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2005.04.25

猫の恩返し

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日記やブログに、ヒロシやギター侍のフレーズを書くのは、そこらの兄ちゃんから眞鍋かをりまで、ありとあらゆる人たちがやってるので、あたしは、ちょっと変えて、アンガールズっぽくスタートしてみようと思う。それでは‥‥。

カップヌードルのヒトクチ目に、必ずムセて、「ブハッ!」ってなっちゃうきっこです。

あいあい、ニンテンドーの犬のゲームのCMで、別人のように太りまくった宇多田ヒカルを見て、池田満寿夫の奥さんのバイオリニストの佐藤陽子かと思っちゃったきっこです。

あいあい、世田谷区の乳ガンの検診に行ったら、人にオッパイを揉まれるのが久しぶりだったので、思わず「アハッ!」って声を出しちゃったきっこです。

あいあい、犬に洋服を着せてるのってバカ丸出しだと思うんだけど、大好きなMAXのメンバーが、全員、飼い犬に洋服を着せてるから、いつまでもそのことに対して発言できないきっこです。

あいあい、寝起きでボーッとしてる時に、フェイスウォーターと間違えて、顔面にファブリーズをかけちゃったきっこです。

あいあい、いつまで経っても、倉木麻衣と薬師丸ひろ子の区別がつかないきっこです。

あいあい、何度やってもネットに接続できなくて、パソコンが壊れたのかと思ってたら、料金滞納で電話を止められてたきっこです。

あいあい、わーわーゆうとりますが、今日の日記を始めます‥‥なんて感じでスタートしてみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、昨日の朝、駐車場に降りて行って、車に乗ろうとしたら、あたしの車の反対側に停めてある車と車の間から、ペペロンチーノが現れて、あたしのほうに向かって歩いて来た。朝ゴハンは、昨日は別の人があげてるから、お腹が空いてるはずもないし、ただ遊びに来ただけかな?って思って、あたしは、その場にしゃがんで、「ペペ?! おいで?!」って呼んだ。

ペペは、あたしに向かってまっすぐに歩いて来てたから、別に、あたしは、呼ぶ必要なんかなかった。だけど、猫って、自分の気分がノッてない時には、こっちがいくら呼んでも来てくれないから、そう言う時って、あたしはちょっとサミシイ気持ちになっちゃう。だから、猫のほうからあたしに向かって来てる時こそ、あえて名前を呼んで、まるで、あたしが呼んだから来てくれたみたいなヤラセのシーンを演出するのだ。

たとえ、こんな、日本テレビや朝日新聞みたいなヤラセやシコミだとしても、「あたしが呼んだから来てくれた」って思い込むことによって、毎日の猫たちの世話に対して、ガゼンやる気が出てくるし、喜びにもつながる。そして、来てくれた猫のシッポの付け根あたりを掻いてあげて、ゴロゴロ言い出したら、今度は高い高いして、それから、猫の鼻と自分の鼻の先をくっつける。そうすると、猫の鼻って、濡れてて冷たくて、なぜだか分からないけど、あたしはちょっと幸せな気分になる(笑)

それで、ペペは、あたしに向かって一直線に歩いて来たんだけど、あと5mくらいのとこで、口に何かをくわえてることに気づいた。そして、あたしのとこまで来たペペは、あたしの目の前に、くわえてたものをポトッと落とした。10cmくらいの灰色のソレは、良く見たら、シッポのとれたヤモリの死骸だった。

この前、病院に連れてった時(2月28日の日記参照)のお礼なんだと思うけど、よりによって、シッポのとれたヤモリだなんて‥‥。だけど、ペペったら、地面のヤモリの死骸と、あたしの顔とを交互に見ながら、「ニャア?」なんて言うもんだから、あたしは覚悟を決めて、ヤモリの死骸を指でつまみ上げて、「ペペ?ありがとうね?」って言いながら、頭を撫でてあげた。そして、車のドアを開けて、テッシュでヤモリを包んで、とりあえず助手席に置いた。ペペの見てる前で捨てると、ペペが傷ついちゃいそうだから、どっかに行ってから捨てるためだ。

猫は猫なりに、あたしに何かしてあげたいって思ってるみたいで、色んなものを持って来る。特に、白黒ブチのマックスは、わざわざマンションの階段を上がって、2階のあたしのお部屋まで届けに来る。だから、朝、ドアを開けると、スズメの死骸とか、ネズミの死骸とか、死にかけてピクピク動いてるカマキリとか、最後の力で「ジジ‥‥ジジ‥‥」って鳴いてるセミとか、朝から泣きたくなるようなものが置いてあることがある。とにかく、死骸なら何とかなるんだけど、まだ息があってピクピク動いてるのは、ホントに困る。

何年か前、一番最初に、ネズミの死骸が置かれてるのを発見した時は、あたしは、ストーカーの嫌がらせだと思って、血の気が引く思いがした。でも、しばらくして、マックスが持って来るってことを知ったので、ストーカーの恐怖は無くなったんだけど、虫系が苦手なあたしとしては、夏場が来るのが恐ろしいのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、猫のザラザラの舌で舐められるのが大好きなんだけど、その猫の口が、ネズミをくわえり、虫をくわえたりしてると思うと、サスガに、顔を舐めさせるのだけはできなくなった。でも、手の甲は、良く舐めさせる。そして、あたしの左手の甲ってのは、お仕事の時に、ファンデーションの色を見たり、チップにつき過ぎたカラーを落としたり、色を合わせたりするパレットの役目をしてる。だから、もちろん、お仕事の前にはちゃんと手は洗ってるけど、あたしにメークされるタレントさんやモデルさんたちは、自分の顔にメークしてるチップやブラシが、ネズミをくわえた猫がペロペロと舐めた手の甲で色調整されてるとは、夢にも思っていない今日この頃なのだ。ジャンガジャンガジャンガジャンガジャ?ン!(笑)

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