったのだ。小さくても50cm以上もあるお魚なんだから、食べるとしたら、1人で1匹も食べられない。でも、町まではボートとセスナを乗り継いで何時間もかかるから、持って帰ることもできない。そして、地面に並べられてるってことは、もう死んでるんだから、川へ還してあげることもできない。

‥‥そんなワケで、昨日、21日付けで、環境省は‥‥って言うか、小池百合子は、ブラックバスを「特定外来生物」の指定リストに加える方針を決定した。沖縄のジュゴンに続いて、また、小池のオバサンがトンチンカンなことを始めてくれたワケだけど、どうして、こんなに現実を知らないバカを大臣なんかにしとくんだろう。

1925年にブラックバスが輸入されて、芦ノ湖に放流されてから、もう80年も経ってるんだから、今やニポンの淡水魚の生態系は、ブラックバスも含めて成り立ってる。だから、現在、ブラックバスのいない湖や川に、これから新たに放流するのは絶対にダメだけど、すでに生息してるとこのブラックバスを駆除しちゃったら、逆に生態系が壊れちゃう。それ以前に、小池のオバサンよりも、ブラックバスのほうが古くからニポンに住んでるんだから、自分よりも歴史のあるお魚に対して、偉そうなこと言うな!(笑)

だいたい、霞ヶ浦のタナゴが減少したのだって、環境省はブラックバスのせいにしてるけど、一番の原因は、人間による水質汚染なのだ。つまり、水質汚染に弱いタナゴは死に、多少、水が汚れても生きて行けるブラックバスは生き残ってるってだけなのだ。霞ヶ浦で釣れた何十匹ものブラックバスの胃の中をぜんぶ調べても、アメリカザリガニしか出て来なかったって言う調査結果も出てる。だから、アメリカから来たお魚が、アメリカから来たザリガニを食べてるんだから、ほっとけばいいじゃん。

アメリカザリガニの繁殖によって、古来からいたニホンザリガニは絶滅の危機に陥ってる。ここで、アメリカザリガニを食べてくれてるブラックバスを駆除しちゃったら、アメリカザリガニは天敵がいなくなり、さらに大量発生して、ニホンザリガニは完全に絶滅するだろう。自然界ってのは、小池のオバサンが考えてるほど単純じゃない。これだけの生物がいる状況で、たった1種類だけを集中的に駆除すれば、必ずその反動で、大変なことが起こるのだ。

‥‥そんなワケで、ホントの意味で「特定外来生物」に指定しなくちゃいけないのは、ナンでもカンでもアメリカの言いなりになってる「コイズミ」って言う生物だと思う今日この頃、1日も早く、この「コイズミ」って言う生物を駆除しないと、郵便局の生態系が狂っちゃうのだ(笑)

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2005.01.21

登別カルルス

去年の12月19日の「テポドン大作戦」に協力してくれた皆さん、長らくお待たせしました!‥‥って書けば、これだけで分かると思うけど、ついに、エビジョンイルの辞任が決定した。来週の25日付けで、やっと辞めてくれることになったのだ。ホントは、もう少し会長のイスに座ってたかったクセに、何でこんなに早く辞めることになったのかって言うと、数々の不正の他に、今、騒ぎになってる「自民党からの政治的圧力によって番組の一部をカットした問題」によって、いよいよ逃げ場がなくなったからだ。

今は、「自民党 VS 朝日新聞」って言うよりも、「NHK VS 朝日新聞」って感じの泥試合になってるけど、学歴詐称男、安倍晋三の必死な三文芝居や、番組制作時に放送総局長だった松尾武(現・NHK出版社長)の大嘘会見によって、それまで自民党やNHKを信じてた人たちまでが、「あれ? こいつらのアセリ具合って何かおかしいぞ?」って疑い始めちゃって、やることなすことマイナスの結果になった自民党とNHK。

だいたい、安倍晋三と朝日新聞や、NHKと朝日新聞って、どっちがホントだとか嘘だとか、小学生並みの言い合いをしてるけど、あたしから見れば、番組の放送前に、NHKの幹部が政治家のところに出向いて行って、事前に番組の内容を説明してお伺いを立てるって言う風習があること自体、おかしな話だと思うし、こんなバカげた風習があることが、政治的圧力があるってことの何よりの証拠じゃん、なんて思う。

元NHKのチーフプロデューサーで、今はセクハラ裁判で忙しい和田勉も言ってるけど、NHKと芸能事務所や政治家との癒着は、何十年も前からの当たり前のことで、今に始まったワケじゃない。だけど、それが特にひどくなったのが、エビジョンイルが会長になってからなのだ。だから、このまま、今の泥試合が続くと、いつかは自分と政治家との癒着を暴露されることになる。それで、エビジョンイルは、その前に辞めちゃおうって作戦にしたのだ。

それにしても、つい何日か前までは、「今は私が辞任することよりも、局を立て直すことが先決だ」とか、「辞任するとしても、今後の運営方針などを決めてからだ」とか言ってたエビジョンイルは、局を立て直すどころか、今後の運営方針を決めるどころか、NHKが大ピンチの時に、自分だけ逃げようだなんて、サスガ、脳に酸素が行き渡ってるヤツは違うねえ‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、エビジョンイル辞任決定記念として、お風呂に、取っておきの温泉の素を入れることにした。取っておきって言っても、普通に売ってるツムラの「日本の名湯シリーズ」の中の「登別カルルス」なんだけど、1袋だけ大切に取っておいたのだ。

あたしは、ツムラの「登別カルルス」が大好きなんだけど、あたしにとって、温泉の素はゼイタク品なので、基本的には、お金を払っては買わない。だいたい、パチンコ屋さんの来店ポイントがたまったら交換して来るんだけど、あたしの行くパチンコ屋さんには、ツムラの「日本の名湯シリーズ」は置いてなくて、聞いたことのないメーカーのちょっと怪しい温泉の素しかない。

それで、ふだんはそれを使ってるんだけど、何ヶ月も前に、たまたま寄ったドラッグストアで、ツムラの「日本の名湯シリーズ」が1袋ずつ入ってるセットを安売りしてて、定価420円が、半額の210円になってたので、清原のベッドから飛び降りたつもりで買ったのだ。それで、何か嬉しいことがあるたびに、「箱根奥湯元」「道後」「山代」「湯布院」って使って来て、一番好きな「登別カルルス」だけ、最後に残しておいたのだ。

‥‥そんなワケで、たぶん1年以上ぶりの「登別カルルス」なので、いくら寒くて少しでも早く湯舟に浸かりたくても、バスルームに行ってドボンなんて入らないで、ちゃんと体を洗って、シャワーで流して、それから入る。それで、できる限りお湯を汚さないようにして、沸かし返して、何度も何度も何度も何度も永遠に入り続ける作戦だ‥‥って言うのは冗談だけど、とりあえず、今の時点で、もう3回も入ったし(笑)

ところで、「登別カルルス」の「カルルス」って言うのは、昨日の「塩酸ブロムへキシン」と違って、あたしは、ちゃんと意味を知ってる。これは、正式には、「カルルス泉塩」って言って、チェコのカルロビバリ鉱泉の温泉の水分を蒸発させて作る塩のことで、お風呂に入れたり、飲んだりする。ツムラの「登別カルルス」に、ホントのチェコのカルルス泉塩が入ってるのか、人工のものが入ってるのかは分からないけど、「登別カルルス」って謳ってるくらいだし、「ツムラは温泉を科学しています。」って言ってるんだから、ちゃんと効能があるんだと思う。

ちなみに、「登別」って言う地名は、アイヌ語の「濁った川」って言う意味の言葉、「ヌブルベツ」を漢字にあてたもので、これは、「登別カルルス」の袋の裏に書いてあった(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、白く濁ったお風呂に浸かって、心も体もリフレッシュして、ポカポカに温まったところで、お風呂上りにカルピスを飲む。場合によっては、お風呂で温まりながら、カルピスを飲む。何でかって言うと、「登別カルルス」の色ってカルピスにソックリだし、名前も似てるから、お風呂に入ってるうちに、だんだんカルピスが飲みたくなって来るからだ。できることなら、「登別カルピス」って言う入浴剤を売り出してくれれば、お風呂に入りながら、お湯をストローで飲むのに(笑)

でも、飲んでも効果があるカルルス泉塩と同じで、カルピスも体にいいのだ。カルピスには、カルピス菌の乳酸発酵によって作られたカルピス酸乳が入ってるんだけど、この乳酸には、寿命延命効果、抗腫瘍・免疫賦活効果、血圧を下げる効果、疲労回復・ストレス低減効果、学習・記憶能力の向上効果などがある。だから、「登別カルルス」のお風呂に入りながらカルピスを飲むと、体の外からも中からも健康になって行く‥‥ような気がする(笑)

‥‥そんなワケで、「カルルス」と「カルピス」は、たった1文字違うだけだけど、この1文字が重要で、言葉って、たった1文字で意味が大きく変わっちゃう。たとえば、テレビ番組のタイトルだったら、「堂本剛の正直しんどい」を1文字変えると、「堂本剛は正直しんどい」になっちゃう。確かに、堂本剛の、ヘアメーク泣かせのとんでもないヘアスタイルとか、スタイリスト泣かせのとんでもないファッションセンスとか、異常に濃すぎる体毛とかは、あたしには、正直しんどいけど、これじゃあそのまんまだ。それから、番組の内容よりも、子供たちがギャーギャー騒ぐことのほうが怖かった番組、「本当にあった怖い話」は、たった1文字、「ら」を加えてみると、「本当にあったら怖い話」ってなって、ぜんぜん怖くなくなる。

逆に、「金曜日のスマたちへ」みたいに、昔のドラマのタイトル、「金曜日の妻たちへ」を1文字変えて、実際のタイトルにしちゃうなんて言う安易なのもある。でも、これは、昔の「ぴったしカンカン」を「ぴったんこカンカン」にして復活させることに、何の抵抗も感じないTBSならではの感覚で、他局では考えられないことだろう。

番組の顔であるタイトルをこんなに安易につけちゃうTBSだから、その人事もデタラメそのもので、全社員1200人のうちの820人、約7割を子会社に出向させると言う、とんでもないリストラを断行したのだ。だから、「金曜日のスマたちへ」にも「ぴったんこカンカン」にも出てて、毎日、「ジャスト」にも出てる安住紳一郎も、人件費削減のため、TBSの社員から子会社の社員へと降格させられたのだ。お給料は、今までの8割程度になり、あんなにテレビに出てるのに、毎月の手取りが30万円にも満たないなんて、なんだか気の毒になって来るし、あの、やる気がまったく感じられない進行も、納得できるってもんだ。あたしは、TBSの社員食堂が大好きで、良く利用するんだけど、最近、暗い顔をした社員が多いのもうなづける。

それにしても、今年の春に入社予定の新卒の44人も、突然、全員が子会社での採用って形に切り替えられて、本社勤務とはまったく違った給与形態にされ、去年までに入社した社員の7割程度しかもらえない。それなのに、任される業務は同じどころか、今までよりも厳しくなるのだ。

‥‥そんなワケで、NHKに続き、今度はTBSが危なくなって来た今日この頃、「トーキョー・ブロードキャスティング・システム」が、「大変だ・ボーナスも・少ないぞ」になる日も近そうなので、TBSの新入社員の皆さん、今のうちに「登別カルルス」のお風呂にでも入って、心も体も温めておくように(笑)

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2005.01.20

塩酸ブロムへキシン

今日は「大寒」だった。「大寒」って言うのは、「小寒」から15日目のことで、この「小寒」から「大寒」までの間を「寒の内」「寒中」って呼ぶ。そのため、初日の「小寒」を別名「寒の入り」、最終日の「大寒」の次の日を「寒の明け」って言う。この「大寒」や「小寒」は、中国の二十四節気から来てるものなので、1月何日って決まってるワケじゃなくて、その年によって、2~3日前後する。そして、今年は、「小寒」が1月5日、「大寒」が1月20日の今日だったのだ。

だから、今年は、1月5日から20日までの15日間が「寒中」ってことになり、手紙を出すのなら「寒中見舞い」になるし、海や川で泳げば「寒中水泳」ってことになる。良く、寒い冬の間に泳ぐことをぜんぶ寒中水泳だと思ってる人がいるけど、そうじゃなくて、この15日の間に泳がないと、寒中水泳とは呼べないのだ。

寒中水泳は、ただ単に冷たい海や川で泳ぐってだけじゃなくて、その1年の無病息災を願ったり、身内に病人のいる人は、その快癒を祈ったりと言う、一種の願掛けの意味合いも持っている。だから、ちゃんと「寒の内」にやらないと、何も意味がない。つまり、今日までに泳げばOKだったけど、明日になったら、酔狂な人が冬の川に飛び込んだってだけのことで、ただ風邪をひくだけなのだ。

風邪って言えば、テレビの風邪薬のCMで、どんな成分が入ってるのかを言うやつがある。でも、「ビタミンC」くらいなら分かるけど、「イブプロフェン」とか「アセトアミノフェン」とか「エテンザミド」とか言われても、あたしには何のことだかサッパリ分からない。それなのに、繰り返し繰り返し聞かされてるうちに、その名前だけは覚えちゃう。それなら、どんな役割を持った成分なんだか調べてみればいいじゃん‥‥って思うかも知れないけど、必要もないしメンドクサイから、そのままにしてる今日この頃、皆さん、風邪ひいてませんか?


‥‥そんなワケで、あたしは、風邪薬の成分の中で、最近、やたらとCMで聞かされてて、覚えたくもないのに覚えちゃったのが、「塩酸ブロムへキシン」だ。化学のことはまったく分からないあたしとしては、「塩酸」とか「硫酸」とか聞いただけで、皮膚についたらヤケドしちゃう危険な液体だって言うレベルの知識しかないので、その「塩酸」に、さらに「ブロムへキシン」なんて言うワケの分かんないモノをくっつけられちゃったら、こんなもん飲んでも大丈夫なんだろうか?って思うし、もう完全にお手上げ状態だ‥‥って言うか、医者とか医薬品メーカーの人とか薬剤師とか化学者とか大学でこう言うのを専門に勉強してる学生とかなら知ってるだろうけど、それ以外の一般の人で、この「塩酸ブロムへキシン」ってモノが、いったい何なのか知ってる人なんかいるの?

でも、いくら繰り返し放送してるからって、なんであたしが、こんな長い名前のワケも分からないモノを覚えちゃったのかって言うと、CMでこの名前を聞くたびに、最後の「へキシン」って部分が、あたしには、クシャミの音に聞こえちゃうからだ。そして、あたしの頭の中には、カトちゃんが現れて、「へキシン! へキシン! へキシン!」ってクシャミを連発し始めるのだ(笑)

それにしても、ニポンの義務教育は中学までなんだから、中学までに「塩酸ブロムへキシン」を習ってるんだったら、あたしが知らないのは、ちゃんと授業を聞いてなかった自分の責任だ。でも、あたしは、中学どころか高校も出てるし、さらに、ヘアメークの専門学校も出てるけど、「塩酸ブロムへキシン」なんて、見たことも聞いたこともない。だけど、たぶん、今まで飲んだ風邪薬の中にコッソリと入ってて、知らないうちにお世話になってたのかも知れない。

そうだとしたら、自分の風邪を治してくれてたかも知れない偉大なる塩酸ブロムへキシン大将軍様に対して、知らないままじゃ失礼に当たるので、今、急いで調べてみた。そしてら、咳や痰を止める薬なんだって。だから、風邪薬には、入ってるのと入ってないのがあるけど、咳止めの薬には必ず入ってるみたいだった。だから、風邪そのものを治すんじゃなくて、風邪の諸症状のうちのひとつを緩和するって感じで、ドラクエの魔法で言えば、メインの攻撃魔法とか回復魔法とかじゃなくて、スクルトとかフバーハみたいな補助魔法ってことになる。てことは、そんなに感謝しなくても、ま、いっか!(笑)

‥‥そんなワケで、ドラクエ8も終わっちゃったし、この前、350円で買って来たパチンコのゲームとブラックバス釣りのゲームを順番にやってたんだけど、ブラックバス釣りのゲームがなかなか面白くて、魚が釣れると、手に持ってるコントローラーがブルブル動き出して、ホントに魚に引っぱられてるみたいな感じになるのだ。

とりあえず、全国の湖の中から、東京から近い「北浦」に行ってみて、色んなポイントをボートで回りながら、釣ってみた。「ここのポイントはこのルアーがいいですよ」って言うのを教えてくれるから、その通りのルアーを使うと、大きいブラックバスが釣れる。それで、一度に5匹までしかキープできないので、大きいのが釣れたら、一番小さいのを逃がして、5匹全部が大物になるようにするゲームだ。あたしは、55センチ前後のブラックバスを5匹揃えて、ケッコー高い得点が出た。

だけど、ドラクエ8があまりにも楽しかったから、パチンコも釣りも、それなりには楽しいんだけど、やっぱり、あんまり夢中にはなれない。それで、1個前のドラクエ7をやってみたくなった。あたしは、ドラクエは、3か4か5くらいまでしかやってなかったから、とりあえず、中古でいくらくらいするのか、パチンコと釣りのゲームを買ったお店に見に行ってみた。そしたら、ドラクエ7は何本かあったんだけど、ケースとか説明書とかがキレイなのが1500円、ちょっと汚れてるのが800円だった。でも、お店の人に聞くと、安いほうでも中身は問題ないって言うので、すごーーーーーーく考えてから、結局、800円のを買ってしまったのだ。

あたしは、ワクワクしながら急いで帰り、すぐにドラクエ7を始めた。あたし的には、うんと昔のドラクエと、映像がものすごく進化した最新版のドラクエ8しかやってなくて、その中間が抜けてたワケだけど、8の前の7だから、8ほどじゃないにしろ、それなりに進化した映像だと思ってた。だって、あたしがやってたのは、ファミコンとスーパーファミコンまでだから、7は、8と同じプレステなので、きっとなめらかなアニメーションなんだと思ってたのだ。

それなのに、始めてみたら、大昔のドラクエと何ひとつ変わってなくて、ちっちゃいキャラが真四角に歩き回るだけだし、その上、あっちへ行かされたりこっちへ行かされたりのタライ回しで、やっとモンスターと最初のバトルができたのが、ゲームを始めてから1時間以上も経ってからだった。でも、そこから先は、だんだん面白くなって来て、少し夢中になり始めた。そして、最初の炭鉱に入って、しんどい思いをしながら、何とかお宝をゲットして外に出て来たとこで、急に画面が真っ黒になって、ブーンって音がし出した。

あたしは、次の場面に切り替わるためのタイムラグなんだと思って、コントローラーを持ったまま、じっと画面を見てたんだけど、1分待っても2分待っても3分待っても画面は真っ黒なまま、そして、いつしか、ブーンって音もしなくなり、二度と何も映らなかった。あたしが、これがウワサのプレステ名物、「フリーズ」だって気づいたのは、画面が真っ黒になってから、10分以上もしてからだった。

‥‥そんなワケで、あたしは、すごくメンドクサかった炭鉱に入り直したんだけど、それからと言うもの、いつフリーズしてもいいように、チョコチョコチョコチョコとセーブしながらゲームを進めてるので、なんか、ホントは壮大なはずのドラクエストーリーが、すごくセコセコした物語になっちゃってるような気がする今日この頃なの‥‥ヘ‥‥ヘ‥‥ヘ‥‥へキシン!(笑)

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2005.01.19

謎の大三角

おとといの日記に、フィギアスケートの安藤美姫と、タレントの眞鍋かをりと、元AV女優の黒木香の関連性について書いた。簡単にまとめると、安藤美姫と眞鍋かをりは「顔が似てるつながり」、安藤美姫と黒木香は「ワキ毛つながり」、そして、黒木香と眞鍋かをりは「名前が似てるつながり」ってことだった。でも、正直な話、「顔が似てるつながり」と「ワキ毛つながり」はホントのことだけど、黒木香と眞鍋かをりの「名前が似てるつながり」は、なんとか三角形を完成させようとして、あたしが無理やりコジツケたようなものなのだ。だって、眞鍋かをりは本名だけど、黒木香は芸名だから、「顔が似てるつながり」や「ワキ毛つながり」のような強い絆じゃないからだ。たとえば、黒木香の本名が黒木かをりだったとか、そう言うのならスゴイんだけど、所詮、芸名は嘘の名前だから、それほど説得力はないのだ。

‥‥なんて思ってたら、遅ればせながら、あとからスゴイ事実を知った。それは、黒木香と眞鍋かをりは、同じ大学の同じ学部の先輩と後輩だったってことが分かったのだ。2人とも、横浜国立大学の教育人間科学部ってとこの卒業生だった。あたしは、眞鍋かをりが大学まで出てるのに、何でグラビアアイドルとかになったのかが、前から不思議だったんだけど、まさか、ワキ毛を売り物にしたAV女優までもが大学、それも、国立大学を出てるとは知らなかった。

でも、これは、あたしが黒木香のことを知らなかっただけで、AV女優としてデビューした当時は、「国立大学出身のお嬢様」って肩書きを売り物にしてて、そんなお嬢様が、ワキ毛を生やして変態的な演技をするって言うギャップで、彼女を見出した村西とおる監督とともに、一躍、AV業界のトップに踊り出たそうだ。だから、当時、黒木香のことを知ってた人たちは、みんな、彼女が横浜国立大学の卒業生だってことを知っていたのだ。

ともあれ、これで、眞鍋かをりと黒木香とのつながりが確固たるものになった今、タイ、ラオス、ミャンマーが結ぶ世界一の麻薬生産地、ゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)に対抗して、安藤美姫、眞鍋かをり、黒木香が結ぶ不可思議な関連性は、安藤美姫のワキの色から、ブラックトライアングルと呼びたいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、ゴールデントライアングルみたいな、意味上での三角じゃなくて、実際の地理上での三角と言えば、川が、海や湖に流れ込んでいる場所にできた「三角洲」があげられる。世界四大文明のひとつ、エジブト文明は、ナイル川が地中海に注ぎ込む地域の三角洲から発生したと言われてるけど、このナイル川の三角洲、ナイルデルタや、メコン川のメコンデルタ、中国の黄河三角洲など、世界有数の大河の河口には、それにともなった大きさの三角洲が出来ていて、水、土壌、舟による交通の便などの理由によって、古代には文明が発生しやすかったんだろう。

ちなみに、世界最大の三角洲は、インドのアッサム州、ブラマプトラ川の河口のマジュリ島で、面積は約880平方キロもある。880平方キロって言われてもピンと来ないと思うけど、東京23区の総面積が約620平方キロなので、この三角洲の中に東京23区がスッポリと収まっても、まだまだ余裕があるほどなのだ。だから、マジュリ島は、三角洲や島と言うよりは、大陸って感じで、ちゃんとした町があって、多くの人たちが住んでいて、バスも走っている。

ニポンは小さな島国だけど、たくさんの川があるので、当然、たくさんの三角洲もある。規模としては、世界的な大河の三角洲とは比べ物にならないけど、それでも、その土地の人々の生活とともに、様々な歴史を歩んで来たんだと思う。でも、あたしが生まれた時には、もう、東京や隣接する千葉県、神奈川県の川の河口は、ほとんどが埋立地になっていて、三角洲があったころの生活は、実体験としては、まったく知らない。だけど、あたしみたいに、開発の進んだ都市部で生活してても、色んなことに興味を持って暮らしていると、思わぬところで、昔の生活の名残りに出会うことがある。

あたしは、イベントのお仕事で、千葉県浦安市の舞浜地区へ行くことがある。舞浜地区って言っても、地方の人には馴染みがないかも知れないけど、ようするに、ディズニーランドとか、ディズニーシーとか、色んなホテルとかがある一帯のことだ。そして、あたしが良く使うのが、浦安市の真ん中を南北に走っている幹線道路なんだけど、この道路の名前が、「大三角線」って言うのだ。

あたしは、最初に「大三角線」って名前を知った時には、すぐに星の「大三角」が頭に浮かんだ。あたしは、星を見るのが好きなので、牛飼座のアークトゥルス、乙女座のスピカ、獅子座のデネボラを結んだ「春の大三角」、白鳥座のデネブ、琴座のベガ、鷲座のアルタイルを結んだ「夏の大三角」、オリオン座のベテルギウス、小犬座のプロキオン、大犬座のシリウスを結んだ「冬の大三角」などが、パッと頭に浮かんだのだ。

この「大三角線」って道路は、地下鉄の浦安駅からディズニーランドまでをまっすぐに結んでいて、ディズニーランドへ行く人たちのために作られた道路みたいな感じがした。それで、夢の遊園地へ向かう道路だから、夢のある星座の名前をつけようとして、だけど、決まった星座の名前をつけちゃうと、その星座が見られない季節もあるので、一年を通して、色んな星座を見つけるためのモノサシになる「大三角」を道路の名前にしたんだろうって、勝手に思い込んでた。だけど、しばらくして、道路の名前は「おおさんかくせん」って読むって知って、あたしは「あれ?」ってことになった。星の大三角は、「だいさんかく」って読むからだ。

‥‥そんなワケで、この「大三角の謎」はそのままに、日々を暮らしていたある日、山本周五郎の小説、「青べか物語」を読んでたら、この中に「大三角」って場所が出て来たのだ。この小説は、海苔を採るための小舟、「べか舟」を買わされた小説家の物語なんだけど、千葉県の浦安あたりが舞台になっている。小説なので、「江戸川」のことを「根戸川(ねこがわ)」、「行徳」のことを「徳行」って言うように、川の名前や地名などをちょこっと変えてあるんだけど、誰にでも元の地名が分かるような変え方だし、その地理的な位置関係や状況、背景などは、実際の姿に基づいて書かれているようで、当時のこの地域の人たちの暮らしぶりが良く分かる。そして、この「青べか物語」の中では、「大三角」のことを次のように説明している。

「大三角とは、根戸川の下流にある三角洲で、デルタというものがいかにして形成されるかということを、絵解きにして見せているような存在であった。」

そして、この根戸川を旧江戸川(当時の江戸川)に置き換えてみると、この「大三角」は、現在の舞浜地区のことになる。それで、小さいきっこたちにお願いして、舞浜地区の歴史を手分けして調べてもらったら、現在の舞浜地区って、「大三角」「小三角」「見明島」って言う3つの三角洲を埋め立てて作られたってことが分かったのだ。

ここで、やっと、いつも利用してる「大三角線」の名前が、昔の三角洲の名前からつけられたってことが分かり、「世界ウルルン滞在記」の、あの変なナレーションぽく言えば、「幻のぉ~~~~三角洲にぃ~~~~小さいきっこたちがぁ~~~~出会ったぁ~~~~♪」って感じで、下條アトムの「ム」って言う字が、限りなく三角形に見えて来る(笑)

‥‥そんなワケで、小さいきっこたちがせっかく調べてくれたので、ちょこっと書くけど、この「大三角」は、古くは、江戸川が運んで来る栄養豊かな水によって、海苔の養殖や、アサリやハマグリなどの養殖が盛んだったそうだ。そして、大三角に茂っていたアシを刈って、海苔を干す時のヨシズを作っていた。つまり、海苔を作るための条件がすべて揃っていたため、海苔の養殖で生計を立てていた人がたくさんいて、「べか舟」もたくさんあった。

しかし、第二次世界大戦後の経済復興時期に入ると、江戸川沿いに、いくつかの製紙工場や澱粉工場が作られ、それらの工場が垂れ流す排水によって、江戸川はどんどん汚染されて行き、海苔の養殖などにも悪影響が出始め、河口で暮らす漁民たちの生活をおびやかして行った。そして、昭和33年、新しく作られた本州製紙江戸川工場が、それまでとは比べ物にならないほどの大量の汚水を垂れ流し始め、江戸川の水は真っ黒に染まり、それどころか、浦安沿岸から葛西沖にかけての海水までもが変色した。そして、わずか1ヶ月で、川の魚がすべて死んでしまい、浦安近海の魚もいなくなってしまった。当然、河口で養殖していた海苔や、アサリ、ハマグリなども、大打撃を受けてしまった。

困り果てた漁民たちは、関係官庁へ陳情に行き、官庁は工場の操業を一時ストップするようにとの命令を下した。しかし、工場側は、この命令を無視して操業を続け、汚水をたれ流し続けた。ここで、堪忍袋の緒がブチっと切れた漁民たち800人が、本州製紙江戸川工場に殴り込みに行き、機動隊の出動も要請されたほどの大乱闘となり、100人以上の重軽傷者、8人の逮捕者を出す結果となってしまった。結局、この事件をキッカケに、政府は、「公共水域の水質の保全に関す