モリゾーとキッコロ
いよいよ‥‥って言っても、あたしにとっては、ぜんぜん「いよいよ」でも何でもないんだけど、愛知発のオヤジギャグ、「愛・地球博」が始まる。大騒ぎしてるのは、地元の人たちだけだと思うけど、一般公開に先がけてプレスに公開したので、テレビのワイドショーで取り上げてた。見所みたいなのを順番に紹介してたけど、一番の目玉が、永久凍土から発掘された「冷凍マンモス」とかで、立派な牙が生えたマンモスの頭を展示してた。でも、何だか粘土で作ったみたいな感じのショボイもので、「だから、何?」って程度の感想しか持てなかった。
その他には、博多発のオヤジギャグ、「フミアート」でオナジミの藤井フミヤがプロデュースしたとか言う、天井一面が巨大な万華鏡になったパビリオンとか、ロボットのオーケストラが楽器を演奏するパビリオンとか、色んなのを紹介してたけど、正直、テレビで見ただけで十分て感じだった。原始時代のマンモスや恐竜から、何百年も先の未来都市まで、映画のCG映像で見慣れちゃってる現代人から見ると、本物のマンモスやロボットは、逆に迫力に欠けてて、何だかショボく感じちゃう。
実際に展示されてるもので、あたしがちょっと気になったのが、となりのトトロの「さつきとメイの家」とか、「ハウルの動く城」のホントに動くやつとかだけど、これって何だか、万国博覧会って言うよりも、ジブリ博覧会って感じがした。わざわざ名古屋まで行って、4600円も払って、人ゴミを掻き分けて「さつきとメイの家」を見るのなら、三鷹のジブリ博物館に行って、たった1000円で、完全人数制限の空いてる中で、大きな猫バスで遊んだほうが何倍も楽しいだろう。
これから、金のシャチホコも運び込まれるらしいけど、あんなもん見たってしょうがないし、リニアモーターカーは、乗るのに2時間以上も待たされるって言うし、とてもじゃないけど行く気にはならない。だけど、藤井フミヤがプロデュースした「タカモクのロボット」が展示されてて、「ボーロ本! ボーロ本!」って言いながら動き回るんなら、行ってみたい気もする今日この頃、皆さん、人ゴミはお好きですか?(笑)
‥‥そんなワケで、あたしは、「愛・地球博」自体には何にも文句はないんだけど、ただ、「愛・地球博」の名誉会長がコイズミだってことに対して、大いなる疑問を感じてるFカップでナイスバディのスレンダーな美女だ(笑) あんな冷血漢に、「愛」と名のつくものの会長をやらせるなんて、どんなに素晴らしいイベントであっても、一気に興冷めしちゃう。自分の奥さんひとり愛せなかった人非人で、アメリカの戦争に加担して地球を破壊し続けてるクセに、「愛」だの「地球」だのなんて、1億8000万年早いって感じだ。ちなみに、「愛・地球博」に展示されてる冷凍マンモスが生きてたのが、1億8000万年前だそうだ。
そんな、「愛・地球博」に、もしも、ホントに行くとしたら、いったい、どのくらいお金が掛かるのかって言うと、まず、東京から名古屋までの往復の高速代が、約15000円、それから、往復で700kmくらいあるから、ガソリン代が6000円くらい、つまり、名古屋まで往復するだけで、すでに20000円を超えちゃう。まあ、これは仕方ないことだけど、何よりも納得できないのが、駐車料金が、1日3000円もするのだ。その上、1日じゃ絶対にぜんぶ見られないほど広いのに、入場料の4600円てのは、1日だけの料金で、どこかに一泊して、2日かけて見ようと思ったら、4600円を2回も払わなくちゃならない。だからって、何度でも入れるチケットは、17500円もするから、2回しか使わなかったら、逆に損しちゃう。だから、10人で1750円ずつ出し合って、そのチケットを使い回すのがいいかも?
こんな感じの「愛・地球博」なので、あたしはぜんぜん興味がなかったんだけど、それが、今日、一変した。それは、「愛・地球博」のイメージキャラクターの名前が、「モリゾーとキッコロ」だってことを知ったからだ。「キッコロ」‥‥とても他人とは思えない名前だから、あたしが応援しないワケには行かない(笑)
「モリゾーとキッコロ」って言うのは、たぶん、「森と木」って言うことだと思う。大きくてモサモサしてて、「ガチャピンとムック」のムックに似た感じなのがモリゾーで、小さくて可愛いのがキッコロだ。両方とも「森の妖精」ってことで、モリゾーはおじいさん、キッコロは孫って感じの関係らしい。キッコロのプロフィールを調べてみたら、性別は、「男の子、女の子、どちらでもなくて、どちらでもある。」って書いてあって、何だか思い当たるフシがある(笑) 性格は、「何でも見てみたい、やってみたい! 好奇心と行動力がいっぱいで、元気で素直で明るくて、キラキラしてる。」ってことで、なかなかイイ感じだ。オマケに、特技が、「かくれんぼ、どんぐり拾い」なので、あたしの特技、「木のぼり、欽ちゃん走り」と、どこか同じ匂いがする。その上、動き方が、「ぴょんぴょん、くるくる、よく動く。そうかと思うと急に座りこんだり、じーっと何かを見つめたり、自由気まま。ジャンプ力はすごい。」って、ものすごくあたしっぽい。
‥‥そんなワケで、あたしは、あたしの分身みたいなキッコロを応援することにしたんだけど、ここで、ハタと立ち止まってしまった。「愛・地球博」のイメージキャラクターを「応援する」って、どうすりゃいいんだろう?
とりあえず、キャラクターグッズでも買ってみようかなって思って、ネットで一覧を見てみたんだけど、定番のぬいぐるみは、大きいのは1万円以上もするし、一番小さいのでも1000円もする。もっと小さい「お手玉キッコロ」は840円だったけど、それでも、あたしの予算、500円をオーバーしちゃう。それで、値段を見ながら一覧を見て行ったら、とにかく何から何まで、思いつくものはすべて商品化されてて、改めて、名古屋人の商売根性を見せつけられた。数えてみたら、その数、なんと400種類! 色違いとかまで数えたら、1000種類以上だ! それらが、すべて、誰にも見向きもされないようなヘンテコなキャラ、モリゾーとキッコロなんだから、見てるだけで気が遠くなって来た(笑)
そんな膨大なキャラクターグッズの中で、予算的にも、デザイン的にも、あたしの理想にピッタリだったのが、315円のキッコロのピンズバッジと、450円のキッコロのポーチだった。ケータイのストラップも可愛いのがあったんだけど、欲しいのはどれも500円以上なので、予算オーバーだった。それで、悩みに悩んで、315円のバッジを1個買おうと思って、ネットの購入手続き画面に進んだら、なんと、お買い物の合計が1万円未満の場合は、送料が一律600円も掛かるって書いてあった。
デカイぬいぐるみとかなら分かるけど、2cmかそこらの大きさのバッジなんか、普通の封筒に入れて、80円切手を貼れば送れるじゃん! 315円のものを買うのに、送料600円も払うバカなんかイルカ、シャチ、クジラって感じだよ、まったく‥‥。
それで、都内で直接買えるとこを調べたら、銀座や上野の松坂屋で、一部の商品を扱ってる他に、日本橋の三越本店にオフィシャルショップがあって、そこではすべての商品を扱ってるってことが分かった。日本橋は、銀座に行く時に通るから、今度、お仕事で銀座に行く時に、ちょっと覗いてみようと思う。でも、「すべての商品を扱っています。」ってことは、もしかしたら、1000種類のモリゾーとキッコロが、店内狭しと狂喜乱舞してるんだろうか? そんなショップだとしたら、小さいきっこたちと、小さいきっこセピアのメンバーを総動員して立ち向かっても、多勢に無勢だ。
‥‥そんなワケで、デパートってことは、お金を持ってなくてもカードが使えちゃうから、あたしは、色んなキッコログッズを買っちゃって、気がついたら、お会計が合計で1万円を超えちゃってて、それなら、ネットで買っても送料無料だったじゃん!‥‥てなことになりそうな予感がマンマンな今日この頃なので、とりあえずは、心の中だけでキッコロを応援しとこうと思う(笑)
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