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2005.04.08

水槽の中まで杉花粉?

今年の春は、なかなか暖かくならなくて、桜の開花も遅れてたのに、ここ数日で、突然、夏みたいに暑くなって、一気に桜が満開になった。それはとっても嬉しいことなんだけど、両手放しで喜べないのは、この暖かさで、ドバッと飛んで来た杉の花粉だ。今までは、3月10日の日記で紹介した、例の「花粉症対策カレー」のオカゲで、クシャミも鼻水もおさまってたんだけど、サスガに、これだけの量の花粉が一気に飛んで来ると、カレーの効き目も薄れて来て、クシャミが出始める。それでも、カレーを食べてたから軽いクシャミだけで済んでるのであって、カレーを食べてなかったら、今ごろ、大変なことになってただろう。

最後にカレーを食べたのが、もう2週間以上も前だから、ホントなら、また大量にカレーを作って食べたほうがいいんだけど、まだ、そこまで深刻な状態じゃない。ちょっとだけ補給すれば、また、体内に残ってるカレーパワーが目を覚まして、大量の花粉に打ち勝つことができるはずだ。

こんな時にバッチリなのが、カレーヌードルだ。あたしの「花粉症対策カレー」には、ニンニク、ショウガ、タカノツメが入ってるんだけど、カレーを食べて花粉症がおさまったって言う何人かの人たちからの報告を聞いてみたら、その中には、ニンニクを入れなかった人も、ショウガを入れなかった人も、症状がおさまったって言っている。つまり、何が効いたのかって言うと、タカノツメってことになる。正確には、カレーのターメリック(ウコン)とタカノツメを同時に摂取すると、花粉症の症状を抑えることができるんだと思う。

それで、あたしは、金ちゃんヌードルのカレー味に、一味唐辛子をドバドバッとかけて、食べてみた。そしたら、ウソみたいに、クシャミがピタッとおさまったのだ。カップヌードルのカレーでもいいし、とにかく、カレー味のカップ麺に、一味唐辛子を10回くらいふって、熱湯を注いで、出来上がったら良く掻き回して、すごくカライけど、ガマンして、スープも残さずにぜんぶ飲む。そうすると、花粉症の症状が、驚くほどラクになる。すでに、このカレーヌードル療法で、あたしの周りの花粉症フレンズは、何人も症状がおさまってる今日この頃、皆さん、花粉症は大丈夫ですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、金ちゃんヌードルのカレー味のオカゲで、花粉症はピタリとおさまってるんだけど、この暖かさのせいで、もうひとつ困ってたことがあった。それは、水槽の汚れだ。今は、グレードアップした濾過装置をつけてるから、お水はほとんど汚れないんだけど、だんだん暖かくなって来たのにともなって、ガラスの内側に、緑色のコケみたいなのが繁殖して来たのだ。水槽の4面のガラスのうち、1面は壁に向いていて、残りの3面が手前に向いてるんだけど、その右側のほうに、窓からの日差しが当たる。それで、日差しの当たる面を中心に、コケが広がって来て、何日か前には、ついに、右の面ぜんぶに、薄っすらとコケが繁殖しちゃったのだ。

コケを食べてくれるはずのタニシは、実は別の巻貝だったから、あたしがお掃除するしかないんだけど、水槽のお掃除はあまりにも重労働なので、今度やろう、今度やろうって思いながら、延ばし延ばしにしてた。だけど、あまりにもコケが気になって来たので、昨日の夜中に、ナニゲにワリバシでこすってみた。そしたら、ちょっとこすっただけなのに、信じられないくらいのコケが取れて、気持ち悪い緑色のブツブツが水の中を漂い出して、大変にことになっちゃった。それは、まるで、水中に杉の花粉が広がったみたいで、早く何とかしなくちゃ、お魚たちまで花粉症になっちゃう。

それで、あたしは、ついに、重い腰を上げることにした。とりあえず、水槽のお掃除をしてる間のお魚たちの仮の宿として、カルキ抜きのお水を作るために、バスルームに行って、バケツ2つにお水を汲んだ。これで、1日経てば、お魚を移しても大丈夫だ。そして、お魚たちには、一晩だけ汚いお水でガマンしてもらって、あたしは、今日のお仕事の帰りに、さっそく観賞魚屋さんに行って来た。せっかく水槽のお掃除をするんだから、藻を増やして、濾過器のフィルターも替えようと思ったのだ。それで、お店に着いて、色んなお魚を見たりして、しばらくウロウロとしてたら、そろそろエサが無くなりそうなこととか、バケツ2杯じゃ水槽がいっぱいにならないから、カルキ抜きのお薬も必要だってこととか、色んなことに気づき始めた。

それで、お店のお兄さんに、必要なものをぜんぶ言ったら、カルキ抜きのお薬はサービスしてくれた上に、藻も、一束の半分くらいをサービスして、多めに袋に入れてくれて、ぜんぶで1000円ちょっとだった。

お家に帰って来たあたしは、ジャージに着替えて、さっそく、水槽のお掃除を始めた。まずは、水槽に上にセットしてある濾過器を外して、タライに入れて、バスルームへ運ぶ。そして、ゆうべお水を汲んでおいたバケツを1個持って来て、パンストとハンガーで作った小型の網で、お魚をすくって、バケツに移す。これが、つらい水槽のお掃除の中で、唯一、楽しい作業だ。

クチボソは逃げ回って大暴れするから、最初は、黒メダカを1匹ずつすくって行き、クチボソは最後にすくう。お魚をぜんぶ無事に移したら、慣れないバケツの中で、少しでも落ち着くように、藻を入れてあげてから、日当たりのいい安全な場所に置く。それから、ペコペコポンプで、水槽のお水をバケツに汲み出して、捨てに行って、汲み出して、捨てに行って、汲み出して、捨てに行って、汲み出して、捨てに行くと、水槽のお水はほとんど無くなるので、何とか水槽を持ち上げられるようになる。それでも、水槽自体も思いし、砂利や石も入ってるから、バスルームまで運ぶのは必死だ。

それから、水槽のコケをキレイに落として、砂利を何度も洗って、ブクブクの機械も分解して洗って、濾過器も分解して洗って、新しいフィルターに替えて、モトの場所に水槽を戻して、ブクブクや濾過器をセットして、バケツで4往復してお水を入れて、カルキ抜きのお薬を入れたら、2時間以上もかかって、もう、立ってられないほどクタクタになった。だけど、それから1時間くらい休憩して、水槽のお水も落ち着いたので、藻を入れて、お魚たちを戻したら、みんな元気に泳ぎまわって、すごく気持ち良さそうだった。

‥‥そんなワケで、ピカピカになった水槽の中を泳ぐお魚たちを見てると、ホントに幸せな気持ちになる。黒メダカたちは、新しくて青々とした藻の間を楽しそうに泳ぎまわり、クチボソたちも、元気に追いかけっこをしてる今日この頃、あたしは、腕も腰もすごく痛くなっちゃったけど、思い切ってお掃除して良かったなって思いながら、ずいぶん長いこと、お魚たちを眺めていた。


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