新型エイズウイルスの恐怖
今年は花粉がスゴイって言ってるので、あたしの花粉症対策、「カレー三昧」も、ひと足早く始めてみた。カレーの中のどんな成分が効くのか分からないけど、とにかく、毎日毎日カレーを食べ続けてると、花粉症の症状が少しずつ軽くなって来て、1週間から10日くらいで、ほとんど感じなくなる。そして、一度この状態になれば、しばらくはカレーを食べなくても大丈夫だ。目安としては、カレーを食べ続けた期間の2倍から3倍くらいは大丈夫になるので、その月の初めに、1週間から10日、朝と夜にカレーを食べれば、その月の終わりまでは花粉が怖くなくなる。
でも、これは、どんなカレーでもOKなのか、あたしの作るカレーじゃなきゃダメなのか、そこが分からない。あたしのカレーは、もちろん市販のルーを使ってるけど、ルーの銘柄は、その時に安くなってたものを使うから、あんまり関係無いと思う。作り方で違うのは、大量のタマネギと大量のニンジンを入れることと、ニンニクとショウガとタカノツメを入れることだけど、この中のどれかの成分と、カレーに含まれてるターメリック(ウコン)とかの成分が合わさって、花粉に対する耐性が強くなるんだろうか?
迷探偵キッコナンの推理だと、タマネギをいっぱい入れるのは普通だと思うし、ニンニクやショウガやタカノツメは香辛料として少し入れるだけなので、犯人はニンジンぽい気がする。あたしは、ニンジンが大好きなので、大きいルーを2箱使って30杯ぶんくらい作る時に、大きなニンジンなら10本くらい、中くらいのニンジンなら15本から20本くらい入れる。ジャガイモは崩れるのがイヤだから入れないし、大量のタマネギはぜんぶ溶けちゃうし、お肉は挽肉を使うから、出来上がってご飯にかけると、目に見える具はニンジンだけって感じになる。
とりあえず、何の成分が効くのかは分からなくても、自分で作ったニンジンカレーを食べ続けている限り、あのイライラする花粉症の症状はほとんど出て来ない上に、あたしのカレーって、毎日食べても飽きないほど美味しいし、栄養満点で元気になるし、お肌のコンディションも良くなるし、一石二鳥どころか、濡れ手に粟?‥‥って、これはリトル違うか、なんて思ってる今日この頃、皆さん、花粉症は大丈夫ですか?
‥‥そんなワケで、あたしの場合は、何よりも花粉症対策を優先してるけど、世の中の人たち、特に若者たち、さらに、特にホモの人たちが気をつけなくちゃならないのは、エイズだろう。厚生労働省エイズ動向委員会の発表によると、去年1年間でエイズに感染した人は748人、エイズを発症した人は366人、合計で1114人。これは、前年度の976人を138人も上回っていて、感染者と発症者の合計が1000人を超えたのは、1985年に国内で最初の感染者が認定されて以来、初めてのことだそうだ。これで、国内の感染者と発症者は、累計で9784人になり、今年中に1万人の大台を超えることは明らかだ。ちなみに、この数字は、血液製剤や注射針の使いまわしなどによって感染した、薬害エイズ患者の数は除いていて、すべて、セックスによって感染した患者の数なのだ。
あたしが、「特にホモの人たち」って書いたのは、別に差別でも何でもない。毎年のことだけど、今回の調査でも、新規感染者748人の内わけは、男性が669人、女性が79人と、圧倒的に男性のほうが多い。そして、この男性のうち、約7割にあたる447人が、同性間のセックスによって感染したことが分かっているのだ。もちろん、新規発症者366人の内わけも、男性が323人、女性が43人、感染者と同じような割合になっている。もちろん、これは、きちんと検査を受けた人たちだけの話で、本人が自覚してない感染者は、この3倍から5倍、一説には、10倍以上もいると言われている。これは、保健所などに寄せられたエイズに関する電話相談の数から推測した数字で、去年1年間の相談件数は、前年度を1万2000件も増え、約14万2000件に上った。
厚生労働省は、「この1~2年の増え方は異常である。予防や感染防止の呼びかけを一層強化する必要がある。」と警告している。でも、これだけ世の中で認識されていて、そこらのコンビニでも簡単にコンドームが買えるようになって、検査も簡単に受けられるようになったって言うのに、それでも増え続けるエイズ患者。感染してる可能性があるのに、検査も受けずに複数の相手とセックスをし続けてる人もいれば、自分がエイズに感染したことが分かり、ヤケクソになって、ダレカレ構わずにセックスしまくって、エイズウイルスをバラまいてるような、とんでもないヤツもいるのだ。
‥‥そんなワケで、今は、色々な薬が開発されて、複数の薬を投与する多剤併用療法によって、たとえエイズに感染しても、極限まで発症を遅らせることができるようになった。だから、感染者は増え続けてるけど、エイズで死ぬ人の数は少なくなった。人間の科学は日進月歩だから、30年前、50年前には、感染者のほとんどが死亡してたような病気でも、現在では、簡単な投薬や治療などで、9割以上が助かるようになったものもたくさんある。だから、エイズも、あと何年かで、インフルエンザ程度の病気になるかも知れない‥‥なんて思ってたら、とんでもなかった。
インフルエンザのウイルスが進化し続けるように、エイズウイルスも、確実に進化していたのだ。ニューヨークの保健局は、今月の11日付けで、現在の最善の治療法である多剤併用療法が効かず、潜伏期間が極めて短い、新型のエイズウイルスに感染した患者の存在を明らかにした。患者は、去年の12月に感染した40代の男性で、ウイルスの増殖を抑えて発症を遅らせるための抗HIV剤がまったく効かなかった上に、通常では10年前後と言われている潜伏期間が、たった2~3ヶ月だったそうだ。つまり、感染したら最後、わずか半年ほどで、必ず死んでしまうので、「万が一、エイズに感染しても、きちんと治療さえ受けていれば、ちゃんと生きて行ける。」なんて言う甘い考えは、もはや通用しなくなったのだ。
ウイルスに限らず、どんな生物でも、自分たちの種族保存や繁栄のために、進化して行く。天敵から身を守るために、天敵の嫌うものに擬態する能力を身につけた昆虫や魚などはたくさんいるし、他にも、様々な生物が、様々に能力によって、身を守り、種族を保存している。そして、それらの能力は、その生物が地球上に誕生した時から持っていたものではなく、何代にも渡り、天敵に襲われ続けているうちに、少しずつ身について行ったものなのだ。
エイズウイルスは、人間から見れば敵だけど、人間によって死に追いやられている数多くのレッドアニマルたちから見れば、我がもの顔で地球を破壊し続けてる人間をやっつけてくれるヒーローってことになる。そんな地球のヒーロー、エイズウイルスも、他の生物たちと同じように、進化して行く。自分たちの増殖のジャマをする薬を投与され続けていれば、その薬に対しての抵抗力を持つように進化するのも当然だし、潜伏期間が長いことによって、その間に色々と治療されてしまうのなら、治療する時間を与えないように、潜伏期間の短いタイプが出てくるのも当然だろう。
牛ばかり殺して食べてたら狂牛病、ニワトリばかり殺して食べてたら鳥インフルエンザ、セックスばかりしてたらエイズ、これらは、すべて、人間が生み出したウイルスと言っても過言ではないだろう。すべては、自然の摂理を無視して、自分たちの欲望のために、この地球を破壊し続けて来た人間が生み出したものであって、風の谷のスギヒラタケが毒性を持ったのと同じように、地球を愛するすべての生物たちが、地球を滅ぼす諸悪の根源である人間を排除するために、生まれて来たウイルスだと考えられる。
‥‥そんなワケで、まだニポンでは確認されていない新型エイズウイルスだけど、一部の調査では、すでに上陸してる可能性もあると言われている。こんなに強力なウイルスが増殖しちゃったら、何に対しても対応の遅いニポンなんか、北朝鮮の核ミサイルが飛んで来る前に、あっと言う間に滅びちゃうかも知れない。だから、全国のホモの人たち、特に、海外へレコーディングに行くことの多い槙原敬之や平井堅、海外へ男を買いに行くことの多い美川憲一や米良美一は、いつも以上に気をつけて欲しいと思う今日この頃なのだ。
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