あたしのスポンサー
NHKの総合テレビで、今日の午後2時から、日本ラグビー選手権大会の準々決勝戦、トヨタ自動車対早稲田大学の試合を生中継することになっていたのに、突然、中止することになった。そして、今朝になって、また放送することになった。結局、試合は生中継されたんだけど、まるでコイズミの答弁みたいに、二転三転したこのドタバタ劇は、何が原因だったのかって言うと、あまりにもくだらない理由なのだ。なんと、審判のジャージの胸のところに、大会のスポンサー名が小さく入っていて、それがテレビに映るのがまずいって言う理由だった。
だけど、トヨタ自動車のチームのユニフォームには、胸に大きく「TOYOTA」って入ってるし、早稲田大学のチームのユニフォームにも、胸に「adidas」って入ってる。それどころか、競技場のスタンド前には、ものすごく大きな横断幕で、「アサヒスーパードライ」「YAMAHA発動機」「NTT東日本」「大塚商会」「TOSHIBA」「リポビタンD」「日清製粉グループ」「NECソフト」「モルツ」「SANYO」「calbee」などなど、他にもたくさんのスポンサー名が並んでいて、試合中は、必ずどれかが映っている。
その上、画面左上の得点表示にも、「トヨタ自動車」って書いてあるし、実況のアナウンサーも、「トヨタ自動車」「トヨタ自動車」って連呼してる。ようするに、画面の中は、色んな企業名があふれてる状態なのだ。それなのに、全国のファンが楽しみにしてた生中継を中止にする理由が、審判のジャージの胸に小さく入ってるスポンサー名だなんて、何だか変な話だな‥‥って思ってたら、そのスポンサー名ってのが、「朝日新聞」なんだって!(笑)
それなら、NHKとしては、意地でも放送したくないよな。だけど、突然の放送中止に、怒り狂った全国のラグビーファンが、ガンガン電話で文句を言って来たので、今朝になって、急きょ、放送することになった今日この頃、皆さん、「ラグビー」は冬の季語だって知ってましたか?
‥‥そんなワケで、いったんは、エビジョンイルを顧問に就任させたのに、全国からの批判の電話が相次いだため、たった3日で白紙撤回。いったんは、ラグビーの放送中止を決めたのに、全国からの批判の電話が相次いだため、当日の朝に白紙撤回。モノゴトの判断能力が欠落してるって言うか、優柔不断って言うか、空気が読めないって言うか、ようするに、何も分かってない、新会長のマリオネット橋本。
エビジョンイルの問題にしたって、最初から顧問なんかにしなければ、国民の心証は悪くならなかったワケだし、今日のラグビーの放送にしたって、最初から予定通りにしてれば、何の問題も起こらなかったのだ。結局、エビジョンイルは排除されて、ラグビーは放送されたけど、これじゃあ、国民の不信感は大きくなって行くだけだ。どうせ、最後に国民の声に従うんだったら、もうちょっと賢く、最初から国民の総意に即した判断ができないもんなの?
NHKのやり方って、善悪の判断のつかない幼児が、知らずに悪いことをしちゃって、周りの大人たちから怒られたから、何がいけないのかは分からないけど、とりあえず謝まるって言うのと同じような気がする。バレないと思って万引きしたけど、店員さんに見つかって捕まったから、ホントは悪いなんて思ってないクセに、「ごめんなさい」って言って、盗んだものを返すのと同じような気がする。これじゃあ、ニポンイチの恥知らず女、安倍なつみと同じじゃん(笑)
‥‥そんなワケで、何の脈略もなく話は変わるけど、親友のヨーコから、夜の7時半ころに、「これからカラオケに行くんだけど、きっこも来ない?」ってメールが来た。あたしのマンションの近くの居酒屋さんで、夕方からカレシと飲んでて、カラオケに行こう!ってことになったんだけど、いつも2人でマンネリだから、きっこを呼ぼうってことになったらしい。
あたしは、お仕事から帰って来たとこで、少し疲れてたし、お金も使いたくなかったから、久しぶりにヨーコには会いたかったんだけど、ちょっと返事を渋った。そしたら、ヨーコのカレシがおごってくれるって言い出して、それならってことで、行くことに決めた。サスガに、お化粧を落としてたら断ったんだけど、ちょうどお部屋に戻った時だったので、パパッと化粧直しをして、猫たちのゴハンを用意してから、カラオケ屋さんに向かった。
このお店は、ビール以外の飲み放題だと、6時間で1800円、ビールも飲み放題だと、6時間で2000円なんだけど、たとえば、3人のうち1人だけがビール飲み放題ってのは、NGなのだ。1人でもビール飲み放題の人がいる時は、全員がビール飲み放題の2000円を取られる。つまり、1人だけがビールを頼んで、みんなで回し飲みをするヤツラがいるので、こう言う方式にされちゃったのだ。それって、あたしのことだけど(笑)
‥‥そんなワケで、ヨーコのカレシが、3人ぶん、6000円を払ってくれて、中に入った。土曜日だって言うのに、ぜんぜん待たずに入れたのは、あたしの黒魔術が効いたんだろう(笑)
とりあえず、生ビールをピッチャーで3つ注文して、ピッチャーで乾杯して、ピッチャーで飲んだ。ピッチャー自体は、ガラスじゃなくてプラスティックだから軽いんだけど、中ジョッキ5杯ぶんくらい入ってるから、重くて片手じゃ持てない。ヨーコたちは2軒目なので、ワリとゆっくりと飲んでたけど、あたしは、ビールどころか、最近は発泡酒も飲んでなかったので、温かい部屋と生ビールって言うパラダイスみたいな組み合わせに舞い上がっちゃって、ヨーコのカレシが3曲、ヨーコが2曲歌い終わるまでに、ピッチャーを飲み干した。
ヨーコのカレシは、すごく気がつく男で、あたしのピッチャーが空になる前に、次のぶんを注文してくれてた。新しいピッチャーが3つと、ピザ、たこ焼き、ポッキー、お新香が届き、テーブルがいっぱいになった。「きっこ、晩ご飯まだだろ? オレたち居酒屋で食べたから、どんどん食って!」なんて言われちゃって、あたしのペースは、さらに加速する。でも、サスガにピッチャーで2杯も飲むと、もうビールは飲めないので、焼酎に切り替えた。
チョコチョコ頼むと、歌ってる時に何度も店員が出入りしてウザイから、焼酎のロックを3杯と、焼酎のストレートを6杯、まとめて頼んだ。自分のお部屋だと、寒くて寒くてお湯割りしか飲めないけど、温かいカラオケ屋さんだから、ロックで飲めるってことに感動する。こう言った、日々の小さな感動を大切にする心が、今のニポン人には欠けているような気がする‥‥なんて言いつつ、飲んでばかりみたいに見えるあたしも、この時点で、ケッコー歌ってる。あの松任谷正隆をして、今世紀最高のラブソングと言わしめた、aikoの「カブトムシ」を始め、7~8曲くらいは歌ったと思う。
そして、ついに、その時がやって来た。あたしとヨーコの酔っぱらい加減を見て、ヨーコのカレシが入れたんだと思うけど、突然、MAXの「GET MY LOVE!」のイントロが流れ始めた。ヨーコとMAXやるのは、1年ぶりくらいだ。気が利くカレシは、ササッとイスをずらして、踊るスペースを作ってくれた。ヨーコは美奈子を完全コピーしてるし、あたしは玲奈ちゃんを完全コピーしてるし、アイコンタクトなんかしなくても、もう分かり切ってるコンビだから、1年ぶりでも、腕を上げる角度までピシッと決まる。
ヨーコのカレシは、あたしたちのMAXなんか、もう何度も何度も見てて、飽きちゃってるはずなのに、あたしたちのために、次々にMAXの曲を入れてくれる。そして、「ミナコォ~!」とか「レイナァ~!」とか、ちゃんとヲタクっぽく合いの手を入れてくれる。「TORA TORA TORA」の時は、「フゥ~!」とか「フォ~!」とか、歌舞伎町のバカホストみたいな掛け声も入れてくれて、なかなかのサービス精神だった。ホントに、やさしい男だ。
何曲目かの「銀河の誓い」では、あたしとヨーコだけの必殺ワザ、「2人で4人ぶんフォーメーション」も成功したし、1時間くらいMAXを踊って、アンコールで「一緒に…」、ダブルアンコールで「あの夏へと」、トリプルアンコールで「Spring Rain」って言う、MAX冥利に尽きるゼイタク三昧を楽しませてもらった。
気がつくと、夜中の1時を過ぎてて、ヘロヘロになってお部屋に戻ったのは、2時近かった。それからお化粧を落として、お風呂に入って、お布団に入ったのはいいけど、酔ってるのに、久しぶりにヨーコとMAXしたから、コーフンしちゃって眠れない。それで、今、日記を書いてるワケだ。
‥‥そんなワケで、今日は、お昼からお台場で某発泡酒の宣伝イベントのお仕事があるので、これからサクッと寝て、8時半にサクッと起きて、9時半にサクッと出発するつもりの今日この頃、担当するモデルさんに、「お酒くさいですね」って言われそうな気がするけど、発泡酒のイベントだから、あたし的にも、スポンサー的にも、OKだろう(笑)
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