化学の力で同性愛
北朝鮮のバカ将軍様が、サッカーで負けた腹いせに、核兵器の保有を全世界にアピールして、そのバカっぷりをさらに露呈した。でも、北朝鮮なんかのヘッポコミサイルは、アメリカにもイギリスにも届かないから、ニポンや中国、韓国などの近隣の国々が、バカの巻き添えを食うだけだろう。オマケに、北朝鮮のノドンやテポドンは、極めて命中精度が低くて、たとえば1000km先を狙ったとしたら、着弾地点の誤差は、半径100kmもあるらしい。半径100kmって言ったら、東京を狙ったのに、千葉県の銚子に落ちたり、神奈川県の小田原に落ちたりするワケだ。つまり、直径200kmの、でっかい円のどこに落ちるか分からないって言う、とんでもないシロモノなのだ。だけど、東京に住んでるあたしとしては、そのほうが助かるけど‥‥(笑)
ニポンは、全世界で唯一、核を落とされた国だから、核に関しては過敏になってて、今回の北朝鮮のアホ声明に対しても、広島市長がソッコーで抗議文を送ったそうだ。だけど、現代では、ホントに怖いのは、核じゃなくて、化学兵器と生物兵器なのだ。現代の核兵器は、広島や長崎に落とされたものの何百倍もの威力があり、近隣の国なんかに発射したら、自分の国も大被害を受けちゃう。だから、核兵器は、実際に使うために開発、保有してるんじゃなくて、あくまでも威しのための兵器なのだ。
実際に戦争になったら、化学兵器と生物兵器が大活躍する。そのために、アメリカだってロシアだって、核兵器の何倍もの予算と開発者を投入して、日夜、秘密裏に、恐ろしい研究と開発を繰り返している。たとえば、旧ソ連では、核兵器の開発者が約3000人だったのに対して、化学兵器の開発者は約5000人、生物兵器の開発者は約10000人、合計すると、5倍もの人数を投入してた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなわけで、ソ連が崩壊したことによって、これらの開発者たちの半数以上は、職を失った。職を失った核兵器の開発者たちは、核の知識や技術などを生かせる仕事などないので、まったく別の、普通の職業に就くしかなかった。でも、職を失った化学兵器と生物兵器の開発者たちは、ある人たちから、ひっぱりダコになったのだ。それは、全世界のテロリストのグループだ。
テロリストのグループには、核を開発する予算なんかないし、開発したとこで、核なんか簡単に持ち運びもできないし、発射するための施設なども持てないため、オサマ・ビンラディンくらいの大物にならないと、核には手を出せない。でも、化学兵器や生物兵器なら、弱小テログループでも簡単に作ることができるので、世界に100以上もあると言われているテログループが、旧ソ連の開発者のもとへと群がったのだ。職を失って生活にも困っていた兵器研究者や設計者たちは、次々に良い条件を提示して来るテログループに雇われて行き、全世界のテログループの研究施設で働くようになった。
オウム真理教の上祐が、何度もロシアに足を運んでいたのも、旧ソ連の化学兵器開発者と密会するためで、そして、VXガスやサリンを製造するための施設や機材の設計図などを買い取っていたのだ。ニポンでの実行犯だけが逮捕され、裏ですべてを計画していた本物の悪党、上祐が、何の罪にも問われずに平然と暮らしてることに、被害者だけでなく、ニポン中の人たちが、この国の司法の無能さを痛感してるだろうし、ああ言う危険人物を野放しにしてるこの国の甘さに、胃がもたれ気味だろう。
‥‥そんなワケで、現実問題としては、核兵器なんかよりも、上祐みたいなバカでも作ることができて、小ビンに入れて持ち歩くことができる化学兵器のほうが、遥かに脅威なのだ。たった1gで、何人もの人間を殺傷することができる化学兵器が、世界中には、信じられないほどたくさんある。
世界最大の保有国であるロシアには、合計で4万トン以上もの化学兵器があるけど、このロシアにあるぶんだけで、人間だけじゃなく、地球上のすべての生物を死滅させる量を遥かに超えているのだ。そして、ロシアに次ぐ保有国であるアメリカは、各州ごとに、500トンから1000トン単位で、VXガスやサリン、マスタードガスなどを始めとした、10種類以上の化学兵器を備蓄している。
他にも、規模の大小はあっても、全世界の150以上の国が、化学兵器や生物兵器を保有している。そして、何よりも怖いのは、核兵器と違って、その管理の甘さだ。たとえば、南ロシアの兵器保管施設には、約5400トンの神経ガスが保管されているんだけど、その8割以上は、すでに砲弾に充填されていて、いつでも発射できる状態になっている。この神経ガス弾は、ものすごく強力で、たった1発で何千人も殺すことができる。そんなブッソウな弾頭が、何十万発も山積みにされているのだ。
それなのに、この施設と来たら、木の骨組みとトタンでできた簡易倉庫で、すでに老朽化していて、窓は割れてるし、屋根には穴が開いている。こんな倉庫が100棟も並んでいて、そこに、5400トンもの化学兵器が、無造作に並べてあるのだ。オマケに、警備と言えば、1日に2回、ジープで巡回してるだけで、それ以外は無人だ。そして、巡回している警備員は、100棟の倉庫の中は見ないし、全体の正確な保管量すら把握していないので、誰かが勝手に運び出していたとしても、分からないままなのだ。こんな施設が、ロシアには10ヶ所以上もある。
アメリカだって似たようなもので、ケンタッキー州、ユタ州、オハイオ州、アラバマ州、ミシガン州、コロラド州、メリーランド州、ニュージャージー州など、大都市から離れた州のほとんどに、複数の化学兵器保管施設があって、それぞれの施設で、毎日のように漏洩事故が起きている。たとえば、ユタ州の施設のうちの1ヶ所では、サリンなどの致死性のある化学薬品の漏洩を知らせる警報が、半年間で75回以上も鳴っている。そして、漏れたサリンを吸ってしまった従業員の1人は、今でも植物状態のままだ。
1997年、国連は、「化学兵器禁止条約」を立案した。そして、その時に調印した、ロシアやアメリカを始めとする153ヶ国は、調印から10年以内に、すべての化学兵器を破棄するって約束した。つまり、2007年までに、少なくとも、153ヶ国から化学兵器が無くなる予定なのだ。だけど、ロシアやアメリカのように、あまりにも大量の化学兵器を保有している国が、たった10年で、そのすべてを破棄できるワケがないので、「10年で無理だった場合は、あと5年間延期できる」って言う、サービス残業みたいな決まりを作ったのだ。
だけど、この調印にアメリカが参加したってこと自体が、本来はおかしな話なのだ。ブッシュの親父、パパブッシュは、自分の任期中に、「1994年までにアメリカの化学兵器をすべて破棄する」って公約したのだ。だから、パパブッシュが、ちゃんと公約を守ってれば、1997年の時点で、すでにアメリカの化学兵器はゼロになってて、こんな調印なんか、他人事になってたはずなのだ。
でも、息子ともども戦争大好き、殺人大好きなパパブッシュが、大切な化学兵器を破棄するはずがない。こんな公約なんか、結局は、コイズミと同じで、支持率を取るための大嘘だったワケで、実際には、化学兵器を破棄するどころか、その正反対のことをやってたのだ。なんと、パパブッシュは、大嘘をついて国民を欺き、秘密裏に、新しい化学兵器や生物兵器を次々に開発してたのだ。
パパブッシュの命令で、ペンタゴンは、オハイオ州にある米空軍ライト研究所に、新しい化学兵器や生物兵器の開発を以来した。そして、その開発段階において、ボツになった新型化学兵器の機密文書が、10年を経た今、化学兵器や生物兵器の使用禁止と情報公開を求める国際組織、「サンシャイン・プロジェクト」によって公開された。その機密文書によると、この開発計画は、ちょうど、パパブッシュが大統領に就任した1989年からスタートしていて、750万ドル(約8億2000万円)の予算が充てられた。そして、その内容たるや、あまりのヒドサで、開いた口が塞がらない。
たとえば、敵の兵士をホモに変えちゃう催淫型化学兵器なんてのがある。このガスを吸うと、近くにいる同性を誰でも構わずに好きで好きでガマンできなくなっちゃって、兵士たちは戦争なんかどうでも良くなって、みんなハダカになって、そこら中で抱き合ったりキスしたりし始めちゃう。あまりにも激しい性欲に支配されるため、道端だろうと戦場だろうと関係無く、見るもオゾマシイ光景が繰り広げられるそうだ。
それにしても、同性愛をケギライするブッシュらしい化学兵器だけど、こんなにふざけたものも、アイデアだけでボツになったんじゃなくて、ちゃんと試作品が開発されていて、人体実験もしていて、ちゃんとその効果も認められてるのだ。その証拠に、「人体には害が無かった」って書かれてるのだ。だから、ゲイの男性で、一般の男性を好きになっちゃった人は、このガスを相手に吸わせれば両思いになれるから、新宿の2丁目あたりで売り出せば、爆発的にヒットするかも知れない(笑)
でも、もともとホモだった人がこのガスを吸ったら、ホモじゃなくなって、女性を好きになるのかな? もしもそうなら、ニポンの場合は、自衛隊の中のホモの人だけで戦えば、この兵器を使われても平気だろう。なんて、ちょっとダジャレもはさみつつ、他にも、敵の兵士たちに、ものすごい口臭を発生させて、まともに戦えなくするガスや、ネズミやスズメバチを興奮させて、敵を襲わせるガス、敵の皮膚を直射日光に耐えられなくするガスなど、マトモな神経じゃ思いつかないような化学兵器が、大統領命令で、国家予算を使って、何年にも渡って開発されていたのだ。
そして、こんなバカげたことを本気でやってたパパブッシュから、ちょっとはマトモなクリントンへと政権が交代したので、アメリカは、「化学兵器禁止条約」に調印することになったのだ。でも、そのあとに、パパブッシュに輪をかけたバカ、息子ブッシュが大統領になっちゃったもんだから、またまた化学兵器の削減は暗礁に乗り上げてしまい、調印から7年も過ぎたって言うのに、アメリカは、まだ80%近い化学兵器や生物兵器を保有してる上に、新しい兵器の開発が始まっちゃったのだ。
‥‥そんなワケで、兵士をホモにするガスや、口臭をひどくするガスなんかよりも、バカをリコウに変えるガスを開発して、1日も早く、ブッシュやコイズミや金正日に吸わせて欲しいと思う今日この頃なのだ‥‥。
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