口を慎めない男
ちょい前からOAしてる、「CanCam」のCM、山田優ちゃんと押切もえちゃんと蛯原友里ちゃんの3人が、分身の術みたいになって、ヘンテコなダンスをするやつ、あれ、可愛いねぇ~♪ スタイルいいねぇ~♪ たまんないねぇ~♪ こんなこと言っちゃ悪いけど、もえちゃんと友里ちゃんは、完全に優ちゃんの引き立て役だね(笑) でも、あのドリフみたいなヘンテコなダンス、いったい何のつもりなんだろう?って思ってたら、パパイヤ鈴木の振り付けなんだって。それじゃあダサくても仕方ないな‥‥。
そう言えば、今、思い出したんだけど、先々週の水曜日か木曜日の夜遅くに、三軒茶屋と三宿の間の路地を入ったとこにあるレストランの前で、パパイヤさんが、スタイルのいいモデルみたいな感じの女の子と、すごく仲良さそうに立ち話してるのを見た。パパイヤさんの奥さんは、何度も見たことあるから、奥さんじゃないことは間違いない。たぶん、食事して、ちょっとお酒を飲んで、お店から出て来たとこって感じだったけど、パパイヤさん家って、あのすぐ近所だから、サスガに、地元で浮気はしないよな。何かのお仕事関係だったんだろう。まあ、ど~でもいいことなんだけど、思い出したから書いてみただけどすえ(笑)
‥‥あっ! そんなことよりも、もっと大事なことがあった! 明日の「笑っていいとも!」に、玲奈ちゃんが出るんだ! もちろん、おとといの日記に書いた、玲奈ちゃんのブランド、「NAKEDNESS IS FREEDOM」の宣伝絡みの出演だから、自分のブランドのお洋服を着て来る可能性がマンマンだ。もしかしたら、着てるものの他にも、何点か持ってくるかも知れないし、素晴らしい金曜日のお昼になることウケアイだ。これぞ、まさしく、ウキウキウォッチング!(笑)
でも、お昼の楽しみのひとつ、NHKの「お昼ですよ!ふれあいホール」の中のバニラムードの演奏時間が、前は番組の真ん中くらいだったのに、しばらく前から、エンディングに変わっちゃった。別に、どこで演奏しようと、ちゃんと放送してくれるんなら文句はないんだけど、エンディングに演奏させて、曲の途中からMCのエンディングトークが始まり、バニラムードよりもゲストのほうにカメラが行く。曲のフィニッシュのポーズなんか、ゲストがジャマで見えやしない。もう、最低最悪だ。
もちろん、あたしは、エンディングに変わった次の日には、すぐに視聴者センターに苦情の電話を掛けたし、それからも、ヒマさえあれば、電話、ファックス、メールで、ミニテポドンを発射し続けてる。でも、エビジョンイルの辞任要求の時に、みんなに協力してもらって、テポドンを1000通以上も発射したのに、そのすべてを握り潰した NHK だから、「バニラムードの演奏時間を変更しろ!」なんて要求は、当然、無視されるだろう。それに、あたし、受信料を払ってないから、あんまり大きなこと言えないし‥‥なんて思ってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)
‥‥そんなワケで、今日、驚くべき判決が出た。判決って言っても、ズボンを下ろして半分だけケツを出すんじゃなくて、裁判の判決のことだ。まずは、読売新聞の記事をそのまま引用させてもらう。
「石原知事「ババァ」発言、原告敗訴‥‥不適切さは指摘」
東京都の石原慎太郎知事(72)が週刊誌で「文明がもたらした最も悪しき有害なものはババァ」などと発言した問題を巡り、都内の女性131人が石原知事に約1440万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であり、河村吉晃裁判長は請求を棄却した。河村裁判長は「ババァと言う不適切な表現が用いられ、女性の多くが不愉快な感情を抱いたことが推測できる」と指摘したが、「深刻な精神的苦痛を与えるほどの発言とは認められない」と述べた。
おいおいおいおいおーーーーい!
この河村吉晃って裁判長、頭がおかしいんじゃないの? 石原慎太郎の、あの大問題になったトンデモナイ発言が、何のオトガメも無し? 石原慎太郎って、裁判長に、いったいいくらくらいワイロを包んだんだろう?
確かに、石原慎太郎の発言が、この記事の通り、「文明がもたらした最も悪しき有害なものはババァ」って言うだけだったら、何のオトガメも無しでも理解できる。でも、石原慎太郎が言ったセリフは、このあとが問題なのだ。あのファシストジジイは、こう言ったのだ。
「文明がもたらした最も悪しき有害なものはババァなんだそうだ。女が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪。男は80、90才でも生殖能力があるけど、女は閉経してしまったら子供を生む力はない。そんな人間が、きんさん、ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害。」
これが、問題の発言の全文だ。ようするに、きんさん、ぎんさんだけでなく、お年寄りが生きていることはすべて無駄であり、罪であり、地球にとっての弊害だとまで言っているのだ。それどころか、生殖能力の無い女性は生きている価値がないって言ってるんだから、若い女性でも、婦人科のガンなどで摘出手術をして、子供を生むことができなくなった女性も、生きている価値がないどころか、生きていることは罪であり弊害だってワケだ。
東京都民だけじゃなく、全国民に対して影響力を持つ、東京都知事と言う立場の人間が、テレビでうっかり、ポロッと言ったとかじゃなくて、週刊誌と言ういつまでも残る活字媒体において発言したんだから、本来なら、そうとう重い責任がある。それなのに、何のオトガメも無し。当時は、ニポン国内だけじゃなく、アメリカやフランスの婦人団体からも抗議され、大問題になった発言だ。それなのに、何のオトガメも無し。
「きんさん、ぎんさん」は、いくらテレビやCMに出てたって言っても、一般人だ。つまり、この石原発言は、一般人を名指しして、「生きてることが罪」って言っているのだ。タレントや政治家なら、ある意味、公的な人間なんだから、ある程度は公に批判されても仕方ない場合もある。また、一般人であっても、明らかに秩序良俗を乱すような犯罪を犯した者なら、批判されて当然だ。だけど、何も悪いことをしていない一般のお年寄りを名指しして、「生きてることが罪」「生きてることが地球にとって非常に悪しき弊害」って言うのは、あまりにも酷過ぎる。それなのに、何のオトガメも無しって、この裁判長、マトモじゃないね。
だけど、東京都知事が、週刊誌で、一般人を名指しして、これだけの暴言を吐いても許されるんなら、あたしが、この日記で、有名人を名指しして書くなら、もう、どんなことでもOKじゃん。今までは、どんなに嫌いなタレントでも、サスガに、タレント生命にトドメを刺しちゃうようなことだけは書かないように気を使ってあげてたけど、もう、気を使う必要がなくなったってことだ。
石原慎太郎の暴言は、女性やお年寄りだけじゃなく、中国の従軍慰安婦や、知的障害者にまで及ぶ。知的障害者を指差し、「しかし、ああいう人ってのは人格があるのかね?」って言ったあと、介護しているボランティアたちに向かって、「こんなことを美徳と考えてるのは世界中で日本くらいだ、西洋社会なら知的障害者など切り捨てる」と言うような発言をし、さらには、「知的障害者など安楽死させたほうが本人と家族のためだ」と言うような発言までしているのだ。ちなみに、石原慎太郎の呆れ果てる暴言の数々は、2003年9月12日の日記に書いてあるので、興味のある人は過去ログを読んで欲しい。
‥‥そんなワケで、慎太郎の「慎」の字は、「つつしむ」って言う字だけど、口を慎むどころか、時代錯誤もハナハダしい女性蔑視発言から、お年寄りや障害者は生きている価値もないなど、その暴言はとどまるところを知らない。でも、東京都知事ともあろう人間が、こんなことを公の場で発言しても、何の罪にもならず、何のオトガメも無しってことは、あたしが、バカアイドルたちのテレビに映ってない真実の姿を日記に書くことなんて、オトガメどころか、表彰されてもいいくらいだ‥‥なんて思っちゃう今日この頃、今回の呆れ返る判決が、あたしの日記の内容を加速させそうな気がする(笑)
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