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2005.02.17

パンダとアライグマ

ちょっと前から、パソコンの調子が悪くて、チョコチョコと直してるってことは日記にも書いてたけど、実は、パソコンだけじゃなくて、洗濯機も、車も、同じころからおかしくなり始めてた。悪いことって、連鎖的に起こる運命なのか、それとも、バイオリズムとか風水とか、そう言う非科学的なことが原因なのか、はたまた、類は友を呼ぶからなのか、まあ、たまたま偶然が重なっただけだと思うんだけど、それにしちゃあ、どれも似たような症状なのだ。

パソコンも、洗濯機も、車も、一気に壊れて使えなくなったんじゃなくて、ビミョーに調子が悪くなった感じで、ゴキゲンを伺いながら使えば、何とか動いてくれる。だから、パソコンも使えないワケじゃないし、洗濯機もお洗濯ができないワケじゃないし、車も動かないワケじゃない。パソコンは、やたらと動作が遅い上に、突然シャットダウンする。まるで、ウイルスに感染してるみたいな感じなんだけど、ウイルスチェックは陰性だったし、自己診断ソフトで調べても原因が分からないので、復元ポイントに戻したり、破損箇所が見つかったら再構築したりしながら、ダマシダマシ使ってた。

洗濯機は、ホントは、「右回り、左回り、右回り、左回り」って動くはずなのに、なぜか左回りをしなくなっちゃって、「右回り、沈黙、右回り、沈黙」ってなっちゃった。だから、一応は洗えるんだけど、途中で何度か手を突っ込んで、洗濯物をほぐさないと、全部が絡み合って、巨大なひとつのカタマリになっちゃう。

車は、グーッて加速して行くと、途中でガソリンが行かなくなるか、プラグがカブッた時みたいに、ムムーッてスピードが出なくなる。それから、スピードを出してたり、下り坂を飛ばしてたりして、アクセルから足を離してエンジンブレーキを使うと、モモーッてなってから、パフンパフンてなって、もう一度アクセルを踏めば大丈夫なんだけど、そのままにしてるとエンストしちゃう。車のエンジンの調子の悪さって、言葉で表現するのが難しくて、グーッとか、ムムーッとか、モモーッとか、パフンパフンとか、なんか長嶋さんみたいになっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、この3つの不調に対して、優先順位に従って対応している。まずは、何と言ってもパソコンだ。パソコンがサクサクと動いてくれないと、お仕事もできないし、内職もできないし、日記を書くのにも苦労する。それで、ここ何日かは、パソコンだけに専念してて、ようやく問題は解決した。そして、パソコンの問題が抜本的に解決したので、次は、車の問題に取り掛かった。これが、コイズミだったら、パソコン問題や車問題をホッタラカシにして、優先順位の一番低い、洗濯機の民営化ばかりに力を入れるだろう(笑)

車は、あたしのシロート予想では、2つの原因が考えられた。1つは、キャブレターのセッティングの問題、もう1つは、電装系の問題だ。つまり、ガソリンがちゃんと流れてないパターンか、ガソリンと空気は正しく流れてるのに、ちゃんと点火してないパターンかのどっちかだ‥‥って思った。でも、このどっちだとしても、これ以外の第三の原因だとしても、それはあんまり関係ない。だって、どうせあたしに直せるはずもなく、問題を解決するには、ショップのお世話になるしかないからだ。

あたしの車、フィアットパンダは、もともとレース用にチューニングされてたものを買ったので、色んなとこが改造してある。サスガに、バケットシートと4点式のシートベルトは外してもらって、ノーマルのシートに戻してもらったけど、エンジンも、吸気と排気も、足回りも、電装系も、レース仕様のままだ。だから、ホントだったら、自分で整備できるような人じゃないと、維持するのは難しいらしい。でも、このパンダを見た時に、ひと目惚れしちゃったあたしは、「いつでも見てあげますから、大丈夫ですよ。それに、もし壊れても、パンダはパーツが安いですから。」って言うショップのお兄さんの言葉に背中を押されて、その場でローンを組んだのだ。

でも、もうすぐ10万kmに到達しちゃうパンダだけど、ぶつけたり、擦ったり、猫がサンルーフの幌で爪研ぎして穴を開けた以外は、これと言った故障もなく、たまにショップで点検してもらうだけで、今まで元気に走って来た。あたしにとって、何よりも大切な相棒で、心から信頼してる。だから、エンジンやミッションがイカレても、別のエンジンやミッションに載せ換えて、ずっと乗り続けるつもりだ。

‥‥そんなワケで、あたしのパンダの特徴は、今回の不調の原因かも知れない、キャブレターを使ってるってことだ。パンダは、年代やクラスによって、1000ccと1100ccがあって、キャブレター車とインジェクション車がある。あたしのパンダは、もともとは、1100ccのインジェクション車だった。それで、1000ccのパンダなら、CPUの内容を書き換えるだけで、レブリミッターを解除できるんだけど、1100ccのインジェクション車は、あちこちにパスワードが掛かってて、レブリミッターを解除するのがものすごく大変で、大ゲサじゃなく、何十万円も掛かっちゃうそうだ。そのために、インジェクションからキャブレターに換えたほうが、遥かに安く済むし、遥かに簡単に済むらしい。そして、レブリミッターを解除して、エンジンのセッティングや排気システムもキャブレター仕様にしたのが、あたしのパンダなのだ。

だけど、あたしにできることと言えば、ガソリンスタンドに行った時に、すごい勢いで空気がシューシュー出るピストルみたいのを貸してもらって、キャブレターのエアクリーナーに溜まったホコリを掃除するくらいで、あとは、ぜんぶショップのお兄さんに見てもらってる。少しでも覚えようと、教えてもらったことをメモしたりはしてるんだけど、やっぱり、あたしにはムリっぽい。あたしにできることは、パンクした時に、スペアタイヤと交換するのが精一杯で、あとは、ボディーの細かいキズに、マニキュア感覚でタッチペンを塗るのが得意ってくらいだ(笑)

‥‥そんなワケで、今回もショップのお兄さんのお世話になって来た。あたしのシロート予想もなかなか捨てたもんじゃ焼き‥‥じゃなくて、捨てたもんじゃなくて、原因はキャブレターだった。キャブレターのセッティングをしてもらったら、ものすごく調子が良くなった。あと、ひと通りの点検と、オイル交換と、ラジエター液の交換をしてもらって、ぜんぶで1万円くらいだった。いつも、すごくサービスしてくれるので、あたしは必ず、お土産に飲み物とお菓子を買って行くんだけど、今回は、業務用のでっかい袋の草加せんべいと、1リットルの紙パックのコーヒーを2本持って行った。

他にお客さんがいなかったので、修理が終わってから、メカニックの人たちと受付のお姉さん‥‥って言っても、あたしより若いんだけど(笑)‥‥と一緒に、持って行ったコーヒーを飲みながら、しばらくオシャベリをした。その時、受付のお姉さんに、メークのことを色々と聞かれたので、ちょっとアドバイスしてから、車の中に試供品を大量に積んでたことを思い出したので、ドバッとプレゼントした。そしたら、お礼だって言って、かわいいパンダのミニカーをくれた。なんか、あたしのほうが得しちゃったみたいだ(笑)

‥‥そんなワケで、パソコン問題も解決し、車問題も解決したあたしは、今日からは洗濯機問題に取り掛からなくちゃならないんだけど、こればっかりは、どうしていいのか分からない。自分で直せるワケはないし、電気屋さんを呼べば、高い料金を取られる上に、絶対に新しい洗濯機を薦められるに決まってる。でも、もっとヒドクなって、動かなくなって、手で洗うことになったら、まだお水は冷たいから、シャレにならないだろう。ここはひとつ、パンダも直ったことだし、レッサーパンダに似てるアライグマを捕まえに行って、洗濯係として飼ってみようかな?‥‥なんて考えてる今日この頃なのだ(笑)

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