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2005.04.16

プロのアイドル

ゆうべ、テレビ東京の深夜番組で、「もしも自分が映画監督になって映画を作るとしたら、どんな映画を作りたいですか?」って質問されたゆうこりんは、「う~ん‥‥ゆうことかぁ~お父さんとかぁ~お母さんとかぁ~お兄ちゃんとかぁ~ゆうこの家族が出て来るぅ~家族のお話がいいですぅ~♪」って答えた。それで、質問した人は、あまりにもワケが分かんなくて困り果てちゃって、「じゃあ、とりあえず、キャスティングを決めましょうね! まず、ゆうこりんの役は誰にしますか?」って聞いたら、ゆうこりんは、「ゆうこりんの役はぁ~ゆうこりんがやりますぅ~♪」って答えた。質問した人は、ダメだこりゃ!って顔をして、「じゃあ、お父さんの役は?」って聞いたんだけど、そしたら今度は、「ゆうこりんのお父さんの役はぁ~~~~~お父さん♪」「お母さんの役は?」「お母さんの役はぁ~~~~~お母さん♪」「じゃあ、お兄さんの役は、当然‥‥」「うん、お兄ちゃん♪」「じゃあ、ゆうこりんの本当の家族がそのままの役をやるんですね?」「うん♪」ってことになった。そして、どんな内容にするのかを尋ねたら、「えっとぉ~波乱万丈なお話でぇ~ゆうこのお家にぃ~強盗が入ったりぃ~火事になったりぃ~お兄ちゃんが大学受験に失敗したりするぅ~楽しくて幸せなお話にしますぅ~♪」と来たもんだ。それで、質問してる人が、ここはゆうこりんの知能レベルに合わせなきゃ会話が成立しないと思ったみたいで、突然、ゆうこりんと同じようなしゃべり方になって、「もちろん、その映画の舞台になるのは、コリン星ですよねぇ~?」って聞いたら、「ううん!コリン星だと、お菓子のお城やプチゼリーの湖を作ったりするのが大変だから、普通の人民家(じんみんか)でいいです!」って、ハキハキと否定されちゃったもんだから、ゆうこりんに合わせてバカみたいな質問をしたほうは、自分が恥ずかしくなっちゃって、「人民家じゃなくて民家でしょ!」ってツッコムのが精一杯だった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、一連のバカアイドルは苦手なんだけど、ゆうこりんだけは許せる。それは、キャラの作り込みが徹底してるからだ。ハロプロのバカアイドルたちみたいに、男のマンションに入り浸りのヤリマクリで、楽屋ではタバコの煙を鼻の穴から噴き出してるクセに、テレビカメラが回り始めた瞬間に、しゃべり方まで変わっちゃうようなのは、やっぱりプロ意識が低すぎる。歌やダンスが学芸会レベルなのは仕方ないとしても、カレシのマンションにセックスしに通ってるとこなんかスクープされてるようじゃ、とてもプロのアイドルとは言えない。誰だってセックスくらいしてるのは当然だけど、絶対にバレないようにやるのが、プロのアイドルとしての、ファンに対する最低限の義務だと思う。

中澤裕子にしても、飯田香織にしても、松浦亜弥にしても、藤本美貴にしても、矢口真里にしても、安倍なつみにしても、安倍麻美にしても、吉澤ひとみにしても、石川梨華にしても、後藤真希にしても、ヤリマクルのは自由だけど、ファンの気持ちを考えたら、もう少し注意して、バレないようにヤルべきだろう。テレビカメラが回ってなくたって、色んな人が見てるのに、とにかく、あまりにもプライベートが乱れ過ぎてる。飲み屋でベロベロに酔っぱらって男の股間に顔を埋めたり、通行人が大勢いる道端で男とキスしたり、セフレのマンションにタクシーを横付けしたりと、とても普通のアイドルの感覚とは思えない。

結局、歌やダンスと同じように、プライベートの行動にもプロ意識が欠落してるから、ハメを外した姿をあちこちで目撃され、あっと言う間にウワサが広がり、盗撮屋に張り込みされちゃうのだ。その点、ゆうこりんは、カメラが回ってなくても、楽屋でも、通路でも、エレベーターでも、とにかく自分のお家に帰ってドアを閉めてカギをかけるまでは、徹底的にあのキャラで通してる。これこそ、本物のプロ根性だと思う。

ひと昔前のアイドルは、それこそ、タバコも吸わなけりゃお酒も飲まない、ウンコもしなけりゃセックスなんかするワケがない‥‥ってだけじゃなくて、人前で食べるものまで決められてた。だから、徹底的に教育されてる上に、鬼のように厳しいマネージャーが四六時中ガードしてた。だから、自宅や宿泊先のホテルに戻るまでは、ゆうこりんみたいに、ずっとアイドルを演じ続けているしかなかったのだ。人前ではトイレに入れないからって、撮影中、ずっと飲み物をガマンしたり、ホントは甘いものなんか嫌いなのに、人前で食べていいのはチョコレートパフェだけって決められてたら、それ以外は口にできない。だから、ホテルの部屋に戻って、やっとタバコが吸えるワケだし、ビールが飲めるワケだし、ウンコができるワケだし、事務所が斡旋する絶対に安全な相手を呼んで、セックスができるワケだ。

でも、今は‥‥って言うか、今のプロ意識の欠落した一部のアイドルたちは、未成年でも平然と楽屋でタバコを吸い、堂々と男と飲み屋へ行き、当たり前のように男のマンションへ泊まりに行く。これじゃあ、スクープしてくださいって言ってるようなもんだ。結局、「バレたら芸能界なんか辞めちゃえばいいや」って思ってるワケで、男に抱かれてヒーヒー言ってる時には、ファンのことなんか頭の片隅にも無いワケだ。

そんなバカアイドルのCDを買い、ファンクラブに入り、コンサートへ行き、声がかれるまで応援してるオメデタイ人たちは、それでも幸せなんだろうから、他人がとやかく言うことでもないと思う。だけど、現場の人間たちからしてみたら、次々に問題ばかり起すバカアイドルたちのせいで、せっかく撮った番組がお蔵になったり、差し替えになったり、再編集になったり、ホントに大迷惑なのだ。

‥‥そんなワケで、ファンだけじゃなく、現場のスタッフの期待も裏切らない、プロの中のプロ、ゆうこりん。この前、何かの深夜番組で、お笑い芸人に、「ゆうこりんは、コリン星からやって来たって言ってるけど、本当は千葉県出身なんだろ?」ってツッコまれてたけど、即座に、「あのぉ~千葉県はぁ~第二のコリン星なんですぅ~♪」って答えたのには、サスガのあたしも感心した。それに、そのあとの、ヘタに答えたらボロが出ちゃいそうなイジワルな質問に対しては、お得意の、口を「への字」にして、「ぷぅ~」とか何とか言いながら、キゲンが悪くなったフリをするあのワザで乗り切っていた。

どんなことがあっても、絶対にボロを出さないゆうこりんは、ホントにアイドルの鏡だ。まるで、毎朝、糸を結んだ五円玉を振りながら、「ゆうこはアイドル‥‥ゆうこはアイドル‥‥」って、自分に催眠術をかけてからお家を出て来るんじゃないかって思えるほどの徹底したキャラ設定を見てると、「匠の技」「名人芸」「熟練工」「いぶし銀」などの言葉が浮かんで来る。

だけど、どんなにプロ意識が強くても、どんなに頭が良くても、来る日も来る日もボロが出ないようにあのキャラを演じ続けるなんて、トーテー無理だと思うので、やっぱり、自己催眠を使ってるのかも知れない。でも、もしもそうだったとしても、自己催眠を使ってまで架空のキャラに成り切るって言うのも、ある意味、プロ意識の強さのなせるワザだろう。

‥‥そんなワケで、ニポンイチのプロのアイドル、ゆうこりんの爪のアカを煎じて、私生活が乱れまくったハロプロのバカアイドルたちだけじゃなく、報道陣に対する悪態や暴言でオナジミの、ライブドアの乙部綾子にも飲ませてやりたいと思う今日この頃、イノシシ社長に命令されて、「ライブドア広報・乙部綾子のお仕事日記」って言うブログを始めたって言うので、今、覗きに行ってみたら、さっそく、嫌がらせのトラックバックが何発も突き刺さってた(笑)


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