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2005.01.18

あたしの芸名

ナレーターやDJでオナジミの坂上みきさんは、美人でカッコ良くてプロ意識が高くて、あたしの憧れの女性のひとりだ。ずいぶん前に、一度だけ、テレビのお仕事で担当したことがあるけど、とっても気さくで、すごくステキな人だった。一度でもみきさんと一緒にお仕事をしたことのある人は、みんな、みきさんの魅力のトリコになっちゃう。何でも完璧にこなすように見えて、たまにポロッと失敗をしちゃうんだけど、そんな時にも絶対にジタバタしないで、サラッとお茶目にゴマカしちゃう。ゴマカスって言うと語弊があるけど、失敗に対するフォローの仕方が、すごく自然でカッコイイのだ。

でも、普通は、「坂上」って書いたら、坂上二郎みたいに「さかがみ」って読むか、せめて「さかうえ」だと思うんだけど、「さかじょう」って読むのは珍しい。みきさんは、もうキャリアも長いし、ラジオ、テレビ、雑誌と大活躍してるから、今では誰でも「さかじょう」って知ってるけど、お仕事を始めたころは、「さかがみ」とか「さかうえ」とか呼ばれたことも多かったそうだ。やっぱり、音読みと訓読みの混ざった重箱読みってのは、間違えられやすい。

みきさんは大阪出身なので、いっそのこと「大」をつけて、「大阪城みき」って芸名にしちゃえば、読み間違える人もいないし、名前を聞いただけで出身地が分かるし、何よりも、イザって時には演歌歌手としても使えそうだし‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、タレントの場合は、一般の人よりも名前が重要だから、本名を使うにしろ芸名をつけるにしろ、読みにくいものや覚えにくいものは、あまり向いてない。だからって、簡単に読める上に、どこにでもありそうな名前も良くないワケで、「山田花子」や「ヒロシ」みたいなのは、その裏をかいたネーミングってことになる。

昨日の日記に書いた「眞鍋かをり」の場合は、本名をそのまま芸名として使ってるけど、旧漢字と旧仮名って言う組み合わせなので、インパクトもあるし、一度見たら忘れない。これが、もしも、「真鍋かおり」だったら、掃いて捨てるほどいる三流グラビアアイドルたちの似たような名前の中に埋没してしまい、「いつまで経っても顔と名前が一致しないタレント」のひとりになってたかも知れないのだ。

でも、「浜崎あゆみ」みたいに、全国的に知らない人はいないほど有名になったのに、それでも、正しく「はまさき」って呼ばれるよりも、間違って「はまざき」って呼ばれるほうが多いタレントもいる。「釣りバカ日誌」のハマちゃん、「浜崎伝助」も「はまさき」だけど、これは、映画の中で必ず、誰かに「ハマザキ君!」って呼ばれて、「ボクはハマザキじゃなくてハマサキ! 濁らないの!」って言い返すシーンが盛り込まれてるから、一度でも映画を観たことがある人なら、ちゃんと分かってるだろう。

最近、テレビに出すぎでウンザリ気味のギター侍、波田陽区は、ホントは「はだ」って濁るのに、会う人、会う人から、「はたさん」「はたさん」って呼ばれるので、最初のころは、ちゃんと「はだです!」って言ってたそうだ。だけど、それでも、同じ人と次に会った時に、また、「はたさん」って呼ばれるちゃうから、そのうちにメンドクサクなっちゃって、自分の名前のほうを「はた」に変えちゃったんだって。一見、毒舌ふうだけど、それぞれの相手に合わせて、シャレで済む程度のことしか言えない気の弱さが、こう言ったところにも垣間見えてますから! 残念!(笑)

覚えにくい名前って言えば、モノマネの「原口あきまさ」は、あたしは、なかなか覚えられなかった。今は、それなりに有名になって来たので、すぐに名前が出て来るようになったけど、最初のころは、「あの、ほら、なんだっけ、さんまのマネする人、原‥‥原‥‥原田だっけ?」、みたいな感じだった。たとえば、「原田まさあき」だったら、すぐに覚えられたのに、「原口」って名字が覚えにくい上に、「あきまさ」なんて、どうしても上下が逆みたいで、覚えた今でも言いにくい名前だ。それでも、平仮名にしてくれたから何とか覚えられたけど、本名の「原口晶匡」のままだったら、覚えるとか覚えないとか言う以前に、こんな、「国」って言う字の書きかけみたいな変な字なんか、あたしは読めない(笑)

それに比べて、原口あきまさの後輩の「はなわ」なんか、あたしは、一発で名前を覚えた。2人とも、芸能界の番長、川村龍夫率いるケイダッシュ所属の芸人だから、どんな番組にも無理やりにブッキングして優先的に出られるので、あっと言う間に売れちゃった。でも、同じくらいテレビに出てて、同じジャンルの芸をやってても、原口あきまさの名前を覚えたのは、はなわよりもずいぶんあとだし、今でも、ド忘れすることがある。その点、はなわの名前は絶対に忘れないから、やっぱり芸名の覚えやすさや読みやすさって、すごく大事なんだと思う。

そう言えば、国語辞典とかの最後のページに書いてある「金田一京助」って言うのも、今なら、マンガの「金田一少年の事件簿」とかで、「きんだいち」って言う名字があることを知ってるから、ちゃんと「きんだいち・きょうすけ」って読めるけど、小学校の時に初めて国語辞典を見た時は、「かねだ・いっきょうすけって変な名前だね~!」って、隣りの席のお友達と笑ってた記憶がある。

‥‥そんなワケで、ここ数年で、あたし的に衝撃的だった芸名は、1位が「TMレボリューション」、2位が「ユースケ・サンタマリア」、3位が「インリン・オブ・ジョイトイ」だ。どれも、一度聞いたら忘れられないほどのインパクトがある芸名だけど、それぞれが、その名前に負けないほどのキャラクターを持っている。

「TMレボリューション」は、先に「TMネットワーク」って言うユニットが存在してて、そのあとに出て来たから、てっきり、「TMネットワーク」みたいなグループなのかと思ったら、たったひとり。それも、あんなに小さくて、性別不明な上に、自分のことを「ボクは男でも女でもなくて、妖精なんです」なんて言い出す始末で、あたしの爆笑タコメーターはレッドゾーンを振り切った。でも、これだけだったら、新しい種類のバカアイドルだと思ったんだけど、歌い出したら、外見からは想像できないくらいに歌がうまい。姿を見ないで、歌だけ聴いてると、なかなかカッコイイ。その上、カッコつけてるクセに関西弁だから、そのギャップが楽しい。

そんな「TMレボリューション」は、どんどん芸名が進化して行って、最後には、「ジ・エンド・オブ・TMレボリューション・ターボ・タイプD」とかって言う、もはや、グループ名としても通用しないような、とんでもない名前になっちゃったのだ。ちなみに、この中の「ターボ」って言うのは、本名が西川貴教(たかのり)で「ター坊」って呼ばれてるとこから来てるらしいけど、知らない人が見たら、三菱の車、「三菱ランサーエボリューション IX プロトタイプ」と区別がつかないことウケアイだ(笑)

「ユースケ・サンタマリア」は、別にふざけてつけた芸名じゃなくて、もともとは、ラテン・ロック・バンド、「BINGO BONGO」のヴォーカルとしてデビューしたので、自分が尊敬するラテンのパーカッショニスト、「モンゴ・サンタマリア」から芸名をつけたのだ。 最初の芸名は、「ユースケサンタマリア」で、「・」を入れてから売れるようになったって言ってるけど、どっちにしても、本名の「中山裕介」じゃ、絶対に売れなかったと思う。それでも、TBSの「学校へ行こう!」の「ビーラップハイスクール」のコーナーには、「ユースケ・キンタマリア」なんて言うオヤジギャグみたいに寒いのも出て来ちゃうくらいだから、ふざけてつけた芸名だと思ってる人も多いんだろう。

「インリン・オブ・ジョイトイ」は、最初、あたしは、「JOYTOY」って言うのは、「JOY」と「TOY」を合わせて作った造語だと思ってて、「喜びの玩具」、それが転じて「大人のおもちゃ」って言う意味なのかと思ってた。インリンの写真集に、「性愛玩具」って言うタイトルのものもあるし、だから、「大人のおもちゃのインリン」って言う意味なんだって勝手に思い込んでた。それで、それが面白くて、あたしもマネして、あるサイトで、「キッコ・オブ・ジョイトイ」って言うハンドルを使ってたこともあるし、この日記でも何度か使ったことがある。

でも、あとから知ったんだけど、この「ジョイトイ」って言うのは、インリンが所属してる共産主義の政治的グループ、「ジョイトイ・プロジェクト」のことで、ようするに、「インリン・オブ・ジョイトイ」って言うのは、「ジョイトイ・プロジェクトのメンバーのインリン」って意味だって分かった。ようするに、「コイズミ・オブ・ジミントー」とか、「カンザキ・オブ・コーメートー」って言うのと同じことなのだ。だから、「ジョイトイ」はインリンだけじゃなくて、他にも、「ガールズ・オブ・ジョイトイ」って言う女の子たちが、たくさんいるみたいなのだ。

ヒラオカノフスキー・クラタチェンコって言う人がいて、平岡さんなのか倉田さんなのか、もしくは、藤子不二雄みたいに、平岡さんと倉田さんのコンビなのかも知れないけど、とにかく、この謎めいた名前の人が、インリンの総合プロデュースから撮影まで、すべてを取り仕切っていて、そして、この「ジョイトイ・プロジェクト」の代表者になってる。

インリンの売り物だと思ってた「M字開脚」にしても、インリンが最初なワケじゃなくて、インリンの前の子も、その前の子も、他のガールズ・オブ・ジョイトイたちも、みんなM字開脚をしてる。つまり、M字開脚ってのは、インリンの売り物なんじゃなくて、ヒラオカノフスキー・クラタチェンコって言う人の売り物だったワケだ。この人がプロデュースした女の子は、みんな、インリンみたいな衣装を着せられて、マシンガン片手に生首を吊るしながらM字開脚をしてたりと、すべて同じ路線なのだ。

この人が運営するインリンの公式ホームページは、そのデザインから各所に書かれたメッセージに至るまで、極めて政治的な印象が強く、一般的なタレントの公式ホームページとは、まったく異質な世界だ。中国の従軍慰安婦問題や、ニポンの歴史の教科書の問題などにも触れていたり、「日本の中国侵略を肯定してるフジサンケイ・グループとの業務には、一定の距離を置いている。」ってことまで書かれていた。どおりで、インリンって、フジテレビにはほとんど出ないワケだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、「キッコ・オブ・ジョイトイ」って言うハンドルを使うのをやめた。だって、あたしは別に、共産主義者じゃないし、民主主義者でもないし、ただのノンキな平和主義者だからだ。それに、仮に共産主義者だったとしても、この「ジョイトイ・プロジェクト」の構成員じゃないので、面白半分に名前を使ったら失礼にあたる。インリンの「ジョイトイ・プロジェクト」に対する思い入れはすごいみたいで、インリンが個人活動とは別に行なってるユニットでのギャラを「国境なき医師団」へすべて寄付したり、ヒラオカノフスキー・クラタチェンコって言う人が書いたであろう政治的な内容の過激な文章にも、インリンの名前が連名されているのだ。

4月の福岡2区の補選で、変質者、山崎拓の対抗馬として、民主党から出馬することになった新人の平田正源は、もともとは在日韓国人で、15年間もアメリカで暮らしてて、2002年の秋に来日して、政治家になりたくて2003年の6月にニポンの国籍を取得したばかりの人物だ。つまり、ここ1年ちょっとしかニポンに住んでなくて、平成になってからのニポンのことは、海の向こうから眺めてただけなのだ。

それに比べて、インリンは、中国人だけど、10才の時からニポンに住んでる。だから、ある意味、平田正源なんかよりも、よっぽどニポンのことを分かってるのだ。それは、この国のいいところだけじゃなくて、この国の政治家たちがつき続けて来た嘘や、コイズミがブッシュの言いなりになって犯して来た犯罪の数々に至るまで、この国で暮らして、自分の肌で感じて来たのだ。それは、ニポン人じゃないからこそ、この国の中にいながらも、客観的に見ることができた結果なのかも知れない。

だから、インリンが、「インリン・オブ・ジョイトイ」って言う芸名でマスコミに露出することには、彼女の強い意志やアピールがあるワケで、何も知らない者が、面白がって、自分の名前に「オブ・ジョイトイ」をつけちゃいけないと思う今日この頃、プリンセス・テンコーに似てるって言われるあたしとしては、これからは、「ザ・メイク・オブ・TMイリュージョン・キッコ・タイプK」にするか、それとも、二子玉川に住んでるから、「キッコ・ニコタマリア」にするか、リトル悩み中なのだ(笑)

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