中途半端な国民性
16日の日記、「団塊の世代のヒーロー」に、「テレビブロス」に載ってたオダギリジョーの話について書いたけど、あのあと、ゆっくりと他のページも読んでみたら、おおひなたごうのマンガ、「特殊能力 アビル」が、商店の倉庫からダンボールごと商品を盗み出してた子供が、大きくなってからテレビでカミングアウトするって言う、旬と言えば旬だけど、遅いと言えば遅いネタだったので、何だかビミョ~な気分になった。マンガのタイトルが「アビル」だから、作者のおおひなたごうは、あびるフェスティバルが巻き起こった時に、「やった!」って思って、すぐに原稿を描いたんだと思う。だけど、それが雑誌に掲載されるのは、どんなに早くても、1~2週間後だから、こんな中途半端な時期の発表になっちゃったんだろう。
どんなことでも、完全にハマッてるか、完全にズレてるんならいいけど、中途半端なのって、すごくビミョ~な気分にさせられるから、ある意味、見てるほうは苦痛だ。たとえば、今夜のK-1の「アケボノVS角田」がそれだ。角田もそれなりにがんばったとは思うけど、所詮、角田なんかレフェリーだ。そんな、レフェリーのおじさんを相手に、やっとのことで判定で勝ったのもツカノマ、次の試合では、何にもしないでタオル投入。何にもしないで、立ってるだけでヒザを痛めるのなら、K-1なんかに出る前に、少しは痩せろ! とにかく、「64代横綱」って肩書きを使って、ニポンの国技を侮辱するのだけはやめて欲しい。
角田にしたって、試合の後半は、もう、アケボノに勝たせてやろうとしてるのが見え見えで、まるでスマックダウンのプロレスショーを見てるようだった。わざわざ韓国くんだりまで行って、あんなに情けない八百長をやるくらいなら、子供の落書きみたいな顔を描いたケンシロウのロボットで、キューティーハニーやグレートマジンガアと闘ってればいいのに‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)
‥‥そんなワケで、今夜のK-1は、他の試合も何ひとつパッとしなかった上に、韓国の観客って、ニポンの選手がコールされると、いっせいにブーイングをするから、すごく不愉快だった。あたしは、いつかの中国でのサッカーの試合を思い出した。この前、竹島の問題に文句を言って、ヒステリックに騒ぎ立ててる韓国人たちを韓国のテレビ局が取材してたけど、肩に担いだテレビカメラには、「SONY」って書いてあった。お前ら、ニポン製のカメラで撮った映像をニポン製のテレビで見てるクセに、ギャーギャーわめくな!中国人も、韓国人も、ニポンに文句があるんなら、ニポンの電化製品を使うな!
試合も観客も、あまりにも中途半端で、消化不良だったK-1が終わり、続いては、ずっと楽しみにしてた「世界フィギアスケート選手権」の女子シングルが始まったワケだけど、これまた、中途半端の嵐が吹き荒れまくったので、すごくアトアジが悪かった。
何より、一番の中途半端は、トキオの中間管理職、国分太一と、フジテレビの社員のクセに、こんな時期に平然とライブドアのイノシシ社長と鍋パーティーを楽しんでる内田恭子アナって言う、あまりにもお話にならない2人が進行をつとめてるって点だ。まあ、こいつらは、フジテレビのフィギアスケートの専属で、村主章枝(すぐりふみえ)が勝ち上がった四大陸の時も、トンチンカンなコメントを連発してたから、あたしは、もう慣れっこになっちゃったけど、F-1の永井大と山田優ちゃんのコンビと同じで、フジテレビがどれほどスポーツを軽く扱ってるのかってことが、手に取るように分かるお粗末なキャスティングだ。
あたしは、F-1のほうは、何であんなマシンの排気量も知らないようなドシロートを起用したのか、担当のプロデューサーに聞いたんだけど、「新しいファンを獲得するために、F-1の知識のないフレッシュなタレントを起用して、視聴者と一緒に勉強して行く形を取るためです。」って言ってた。言ってることは分かるけど、ひとつだけ疑問なのは、モータースポーツなんかに興味のない人たちが、深夜の1時や2時からのF-1の放送なんか、果たして見るだろうか? ホントに新しいファンを獲得したいのなら、もっと早い時間に放送すべきなんじゃないの? 結局、深夜まで起きてて見るのは、昔からのF-1ファンだけなので、永井大や山田優ちゃんのトンチンカンなコメントだけじゃなく、デタラメな実況ばかりする局アナもふくめて、あまりの低レベルな放送に嫌気が差しちゃって、みんな、地上波から離れて行っちゃった。
フィギアスケートも、これと同じだ。ワザの名前のひとつも知らない国分太一と内田恭子は、手元の原稿を棒読みしてるだけだし、国分太一は、何をカン違いしたのか、安藤美姫に対して、「世界大会で4回転を飛んだら、スヌーピーをプレゼントしてあげる。」とか言った上に、「たとえ失敗しても、日本中のファンは4回転を飛ぶことに期待してます!」とか言ってプレッシャーをかける始末。お前なぁ~フィギアスケートってのは、台本通りにケンカしてればいいガチンコファイトクラブと違って、本物の真剣勝負の世界なんだよ!
‥‥そんなワケで、アホな進行は放っとくとして、その他に中途半端なところと言えば、まずは、あたしの言いつけを守って、ワキの見えない衣装に替えてくれたミキティなんだけど、何と言っても、眉が変だ。眉頭だけ太くて、眉山から先は糸のように細くて、ひらがなの「へ」みたいな形で、昆虫の触覚って言うか、スタートレックのミスタースポックみたいだ。細くするなら細くする、太くするなら太くする、ナチュラルにするならナチュラルにする、どれでもいいから、中途半端な眉だけはやめて欲しい。オマケに、本番は髪をペタンコにまとめたから、変な眉と耳と口ばかり目立っちゃって、ハクション大魔王のアクビちゃんみたいだった。ミキティは、化粧映えする顔立ちしてるんだから、ちゃんとしたヘアメークをつければ、何倍もステキになるのに、ホントにもったいない。
続いては、体のラインは素晴らしくステキだし、顔も、遠くから見れば可愛いのに、カメラが寄ると口元のだらしなさが全開になる村主章枝だ。ニポンを代表する選手なのに、渋谷のセンター街でしゃがんでるバカ女子高生みたいな、だらしないしゃべり方だけはやめて欲しい。しゃべってるとこを見てると、口の両サイドから、今にもヨダレが垂れて来そうだ。オマケに、演技してる最中も、いつでも口が半開き。首から下は、ヘタすると荒川静香よりも好きなのに、それに、演技も、ケッコー好きなのに、あのだらしない口元のせいで、どうしても好きになれない。それが、村主章枝だ。
そして、今回の大会で、もっとも中途半端だったのが、まったく一貫性のない、審査員たちのデタラメな得点だ。特に、最終的な結果につながる今日のフリーの得点は、審査員たちは、いったいどこに目をつけてんだか、誰が見ても分かるほどの偏ったものだった。荒川静香は、ジャンプのミスと、着地でほんの僅かにバランスを崩したことこそあったものの、他の細かい演技は、すべてトップレベルの完璧さだった。そして、表現力も、誰よりも素晴らしかった。だから、そう言った得点をきちんと計算して行けば、完全に7点台後半から、見る人によっては8点台が出てもおかしくない演技だったのに、出た得点は、7点台の前半ばかりで、中には6点台をつけてるアホもいたのだ。だから、あまりの得点の低さに、会場中からブーイングが起こったほどだった。
それに比べて、復活優勝をかけたロシアのイリナ・スルツカヤは、ホームの強さで、滑り始めた時から、会場全体から手拍子が起こり、得点アップにつながるイメージの後押しをした。そのため、ジャンプは低いし、ワザとワザのつなぎ目はギコチナイし、スピードも乗ってないし、全体的にギクシャクロボだったし、フィニッシュでもバランスを崩して静止できなかったのに、全員8点台の高得点で、ぶっちぎりの優勝となった。2位はアメリカのサーシャ・コーエン、3位はイタリアのカロリナ・コストナー、ニポン勢は、村主章枝が5位、ミキティが6位、荒川静香は9位だった。まあ、来年のトリノオリンピックの出場枠は、何とか「3」を獲得できたから、まあいいかって感じだけど、それにしても、納得の行かない得点だった。
‥‥そんなワケで、地元のロシアばかりをヒイキしたデタラメな得点は、中国でのサッカー、韓国でのK-1と同じで、どの国も中途半端な国民性が全開だから、ニポン人も、いつまでもおとなしくしてないで、ライスおばちゃんみたいに、狂牛病の疑いのある牛肉をムリヤリよその国に押しつけるくらいの強引さを持たないとダメなのかな?‥‥なんて思う今日この頃なのだ(笑)
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