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2005.04.22

サクラ サクラ

rin
おとといの19日、いつものスーパーが、「冷凍食品全品半額の日」だったので、お仕事の帰りに、ふだん高くて買えないものをマトメ買いしに行った。あたしの作戦としては、普通のお野菜は高くて買えないから、もともと安い冷凍のお野菜をさらに安くなってる半額の日にマトメ買いしようと思ってたのだ。それで、サトイモとインゲンとエダマメを狙ってたんだけど、袋の裏の表示を見てみたら、どれも原産国が「中国」になってたから、仕方なく買うのをやめた。でも、せっかく半額の日だから、お野菜を諦めた代わりに、2枚入りの小さいピザを買った。ピザに使ってるタマネギとかピーマンとかも、もしかしたら中国産かも知れないけど、そこまでは表示されてなかった。

あたしが、中国産のものを買わないことにしたのは、別に、北朝鮮産のアサリやカニの不買運動のような、目的意識のハッキリとした前向きなこととは違って、ただ単に、ニポン人を嫌いな人たちが作ったものなんか食べても、せっかくの食事が美味しく感じられないと思ったからだ。だから、仮に中国産だったとしても、表示されてなければ関係ない。表示の無いものに関しては、「もしかしたら中国産かも知れない」ってネガティブに考えて不愉快な食事をするよりも、「これはきっとコリン星で作られたピーマンだ」ってポジティブに考えて、楽しく美味しくいただくだけだ(笑)

350円のピザを175円で GET MY LOVE! したあたしは、店内をグルッと一周したら、ビールと発泡酒のコーナーに、新発売の発泡酒が山積みされるのを発見した。このスーパーは、新発売の発泡酒は、ケッコー安く売るのだ。それで、近づいて見てみたら、アサヒの「新生」って書いてあって、350mlのが6本入りで630円だった。ちょっと悩んだんだけど、最近、ずっと業務用のニポン酒や焼酎ばかりで、発泡酒なんてゼイタクなものはしばらく飲んでなかったので、今日の予算は1000円だし、アサヒなら間違いないだろうってことで、思い切って買ってみた今日この頃、皆さん、飲んでますか?(笑)


‥‥そんなワケで、その日の深夜には、あたしの大好きな「Rin´」が、テレビ東京の「音時間(オンタイム)」に出るので、それを見ながら発泡酒を飲もうと思って、冷蔵庫で冷やしておいた。Rin´は、お琴、三絃、十七絃を弾く、ChieちゃんとManaちゃんと、琵琶と尺八のTomocaちゃんの3人組の和楽器ユニットで、ボーカルは、曲によって、3人が交代で担当してる。あたしは、3人とも可愛くて大好きなんだけど、特に、Chieちゃんのファンだ。だから、MAXなら玲奈ちゃん、バニラムードならMarikoちゃん、そして、Rin´の場合は、Chieちゃんをヨロピク♪(笑)

番組は、深夜の2時45分からなので、2時までは内職をやって、それから、オツマミのチクワの蒲焼きを作ることにした。この前、3本入りのデカイ焼きチクワが70円だったので、2袋買って、冷凍しておいたのだ。まず、焼きチクワを1本、解凍して、片側を上から下まで切って、ヒラキにする。でも、ヒラキにしても、手を離すと、またクルッと元の形に戻っちゃうから、開いた内側に、上から下まで、チクワの厚みの半分くらいまで、1cm間隔に何本も切り込みを入れる。そうすると、チクワが1枚の長方形みたいな感じになる。それを内側から網で焼くんだけど、外側はもともと焼き目がついてるから、短い時間にして、内側はじっくりと焼く。それで、焼き目がついて来たら、お醤油、みりん、お砂糖を混ぜて作ったタレを塗りながら焼いて行き、出来上がったら、山椒をパラパラと振りかける。これが、ウナギの蒲焼きが食べたい時の代用品、チクワの蒲焼きで、いつもはゴハンに乗せて食べている。ちなみに、タレをつけずに素焼きにして、ワサビ醤油で食べるのが、チクワの白焼きだ。

‥‥そんなワケで、オツマミも出来たので、いよいよ、アサヒの「新生」を飲んでみることにした。プシュッと開けて、ゴクゴクと飲んだら、ちょうど良く冷えてたし、ノドも乾いてたので、すっごく美味しかった。やっぱり、ビールとか発泡酒とかは、最初のヒトクチが一番うまい!

でも、今出てるアサヒの発泡酒って、缶の色が、赤いのと青いのと緑のと金色のがあるけど、あたしには、その味の違いが良く分からない。所詮、ビールの代用品だから、あたしは、そんなに気にして飲んでないし、アサヒに限らず、その時に一番安くなってるのを買うだけだ。だから、4種類も出してるアサヒが、またまた新しいのを発売するなんて、あんまり意味が無いようにも思った。ところが、半分くらいまで飲んでから、ナニゲに缶を見てみたら、「発泡酒」って書いてあるべき場所に、「その他の雑酒」って書いてあった。「雑酒」って、ナニ?

それで、アサヒのサイトで調べてみたら、この「新生」って、原料に麦や麦芽を使ってなくて、その代わりに、「大豆ペプチド」って言う新しい原料を使ったものだった。ようするに、麦や麦芽の代わりにエンドウ豆を使った、サッポロの「ドラフトワン」と同じで、ビールが高くて飲めない庶民のヒソカな楽しみだった発泡酒にまで、とんでもない酒税が課せられたために、何とか安くて美味しいお酒を提供しようと、アサヒが開発した第3のビールだったのだ。この、反コイズミ政権のスピリッツをヒシヒシと感じる「新生」は、黙って出されたら絶対に発泡酒だと思うし、「発泡酒じゃないんですよ」って説明されてから出されても、その言葉が信じられないほど、マギレもない発泡酒の味とノド越しだった。

それよりビックルを飲んだのは、この「新生」の発売日が、4月20日だって書いてあったことだ。つまり、あたしは、発売日の前日に、フライング販売してたのを買って来たワケで‥‥それを日付けが変わったばかりの深夜に飲んだワケで‥‥なんとなくボジョレーヌーボーを解禁日に飲んだみたいな気分になったワケで‥‥富良野にもようやく春が訪れたワケで‥‥みたいな?(笑)

だけど、そんなことよりも、この、「4月20日発売の新生を発売日前に買った」って事実が、実は、ちょっとしたミラクルだったんだけど、それは、このあと明らかになる。

あたしは、2本目の新生を飲み干し、冷蔵庫から3本目を取って来たら、ちょうどCMが明けて、「音時間」が始まった。何で、この日のゲストが、Rin´なのかって言うと、3月30日にリリースされたライブアルバム、「宴歌/さくら さくら」に、カップリングでついてる新曲、「さくら さくら」の別ヴァージョン、「サクラ サクラ」が、シングル+DVDで、4月20日、つまり、この日にリリースされるからだ。

そう、Rin´の「サクラ サクラ」も、アサヒの「新生」と同じで、4月20日発売だったのだ。でも、それだけじゃ、別に何も大したことはない。あたしが、ビックルを飲んだのは、実は、19日の昼間に、某大手広告代理店に寄った時に、この、「サクラ サクラ」のプロモ用のサンプル盤をいただいていたのだ。「いただいていた」って言うか、あたしのほうから、担当者に、欲しいアーティストのリストを渡してあって、ムリヤリに取っておいてもらってるんだけど(笑)

‥‥そんなワケで、この日は、同じ発売日のものを両方とも前日に手に入れたって言う、ちっちゃなミラクルが起こったのだ。そして、何でもないようなことだけど、ちょっとハッピーな気分になった。Rin´の「サクラ サクラ」は、とってもステキな曲だし、それぞれの演奏もバツグンだし、歌もいいし、DVDサイドにはPVもついてて、それで1300円だから、ビンボーなあたしはタダでもらったけど、皆さんは、ぜひ買ってちゃぶだい。

それにしても、桜の歌って、ジャンルに関係なく、次々とリリースされる。パッと思いついたのを挙げてみると、古くは、松田聖子の「チェリーブラッサム」とか、スピッツの「チェリー」とか、渡辺美里の「桜の花の咲くころに」とか、aikoの「桜の時」とか、川本真琴の「桜」とか、175Rの「SAKURA」とか、福山雅治の「桜坂」とか、他にもいっぱいありそうだ。あとは、コブラツイスターズの「サクラサク」も有名だし、森山直太郎の「さくら(独唱)」、河口恭吾の「桜」、最近では、中島美嘉の「桜色舞うころ」や、ケツメイシの「サクラ」がヒットしてる。ちなみに、桜の歌の中で、あたしが唯一、カラオケで歌うのは、坂本冬美の「夜桜お七」だけだ(笑)

‥‥そんなワケで、カンジンの番組のほうは、とにかく、Chieちゃんのピンク系のトップスが可愛くて、席も、MCの大渡亮(Do As Infinity)の隣りだったので、ほとんどのトークはChieちゃんが代表で答えるみたいな感じで、あたし的にはとっても嬉しかった。そして、大好きなRin´の「サクラ サクラ」のPV映像を観ながら、アサヒの新生を飲んでたら、何だか、お花見をしてるみたいな気持ちになった今日この頃なのだ♪

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