石原DNAの公罪
「一生、タバコは吸いません。」
これは、高校生のぶんざいで、くわえタバコでパチスロで遊んでた日本ハムのダルビッシュの言葉だ。
「一生、酒は飲みません。」
これは、国会議員のぶんざいで、酔っぱらって強制わいせつの現行犯で逮捕された自民党の中西一善の言葉だ。
こいつら、何かカン違いしてるんじゃないの?‥‥って言うか、バカ?
こいつらが、一生タバコを吸わなくても、一生お酒を飲まなくても、そんなこと、あたしらに何にも関係無いじゃん。それに、今さらそんなこと言ったって、何の意味もないし、謝罪にも何にもなってないじゃん。だいたい、過去はマジメだった人が、初めて起した不祥事だったら、この言葉を信じてあげようって気持ちにもなるけど、こいつら、2人とも、常習犯じゃん。そんなヤツラの言葉なんか、信じられるワケないじゃん。
ダルビッシュの喫煙は、今に始まったことじゃなくて、高校の野球部の部室には、ダルビッシュ専用の灰皿やライターまで常備されてて、顧問の教師も黙認してたそうだ。ようするに、ダルビッシュは、高校じゃ特別扱いされてて、学校側は、ずっと喫煙を黙認してたワケなんだから、ホントに謝罪すべきは、高校の関係者たちなんじゃないの?
ヘンタイ中西の酒グセにしたって、今に始まったことじゃなくて、ずいぶん前から問題になってた。酔って女性に絡んだことも一度や二度じゃないし、キャバクラ嬢の胸をワシ掴みにして、お店のマネージャーに脅かされて、お金を払って許してもらったこともあるほどだ。後援会の人たちはもちろん、地元の人たちにも、ヘンタイ中西の酒グセの悪さは有名で、酔って殴り合いのケンカをして、相手に全治2週間のケガを負わせたこともある。だから、ホントに謝罪すべきは、こんな人間のクズを野放しにしてた地元の人たちなんじゃないの?
こんな2人だから、ダルビッシュなんか、もうとっくにタバコを吸ってるだろうし、ヘンタイ中西なんか、釈放されたその日の晩に、もうビールを飲んでるだろう。いくらシンミョーな顔をして謝罪したって、誰も見てないとこじゃ、何やってんだか分かったもんじゃない‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、吸ってますか?飲んでますか?暴れてますか?(笑)
‥‥そんなワケで、セブンスターを一服しながら、焼酎のお湯割りに梅干を入れたのを飲みながら、この日記を書いてるあたしだけど、自分の胸を揉んでみても、何の罪にもなりゃしない‥‥なんてのもはさみつつ、こんな人間のクズ、ヘンタイ中西が辞職したことによって、補欠選挙をやることになった。そして、このヘンタイのアトガマを狙って立候補するのが、石原慎太郎の三男、石原宏高だって言うんだから、お話しにもならない。
一昨年の11月の衆院選で、親の七光りで出馬して、石原軍団を勢ぞろいさせたのにも関わらず、あまりのバカさ加減で、ミゴトに落選しちゃった大バカおぼっちゃま、石原宏高なんかに、誰が投票すると思ってるんだろう? 政治のことなど何ひとつ分からず、具体的な政策など何ひとつ語らず、口から出るのはすべてオヤジの受け売りばかり。石原一族って、みんな気持ち悪い顔をしてるけど、その中でも飛び抜けて不気味なのが、この石原宏高だ。昔、とんねるずの石橋がやってた、ホモ尾田ホモ男って言う気持ち悪いキャラがいたけど、アレにそっくりな顔をしてて、言葉じゃ表現できないほどの気持ち悪さだ。
それなのに、石原慎太郎ったら、選挙カーの上に仁王立ちして、「裕次郎に一番似ているのが、この三男です。」とか、「叔父に似た甘いマスクです。」とか、政策なんかそっちのけで、親バカっぷりを全開にして、道行く人たちの失笑を買いまくってた。選挙カーの周りに集まってたのは、渡哲也や舘ひろしを見に来た野次馬ばかりで、選挙カーの上は、石原軍団が勢ぞろいしてて、カンジンの石原宏高は、一番隅っこで見えなかったほどだ。オマケに、この選挙の2ヶ月前に、西部警察のロケ中に車で人身事故を起して、謹慎中のはずの池田努までが応援に駆けつけてたのには、正直、呆れ返った。
さらに呆れ返ったのは、石原宏高の選挙カーの道路の反対側に、あとから対立候補の選挙カーが来て、演説を始めた時のことだ。その候補は、こっちの演説に負けないように、スピーカーのボリュームを大きくしたんだけど、そしたら、石原慎太郎がソッコーで車から飛び降りて、信号なんかお構いなしに車道の真ん中を渡って行って、その候補に向かって、こう怒鳴りつけた。
「うるせえぞ! 静かにしろ!」
その罵声は、道路のこっち側にいたあたしにもハッキリと聞こえたほどだ。そして、怒りで顔を真っ赤にした石原慎太郎は、また車道の真ん中を堂々と戻って来た。こんなオヤジだから、石原伸晃の厚顔無恥な開き直りも、石原良純の乱暴で大ザッパな天気予報も、すべてはオヤジのDNAを受け継いでるんだと思う。そして、そのドス黒い血は、この三男、石原宏高にも、脈々と流れているのだ。
そして、選挙で落選した石原宏高は、浪人中だって言うのに、さらに、妻帯者だって言うのに、何の臆面もなく合コンをやって、酔っ払って女性にベタベタしてるとこを写真に撮られ、「フライデー」に掲載されたことは記憶に新しい。こう言った事実からも、ヘンタイ中西と五十歩百歩の人間性がうかがえる。
これほどのバカだから、その政策も、何ひとつ自分では考えられない。すべてがオヤジの受け売りで、その最たるものは、イラクへの自衛隊派遣に賛成してるってことだ。さらには、憲法第9条の改正まで宣言してるほどの戦争肯定派で、人格など持たない、ただのオヤジの操り人形でしかないのだ。
オヤジの七光りで慶応に入り、オヤジの七光りで日本興業銀行に入り、すべてオヤジの七光りだけで生きて来たチキン野郎だから、オヤジには何も逆らえないんだと思うけど、それにしても、1から10までオヤジの言う通りの政策じゃ、誰にも見向きもされないだろう。その上、石原慎太郎がひとりでわめいてる「カジノ必要論」なんかにまで、諸手を挙げて大賛成してて、自分の公式ホームページで、堂々と、「景気回復には、カジノを作ることが一番だ。」って書いてるんだから、もう、開いた口からニョロニョロが出て来て、ムーミン谷でムンパッパって感じだよ、まったく‥‥。
‥‥そんなワケで、ダルビッシュが一生吸わないって言った「タバコ」は、中毒性のある麻薬で、ガンになる毒物だ。肺ガンで死亡する人は、年間、約6万人で、このうちの97%が喫煙者だ。つまり、毎日、160人以上の人が、タバコが原因で死に続けているのだ。これは、時間にすると、10分に1人ずつ死んでいる計算になる。もちろん、これは、ニポンの話で、全世界だと、毎年300万人が喫煙によって死亡している。
ヘンタイ中西が一生飲まないって言った「お酒」も、中毒性のある麻薬で、これも毒薬だ。アルコールが原因の肝臓疾患は、20代から60代までの男性の死亡原因の第4位になっている。ただし、様々な病気との合併症によって死亡するため、アルコールが原因だと言うものだけを正確にカウントすることができないため、あくまでも推定での数字だけど、年間、10万人前後って言われてる。
そして、このタバコにも、お酒にも、とんでもないほどの割合の税金がかけられていて、国の大きな財源になっている。つまり、一度中毒になると、なかなかやめることのできない麻薬を国民に提供して、国民の命と引きかえに、税金を集めてるってワケだ。その一方で、マリファナのように、まったく毒性が無く、中毒になる心配もない健全な嗜好品を麻薬扱いして、処罰の対象にすると言った、トンチンカンなことをやっているのだ。
まあ、マリファナの話は置いといて、この、タバコのニコチン中毒、お酒のアルコール中毒って言うのは、覚醒剤やシンナーなどと同じようなもので、中毒になると、欲しくて欲しくてガマンできなくなる。イライラして来たり、体が震えたり、汗が出たり、苦しくなって来る。末期になると、幻覚を見たり幻聴が聞こえたりもして来る。そして、タバコを吸ったり、お酒を飲んだりすれば、その症状がおさまって、ラクになる。でも、またしばらくして、体内のニコチンやアルコールが切れて来ると、苦しい症状が始まる。だから、やめられなくなる。つまり、肉体的な依存症だ。
そして、これとは違う中毒が、精神的な依存症だ。ネット依存症、ゲーム依存症、買い物依存症、ホストクラブ依存症、恋愛依存症、セックス依存症など、現代には様々な精神的依存症があるけど、それらの中で、もっともひどいものが、ギャンブル依存症だ。これらの中毒者たちは、ニコチン中毒やアルコール中毒などの肉体的な依存症と違って、どんなにひどくなっても、体を壊すことはない。
しかし、一度味わったビギナーズラックで、そのギャンブルにのめり込んでしまい、貯金を使い果たし、消費者金融にも手を出すようになり、今度こそ、今度こそと思いながら、気づいた時には、会社のお金に手をつけてたり、何かの犯罪に加担してたりして、もう取り返しのつかないところまで行ってしまう。つまり、タバコやお酒のように、体を壊すことはないけど、その代わりに、人間関係や家庭を壊し、生活を壊し、そして、自分自身の人生そのものを壊してしまうのだ。
競馬、競輪、競艇、オートレースから、宝くじに至るまで、すべてのギャンブルは国の大きな財源であり、暴力団が闇でやっているギャンブルの2倍以上のテラ銭をむしり取られている。ようするに、肉体的に中毒になるタバコやお酒と、精神的に中毒になるギャンブルの両方を提供して、徹底的にお金を巻き上げるって言う、暴力団が覚醒剤を売ってるのよりもエゲツナイことを国家がやってるワケだ。
ギャンブルが原因で、離婚したり、家庭が崩壊したり、ホームレスになったり、自己破産したりしてる人は、年間、推定で80万人~100万人、その中で、自殺にまで追い込まれてる人は、年間、約3500人って言われてる。これは、年間の自殺者、約35000人の1割に当たる人数で、つまり、毎日10人の人が、ギャンブルが原因で自殺してる計算になる。これは、前出のタバコやお酒が原因で死亡する人たちと比べたら、その数は、わずか1/10以下でしかない。だけど、タバコやお酒が原因の人たちは、病気だから、死にたくなくても、仕方なく死んで行くワケで、これは、ある意味、どうしようもないことだ。でも、ギャンブルが原因で自殺する人たちは、体は健康で、ホントなら、まだまだ生きられる人たちなのだ。それなのに、国の財源の犠牲になって、死へと追い込まれて行く。
そして、今だって、これだけの人たちが苦しんでるって言うのに、石原宏高は、「まずは、大型客船を使った船上カジノを作り、それが成功したら、各地にカジノを建設して行く。」って言う、まるでギャグマンガのようなバカげた構想を政策のひとつとして掲げているのだ。いったい、どれほどの人たちを苦しめれば気が済むんだろう?
もちろん、自分では何ひとつ考える知能の無いゾウリムシ男、石原宏高のことだから、すべてはオヤジの言ったことをそのまま垂れ流してるだけだけで、この「オヤジの受け売り」は、バカげた「カジノ必要論」だけじゃなく、そのデカイ態度、エラそうな発言にも垣間見られる。たとえば、ある政治評論家との対談で、「自衛隊のイラクへの派遣に賛成するのは間違っている。」と言われたことに対して、ゾウリムシ男はこう言った。
「それは、君、左翼系新聞のくだらん論評と同じで、一刀両断するしかないね。」
また、同じ対談で、ニポンの常任理事国入りの問題が出た時には、こう言っている。
「常任理事国入りすることが、アメリカの従属を意味すると言うのは、笑止千万な考え方だ。」
発言の内容うんぬんの前に、対談の席で、この、「一刀両断」だの「笑止千万」だのって言う言葉を平然と使える感覚が、すでに病気だ。自分が、何か特別な人間だとでも思い込んでるような大カン違い野郎しか、使わない言葉だからだ。数々の暴言で、お年寄りや障害者から中国の従軍慰安婦に至るまで、ボロクソにコキ下ろして来た石原慎太郎の歪んだ精神性は、確実に、このバカ息子に受け継がれているのだ‥‥って言いたいとこだけど、あのボンボンには、精神性なんてものは耳クソほどもない。
なぜなら、あたしのお友達が、一昨年の衆院選の時に、石原宏高の選挙事務所でバイトをしてて、あたしは、こいつの裏話をたっぷり聞かされてるからだ。何よりも呆れ返ったのは、「本当は選挙になんか出たくないのに、オヤジに無理やりやらされてる。」って言う事実だ。だから、連日の選挙活動も嫌々やってて、毎日、事務所に戻って来ると、「忙しくてお昼ご飯も食べられなかったよ~!」とか、「今日は500人くらいと握手させられた。もうウンザリだ。」とか、口を開けば愚痴ばかりだったそうだ。
‥‥そんなワケで、石原家のホモ尾田ホモ男くんは、また今回も、石原軍団を勢ぞろいさせて、見ているほうが恥ずかしくなって来るような選挙活動をしそうな今日この頃だけど、自民党の議員が不祥事で辞職したのに、その空いた席に、また自民党の議員を座らせるようなオメデタイ市民は、ま、いないだろうな(笑)
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