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2005.04.30

食欲ワクワク

kinchan02
脱線事故を起こしたJR福知山線は、最初、伊丹駅でのオーバーランは「8m」だって言ってたけど、あとから、「40m」だったって訂正した。これは、「日勤教育」と言う名のイジメが怖かった高見隆二郎運転士が、松下正俊車掌に対して、「伊丹駅でのオーバーランは無かったことにしてくれ」と頼んだため、サスガに無かったことにはできないけど、少しでも罪が軽くなるようにとの配慮から、当初、短く申告したものだと言われている。そして、大事故が起こり、問題が大きくなったため、「たった8mのオーバーランで、1分30秒も遅れるのはおかしい」と言うことになり、慌てて、「40m」だったって言い直したものだ。もちろん、これだけでもトンデモナイことだけど、実は、もっとトンデモナイことだったのだ。

電車は、1両の長さが約20mだから、40mってことは、2両ぶんがホームの先へ行き過ぎたことになる。でも、あとから、たいへんな事実が分かったのだ。3両目の後方のドア付近に乗っていた女性が、「伊丹駅では自分の位置は確実にホームを行き過ぎていた」と証言したのだ。この女性は、元タカラジェンヌの川井みな子さん(芸名、万理沙ひとみさん、35才)で、ソシアルダンスの指導に行くために、たまたま、この電車に乗り合わせた。宝塚駅で、3両目の後方のドアから乗り込み、ドアの横の吊り革につかまって立っていたそうだけど、伊丹駅では、自分の立っていた位置は、完全にホームの無いところまで行き過ぎたと言う。そして、この8分後に、悪夢のような惨劇に遭い、両足骨折の重傷を負った。特に酷い右足は、ヒザの関節がバラバラになってしまい、治っても、後遺症によって、もう一生、踊れなくなる可能性もあると言う。

そして、さらに、伊丹駅から乗車した男性の証言によると、3両どころか、4両目の途中まで行き過ぎていたと言う。川井みな子さんの証言だけでも、最低、50m以上は行き過ぎてるワケだし、この男性の証言が本当なら、60m以上もオーバーランしてたことになる。事故直後から、線路内に車が停めてあっただの、置き石だのと、責任転嫁することばかりを最優先した挙句に、ウソにウソを重ね続けるJR西日本のあまりにも自分勝手な対応を見てると、南谷昌二郎会長と垣内剛社長の2人を「日勤教育」してやったほうがいいと思う今日この頃、皆さん、どう思いますか?


‥‥そんなワケで、あたしは、あまりにも悲惨なこの事故が起こってから、ガクッと食欲がなくなった。だけど、それでも何とか、1日に2食は食べるようにしてた。お昼に、ヤマザキのカレーパンかメロンパンを1個食べて、夜はお家で金ちゃんラーメンを作って食べてた。でも、おととい、ついにお昼のパンも食べられなくなった。その上、朝から何も食べずにお仕事してたのに、夕方、お家に帰って来てからも、何にも食べる気がしない。食欲がないから、何か作るのもオックウで、そのままベッドに横になった。

でも、このままじゃマズイし、1時間ほど横になってたら少し元気が出たので、あたしは、ベルファーレのお立ち台から飛び降りたつもりで、ムクッと起き上がった。時計を見ると、午後7時半。この日は、9時から、「釣りバカ日誌 イレブン」があるから、前もって発泡酒を買って、冷やしておいたのだ。それで、良く冷えた発泡酒と一緒なら、何か食べられるだろうと思って、オツマミの材料を買いに、スーパーに行くことにした。サスガに、欽ちゃん走りをするほどの元気はなかったので、スカートを洗濯バサミでとめて、チャリを「内またマッハ漕ぎ」した。

スーパーに着くと、ちょうど割引シールを貼り始めてたので、シールを貼って歩く店員さんのあとをついてまわり、130円のお豆腐を50円引きで、100円のキャベツの千切りを半額で、それから、1本30円のキュウリを買った。そして、帰りも「内またマッハ漕ぎ」をしたから、7時42分には帰って来れた。

キュウリ1本は、お得意の「オイキムチ」にして、冷蔵庫で漬けておく。それから、フリーザーのチクワを薄い輪切りにして、キャベツの千切りと合わせて、黒コショウとマヨネーズでコールスローにして、冷蔵庫で冷やしておく。あとは、コールスローに乗せるための「ふえるワカメちゃん」をお水を入れたお椀に入れ、これも冷蔵庫。そして、お豆腐はお皿に出して、これも冷蔵庫。こうしておけば、不必要なお水が切れるからだ。それから、冷やっこに乗せるショウガをすって、ラップに入れて、忘れないように、オカカの小袋と一緒にしておく。これで、1分あれば、すべてが揃う。

時計を見ると、まだ8時を過ぎたとこだったので、それから、ゆっくりとお風呂に入り、9時5分前に出て来て、ピリ辛のオイキムチと、ワカメを乗せたコールスローと、冷やっこをテーブルに並べて、ケロンパに冷えた‥‥じゃなくて、キンキンに冷えたキリンの「のどごし生」を用意して、「釣りバカ日誌 イレブン」を楽しんだ。イレブンは、飛び抜けて好きでもないんだけど、ウサギを飼ってるOLが住んでるマンションが、あたしの住んでるマンションから2?3分のところで、そのマンションの前の多摩川も、あたしがいつもお散歩してるとこだから、すごくナジミがある。

‥‥そんなワケで、この日は、用意したオツマミをぜんぶ食べられたし、発泡酒も4本飲んで、カロリー的には十分だった。でも、次の日になったら、突然の夏日。東京は、30度を超えちゃって、あたしは、またまた食欲がなくなった。あたしの場合、年齢がすでに30を超えてるから、気温まで30度を超えちゃうと、ダブルでつらいのだ(笑)

それで、夜まで何も食べられなくて、帰って来てからもムシムシしてるから、熱い金ちゃんラーメンなんか食べる気にもならなくて、困り果てた。でも、あちこち探してみたら、去年の夏の残りのお素麺を発見して、賞味期限が大丈夫だったから、2束ゆでて、良く冷やして食べた。つまり、1日で、お素麺を2束食べただけだった。

そして、今日になったワケだけど、これまた、昨日をしのぐ夏日で、オマケに、今日のお仕事は外だったから、全身がグッタリしちゃって、冷たいお茶以外は、何もノドを通らない。お昼に、美味しそうなお弁当が出たんだけど、どんなに食べようとしても、ぜんぜんお箸が動かない。それで、仕方なく、近くのコンビニに行って、ガリガリ君のコーラ味を買って食べた。つまり、今、この日記を書いてるのは、夜の8時ころなんだけど、ゆうべお素麺を食べてから、今までの24時間で、ガリガリ君しか食べてないってことになる。

‥‥そんなワケで、この日記をアップしたら、ありあわせのもので何か作って食べようと思うんだけど、フリーザーにチクワ、冷蔵庫の野菜室にショウガ、棚に金ちゃんラーメンとふえるワカメちゃんしかないことは分かってるので、ここはひとつ、それらをすべて利用して、「冷やし金ちゃんラーメン」を開発してみようと思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.04.29

木の足

moppo 東京のダウンタウン、墨田区の向島2丁目の、隅田川に沿った墨堤(ぼくてい)通りから少し入ったところに、三囲(みめぐり)神社がある。この神社は、とても由緒ある神社で、新春行事の「隅田川七福神めぐり」の神社のひとつにもなっている。境内には、松尾芭蕉の弟子の宝井其角(きかく)の句碑をはじめ、著名俳人の句碑がたくさんあり、その中に、富田木歩(もっぽ)の句碑もある。

 

 夢に見れば死もなつかしや冬木風  木歩

 

俳句を知らない人でも、松尾芭蕉や正岡子規、高濱虚子などの名前くらいは聞いたことがあると思うけど、この富田木歩の名前は、俳句を勉強してる人でも、知らない人がいる。だから、チョー有名じゃないけど、知ってる人は知ってるって程度の知名度の俳人だ。

 

木歩は、今から100年ちょっと前の明治30年に、現在の墨田区向島の鰻屋さん、「大和田」の息子として生まれた。本名は、富田一(はじめ)と言う。木歩は、2才の時に高熱を出し、それが原因で両足がマヒしてしまい、生涯、歩けない体となってしまう。木歩は、2人の姉と2人の妹、兄と弟の、7人兄弟だったんだけど、木歩が歩けなくなった上に、弟は聾唖者だったので、兄弟から2人も障害者が出たことを 近所の人たちは、「たくさんのウナギを殺して来たタタリだ」って言って、悪いウワサを流して、お店に近づかなくなる。今、こんなことを言ったら、差別だとか何だとか大変なことになっちゃうけど、たった100年前には、このニポンでも、こんな非科学的で人権を無視した、まるで魔女狩りみたいなことが、平然と行なわれていたのだ。

 

木歩は、歩けない上に、家が貧乏だったから、すごく小学校に行きたかったのに、行かせてもらえなかった。それでも、どうしても勉強をしたかったので、手元にあった「いろはがるた」や「軍人メンコ」を使って、独学でひらがなを覚えた。そして、漢字にルビが振ってある少年雑誌を読んで、漢字も覚えて行った。

 

しかし、木歩が10才の時、隅田川が決壊する大洪水があり、木歩の家やお店は大きな被害を受けてしまった。さらに、3年後にも、同じ規模の大洪水があり、すでに父親が亡くなっていたこともあり、もともと貧乏だった一家は、どん底の生活を余儀なくされる。2人のお姉さんは遊郭へと売られて行き、木歩は口べらしのために、近所の友禅の型紙屋へと奉公に出されてしまう。もちろん、木歩は歩けないので、四つん這いで働いていた。こんな状況でも、木歩は決して弱音は吐かずに、大好きな少年雑誌を読むことと、このころから見よう見まねで始めた俳句だけを心の支えとして、つらい奉公にも耐えていたのだ。

 

大正6年、木歩が20才の時、俳句を通して、同い年の新井声風(せいふう)と出会う。声風は、慶応大学の学生で、親は浅草で映画館を経営していて、体も健康で、何から何まで木歩とは正反対だったけど、木歩の才能と人間性に惚れ込み、2人は親友となった。「木歩」と言う俳号は、このころに自分でつけたもので、これは、人並みに歩きたい一心で、自分で木を削って作った手作りの義足に由来している。

 

しかし、声風と言う親友は得たものの、木歩の不幸は、まだまだ続いて行く。木歩の家は、ますます貧乏のどん底へと墜ちて行き、2人の姉に続いて、女工をしていた妹までが、遊郭へと売られて行ったのだ。そして、聾唖の弟が、肺結核で倒れ、大正7年の2月に亡くなってしまう。翌3月には、遊郭へ売られて行った妹も、肺結核にかかり、家へと戻って来る。そして、木歩の必死の看病も虚しく、4ヶ月後の7月に亡くなってしまう。このころには、木歩自身も肺を病んでいて、吐血を繰り返すようになる。

 

時を同じくして、木歩の家の隣りに住んでいて、ひそかに恋心を抱いていた幼なじみの女の子が、遊郭へと売られて行った。そして、木歩が俳句を教えていて、とても可愛がっていた女工も、肺病で亡くなってしまう。つまり、木歩自身も病気でつらい時なのに、その木歩が何よりも大切に思っていた弟や妹、俳句仲間などが、次々と亡くなって行ったのだ。

 

そして、大正12年9月1日、午前11時58分、歴史的な大被害をもたらした関東大震災が起こった。関東大震災の被害は、地震そのものよりも、地震後の火災による被害がものすごくて、木歩の住んでいた下町を中心に、東京は、一面、火の海になった。この時、歩けない木歩を心配して、親友の声風が、倒壊した家々や、あちこちで上がる炎をかいくぐりながら、木歩のもとへと駆けつけて来た。そして、木歩をおぶって、猛火の中を必死に逃げたのだ。

 

しかし、隅田川の堤まで逃げたものの、すでに橋は焼け落ち、渦巻く炎は四方から迫り、川は津波の影響で水位が2倍以上の激流になっている上に、燃えさかる木材が次々と流れて来て、ついに2人は逃げ場を失ってしまう。それぞれの運命を悟った2人は、無言で固い握手をして、声風はイチかバチかで激流へと飛び込み、木歩はその場にうずくまった。そして、声風は奇跡的に助かったけど、木歩は焼け死んでしまった。享年26才と言う、あまりにも若過ぎる死だった。

 

声風は、親友である木歩の名前を後世へ残すために、自分は句作をやめて、その後の人生をかけて、木歩の句集や文集の編集に尽力した。この、声風の努力があったからこそ、今、あたしたちは、富田木歩と言う俳人を知ることができ、彼の遺した作品に触れることができるのだ。

 

しかし、関東大震災の死者は、約14万2800人と言われている。そして、この中で、きちんと死亡が確認されているのは、10万5385人にしか過ぎない。つまり、4万人弱の人たちは、遺体が見つからないために、未だ「行方不明者」とされているのだ。そして、今日の日記で紹介した富田木歩と言う俳人は、この14万2800人の中のたった1人であって、他の数え切れないほどの人たちの中には、木歩よりも不遇だった人たちや、木歩よりも若かった人たちも、たくさんいたことだろう。それどころか、遺体も発見されず、死んだと言うことすら記録に残っていない人たちが、4万人弱もいるのだから‥‥。

 

 我が肩に蜘蛛の糸張る秋の暮  木歩

 

 

 

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2005.04.28

魚と寝る女

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今月の初めころに、徹底的に水槽のお掃除をしたから、まだピカピカだ。2?3日に1回、自然に蒸発しちゃったぶんだけ、片手鍋に半分くらいのお水を足すだけで、黒メダカたちも、クチボソたちも、みんな元気に泳いでる。

水槽がキレイだと、覗き込む時間も自然と増えて、1日に何度も見たりする。夜なんか、1時間くらい見てる時もある。立派な水槽じゃないし、高級な熱帯魚でもないけど、あたしにとっては、何よりも大切で可愛い家族だ。

1日2回のエサの時間も、すごく楽しい。あたしは、エサをあげる時には、ブクブクは止めるようにしてる。今は、お水が汚れないように、浮くタイプのエサを使ってるんだけど、ブクブクをつけたままだと、水面のエサが水流で水槽の四方に広がって、食べにくいみたいだからだ。

だから、ブクブクが止まって、あたしが水槽の前に立つと、お魚たちは、「おおっ! ゴハンの時間だ!」って思うみたいで、黒メダカたちは水面に集まって来るし、クチボソたちは落ち着きがなくなる。それで、規定量のエサをパラパラと落とすと、水槽の中は一気に色めき立つ。

黒メダカは「受け口」だから、水面に浮かんだエサを食べるのが得意で、水面下ギリギリをゆっくりと泳ぎながら、口をパクパクしてるだけで、自然にエサが口に入って行く。でも、クチボソは、とんがった「おちょぼ口」で、その名の通り、口が細いから、水面のエサを食べるのは苦手だ。それで、3匹のクチボソは、それぞれ、自分なりの食べ方を編み出したのだ。

一番小さい、5cmくらいのウメコは、体を垂直にして、藻の隙間から水面を突き上げて、「カポッ、カポッ」って音を出しながら、水面のエサを食べる。この時に、空気も一緒に飲み込むようで、2?3回水面を突くと、1度水中をクルリと回って体勢を立て直すんだけど、この時に、エサと一緒に飲み込んだ空気をポコッと吐く。これが、すごく可愛い。

ウメコが、この食べ方をすると、静かだった水面が乱れてて、浮いてたエサが少しだけ、水中へと沈んで来る。そうすると、「待ってました!」とばかりに、中くらいの、6cmくらいのジャスミンと、一番大きい、7cmくらいの熊田曜子が、奪い合うようにして食べ始める今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、水槽のガラスがコケで汚れてた時には、1日2回のエサやり以外には、水槽を覗くことがなかった‥‥って言うか、なるべく見ないようにしてた。それは、汚れた水槽を見るたびに、「1日も早くお掃除してあげなくちゃ!」って気持ちと、クタクタで、お掃除を延ばし延ばしにしてる自分に対する罪悪感との板バサミになるからだ。

ずいぶん前に、「ちびまる子ちゃん」に、こんなお話があった。例によって、お母さんから、「あんたはいつも最初だけで、そのうちに世話をしなくなるんだから!」って言われつつも、騒いだり、ダダをこねたり、懇願したりして、何とかお母さんを説き伏せて、たまちゃんからメダカを分けてもらったまる子。最初のうちは、毎日、水槽を覗き込んで、すごく可愛がってるんだけど、これと言ったパフォーマンスの無いメダカに、やっぱり、だんだんと飽きて来る。それで、まる子は、水槽の中を賑やかにしようと思い、なんと、アメリカザリガニを入れてしまう。そして、次の日に水槽を見ると、メダカはみんないなくなってて、両方のハサミでメダカをつかまえて、大暴れしてる怪獣のようなザリガニの姿が‥‥。

ショックを受けたまる子は、お得意の現実逃避ワールドへと走り、パッタリと水槽には近づかなくなる。学校で、たまちゃんに、「メダカは元気?」って聞かれても、顔を硬直させて、「うん‥‥まあね‥‥」って、言葉を濁すばかり。そして、長い現実逃避が終わり、久しぶりに水槽を見てみると、すべてのガラスはコケで緑に染まり、お水はドロドロのヘドロ状態だった‥‥。

見たくないものから目をそらし、現実逃避するってのは、水槽に限らず、色んな状況がある。最近、トンと見かけなくなって、そろそろ「あの人は今」みたいな番組に出て来そうな岡本夏生のCMで、キッチンのシンクの排水溝のフィルターみたいなのを持ち上げて、ヌルヌルのベトベトになってるのをそのままソッと元に戻して、「見なかったことにしよう!」ってのがあったけど、これこそが、ちびまる子スピリッツの大人バージョンだろう。

‥‥そんなワケで、ちびまる子の二の舞だけは避けたがったあたしは、今月の初めに、意を決して、水槽の大掃除をした。ガラスだけじゃなくて、砂利も石もキレイにして、濾過装置のフィルターも換えて、藻も増やして、竹炭を沈めて、住み良い環境を作った。それで、今は、楽しいお魚ライフを満喫してるってワケだ。

夜、お部屋の電気を消して、テレビや音楽もかけずに、水槽の照明だけをつけて、お酒を飲みながら眺めてると、とっても不思議な気分になって来る。特に、夏の寝苦しい夜なんかは、あたしも小さな人魚になって、黒メダカやクチボソたちと一緒に泳いでるような気持ちになって来る。

「人魚」と言えば、思い出すのが、リュック・ベッソンの「つめたく冷えた月」だ。もともとは、MAXの主演映画、「レディースMAX」の中のライブハウスのシーンに、ニポンのパンクの老舗バンド、アナーキーが出てて、それで、アナーキーのことをチョコっと調べてみたら、ヴォーカルの仲野茂さんが、「一番好きな映画」にあげてたのが、この「つめたく冷えた月」だった。それで、あたしは興味を持って、観てみたんだけど、とにかく、すごく良かった。

ストーリーは、デデとシモンって言う、どうしようもない中年男の2人組が、死体安置所から女性の死体を盗み出して来て、それを死姦するって言う、人の道に外れたようなもので、アメリカの異色作家、チャールズ・ブコウスキーの短編小説、「人魚との交尾」が原作になってる。この原作のタイトルからも分かるように、死体だと思ってた女性が、実は生きていて、それも、人魚だったってオチなんだけど、全編がモノクロであること、BGMがジミヘンであることなども加味して、ベッソンの描く海のシーンは、言葉にできないほど神秘的で美しい。そして、全体に流れる、何とも言えない倦怠感、哀愁、刹那的なイメージは、秀逸なラストシーンで、すべてが昇華される。

それから、あたしが、「水槽」からイメージするのは、これは、映画じゃなくて、テレビドラマだけど、岩井俊二の「フライドドラゴンフィッシュ」だ。これは、今から12?13年前に、テレビの深夜ワクで放送してた、「La cuisene」って言う、「食べ物」をテーマにした1話完結型のドラマで、毎回、「もりそば」「おにぎり」「給食カレー」「トム・ヤム・クン」「プディング」って言うようなタイトルで、複数の監督が順番に制作してた。その中で、今をトキメク岩井俊二が監督したのが、芳賀裕太主演の「オムレツ」、鈴木蘭々主演の「ゴーストスープ」、そして、「フライドドラゴンフィッシュ」だ。「フライドドラゴンフィッシュ」は、これまた、今をトキメク浅野忠信のデビュー作で、現在の素浪人みたいなキャラとは別人の、少年時代の浅野忠信を観ることができる。

テレビドラマとして埋没させるには、あまりにももったいないレベルの作品なので、後に、ビデオ化されたり、映画化されたりしたから、観た人も多いだろう。内容としては、テレビ向きの軽い探偵モノって感じだけど、みっちょん(芳本美代子)の楽しくも魅力的なキャラ設定が、後のCharaを予感させ、また、映像のハシバシに垣間見られる岩井ワールドの匂いにも、あたしは、敏感に反応してしまう。こう言った低予算の初期作品があったからこそ、「スワロウテイル・バタフライ」と言う、現時点での最高傑作へと辿り着いたんだと思う。

‥‥そんなワケで、「つめたく冷えた月」の持つ刹那的な美しさとも、「フライドドラゴンフィッシュ」の持つストイックな映像美とも違う、独特の美的感覚を持っているのが、韓国のキム・ギドク監督の「魚と寝る女」だ。昨今の盲目的な韓流ブームによって、ニポンの一部の人たちの間では、まるで、20年も前の山口百恵と三浦友和の「赤いシリーズ」のような、あまりにも単純な「お涙ちょうだい」の韓国ドラマが人気だけど、モノゴトの入り口としては、大いにケッコーだと思う。でも、いつまでも、そう言った陳腐なドラマだけにウツツを抜かしてるんじゃなくて、韓国にだって、本当に素晴らしい芸術的な映画がたくさんあるんだから、そう言った方向へと進んで行って欲しいと思う。

ニポンにはニポンの美的感覚があるように、韓国には韓国の、中国には中国の、ベトナムにはベトナムの美的感覚があり、それらは、人気俳優の名前だけに寄りかかった、陳腐なテレビドラマや映画などでは、決して表現されることはない。三流のカンフー映画しかないように思われてる香港映画界にも、鬼才、ウォン・カーウァイ監督が存在しているように、キムチ臭い三流恋愛映画しかないように思われてる韓国にだって、独自の感性で映像美を追求し続けているキム・ギドク監督が存在しているのだ。

「魚と寝る女」は、人里を離れた、神秘的な釣り池を舞台にした作品で、この釣り池を管理する女性、ヒジン(ソ・ジョン)が主人公だ。ヒジンは、池に浮かぶボートハウスを回り、釣り人たちに、昼間は食べ物を売り、夜は自分の体を売り、生活をしている。ここに、恋人を殺した元警察官、ヒョンシク(キム・ユソク)が身を隠すためにやって来て、いつしか、ヒジンと肉体関係を持つようになる。

この映画で、主役のヒジンのセリフは、いっさい無い。最初から最後まで、目と表情だけで、すべての感情表現をしている。そして、この映画の中で、ヒジンがたったひとことだけ声を出すのは、去って行こうとするヒョンシクを引き止めようと、自分の性器に釣り針を入れ、思い切り引き、叫び声をあげるシーンだけなのだ。

「残酷なシーンほど、もっとも美しい。」と言うキム・ギドクの言葉通り、この釣り針のシーンは、他の作品の残酷なシーンにも共通するように、思わず両手で目を覆いたくなるのに、その覆った手の指の隙間から見てしまい、そして、痛みを超えたところにある美しさへと連れて行かれてしまう。ある意味、映像上のSM感覚なのかも知れない。

あたしは、電気が煌々と灯る明るい部屋のベッドで、白人女性が腰を浮かせてグラインドさせながら、「カモ?ン! カモ?ン!」ってケダモノのような叫び声をあげまくるセックスは、あまりにも滑稽で、爆笑しちゃって見ていられない。アングロサクソンたちの、性欲がマグマのように噴き出した、まるで動物の交尾のようなセックスには、美のカケラも感じないけど、岩井俊二、ウォン・カーウァイ、キム・ギドクなど、アジアの美的感覚を持っている監督たちが作り出すセックスの描写には、たまらないほどの魅力を感じる。これは、あたしが、セックスにもワビやサビを求めるニポン人だからなんだと思う。

キム・ギドクの最新作、「サマリア」は、東京では、先月公開された。あたしは、お仕事上のつきあいで観に行ったけど、お金のために体を売る女子高生が主人公の現代的な内容だって聞いてたので、あんまり期待してなかった。でも、実際に観てみたら、キム・ギドク独特の映像美だけでなく、少女のころの微妙な感覚を丁寧に表現してあって、何度も、胸がキュンとするような思いがした。

女の子の場合、中学や高校の時の同性の親友との関係って、いつでも一緒にいて、手をつないで歩いて、何でもお揃いにして、どっちかにカレシができちゃったらヤキモチを妬いたり、別に、レズビアンってワケじゃなくても、それに近いような、独特の感覚がある。この映画は、それをうまく表現してて、何だか、懐かしいような、切ないような、グッと来るものがあった。

展開としては、ヨジンとチェヨン、2人の女子高生と、ヨジンのお父さん、それぞれの視点から見た三部構成になっている。第1章の「バスミルダ」は、インドの伝説の娼婦の名前がタイトルで、ヨジンとチェヨンの友情をベースに、ストーリーは急ぎ足で展開して行く。第2章の「サマリア」は、この映画のタイトルにもなっている大きな章で、聖書の「サマリアの女」から取ったタイトルだろう。ヨジンの目の前で、警察の売春取り締まりから逃げようとして、窓から飛び降りて即死してしまうチェヨン。そのチェヨンに対するヨジンの思いや行動は、サスガのあたしもリトル涙がこぼれた。そして、第3章の「ソナタ」では、ヨジンとお父さんとの視点から、様々なものが見えて来る。走る車の室内から映したフロントガラス越しの映像は、あまりにも素晴らしい。

韓国の文化を多少でも知っている人なら、この第3章の「ソナタ」って言うタイトルが、韓国で一番有名な大衆車の名前だってことくらい、当然、分かるだろう。ニポンで言えば、カローラとかシビックとか言った感じだ。でも、マスコミの作り上げた韓流ブームに洗脳されてる人たちの多くは、「韓国」「ソナタ」と聞いただけで、すぐに「冬のソナタ」を思い浮かべてしまうのかも知れない。

‥‥そんなワケで、こう言った、何も考えていない脳天気なニポン人たちが、「ヨン様のロケ風景を見るツアー」に参加して、頻繁に反日デモが行なわれている真っ最中の韓国へと大挙押し寄せた。2600人ものオバサン軍団は、500mにも及ぶ列を作って大行進して、現地では、「すわ、反韓デモか!?」と言う騒ぎにまで発展したそうだ。こう言った無神経なファン心理も、分からなくはないけど、誰よりも韓国に対して友好的な立場であるはずの韓国スターのファンたちが、今のピリピリとした日韓の関係を完全に無視した行動に走るって言うのは、「なんだかなぁ?」 by 阿藤快‥‥って感じの今日この頃なのだ。

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2005.04.27

大悪党ドコモVS小悪党ツーカー

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あたしは、ドコモが嫌いなので、ボーダフォン2台とツーカー1台を使ってるんだけど、アットマークより前のメールアドレスは、3台とも同じにしてる。これは、あたしのメールアドレスを知ってる人なら、みんな理由は分かると思うけど、すごいコダワリがあって、昔からずっと通して来たものだ。だから、今までに、何度も機種を変えて来たけど、ぜんぶ同じアドレスだし、その昔、まだドコモを使ってた時も、同じアドレスだった。

ちなみに、あたしがドコモを嫌いな理由は、何よりも、二子玉川のドコモショップの女の対応にムカついたからだけど、それだけじゃなくて、ドコモのケータイを作ってる某メーカーの技術者から、とんでもない話を聞いたからだ。それは、ドコモ側からの指示で、「ワザと1?2年で壊れるような製品を作っている」ってことだ。もちろん、これは、1?2年サイクルで新機種に買い換えさせようって言うセコイ考えなんだと思うけど、1ヶ所のメーカーだけに、こんな指示を出すワケはないから、ドコモのケータイを作ってる全メーカーは、同じ指示を受け、同じように、ワザと壊れやすいケータイを作ってるんだと思う。メーカー側にしたって、5年も10年も壊れないケータイを作るよりも、すぐに壊れてチョコチョコと買い換えてもらったほうが儲かるから、ドコモも各メーカーも、両方ともオイシイのだ。

でも、あまりにもロコツに壊れると、誰もそのメーカーの機種を使わなくなるし、ドコモもフォローできなくなるから、どの辺をどの程度、壊れるようにするかって言うサジ加減に、技術者の腕が試される。つまり、完全にデータが飛んじゃったり、通話もできなくなったらシャレにもならないから、ユーザーにとって、ダメージは少ないけどイライラするような故障、たとえば、買い換えてから1年もしてないのに液晶の表示がおかしくなったり、1年半でキーが誤作動するようになったりと、そのシコミには匠の技が光る。

もちろん、すべての製品が同じように故障すると、それはクレームの対象にもなりかねないから、出荷する製品の10台のうち3台だけを故障しやすくしたりと、巧妙な手口が使われている。これが、「ドコモのケータイには当たり外れがある」と言われてるユエンだろう‥‥なんて思ってる今日この頃、ドコモを使ってる皆さん、思い当たるフシはありませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、ドコモのケータイを使ってる人なら、水をかけたワケでもなく、地面に落としたワケでもなく、どこかにぶつけたワケでもないのに、急に液晶の表示がおかしくなったり、キーの調子が悪くなったりって経験のある人も多いだろう。それで、ショップに持って行ったら、「落としたりしませんでした?」とか決めつけられて、不愉快な思いをした上に、結局、機種変更をすることになって、ムカついた人も多いと思う。あたしの周りでも、ドコモを使ってる人たちは、みんな、「ケータイの寿命は1?2年」って思い込んでる。それは、1?2年で壊れるように作られてるんだから、当然と言えば当然なんだけど。

ひと昔前は、ケータイと言えばドコモだったから、あたしも、ドコモを使ってた。だけど、Jフォンとか、ツーカーとか、色んなメーカーが出て来て、ドコモが独占してたシェアに何とか食い込もうと、料金プランを始め、様々なサービスを始めるようになった。それで、二子玉川のドコモショップの女の高飛車な対応に、ずっとムカついてたあたしは、他のケータイ会社に乗り換えたのだ。オカゲで、毎月のケータイ代が大幅に安くなり、ドコモ1台ぶんの料金で、3台も持てるようになった。昔は、ドコモ同士、ツーカー同士じゃないと、色んな制約があって、不便なこともあったけど、今はまったく関係ないから、何も問題はない。

さて、長井秀和‥‥じゃなくて、長い前置きはこれくらいにして、本題に入るけど、あたしは、2ヶ月くらい前に、1年ちょっと使ってたツーカーの機種変更をした。別に壊れたワケじゃないんだけど、あまりにも薄型でメールを打ちにくかったから、もうちょっと厚みのある機種にしようと思ったのだ。それで、道端のデタラメなケータイ屋じゃなくて、ちゃんとしたツーカーショップに行って変更した。ポイントがいくらか溜まってたのと、ちょうどナントカセールをやってたから、2000円の変更料だけで最新機種になった。ショップの人は、「新規ご契約と機種変更のお客様に限り、今だけ、通常は1曲30円の着メロが、3曲まで無料になりますので、ご利用ください。」って言って、1枚のパンフレットをくれた。それで、番号もアドレスも前と同じにして、何の問題もなく帰って来た。

そして、帰って来てから、その着メロのパンフレットを見て、指示に従ってアクセスしてみた。そしたら、説明に書いてあるように、通常は1曲30円なんだけど、そのパンフレットと一緒にもらった名刺くらいの大きさのカードに書いてあるナンバーを入力すると、3曲まで無料になるって言う案内が出た。それで、指示の通りにナンバーを入力したら、今度はアドレスを入力しろって言う指示が出た。だから、言われるままに、自分のアドレスを入力したら、曲を選べる画面に進めた。

同じ曲でも、作ってるとこによって、カッコイイ着メロとダサイ着メロがあるから、あたしは、大まかに試聴してみることにした。まず、何でもいいから、MAXの曲と、洋楽のロックを1曲ずつ、テキトーに聴いてみて、良く出来てるほうのジャンルのものを3曲もらおうと思ったからだ。それで、まずはMAXを聴いてみたんだけど、ヤタラとダサかった。カン高い音がメロディーラインをなぞってて、何だか、歌がヘタクソな人のためのカラオケみたいで、とにかくカッコ悪い。それで、洋楽を聴いてみたら、こっちはなかなか良かったので、洋楽から選ぶことにした。

まず、1曲目は、Doobie Brothersの「China Grove」にした。ちょうど、「CanCam」のCMで、山田優ちゃんともえちゃんと友里ちゃんが変なダンスを踊ってるやつ、あれがOAされ始めた時だったので、あのバックで流れてる「China Grove」を選んだのだ。今だったら、「China」なんて言葉のついた曲なんか絶対に選ばないんだけど、2ヶ月前は、まだ、愚かな中国人の反日デモなんて起こってなかったから、あたしの反中感情にも火がついてなかったのだ。あと、T-REXの「Get it on」と、ちょっとベタだけど、Green Dayの「American Idiot」をダウンロードした。そして、あとは有料になっちゃうから、その場で解約の手続きをして、ケータイを閉じた。

‥‥そんなワケで、次の日の朝、目が覚めて、ケータイを見たあたしは、アゼンとした。このツーカーは、お仕事用なので、メールはほとんど使ってないし、アドレス自体、2?3人にしか教えてない。お友達とのメールのやりとりは、すべてボーダフォンを使ってて、このツーカーのほうにメールして来る人は誰もいない。それなのに、メールが30件も届いてたのだ。それで、ナニゴトだろうと思って、メールを見てみたら、すべて、エッチな迷惑メールだった。それも、30件が、すべて違うアドレスからのものだった。

とりあえず、あたしは、順番に削除したんだけど、その削除してる最中にも、新しい迷惑メールが届く始末。昨日までは、アドレスは同じでも、迷惑メールなんか1通も届いたことがなかったのに、機種変更をしたとたん、このアリサマだ。そして、あたしは、着メロをダウンロードする時に、自分のアドレスを入力したことを思い出した。ようするに、あたしがアクセスした着メロサイトは、無料の着メロをエサに、他人のアドレスを集めて、エッチなサイトに売ってたってことだ。

そのまま、何日か様子を見てたら、届く迷惑メールの数はどんどん増えて行き、1週間後には、1日100通以上も届くようになった。あたしのケータイは、アクセス拒否は20件までしか登録できないし、ドメインで拒否するとしても、ありとあらゆるドメインから迷惑メールが送られて来るので、20件じゃぜんぜん足りない。それで、イライラするけど、毎日コマメに削除しながら使ってた。でも、迷惑メールの数は、さらに増え続け、疲れてたり忙しかったりして、2?3日ほっとくと、受信しきれないメールが、サーバーに何百通も溜まっちゃうようになって、もう、収拾がつかなくなった。それで、お仕事の連絡は、ボーダフォンで受けることにして、このツーカーの電源を切ったのだ。

ホントは、アドレスを変更すれば話は早いんだけど、最初に書いたように、あたしは、コダワリがあって、ぜんぶのケータイのアドレスを統一してる。だから、こんなことくらいでアドレスを変えるのは釈由美子‥‥じゃなくて、シャクに触るから、ヒマになったら何か別の対応策を考えようと思ったのだ。それで、忙しくて、10日くらい電源を切ったままにしてたんだけど、ちょっと時間ができて、ツーカーのことを思い出したので、とりあえず電源を入れてみた。そしたら、ナナナナナント! サーバーに溜まってたメールの数が、2762通!

ふ?ざ?け?ん?な?!!

削除するにしたって、このメールをすべて受信してからじゃないと削除できないし、2762通も受信するなんて、とてもじゃないけど無理な話だ。それで、あたしは、長年、守りつづけて来たポリシーをかなぐり捨てて、アドレスを変更した。サーバーにメールが溜まってる状態でアドレスを変更すれば、2762通の迷惑メールは、あたしとは関係なくなるからだ。

‥‥そんなワケで、次の日、あたしは、原チャリに乗って、2つ先の駅にあるツーカーショップまで、文句を言いに行った。そしたら、そこはもう引き払ったあとで、貼り紙がしてあった。その貼り紙には、移転先として、8つも先の駅の略図が書いてあった。サスガ、2005年3月の時点で、56%のドコモ、22%のau、17%のボーダフォンに対して、たった4%って言う、倒産間近のシェアを誇るツーカーだけのことはある。エッチサイトと提携してる悪質な着メロサイトと結託して、小銭を稼ぐようなマネをしてても、ショップの家賃も払えなかったのか‥‥なんて、春の愁いを感じた今日この頃なのだ。

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2005.04.26

1分の重さ

2005-04-25T195501Z_01_NOOTR_RTRJONP_2_JAPAN-175588-1-pic0 25日の午前9時18分、兵庫県尼崎市のJR福知山線の快速電車が、塚口駅と尼崎駅の間で脱線し、線路脇のマンションに激突した大事故は、発生から20時間近く経った現在、59人の死亡が確認されていて、負傷者の数は440人を超えている。でも、まだ車両内には、たくさんの乗客が閉じ込められていて、それも、もっとも破損のひどい1両目なので、死亡者の数はまだまだ増えるだろうと言われている。各テレビ局は、午後からのドラマやバラエティーを特別報道番組に切り替え、ワイドショーやニュース番組は軒並み予定を変更して、1日中、この事故の様子を伝えていた。時間が経つたびに、救助活動が進むたびに、死亡者の数は、5人、10人と増えて行く。

 

こう言う大事故が起こると、各テレビ局は争って専門家を呼び、あーでもない、こーでもないって、事故の原因やら改善策やらを論じ合う。それはそれで大切なことなのかも知れないけど、湾岸戦争の時に引っぱりダコだった軍事評論家とか、飛行機事故が起こるとお呼びが掛かる航空専門家、地震のたびに出て来る大学教授なんかと同じで、何の役にも立たない口先番長たちにモットモらしいことを述べさせるのは、もっとアトからでもいいような気がする。まだ、たくさんの人たちが閉じ込められていて、今、この瞬間にも苦しんでいるって言うのに、電車の模型を手に持って、「今の電車はタテの力には強いけど、ヨコの力には弱いんです!」なんて力説されても、何だか違うような気がする。

 

それで、助け出された人たちのインタビューや、専門家たちのコメントを聞いてたら、今回の事故は、たった1分30秒の遅れを取り戻すために、運転士がスピードを出し過ぎたことが原因らしいって言う。線路に石が置いてあったとも言われてるけど、そんなことくらいで脱線なんかしないだろうから、やっぱり、一番の原因は、スピードの出し過ぎなんだろうか。そして、この運転士は、事故を起したひとつ手前の駅までの間で、1分30秒の遅れのうち、30秒を取り戻していたそうだ。F1のサーキットは、1周が5km前後だけど、たった1秒のタイムを縮めるだけでも至難のワザだ。それなのに、この運転士は、F1のサーキットの半分ほどの距離しかない1駅区間で、30秒ものタイムを縮めている。これは、通常よりも、4割から5割も速いスピードを出していたことになるそうだ。

 

テレビでは、この運転士が、まだ1年にも満たない経験しかないことや、以前にも駅の停止位置を行き過ぎてしまった前科などを何度も繰り返して伝え、運転士ひとりに罪を着せるようなニュアンスの発言をする人たちが多かった。だけど、この運転士だって、まさか事故を起そうとして運転してたはずもないだろうし、たった1分かそこらの遅れくらい、別に構わないと思うのに、なぜ、こんな無謀な運転をしたのだろうか。

 

実は、その原因が、JR西日本やJR東海に根付いている恐怖の体質なのだ。JR西日本やJR東海には、ずっと前から、異常とも言える職員管理体制があって、多くの運転士たちを苦しめて来た。それは、たった30秒でも、1分でも、規定の時間に遅れるようなことがあると、その運転士は、指導助役と言う役職の古株から、連日、教育と言う名の陰湿な嫌がらせを受け、徹底的にいじめられ続けるのだ。その中でも、特に酷いとされているのが、今回の事故が起こった「尼崎電車区」なのだ。

 

2001年8月31日、この尼崎電車区を担当していた服部運転士は、車掌から、「P電源が点灯している」と言う連絡を受け、その処置を済ませてから電車を発進させたために、1分ほど遅れてしまった。たったこれだけの理由で、服部運転士は、乗務停止処分となり、それから連日、「日勤教育」と言う名の嫌がらせが始まったのだ。服部運転士は、過去に一度も事故を起したことのない優良運転士だったのにも関わらず、日勤教育担当の山口指導総括助役は、「過去に起した事故についてレポートを書け!」と命令し、服部運転士が、事故を起したことはないと告げても、「レポートを書かなければ認めない!」と、現実的に無理なことを強要し続けた。そして、無理なレポートを何とか書こうと努力している服部運転士に向かって、「座ってるだけで給料がもらえるなんてうらやましいな」「この役立たず!」など、連日、朝から晩まで暴言で罵り続けた。片山指導助役は、「お前など首を吊っても知ったことか!」と言い放ったと言う。しかし、どんなに酷いことを言われても、たったひとことでも言い返そうものなら、乗務停止処分は永久に延長されて行くため、何を言われても、じっと耐え続けるしかなかったのだ。

 

この、人を人とも思わない山口指導総括助役たちのイジメが、5日間続いたあとの9月6日の朝、服部運転士は、体調不良を訴えて、休みを申請した。そして、その日の午後、心配した同僚の運転士が自宅まで様子を見に行き、自殺した服部運転士の遺体を発見したのだ‥‥。

 

たった1分、電車を遅らせただけで、それも、自分には何の非もなく、車掌の連絡を受けて適切な作業をしていたために遅れたのに、自殺するところまで精神的に追い込む「日勤教育」と言う名のイジメ。そして、服部運転士が自殺したことに対して、会社側は自分たちの過失を認めるどころか、「服部は借金苦で自殺したんや」とデマを広め、すべてをウヤムヤにしたのだ。

 

この尼崎電車区における人権を無視した「日勤教育」と言う名のイジメは、もちろん現在でも続いており、労働組合が何度も本社へ掛け合っているのにも関わらず、本社は、「調査をしたがそのような事実は無い」と言って、本当はすべて知っているのに、何年もこの事態を放置して来た。そして、同じ尼崎電車区における今回の大事故。たった1分の遅れを取り戻そうと、運転士にアクセルレバーを引き続けさせたのは誰なのか、本当の事故の原因は何なのか、真実は、誰の目にも明らかだろう。

 

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2005.04.25

笑いながらわびる優

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今日のTBS、「アッコにおまかせ!」での、あびる優の謝罪のコメントは、先日の「クリック!」と同様に、直径20cmもあるデカイ花を頭につけ、さらに、笑いながら行なわれた。これを見たすべての視聴者が呆れ返ったと思うけど、見てなかった人のために、録画したVを見ながら、一字一句そのままに書く。

「え?とぉ?あの?ですねぇ?色んな世間の皆さんとかぁ?あの?仕事の色んな周りの皆さんに多大なご迷惑をかけたことを?え?とぉ?すいませんでした?ぶはははっ!」

この「ぶはははっ!」ってのは、吹き出した笑い声だ。ここで、和田アキ子が、すかさず、「お詫びします、だろ?」みたいな感じで、小声でフォローする。そして、あびる優は、「あっそうでした!」みたいな顔をして、続ける。

「あの、お詫び申し上げます。すいませんでした。え?とぉ?これからもですね、あの?マイペースに一生懸命がんばって行きたいと思うので、え?とぉ?応援していただけたら嬉しいと思います。よろしくお願いします。」

これが、あびる優の、とても謝罪とは思えない、笑いながらのアイサツだ。まるで、あたしにいじって欲しくて、ワザとツッコまれるようなことを言ってるみたいセリフなので、ご希望通りにいじってあげるけど、まずは、お前が謝罪しなきゃならないのは、「世間や周りの皆さん」じゃなくて、極悪非道な連続窃盗で倒産に追い込んだ老夫婦だろ! それから、あたしたちは、「色んな世間の皆さんとかぁ?」かよ!‥‥なんて思う今日この頃、色んな世間の皆さんとかぁ?いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、何よりも呆れ返ったのは、警察に事情聴取されるほどの犯罪を犯しておいて、「これからもマイペースに」って、一体、何様のつもりなんだろう?‥‥ってことだ。「これからも」の「も」ってのは、「今までと変わらずに」って意味なんだぞ! つまり、「これからもマイペースに一生懸命にがんばって行きたいと思うので」ってのは、「これからも今までと変わらずにマイペースで、一生懸命に犯罪活動をがんばって行きたいと思うので」って意味じゃん! 普通は、「これからは心を入れ替えて、一生懸命にがんばって行きますので」って言うとこなんじゃないの?

まあ、連続窃盗事件に関しては、百万歩譲ってやって、「小学校の時に駄菓子を1個だけ万引きしたことを大ゲサに話した。」って言う、明らかにアトから考えた大ウソを信じてやるとしても、謹慎の初日の夜に、ロバートの馬場たちと、六本木で飲んで大騒ぎしてたって言う「未成年の飲酒」の件については、何の説明も謝罪もないままじゃん。

18才のあびる優が、浴びるほどお酒を飲んで、VIPルームでハレンチに大騒ぎしてたのは、六本木の交差点から飯倉片町の交差点に向かって進んで行き、左手の「Friday´s」を過ぎたら1本目の路地を左に曲がって、すぐ右手にあるエルザビルのB1にある「GARDEN」って言う中規模のクラブなんだけど、このお店は、若手のお笑い芸人御用達のクラブとして有名なところだ。いつ行っても、テレビで見たことのある若手の芸人が、女の子を連れて、VIPルームを占領してるので、芸人に会いたくて通ってる女の子たちもいるほどだ。

このお店にチョコチョコ通ってる知り合いが、お店の人から聞いた話を教えてくれたんだけど、あびる優は、馬場たちの「一気! 一気!」の声に乗せられて、色んなカクテル系のお酒を次から次にガブ飲みし続けて、王様ゲームをやって、ダレカレ構わずにキスをしたり、口移しで氷を回したり、男のヒザの上に乗ってはしゃいだり、自分の体を男たちに触らせたりして、しまいには、トイレに行くのにも真っ直ぐに歩けないほど泥酔してたそうだ。

謹慎期間中に、こんなことをしてて、世論調査でも、85%もの人たちが「復帰すべきではない」って答えてるのに、それでも平然と復帰して来るほどツラの皮がブ厚いんだから、コイズミと同じように、誰が何を言ってもムダだと思うけど、それにしても、「これからもマイペースで?」なんて言われちゃうと、「どうぞ、死ぬまでマイペースで好き放題にやってください‥‥」としか言えなくなる。

‥‥そんなワケで、謝罪をしたことによって、余計に自分の立場を悪くしちゃったあびる優の脳みその大きさは、間違いなく「クルミ大」だと思われる。人体の大きさに対して、「クルミ大」の脳みそって言うのは、ジュラ紀に生息していた恐竜と同じ程度の比率であり、善悪の判断はおろか、言語中枢も完成されていない下等動物で、その行動パターンは、「やりたい時にやりたい事をやりたいようにやるだけ」なのだ。だから、マトモな人類なら、とても笑えるような状況じゃない謝罪のコメント中でも、平気で噴き出し、笑い出す。まさか、和田アキ子にうながされながらの謝罪だったからって、「笑って許して」ってワケでもないだろうに‥‥なんて思う今日この頃なのだ(笑)

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猫の恩返し

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日記やブログに、ヒロシやギター侍のフレーズを書くのは、そこらの兄ちゃんから眞鍋かをりまで、ありとあらゆる人たちがやってるので、あたしは、ちょっと変えて、アンガールズっぽくスタートしてみようと思う。それでは‥‥。

カップヌードルのヒトクチ目に、必ずムセて、「ブハッ!」ってなっちゃうきっこです。

あいあい、ニンテンドーの犬のゲームのCMで、別人のように太りまくった宇多田ヒカルを見て、池田満寿夫の奥さんのバイオリニストの佐藤陽子かと思っちゃったきっこです。

あいあい、世田谷区の乳ガンの検診に行ったら、人にオッパイを揉まれるのが久しぶりだったので、思わず「アハッ!」って声を出しちゃったきっこです。

あいあい、犬に洋服を着せてるのってバカ丸出しだと思うんだけど、大好きなMAXのメンバーが、全員、飼い犬に洋服を着せてるから、いつまでもそのことに対して発言できないきっこです。

あいあい、寝起きでボーッとしてる時に、フェイスウォーターと間違えて、顔面にファブリーズをかけちゃったきっこです。

あいあい、いつまで経っても、倉木麻衣と薬師丸ひろ子の区別がつかないきっこです。

あいあい、何度やってもネットに接続できなくて、パソコンが壊れたのかと思ってたら、料金滞納で電話を止められてたきっこです。

あいあい、わーわーゆうとりますが、今日の日記を始めます‥‥なんて感じでスタートしてみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、昨日の朝、駐車場に降りて行って、車に乗ろうとしたら、あたしの車の反対側に停めてある車と車の間から、ペペロンチーノが現れて、あたしのほうに向かって歩いて来た。朝ゴハンは、昨日は別の人があげてるから、お腹が空いてるはずもないし、ただ遊びに来ただけかな?って思って、あたしは、その場にしゃがんで、「ペペ?! おいで?!」って呼んだ。

ペペは、あたしに向かってまっすぐに歩いて来てたから、別に、あたしは、呼ぶ必要なんかなかった。だけど、猫って、自分の気分がノッてない時には、こっちがいくら呼んでも来てくれないから、そう言う時って、あたしはちょっとサミシイ気持ちになっちゃう。だから、猫のほうからあたしに向かって来てる時こそ、あえて名前を呼んで、まるで、あたしが呼んだから来てくれたみたいなヤラセのシーンを演出するのだ。

たとえ、こんな、日本テレビや朝日新聞みたいなヤラセやシコミだとしても、「あたしが呼んだから来てくれた」って思い込むことによって、毎日の猫たちの世話に対して、ガゼンやる気が出てくるし、喜びにもつながる。そして、来てくれた猫のシッポの付け根あたりを掻いてあげて、ゴロゴロ言い出したら、今度は高い高いして、それから、猫の鼻と自分の鼻の先をくっつける。そうすると、猫の鼻って、濡れてて冷たくて、なぜだか分からないけど、あたしはちょっと幸せな気分になる(笑)

それで、ペペは、あたしに向かって一直線に歩いて来たんだけど、あと5mくらいのとこで、口に何かをくわえてることに気づいた。そして、あたしのとこまで来たペペは、あたしの目の前に、くわえてたものをポトッと落とした。10cmくらいの灰色のソレは、良く見たら、シッポのとれたヤモリの死骸だった。

この前、病院に連れてった時(2月28日の日記参照)のお礼なんだと思うけど、よりによって、シッポのとれたヤモリだなんて‥‥。だけど、ペペったら、地面のヤモリの死骸と、あたしの顔とを交互に見ながら、「ニャア?」なんて言うもんだから、あたしは覚悟を決めて、ヤモリの死骸を指でつまみ上げて、「ペペ?ありがとうね?」って言いながら、頭を撫でてあげた。そして、車のドアを開けて、テッシュでヤモリを包んで、とりあえず助手席に置いた。ペペの見てる前で捨てると、ペペが傷ついちゃいそうだから、どっかに行ってから捨てるためだ。

猫は猫なりに、あたしに何かしてあげたいって思ってるみたいで、色んなものを持って来る。特に、白黒ブチのマックスは、わざわざマンションの階段を上がって、2階のあたしのお部屋まで届けに来る。だから、朝、ドアを開けると、スズメの死骸とか、ネズミの死骸とか、死にかけてピクピク動いてるカマキリとか、最後の力で「ジジ‥‥ジジ‥‥」って鳴いてるセミとか、朝から泣きたくなるようなものが置いてあることがある。とにかく、死骸なら何とかなるんだけど、まだ息があってピクピク動いてるのは、ホントに困る。

何年か前、一番最初に、ネズミの死骸が置かれてるのを発見した時は、あたしは、ストーカーの嫌がらせだと思って、血の気が引く思いがした。でも、しばらくして、マックスが持って来るってことを知ったので、ストーカーの恐怖は無くなったんだけど、虫系が苦手なあたしとしては、夏場が来るのが恐ろしいのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、猫のザラザラの舌で舐められるのが大好きなんだけど、その猫の口が、ネズミをくわえり、虫をくわえたりしてると思うと、サスガに、顔を舐めさせるのだけはできなくなった。でも、手の甲は、良く舐めさせる。そして、あたしの左手の甲ってのは、お仕事の時に、ファンデーションの色を見たり、チップにつき過ぎたカラーを落としたり、色を合わせたりするパレットの役目をしてる。だから、もちろん、お仕事の前にはちゃんと手は洗ってるけど、あたしにメークされるタレントさんやモデルさんたちは、自分の顔にメークしてるチップやブラシが、ネズミをくわえた猫がペロペロと舐めた手の甲で色調整されてるとは、夢にも思っていない今日この頃なのだ。ジャンガジャンガジャンガジャンガジャ?ン!(笑)

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2005.04.23

福岡の茶番と宮城の本番

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ニポンの三大祭りのひとつ、「ヤマザキ春のパン祭り」のシールなんだけど、お仕事の仲間から見ず知らずの人まで、色んな人が協力してくれて、シメキリまで1週間となった現在で、なんと「46点」も集めることができた。25点でお皿が1枚もらえるので、すでに1枚は確実な上に、あと4点集めれば、2枚ももらえる。そうすれば、母さんとオソロイで使えるし、とにかく、今年のお皿、「白いモーニングプレート」は、今までで一番使い勝手のいい形だから、どうしても2枚は手に入れたい。

ヤマザキパンのお皿の魅力って、まず、ヤマザキがフランスのメーカーに発注して作らせてるオリジナルなので、どこにも売ってないものだってことだ。そして、これがスゴイんだけど、「割れない」ってこと。もちろん、どっかの筆箱とは違うから、ソウルで脱走したゾウに踏まれれば割れちゃうだろうけど、一般的な陶器のお皿と比べると、何倍も割れにくく出来てる。洗い物をしてて、手をすべらせて落としたりすると、割れるのは必ず相手側のお皿やコップで、ヤマザキのお皿は無事なのだ。そして、色が真っ白なので、どんなお料理にも合うし、タマにブリーチすれば、ずっとキレイなまま使える。

そう言えば、あたしと同じく、ヤマザキパンのシールを集めてる声優の井上みゆちゃんは、何点くらい集まったんだろう? ホントはパンが嫌いなのに、みゆちゃんにシールを送るためにヤマザキパンを買うような、マニアックなファンが多そうだから、きっと、すごくいっぱい集まってるんだろうな(笑)

ちなみに、井上みゆちゃんと言えば、来たる5月13日に、デビュー曲の「ぶっちゃけジェネレーション」がリリースされるんだけど、この日って、不吉なことに、「13日の金曜日」なのだ。何でこんな日にリリースするんだろう? 普通は、CDの発売日って、とりわけ、デビュー曲の場合って、すごく縁起をかつぐもので、「仏滅」や「13日の金曜日」は絶対に避けるもんなんだけど、何か特別の理由でもあるんだろうか?‥‥なんて余計な心配をしちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、いよいよ、24日に、ニポンイチの大変質者、山崎拓(自民党)と、選挙に出るために大急ぎでニポン国籍をとった元在日韓国人、平田正源(民主党)との、事実上の一騎打ち、福岡2区補欠選挙が行なわれる。普通に考えたら、議員宿舎のすぐ隣りのホテルで、愛人に自分のオシッコをムリヤリに飲ませ、「これでお前は一生俺の女だな!」と言って高笑いし、10年間の愛人関係の中で二度も中絶させ、その中絶の手術後に、「女って言うものは、堕せば堕すほどセックスが良くなるもんだ!」とノタマい、自分のボッキしたオチンチンのポラロイド写真を愛人の母親に送りつけた山崎大先生なんかに投票するバカはいないだろう。

でも、15年間もアメリカで暮らしてて、肩書きにしてる弁護士の免許だってアメリカで取ったもので、2年半前に来日して、選挙に出るために慌ててニポンの国籍を取ったばかりの元在日韓国人、平田正源なんかが当選しちゃったら、TBSの「サンデージャポン」でオナジミの民主党の白眞勲(ハク・シンクン)と同じように、あたしたちの税金を使って、在日韓国人に地方参政権を与える運動を始めることは明白だから、マトモな神経を持ったニポン人であれば、間違っても投票しないだろう。

だからって、共産党の新人、山田博敏なんかに投票して、このニポンを中国みたいな洗脳国家にしたいマゾヒストもいないだろうから、1月7日の日記、「変態大魔王降臨!」の中であたしが予想した通りの結果になると思う。過去ログを読むのがカッタルイ人のために、あたしの予想を再掲しておく。

「政治家にバカにされっぱなしの福岡2区は、一昨年の『変質者VS大嘘つき』って言う茶番劇から、今度は、『変質者VS在日』って言う茶番劇に変わったワケだけど、結局は、変質者とベッタリ癒着してる地元企業の取りまとめ票と、自分の考えなどまったく持たない洗脳集団、創価学会の取りまとめ票が、山崎拓へと流れ、マトモな有権者たちは投票を棄権し、30%前後の史上最低の投票率の中、変質者が返り咲くと予想される。つまり、このまま行けば、3ヶ月後には、権力の亡者、コイズミ、セックスの亡者、山崎拓、金の亡者、加藤紘一の『YKKトリオ』の完全復活と言うこの世の地獄へ、また一歩近づいてしまうのだ。」

この、あたしの予想通り、創価学会の取りまとめ票、とりわけ、女性評を確実なものにするために、コイズミからのジキジキの命令で、公明党の浜四津敏子が、19日、福岡入りをした。あたしは、その様子をちょうどテレビで見てたけど、全国の創価学会の会員たち、特に女性会員たちからは絶大に支持されてる浜四津敏子は、いくらコイズミからの命令だとしても、全国の女性の敵である山崎拓なんかを応援するのは、ヘタすれば創価学会の中での自分の地位にも悪影響を及ぼしかねないため、その表情はとても暗く、イヤイヤやってることが一目瞭然だった。

だから、浜四津敏子は、福岡に到着したその足で、真っ先に創価学会へと向かい、自分が何よりも大切に思っているのは創価学会であると言うことをアピールし、自分の保身の根回しをした上で、初めて、山崎拓の支持団体の集会に顔を出した。でも、山崎陣営と直接に接触することは避け、もちろん、街頭演説もせずに、トンボ返りして来たのだ。ようするに、コイズミに対する忠誠心を見せ、連立政権としての公明党の役割も果たしつつ、あくまでも、創価学会の中での自分の立場を最優先した、「サスガ、洗脳宗教!」って感じの立ち回り方だった。まあ、女性信者を次々とレイプする性犯罪者、池田大作の下で鍛えられてるオバサンだから、コイズミやヤマタク程度の変質者など、軽くアシラウのは朝飯前ってとこなんだろう。

それにしても、こんな、ニポンの政治史上、類を見ないほどの大変質者が相手なんだから、民主党は、誰を出馬させたって、犬や猫を出馬させたって楽勝で勝てる選挙なのに、何で、よりによって、元在日韓国人なんかを出すんだろう? 元在日韓国人だとしたって、ずっとニポンに住んでて、ずっと前にニポンの国籍を取って、ニポン人と同じように暮らして来た人だったら分かるけど、たった2年半しかニポンに住んでなくて、ニポンのことなんか何も分からず、ニポンの国籍を取ってから、たった2年しか経ってない人を立候補させるなんて、まるで、出馬させるためにアメリカから呼び寄せ、出馬させるために急いでニポンの国籍を取らせたとしか思えない。これって、ライブドアが、ニッポン放送を乗っ取るためだけの目的で、ライブドア・パートナーズって幽霊会社を急いで立ち上げたのと同じようなもんだ。

だいたい、大嘘つきの古賀潤一郎なんて言うロクでもない候補者を立てて、大失敗した前科があるのに、何で懲りないんだろう。正直、相手が山崎拓なら、そこらの団地のオバチャンを出したって、商店街の魚屋のオヤジを出したって、駅前のスナックのママを出したって、100%勝てる選挙なのに、わざわざ在日韓国人をニポン国籍にして出馬させるなんて、民主党って、いったい何を考えてるのか理解できない。そして、中国や韓国で繰り返されてるトンチンカンな反日デモによって、今まで、中国人や韓国人に対して友好的に思ってた多くのニポン人は、反中感情、反韓感情を持つようになり、ますます自分の首を絞めてる始末。

いくら、街頭演説で、元在日韓国人であることにはいっさい触れず、売り物にしてる弁護士免許は、ニポンで取ったものじゃなく、アメリカで取ったものだってことにも触れず、生まれた時からずっとニポンで暮らして来たニポン人みたいな顔をしてモットモらしいことをノタマッても、すべては逆効果だと思う。どうせなら、こう言ったことも、ぜんぶちゃんと話して、その上で、きちんと自分の考えを述べれば、多少は説得力が生まれるだろうけど、都合の悪いことをぜんぶ隠してたら、古賀潤一郎と同じじゃん。

‥‥そんなワケで、あまりにも市民をバカにした茶番劇、福岡2区のオカゲで、すっかり影が薄くなっちゃったけど、同じ日に行なわれる宮城2区の補欠選挙にも、リトル目を向けてみたい。こっちも、自民党と民主党との事実上の一騎打ちだけど、のび太みたいな顔をした頼りないヲタク野郎、自民党の秋葉賢也(42)に対して、女性票に的を絞った、民主党の門間由記子(30)は、選挙中盤の世論調査では、ほんのわずか負けている。でも、あたしは、門間由記子を応援してるので、きっと勝つって信じてる。

だいたい、秋葉賢也って、名前からして「アキバ」だなんて、ヲタクの代表みたいでキモイけど、その政策が呆れ返る。なんと、「ジブリ博物館を仙台にも作りたい」ってのを六大政策のひとつに挙げてるのだ。それも、「東京の三鷹にあるような、立派なジブリ博物館を作って?」って、アレコレ細かく書いてあって、「お前なぁ?他にやることは無いのかよ?」って感じだ。名前は「アキバ」、政策は「ジブリ博物館」、こりゃあ、間違いなく、イカ臭い部類の男だね(笑)

それに比べて、タンス屋の娘、門間由記子は、大企業との癒着しか考えてないアキバと違って、地元の中小企業の支援、障害者の自立の支援、介護保障の充実、不妊治療の充実、育児や教育に対する支援など、弱者の立場に立った政策を主軸にして、元気いっぱいにがんばってる。

‥‥そんなワケで、福岡2区には、史上最低の茶番劇選挙によって、大変質者が返り咲くことは仕方ないとしても、宮城県にまで自民党の変質者の手が伸びないように、宮城2区の皆さんは、24日には、正しい判断をして欲しい。福岡2区の茶番とは違って、宮城2区は、今こそが本番なのだ。せっかく、楽天ゴールデンイーグルスが誕生して、活気づいて来たとこなんだから、ここで、東北一の先進的で理想的に都市へと成長させるためには、東北の隅々にまで蔓延してる、自民党の腐りきった怨念を断ち切るしかないと思う今日この頃なのだ。

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2005.04.22

サクラ サクラ

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おとといの19日、いつものスーパーが、「冷凍食品全品半額の日」だったので、お仕事の帰りに、ふだん高くて買えないものをマトメ買いしに行った。あたしの作戦としては、普通のお野菜は高くて買えないから、もともと安い冷凍のお野菜をさらに安くなってる半額の日にマトメ買いしようと思ってたのだ。それで、サトイモとインゲンとエダマメを狙ってたんだけど、袋の裏の表示を見てみたら、どれも原産国が「中国」になってたから、仕方なく買うのをやめた。でも、せっかく半額の日だから、お野菜を諦めた代わりに、2枚入りの小さいピザを買った。ピザに使ってるタマネギとかピーマンとかも、もしかしたら中国産かも知れないけど、そこまでは表示されてなかった。

あたしが、中国産のものを買わないことにしたのは、別に、北朝鮮産のアサリやカニの不買運動のような、目的意識のハッキリとした前向きなこととは違って、ただ単に、ニポン人を嫌いな人たちが作ったものなんか食べても、せっかくの食事が美味しく感じられないと思ったからだ。だから、仮に中国産だったとしても、表示されてなければ関係ない。表示の無いものに関しては、「もしかしたら中国産かも知れない」ってネガティブに考えて不愉快な食事をするよりも、「これはきっとコリン星で作られたピーマンだ」ってポジティブに考えて、楽しく美味しくいただくだけだ(笑)

350円のピザを175円で GET MY LOVE! したあたしは、店内をグルッと一周したら、ビールと発泡酒のコーナーに、新発売の発泡酒が山積みされるのを発見した。このスーパーは、新発売の発泡酒は、ケッコー安く売るのだ。それで、近づいて見てみたら、アサヒの「新生」って書いてあって、350mlのが6本入りで630円だった。ちょっと悩んだんだけど、最近、ずっと業務用のニポン酒や焼酎ばかりで、発泡酒なんてゼイタクなものはしばらく飲んでなかったので、今日の予算は1000円だし、アサヒなら間違いないだろうってことで、思い切って買ってみた今日この頃、皆さん、飲んでますか?(笑)


‥‥そんなワケで、その日の深夜には、あたしの大好きな「Rin´」が、テレビ東京の「音時間(オンタイム)」に出るので、それを見ながら発泡酒を飲もうと思って、冷蔵庫で冷やしておいた。Rin´は、お琴、三絃、十七絃を弾く、ChieちゃんとManaちゃんと、琵琶と尺八のTomocaちゃんの3人組の和楽器ユニットで、ボーカルは、曲によって、3人が交代で担当してる。あたしは、3人とも可愛くて大好きなんだけど、特に、Chieちゃんのファンだ。だから、MAXなら玲奈ちゃん、バニラムードならMarikoちゃん、そして、Rin´の場合は、Chieちゃんをヨロピク♪(笑)

番組は、深夜の2時45分からなので、2時までは内職をやって、それから、オツマミのチクワの蒲焼きを作ることにした。この前、3本入りのデカイ焼きチクワが70円だったので、2袋買って、冷凍しておいたのだ。まず、焼きチクワを1本、解凍して、片側を上から下まで切って、ヒラキにする。でも、ヒラキにしても、手を離すと、またクルッと元の形に戻っちゃうから、開いた内側に、上から下まで、チクワの厚みの半分くらいまで、1cm間隔に何本も切り込みを入れる。そうすると、チクワが1枚の長方形みたいな感じになる。それを内側から網で焼くんだけど、外側はもともと焼き目がついてるから、短い時間にして、内側はじっくりと焼く。それで、焼き目がついて来たら、お醤油、みりん、お砂糖を混ぜて作ったタレを塗りながら焼いて行き、出来上がったら、山椒をパラパラと振りかける。これが、ウナギの蒲焼きが食べたい時の代用品、チクワの蒲焼きで、いつもはゴハンに乗せて食べている。ちなみに、タレをつけずに素焼きにして、ワサビ醤油で食べるのが、チクワの白焼きだ。

‥‥そんなワケで、オツマミも出来たので、いよいよ、アサヒの「新生」を飲んでみることにした。プシュッと開けて、ゴクゴクと飲んだら、ちょうど良く冷えてたし、ノドも乾いてたので、すっごく美味しかった。やっぱり、ビールとか発泡酒とかは、最初のヒトクチが一番うまい!

でも、今出てるアサヒの発泡酒って、缶の色が、赤いのと青いのと緑のと金色のがあるけど、あたしには、その味の違いが良く分からない。所詮、ビールの代用品だから、あたしは、そんなに気にして飲んでないし、アサヒに限らず、その時に一番安くなってるのを買うだけだ。だから、4種類も出してるアサヒが、またまた新しいのを発売するなんて、あんまり意味が無いようにも思った。ところが、半分くらいまで飲んでから、ナニゲに缶を見てみたら、「発泡酒」って書いてあるべき場所に、「その他の雑酒」って書いてあった。「雑酒」って、ナニ?

それで、アサヒのサイトで調べてみたら、この「新生」って、原料に麦や麦芽を使ってなくて、その代わりに、「大豆ペプチド」って言う新しい原料を使ったものだった。ようするに、麦や麦芽の代わりにエンドウ豆を使った、サッポロの「ドラフトワン」と同じで、ビールが高くて飲めない庶民のヒソカな楽しみだった発泡酒にまで、とんでもない酒税が課せられたために、何とか安くて美味しいお酒を提供しようと、アサヒが開発した第3のビールだったのだ。この、反コイズミ政権のスピリッツをヒシヒシと感じる「新生」は、黙って出されたら絶対に発泡酒だと思うし、「発泡酒じゃないんですよ」って説明されてから出されても、その言葉が信じられないほど、マギレもない発泡酒の味とノド越しだった。

それよりビックルを飲んだのは、この「新生」の発売日が、4月20日だって書いてあったことだ。つまり、あたしは、発売日の前日に、フライング販売してたのを買って来たワケで‥‥それを日付けが変わったばかりの深夜に飲んだワケで‥‥なんとなくボジョレーヌーボーを解禁日に飲んだみたいな気分になったワケで‥‥富良野にもようやく春が訪れたワケで‥‥みたいな?(笑)

だけど、そんなことよりも、この、「4月20日発売の新生を発売日前に買った」って事実が、実は、ちょっとしたミラクルだったんだけど、それは、このあと明らかになる。

あたしは、2本目の新生を飲み干し、冷蔵庫から3本目を取って来たら、ちょうどCMが明けて、「音時間」が始まった。何で、この日のゲストが、Rin´なのかって言うと、3月30日にリリースされたライブアルバム、「宴歌/さくら さくら」に、カップリングでついてる新曲、「さくら さくら」の別ヴァージョン、「サクラ サクラ」が、シングル+DVDで、4月20日、つまり、この日にリリースされるからだ。

そう、Rin´の「サクラ サクラ」も、アサヒの「新生」と同じで、4月20日発売だったのだ。でも、それだけじゃ、別に何も大したことはない。あたしが、ビックルを飲んだのは、実は、19日の昼間に、某大手広告代理店に寄った時に、この、「サクラ サクラ」のプロモ用のサンプル盤をいただいていたのだ。「いただいていた」って言うか、あたしのほうから、担当者に、欲しいアーティストのリストを渡してあって、ムリヤリに取っておいてもらってるんだけど(笑)

‥‥そんなワケで、この日は、同じ発売日のものを両方とも前日に手に入れたって言う、ちっちゃなミラクルが起こったのだ。そして、何でもないようなことだけど、ちょっとハッピーな気分になった。Rin´の「サクラ サクラ」は、とってもステキな曲だし、それぞれの演奏もバツグンだし、歌もいいし、DVDサイドにはPVもついてて、それで1300円だから、ビンボーなあたしはタダでもらったけど、皆さんは、ぜひ買ってちゃぶだい。

それにしても、桜の歌って、ジャンルに関係なく、次々とリリースされる。パッと思いついたのを挙げてみると、古くは、松田聖子の「チェリーブラッサム」とか、スピッツの「チェリー」とか、渡辺美里の「桜の花の咲くころに」とか、aikoの「桜の時」とか、川本真琴の「桜」とか、175Rの「SAKURA」とか、福山雅治の「桜坂」とか、他にもいっぱいありそうだ。あとは、コブラツイスターズの「サクラサク」も有名だし、森山直太郎の「さくら(独唱)」、河口恭吾の「桜」、最近では、中島美嘉の「桜色舞うころ」や、ケツメイシの「サクラ」がヒットしてる。ちなみに、桜の歌の中で、あたしが唯一、カラオケで歌うのは、坂本冬美の「夜桜お七」だけだ(笑)

‥‥そんなワケで、カンジンの番組のほうは、とにかく、Chieちゃんのピンク系のトップスが可愛くて、席も、MCの大渡亮(Do As Infinity)の隣りだったので、ほとんどのトークはChieちゃんが代表で答えるみたいな感じで、あたし的にはとっても嬉しかった。そして、大好きなRin´の「サクラ サクラ」のPV映像を観ながら、アサヒの新生を飲んでたら、何だか、お花見をしてるみたいな気持ちになった今日この頃なのだ♪

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2005.04.20

声援をあびる優

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日本テレビの「汐留スタイル」の後番組として、4月4日からスタートした、夕方の情報番組、「クリック」に、今日、あびる優が生出演するって情報を日テレの制作のお友達が知らせてくれたから、あたしは、録画予約しておいた。それで、月曜日のぶんの「お昼ですよ!ふれあいホール」のVも、まだ見てなかったんだけど、あびる優が、いったいどんなツラをしてテレビに出て来るのかを見たかったから、バニラムードは後回しにして、先に「クリック」を見ることにした。

でも、あびる優は、これだけ世の中を騒がせた犯罪者のぶんざいで、まるでナニゴトも無かったかのような顔をして、ケロっと出て来やがった。頭には、直径20cmもあろうかと思うバカでかい真っ赤なハイビスカスの花をつけ、白地にグリーンのアクセントのあるトップスに、なぜだかグリーンのロングスカートだった。脚を見せないおとなしめのファッションで、反省の色でも表そうとしてたんだろうか?

そして、出演者全員が、あびる優に気を使いまくってて、何とも言えないミョ?な空気が充満する中、あびる優は、今夜9時からの「火サス」の番宣で来てた鶴見辰吾とペアを組み、恒例のミニボーリングで、柳沢慎吾と島崎和歌子の番組ペアと対戦した。始まる前に、「優ちゃんはボーリングの経験は?」って聞かれたら、「優はぁ???ボーリングは家族で良く行くんだけどぉ???お母さんにぃ???アンタはヤル意味なし!って言われちゃうほどぉ???ヘタなんですぅ???」と来たもんだ。

あたしは、この、あびるの言葉を聞いて、違法の闇金融で荒稼ぎしてた上に、贈賄で逮捕されて本業の歯科医師のほうも医療停止処分になった親父、阿比留隆仁と、半ポルノ女優の母親、中山貴美子と、男遊びや飲酒などの素行の悪さが原因で、所属してたイエローキャブを解雇された姉、あびる愛と、そして、オナジミの我らがヒロイン、窃盗女王にして未成年飲酒チャンプのあびる優と言う、浦安鉄筋家族をも超越した、史上最悪の核弾頭家族、あびる一家がボーリングをしてる光景を想像しちゃって、飲んでた梅昆布茶を鼻から噴き出しちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、耐え切れないような空気感の中、ミニボーリングは始まったワケだけど、まず、鶴見辰吾が投げて、続いて、いよいよ、あびる優の番になった。でも、あの饒舌な柳沢慎吾も、普段は恐いもの無しの島崎和歌子も、何も言わない。いつもなら、他人を掻き分けてでもシャシャリ出て来る2人なのに、事前にスタッフから、「余計なことは言わないように」って、よほど強く言われてたのか、ぜんぜんあびる優に絡んで来ない。

この、「無口な柳沢慎吾と大人しい島崎和歌子」って言う、異常事態とも思えるような状況が、ミョ?な空気感を増幅させ、いつもは大騒ぎしてる雛壇の若手たちも、シーンと静まり返っていた。そして、この空気に耐えられなくなった全員は、突然、「ゆ?う?ちゃん! ゆ?う?ちゃん!」って、声を揃えて応援し始めた。

この2ヶ月間、批難や罵声ばかりを浴びて来たあびる優が、声援を浴びるなんて、よほど感動したのだろうか? 手元が狂ったあびる優の玉は、性格と同様にねじ曲がり、端っこのピンが倒れただけだった。そして、結局、ボーリング対決は番組ペアが勝ち、ゲストチームが勝てばもらえるはずだった賞品は、視聴者プレゼントになった。このプレゼントに応募して、当選した視聴者の家には、留守中にコッソリと、ダンボールに入った賞品が届くことだろう(笑)

窃盗事件に対する謝罪も無く、飲酒事件に対する謝罪も無く、ISSAとのベッド写真やキス写真を自分で「ブブカ」持ち込んだ件に対するコメントも無く、まるでナニゴトも無かったかのように、平然とテレビに生出演し、当たり前のようにボーリングをやって、普通に帰って行ったあびる優。番組の中で、柳沢慎吾に、「さすが、19才の若さだね」って言われた瞬間に、「優は18才です!」って、やたらとムキになって突っかかってたけど、「まだ18才だから、多少のことなら許されるんです」とでもアピールしたかったんだろうか?

あびる優以外の出演者全員が、異常なまでに緊張してて、すべての言葉が白々しかったのに、あびる優だけはケロッとしてて、空気なんかお構いなしで、終始、まるで他人事のような態度だった。これだけの神経の図太さを持ってれば、ダンボールに入った商品を倉庫から盗み出すくらい、朝飯前だっただろう。

それにしても、何の犯罪も犯してないジャイアンツのミセリが、たった4試合だけでクビになってアメリカに帰ってったって言うのに、大犯罪を繰り返してた上に、謹慎中にも飲酒だセックスだとヤリタイ放題だったあびる優が、何のオトガメも無しに、平然とテレビに出て来るなんて、ホリプロの社員たちって、子供のころ、中国か韓国の教科書で勉強してたんだろうか?

‥‥そんなワケで、これと言った爆弾発言も無く、まったくの期待外れだった「クリック」のあとは、月曜日のぶんの「お昼ですよ!ふれあいホール」のVを見ることにした。でも、どうせ、いつもと変わりばえのしない内容だろうってタカをくくってたから、早送りで見て、バニラムードの演奏のとこだけ編集すればいいやって思ってた。だけど、今見てみたら、これがサイコーに素晴らしい内容で、感激しちゃった。

どんな内容だったかって言うと、今週は世界の色んな童話や物語を紹介するらしいんだけど、1回目の今回は、江守徹が、「裸の王様」を朗読した。もちろん、そんなことはどうでも良くて、ワンダホーだったのは、その朗読の間、ずっと、Marikoちゃんが、ソロでチェロを弾いてたのだ。それも、中世のお姫さまの普段着?みたいなドレスを着てて、もう、言葉じゃ説明できないほど可愛かった。他のメンバーも古めかしいドレスを着て、Marikoちゃんの後ろに立ってたんだけど、やっぱり、Marikoちゃんの可愛さは、グンを抜いてた。

さらに、その朗読が終わったあと、すぐにバニラの演奏が始まったんだけど、わずか30秒での早着替えで、いつもの女子大生ファッションに戻ってて、それがまた、可愛いのなんのって、Marikoちゃんは、水色のティアードフリルのキャミと、ヒザ下の白のフレアスカートで、シルバーのサンダルだった。オマケに、演奏した曲が、ポーランド民謡の「森へ行きましょう」だったんだけど、ポップなアレンジが秀逸で、すごくステキだった。途中から変調になったり、フルート→バイオリン→チェロ→キーボードって順番で同じフレーズを弾いてリレーをしてったり、Keikoちゃんは、やたらとスタッカートを効かせてたし、とにかくステキでカッコ良かった。

Marikoちゃんは、弓で弦を叩くようにして弾いて、何て言うのか知らないけど、親指で弦を叩くチョッパーベースみたいな感じのテクニックも披露してたし、あと、ギターのチョーキングとは違うと思うんだけど、弦を押さえてるほうの指をスライドさせながら長音を出したりと、チェロをやってる人なら当たり前のテクニックなのかも知れないけど、あたしには、すごくカッコ良く見えた。

さらに、最後のデューク更家の変な体操のコーナーでは、両手をすごいスピードで、四方八方にシュシュシュシュッて出す、千手観音みたいな体操をやったんだけど、それをやってる時のバニラの4人がとっても可愛くて、オマケに、エンディングでも、4人でその手の動きをやってて、たまらないほど可愛かった。前に、納豆が好きな外国人が出て来た時に、バニラの4人は、エンディングで納豆を掻き回すジェスチャーをやってくれて、それもすごく可愛かったんだけど、今回のも、納豆に匹敵するくらい良かった。

‥‥そんなワケで、空気の読めない鈍感女、あびる優のブ厚いツラの皮を見て、食欲が無くなっちゃったから、今夜は何も食べないで寝ようと思ったんだけど、上品で可愛くて知性に満ち溢れてるバニラムードを見たら、食欲が復活したので、これから晩ご飯にしようと思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.04.19

三十路のレースクイーン

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がんじがらめな新レギュレーションによって、情けなくなるほどつまらなくなっちゃったF1と違って、4月3日に「ツインリンクもてぎ」で行なわれたフォーミュラーニッポンの開幕戦は、ホントに素晴らしいレースだった。あたしの大好きなロッテラーは、後方12番グリッドからのスタートだったのに、ハートにビリビリと電撃が走っちゃうようなスーパードライブで、血の気の多いトレルイエがスピンしたり、チームメイトのデーモン小暮閣下がリタイヤするのを尻目に、9台のマシンを次々と抜いて行った。抜きどころの少ない「ツインリンクもてぎ」のコースで、どんどん順位を上げて行くロッテラーの純白のローラB351は、まるで、あたしの元へと急ぐ白馬の王子さまのように見え、あたしの胸はドキドキドキドキ縄文式土器って感じだった‥‥なんて、ガラでもないことを言ってみたのは、ピンクレディーのケイの見るに耐えないオノロケっぷりが感染しちゃったワケじゃなくて、ご他聞にもれず、深夜2時40分からの放送って言う、あまりにもファンの気持ちを無視したフジテレビのオカゲで、睡眠不足の酸素不足で、脳みそが正常に動いてないからだと思う。

世界最高峰のF1ですら、リアルタイムから何時間も遅れた深夜に放送するフジテレビだから、フォーミュラーニッポンの場合は、さらに扱いがヒドイことは中国政府並みだ。これほど、モータースポーツに対する認識の低い放送局が、F1やフォーミュラーニッポンの放映権を独占してるって言うのは、ある意味、ファンに対する嫌がらせのようなもんだ。そして、あたしみたいな熱心なファンでさえ、なかなか起きてるのがつらい時間帯なんだから、モータースポーツに興味の無い人たちにとっては、こんなレースが行なわれてることすら知らないと思う。そのために、あたしは、文字数が増えても、キチンと「フォーミュラーニッポン」って書いてるんだけど、いつまでも11文字も書いてるのは大変なので、レースに興味が無い人たちも、ひとつだけ覚えて欲しい。それは、フォーミュラーワンを「F1」と呼ぶように、フォーミュラーニッポンのことは「Fポン」て呼ぶのだ。だから、今後は、あたしの日記に「Fポン」て言う言葉が出て来たら、新しい覚醒剤のことじゃなくて、フォーミュラーニッポンのことだって理解して欲しいと思う今日この頃、皆さん、やっぱりモータースポーツには興味ありませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、4月3日のFポンの開幕戦は、あたしの白馬の王子さま、ロッテラーの前半の走りがサイコーだった。スタートで、チームメイトのデーモン小暮閣下とともに、この前のF1の第3戦、バーレーンGPの時のバリチェロよろしく、ロケットスタートで数台のマシンをブチ抜き、オープニングラップで、6番手と7番手にまで順位を上げたのだ。このロケットスタートは、2台とも、スタート時の燃料を少なめに積む2回ピット作戦を選び、車重を軽くしておいたから成功したのだ。つまり、抜きどころの少ないコースなので、前方からスタートするマシンは、後方のマシンをブロックすることができるから、燃料を多く積んで、突っついて来るマシンをブロックしつつ、燃料補給のピットインを1回だけにする作戦をとる。そして、後方からスタートするマシンは、ピットインの回数は増えても、できるだけ軽い車重でスタートして、レース前半で上がれるとこまで順位を上げる作戦をとるってことだ。

そして、6番手まで上がったデーモン小暮閣下は、3周目の1コーナーで、忍者ハットリ君(DANDE LION)をパスして、さらに、5コーナーで、松ちゃん(5ZIGEN)もアッサリと抜き去った。でも、ここまでは素晴らしかったんだけど、すぐにスピンして、リタイアしちゃった。だけど、そのあとを行くロッテラーは、6周目の1コーナーで忍者ハットリ君を抜き、2コーナーの立ち上がりで松っちゃんを抜いた。そして、13周目の1コーナーで、3番手を走る本山哲(Arting IMPUL)もパスして、ついに表彰台圏内にまで躍り出た。ちなみに、アゲアシを取られないように、念のために言っとくけど、「躍り出た」って言っても、実際にはちゃんと運転してて、決して踊りながらは運転してないので、その点だけはヨロピク(笑)

さて、この開幕戦で、ロッテラーの次にカッコ良かったのは、ルーキーの平中克幸(CERUMO)だった。アニマル浜口並みに気合いの入りまくってた平中は、ヤケドしそうなほどの熱い走りを見せて、ナナナナナント! ルーキーながら、1分38秒台のベストラップを叩き出したのだ。ちなみに、「叩き出した」って言っても、実際にはちゃんと運転してて、別にどこも叩いたりはしてないから‥‥って、シツコイ?(笑)

だけど、レース後半、この熱い男、平中が、高木ブー(TAKAGI CERUMO)をパスした直後、高木ブーのマシンにロッテラーが接触して、フロントウイングが壊れちゃって、ノーズ交換するために、「想定の範囲外」の3回目のピットインをすることになり、ロッテラーは、大幅に順位を下げることになった。そして、結局は、11位って言う、パッとしない結果に終わった。でも、結果はともかく、レースとしては、バトルしにくいコースなのに、ロッテラーのシビレちゃうようなサイド・バイ・サイドが何度も見られて、あたしはすごくコーフンした。優勝は、帝王ライアン(DANDE LION)、2位は、井出らっきょ(mobilecast IMPUL)、3位は、忍者ハットリ君(DANDE LION)て言う、当たり障りの無いものだったけど、一番レースを盛り上げたドライバーに贈られる「トーチュウ賞」は、「ニポンのデラロサ」って呼びたいくらいのルーキー、平中克幸(CERUMO)が、ミゴトに獲得した。

‥‥そんなワケで、ゆうべ‥‥って言うか、今朝って言ったほうがいいような時間、深夜の3時過ぎから始まった第2戦、鈴鹿のレースは、たった1時間20分の放送時間だった第1戦よりも、もっと大幅にカットされてて、なんと、たったの55分! それも、CMを抜いたら45分ほどしかないのに、さらに、番組の最初には、必要もない第1戦のダイジェストなんか折り込むから、カンジンのレースは、正味30分ちょっとしか放送しなかったのだ! 1時間40分のレースをたった30分にハショルなんて、いくら何でも、デタラメにも保土ヶ谷バイパスだ!

深夜の3時過ぎからの放送なら、4時に終わろうが5時に終わろうが大差ないんだから、ちゃんとぜんぶ放送してくれればいいのに‥‥。こっちは、コメカミとミケンにシーブリーズを塗って、必死に睡魔と闘いながら起きてて、やっとのことでレースが始まったと思ったのに、見たいシーンは片っ端からカットされ、ツギハギだらけで脈絡のないレース展開。ワケの分からないうちにレースは終わり、睡魔と疲労とドライアイとで、意識がモーローとするあたしの耳に、番組のエンディングを告げる、TMレボリューションのハスキーで激しい歌声が聴こえて来た。そして、あたしは、そのままソファーに倒れ込み、放心状態になった。

あたしの記憶に残ってるシーンは、レース後半で、トレルイエがコースアウトしてリタイアしたシーンだけだった。トレルイエのマシンは、スタート直前にギアボックスの調整をした時に、メカニックがきちんとエンジンカウルを止めなかったみたいで、カウルをバタバタさせながら走ってて、10周くらいでピットインさせられ、ガムテープで止めて走り出した。これでカッカしちゃった短気なトレルイエは、あちこちでミスを連発して、ポールポジションからスタートしたクセに、40何周目かの2コーナーでコースアウトしちゃって、リタイアでノーポイントに終わった。それで、マシンから降りた時には、完全に頭に血がのぼってて、ヘルメットの下から出てるスポーツドリンクを飲むための管を 両手で引きちぎるように外して怒りを表してた。

トレルイエと言えば、Fポンでもっとも血の気の多いドライバーで、国籍はフランスだし、どう見ても白人なんだけど、自分のほうが悪くても、ナンでもカンでも相手のせいにしてインネンをつけ、すぐに暴力に訴える稚拙な男だから、たぶん、中国人か韓国人の血が混じってるんだと思う。記憶に新しいのは、去年の「ツインリンクもてぎ」での第8戦、7周目の1コーナーで、吉本興業所属の唯一のお笑いレーサー、脇阪寿一のパッシングを無理な幅寄せでブロックして接触、2台ともコースアウトしてリタイアしちゃった時、自分のほうが完全に悪いのに、マシンを降りた脇阪に何度もインネンをつけ、胸グラをつかみ、あとちょっとでブン殴り合いになりそうだったことを思い出す。

そんな脇阪は、これ以上、トレルイエに、ワケの分からないインネンをつけられるのがイヤで‥‥って言うのは、ジョーダン・トヨタのインド人って感じだけど、今年はFポンには乗らずに、GT500とルマンの耐久に出る。だから、脇阪は、Fポンではトレルイエと顔を合わせることは無くなったけど、GT500では、トヨタスープラに乗る脇阪に対して、トレルイエは宿敵のニッサンZに乗ってるから、第1戦は無事に済んだけど、今年中に、必ずブン殴り合いをすることは間違いないだろう。でも、あたしが応援してるのは、ホンダNSXのロッテラーだから、この2人のことなんかどうでもいいんだけど(笑)

ちょっとダッフンしちゃったけど、カンジンのFポンの第2戦に戻ると、ロッテラーは、レース中盤を過ぎたあたりで、松っちゃんをシケインでパスしようとして、無理にインに入り過ぎちゃって、残念なことにリタイア。これで、開幕戦に続いて、またまたノーポイントだった。でも、チームメイトのデーモン小暮閣下が、何とか3位に入ってくれて、チームポイントを稼ぐことはできた。結局、優勝したのは、開幕戦で悔しい思いをした井出らっきょ(mobilecast IMPUL)、2位は、松ちゃん(5ZIGEN)、3位は、デーモン小暮閣下(PIAA NAKAJIMA)って言う結果で、ドライバーズポイントでは、井出らっきょが、頭ひとつ飛び出した形となった。

‥‥そんなワケで、リアルタイムのレースが終わってから、半日以上も経ってからの、夜中のハショッタ放送を見てるだけじゃ、ぜんぜん応援してることにならないから、ここはひとつ、サーキットまで、ロッテラーを応援に行ったほうがいいかも知れない。ちょうど今、Fポンでは、「グリッドガール」を募集してる。これは、レースクイーンの代わりに、一般のファンが、好きなドライバーのグリッドに立つことができるファンサービスで、応募規定は、「16才以上の女性」ってことしか書いてなくて、年齢の上限は書かれてないのだ。だから、あたしでも、応募する資格がある。合格すれば、小さいきっこたちを総動員して、ロッテラーの今季初の表彰台に向けて、全身全霊を傾けて応援しちゃう。でも、サスガに、16才の倍の32才とは書けないから、何とか26?7才くらいで通用しないかどうか、とりあえずは、周りの人たちに聞いてみようと思う今日この頃なのだ(笑)

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ピンクレディーとか反日デモとか

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2年前の6月に、ピンクレディーが2年間限定で再結成して、来月のグランドフィナーレまで、老体にムチ打って激しいステージを続けてるみたいだけど、それにともなって、テレビにも良く出るようになった。でも、あたしは、別にファンでもなく、興味もないので、たまたま見てた番組に、たまたまピンクレディーが出てたって時しか見ていない。ここ1年くらいで覚えてるのは、「ごきげんよう」にケイが出てたのと、どこかの局の特番で、主婦の鉄人を決めるみたいな番組に、これまたケイが出てたのと、あとは、「愛のエプロン」くらいかな?

それで、あたしは、未唯に対しては何も気にならないんだけど、ケイの言動や態度が気になっていた。それは、ケイが、やたらと連発する「主人」って言葉が、ものすごく耳障りなのだ。40才を超えて結婚できて、嬉しい気持ちは分かるし、公共の電波を使ってラブラブっぷりをアピールするのも結構なんだけど、ケイの「あたしの主人が?」って言う言葉を聞くたびに、なんか、飼い犬がご主人様のことを呼んでるみたいなイメージがわいて来る。

品のいい奥さんが、「うちの主人が?」って言っても、ぜんぜん気にならないんだけど、ケイが言うと、なんか、「女性は身分が低くて、男性は偉い」って言う、女性蔑視みたいなニュアンスに聞こえちゃう。発言の内容は、ただ、やさしいダンナさんに対してのオノロケ話ばかりなんだけど、ケイの外見が、ヘアメークや衣装もふくめて、すべてが年老いた水商売女みたいな感じに見えちゃって、その上に、鼻の両ワキにいっぱいシワを寄せてハニカムあの顔が、あまりにも下品で、醜くて、その姿が見るに耐えないからだと思うけど、ケイの発する「主人」て言葉に寒気がして、あたしは拒絶反応を起しちゃう。

何でこんなことを書いてるのかって言うと、今夜の「堂本兄弟」に、ピンクレディーが出てたからだ。あたしがテレビをつけたら、ちょうど質問のコーナーをやってて、たぶん、半分くらいのとこだったと思うんだけど、「今までもらった男性からのプレゼントで、一番嬉しかった物は?」って質問に対して、未唯は普通に答えたのに、ケイは、「主人からの毎日のやさしい言葉です♪」っ答えて、お得意の鼻をシワだらけにしたハニカミ顔。そして、まわりのレギュラー陣は、ドン引き。

続いて、「今までで一番嬉しかったことは?」って質問に対しては、これも未唯は普通に答えたんだけど、ケイは、「主人に、『新婚ていつまで?』って聞いたら『永遠だよ』」って言われた時♪」って答えて、これまたレギュラー陣をドン引きにさせ、次の「最近、ハマッてることは?」って質問にも、未唯は、「ドラクエとかファイナルファンタジーとかのロールプレイングゲームです」って普通に答えたのに、ケイは、「主人と一緒に植えたチューリップの観察♪」って答えて、引きまくってるレギュラー陣にトドメを刺した。そして、おばさんのオノロケ話の連発に、呆れ果てるレギュラー陣などお構いなく、鼻と目尻をシワだらけにして、ハニカミまくってた。

そして、この雰囲気を何とかしなくちゃって思った未唯が、わざと大げさに、ケイとダンナさんとのラブラブっぷりのエピソードを話して、笑いの方向に持って行こうとしたのに、その話でケイが舞い上がっちゃって、もう手がつけられない状態になっちゃった。未唯の作戦は、完全に逆効果で、ケイ以外の全員が、「アチャ?!」って感じになった。

とにかく、男に夢中になって、自分のことを客観的に見られなくなってる女って、ホントに見苦しいけど、それでも、まだ、10代から20代前半くらいまでなら、見てるほうは、「バッカじゃないの?」ってことで済む。だけど、30超えたらちょっとヤバイし、40超えたらシャレにならないし、その上、それをテレビで堂々とやっちゃうってのは、見苦しいなんてレベルでも、痛いなんてレベルでもなく、デタラメな教育で洗脳された中国人や韓国人たちの反日デモと同じくらい、ハタ迷惑で愚かなことだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今、反日デモがブームみたいだから、ちょっとだけダッフンして反日デモのことに触れるけど、中国人も韓国人も、ニポンの日の丸の旗を燃やしてる。ニュース映像を見ると、必ずと言っていいほど、日の丸の旗を燃やしてる。普通、嫌がらせって、自分がやられたらイヤなことを相手にやるワケだから、そしたら、中国人とか韓国人て、自分の国の国旗を燃やされたら頭に来るのかな?

少ないお給料をの中から、大切なお金を払って、わざわざ日の丸を買って、わざわざ燃やしてる人たちに、こう言うことを言うとガクッと来ちゃうかも知れないけど、あたしは、別に、日の丸を燃やされても、悔しいとも、悲しいとも、何とも思わない。たぶん、あたしだけじゃなくて、ニポンのほとんどの人たちは、何とも思わないんじゃないのかな?

それから、ニポンの製品を買わないとか言ってるけど、それも、悔しいとも、悲しいとも、何とも思わない。買いたくないんなら、買わなきゃいいじゃん。どうぞ、ご自由にって感じだ。第一、どこよりも優秀なニポンの製品を買わなかったら、困るのは自分たちでしょ? せっかくだから、買わないだけじゃなくて、部屋中にあふれかえってるニポンの電化製品、ぜんぶ捨てちゃえば? 何ヶ月ぶんものお給料で買ったニポン製のテレビを宝物みたいに大切にしてるクセに、家中の家電のほとんどがニポン製なのに、ニポンの車が憧れなのに、不買なんか訴えても説得力ゼロだよ。それから、ニポンの企業の工場で働かせてもらってる人たちも、ニポンのお店で働かせてもらってる人たちも、今すぐにお仕事を辞めたほうがいいよ。だって、ニポンが嫌いなのに、ニポン人に雇ってもらってるなんて、こんなに矛盾した話ってないでしょ?

1ヶ月くらい前に、上海のデパートで、「クレヨンしんちゃん」のキャラクター商品を出版元の双葉社が発売しようとしたら、中国製のコピー商品のほうが先に商標登録されてて、ニポン製の本物のほうが、商標権侵害で売り場から撤去された上に、在庫まで押収されたって言う、開いた口も塞がらない呆れ返るニュースがあった。だけど、これは、「クレヨンしんちゃん」が初めてってワケじゃなくて、日本貿易振興機構の調査によると、中国で、日本企業の商標が無断でコピーされ、知らない間に勝手に商標登録されるケースは、ものすごく多いそうだ。そして、ニポン側が訴えて、コピー商品の登録を取り消ししてもらうためには、長い時間や莫大な費用が掛かるため、ほとんどが泣き寝入りしてるそうだ。これが、中国って国の政府の姿勢や国民性をすべて物語ってると思う。

ニポン兵が、中国人や韓国人を拷問してるマネキン人形やロウ人形を並べ立て、ニポン兵の残酷な写真を並べ立て、そんな戦争博物館をたくさん作ってる中国や韓国。そして、そう言った博物館に、小学校の遠足などで、子供のころから強制的に何度も連れて行き、授業でもそう言ったことを教え込み、どれほどニポン人が嫌いかを作文に書かせ、反日の洗脳教育を続けてる中国や韓国。だけど、そのマネキン人形のやってる拷問の方法は、ニポン人には思いもつかないような方法で、調べてみたところ、中国や韓国の古い時代に行なわれてた方法だった。もしも、ニポン兵が拷問をしたんだとしたら、ニポンの方式でやるはずであって、相手の国の古い時代の方法なんか、当時は調べることもできなかったはずだ。また、残酷な写真に関しても、どうしてもニポン側の資料とは合致しない部分が多いため、科学的に写真を検証したところ、捏造された合成写真だってことが分かったのだ。

確かに、戦争中なんだから、多くの人達が命を落としたワケだし、謝罪すべき点は謝罪すべきだと思う。だけど、ニポンは、今までに、何度も何度も何度も何度も謝罪して来て、莫大な経済的な援助もして来て、コピー商品を勝手に販売されても泣き寝入りしてやってるって言うのに、それでも、まだ、ギャーギャーわめいて、今度は、国際法で認められているニポンの領土、竹島や尖閣諸島までよこせと言う。ここまでデタラメなことを言われても、ニポン人は大人だから、百万歩譲ってやって、国際司法裁判所の判断を仰ごうって言ってるのに、それはイヤだとダダをこねる。これじゃあ、タチの悪いユスリやタカリと変わらないじゃん。

‥‥そんなワケで、とにかく、いくらデモをやっても、日の丸を燃やしても、別に好きにすればいいと思うけど、そのせいで、ニポンからの修学旅行やツアーが次々とキャンセルになって外貨を稼げなくなっても、ニポンの企業が次々と撤退して数え切れないほどの失業者が出ても、そして、2008年の北京オリンピックが中止になっても、すべては自分たちの蒔いた種なんだから、あとから文句なんか言わないでね(笑)

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2005.04.18

残酷列島ニポン

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先週は、お仕事が長引いて、予定してた時間に帰って来られない日が3日もあったんだけど、そのうちの2日は、あたしが猫たちの夜ゴハンの当番の日だった。それで、その2日間は、別の人に当番を代わってもらった。こんな時は、ホントに、複数の人間で面倒見てて良かったって思う。

野良猫にゴハンをあげるのって、中途半端な気持ちじゃできないことで、一度でも食べ物をあげちゃったら、それから毎日、その猫が死ぬまで、雨の日も雪の日も、1日も休まずにあげ続けなくちゃならない。その子は、ゴハンがもらえると思って、その場所にやって来るようになっちゃうから、裏切ることはできないのだ。

だから、どこかに出かけた時に、出先で野良猫になつかれたりしても、撫でたり抱いたりするのは構わないけど、食べ物をあげるのはあまり良くない。たとえば、明らかに何日も何も食べてないみたいで、衰弱してるような場合は例外だけど、元気な野良猫の場合は、食べ物をあげたらダメだ。

また、自分の住んでる地域で、毎日ずっとゴハンをあげ続ける覚悟があったとしても、それだけじゃなくて、近所の人たちとの兼ね合いもある。近くに、猫を嫌いな人が住んでる場合は、野良猫にゴハンをあげてると、すごくイヤな顔をされるし、相手によっては、ひどい嫌がらせをされる場合もある。

幸い、あたしの住んでるマンションは、全員が動物好きで、ホントはペット禁止のマンションなんだけど、隠れて犬や猫を飼ってる人もたくさんいるし、管理人さんも大の猫好きなので、いつも協力してくれる。だから、今では、ちょっとした野良猫ネットワークができて、ただゴハンをあげてるだけじゃなくて、子猫が産まれたりすると、動物病院に連れてって三種混合ワクチンを打ってもらったり、里親さがしをしたりと、それなりのことができるようになった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、猫が大好きだし、マンションの他の人たちもみんな猫が大好きなんだけど、それは、たまたまラッキーだっただけで、猫が嫌いな人が何人も住んでるマンションだったら、駐車場の隅で野良猫にゴハンをあげたりしてたら、すごくイヤな顔をされちゃうだろうし、ヘタしたら、猫たちが危害を加えられちゃうかも知れない。

だって、猫が嫌いな人って、他のものを嫌いな人と違って、なんか、異常な人が多いみたいだからだ。普通は、嫌いなら近づかないだけだと思うんだけど、猫が嫌いな人って、わざわざ自分から猫に近づいて行って、ライブドアのイノシシ社長が子供のころにやってたように、猫の足を針金でグルグル巻きにしてから川へ投げ込んだり、捕まえて足やシッポを切断したり、ボーガンで撃ち殺したり、子猫を生きたまま電子レンジに入れて焼き殺したりと、とてもマトモな神経とは思えないことを平然とやってのけるからだ。中には、自分が猫を殺して行く過程をデジタルカメラで撮影して、ネットで公開するような異常者もいるほどだ。

あたしが時々行く地元の銭湯の裏手には、近所では知らない人のいない有名な猫殺しジジイが住んでいる。このクソジジイは、農薬を混ぜた猫のエサをそこらじゅうに撒いて歩いて、それを食べた猫たちが、今までに何十匹も殺されてるのだ。野良猫だけじゃなくて、飼い猫も外を自由に歩くから、今までに何匹もの首輪をつけた飼い猫も、このクソジジイの毒エサで殺されてる。

このクソジジイは、どの猫がどの家で飼われてるのかを良く知っていて、殺した猫をわざわざその家まで持って行き、玄関の前に置いたり、庭に投げ込んだりする。そして、少し離れた場所に隠れていて、玄関のドアを開けたその家の人が、変わり果てた姿になった飼い猫を見て泣き崩れたりするのを ニヤニヤしながら見ているのだ。

それで、何年か前に、可愛いがってた飼い猫を殺された人たちが、所轄に警察に訴えに行った。警察は、クソジジイの家に話しをしに行ったんだけど、「自分の家の庭に猫が入って来て、植木や花壇を荒らすから、入って来ないように毒エサを撒いただけだ」って言うクソジジイの言いぶんに対して、警察は、「毒エサは外には撒かずに、自分の敷地内だけに撒くように」って指導しただけで、何のオトガメも無しだった。

‥‥そんなワケで、隣りの家に向かって、ラジカセを大音量で鳴らし続けて嫌がらせをしてた、奈良県の「騒音おばさん」こと、河原美代子(58)が、警察に逮捕された。色んなワイドショーやニュースで取り上げられたから、一躍、時の人になっちゃって、あの「引越し!引越し!さっさと引越し!」って言う叫び声をサンプリングしてリミックスした着メロまでできちゃったほどだ。

同じ奈良県で、同じような事件を起して、ひと足先に逮捕されてた出口香代子(49)は、傷害罪を適用され、懲役1年の実刑判決を受けた。このおばさんは、約1年半に渡って、ラジオや目覚まし時計などを大音量を鳴らし続け、隣りの家に嫌がらせをしてた。それで、懲役1年の実刑ってことは、10年近くも嫌がらせを続けてた河原美代子のほうは、もっと長い実刑を食らうことは明らかだろう。

ここで、あたしが不思議に思うのは、騒音を出してたおばさんが、警察に逮捕されて、その上、実刑まで食らうのに、数え切れないほどの猫を殺し続けてるクソジジイは、何で逮捕されないのか、と言うことだ。初めに書いた、猫を殺してる画像をネットで公開してた異常者って言うのは、福岡に住んでる20代の引きこもり男なんだけど、有名な事件だから知ってる人も多いと思う。こいつが事件を起したのは3年前なんだけど、掲示板へのアクセスIPからプロバイダーを割り出され、犯人は特定され、逮捕された。だけど、最初は、書類送検だけで、簡単に釈放されてしまったのだ。

しかし、この処分に憤慨した全国の動物好きの人たちが、ネット上などで、こいつを起訴させるための署名運動を始めた。そして、それは大きなムーブメントとなって、その努力の結果、こいつは起訴された。数え切れないほどの人たちの力で、この残虐な異常者の犯罪が公になったワケだけど、それでも、最終的な判決は、「懲役6月、執行猶予3年」と言うもので、今年の10月になれば、3年の執行猶予が終わるので、また、同じように猫を殺しても、こいつは、刑務所に行くことはない。

それでも、この「懲役6月、執行猶予3年」って言う判決は、猫殺しに対しては異例の重さなのだ。この事件が、新聞などでも取り上げられて、あまりにも大きな社会的な問題になったために、裁判長は、特別に重い刑を言い渡したのだ。通常だったら、猫を殺したくらいじゃ、起訴もされずに、何のオトガメも無しなのが、この国の法律なのだ。

去年の9月に、大阪の花博記念公園で、野良猫を16匹も虐殺した異常者がいた。ある猫は、人口の滝壺の中に投げ込まれ、ある猫は、コンクリートに叩きつけられて内臓が破裂し、ある猫は、口の中に石や木の枝を詰め込まれ、生まれたばかりの子猫から、その公園で多くの人たちに可愛がられてた古株の猫まで、16匹もの猫が惨殺された。そして、殺害現場を目撃した人の通報で、警官が駆けつけて、このクソオヤジは逮捕された。だけど、これほどひどいことをしたのにも関わらず、このクソオヤジは、わずかな罰金を払っただけで、その他のオトガメはいっさい無し。何度も言うけど、これが、この国の法律なのだ。

1匹の猫を殺した福岡の引きこもり男は、懲役6月で執行猶予3年、16匹の猫を殺した大阪のクソオヤジは、わずかな罰金だけ、すでに50匹以上の猫を殺してる、銭湯の裏手に住んでるクソジジイは、何のオトガメも無し。これって、あまりにもアンバランスだと思う。1匹の猫を殺した男が懲役6月なら、16匹もの猫を殺したクソオヤジは無期懲役、50匹以上も殺してるクソジジイなんか、死刑にしても足りないくらいだと思うんだけど。

‥‥そんなワケで、ラジカセを鳴らしてたおばさんが刑務所に行くのに、猫を殺し続けてる異常者は、何のオトガメも無しでチマタにはびこる今日この頃、憲法9条なんか改悪する前に、このデタラメな法律を何とかして欲しい。今の法律じゃ猫殺しを取り締まれないって言うのなら、とりあえず、銭湯の裏手に住んでるクソジジイは、あたしの得意の黒魔術で、呪い殺してもいいですか?

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2005.04.17

のび太にヤキモチ

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昨日は‥‥って言うか、今日は‥‥って言うか、14日と15日が忙し過ぎて、16日の朝から3日ぶんの日記を書き始めたから、何て書いたらいいのか、メダパニをかけられちゃったみたいに混乱してるんだけど、とにかく、今日は、遅くまでお仕事が終わらなくて、見ようと思ってた「タイガー&ドラゴン」が見られなかった。見たかった番組は、「ドラえもんスペシャル」と「タイガー&ドラゴン」だったんだけど、デッキに入ってたビデオテープが、ちょうど半分だけ使ったやつだったので、標準で1時間しか録画できない。それで、「タイガー&ドラゴン」が始まる22時までには帰って来れると思ってたので、「ドラえもんスペシャル」だけしか録画予約しとかなかったのだ。こんなことなら、3倍速にして、両方とも予約しとけば良かった‥‥。

14日と15日は、品川のスタジオで通販カタログの秋冬物の撮影をやってて、15日は、ホントは18時か19時には終わるはずだったんだけど、ちょっとしたアクシデントで、長い待ち時間が発生しちゃって、お家に着いたのが夜中だった。それで、お風呂に入って、色々と用事を済ませたら、もう3時半。それから、もらって来た差し入れのカツサンドを食べながら、「ドラえもんスペシャル」を見たんだけど、見終わったら、もう明け方の4時過ぎで、14日ぶんの日記を書き上げてアップしたら、すでに朝の5時半近くになっていた。でも、今日のお仕事は、午後に短いのが1本入ってるだけだったので、朝からお昼くらいまで寝ることができた。

ちなみに、「ニュードラえもん」を観てビックルを飲んじゃったんだけど、オープニングの歌が、ナナナナナント! インストゥルメンタルになってて、それなのに、画面の下には歌詞が出て来るから、ようするに、カラオケみたいに歌えってことなんだろうか? あとからロールのクレジットを見たら、女子十二楽坊の演奏だってことが分かったんだけど、アレンジャーが悪いのか、女子十二楽坊にしちゃあ何だかショボくて、パッとしない演奏だった。こんなことなら、バニラムードに演奏してもらったほうが、何百倍もステキだったと思う今日この頃、皆さん、「ニュードラえもん」は見ましたか?


‥‥そんなワケで、「ニュードラえもん」の第1話は、「お座敷釣り堀」って言う道具を使って、お部屋の中で魚釣りをするお話だったんだけど、実は、このお話は、26年前、ドラえもんのテレビアニメを制作することになった時に、まだ声優も決まってない状態で作られたパイロット版のお話のリメイクなのだ。雑誌の「ぼくドラえもん」の第1巻のフロクに、お宝DVDがついてて、その中に、「劇場版ドラえもんの予告編集」と一緒に、「未放送パイロット版」も入ってたので、あたしは、バッチリと見てた。ドラえもんものび太も変な顔なんだけど、ストーリーはほとんど同じだった。

で、新しいドラえもんを観た感想なんだけど、一番の問題点だと思ってた新しい声には、たぶん、そのうち慣れそうな気がした。だけど、それよりも何よりも、ドラえもんとのび太のワザとらしい仲良しぶりが鼻についた。最初、お座敷釣り堀を使って川で魚釣りをしてるんだけど、そのあと、のび太が、「今度は海で釣りをしよう!」ってアイデアを出す。そのとたん、2人は、目がキラキラと輝き出して、鼻と鼻がくっつくくらいに顔を近づけて、ラブラブで大喜びする。

これが、一度くらいならガマンできるんだけど、のび太が新しいアイデアを出すたびに、このラブラブシーンが二度、三度と繰り返され、そのたびに、あたしは、何とも言えない不愉快な気持ちになった。これが、同じ映像でも、声が大山のぶ代と小原乃梨子だったら、ドラえもんは、喜びながらも、そんなにはハシャギ過ぎずに、どこか落ち着いた感じだっただろうし、のび太は、ちょっと遠慮がちにドラえもんに甘えるって感じで、お互いに大好き同士の中にも、そこには、「ダメな息子と、そんな息子を愛するやさしいお母さん」みたいな関係性があったから、安心して観てられたと思う。そして、のび太を自分に置き替えて、あたしがドラえもんと一緒にいるような、いつもの楽しい感覚になれたと思う。

だけど、ニュードラえもんの水田わさびと、ニューのび太の大原めぐみは、大抜擢されて嬉しい気持ちは分からないでもないんだけど、何か、やたらとハリキッちゃってて、とにかく大ハシャギしてて、見てるあたしのことを無視して、自分たちだけで勝手に盛り上がってるみたいな感じがした。

そこにあるのは、ダメな息子とお母さんの愛じゃなくて、タダのラブラブなバカップルの姿だから、観てるあたしは、アニメの世界に入って行けずに、疎外感に包まれた。ようするに、大好きなドラえもんをのび太に取られちゃったみたいな感じがして、ヤキモチを焼いたんだと思う。

ドラえもんって、のび太ひとりのものじゃなくて、ドラえもんを大好きなみんなのものだから、のび太って言うのは、観てるみんなの分身って言うか、代表って言うか、そんな立場のキャラだと思う。だから、ドラえもんとのび太が仲良くすれば、観てるあたしも嬉しくなるし、困ってるのび太を助けるために、必死になってるドラえもんを観れば、あたしは自分のためにドラえもんががんばってくれてるような気持ちになって胸が熱くなるし、未来に帰っちゃったはずのドラえもんが戻って来てくれた時には、抱き合って泣くドラえもんとのび太と一緒に、あたしも大泣きする。ちなみに、ドラえもんを観て、あたしがどれほど大泣きするかは、2003年12月31日の日記、「泣かせて!ドラえもん」に書いてあるので、興味のある人は読んでみてちゃぶだい。

ドラえもんを観て、面白いところで笑うのは当たり前だけど、感動するところでちゃんと感動し、泣きどころでちゃんと泣けるのは、やっぱり、大山のぶ代と小原乃梨子の絶妙のセリフまわしや表現力があってこそだ。それは、同じセリフの中にも、「押す演技」ばかりじゃなく、「引く演技」もあったからだ。たとえば、ずっと離れてて、やっとのことで、のび太と会うことができたドラえもんは、もちろん、大喜びする。だけど、劇場版の場合には、恥も外聞もかなぐり捨てて、全身で喜びを表現するのに対して、テレビ版の場合には、ストーリーも短いし、のび太と離れてた理由も大したことはないから、どこかテレながら引き気味に喜ぶ。でも、そう言った、抑えたセリフまわしだからこそ、その言葉の奥に底流する心からの喜びが、ジンワリと伝わって来るのだ。そして、そう言った演技はリアリティーを生み出すから、あたしは感情移入できるワケだし、のび太にヤキモチを焼くどころか、自分ものび太の立場になって、一緒に喜ぶことも泣くこともできるのだ。

だけど、「押す演技」ばかりで、「引く演技」のまったくできない水田わさびと大原めぐみのやり取りは、キャリアがないんだから仕方ないとは思うけど、微妙な心の動きや精神状態などを表現する能力はゼロなので、のび太はともかくとして、何よりも、ドラえもんの精神年齢が極端に下がったように感じた。だから、のび太とドラえもんの関係が、ダメな息子とお母さんのほほえましい愛じゃなくて、そこらのバカップルがイチャイチャしてるようにしか見えなくて、こっちは、感情移入するどころか、のび太にヤキモチを焼き、ドラえもんには裏切られたような気持ちになり、今までの25年間のドラえもんを全否定されたような思いがして、ミョ~な疎外感に包まれ、大好きなはずのドラえもんを好きになれない自分に戸惑い、自己嫌悪に陥り、過去のドラえもんの幻影にさいなまれる日々が続いて行く。

だから、最初に、「一番の問題点だと思ってた新しい声には、たぶん、そのうち慣れそうな気がした。だけど、それよりも何よりも、ドラえもんとのび太のワザとらしい仲良しぶりが鼻についた。」って書いたけど、この鼻につく「ワザとらしい仲良しぶり」は、新しい声に対する拒絶感が引き起こしているんじゃなくて、その演技力の稚拙さによるものだと言うことが分かった。だけど、水田わさびや大原めぐみを始め、今回の新しい声優陣は、たぶん、よほどのことがない限り、これからずっと、あたしが死ぬまで、ドラえもんたちの声をやって行くんだろうから、あたしは、できる限り温かく見守りたい。そして、1日でも早く、セリフ上には書かれていない微妙な心の動きを表現できるようになって欲しい。

‥‥そんなワケで、新しい声優陣、特に、ドラえもん役の水田わさびが、いつまで経っても進歩がなく、ずっと今のままの演技力だったとしたら、心からドラえもんを愛するあたしたちは、どんどん離れて行くと思うし、テレビはともかくとして、劇場版は台無しになっちゃうと思う。だから、水田わさびは、背中にデカいドラえもんのタトゥーを入れて、一生をドラえもんに捧げるくらいの気持ちになって、今後は精進して行って欲しい。そのくらいの覚悟がなかったら、そのうちにドラえもんは、ニャホニャホタマクローよりも人気がなくなっちゃうんじゃないかって、余計な心配をしてる今日この頃なのだ(笑)


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2005.04.16

プロのアイドル

ゆうべ、テレビ東京の深夜番組で、「もしも自分が映画監督になって映画を作るとしたら、どんな映画を作りたいですか?」って質問されたゆうこりんは、「う~ん‥‥ゆうことかぁ~お父さんとかぁ~お母さんとかぁ~お兄ちゃんとかぁ~ゆうこの家族が出て来るぅ~家族のお話がいいですぅ~♪」って答えた。それで、質問した人は、あまりにもワケが分かんなくて困り果てちゃって、「じゃあ、とりあえず、キャスティングを決めましょうね! まず、ゆうこりんの役は誰にしますか?」って聞いたら、ゆうこりんは、「ゆうこりんの役はぁ~ゆうこりんがやりますぅ~♪」って答えた。質問した人は、ダメだこりゃ!って顔をして、「じゃあ、お父さんの役は?」って聞いたんだけど、そしたら今度は、「ゆうこりんのお父さんの役はぁ~~~~~お父さん♪」「お母さんの役は?」「お母さんの役はぁ~~~~~お母さん♪」「じゃあ、お兄さんの役は、当然‥‥」「うん、お兄ちゃん♪」「じゃあ、ゆうこりんの本当の家族がそのままの役をやるんですね?」「うん♪」ってことになった。そして、どんな内容にするのかを尋ねたら、「えっとぉ~波乱万丈なお話でぇ~ゆうこのお家にぃ~強盗が入ったりぃ~火事になったりぃ~お兄ちゃんが大学受験に失敗したりするぅ~楽しくて幸せなお話にしますぅ~♪」と来たもんだ。それで、質問してる人が、ここはゆうこりんの知能レベルに合わせなきゃ会話が成立しないと思ったみたいで、突然、ゆうこりんと同じようなしゃべり方になって、「もちろん、その映画の舞台になるのは、コリン星ですよねぇ~?」って聞いたら、「ううん!コリン星だと、お菓子のお城やプチゼリーの湖を作ったりするのが大変だから、普通の人民家(じんみんか)でいいです!」って、ハキハキと否定されちゃったもんだから、ゆうこりんに合わせてバカみたいな質問をしたほうは、自分が恥ずかしくなっちゃって、「人民家じゃなくて民家でしょ!」ってツッコムのが精一杯だった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、一連のバカアイドルは苦手なんだけど、ゆうこりんだけは許せる。それは、キャラの作り込みが徹底してるからだ。ハロプロのバカアイドルたちみたいに、男のマンションに入り浸りのヤリマクリで、楽屋ではタバコの煙を鼻の穴から噴き出してるクセに、テレビカメラが回り始めた瞬間に、しゃべり方まで変わっちゃうようなのは、やっぱりプロ意識が低すぎる。歌やダンスが学芸会レベルなのは仕方ないとしても、カレシのマンションにセックスしに通ってるとこなんかスクープされてるようじゃ、とてもプロのアイドルとは言えない。誰だってセックスくらいしてるのは当然だけど、絶対にバレないようにやるのが、プロのアイドルとしての、ファンに対する最低限の義務だと思う。

中澤裕子にしても、飯田香織にしても、松浦亜弥にしても、藤本美貴にしても、矢口真里にしても、安倍なつみにしても、安倍麻美にしても、吉澤ひとみにしても、石川梨華にしても、後藤真希にしても、ヤリマクルのは自由だけど、ファンの気持ちを考えたら、もう少し注意して、バレないようにヤルべきだろう。テレビカメラが回ってなくたって、色んな人が見てるのに、とにかく、あまりにもプライベートが乱れ過ぎてる。飲み屋でベロベロに酔っぱらって男の股間に顔を埋めたり、通行人が大勢いる道端で男とキスしたり、セフレのマンションにタクシーを横付けしたりと、とても普通のアイドルの感覚とは思えない。

結局、歌やダンスと同じように、プライベートの行動にもプロ意識が欠落してるから、ハメを外した姿をあちこちで目撃され、あっと言う間にウワサが広がり、盗撮屋に張り込みされちゃうのだ。その点、ゆうこりんは、カメラが回ってなくても、楽屋でも、通路でも、エレベーターでも、とにかく自分のお家に帰ってドアを閉めてカギをかけるまでは、徹底的にあのキャラで通してる。これこそ、本物のプロ根性だと思う。

ひと昔前のアイドルは、それこそ、タバコも吸わなけりゃお酒も飲まない、ウンコもしなけりゃセックスなんかするワケがない‥‥ってだけじゃなくて、人前で食べるものまで決められてた。だから、徹底的に教育されてる上に、鬼のように厳しいマネージャーが四六時中ガードしてた。だから、自宅や宿泊先のホテルに戻るまでは、ゆうこりんみたいに、ずっとアイドルを演じ続けているしかなかったのだ。人前ではトイレに入れないからって、撮影中、ずっと飲み物をガマンしたり、ホントは甘いものなんか嫌いなのに、人前で食べていいのはチョコレートパフェだけって決められてたら、それ以外は口にできない。だから、ホテルの部屋に戻って、やっとタバコが吸えるワケだし、ビールが飲めるワケだし、ウンコができるワケだし、事務所が斡旋する絶対に安全な相手を呼んで、セックスができるワケだ。

でも、今は‥‥って言うか、今のプロ意識の欠落した一部のアイドルたちは、未成年でも平然と楽屋でタバコを吸い、堂々と男と飲み屋へ行き、当たり前のように男のマンションへ泊まりに行く。これじゃあ、スクープしてくださいって言ってるようなもんだ。結局、「バレたら芸能界なんか辞めちゃえばいいや」って思ってるワケで、男に抱かれてヒーヒー言ってる時には、ファンのことなんか頭の片隅にも無いワケだ。

そんなバカアイドルのCDを買い、ファンクラブに入り、コンサートへ行き、声がかれるまで応援してるオメデタイ人たちは、それでも幸せなんだろうから、他人がとやかく言うことでもないと思う。だけど、現場の人間たちからしてみたら、次々に問題ばかり起すバカアイドルたちのせいで、せっかく撮った番組がお蔵になったり、差し替えになったり、再編集になったり、ホントに大迷惑なのだ。

‥‥そんなワケで、ファンだけじゃなく、現場のスタッフの期待も裏切らない、プロの中のプロ、ゆうこりん。この前、何かの深夜番組で、お笑い芸人に、「ゆうこりんは、コリン星からやって来たって言ってるけど、本当は千葉県出身なんだろ?」ってツッコまれてたけど、即座に、「あのぉ~千葉県はぁ~第二のコリン星なんですぅ~♪」って答えたのには、サスガのあたしも感心した。それに、そのあとの、ヘタに答えたらボロが出ちゃいそうなイジワルな質問に対しては、お得意の、口を「への字」にして、「ぷぅ~」とか何とか言いながら、キゲンが悪くなったフリをするあのワザで乗り切っていた。

どんなことがあっても、絶対にボロを出さないゆうこりんは、ホントにアイドルの鏡だ。まるで、毎朝、糸を結んだ五円玉を振りながら、「ゆうこはアイドル‥‥ゆうこはアイドル‥‥」って、自分に催眠術をかけてからお家を出て来るんじゃないかって思えるほどの徹底したキャラ設定を見てると、「匠の技」「名人芸」「熟練工」「いぶし銀」などの言葉が浮かんで来る。

だけど、どんなにプロ意識が強くても、どんなに頭が良くても、来る日も来る日もボロが出ないようにあのキャラを演じ続けるなんて、トーテー無理だと思うので、やっぱり、自己催眠を使ってるのかも知れない。でも、もしもそうだったとしても、自己催眠を使ってまで架空のキャラに成り切るって言うのも、ある意味、プロ意識の強さのなせるワザだろう。

‥‥そんなワケで、ニポンイチのプロのアイドル、ゆうこりんの爪のアカを煎じて、私生活が乱れまくったハロプロのバカアイドルたちだけじゃなく、報道陣に対する悪態や暴言でオナジミの、ライブドアの乙部綾子にも飲ませてやりたいと思う今日この頃、イノシシ社長に命令されて、「ライブドア広報・乙部綾子のお仕事日記」って言うブログを始めたって言うので、今、覗きに行ってみたら、さっそく、嫌がらせのトラックバックが何発も突き刺さってた(笑)


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2005.04.15

アリュールな日々

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しばらく前に、あたしの必需品のひとつ、シャネルのアリュールが無くなった。普通のボトルも、ミニサイズのやつも、ぜんぶ使い果たしちゃって、仕方ないから、今は他のフレグランスを使ってる。ケッコー色々と持ってるから、ランコムのミラクのソーマジックとか、トレゾアとか、ふだんは使わないものを順番に使ったりしてる。だけど、アリュールは、あたしの香りの代名詞みたいなもんなので、他の香りだと、どうしても落ち着かない。

あたしは、アリュールの他には、唯一、サンローランのベビードールが好きなんだけど、サスガに、三十路の女がお仕事に行くのに、ベビードールはつけて行けない。もうちょっと暖かくなって、露出の多いフリフリ系でも着るようになれば、それなりに似合うんだけど、今は、まだキチンとしたスタイルが多いから、ちょっとキビシイ。それで、仕方なくランコムを使ってて、ちゃんとファッションには合ってるんだけど、やっぱり、自分の香りじゃないから、どうしても落ち着かない。

だけど、今月も生活がキビシーから、サスガにアリュールは買えない。あたしがいつも買うお店は、自由が丘にあるんだけど、50mlので5500円くらいで、どこよりも安いとは思うんだけど、それでも、あたしにとっては高いのだ。いくらキビシーとは言っても、そんなに困ってるワケじゃなくて、そのくらいの余裕はあるんだけど、今月は、母さんのお誕生日があって、その上、母の日もある。それで、担当のお医者さまから、やっと旅行の許可が出たから、一大イベントとして、温泉に連れて行ってあげることにした。母さんと一泊で温泉に行くなんて、もう8年ぶりくらいだから、いい旅館にしたいし、美味しいものも食べさせてあげたいし、だから、あたしは、できる限り節約をしてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、自分の香りを失って、はや1ヶ月が過ぎようとしてる。あたしは、基本的に、毎日、アリュールを使ってて、たまに、ファッションや気分に合わせて別の香りを使って、そして、また、アリュールに戻るって言うのなら落ち着くんだけど、戻るべき香りが無くなっちゃうのは、すごく心細いのだ。

これって、何だか、お金が無くて、お米が買えない時に似てる。お家に帰ればお米がある、ご飯があるって思えば、朝とお昼とでメロンパン1個だったりしても、安心してられるし、メロンパンも美味しく食べられる。だけど、お米が無くて、お家に帰って来ても金ちゃんラーメンしかないと思うと、1週間くらいなら何でもないけど、2週間、3週間と続くと、金ちゃんラーメンに飽きるのは当然として、お昼のメロンパンも美味しくなくなって来るし、それよりも何よりも、精神的に不安になって来る。

これと同じで、アリュール以外の色んな香りを楽しめるのも、いつでもアリュールに戻れるって言う安心感があるからであって、そのアリュールが無くなっちゃったら、最初の1週間くらいはいいんだけど、それを過ぎると、だんだん不安になって来るのだ。

アリュールって、つける人を選ぶ香水‥‥って言うか、つける人によって、少しずつ香りが変化して来る。つまり、その人の体臭と溶け合って、ひとりひとり別の香りを生み出すのだ。体臭って言っても、欧米人と比べると、ニポン人は無臭みたいなもんだけど、それでも、人間の嗅覚じゃ感じないほどの僅かな体臭とブレンドされて、オリジナルの香りに変化する。あたしは、人並みか、人並み以上にキレイ好きで、体臭なんか絶対にゼロだと思ってるけど、人間の何百倍もの嗅覚を持ってる犬や猫なら、あたしの匂いを嗅ぎ分けることができる。つまり、どんなに体臭がないと思ってる人でも、人間である限り、絶対に人それぞれの匂いを持ってるワケで、その僅かな匂いに反応して変化するのが、アリュールなのだ。

他のフレグランスは、誰かがつけてる香りが気に入れば、その人に何をつけてるのかを聞いて、同じものを買って来てつければ、自分も同じ香りになる。だけど、アリュールの場合は、仮に誰かがあたしの香りを気に入ったとしても、その人がアリュールをつけると、イメージの違った香りになる。そして、人によっては、自分の好んだ香りにならない場合もある。それが、「つける人を選ぶ香水」っ言われてる所以なのだ。だから、愛用してる人が多いワリには、他人と香りがカブらないから、それも魅力のひとつになる。

それから、アリュールって、つけてる長さによっても、香りが変化して来る。つけてる長さって言うのは、トップノート、ミドルノート、ラストノートって意味じゃなくて、愛用してる年月って意味だ。つまり、同じ人が毎日つけてると、1週間、1ヶ月、3ヶ月って感じで、だんだんに馴染みながら、変化して来る。そして、季節によっても、微妙に変化する。サスガ、天才調香師、香りのアーティスト、ジャック・ポルジュの最高傑作だけのことはある。そして、そんな高貴な香りに選ばれたあたしって、何てビューティホー&ワンダホー♪(笑)

ちなみに、あたしの他に、アリュールの香りに選ばれたニポン人女性は、松嶋菜々子、長谷川京子、常盤貴子、持田真樹、愛内里菜、坂下千里子などなど、それなりの美女ばかりだ。猫も杓子も誰でも似合うフレグランスじゃなくて、やっぱり、「つける人を選ぶ香り」が似合うって言うのは、とっても嬉しいことだ。さらに、ちなみに、「猫も杓子も」って言うのは、もともとは、「禰子も釈子も」だった。禰子(ねこ)って言うのは、神道の信者のことで、釈子(しゃくし)って言うのは、仏教徒のことだ。つまり、「神様の弟子も、お釈迦様の弟子も、誰でもみんな」って言う意味だったのだ。それが、いつの間にか、猫と杓子に変わっちゃったんだけど、意味としては同じだから、まあ、OKってことにしておこう‥‥とか何とか言いつつも、そのカンジンのアリュールが買えないんじゃ、あたしってば、ぜんぜんOKじゃないじゃん(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、ゆうべ、ネットで安いとこはないか、ちょっと調べてみた。だけど、どこも似たようなもので、6000円から8000円くらい、その上、送料や手数料まで掛かるから、これなら、自由が丘に買いに行ったほうがぜんぜん安い。やっぱり、母さんと温泉に行くまでは、ガマンするしかない‥‥なんて思いつつ、フレグランスのページを閉じようと思ったんだけど、そのページの中に、コスメだのファッションだの、あたしの琴線に響きまくるコーナーが色々とあって、さらに、「今だけ70%OFF!」だの「今だけ送料無料!」だの、もう、琴線どころか、バルトリン氏腺にまで響きそうなセリフが書いてあったので、あたしは、無意識のうちに、ファッションをクリックしちゃった。

そして、春、夏物のワンピを色々と見てたら、玲奈ちゃんのブランド、「NAKEDNESS IS FREEDOM」の欲しかったけど高くて買えなかったワンピにすごく似てるのがあった。玲奈ちゃんのブランドのは、2万円以上もしたから、ハナっから無理だったけど、この、ネットで見つけたワンピは、ナナナナナント! 2900円だった!

全体的なデザインは、すごく似てて、黒のシフォン系で、裾がハデなフレアになってて、とにかく可愛い。そして、何と言っても素晴らしいのは、フロントにシルバーのスパンコールで、デカいドクロのマークがついてるのだ。それも、ドクロの頭だけじゃなくて、頭蓋骨の下に、2本の骨がバッテンになってて、海賊の旗みたいなのだ。もう、チョーパンク!

‥‥そんなワケで、あたしは、夜中の3時過ぎに、パソコンの画面とニラメッコしながら、1時間以上も悩んだあげくに、ついに、買っちゃった。だって、あたしのサイズが残ってたんだもん‥‥。これで、また、アリュールを買う日が遠のいちゃったけど、今は、何よりも、このワンピが届く日が待ち遠しい今日この頃なのだ(笑)


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2005.04.13

アジアの純真

上海の飲み屋さんで、ニポン人の留学生が、ただニポン人だって言うだけの理由で、イカレた中国人に暴行を受けた事件は、新聞やテレビのニュースでは、「ビールのジョッキで2~3回殴られて軽傷を負った」って報道されてたけど、これは、情報操作による婉曲した報道だった。ようするに、ホントのことを報道すると、ニポン人たちの怒りが大きくなり、今の騒ぎの収拾がつかなくなるから、事実をねじ曲げて報道したのだ。この被害に遭った留学生は3人で、そのうち、もっとも重傷を負った留学生本人の話をまとめてみると、次のような事実が分かった。

「自分たちは、学校の仲間の日本人4人とイタリア人6人で、お店に入って行き、自分をふくめ、日本人3人が暴行を受け、重傷を負った。」

「席について食事を始めて5分もしないうちに、ビール瓶を持った2人の中国人が近づいてきて、『お前は韓国人か日本人か』と聞かれた。そして、『日本人だ』と答えた瞬間、手に持っていたビール瓶でいきなり頭を殴られた。」

「ビール瓶で5~6発殴られ、ビール瓶が割れたら、今度は灰皿で何度も殴られ、最後に、テーブルにあった生ビールのジョッキでも何度も殴られ、意識を失った。」

「その間、仲間たちも必死で止めようとしたが、相手はビール瓶などを振り回して大暴れしている状態だったので、うかつには手が出せない状態だった。」

「その間、こちらからはいっさい手は出さずに、『自分は日本人だが、中国が好きで勉強しに来ている』と言うことを中国語で何度も叫んだが、相手は、『そんなことは関係ない!日本人はみんな死ね!』と言いながら、いつまでも殴り続けた。」

「自分たちは意識を失うまで殴られ、たいへんな重傷を負っていて、今も入院中である。彼らには完全に殺意があり、彼らの行為は殺人未遂だ。」

「日本の報道陣に対しては、今話したことをすべて話していて、その時の報道陣たちの印象も、あまりの事件の酷さに驚いていた。それなのに、記事になったものを見たら、『ジョッキで2~3回殴られて軽傷』とは、あまりにも自分が話した内容とはかけ離れていて、政治的な圧力が報道をねじ曲げたとしか思えないものだった。」

「ことなかれ主義」、こんな言葉が脳裏に浮かぶ、ニポンの政府のだらしない態度が、中国や韓国をつけ上がらせていると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、尖閣諸島の問題にしたって、中国人たちがあんなデタラメを言って騒いでることに対して、何でニポンの政府は、バシッと言ってやらないんだろう? こんな時のために、虫ケラにも劣る総理大臣なんかに年間4165万円も給料を払ってやってんだから、コイズミはノンキに花見なんかしてないで、殺される覚悟で、単身、中国へ乗り込んで、共産党に洗脳されてる人民どもを一喝して来い!

だいたい、尖閣諸島がニポンの領土であることは、国際法できちんと認められてるのは全世界の常識だし、それ以前に、中国だって、尖閣諸島がニポンの領土だって、ずーーーーーーっと認めてたのだ。1920年に、遭難した中国の漁師が、尖閣諸島の魚釣島に流れ着いたのを石垣島に住むニポン人が助けてあげた。それに対して、中国政府は、村民たちに感謝状を贈ってる。その感謝状には、ハッキリと、「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」って書いてあるのだ。つまり、尖閣諸島がニポンの領土だって、中国政府が認めてるってワケだ。

さらに、中華人民共和国が成立したあとの1953年1月8日付の人民日報にも、「琉球群島に尖閣諸島が含まれる」って言う記事が掲載されてて、ようするに、このころまでは、中国の政府も、新聞も、人民も、誰ひとりとして、「尖閣諸島は中国の領土だ」なんて、国際法を無視したトンチンカンなことを言ってるバカはいなかったのだ。

それなのに、1968年になって、国連アジア極東経済委員会が、東シナ海の大陸棚の資源調査をして、「尖閣諸島の周辺に石油資源が埋蔵されている」って発表したとたんに、突然、「尖閣諸島は中国の領土だ!」ってワメキ出したのだ。言っちゃ悪いけど、ホンキで、こんな都合のいいデタラメがまかり通ると思ってんだとしたら、カライものの食べ過ぎで脳みそがイカレてるとしか思えない。

明治政府は、尖閣諸島が無人島であり、清国(当時の中国)の支配が及んでいないことをシッカリと確認した上で、明治28年(1895年)1月14日、尖閣諸島の領土的編入の閣議決定を行った。そして、沖縄県は、尖閣諸島のそれぞれの島に、日本の領土を示す標識を立てて、尖閣諸島を沖縄県八重山郡に編入した。もちろん、この時、明治政府は、ちゃんと清国にも連絡をして、確認を取っている。でも、清国は、「ニポンが尖閣諸島を発見して、ニポンの領土とする」ってことに対して、何の意義も申し立てず、ニポンの主張を認めたのだ。つまり、ニポンが勝手に主張してるんじゃなくて、中国政府も認めたからこそ、ニポンの領土となったのだ。そして、これは、「無人島は最初に占拠した国の領土になる」って言う国際法に基づいてることだから、ニポンだけじゃなくて、全世界が認めてることなのだ。

それなのに、中国は、人の家の石油欲しさに、「尖閣諸島は明の時代から中国の支配下にあり、日清戦争で日本が奪い、第二次世界大戦後に日本が不法にアメリカに渡したものである。」って言う、おへそがプーアル茶を沸かしちゃうようなデタラメを言い出したのだ。それも、この声明は、昭和46年(1971年)に突然、言い出したことで、それまでに、何度も何度も主張するチャンスがあったのに、一度も主張せず、自らニポンの領土だって、政府も新聞も認めてたクセに、石油があるかも知れないって分かったとたんに、こんなアホ丸出しな作り話を言い出す始末。こんなアリサマだから、中国って、いつまで経っても国際社会の仲間入りができないんじゃないの?

自分たちがデタラメなことばっかり言ってるクセに、ちょっとでも雲行きが怪しくなって来ると、すぐに従軍慰安婦の問題だとか、大量虐殺の問題だとかを引っぱり出して来て、ギャーギャーとワメキ始めるけど、それはそれ、これはこれ、まったくの別問題だ。それなのに、中国人って、何ですぐに論点をすり変えるんだろう? 被害者意識が強すぎるのか、はたまた、ニポンにジェラシーを感じてるのか知らないけど、あたしが生まれる何十年も前のことを責められたって、あたしにはピンと来ないんだけど。

あたしは、常に「戦争反対」の姿勢だし、今のニポンで、戦争に賛成してるのなんて、コイズミとか石原慎太郎とか、そう言った一部のイカレた人たちだけで、国民の多くは戦争に反対してる。これは、自衛隊のイラク派遣に対して、国民の75%以上が反対したことを見ても明らかだろう。それは、ニポンが、世界で唯一の被爆国であり、中国や韓国と同様に、戦争によって、たくさんの尊い命を失った過去があるからだ。そして、もう二度と、戦争なんかごめんだって思ってるからだ。過去の過ちを悔やみ、反省し、二度と間違いを起さないようにって思ってるニポンの国民に対して、いつまでも何十年も前のことをネタにワメキ散らすんじゃなくて、どうして、一緒に仲良く平和な世界を作って行こうって思えないんだろうか?

それに、毎年毎年、あたしたちの税金を何十億円もあげてるのに、そう言ったことに関する感謝の気持ちとかはないの? もらって当然だと思ってるの? ニポン人だって、中国人たちが思ってるほど裕福な人ばかりじゃなくて、毎日の生活に苦しんでる人がいっぱいいるんだよ。中国や韓国や他の国にあげてるお金をぜんぶ止めにして、それをすべてニポン人のために使えば、貧乏で病院に行けない人たち、苦しんでいるお年寄りたち、生活苦で自殺する人たち、みんな救われるんだよ。そう言うニポン人たちのことを後回しにして、それでも、よその国に莫大なお金をあげてるんだよ。少しは、そう言うことも考えて欲しい。

韓国人が騒いでる竹島問題にしたって、あまりにもトンチンカンでお話にならない。韓国側の主張は、韓国最古の文献、「三国史記」(1145年)の中に、「512年に、于山国が服属を願い出てきた。」って言う記述があって、その後の「世宗実録」(1454年)の中に、「于山、武陵二島は県(蔚珍縣)の真東の海中にある。二島はお互いに隔てること遠くなく、天候が清明であれば望み見ることができる。新羅の時、于山国と称した。」って記述があることを根拠に、晴れてる日には武陵から竹島が見えるから、竹島は于山島(獨島)だって主張してる。

だけど、これは、韓国側が、自分たちに都合のいい部分だけをピックアップした主張で、「世宗実録」の于山島に関する記述をちゃんと読むと、「安撫使の金麟雨が于山島から還ったとき、大きな竹や水牛皮、芋などを持ち帰り、3人の住民を連れて来た。そして、その島には15戸の家があり、男女併せて86人の住民がいた。」って書いてあるのだ。だけど、実際の竹島は、たった0.2平方kmの岩だけの島で、86人もの人間が住むことなど不可能だし、第一、人が住んでいた痕跡など何ひとつない。さらに、「高麗史地理志」(1452年)には、「朝鮮半島の東の海にある鬱陵島は、新羅時代には于山国と呼ばれていた。」って言う記述があるので、韓国が「于山島だ」って主張してる島は、竹島じゃなくて、鬱陵島である可能性のほうが高いのだ。そして、鬱陵島だとすれば、広く平坦な土地があり、十分に86人が生活できる。その上、最近になって、竹島とは正反対にある鬱陵島の位置に、ハッキリと「于山島」と書いてある古い地図まで発見されたのに、それでも、竹島を于山島だと主張して、20年もの間、不法占拠してるのが韓国なのだ。

尖閣諸島と同様に、歴史的に見ても、国際法的に見ても、竹島は明らかにニポンの領土で、自分たちの歴史をねじ曲げてまで主張し続ける韓国人たちは、いったい何が欲しいんだろう? だって、ニポンの政府は、「これじゃあ水掛け論だから、国際司法裁判所に任せて、白黒ハッキリつけましょう。そして、裁判の結果、韓国のものであるって結論が出たら、日本は主張を取り下げて、竹島は韓国にお渡しします。」って言ってるんだよ。

ニポンだって韓国だって、OECDに加盟してるんだから、これこそが、正しい結論を導く唯一の方法でしょ? それなのに、韓国は、絶対に裁判はイヤだと言う。そして、ただ感情的にワメキ散らすばかり。結局、裁判になったら、自分たちのデタラメな主張が通らないってことを知ってるから、裁判を避けようとしてるんだろうけど、これじゃあ、オモチャ屋さんの前で、泣き叫んでダダをこねてる子供と変わらないじゃん。

国際司法裁判所が判断を下すことになれば、韓国側のツジツマの合わない主張など、何の効力も無く、国際法に照らし合わせて、ニポンの主張が通ることは100%確実だ。そうなった時には、歴史的な事実を婉曲して、国民たちを洗脳し、反日感情を煽るような教育を続けて来た韓国政府の化けの皮が剥がれる。そして、ニポンに向いていた敵対感情は、今度は政府に向けられる。だから、韓国政府は、これほどニポンが申し出てるのに、ずっと裁判を避けているのだ。何て腰抜けな政府なんだろう。そして、こんな政府なんかに騙されて、集団ヒステリーみたいな騒ぎを繰り返してる国民たちが、ホントに気の毒だ。挙句の果てに、ニポンのオカゲでチヤホヤされてる「ぺ」までが、自分のホームページで、「竹島は韓国の領土です。」なんて洗脳発言をさせられちゃってんだから、もう、救いようがない。

‥‥そんなワケで、とにかく、尖閣諸島にしたって、竹島にしたって、北方領土にしたって、歴史的に見ても、国際法的に見ても、客観的に見ても、主観的に見ても、抽象的に見ても、具体的に見ても、どう見たってニポンの領土なんだから、文句があるんなら、何の罪もないニポン人留学生に暴力を振るったり、何の関係もないニポン料理店のガラスを割ったり、何の意味もないサッカー場で暴れたりしてないで、堂々と国際司法裁判所の法廷で闘ったらどうなの? それで、ニポンの領土じゃないって判決が出たら、どうぞ差し上げますって言ってんだから、よその国の教科書にまで文句を言うほど自分たちの主張に自信があるんなら、何も逃げることないじゃん‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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2005.04.12

オハギの不条理

最近、疲れが溜まってるのか、はたまた、疲れが溜まってるのか、それとも、疲れが溜まってるのか、ようは、疲れが溜まってるんだと思うけど、何だか、あたしの持ち味である動物的なカンが働かない。それで、トータルの成績としては、1勝2敗で負け越してる。何がって‥‥新商品や期間限定品の見定めがだ。

麻辣仙人の新しい味で、錬った黒ゴマを加えた、「麻辣黒仙人」て言うのが新発売されて、普通の麻辣仙人がすごく美味しかったから、これは間違いないって思って買ってみたんだけど、残念なことに、イマイチだった。袋には、「黒ごま坦々麺風コクピリ麺」って書いてあって、そう言われればそんな味なんだけど、何て言うか、麻辣仙人の一番の魅力であるヒーヒーしちゃう辛さが、黒ごまで抑えられちゃってて、どうしても物足りない。

それから、カルピスが無くなったので、いつものスーパーに買いに行ったら、普通のカルピスの隣りに、「期間限定バナナカルピス」って言うのが並んでた。何だか、すごく美味しそうだし、新発売ってことで、普通のカルピスよりも安くなってた。それで、思わず買っちゃったんだけど、お家に帰って来て、さっそく作って飲んでみたら、これがまた、ハッキリしたバナナ味じゃなくて、普通のカルピスにビミョ~なバナナフレーバーがプラスされたって感じの中途半端な味と色で、これなら、普通のカルピスのほうが遥かに美味しい。

何が悔しいって、麻辣仙人にしても、カルピスにしても、確実に美味しいってことが分かってる普通の味のが隣りにあったのに、わざわざ期間限定のほうを買って、それで美味しくなかったから、悔しさもヒトシオだ。あたしの体内では、まるで、他にレクリエーションが無いからデモでストレスを発散してる中国人たちのように、小さいきっこたちが、今にも暴動を起こしそうな雰囲気だ。そして、株式会社トーハトに騙され、カルピス株式会社にも騙されたあたしは、完全に打ちひしがれ、盗んだバイクで走り出した32の夜‥‥なんて言ってみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、泣きながら、夜の街をさまよい歩いた。歩き疲れたあたしが、ふと顔を上げると、暗闇の中に、ぼおっと浮かび上がるコンビニの灯かり。そして、あたしは、まるで灯かりに吸い寄せられる羽虫のように、コンビニの中へと入って行った。そこには、ボロボロになったあたしの心を癒してくれるかのように、アイスのケースが、魅力的に光り輝いていた。中を覗くと、エスキモーのアイス、チェリオの「期間限定バナナチョコ」が‥‥。

思わずそのアイスを手に取ったあたしは、何の迷いもなく、ソッコーで買ってみた。普通、チョコバナナって言うと、中がバナナで外がチョコだ。それは、お祭りとかで売ってる本物のチョコバナナ、つまり、バナナにワリバシを刺して冷やしておいたものに、チョコをコーティングして、チョコが固まる前に、ケーキとかの飾りにつかうカラフルなデコレーションをパラパラと振りかけてあるやつ、あれを基本にしてるから、他のお菓子も、中にバナナ味のクリームとかが入ってて、外がチョコでコーティングされている。

だけど、驚くべきことに、このアイスは、中がチョコで外がバナナなのだ。だからこそ、「チョコバナナ」じゃなくて「バナナチョコ」って名前なんだし、袋の絵も、ちゃんとそう言うふうに描いてあるんだろうけど、それにしても、中がチョコで外がバナナだなんて、オハギと同じで、あたしの常識の物差しでは計ることができないような感覚だ。

アンパンは、パンの中にアンコが入ってるし、おまんじゅうも、モナカも、どれでもアンコは中に入ってる。そして、オニギリは、中に具が入ってて外がご飯だ。つまり、アンコは中に入れるもので、ご飯は具を包むものなんだから、そのアンコとご飯とを組み合わせるのなら、普通は、中にアンコを入れて、それをご飯で包むのがマトモな感覚だと思う。それなのに、オハギって、中がご飯で外がアンコだ。これって、あたしにとっては、ちっちゃいころから不思議なことで、今なお不思議なことで、これからもずっと不思議なことなのだ。だって、百歩譲って、手につかないようにドライ加工したアンコだったら、ご飯の外側を包んでも許せるけど、普通のつぶあんのままだったら、手で持てないじゃん。

親指と人差し指とで、恐る恐るつまんで持ったら、食べ終わったあとに、親指と人差し指を舐めなきゃならない。だけど、大きなオハギは、2本の指だけで持ち続けることはできないし、ひと口かふた口食べたあと、その先を食べるためにも、中指や薬指を添えて持ち替えなきゃならないから、結局は、ほとんどの指にアンコがつき、ペロペロ舐めなきゃならなくなる。ネイルに気合いを入れてる時だったりすると、一番困る。爪の隙間にアンコが入ると、舐めただけじゃ取れない。

じゃあ、お箸で食べればいいじゃん‥‥って言われると思うし、あたしも、そう思う。だから、もちろん、お箸があればお箸で食べるに決まってる。でも、突然、野外で、見ず知らずのおばあちゃんから、オハギが並んだお弁当箱を目の前に差し出されて、満面の笑みで、「あんだもボタモチ食べてけろ」とか言われて薦められちゃったら、周りの人たちがみんな、直接に手で取って食べてるのに、あたしだけ、「お箸ありませんか?」なんて聞けないし、だからって断るのはイヤだし‥‥って言うか食べたいし、だから、すごく困る。

あたしは、通常の状態だったら、指にアンコがつくのとか、爪の隙間にアンコが入るのは、そんなに困らない。じゃあ、何が困るのかって言えば、この場所まで来る間に、電車のキップを買うためにお財布から小銭を出したり、電車の中で吊り革につかまったり、色んなものを触ってるってことだ。あたしは、別に潔癖症じゃないんだけど、お金を触ったり、吊り革を触ったり、パチンコをしたあとに、そのままの手で食べ物を直接持って食べるのがイヤなのだ。ちゃんと除菌効果のあるセッケンで洗ってからじゃないと、オハギやお寿司を手づかみでは食べられない。だけど、河原とかで遊んでて、植物だの土だのを触ったり、野良猫を抱いたりしても、その手なら、ぜんぜん問題なく食べられる。ようするに、色んな人間が触ったものだけが苦手なのだ。

でも、周りの人たちが平気で食べてるのに、自分だけがオハギに手を出せないでいると、神経質な人って思われちゃいそうで、それがイヤだから、結局は、「ええい!」って感じでオハギをつまんで、パクパクッと食べちゃう。そして、ホントはすごく美味しいオハギなのに、キップを買う時に小銭を触ったことや、電車の中で吊り革を触ったことを思い出して、見ず知らずの数え切れない人たちの手が、このオハギを触ってるような気がしてきて、美味しさを味わう余裕なんかなくなる。だから、あたしは、オハギが大好きなのに、オハギが苦手なのだ。

人間の感覚は人それぞれだから、小銭や吊り革を触った手で、そのままオハギやお寿司を手づかみで食べることに何の抵抗も感じなくて、指の先についたアンコやご飯粒をペロペロと舐められる人たちが普通で、そう言ったことができないあたしのほうが神経質だって思う人もいるだろう。でも、あたしのほうからすると、自分が普通で、指をペロペロ舐められる人たちのほうが無神経だと思う。たとえば、あたしの感覚が、1000人に1人とかの超マイノリティーなら何も言えないけど、そんなことはないと思う。

電車の吊り革につかまる時に、わざわざハンカチを使ってつかんだり、小型の除菌スプレーを持ち歩いて、何にでもシューシューと吹きかけて、イスにまでスプレーしてから座ったりするようになると、完全に神経質を通り越して、もはや精神病だと思うけど、あたしの感覚は、ごく普通だと思ってる。だから、あたし的には、オハギを人に薦める時には、お箸も一緒に差し出すのが、最低限の良識だと思う。こう言った良識は、相手を思いやる心の現われであって、全世界のすべての人類が、このくらいの良識を持ってくれれば、戦争犯罪者を大統領に担ぎ上げる愚かなキリスト教徒もいなくなるだろうし、くだらないネット上の煽りに乗せられて暴動を起すバカな中国人もいなくなるだろう。

そんな、扱う人の良識を判断することができる食べ物、オハギって、実は、ボタモチと同じものだ。漢字で書くと、「お萩」と「牡丹もち」、つまり、同じものなのに、牡丹が咲く季節、春のお彼岸に食べる時にはボタモチって呼び、萩が咲く季節、秋のお彼岸に食べる時にはオハギって呼ぶワケだ。だから、今は春だから、本来なら、今日の日記も、オハギじゃなくて、ボタモチって書くべきなのだ。だけど、あたしは、オハギって言う呼び名のほうをいつも使ってるから、ネーミングの本意には反するけど、オハギって書いてる。この、同じものなのに、食べる季節によって呼び方が変わるって言うとこも、あたし的には納得できないことのひとつだ。それに、春と秋ならいいけど、夏や冬に食べる時は、何て呼んだらいいのか分からないし‥‥。

この、物理的にも、良識的にも、固有名詞的にも、どうしても納得できないオハギと同じように、エスキモーアイスのチェリオも、中がチョコで外がバナナだったんだけど、これは、オハギのアンコみたいにベトベトのバナナクリームが外側についてるんじゃなくて、ザクザクした食感のバナナアイスだった。それに、ちゃんと棒がついてるから、手を汚すこともない。そして、中は板チョコなんだけど、口溶けが良くて、外側のバナナアイスと同時に溶けて行くバランスの良さ。その上、バナナアイスもチョコも、両方とも甘さが抑えられてて、すごくサッパリしてて美味しかった。

‥‥そんなワケで、麻辣黒仙人、バナナカルピスと、開幕から2連敗だったあたしは、ようやく1勝を上げることができた。これで、とりあえずは、ヘッポコ巨人よりはいくらかマシになったので、Fカップの胸をホッと撫でおろした。だけど、これでも、まだ負け越しだし、それよりも大きな問題は、麻辣黒仙人とチェリオは食べちゃったけど、バナナカルピスは、まだ10杯以上も飲まなくちゃならないってことだ‥‥って言うか、仕方なく、今も飲みながら、この日記を書いてる今日この頃なのだ(笑)


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2005.04.10

プチお花見

ここんとこ、夜遅くまでのお仕事が続いてて、帰って来るとクタクタなので、なかなかこの日記の更新が厳しい状態だ。その日の出来事を書くだけなら簡単なんだけど、この「きっこの日記」は、日記って言いながらも日記じゃないので、毎日、ネタとかテーマとかを考えてから書くのが、ワリと大変なのだ。ネタ的には、ゆうこりんがデビュー前に付き合ってたカレシとのラブラブ生活の話とか、「ブブカ」にあびる優のキス写真を持ち込んだのがあびる優本人だったって言う呆れ返った話とか、ライブドアの乙部綾子のハレンチ極まりない男性遍歴の話とか、NHKの不祥事に関する大スクープとか、他にも何本かあるんだけど、どれを書くにしても、こう言うネタって、時間に余裕があって、それなりに気分がノッてないと書けないので、今回は、久しぶりに、普通の日記を書こうと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、何で夜遅くまで忙しくなったのかって言うと、夜桜関係の撮影が立て込んでたからだ。あるミュージシャンのPVの撮影と、あるVシネマの撮影と、ある雑誌のある特集の撮影が立て続けにあって、あるあるあるあるって、あるある探検隊と同じくらい、ちょっとバタバタしてた。予算のある企画なら、夜桜なんかCGで合成しちゃうから、あたしは昼間のスタジオでのブルーバックの撮影だけで、チャチャッと済むんだけど、コイズミのオカゲでどこも不景気だから、近場のロケが多くなったのだ。

だからって、夜のロケがあったから昼間はお休みってワケじゃなくて、昼間は昼間のお仕事があるので、普段と変わらない。おとといは、午前中だけはゆっくりできたけど、午後からはVシネマのジャケットの撮影があった。それは2時間ちょっとで終わったんだけど、その4時間後に次のお仕事が入ってたから、一度お家に帰るのは大変だし、だからって、車の中で4時間もボーッとしてたら、絶対に爆睡しちゃう。

それで、あたしは、とりあえず次の現場まで行って、車を停めさせてもらってから、すごく久しぶりに、近くにあったパチンコ屋さんに行ってみた。それは、まだ打ったことのない「大海物語」をやってみたかったからだ。でも、新台だから、ぜんぶ塞がってて、いつまで待っててもできそうにない。仕方ないので、他のコーナーに「華原朋美とみなしごハッチ」があったので、これを打ってみることにした。

だけど、これがまた回らない台で、最初の500円で、たった4~5回しか回らなかった。でも、流し打ちを止めて、ちょっと強めに打って、玉が跳ね回る感じにしたら、少しは良く回るようになった。それで、続けて打ってたら、2000円目で、デカいクモの巣が掛かって、それが朋ちゃんリーチに発展して、何とか単発が当たった。それで、単発のあとも時短があったから、何とか引き戻さないかなって思いながら打ってたんだけど、最悪なことに、時短中にも関わらず、ジワジワと玉が減ってくアリサマだった。結局、ダメだったので、時短が終わった時点で止めることにしたんだけど、時短中に少し玉を使っちゃったので、1300発ちょっとしかなくて、なんじゃこりゃ?って感じだった。両替するのもバカバカしいので、景品に替えることにして、セブンスターを1カートンと、残りは、新海物語のライターとお菓子をいくつかに替えてもらった。

それから、マックに行って、その日からフィレオフィッシュが100円になってたので、フィレオを1個買って、途中の自販機でお茶を買って、近くの公園に行って、遅いお昼ごはんにした。食べ終わってから、1時間半くらい、俳句を作ったり、ケータイで日記を書いて自分のパソコンに送信したりして時間を潰して、それからお仕事に行った。

昨日も、おとといと同じような感じで、午前中だけゆっくりできて、お昼過ぎからお仕事があった。それで、短時間で終わり、夜のお仕事まで、中途半端に時間が空いちゃった。でも、昨日の夜は撮影じゃなくて打ち合わせだったので、フィレオを1個買ってから、コンビニで発泡酒を2本買って、公園でお花見をして時間を潰すことにした。ちょっと桜の木からは離れてたんだけど、木のテーブルと丸太を輪切りにしたイスがあったので、そこに腰掛けて、1本目の発泡酒を飲んだ。

とっても気持ちいい風が吹いて来て、50mくらい先に並んでた満開の染井吉野が、右から左へと、ふわ~っと散って行った。風は、ちょっと吹くとピタリと止むので、散った花びらは、そのまま吹き飛んで行かずに、長い滞空時間をかけて、キラキラキラキラとひるがえりながら落ちて行く。

あたしは、離れたとこから見てるから、何本もの桜から散る数え切れないほどのキラキラが、ワイドスクリーンみたいに見える。しばらくして、舞う花びらの数が少なくなって来るころになると、また、うまい具合に風が吹き、キラキラと舞い始める。あんまりキレイだったので、あたしは、桜の下まで行って、ケータイで写真を撮って、じゅんこに送った。

やっぱり、桜の中では、染井吉野の散り方が一番美しい。それに比べると、八重桜の散り方の汚らしさと言ったら、空気の読めない鈍感な女みたいで、見てるだけでイライラして来る。ホントは、高い位置からハラハラと舞い落ちて来る山桜の散り方も味わいがあって好きなんだけど、山桜の場合は、葉が出始めて、木全体が少し青々としてから散り始めるので、桜の醍醐味の「イサギヨサ」が感じられない。

それにしても、今年の桜は、すごく白い。きっと、今年の夏はひどい冷夏になるだろう。梅雨が長くて、なかなか梅雨明けしなくて、肌寒いまま夏になって、海の家を始め、夏に絡んで儲けようと思ってた人たちは、軒並みアテが外れて、赤字になるだろう。だからって、バリ島などの東南アジアは、まだまだ地震、津波の恐れがあるから、唯一儲かるのは、沖縄へのツアーに重点を置いている旅行代理店だけだろう。だけど、ライバルが多くて、今からじゃ沖縄ツアーを組めないような弱小旅行代理店は、いっそのこと、ニポンの領土を不法占拠してる韓国人たちをぶっ飛ばしに行く「竹島ツアー」でも組んでみたらどうだろう。そうすれば、成人式で暴れたり、お花見で暴れたり、サッカーの応援で暴れたりする、カルシウムと脳みその足りない若者たちが、こぞって参加するかも知れない(笑)

‥‥そんなワケで、寝る時間も削って働いて、ほんの数時間の空き時間に「プチお花見」しかできないあたしの手元には、ギャラの振込み票が2枚、3枚と溜まって行くんだけど、それは単なる紙切れで、何の役にも立たない。実際にお金が振り込まれるのは、3ヶ月先だったり、もっと先だったりする今日この頃、これじゃあまるで、落語の「三枚起請」みたいなもんで、振り込まれるまでが、「タイガー、タイガー、じれっタイガー」って言うか、「カラスを殺して、あたしゃ朝寝がしてみたい」ってなワケで、おアトがよろしいようで‥‥テケテンテンテンテンテンテン‥‥(笑)


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2005.04.09

史上最強の玲奈ちゃん

今日は、待ちに待った、「史上最強のメガヒットカラオケBEST100完璧に歌って1000万円」の放送日だったんだけど、夜7時までには絶対に帰って来られないから、録画しておいた。前回の放送あたりから、番組タイトルの最後に、「ⅩⅡ」とか「ⅩⅢ」とかの数字がつかなくなったから、正確には何回目なのか分からないけど、たぶん、15回目くらいだと思う。毎年、4月と10月の2回放送だから、15回目だとすれば、もう8年目に入る人気番組だ。

賞金のほうも、最初のころは、「200万円」とかそれくらいで、何年か前に、こう言う賞金の上限が「1000万円」に変更になってから、番組タイトルも「1000万円」になって、各コーナーの賞金も上がった。ちなみに、この賞金は、ホントに支払われるんだけど、気の毒なのは、吉本興業、人力舎、オスカーのような守銭奴事務所に所属してるタレントたちだ。こう言った番組での賞金は、通常は「トッパライ」って言って、事務所を通さずにタレントが直接もらえるようになってるんだけど、吉本興業の場合は6割から7割、人力舎の場合でも半分近くを事務所がぶん取ってしまうのだ。M1グランプリで優勝したアンタッチャブルも、賞金の1000万円のうち、400万円を所属事務所の人力舎にぶん取られ、山崎と柴田は、それぞれ300万円ずつしか手にしていない。

他にも、吉本所属の若手コンビが、クイズ番組でハワイ旅行のペア券を獲得したら、「お前らがハワイに行くのは10年早い!」って言われて、事務所にチケットを取り上げられ、その取り上げた人が代わりにハワイに行っちゃったり、「東京フレンドパーク」のダーツでとった賞品を取り上げられた芸人もいる。サスガ、所属タレントの7割以上が、年金を払ってない‥‥って言うか、年金を払いたくても払えない事務所だけのことはある。それでも、関西でお笑いをやろうと思ったら、どんなにピンハネされようとも、ローカル局から劇場まで、すべてのメディアを牛耳っていて、政治家から暴力団まで、すべての人脈とベッタリ癒着している吉本興業に入らないと、一瞬で潰されちゃう今日この頃、皆さん、吉本の芸人って好きですか?(笑)


‥‥そんなワケで、ニポンには、約500もの芸能プロダクションがあるけど、そのどれもが、悪い言い方をすれば、ピンハネで成り立ってる。でも、これは、そう言う業種なんだから仕方ない。テレビに映ってるタレントは1人でも、そのタレントをテレビに出すために、マネージャーを始め、何人もの事務所の社員が必要だし、その他にも、スタイリストやヘアメークなどを雇うワケだし、それらの人たち全員のぶんまでふくめたものがタレントに対するギャラなんだから、全額が本人のフトコロに入ることはない。

だけど、AクラスやBクラスのタレントのように、1時間番組で、メークやリハの拘束をプラスしても、たかだか3時間程度で、100万円から500万円くらいのギャラをもらってるのなら、そこから数人の日当を払ったところで、痛くも痒くもない。でも、吉本所属の若手のお笑いコンビが、たった3分のネタをやるために、朝早くから局入りして、夕方からの本番が終わるまで、丸1日拘束されて、それで発生したギャラ10万円のうち、97000円を事務所がピンハネして、コンビそれぞれに1500円ずつってのは、あまりにも悪どいと思う。オマケに、この1500円から、シッカリと源泉を引くって言うんだから、もう、目もあてられない。時給にしたら、100円ちょっとだ。

そんな芸能界で、誰よりもウマく稼いでるのが、みのもんただ。自分の稼いだお金は、1円たりとも人には取られたくないみのもんたは、5年前に、父親から受け継いだ水道メーターの会社、「株式会社ニッコク」に、自分の事務所、「オフィスモンタ」を吸収合併させると言う、究極の節税ワザを繰り出した。こうすれば、自分に対して発生したギャラのすべてが、「芸能事務所」ではなく、「芸能部門も併設した水道メーターの会社」の売り上げとして計算できるため、いくらでもゴマかすことができるからだ。ちなみに、おととし1年で、みのもんたに支払われたギャラの総額は、約38億5000万円なんだけど、翌年のみのもんたの個人所得は、たったの2億円ちょっとだった。これを見れば、どれだけウマイことをやってるのかが分かるだろう。

去年の6月から11月にかけて、株式会社ニッコクは、数十億円もの建設費をかけて、関西工場を新築した。でも、これは、実際にはまったく必要のない工事だったのだ。それまでの工場は、建物としても設備としても何の問題もなく、周りにある別の会社の工場と比べると、ひときわキレイなくらいだった。それなのに、不必要な工事に数十億も投じて、年間の決算を赤字にして、税金を逃れたのだ。株式会社ニットクの総売り上げのうち、約8割がみのもんたのギャラだから、芸能事務所と水道メーターの会社を別々に経営してたら、みのもんたのギャラで工場を新築して税金を逃れるなんて裏ワザはできないのだ。

そう言えば、ちょっと前に、みのもんたが、ライバルの水道メーター会社、「愛知時計電機」の株を大量に買ったってニュースがあった。この時に使ったお金は、約9億円だそうだけど、これは、会社のお金じゃなくて、みのもんた個人のお金だって言うから、スゴイもんだ。「おもいッきりテレビ」で、1億円の闇献金をもらった橋本龍太郎のことを「われわれ庶民には想像もつきませんね!」なんて言ってたけど、ポケットマネーでポンと9億円払える人が、「われわれ庶民」だなんて、なんだかなぁ~って感じだ。「クイズミリオネア」で、必死に1000万円をとろうとしてる庶民を見て、心の中じゃ、「この貧乏人め!」なんて思って、笑ってるんじゃないの?(笑)

そんな、みのもんたが経営する「株式会社ニッコク」は、水道メーターの入札に関する談合(独占禁止法違反)で、何度も刑事告発をされている悪名高い会社だ。2003年に、追徴金7500万円、和解金3900万円を支払い、以前の独占禁止法違反がやっと解決したと思ったのもツカノマ、その翌年の2004年には、またまた他のメーカーと談合してたのがバレて、刑事告発された。さらに、別口での談合もバレてしまい、家宅捜査を受け、今年の2月には、追徴金400万円を支払っている。そして、この談合で、常にニッコクと手を結んで悪事を働いていたのが、今回、みのもんたが株を大量に取得した「愛知時計電機」なのだ。

まるで、ライブドアのようなウサン臭さがプンプンと匂って来る、今回のみのもんたの株のニュースだけど、株のことを知らないあたしとしては、やっぱり、みのもんたが何を企んでるのかは、良く分からない。ただ、ひとつだけ気づいたことは、イノシシ社長にしても、みのもんたにしても、守銭奴って何であんなに顔が脂ギッシュなんだろう?‥‥ってことだけだ(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、帰って来たのが遅かったので、そのまま寝ちゃって、土曜日に起きてから、やっとのことで見始めた「史上最強のメガヒットカラオケBEST100完璧に歌って1000万円」なんだけど、まずは、小池栄子の変な前髪が気になった。タダでさえ丸い小池の顔が、前髪を作ったことによって、もう、ギャグマンガみたいにマン丸になってて、いったい何を目指してるのか理解できなかった。もしかしたら、あの、ゴジラ松井のような眉を隠そうとしたのかな? それなら眉を細くすればいいのに‥‥。

なんて思ってたのは、ホンの一瞬で、ショッパナ2発目に、早くもナナさんが登場した。小池のヘアスタイルなんか忘れ去るほどのミゴトなまでのセンター分けで、さらに名古屋巻きのナナさんは、ますます女らしくなって、できればセンター分けだけはやめて欲しいんだけど、それ以外はとってもイイ。特に、顔立ちがイイ。同じナナコでも、松島ナナコよりも遥かにビューティホーだ。この前、MAXファンなら誰でもが避けるようにしてるデビュー曲、「恋するベルファーレダンス」のPVを観たんだけど、内容よりも何よりも、ナナさんの黒々とした眉にクギヅケになっちゃった。やっぱり、今のナナさんの良さは、眉がポイントだろう。

ナナさんは、岡本真夜の「TOMORROW」をケッコーいいとこまで歌えたので、こりゃあサイサキがいいぞって思ってたら、りっちゃんは、まったく想像もしてなかった演歌だったので、ぜんぜん歌えなかった。でも、あたし的には、「津軽海峡リナ景色」って言う新しい歌を教えてもらったので、楽しかった(笑)

別コーナーに出た玲奈ちゃんは、この番組の時にはピンクのリップとネイルって決めてるのか、今回も、可愛いピンクだった。頭の先からツマ先まで、一点のクモリもない完璧な玲奈ちゃんスタイルで、最近、ネイキッドのフレアもんが多かったけど、今回は、フロントにスリットの入った白地に薄い茶色のチェックのヒザ上のタイトスカートだったから、タイト好きのあたしとしては、ハートにググッと来た。歌のほうは、松田聖子の「あなたに逢いたくて」で、2番の途中くらいまで歌えたし、キーも、ちょい高めくらいで良かったし、ジャマな手拍子さえなければ、着メロにしたいほどの素晴らしいデキだった。このレベルのデキなら、十分に「玲奈ちゃんが人の歌を歌ってるテープ」に編集できる。

続いて、アキは、「カブトムシ」だったので、あたしは、「おおっ!アキの声でカブトムシ!これは素晴らしい!」って期待したのもトコノマ、アキったら、こんな誰でも知ってる歌なのに、出だしで間違えちゃって、まるで、りっちゃん状態だった。やっぱり、あのプレッシャーの中だと、知ってる歌でも間違えちゃうんだと思うけど、それにしても、アキの声での「カブトムシ」は、たまらなく欲しかった。だけど、ナナさんも、りっちゃんも、玲奈ちゃんも、みんな女らしくしてたのに、何でアキだけは、アロハに短パンみたいな、川口浩探検隊みたいなカッコをしてたんだろう? オマケに、そのシャツの裾を短パンの中に入れてたのは、ナゼなんだろう?

さらに、最後のランキング上位のコーナーで、りっちゃんは、「ジュピター」、玲奈ちゃんは、「さくらんぼ」だったんだけど、2人ともぜんぜん歌えなかった。りっちゃんなんか、ヒトコトも発しなかったし、玲奈ちゃんも、「ぼ」ってヒトコト言っただけで、秒殺だった(笑)

りっちゃんの「ジュピター」も欲しかったし、玲奈ちゃんのほうは、大塚愛は気持ち悪いから大っ嫌いだけど、玲奈ちゃんが歌うんなら、どんな曲でも一応は欲しいから、せめて1番だけでも歌って欲しかった。でも、玲奈ちゃんはカラオケが好きで、「さくらんぼ」は「良くカラオケで歌われる曲」の上位に入ってる曲なのに、それでもぜんぜん歌えなかったってことは、きっと、玲奈ちゃんも、あたしと同じで、大塚愛が大っ嫌いなんだろう‥‥ってことが分かって、すごく嬉しかった。

‥‥そんなワケで、今回の放送での「ベスト玲奈ちゃん」は、マイケルが「あー夏休み」を歌って粉をかぶって、久本が、「せっかく歌ったけど、もうおしマイケル!」って言ったあとに、玲奈ちゃんも「.マイケル!」ってやったショットに決定した今日この頃、ついでに、「マニアック玲奈ちゃん」も発表すると、ワッキーが「勝手にシンドバッド」を歌って水をかぶったあとに、ワッキーとアンガールズが気持ち悪い争いをして、八代亜紀が「気持ち悪い」って言ったあとに、「マツケンサンバ」のVが入った、そのすぐあと、脚を組んでる玲奈ちゃんが、足元のモニターにチラッと目をやりながら、脚を組んだまま、ちょっとだけお尻を浮かして座りなおしたショットに決定!(笑)


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2005.04.08

水槽の中まで杉花粉?

今年の春は、なかなか暖かくならなくて、桜の開花も遅れてたのに、ここ数日で、突然、夏みたいに暑くなって、一気に桜が満開になった。それはとっても嬉しいことなんだけど、両手放しで喜べないのは、この暖かさで、ドバッと飛んで来た杉の花粉だ。今までは、3月10日の日記で紹介した、例の「花粉症対策カレー」のオカゲで、クシャミも鼻水もおさまってたんだけど、サスガに、これだけの量の花粉が一気に飛んで来ると、カレーの効き目も薄れて来て、クシャミが出始める。それでも、カレーを食べてたから軽いクシャミだけで済んでるのであって、カレーを食べてなかったら、今ごろ、大変なことになってただろう。

最後にカレーを食べたのが、もう2週間以上も前だから、ホントなら、また大量にカレーを作って食べたほうがいいんだけど、まだ、そこまで深刻な状態じゃない。ちょっとだけ補給すれば、また、体内に残ってるカレーパワーが目を覚まして、大量の花粉に打ち勝つことができるはずだ。

こんな時にバッチリなのが、カレーヌードルだ。あたしの「花粉症対策カレー」には、ニンニク、ショウガ、タカノツメが入ってるんだけど、カレーを食べて花粉症がおさまったって言う何人かの人たちからの報告を聞いてみたら、その中には、ニンニクを入れなかった人も、ショウガを入れなかった人も、症状がおさまったって言っている。つまり、何が効いたのかって言うと、タカノツメってことになる。正確には、カレーのターメリック(ウコン)とタカノツメを同時に摂取すると、花粉症の症状を抑えることができるんだと思う。

それで、あたしは、金ちゃんヌードルのカレー味に、一味唐辛子をドバドバッとかけて、食べてみた。そしたら、ウソみたいに、クシャミがピタッとおさまったのだ。カップヌードルのカレーでもいいし、とにかく、カレー味のカップ麺に、一味唐辛子を10回くらいふって、熱湯を注いで、出来上がったら良く掻き回して、すごくカライけど、ガマンして、スープも残さずにぜんぶ飲む。そうすると、花粉症の症状が、驚くほどラクになる。すでに、このカレーヌードル療法で、あたしの周りの花粉症フレンズは、何人も症状がおさまってる今日この頃、皆さん、花粉症は大丈夫ですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、金ちゃんヌードルのカレー味のオカゲで、花粉症はピタリとおさまってるんだけど、この暖かさのせいで、もうひとつ困ってたことがあった。それは、水槽の汚れだ。今は、グレードアップした濾過装置をつけてるから、お水はほとんど汚れないんだけど、だんだん暖かくなって来たのにともなって、ガラスの内側に、緑色のコケみたいなのが繁殖して来たのだ。水槽の4面のガラスのうち、1面は壁に向いていて、残りの3面が手前に向いてるんだけど、その右側のほうに、窓からの日差しが当たる。それで、日差しの当たる面を中心に、コケが広がって来て、何日か前には、ついに、右の面ぜんぶに、薄っすらとコケが繁殖しちゃったのだ。

コケを食べてくれるはずのタニシは、実は別の巻貝だったから、あたしがお掃除するしかないんだけど、水槽のお掃除はあまりにも重労働なので、今度やろう、今度やろうって思いながら、延ばし延ばしにしてた。だけど、あまりにもコケが気になって来たので、昨日の夜中に、ナニゲにワリバシでこすってみた。そしたら、ちょっとこすっただけなのに、信じられないくらいのコケが取れて、気持ち悪い緑色のブツブツが水の中を漂い出して、大変にことになっちゃった。それは、まるで、水中に杉の花粉が広がったみたいで、早く何とかしなくちゃ、お魚たちまで花粉症になっちゃう。

それで、あたしは、ついに、重い腰を上げることにした。とりあえず、水槽のお掃除をしてる間のお魚たちの仮の宿として、カルキ抜きのお水を作るために、バスルームに行って、バケツ2つにお水を汲んだ。これで、1日経てば、お魚を移しても大丈夫だ。そして、お魚たちには、一晩だけ汚いお水でガマンしてもらって、あたしは、今日のお仕事の帰りに、さっそく観賞魚屋さんに行って来た。せっかく水槽のお掃除をするんだから、藻を増やして、濾過器のフィルターも替えようと思ったのだ。それで、お店に着いて、色んなお魚を見たりして、しばらくウロウロとしてたら、そろそろエサが無くなりそうなこととか、バケツ2杯じゃ水槽がいっぱいにならないから、カルキ抜きのお薬も必要だってこととか、色んなことに気づき始めた。

それで、お店のお兄さんに、必要なものをぜんぶ言ったら、カルキ抜きのお薬はサービスしてくれた上に、藻も、一束の半分くらいをサービスして、多めに袋に入れてくれて、ぜんぶで1000円ちょっとだった。

お家に帰って来たあたしは、ジャージに着替えて、さっそく、水槽のお掃除を始めた。まずは、水槽に上にセットしてある濾過器を外して、タライに入れて、バスルームへ運ぶ。そして、ゆうべお水を汲んでおいたバケツを1個持って来て、パンストとハンガーで作った小型の網で、お魚をすくって、バケツに移す。これが、つらい水槽のお掃除の中で、唯一、楽しい作業だ。

クチボソは逃げ回って大暴れするから、最初は、黒メダカを1匹ずつすくって行き、クチボソは最後にすくう。お魚をぜんぶ無事に移したら、慣れないバケツの中で、少しでも落ち着くように、藻を入れてあげてから、日当たりのいい安全な場所に置く。それから、ペコペコポンプで、水槽のお水をバケツに汲み出して、捨てに行って、汲み出して、捨てに行って、汲み出して、捨てに行って、汲み出して、捨てに行くと、水槽のお水はほとんど無くなるので、何とか水槽を持ち上げられるようになる。それでも、水槽自体も思いし、砂利や石も入ってるから、バスルームまで運ぶのは必死だ。

それから、水槽のコケをキレイに落として、砂利を何度も洗って、ブクブクの機械も分解して洗って、濾過器も分解して洗って、新しいフィルターに替えて、モトの場所に水槽を戻して、ブクブクや濾過器をセットして、バケツで4往復してお水を入れて、カルキ抜きのお薬を入れたら、2時間以上もかかって、もう、立ってられないほどクタクタになった。だけど、それから1時間くらい休憩して、水槽のお水も落ち着いたので、藻を入れて、お魚たちを戻したら、みんな元気に泳ぎまわって、すごく気持ち良さそうだった。

‥‥そんなワケで、ピカピカになった水槽の中を泳ぐお魚たちを見てると、ホントに幸せな気持ちになる。黒メダカたちは、新しくて青々とした藻の間を楽しそうに泳ぎまわり、クチボソたちも、元気に追いかけっこをしてる今日この頃、あたしは、腕も腰もすごく痛くなっちゃったけど、思い切ってお掃除して良かったなって思いながら、ずいぶん長いこと、お魚たちを眺めていた。


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2005.04.07

キッコロ初体験

遅まきながら、アニメの「モリゾーとキッコロ」を初めて見た。BSハイビジョンと教育テレビとで放送してるんだけど、あたしが見られるのは教育テレビだけで、その時間帯が、毎週土曜日の午後6時25分から30分まで、再放送が、毎週水曜日の午後7時45分から50分までって言う、どんなに見ようと努力しても、絶対にウッカリして、気づいたら終わってるって感じの時間だったから、なかなか見られなかった。それで、今日の再放送は、ちょうど、第2シリーズの第1回目だったので、見逃さないように、たった5分の番組をわざわざ録画予約しておいたのだ。

それなのに、あたしったら、録画予約してたことすら忘れてた。夜の8時過ぎになって、テレビの番組表を見たら、日本テレビは、通常の1時間ワクなら、それなりに面白い「笑ってコラえて」だったけど、2時間SPになると、トタンにどっかの田舎の高校の吹奏楽部だとかの追跡をやって、ムリヤリに感動させようとするからウットウしいし、TBSは、朝も昼も顔を見せられて胸焼けしてるみのもんたが司会の特番だし、フジテレビは、あたしがジャイアンツファンを辞めたキッカケのひとつ、お荷物の清原がますます気持ち悪くなったナイター中継だし、テレビ朝日は、視聴率をとるためならナンでもカンでも利用するって言うテレ朝の得意ワザが炸裂して、番組の中で、名倉と満里奈を見世物にするって言うし、テレビ東京は、あたしの好きな「いい旅、夢気分」だったけど、これまた大嫌いなゴリラ男、小川直也だったし、ぐるっと回ってNHKは、わざとらしさ満点の「ためしてガッテン」だったし、最後に残った教育テレビの欄を見たら、「うつ病社会・日本」って言う、他局の番組内容をひとまとめにしたみたいな番組だったし‥‥ってことで、あたしは、テレビはつけないで、CDを聴いていた。

あたしが見たかったのは、11時15分からの「マシューズ・ベストヒット・TV」だけだったので、夜の11時を回ったころに、リモコンを持ってテレビをつけようとして、そこで初めて、ビデオデッキが赤く点滅してること、つまり、何かを録画してたってことに気づいた今日この頃、皆さん、この時期のナシクズシ的な特番は、そろそろいい加減にして欲しいと思いませんか?


‥‥そんなワケで、あたしは、赤く点滅してるビデオデッキを見ても、最初は、「何を録画してたんだっけ?」ってな感じだった。それで、デッキのパネルを見て、3チャンネルで5分だけってことが分かって、やっと、「モリゾーとキッコロだ!」って思い出したのだ。

それで、さっそく見てみたんだけど、今日のお話は、「きいろ しろ ふわふわ」って言うタイトルで、タイトルだけで簡単に想像できる通り、タンポポのお話だった。1本だけのタンポポが寂しそうだなって思ってたキッコロが、次の日にもそのタンポポを見に行ったら、白い綿毛になってて、それがフワフワと飛んでって、辺り一面がタンポポだらけになって、「これでもう寂しくないね」って言う、時間の流れを完全に無視したストーリーだった。でも、百歩譲って考えれば、モリゾーとキッコロは森の妖精だから、人間とは時間の感覚が違うのかも知れない。人間にとっては何ヶ月もの時間が、モリゾーとキッコロにとっては10秒くらいなのかも知れない。そうすれば、種が飛んだ瞬間に、辺り一面がタンポポだらけになっても、別に不思議じゃない。

でも、そんなことはともかくとして、あたしが感動したのは、モリゾーとキッコロの声だ。モリゾーの声が、タイムボカンシリーズのグロッキーとかボヤッキーとかをやってた八奈見乗児で、キッコロの声が、「ちびまる子ちゃん」のたまちゃんの声をやってる渡辺菜生子なのだ。あたしは、高校時代に、ドロンジョ様とかマージョ様とか呼ばれてたから、グロッキーとかボヤッキーとかは他人とは思えないし、「ちびまる子ちゃん」のたまちゃんも大好きだし、その上、調べてみたら、声優の渡辺菜生子って、11月21日生まれで、あたしと1日違いのお誕生日だった。これで、ますます、キッコロが自分の分身のように思えて来た。

とにかく、ストーリー的には苦しかったけど、モリゾーはのんびりした感じで、キッコロは元気いっぱいだけどやさしい感じで、2人の動きや声や話し方も、あたしが勝手に想像してた通りで、ぜんぜん違和感がなかった。まあ、あまりにも無理のある、ニュードラえもんの声に比べれば、たいていの声は受け入れられるけど(笑)

たった5分のアニメだけど、民放の2時間の特番よりも遥かに楽しかった「モリゾーとキッコロ」だったので、これからは、できる限り録画しようと思う。ネットで調べてみたら、第4話の「キッコロ橋」って言うのが、特に面白そうだった。

‥‥そんなワケで、コーラが1杯600円、お弁当が3000円ってだけでも大ヒンシュクだったのに、トイレまで有料だとか言うウワサが流れてる「愛・地球博」だけど、そんなことはない。トイレが有料だとか、お店に入っただけでチャージ料金を取られたとか言うのは、ネットの匿名性を利用して、デマを広めて喜ぶような、タチの悪いヤツラの流したウソなのだ。会場内のトイレは、もちろんすべて無料だし、チャージなんか取ってるお店は1軒もない。それから、確かに、600円でコーラを売ってるお店や、3000円でお弁当を売ってるお店もあることはあるんだけど、どこもそんなに法外な値段をつけてるんじゃなくて、もっと一般的な値段のお店もたくさんあるようだ。

最新情報によると、会場内には、ファーストフード店が20軒近く、レストランが20軒以上もあって、値段的には、まさしくピンキリ状態だ。一番安いファーストフード店では、コーラが250円のところもあるし、焼きそばが400円のところもある。また、ラーメンやうどんなども、600円から800円程度と、それほどメチャクチャな値段はつけていない。でも、ファーストフード店と言っても、高いところでは、たこ焼きが500円以上、ホットドッグが500円、カレーが1000円なんて言うお店もある。また、レストランになると、それこそ青天井で、中華が1人前8000円、和食が1人前10000円以上、フレンチが1人前13000円なんて言うのもあるので、下調べもはないでヘタなお店に入ったら、身ぐるみを剥がされちゃう。

たとえば、パスタを食べるとしても、ファーストフード店の一番安いところで食べれば800円だけど、ファミリーレストランになると1600円、本格的なレストランになると2000円以上になる。もちろん、内容はそれなりに違うだろうけど、ファーストフード店の800円のパスタだって、レトルトのナポリタンとかじゃなくて、ちゃんとその場で作ってくれる「シーフード&サルサの冷製パスタ」とかが出て来るんだから、何も2000円のパスタなんか食べなくても、800円ので十分だろう。

それから、一番重要なコンビニの情報だけど、前回、聞いた話の通り、4軒のコンビニがあるにはあるんだけど、そのうちの1軒はゲートの外、もう1軒は隣りの会場内にあるので、メインの会場内にあるのは、ファミリーマートとサークルKの2軒だけだそうだ。でも、商品は通常の値段で売られていて、特別に売り切れるようなこともないようなので、飲み物や軽食なら、ファーストフード店よりは遥かにお得だと思う。おにぎりは、バラ売りはないけど、2個入りのものが250円前後で、他にも、普通のコンビニ弁当も色々と置いてあるし、100円の肉まんやお菓子類もあるし、500mlのペットボトルのお茶は147円なので、何もわざわざ何倍ものお金を払って、ファーストフード店やレストランを利用することはないだろう。

また、中には、便乗商品で暴利をむさぼってるお店も多く、たとえば、ポップコーンだけを買えば300円や400円なのに、キッコロやマンモスなどのキャラクターのストラップとセットにして、1000円前後で売ってたりするところもあるそうだ。ポップコーンやポテトチップなら、コンビニで140円で買えばいいし、キッコロのストラップなら450円で買えるんだから、こう言った抱き合わせ商法には気をつけたほうがいいと思う。

‥‥そんなワケで、3月30日の日記、「愛のない地球博」の中で、あたしの先輩が、家族4人で一泊で20万円以上もかかったって言う話を書いたけど、詳しく聞いてみたら、別に高いお店しかなかったってワケじゃなくて、せっかく遊びに来たんだからってことで、ちょっとゼイタクなレストランに入ってみたり、子供たちが欲しがるお土産を色々と買ってあげたりしたって言うことで、節約して楽しめば、最初の予算だけでも間に合ったと思う‥‥ってことだった。だから、節約しようと思えば、そんなにバカみたいにお金を使わなくても、楽しむことができそうだ。ただ、せっかく名古屋まで行ったのに、家族そろってコンビニのおにぎりを食べるのも、なんだかなぁ~って思う今日この頃だけど(笑)


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2005.04.06

恋に落ちると何故バカになる?

あたしの平日の楽しみのひとつ、NHKの「お昼ですよ!ふれあいホール」のバニラムードの出演が、4月から、毎週、月曜日と水曜日の2日間だけになっちゃった。どんな理由なのか、ヴィジョンファクトリーの担当に聞いてみたら、NHK側の理由じゃなくて、バニラ側の理由だってことが分かった。ようするに、毎日、生出演してると、他の活動がなかなかできないから、出演日を減らして、そのぶん他の活動をして行きたいって言う、とっても前向きな理由だったのだ。それなら、ファンも納得の決断だろう。

 

そして、バニラがお休みする火曜日、木曜日は、「オルモット」って言う男性のインストグループが出るって言うので、どんなのか見てみようと思って、今日の放送を録画しておいた。それで、今、見たんだけど、ギター、ベース、キーボードのトリオで、一瞬、韓流スターかと思うようなサエないビジュアルで、全員、ブスッとしたまま不機嫌そうに演奏してて、それでいて、大して巧いワケでもなく、正直、見る価値も聴く価値も無し。これなら、そこらのシロートバンドを日替わりで出したほうが、まだマシだろう。

 

そんなことはともかくとして、今日の放送では、ものすごいことが起こった。今週は、色んなマジシャンが出るんだけど、今日は、ミスターマリックの日だった。それで、ゲストがAKINAだったんだけど、回転する丸いテーブルの上に4つの使い捨てコップが置いてあって、マリックが後ろを向いてる間に、その中のどれかにAKINAの私物のケータイを入れて、4つ全部に大きな紙コップをかぶせて、どれにケータイが入ってるのか分からなくした。そして、マリックが振り向き、さらに、そのテーブルを回転させて、AKINA本人も、どれに自分のケータイが入ってるのか分からなくした。

 

それで、マリックは、ケータイが入ってないと思う紙コップを1つずつ、金属バットで思いきり打って行った。1個目の紙コップが遠くへ飛び、中から透明の使い捨てコップがポロリ。成功だ。そして、2個目も成功した。テーブルの上の紙コップは、あと2個になり、このうちのどちらかに、AKINAのケータイが入っているワケだ。

 

そして、ハラハラした表情をしつつも、マリックの実力を信用しきっていたAKINAの目の前で、思い切りバットを振ったマリック。そのとたん、何か硬い物に当たったようなイヤな音がして、数メール先にドサッと落ちた紙コップの中からは、なんと、AKINAのケータイが出て来たのだ!

 

その瞬間、ステージ上の全員がフリーズし、客席がザワザワし始めた。まっ青な顔のマリックは、急いでケータイを拾いに行き、何とかこの失敗をゴマかそうと、トッサに出たセリフが、これだ。

 

「ね、私が言った通り、こっちに入ってたでしょ?」

 

どっかぁ~~~ん! あたしは、お尻からジェット噴射をして、15mほど飛び上がった! そして、マリックは、「壊れないように、ちゃんと軽めに叩いたからね!」って言いながら、そのケータイをAKINAに渡したんだけど、AKINAは引きつった笑顔でそれを受け取り、いつまでも手でこすっていた。そして、全員がフリーズしたまま、番組はエンディングへ。

 

AKINAと言えば、MAXのFCイベントをプライベートで観に来てたし、去年の秋に、MAXがアメリカのアニメフェスティバルに出演した時にも一緒に出演したし、MAXの妹みたいな存在なのに、そのAKINAの大切なケータイを金属バットで一二塁間へ流し打ちするとは、許せん! マリック!‥‥なんて思ってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)

 

 

‥‥そんなワケで、あたしは、朝の5時まで起きてて、それから4時間だけ寝て、そのあと、病院に行って来たんだけど、何で朝まで起きてたのかって言うと、深夜映画を観てたのだ。ゆうべ‥‥って言うか、今朝って言ったほうが良さそうな時間なんだけど、深夜の2時20分から明け方まで、日本テレビでやってた、「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE」って言う映画を観てた。

 

ホントは、2時40分から、ニポン中のモータースポーツファンをコケにしまくってるフジテレビで、フォーミュラー・ニッポンの開幕戦を見るつもりだったんだけど、平日の深夜2時40分からなんて言う、とても視聴者の立場なんか考えてるとは思えないファッキンな時間帯なので、眠くて眠くて、放送が始まるまでに寝ちゃいそうだったから、色んなチャンネルをちょこちょこと回してた。そしたら、日テレで面白そうな映画が始まったので、レースが始まるまでの20分だけ、観てみることにした。でも、観始めてみたら、予想してたよりもさらに面白くて、どうしても最後まで観たくなっちゃって、結局、あたしは、レースのほうは録画して、映画のほうを観ることにした。それで、あたしは、おお急ぎで、ニポン酒ときゅうりのキューちゃんとイカの塩辛を取って来て、映画鑑賞体勢に入った。

 

この映画は、1950年代に活躍したドゥーワップの天才シンガー、フランキー・ライモンの物語で、事実に基づいて作られてる。ようするに、レイ・チャールズの伝記映画、「Ray」みたいなもんなんだけど、あたしは、レイ・チャールズは知ってるけど、フランキー・ライモンのことはほとんど知らなかったので、すごく興味深かった。

 

フランキー・ライモンのことをカイつまんで説明すると、13才の時に、同世代の仲間たちと、フランキー・ライモン&ティーンエイジャーズって言うドゥーワップグループとしてデビューして、デビュー曲の「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE(邦題、恋は曲者)」が大ヒットして、一躍、大スターになる。そして、1956年には、1年間に6曲もチャートインさせるほどの人気グループになったけど、1957年にソロになってからは売れなくなり、ドラッグに手を出すようになり、25才の若さで、ヘロイン中毒で死亡‥‥って言う、ものすごい駆け足の人生を送ったスターだ。フランキーは、この短い間に、3人の女性と結婚をしていたんだけど、フランキーの死後20年以上も経ってから、フランキーの遺産(ヒット曲の印税)を巡って、この3人の奥さんが法廷で争う。この映画のストーリーは、その法廷闘争をベースに、回想シーンを本線にして進んで行くんだけど、とにかくすごく良く出来ていた。

 

フランキーを演じてるのは、実際のフランキーと同じく、背の低い黒人俳優、ラレンツ・テートで、3人の奥さんは、ハル・ベリー、レラ・ローション、ビビカ・A・フォックスが演じてる。でも、恥ずかしながら、あたしは、この中で知ってたのは、ハル・ベリーだけだった。ハル・ベリーと言えば、2001年の「チョコレート」で、黒人としては初めてのアカデミー主演女優賞に輝いたのもツカノマ、2004年の「キャット・ウーマン」で、アカデミー賞の前夜に発表する裏アカデミー賞、「ラジー賞」の最低主演女優賞を受賞しちゃったことで有名だ。何よりも恥ずかしいラジー賞は、受賞者が来ないことでオナジミなのに、ハル・ベリーは、ちゃんと出席して、「ハリウッドで一番欲しくないトロフィー」を壇上で受け取って、泣きマネまでして、「このShit(クソ)を私にキャスティングしてくれたワーナーブラザーズに感謝したい!」ってコメントして、会場を沸かせた。あの受賞シーンを見て、ハル・ベリーのファンになった人も多いはずだ。

 

そんな、ハル・ベリーが、フランキーの3人の奥さんのうちの1人を演じてるんだけど、これが、もう、サイコーにキレイだったし可愛いかった。裁判でのシーンは、1980年代って設定だから、年齢もファッションも、今どきの黒人のオバサンのちょっとハデなタイプって感じだったんだけど、回想シーンでは、年齢設定も若いし、ファッションもヘアメークもフィフティーズで、パラシュートスカートに気を使ってソファーに浅めに腰掛けるとことか、すっごく良かった。サスガ、ボンドガールに選ばれただけのことはある。もちろん、ハル・ベリーがステキなだけじゃなくて、彼女の背景にある家具や食器のひとつひとつ、お店の中のインテリアなど、すべてがステキだった。街を走る車も、後ろがロケットみたいになってるデカいアメ車ばっかりで、タクシーでさえもカッコイイ。

 

この時代って、ちょうどあたしの母さんの少女時代で、ニポンで言うと、弘田三枝子とか、ザ・ピーナッツとか、山本リンダとか、平山みきとかの時代だと思う。あたしの母さんは、平山みきの「真夏の出来事」って歌が好きで、あたしが小さいころ、「カッレの~車に乗って~」って、良く口ずさんでた。あたしは、それを良く覚えてたから、高校生になってバンドを組んだ時に、この曲をパンクっぽくアレンジして、カヴァーした思い出がある。

 

ばんばひろふみが、平山みきのことを好きで好きでどうしても結婚したくて、そのために芸能界入りしたって話は有名だけど、それで、念願かなって結婚できたのに、しばらくしたら飽きちゃって、あちこちに愛人を作り始めて、結局は離婚した。これって、フランキー・ライモンに似てると思う。フランキーも、その時はその女性のことを心から愛してるのに、結婚してしばらくすると、飽きて来るのか何なのか、他の女性のとこに行って、そっちとも結婚しちゃう。そんなことをしながら、3人の奥さんのところを行ったり来たりしつつ、致死量を超えたヘロインを食っちゃって、人生に、ジ・エンド。

 

映画の中では、俳優が演じてるから、背は低くても、それなりにチャーミングに見えたフランキーなので、女性にはモテモテだったって言う逸話にもうなづけた。だけど、映画の一番最後に流れた、本物のフランキーが歌ってるモノクロのフィルムを見たら、あまりにブ男で、特に、鼻の広がり具合なんか、ばんばひろふみといい勝負で、まるでシーサーみたいだった。だから、あたしは、何でこんな男がモテモテだったのか、まったく理解できなかった。

 

だって、ブ男で、背も低いってだけじゃなくて、さらに、ドラッグばっか食らってて、女グセが悪くて、唯一の長所って言ったら、歌の才能があったってことだけなのだ。だから、歌手としてのフランキーのファンになるのなら分かるけど、恋人になったり結婚したりなんて、トーテー考えられる相手じゃないはずだ。それなのに、3人もの女性が奥さんになったってことは、彼の唯一の魅力である歌声が、その他のすべての短所をも打ち消しちゃうほど、当時の女性たちには、ステキに聴こえたのだろうか? それとも、この映画のタイトルであり、フランキーの大ヒット曲のタイトルでもある「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE」の通り、恋に落ちるのはバカだけなんだろうか? あたしは、「バカが恋に落ちる」んじゃなくて、「恋に落ちるとバカになる」んだと思うんだけど‥‥。

 

‥‥そんなワケで、顔が悪くても、背が低くても、たったひとつだけ、誰よりも素晴らしい歌声と言う魅力を持っていたために、女性たちにモテモテだったフランキー・ライモンと比べると、顔が悪くて、背も低い上に、たったひとつだけの魅力であるはずのマジックまで失敗しちゃったミスターマリックは、もはや、ハンドパワーどころか、ハンドタオルで顔を拭いて出直して来たほうがいいと思う今日この頃なのだ(笑)

 

 

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2005.04.05

熱いぜ!デラロサ

衛星の生放送から3時間半も遅れて、深夜23時50分から放送した地上波のF1、バーレーンGPは、最初から、あんまり期待してなかった。なぜかって言うと、あたしの応援してるバリチェロは、フリー走行の1回目で、ニューマシンのギアボックスにトラブルが発生しちゃって、2回目、3回目、4回目と、すべて走れなかった。それで、急きょ、イタリアから新しいギアボックスを輸送しつつ、応急処置したギアボックスで、ダマシダマシ予選1日目を走ったんだけど、もちろんパッとしない。そして、予選2日目の朝に、やっと新しいギアボックスが届いたと思ったら、これにも問題が発生しちゃって、今度はエンジンまでダメになっちゃった。

それで、エンジンを交換して、前日のギアボックスを修理したものを載せて、何とか決勝を走ることにしたんだけど、いつ壊れてもおかしくない状態での決勝戦。その上、予選のタイムが悪くて、タダでさえ後方15番グリッドからのスタートだったのに、予選後にエンジンを載せ換えたから、規定によって最後尾の20番グリッドからのスタートになっちゃった。だから、バリチェロは、決勝の前のインタビューで、「今回の予選は、チームにとってもオレにとっても、最悪な週末だったよ。最初のギアボックスに続いて、やっと届いた新しいギアボックスにまでトラブルが発生するなんて、これじゃあ、ギアに指をはさんでギア~ッ!って叫ぶみたいなもんさ‥‥え? 寒いダジャレなんか言うなって? 40度も気温があるからサービスしてやったのさ! とにかく、オレのマシンはこんな状態だから、決勝は完走することだけを目標にして、ニューマシンのデータを集めることに専念するよ。」って言ってたのだ。

だいたい、スペアのギアボックスも間に合わないような状態でのニューマシンの筆おろし自体に、そもそもの問題があったんじゃないの?‥‥なんて言うのはシロートで、どっちにしても、フェラーリとしては、いつかはくぐらなきゃならないノレンなんだから、それなら、なるべく早いほうがいい。だから、気温や路面状況はともかくとして、タクマでも走れるような単純な高速コースのバーレーンなら、「へい!よろこんで!」って感じの居酒屋感覚なのだ‥‥なんて書くと、タクマ教のニワカF1ファンから文句を言われそうな今日この頃、皆さん、バーレーンGPは見ましたか?(笑)


‥‥そんなワケで、フェラーリのチーム的な都合はジュ~ジュ~に承知してても、やっぱり、バリチェロの熱い走りに期待してたあたしとしては、こんな状況だったので、いつもの決勝が始まる前のワクワク感がなくて、お酒もオツマミも用意しないで、シラ~って感じで放送時間を待ってた。だけど、フタを開けてみたら、これがなかなか面白いレースだったのだ。

バリチェロは、スタートと同時に右サイドへ飛び出して、恐怖の路肩走行で、最後尾から一気に5台のマシンをゴボウ抜き。まあ、そのうちの1台、レッドブルのクリエンは、エンストしちゃってピットからのスタートになって、結局はスタートできなかったから、正確には4台なんだけど、それにしても、ものすごく強引なバリチェロのスタートは、「どけどけどけぇ~! 天下のフェラーリ様のお通りだぁ~!」って感じで、シビレちゃった。さらに、第1コーナーの飛び込みでは、バツグンのラインをキープして、ここでも2台をパス。なんと、スタートからたった数秒で、あっと言う間に7台も抜き去り、コーナーの立ち上がりでは、もう13番手につけたのだ。

「ヒュ~! ヒュ~!」

知らないうちに勢ぞろいした小さいきっこたちも、ブラジルの国旗を振りながら応援を始めた。レース前の、「完走だけを目標にしてデータを集める」ってバリチェロのコメントは、ライバルたちをアザムクためのモンゴル800‥‥じゃなくて、ホンダS800‥‥じゃなくて、ウソ800だったのか? バリチェロは、やる気マンマン、ナイジェル・マンセル、スーパーマリオかスタン・ハンセンかって感じで、あたしは、ガゼン見る気がして来た。

あ、こんなに書いて来たのに、バリチェロのことばっかで、他のマシンのこと、何にも書いてないや(笑) とりあえず、スターティンググリッドをサクッと流しとくと、頭から、アロンソ(ルノー)、シューマッハ兄(フェラーリ)、トゥルーリ(トヨタ)、ハイドフェルド(ウィリアムズ)、ウェバー(ウィリアムズ)、シューマッハ弟(トヨタ)、モントーヤの代わりのデラロサ(マクラーレン)、ライコネン(マクラーレン)、フィジケラ(ルノー)、バトン(BARホンダ)、マッサ(ザウバー)、佐藤琢磨(BARホンダ)、クルサード(レッドブル)、ヴィルヌーヴ(ザウバー)、モンテイロ(ジョーダン)、カーティケヤン(ジョーダン)、アルバース (ミナルディ)、フリーザッハ(ミナルディ)、バリチェロ(フェラーリ)、そして、ピットスタートのクリエン(レッドブル)って順番だった。

バリチェロは、6周目には、10番手まで順位を上げた‥‥って言っても、3周目にフィジケラが煙を出してピットインしたので、実質的にパスしたのは2台だけど、それでもブラボーだ。バリチェロの順位が上がった上に、ライバルのルノーが1台消えてくれたってことは、チーム的にもタナボタだ‥‥なんてセコイことを思ってたら、トップのアロンソを突っついてた2番手のシューマッハ兄のニューマシンが、11周目の10コーナーでギアボックスに異常が起こり、ギアが下がらなくなったみたいでコースアウトして、なんとリタイア‥‥。

でも、こんな状況になってまで、「よし! これでまたバリチェロの順位が上がった! さらに、シューマッハとのドライバーズポイントに差をつけて、フェラーリの頂点に輝くチャ~ンス!」なんて思っちゃうあたしは、なんてセコイんだろう(笑)

見ドコロとしては、8番手あたりをチンタラ走るタクマが、終始、デラロサにアオラレっぱなしで、トップを独走するアロンソの単独映像よりも、このあたりのバトルを映したほうが面白いって思ったみたいな国際映像は、デラロサをメインに映してた。そのおかげで、デラロサのすぐ後ろを走るバリチェロもちょこちょこと映ってて、あたし的にも嬉しかった。

とりあえず、あんまり細かいことを書いても面白くないから、思いっきりハショッて、57周の約半分を走った27周目にサクッと飛ぶけど、この時点で、シューマッハ兄、ハイドフェルド、フィジケラ、カーティケヤン、佐藤琢磨が、色んなトラブルでリタイアしてて、14台のマシンが生き残ってた。バリチェロは、やっぱり、ギアボックスに問題があるみたいで、走り方を見たあたしの予想だと、トルクのかかったドライブができないみたいだった。

だから、エンジン回転を抑え気味にして走ってるので、一時は6位まで上がったんだけど、アオってくるマシンとマトモなバトルができなくて、どんどんパスさせてた。そして、CMに入ったので、あたしはキッチンにお茶を取りに行って、大急ぎで戻って来た。この時のあたしのスピードは、ギアボックスが不調なフェラーリよりも、速かったかも知れない(笑)

テレビは、まだCM中で、あたしはホッとした。そして、しばらくしてCMが明けると、あれ? なんかおかしい。CMに入る瞬間には、確か27周目だったのに、CMが明けたら、なんと36周目になってる!

「なんじゃこりゃ~~~!」

さらに、次の次のCMの時も、残り10周のとこでCMに入ったのに、CMが明けたら、残り5周になってた。ようするに、タクマがチンタラと走ってたとこをすべて放送するために、タクマがリタイアしたあとの重要な映像をガンガンとカットして、尺に収まるように編集したのだ。恐るべし、フジテレビ! 普通なら、しかたなく編集するとしても、中盤のどうでもいいとこをカットして、ラスト10周とかは丸々放送すると思うんだけど‥‥。

とにかく、今回のレースは、失うものなんか何もない、デラロサのひとり舞台だった。ラスト5周、完全にデータ取りのためだけに走ってるバリチェロと、前を行くウェバーをガンガン攻めまくるデラロサの走りは、あまりにも対照的だった。そして、デラロサは、ウェバーをアオリまくり、なんと、残り2周でついに抜いて、5位に踊り出た。チョーカッコイイ! それに比べて、バリチェロは、クルサードにも抜かれて9位まで落ちてフィニッシュ。

結局、アロンソ(ルノー)、トゥルーリ(トヨタ)、ライコネン(マクラーレン)が表彰台に上ったけど、こんな3人よりも、5位のデラロサこそ、このレースのヒーローだろう。それなのに、フジテレビったら、タクマがリタイアしたあとは、バトンが映るたびに、「佐藤琢磨のチームメイトのバトンが~」って、いちいちタクマの名前を出しててウザすぎるし、46周目にバトンもリタイアして、BARホンダがいなくなったら、今度は急に、「トヨタ」「トヨタ」って騒ぎ出して、ホントにバカみたいだった。

さて、今回のスーパーヒーロー、ペドロ・デラロサだけど、こんなに笑わせてくれるドライバーは、なかなかいないだろう。今は、年間19レースもやるようになったけど、2年前までは17レースで、ニポンの鈴鹿が、たいていは最終レースだった。それで、2002年も鈴鹿が最終だったんだけど、その前の16戦目が、アメリカGPだった。鈴鹿の前のレースってのは、自然と注目度が高くなるんだけど、このアメリカGPのインディアナポリスで、当時、ジャガーに乗ってたデラロサは、やってくれたのだ。

奇しくも、今回のバリチェロと同じく、ギアボックスにトラブルが発生したデラロサのマシンは、27周目で走れなくなってしまった。しかたなく、マシンをコース脇へ寄せて、ステアリングを外し、車を降りたデラロサ。そして、こう言ったシーンは、必ずテレビカメラに映されてるってことを熟知してたデラロサは、全世界に放送されてることを前提に、ガードレールに片手をかけて、カッコ良くピョンと飛び越えた。しかし、彼は知らなかったのだ。ガードレールの向こう側が、川だったと言うことを‥‥。

そして、土手を転がり落ちたデラロサは、レーシングスーツのまま、まるで若手お笑い芸人のように、ミゴトに川へと飛び込んでしまったのだ。だけど、こんなに楽しいデラロサも、次のサンマリノGPで、モントーヤがケガから復帰して来れば、また長いことステアリングを握れなくなる。でも、ここに来て、重大なニュースが飛び込んで来た。イギリスの「インディペンデンス紙」の報道によると、モントーヤのケガの原因は、テニスで転んだんじゃなくて、オフロードバイクで遊んでて、ジャンプの着地に失敗してコケたって言うものだ。あたしも、テニスをやってて転んだだけで骨にヒビが入るなんて、おかしいなって思ってたんだけど、バイクの事故ならうなづける。

‥‥そんなワケで、今のとこ、マクラーレンチームの広報は、この報道を全面否定してるんだけど、もしも、このニュースが事実だったら、プライベートでバイクに乗ったりするのは、チームとドライバーとの契約で禁止されてる行為だから、モントーヤには何らかのペナルティーが発生して、乳首がズレてるポリスマンに逮捕されちゃいそうな今日この頃、そうなれば、次のサンマリノGPでも、デラロサのファンキーな走りが見られるかも知れないのだ! なのだったら、なのなのだ!(笑)


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2005.04.04

予想に反してラッキー君

期間限定に目がないあたしでも、ちょっと手を出せなかったモノがある。それは、コアラのマーチの「メロンクリームソーダ味」だ。「メロン味」なら問題ないし、「メロンクリーム味」でもいいんだけど、サスガに、「メロンクリームソーダ味」ってなっちゃうと、シュワ~って言う炭酸のイメージがプラスされちゃうから、どうしても、コアラのマーチとしては違和感があった。

その上、黄緑色のバックに、炭酸のツブツブみたいな黄色のドットがチリバメられてる箱のデザインが、その違和感を増幅させてる。さらに、箱のコアラのチャンス君が、バッチリとウインクしてるんだけど、それが、炭酸がきつくて目を閉じてるみたいに見えちゃって、どうしても買う決心がつかなかった。それで、コンビニやスーパーで見かけるたびに、買ってみようかなって思って何度か手には取ったんだけど、しばらく悩んでから、そっと棚に戻していた。

だけど、ついに、買う時が来たのだ。同じマンションの仲良しの奥さんから、ちょっと遠くのスーパーで、箱ティッシュのネピアの5個入りが178円だって言う情報を得たあたしは、原チャリに乗って、ソッコーで買いに行った。そして、ネピアをカゴに入れて顔を上げたら、目の前に、「本日限り お菓子コーナー 全品20%OFF!」の貼り紙が貼ってあった。それで、お菓子コーナーに行ってみたら、コアラのマーチは、「今週の割引商品」のフダが掛かってて、もともと15%引きになってた。近くにいた店員さんに聞いてみたら、割引商品は、割引になってる金額から、さらに20%OFFだって言う。

てことは、100円のコアラのマーチが、85円になってるのが、さらに、う~ん‥‥う~ん‥‥「暗算できない円」になるってことだ! 暗算はできなくても、あたしの動物的なカンが、「ここは買い!」って判断して、無意識のうちに、普通のチョコ味とメロンクリームソーダ味を1個ずつ取って、カゴに入れていた今日この頃、皆さん、いかがお菓子好きですか?‥‥じゃなくて、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、さっきの店員さんが、まだ、すぐ近くで商品の補充をしてたので、100円のお菓子シリーズも20%OFFなのかって聞いたら、ぜんぶ割引になるって言う。それで、カゴの中のコアラのマーチのチャンス君も、「ここはチャ~ンス!」とばかりにウインクしてたので、あたしは、青ノリのついてる塩味のおかきと、サツマイモチップスと、動物ビスケットをカゴに入れた。カゴの中がお菓子でいっぱいになり、しばらく、お菓子を食べてなかったあたしと小さいきっこたちは、何だか、遠足の前の晩みたいなウキウキ気分になって来た。

お家に戻ったあたしは、さっそく、コアラのマーチの「メロンクリームソーダ味」を食べてみることにした。恐怖と興味の入り混じったワクワク感で、Fカップの胸をドキドキさせながら袋を開けると、フワ~っとクリームソーダの匂いがした。匂い的には、子供用のフーセンガムみたいな、フルーツ消しゴムみたいなジャンルの安っぽい匂いで、どうしても、サクサク食べる系の感じがしなくて、やっぱり、違和感があった。

でも、パクっと食べてみたら、「え?」ってことになった。これが、あたしがイメージしてたものとは違って、すごく美味しかったのだ。ようするに、違和感のある「メロンクリームソーダ味」じゃなくて、何の問題もない「メロンクリーム味」だったのだ。どこにも、「ソーダ」の感覚なんかミジンもなく、ようするに、メロンパンみたいな味だった。それも、ここんとこ、甘すぎるラインナップばっかりだったコアラのマーチにしては、そこそこ甘さが抑えられていて、渋いお茶がなくてもパクパク食べられるし、ひと箱食べ終わっても胸焼けしない。あたしは、こんなに美味しいものを今までチュウチョしてた自分自身に対して腹を立てたと同時に、こんなに美味しいものを15%OFFの、さらに20%OFFでGET MY LOVE!できたことに対して、歓喜のオタケビを上げた。

「オオ~ン! オオ~ン!」

あたしのオタケビは、遥か三軒茶屋の彼方まで届き、たくさんの野良猫たちが返事を返してくれた。

「ニャオ~ン! ニャオ~ン!」

‥‥そんなワケで、予想に反して美味しかったコアラのマーチの「メロンクリームソーダ味」だけど、コアラのマーチのコアラ、ラッキー君は、この春から、大変な仕事をやることになった。それは、ニポンで1、2を争う弱小プロ野球チーム、千葉ロッテマリーンズのキャラクターのお仕事だ。その手始めとして、ロッテマリーンズ仕様のコアラのマーチが売り出されたそうだけど、まだ、コンビニとかでは見かけてないから、球場の売店とかだけで限定販売するのかな? それから、ラッキー君の着ぐるみが、球場で応援に参加したりもするらしい。

まあ、ロッテのお菓子のキャラクターが、ロッテの球団を応援するのはスジだし、何も問題はないと思うんだけど、コアラって、ずっと木に抱きついてボケ~っとしてるイメージや、三原じゅん子の尻に敷かれてるイメージがあるから、低迷するチームの応援キャラとしては、どうなんだろう?

もちろん、ラッキー君の着ぐるみは、現在の球団マスコットと交代するワケじゃなくて、一時的に応援に参加するって形らしい。だけど、現在のマスコットだって、カモメって言い張ってるけど、誰がどう見てもアヒルにしか見えないし、その上、マーくん、リーンちゃん、ズー君って言う、「マリーンズ」を分解しただけの安易なネーミングって言う、選手たちのやる気をそこなってることウケアイのキャラなんだから、そこに、ドジでノロマなコアラまでが加わっちゃったら、サスガのバレンタイン教官も、「松本! お前はスチュワーデスには向いてない! 今すぐ荷物をまとめてトットと家に帰れ!」なんて叫んじゃいそうだ(笑)

日ハムのワイルドで力強いBBこと、ブリスキー・ザ・ベアや、ライオンズの百獣の王、レオに対して、限りなくアヒルに近いカモメが3羽と、ボーっとしたコアラが1匹、文字通り、タバになってかかっても、かなわないような気がする。その上、今シーズンからは、ホークスのハリーホークの他に、ゴールデンイーグルスからもクラッチとクラッチーナって言う強敵が現れた。ハリーホークはタカだし、クラッチはワシだし、両方とも、ドウモウな猛禽(もうきん)類だ。それに比べて、あまりにも平和的なカモメじゃあ、いくらコアラが援護したって、この空中戦の結果は見えている。

唯一、カモメとコアラで勝てそうなのは、オリックスバファローズのネッピーとリプシーくらいだろう。それまでは敵同士だった2つの球団をムリヤリに合併させたのに、新しいマスコットを作るんじゃなくて、それまでのオリックスのマスコットをそのまま使うって言う、近鉄ファンの神経をサンドペーパーで逆撫でするような、あまりにもナシクズシ的な運営には、日ハムを応援してる関係ないあたしでも、ちょっとヒドイなって思ったほどだ。だって、それまでは敵のチームのマスコットだったのを突然応援しろって言われてもねぇ‥‥。たとえば、阪神ファンにジャビット君を応援しろって言ったら、間違いなく暴動が起こって、大阪は数時間で崩壊しちゃうと思うんだけど。だから、本来なら、オリックスのマスコットのネッピーとリプシーと、近鉄のマスコットのバフィーとファルルを「女神転生」みたいに合体させて、ネッフィーとリルルって言う融合キャラを誕生させるか、じゃなかったら、まったく新しいマスコットを作るべきだろう。

チームの内部もバラバラだけど、それ以上にファンがバラバラになっちゃって、同じチームを応援するのに、元オリックスファンと元近鉄ファンとが完全に内部分裂しちゃってるオリックスバファローズのマスコット、ネッピーとリプシーにだけは、平和的なカモメとコアラで十分に勝てそうな気がする。

‥‥そんなワケで、色々と物議を極めてかもしだ‥‥じゃなくて、物議をかもし出してるパリーグの球団マスコット問題だけど、あたし的には、山本直樹のマンガなら、「極めてかもしだ」よりも、「あさってDance」のほうの気だるいマッタリ感が好きだった今日この頃、2000年の7月15日と16日の2日間、千葉ロッテマリンスタジアムで行なわれた対西武戦の応援に、コアラのラッキー君が加わって、カモメのマーくん、リーンちゃん、ズー君たちと一緒にYMCAを踊ったりしたって言う記録があるんだけど、その2日間の試合結果は、1勝1敗って言う、なんともコメントのしようのないものだった。2勝か2敗のどっちかだったら、それぞれツッコミようもあるし、今日の日記のオチにできたのに‥‥。たとえば、2敗してたとしたら、「それじゃあ、ラッキー君じゃなくて、アンラッキー君じゃん!」とか(笑)


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2005.04.03

デブワゴン沖縄を行く

ゆうべ放送した、テレビ東京の「元祖!でぶや」の2時間スペシャル、「大盛りデブワゴン沖縄を行く」は、素晴らしい内容だった‥‥ってなワケで、思いっきりネタバレなので、まだ録画したVを見てない人は、読まないでね。

沖縄をトン走するデブワゴンは、いつもの通り、道端でヒッチハイクしてるゲストを順番に拾って行く形で合流して行く。まずは、アンガールズの2人。これは、石塚、パパイア、内村の3人のデブっぷりを引き立たせるためのキャスティングだろう。5人になったメンバーは、残波ビーチで、ライフセーバーたちと、「紅豚の肉」を賭けてビーチフラッグ対決をして、対決後に、みんなで紅豚のバーベキューを食べて、お約束の「まいう~!」で締め。

ここで、アンガールズとは別れ、続いてのゲストは、映画「下妻物語」で、ゴキゲンな演技を見せてくれた土屋アンナちゃん。おすもうさんの着ぐるみ姿でヒッチハイクしてたアンナちゃんは、チェリーのような乳首をいじられてナイスリアクション。4人で琉球村に行き、巨大なサーターアンダギーを作る。そのあと、花田勝が加わり、5人で御菓子御殿に行き、シーサー型のパン、「パンサー」作りに挑戦した。そこに、マッスルから電話が入り、いんぶビーチに行くことになる。いんぶビーチで花田勝と別れた4人は、海の中が見られるグラスボートに乗って、100万ドルクルーズに出発。順番に海に潜ろうとするけど、脂肪の浮力で潜ることができない。

2日目は、スペルデルフィンと早坂好恵の夫婦と合流して、イルカと遊べるドルフィンラグーンに行く。これは、デルフィンとドルフィンをかけたような気もするけど、良く分からない。イルカのニヌファ君と遊んだあと、「コッコ食堂」に行って、巨大オムレツを食べ、ゲストと別れる。それから、3人は、古宇利島に向かい、紅芋畑で紅芋を分けてもらい、古宇利小学校に行く。そして、小学生たちと一緒に給食を食べるんだけど、ロケの日は春休み中だから、すべて仕込みだろう‥‥なんて、つい、撮影の裏側まで想像しつつも、楽しく見ていた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ここまではすべて前菜で、ここからがメインデッシュってことで、進むデブワゴンの行く手には、バツグンのスタイルの美女が4人、ヒッチハイクをしていた。そう、ここでいよいよ、お待ちかね、MAXの登場だ。

玲奈ちゃんは、襟ぐりの広めの黒のTシャツとGジャン、カーキ色の裾フレアスカートは、フロントがヒザ上でバックがヒザ下のイレギュラー丈で、すごく可愛いくて、幅のあるベルトを合わせてるとこもオシャレだった。足元は足首までストラップのある黒のサンダルで、アクセはゴールドでまとめてて、すごく力を入れてる感じだった。全力の玲奈ちゃんと比べると、ゆるゆるのナナさんは、ミョ~な柄の白地のデカTっぽいブラウスに、グレーのコールテンぽいパンツで、足元はスニーカー、良く見えなかったけど、たぶんコンバース。りっちゃんは、裾に白い刺繍の入ったグリーンのチュニックブラウスとデニムのパンツ、足元は白のバックストラップで、相変わらず国籍不明。アキは、ストーンウォッシュのGジャンとミニスカにブーツで、玲奈ちゃんの次に可愛いかった。

デブワゴンは軽バンなので、全員は乗れないから、MAXの4人でお金を出し合って買ったって言う、沖縄に来た時に乗るためのデカいアメ車に、玲奈ちゃんとりっちゃんが乗り、デブワゴンにはナナさんとアキが乗り、2台で先を目指す。MAXの車は、黄色のフルサイズの2ドアクーペで、80年代のキャディラックのフリートウッドみたいな感じだったけど、ちょっと違うと思うので、アメ車に詳しいお友達にVを検証してもらって、車種と年式を教えてもらうつもりだ。ちなみに、ナンバーはバッチリとチェキした。

2台の車が目指したのは、ラブホテルでのあびる優との裸の2ショット写真を公開されちゃった ISSA の生まれ故郷なのか、辺土名(へんとな)漁港って言う港だった。そこで待っていたのは、沖縄の舟のレース、ハーリーのメンバーと、なぜか女子中学生たち。そこで、ソデイカを賭けて、大幅なハンデをもらって、地元のチームとハーリー競走をする。

台本通りに勝ち、みんなでソデイカのお刺身を食べたんだけど、ナナさんの感想は、「イカじゃない!トロみたい、おいしい!」、玲奈ちゃんは、「まいう~!」、りっちゃんは、「まあう~!‥‥あれ?間違えた?」、アキは、「まいう~!」‥‥ってことで、順番がおかしかった。何で、オチ担当のりっちゃんを最後にしないんだろう? ちなみに、この時の玲奈ちゃんの「まいう~!」のポーズ(ナナさんとの2ショット)の画像は、小さいサイズだけど、テレビ東京のサイトの「元祖!でぶや」のページにあるので、欲しい人はお早めに!

そして、賞品の大きなソデイカをゲットした一行は、最北端の辺戸岬を目指す。ここにジープで現れたのが、ヤンバルKことケイ・グラント。ここで、今日集めて来た食材と、ケイ・グラントの持参した「ヤンバル・ビーフ」で、色んな料理を作る。ソデイカとネギの鉄板焼きは、先にソデイカをバターで炒めておいて、そこに、MAXの4人が、「Ride on time」を歌いながら、振り付けの手の動きで、ネギを入れて行く。ちゃんと編集でBGMも入ってた。夕方で、風が出て寒くなって来たみたいで、いつの間にか、ナナさんはGジャンを羽織っていた。

他にも、ゴーヤチャンプルーとヤンバルビーフのステーキを作ったんだけど、調理した時はまだ夕方で明るくて、食べた時には暗くなってたのに、イカ炒めの調理、イカ炒めを食べてるとこ、チャンプルーの調理、チャンプルーを食べてるとこ、ビーフの調理、ビーフを食べてるとこって順番に編集してあったから、背景が、明るくなったり真っ暗になったりの繰り返しで、あまりにも不自然だった。

‥‥そんなワケで、最後に、みんなでビーフを食べて、「まいう~!」って言ったのをキッカケにして、三線(さんしん)の音が聞こえて来て、カチャーシー軍団が乱入、そして、みんなで踊り出すって言う、誰もが予想したエンディングで、もう満腹って感じだった。とにかく、4人揃ったMAXをテレビで見たのは、「新春かくし芸大会」以来みたいな今日この頃、どんな内容であっても、何も文句は言えない、言わない、言わせないって感じで、次は、4月8日の「史上最強のメガヒットカラオケBEST100 完璧に歌って1000万円」に向けて、体内MAX熱を高めて行こうと思う。


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2005.04.01

弁当民営化はアリエナイザー?

昨日の日記、「愛のない地球博」について、一部、情報の間違いがあって、約12万8000人(嘘)の方から、指摘のメールをいただいた。まず、「愛・地球博」の会場には、サンドイッチやコロッケパンのような惣菜パンは持ち込めないけど、アンパンやメロンパンのような菓子パンなら持ち込めるそうだ。それから、飲み物も、ビンや缶やペットボトルはダメだけど、紙パックの飲み物と、水筒に入れたものなら、持ち込めるそうだ。そして、これが一番大きなことだけど、会場内には、コンビニがあるそうだ。

だけど、コンビニがあるんなら、なんで600円でコーラを売ってる売店に長蛇の列ができるんだろう? もしかすると、コンビニはどこか端っこのほうにあって、知る人ぞ知るって感じで、その存在を知らない人たちが、悪質な売店のエジキになってるんだろうか? それとも、何千人、何万人って人たちが、真っ先にコンビニに群がっちゃって、あっと言う間にすべてのものが売り切れちゃうんだろうか? それとも、まさか、コンビニで売ってるコーラも、600円なんだろうか?

だって、600円でコーラを売ってる売店の経営者に、値段の高さについて文句を言ったら、「あまりにも家賃が高いので、この値段で売らないと赤字になっちゃうんです。」って答えたそうだ。そしたら、コンビニだって、定価で売ってたら家賃なんか払えないんじゃないの? だいたい、コンビニだったら、売店よりも絶対に面積が広いと思うから、そのぶん家賃だって高いはずだ‥‥ってなワケで、謎が謎を呼ぶ「愛・地球博」だけど、ひとつだけ言えることは、やっぱり、「愛のカケラもない」ってことだと思う今日この頃、皆さん、それでも見に行きますか?(笑)


‥‥そんなワケで、他にも色々と情報をいただいた。まず、カップ麺の持ち込みができるから、魔法瓶にお湯を入れてって、中でカップ麺を作って食べることができるそうだ。だけど、わざわざ名古屋まで行って、高いチケットを買って会場に入って、最新技術のロボットだの未来の乗り物だのを見たあとに、少しぬるくなったお湯でカップ麺を作ってススルなんて、あまりにも侘しすぎる。何だか、冷凍マンモスよりも背中が寒くなって来そうな気がする。

それから、これは、メールでも何人かの人が知らせてくれたし、あたしもあとからニュースで見たんだけど、コイズミが、昨日、お弁当の持ち込み禁止を見直すようにと指示を出した。新聞によると、コイズミは、会場内のレストランに対して、「行列で食べられない。入ってみたら高いし、大しておいしくないとの苦情がある。」、そして、「お弁当は作るのも、食べるのも楽しい。来る人の身になって、お弁当ぐらいは認めた方がいい。よく検討するよう(経済産業省に)言っている。」ってコメントしたらしい。やるじゃん、コイズミ! 名づけて、「弁当民営化」か?(笑)

まあ、まだ指示を出しただけだから、どうなるのかは分からないけど、結果はどうであれ、とにかく、あのコイズミが総理大臣になって4年、初めて国民のためになる意見を言ったってことだ。コイズミの年収は、4165万円だから、4年間で1億6660万円、もちろん、川崎タクシー株式会社などから受け取ってる闇献金は、この何倍もの金額だけど、そう言った表に出ないワイロは計算しないで、純粋に公務員としての給与だけを計算しても、1億6660万円ももらってるのだ。それで、国民のためにやったことが、「愛・地球博」へのお弁当の持ち込みを許可しろってことだけなんだから、ある意味、ファンタスティック!(笑)

それでも、コイズミにしちゃあ上出来だ。ニポンの全国民は、コイズミが何ひとつマトモなことなどせずに、ニポンをメチャクチャにするだけして、それで任期を終えるもんだと思ってたから、こんなササイなことだって、マトモなことをしてくれるんだったら大歓迎だ。だから、この指示が受け入れられても無視されても、これからは、3月30日を「コイズミ記念日」として、全国民がお弁当を食べる日にしたい。そして、2期もの長期政権の中で、お弁当のことでしか役に立たなかった前代未聞のバカ総理ってことで、百代先まで笑い者にしてやろう。何しろ、ブッシュにシッポを振って戦争を支持した愚か者としてだって、北朝鮮なんかに核兵器開発の資金を何兆円も無償であげちゃった売国奴としてだって、たとえ、どんなに恥ずかしい内容だって、とにかく歴史に名前が残ればいいと思ってるんだから、ご希望通りにしてあげよう。

‥‥そんなワケで、あたしのパシリ、コイズミのおかげで、もしかすると、「愛・地球博」の会場にお弁当を持ち込めるようになるかも知れないワケだけど、これって、良く考えてみると、別に喜ぶようなことじゃない。もともと、こんなにふざけた規制をしてること自体に問題があるワケで、お弁当を持ち込めるようになって、初めて、普通の状態に戻るだけなのだ。

そんなことよりも、何が嬉しいって、ゆうべの「堂本剛の正直しんどい」だ。あたしは、医薬品メーカーの原稿打ちの内職をしながら、テレビをつけっぱなしにして、音だけ聞いてたんだけど、今回は、時間を拡大したスペシャルみたいで、堂本剛が、色んなお笑い芸人たちと、リレー方式でそれぞれ別のゲームをやって行くって内容だった。それで、最初のころに、動物園に行って動物のダジャレを言うって企画があった。ゲストは、熊田曜子とロバートの3人で、どっちも嫌いなあたしは、気にもとめないで聞き流してた。

そしたら、突然、熊田曜子が、「Ride on time」の替え歌で、「ライオンタイム~ライオンタイム~」って歌い出したので、あたしは、条件反射でキーボードの指を止めて、テレビを見た。そしたら、ライオンの檻の前で、順番に「ライオン」のダジャレを言ってるところだった。そして、画面の下には、「MAXさんの曲で、『Ride on time』だそうです。」って、ちゃんとテロップが入ってた。熊田は、この歌が気に入ったのか、シラケる堂本剛にはお構いなしで、二度、三度と繰り返していた。そして、ロバートの馬場の番になり、熊田から「プロなんだから面白いのをやってよ~!」って言われたのにも関わらず、何も思いつかず、熊田のマネをして、「ライオンタイム~ライオンタイム~」って歌ってゴマかしてた。

これだけで終われば普通なんだけど、そのあとに、スマトラの虎、「スマトラ・トラ」の檻のところに行ったら、熊田は、今度もソッコーで、「スマトラトラ~恋は一途~スマトラトラ~勝負よ~」って歌い出して、画面の下には、「これまたMAXさんの曲で、『TORA TORA TORA』だそうです。」ってテロップが入った。

熊田は、「ライオンタイム」の時も、「スマトラトラ」の時も、場所がらもあってか、本格的なダンスじゃなかったけど、片手だけで軽く振り付けをしてたし、「ライオン」と聞いて「Ride on time」、「スマトラ・トラ」と聞いて「TORA TORA TORA」が間髪入れずに出て来るとこなんか、絶対に「MAXファン」、もしくは、「元MAXファン」に違いない。

この瞬間、あたしは、今まで嫌いだった熊田曜子が、突然、好きになった。とは言っても、あたしは、今はキッコロの応援で手いっぱいだから、熊田まで応援してる余裕はない。だから、「愛・地球博」が終わったら、熊田を応援しようと思う。もちろん、心の中で応援するだけだけど(笑)

番組は、動物園から、次のステージ、銭湯へと移り、熊田が抜けて、代わりにヒロシが加わった。それで、堂本剛とロバートとヒロシで、お湯をかけたり牛乳を飲んだりし始めたので、もう面白くないから、あたしは、また、内職に戻った。そして、2時間くらい内職をして、一段落したので、一服しようと思って、コーヒーをいれた。それで、コーヒーを飲みながら一服してたら、知らないうちに、あたしの嫌いなサッカーが始まった。

それで、チャンネルを色々と替えたんだけど、どこも面白くないので、とりあえず教育テレビにした。深夜から明け方にかけての教育テレビって、小学生向きの理科をやってたり、難しい哲学みたいなのをやってたりして、なかなかバラエティーに富んでて面白いのだ。それで、教育テレビを流しながら、また、内職を始めたんだけど、しばらくしたら、今度は、突然、「こんばんは! 菊地美香です!」って声が聞こえた!

あたしは、またまた、条件反射でキーボードの指を止めて、テレビを見た。そしたら、なんと、ウメコが、変なおじさんと並んで立ってて、4月からの番宣を始めた。そして、いくつかの新番組を紹介して、最後に、自分の出る番組、4月10日からスタートする「ニャンちゅうワールド放送局」を紹介したんだけど、ニャンちゅうとウメコとのやり取りが、なかなか素晴らしくて、嬉しくなった。だけど、時計を見ると、深夜の3時半だ。こんな時間に、子供番組の番宣をして、意味なんかあるんだろうか? それとも、こんな時間にこそ起きてるような、ウメコファンのアキバ君たちを狙っての放送なのか?(笑)

ニャンちゅうのお相手のお姉さんは、初代の白石まるみ、2代目の古村比呂、3代目の石川ひとみ、4代目の笹峯あい、5代目の伊藤かずえ、6代目の清水ゆみと続き、そして、栄えある7代目のお姉さんに大抜擢されたウメコが、ガラッと様変わりした番組で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、あまりにもワクワクしすぎちゃう。

サラッと触れておくと、「ひょっこりひょうたん島」の焼き直しみたいな、「どんぶらんこ島」って言う、プカプカと浮かびながら世界中を旅する島が舞台で、お姉さんと、ニャンちゅうと、おしゃべり鳥のパロロとで、小さな放送局を開局する。そして、毎回、世界の色んな国の面白い子供番組をDJスタイルで紹介して行くって言う、ツッコミどころが満載のチャレンジャーな番組だ(笑)

ちなみに、ごくタマに、「ドラえもん」のことを「どらエモン」って書き間違えるヤツがいるけど、「ニャンちゅう」のことを「にゃんチュウ」って書き間違えるヤツは、その10倍はいると思う。「ドラえもん」と同じで、前がカタカナで後ろがひらがなだから、とにかく、分からなくなった時には、「ドラえもんと同じ」ってことを思い出して欲しい。

‥‥そんなワケで、書き間違えるって言えば、ウメコの本名、「菊地美香」の「菊地」の「地」も、「池」って書き間違える人が多い。あたしも、最初は、「菊池」だと思ってた。まあ、あたしの場合は、とにかくジャスミンの大ファンで、ウメコはオマケで好きなだけだから、間違えてもシャレになるけど、ウメコのファンなのに、間違えるヤツがいっぱいいるみたいだ。だから、ウメコのブログのタイトルが、「菊地美香の『地』は土へんです!!」って言うんだろう。この、ダブルのビックリマークには、あまりにも「菊池」って書かれたファンレターが多いことに対する、怒りすら感じる。どんなに、「大ファンです!」「大好きです!」って書いてあったって、名前の漢字を書き間違えてたら、「ああ、その程度か‥‥」って思われることウケアイだ。

そんなウメコのブログ、「菊地美香の『地』は土へんです!!」は、いつも可愛いんだけど、1週間前の日記が、特に可愛くてたまらない。せっかくだから、前半だけ紹介する。


2005年03月24日
パンつくりたい♪♪
久々の更新です♪♪

私はあゆ美ちゃんと一緒に鹿児島に来て、こども博というイベントに出演させていただきました♪♪
写真はパンを作る体験コーナーの方に無理を言って、会場が開く前にやらせていただきました!
もう楽しくてはしゃぎっぱなし☆
この会場にはちびっこが喜ぶものばかりあって、大人になったはずの私もおおはしゃぎ?!!
はぁ、この感動を伝えられないのが残念です(>_<)
ホテルの温泉も最上階にあって、目の前の桜島を眺めながら幸せぇ~o(^-^)o


‥‥う~ん、ビミョ~にワンダホーなこの文章、何が可愛いかって、まずは、ダブル音符の多用だ。これは、三十路になると、もう使えないから、とっても可愛く感じる。30を過ぎた女は、どんなにがんばっても、シングル音符が精一杯なのだ。それから、「いただきました」って言う、謙虚な姿勢の連発も、可愛いし好感が持てる。そして、適度な顔文字もいいし、「大人になったはずの私もおおはしゃぎ?!!」もいいし、「はぁ、」もいいし、とにかく、ジャスミンと2人でキャッキャとはしゃいでる様子が見えて来て、読んでるだけで楽しさが伝わって来る。その上、2人で一緒にホテルの最上階の温泉に入ってるとこなんか想像しちゃった日には、もう、アリエナイザーになって襲いかかりたくなる(笑)

‥‥そんなワケで、ジャスミンとウメコの入ってる温泉に飛び込んだあたしの狙いは、もちろん、ジャスミンのほうだ。そして、ジャスミンは愛知県の出身なので、愛知県と言えば、何と言っても「愛・地球博」ってことになるけど、お弁当も持ち込めない「愛・地球博」なんかよりも、ジャスミンとウメコと一緒にパンを作って食べられたかも知れない「鹿児島こども博」に行きたかったぁ~~~!‥‥ってことで、この、とっちらかっちゃった話を無理やりにまとめた今日この頃なのだ(笑)


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