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2005.02.07

熱い友情が宇宙を救う!

2月3日の日記に書いたけど、ジャスミンが、「ほんとうに裏切りません! えーと、1、2話のカッコよさを超えてます!」って言って、ウメコが、「お風呂も入り納めしました! 泣けるのでハンカチを用意して待っててください!」って言ってたので、今日の「特捜戦隊デカレンジャー」の最終回は、すごく楽しみにしてた。だけど、あたしは、最悪のコンディションだった。

前日の夜に、日記をアップしようと思ったら、急にパソコンの調子が悪くなって、ネットにアクセスできなくなったのだ。この前、「Outlook Express」を直した時から、なんか重たくなって、イメージとしては、木馬型のウイルスに感染した時みたいな感じだった。でも、ウイルスチェックは陰性だったし、自己診断ソフトでも異常個所が発見されなかったから、そのままにしてた。

そしたら、突然、応答できなくなり、LANが未接続な状態と同じ信号が出るようになったのだ。とりあえず、復元ポイントに戻したんだけど、1回ネットにつなげたら、2回目でエラーが出た。だから、これを続けてると、正常な復元ポイントまで書き換えられちゃうので、コイズミにはトーテー無理な「抜本的改革」をするしかなくなった。

書くとメンドクサイし、読むほうもツマンナイだろうから、内容はハショルけど、結局、それから朝の7時15分まで徹夜で再構築したのに、それでも途中までしかできなかった。それで、クタクタのフラフラの状態で、デカレンジャーの最終回を迎えた今日この頃、皆さん、大感動の最終回は見ましたか?


‥‥そんなワケで、人間、疲れてると涙腺が弱くなるみたいで、ウメコが言ってた通り、あたしは感動して泣いた。テレビを見て泣くのは、去年の暮の「釣りバカ日誌」以来だ。ジャスミンとウメコはもちろん、バンもがんばってたし、センちゃんもステキだったし、ホージーも良かったし、テツも最後で馴染んだし、マーフィーの登場の仕方もサイコーだったし、ボスのドギー・クルーガーも死んだと思ったのに生きてて良かったし、もう、ホントに感動したんだけど、たったひとつだけ言わせてもらうと、1回目から最終回まで、毎回毎回思ってたことだけど、問題は、白鳥スワン役の石野真子だ。

他の役者たちは、このデカレンジャーで初めて知った人たちだから、あたし的には、どの人にも先入観を持ってなくて、素直にストーリーに入り込める。だけど、唯一、知ってたのが、石野真子なのだ。だから、白鳥スワンが出て来るたびに、「あっ! 麻薬で捕まりそうになった長渕剛に、もてあそばれて捨てられた女だ!」って思っちゃって、一気に現実世界に引き戻されちゃう。

でも、とにかく、すごく感動したから良かったし、エンディング曲のあとに、デカレッドと、来週から始まる「魔法戦隊マジレンジャー」のマジレッドが、固い握手までしてたし、至れり尽せりだった。ただ、来週からのマジレンジャーは、変身後のスタイルがあまりにもダサくて、特に、女の子2人は、すごく変な、スサノオノミコトみたいな、ボックスブリーツのミニスカートみたいなのをパレオみたいにつけてて、今までの戦隊シリーズの中で、トップクラスのカッコ悪さだった。

まあ、来週からのことは置いといて、なんでこんなに感動したのかと言うと、ゆうべ、映画「アルマゲドン」をやってたからだ。あたしは、ああ言うアメリカのバカ映画は大っ嫌いなんだけど、パソコンの修理をしてたので、あえて興味の無いチャンネルにしてた。それで、音だけ聞いてて、たまにチラッと見たりしてた。

アメリカ人の大好きな、全世界を守るアメリカ人の映画。最後には正義が勝つ、そして、アメリカこそ正義だって言う、予定調和映画。「ジョーズ」「ロッキー」「ランボー」「スーパーマン」「ターミネーター」「ダイハード」「スパイダーマン」、他にも呆れ返るほどある、アメリカ人好みのバカ映画。それの最たるものが、「アルマゲドン」だ。ニポンは消えて無くなり、オーストラリアは水没し、中国もフランスも火の海になり、そんな地球を救うのが、世界の生徒会長、アメリカで、世界一の科学力を持ってるのが、NASAだと。毎度のことながら、アングロサクソンの単細胞さには、おへそでカプチーノが沸いちゃうよ(笑)

「勇敢なるアメリカ人が人類を救ったのだ!」なんて、世界中で戦争やって、罪も無い人たちを数え切れないほど殺し続けてる悪魔の国のぶんざいで、世界で唯一、他国に核を落とした殺人鬼のクセしやがって、キレイゴト並べるのもタイガイにしろって感じだよ。その点、デカレンジャーは、ホントに素晴らしかった。何しろ、人類だの地球だのなんて小さなことじゃなくて、「君たちの熱い友情が宇宙を救ったのだ!」って言われてたもんね。

‥‥そんなワケで、さっき、デカレンジャーのオフィシャルサイトに行ってみたら、6人のメンバーからのラストメッセージがアップされてて、これまた、ファンにはたまらないプレゼントだった。せっかくだから、ジャスミンとウメコのメッセージだけ、こっそりとお持ち帰りして来てみた。

デカイエロー/礼紋茉莉花/木下あゆ美

こんにちは。ジャスミンこと木下あゆ美です。
デカレンジャー、遂にオールアップしました\^o^/ 淋しいようなホッとしたような…。一年とちょっと、決まってからずっと駆け抜けてやっとゴールに辿り着いた感じです。終わってみて振り返ると、すごく内容の濃い日々だったと思います。中でも一番印象に残ってるエピソードはニワンデの回ですね。ニワンデについて、いろんなところに行くシーンでは綿菓子やかき氷を作ったり、東京ドームシティでコースターに乗ったりと本当に楽しかったですo(^-^)o あと泊まりがけで京都に撮影に行ったことも1番の思い出です。朝から夜まで一緒に過ごすことで、スタッフやキャストの仲も深まりました。この一年で本当に成長したと思います。アクションやアフレコ、歌にダンスと沢山のことをさせてもらいました。また、ひとつの作品にかける情熱もスタッフさんやJACさんから教えて頂きました。私にとってこの一年は充実した、忘れられない年でした。

デカピンク/胡堂小梅/菊地美香

デカレンジャーの撮影が終わって、何だかやっとデカレンジャーだったんだ!という実感が湧いてきたというか、なくなって改めて気付かされました。そしてこの1年、自分がどれ程恵まれた環境にいたか、どれ程、たくさんの方に励まされていたかということも改めて実感しました。デカレンジャーを通してウメコという女の子に出会い、新しい菊地美香を発見でき、いろいろな人に出会い、私がこれから歩む人生の仲で、これ以上のものはないと思っています。わたしはこれからもウメコの精神で、どんなときも明るく前向きに信じる心を忘れません! そしていつまでもちびっこの心の中に、かつてあこがれたピンクのお姉さんとして居続けることができたら幸せです。本当に、本当に、一年間ありがとうございました。

さて、さっそくツッコませてもらうけど、ウメコ! 「人生の仲で」ってなんだよ! ‥‥って言うか、メッセージをアップしたスタッフ! 気づいてやれよ! ウメコは、変換ミスした漢字をそのままアップされても、「どんなときも明るく前向きに信じる心を忘れません!」だなんて、いじらしいじゃないか!(笑)

‥‥そんなワケで、7時半からのデカレンジャーが終われば、8時からは「仮面ライダー」、8時半からは「プリキュア」なんだけど、あたしは、今日は9時半ころからお仕事に行く予定だったので、眠くてキツかったけど、顔を洗ってから、デカレンジャーで泣きはらした目に目薬をさして、横目でテレビを見ながら、お化粧を始めた。

仮面ライダーは先週から新シリーズ、プリキュアは今日から新シリーズ、デカレンジャーは今日で終わって、来週から新番組って言う、すごく良く考えられた切り替え方だ。つまり、3週間に渡って、どれかが新シリーズになるって言う、伊東のハトヤでオナジミの、三段逆スライド方式なのだ(笑)

今日が第2回目の「仮面ライダー響鬼(ひびき)」は、今までずっと、若いホスト崩れみたいな役者ばかりを抜擢して来て、子供よりも子供のママのほうのウケを狙って来た仮面ライダーシリーズが、新たなるステップを目指したのか、三十路の細川茂樹を主役にするなんて言う、イチかバチかの大勝負に出た。だけど、放送1回目にして、あちこちから「おっさんライダー」なんて呼ばれ始め、一気にファンが離れちゃったみたいだ。2本の棒みたいな武器を持って、和太鼓を叩いたりするライダーなんて、いくらなんでもギャグとしか思えない。こんなことをさせるのなら、鳥羽一郎とか山本譲二をライダーにしたほうが、まだサマになる(笑)

でも、あちこちで「おっさんライダー」って呼ばれてる細川茂樹は、あたしと1才しか違わないので、原チャリに乗って走ってるあたしは、きっと「おばさんライダー」なんだろうな‥‥。

まあ、仮面ライダーはあたしのツボじゃないので、どうでもいいんだけど、続いてのプリキュアは、今日から新シリーズで、タイトルが、ナナナナナント! 「ふたりはプリキュア Max Heart」だ! どんなに小さなことでも、どんなに関係無いことでも、そこに「MAX」って言葉が使われただけで、MAXファンとしては、もう他人事とは思えないのだ。そして、歌も新しくなり、衣裳もビミョーに変わってたけど、それよりも何よりも変わったのは、2人のパワーがものすごくなったことだ。どのくらい違うのかと言うと、普通の時の悟空と、スーパーサイヤ人になった時の悟空くらいの違いだ。猫で言うと、ポケモンの二ャースと、じゃりん子チエの小鉄くらいの違いだ。人間でいうと、152cmのアヴリル・ラヴィーンと、183cmのマリア・シャラポアくらいの違いだ。

‥‥そんなワケで、シャラポアと言えば、今日、優勝したけど、この「東レ・パンパシフィックオープン」のCMで、なぜか、MAXの「Be With You」がBGMに使われてて、おおっ!‥‥って思った今日この頃、お仕事から帰って来たあたしは、前の日から一睡もしてないのに、小さいきっこたちに励まされながら、パソコンのリカバリーの続きをやって、夕方までに、やっと何とか使えるようにした。言うなれば、「小さいきっこたちの熱い応援がパソコンを救ったのだ!」って感じなのだ(笑)

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