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2005.05.31

あと1周の悲劇

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前回のモナコGPは、市街地をコースにして走るから、道幅も狭いし、周囲はガードレールに囲まれてて、目線の低いドライバーたちは、ガードレールしか見えない。そんな中でのレースだから、危険度も高いし、テクニックだけじゃなくて、根性とか気合いとかも必要で、チキン野郎は勝つことができない。もちろん、F1のドライバーにチキン野郎なんかいないと思うけど、とにかく、あたしは、F1の全レースの中で、一番好きなのが、ハラハラでドキドキの、このモナコGPなのだ。それなのに、フタを開けてみたら、今回は、あまりにもつまらないレースだった。予選では、トヨタのシューマッハ弟が、左のガードレールに突っ込んで、そのまま右のガードレールに飛ばされて、マシンがメチャクチャになって、さらに、その様子をオンボードカメラで映した映像が流れたから、まるで、自分の運転する車が事故を起したみたいで、フロントタイヤがもぎ取れながら滑って行く様子は、スローモーションみたいに見えて、あたしは、すごくコーフンした。

だから、あたしは、決勝も命がけの熱い走りが見られると思って期待してたのに、腰抜けのアロンソ(ルノー)が、ガソリンを減らさないようにノロノロと走りやがって、抜く場所のないモナコだから、みんなアロンソの後ろを行儀良くつながって走ってるだけで、まるで、カルガモの親子の行進みたいだった。ホントは、アロンソが悪いワケじゃなくて、チームの作戦として、「ワザとノロノロと走って、ガソリンを減らさないようにして、一度もガソリン補給のピットストップをしないで、最後まで走り切る」ってことだったんだけど、あたし的には、「そこまでしてポイントが欲しいか?」って感じだった。結局、アロンソ渋滞のオカゲで、最後までダンゴ状態で、たくさんのマシンがまとまってフィニッシュへ向かったもんだから、最後のとこでちょっとでも順位を上げようなんて考えたセコ過ぎるアゴ男、シューマッハ兄(フェラーリ)が、周りの迷惑をカエリミズに、「ジョジョの奇妙な冒険」のオラオラ状態って言うか、「サイボーグ・クロちゃん」のガトリング砲みだれ撃ち状態って言うか、「犬夜叉」の散魂鉄爪状態って言うか、「3×3EYES」の八雲の「出でよ!光牙(コアンヤア)!」状態って言うか、「ドラクエ8」のヤンガスの蒼天魔斬状態って言うか、とにかく、デタラメに暴走しちゃった今日この頃、皆さん、まだF1には興味ありませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、マトモな良識を持ち合わせた人間なら、それまでずっとダンゴ状態で走って来たんだから、そのままの順位でフィニッシュするのが当たり前なのに、X-JAPANの恐怖の洗脳アゴ男‥‥じゃなくて、フェラーリのアゴ男は、最後の一瞬で、ちょっとでも前に出るために、スポーツマンにはアルマジロ行為で、周り中に大メイワクをかけて、大ヒンシュクを買ったのだ。シューマッハ兄は、チームメイトのバリチェロと接触しそうになりながら、バリチェロのちょっと前に出て、7位でフィニッシュした。

だけど、これって、あまりにもふざけた行為なのだ。F1は、8位までがポイント圏内で、7位は2ポイント、8位は1ポイントがもらえる。だから、バリチェロとシューマッハのどっちが7位でも8位でも、フェラーリのチームポイントは3点で、何も変わらないのだ。だから、普通なら、そのままフィニッシュして、その3点を確実に守ることが、チームとして最優先される。それなのに、シューマッハは、2台ともクラッシュしてチームポイントをゼロにしてしまう危険を冒してまで、テメエのドライバーズポイントを1点から2点にアップさせることを優先したってワケだ。

これには、サスガのバリチェロもブチ切れちゃって、レース後に、「あのスリッパみたいなアゴをしたバカ男の強引なやり方は、絶対に納得できないぜ!今のフェラーリチームには、たった3ポイントだって大事なのに、あのバカは、テメエの個人成績のために、すべてをパーにするような無謀な運転をしやがったんだ!2002年のオーストラリアGPの時は、ヤツを年間優勝させるために1位を譲ってやったけど、オレだっていつまでもお人好しじゃないぜ!次のヨーロッパGPじゃ、テメエなんかチームメイトとは思わねえから、覚悟しとけよ!」って、大爆発した。

でも、もっとブチ切れたのが、トヨタのシューマッハ弟だ。シューマッハ兄は、最後に無理な追い越しをかけて、バリチェロと接触しそうになっただけじゃなくて、フィニッシュラインを過ぎる瞬間に、弟のマシンも抜こうとして、狭いコースのイン側に、ムリヤリにノーズを突っ込み、弟のマシンと接触しちゃって、あわやクラッシュの大惨事になるところだったのだ。シューマッハ弟は、「冗談じゃないよ!アニキは頭がイカレてるんじゃないか?ボクのマシンとコンクリートウォールの間に、ムリヤリにマシンを突っ込んで来たんだぜ!あと1ミリでも間違えば、ボクたちのどっちかは、確実に死んでたよ!アニキの脳みそは、思考回路のスイッチがオフになってるとしか思えないね!車の運転をする時には、脳みそのスイッチを入れてからステアリングを握って欲しいよ、まったく!」ってな感じで、これが、また、あたしが大ゲサに訳して書いてると思われそうだけど、限りなく直訳に近い文章なのだ。

だけど、非常識極まりないモータースポーツの皇帝、シューマッハ兄は、これらの批難に対して、「私たちは、公園で遊んでいるんじゃない。サーキットでレースをやっているんだ。あの時は、僅か100分の1秒と言う世界で、何台ものマシンが戦っていて、あと少しで前に行けると思ったら、前に行こうとするのが本物のレーサーだよ。私は、レーサーとして当然のことをしただけで、それが、F1と言うものさ。」と、平然と言ってのけた。サスガ、ドイツ人だけのことはある。

‥‥そんなワケで、くだらない兄弟ゲンカで幕を閉じたモナコGPから、たった1週間後と言う、ハードスケジュールの今回のヨーロッパGPは、2レースの出場停止が解けて、BARホンダが復帰するために、予選の段階から、フジテレビは、「タクマ!タクマ!」の大騒ぎで、あたしは、決勝の前からウンザリ気味だった。だけど、ホンダ嫌い、ニポン人嫌いのモズレー会長は、どんなに汚い手を使っても、F1からBARホンダを排除したいみたいで、徹底的にBARホンダに嫌がらせをしてたので、サスガのあたしも、バトンとタクマがちょっと気の毒になった。

通常、レース前の車両検査って言うのは、ランダムに選んだチームのマシンをランダムに検査する。たとえば、AチームとDチームのマシンのガソリンタンクを検査して、BチームとFチームのウイングを検査するって感じだ。それが、今回は、他のチームは何の検査も無しなのに、BARホンダの2台のマシンだけが、ガソリンタンクの燃料の抜き取り検査から、ウイングをはじめとした各部のサイズの細かい測定、挙句の果てには、車載コンピューターのデータまで抜き取って検査して、何日にも渡って徹底的に調べられたため、マシンの調整などもほとんどできずに、予選を迎えることになったのだ。モズレー会長のあまりにもひどいBARホンダいじめに対して、今回は、ライバルチームからも、同情の声が相次いだそうだ。

結局、どこにも規定違反が見つからなかったため、無事にレースには出場することができたけど、規定によって、1ヶ月以上も前のサンマリノGPでのエンジンで走らなくちゃならないから、予選でも決勝でも、パッとしなかった。まあ、あたし的には、BARホンダなんかどうでもいいし、そんなことよりも、シューマッハにムカついてるバリチェロが、どこまでがんばってくれるかが、あたしの観戦テーマだった。

一応、例によって、サラッと、スターティンググリッドだけは流しとくけど、ポールがマッカートニー‥‥じゃなくて、ポールが珍しくハイドフェルド(ウィリアムズ)、2番がモナコで勝ったライコネン(マクラーレン)、3番がウェバー(ウィリアムズ)、4番がトゥルーリ(トヨタ)、5番がモントーヤ(マクラーレン)、6番がアロンソ(ルノー)、7番がバリチェロ(フェラーリ)、8番がシューマッハ弟(トヨタ)、9番がフィジケラ(ルノー)、10番がシューマッハ兄(フェラーリ)、11番がマッサ(ザウバー)、12番がクルサード(レッドブル)、13番がバトン(BARホンダ)、14番がリウッツィ(レッドブル)、15番がヴィルヌーブ(ザウバー)、16番が佐藤琢磨(BARホンダ)、17番がモンテイロ(ジョーダン)、18番がフリーザッハー(ミナルディ)、19番がカーティケヤン(ジョーダン)、20番がアルバース(ミナルディ)って言う、順当と言えば順当なスタートだけど、それよりも、頭のおかしいモズレー会長のセイで、20台揃ってのレースが久しぶりなので、それだけでもワクワクする。

とにかく、バリチェロは、十分に表彰台が狙える7番グリッドだし、モナコと違って、どこでも抜きまくれるコースだから、期待は高まる。それに、アップダウンの多いコースだから、タイヤに距離以上の負担が掛かるため、減りやすいミシュランよりも、グリップは悪くても長持ちするブリジストンのほうが、最終的には有利になる。だから、あたしだけじゃなく、全世界のフェラーリファン、バリチェロファンは、ヒソカに期待してたはずだ。

‥‥そんなワケで、あたしの期待を乗せて、バリチェロの真っ赤なフェラーリはスタートしたワケだけど、フィジケラのギアが噛んじゃったか何かで、スタートできなくて、フォーメーションラップを2周してからのスタートになった。そしたら、1コーナーにみんなが一度に突っ込むから、モントーヤとウェバーが接触して、それに巻き込まれた数台のマシンが、コースアウト。後ろのほうでも、シューマッハ弟が別口で接触して、避け切れなかったタクマが、フロントウイングを飛ばされた。このシーンは、上からのカメラで映してたので、全体のクラッシュやコースアウトの様子が、すごく良く見えた。

ハデな多重クラッシュだったのに、幸いにも、リタイヤしたのはウェバーだけで、あとは何とかコースに戻ることができた。このドサクサで、バリチェロは9位に落ちちゃったけど、そんなことよりも、バリチェロのマシンが無傷だったことのほうが嬉しいし‥‥なんて思ってたら、バリチェロは、水を得た魚のように、前を走るバトンをガンガンと攻めまくり、5周目か6周目くらいに、チョーカッコ良くブチ抜いた。このバトルは、ずっとカメラが追ってくれてたので、すごく良かった。

細かいことを色々と書くのも大変なので、ここで一気に最後へ飛んじゃうけど、色んなことがありつつ、あと2周でフィニッシュって時には、トップがライコネン(マクラーレン)、2番手がアロンソ(ルノー)、3番手がハイドフェルド(ウィリアムズ)、そして、バリチェロは、4番手につけていた。バリチェロは、このままフィニッシュしても、憎っくきシューマッハには勝てるワケだけど、あたしとしては、何とか、あと1台をパスして、表彰台に上って欲しかった。そして、表彰台の上から、シューマッハを見下ろして欲しかった。

もちろん、あたし以上に、そう思ってたのはバリチェロ本人だから、最後の最後まで諦めずに、前を走るハイドフェルドをパスしようと、がんばり続けた。だけど、ついに最終ラップに入り、もう、ハイドフェルドを抜いて3位に入ることは無理だと思った瞬間、ナナナナナント! トップを走ってたライコネンの右のフロントタイヤが吹っ飛び、マシンは回転しながらコースアウト! そして、それまでの2位、3位、4位は、ひとつずつ繰り上がって、バリチェロは表彰台に上がれたのだ! こんな、タナボタの表彰台でも、低迷中のフェラーリにとっては何よりも嬉しいし、そして、ドライバーズポイントでも、バリチェロがシューマッハを逆転して、モナコでの借りを返すことができたのだ。

ちなみに、何でライコネンのタイヤが吹っ飛んだのかって言うと、F1界のバカ殿様、モズレー会長が作った史上最悪の新レギュレーションによって、タイヤの交換ができなくなったからだ。ライコネンのタイヤは、残り10周あたりで、すでに限界になっていた。ブレーキングの時に、タイヤをロックさせたために、タイヤにフラットスポットって言う平らな部分ができちゃって、ゴツゴツしながら走ってたのだ。もちろん、タイヤ自体の磨耗も限界に近くて、いつ、タイヤのトレッドが剥がれてもおかしくないような状態だった。実際、ライコネンと同じミシュランタイヤを履いてるマッサ(ザウバー)のマシンは、55周目に、左のフロントタイヤのトレッドが剥がれちゃって、それが、タイヤと一緒に、SMの女王様のムチみたいに回転しながら走ったから、フロントウイングの左側を叩き壊しちゃって、大変だったのだ。

だから、ライコネンのマシンも、いつタイヤのトレッドが剥がれても、いつバーストしてもおかしくない状態だった。でも、ライコネンの場合は、フラットスポットができたために、激しく震動しながら走り続けてたから、タイヤがダメになる前に、その震動でカーボン製のフロントサスペンションに亀裂が入り、最後の最後で、サスペンションが折れて、タイヤごと吹っ飛んじゃったのだ。スピンしながらも、うまい具合に止まれたから良かったけど、あとちょっとで、コーナリング中のバトンのマシンに突っ込むとこだった。もしも突っ込んでたら、大変な事故になってたはずだ。

‥‥そんなワケで、今シーズンからの新レギュレーションを発表した時に、モズレー会長は、ひたすらに、「安全なレース」ってことを繰り返し強調してた。2レースで1基しか使えないエンジンも、予選から決勝まで1セットのタイヤしか使えないのも、すべては安全なレースのためだって、何度も言っていた。ようするに、モズレー会長の言いぶんは、「1セットしかタイヤを使えなくすれば、すり減らないようにスピードを抑えて走るだろう。だから、安全なのだ。なのだったら、なのなのだ。」って言う、バカボンのパパも呆れ果てるような理屈だった。そして、その結果が、すり減ったタイヤが原因で、コースアウトするマシンが続出して、すり減ったタイヤが原因で、リタイヤするマシンが出て、すり減ったタイヤが原因で、あと1周で優勝できるはずだったマシンが、事故を起したのだ。誰でもいいから、1日でも早く、この頭のおかしいオヤジを何とかしないと、今に、人命に関わるような、取り返しのつかない大事故が起こりそうな気がする今日この頃なのだ。

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2005.05.30

好きなCM、嫌いなCM

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最近のテレビCMで、あたしが一番好きなのは、アサヒのチューハイ、「Dew」の、酒井若菜のヤツだ。「Dew」のCMは、及川光博のバージョンと酒井若菜のバージョンがあって、及川光博のほうは、お風呂上りに「Dew」がないことに気づいたミッチーが、バスローブのままコンビニへ駆け込むってヤツなんだけど、今どき、ミッチーのバスローブ姿なんて古過ぎるし、まったく新鮮味に欠ける。だけど、酒井若菜のほうは、バツグンに面白い。

会社帰りのOL、酒井若菜が、コンビニでお弁当と「Dew」を買って、さあ、お家に帰って飲もうって感じでコンビニを出るんだけど、途中で、パンプスのヒールが、道路の排水溝の隙間にはさまっちゃう。それで、早く帰って飲みたいから、ものすごいパワーを絞り出して、巨大な鉄の排水溝の鉄枠を引きずりながら、歩いて行くってヤツだ。

これは、短いバージョンだと、ヒールがはさまって踏ん張ってるとこまでしかやらないから、あんまり面白くないんだけど、長いバージョンだと、鉄枠をズルズルと引きずりながら必死に歩いて行くとこまでやるから、すごく面白い。もちろん、ストーリーだけじゃなくて、酒井若菜のスーツ姿もイイし、初めにコンビニで「Dew」を発見した時の表情もイイし、ストーリーの面白さと、タレントとのキャラとの相乗効果で、クオリティーの高い作品に仕上がってる。

酒井若菜って、あたし的には良く分からない存在で、個性がないって言うか、影が薄いって言うか、輪郭がぼやけてるって言うか、芸能人のオーラがゼロって言うか、とにかく、ぜんぜんタレントっぽくなくて、ファンはそこがイイって言うのかも知れないけど、あたしには、まったく理解できない存在だった。ようするに、「酒井若菜じゃなきゃダメな役」なんてものは無くて、酒井若菜でもやれる役なら、他の誰でも代わりがつとまる‥‥ってふうに思ってた今日この頃、皆さん、酒井若菜と酒井彩名と酒井美紀と坂井真紀と水野真紀と水野美紀の区別がつきますか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、酒井若菜でもできる役なら、別に酒井若菜じゃなくても、酒井彩名でも、酒井美紀でも、坂井真紀でも、簡単に代役がつとまると思ってた。サスガに、水野真紀や水野美紀じゃ、ちょっとキツイけど、それ以外なら、どれでも似たようなもんで、大差ないと思う。

ちなみに、ぜんぜん区別がつかない人たちのために、簡単に解説しておくと、酒井彩名は、かつて、悪名高きあびる優と、あと誰かもうひとりと、3人で変なアイドルユニットを組んでて、今は、お子様ドラマ「アタックNo.1」で、鮎原こずえの親友の早川みどりの役をやってる。酒井美紀は、昔、ドラマ「白線流し」に出てて、ちょっと前は、「特命リサーチ2000X」に出てた。坂井真紀は、「ココリコ・ミラクルタイプ」に出てて、いしだ壱成の元カノだ。水野真紀は、自民党の後藤田正純と結婚したことでオナジミの整形美人だ。そして、水野美紀は、「踊る大捜査線」に、ナントカ雪乃って役で出てて、その流れで、「交渉人 真下正義」にも出てる。

この説明で、多少は区別がついたと思うけど、とにかく、これら全員が、名前と同じで個性がないため、ほとんどの役が、主役じゃなくて脇役ばかりなのだ。水野真紀に至っては、何をトチ狂ったのか、政治家なんかと結婚しちゃって、人生そのものまで脇役になってしまったほどだ。

‥‥そんなワケで、脇役になるために生まれて、脇役になるために芸能界に入ってきたような酒井若菜なのに、今回の「Dew」のCMで、ついに、主役を演じ切ったのだ。それも、他の誰でも代役がつとまるってものじゃなくて、酒井若菜じゃなきゃダメって感じのハマリ役だから、感慨もヒトシオだろう。

だけど、その役が、華やかなスポットライトを浴びるような役じゃなくて、ひとり暮らしのアパートに帰って、コンビニ弁当と缶チューハイで晩ごはんを済ませるって言う、淋しいOLの役ってとこが、胸にジーンと来る。ようするに、華やかなオーラが出てる女優には、絶対にできない役であって、影の薄い酒井若菜だからこそのキャスティングであり、成功なのだ。

だって、この役を酒井若菜の代わりに、矢田亜希子がやったら、絶対に似合わない。矢田亜希子の帰るお家は、どう考えても親元で、最低でも中流以上の一戸建てで、センスのいい家具に囲まれて暮らしてるイメージで、キレイでやさしそうなお母さんと、頑固だけどステキなお父さんがいそうな雰囲気だからだ。矢田亜希子がアパートでひとり暮らしをしてて、さらに、コンビニ弁当と缶チューハイを晩ごはんにするなんで、あたし的だけじゃなく、世の中的にも、絶対にアリエナイザーだろう。

‥‥そんなワケで、この、酒井若菜が演じたOLのイメージって、とにかく、世の中の女性たちの共感を呼ぶ。朝、バタバタと支度をして、慌ててお化粧をして部屋を飛び出し、満員電車での痴漢に耐え、会社でのお局様のイヤミに耐え、課長のセクハラに耐え、長い1日がやっと終わり、アパートの近くのコンビニで、お弁当と缶チューハイを買って帰る。そして、アパートに着き、疲れるハイヒールを脱ぎ、冷たい缶チューハイをゴクゴクと飲めば、今日1日のイヤなこと、ガマンしてたことも、スーッと流れて行く。

つまり、色んなことをガマンして、1日を終えたOLの姿って、哀愁よりも、開放感へのイメージ喚起力を備えているのだ。ずっと前に、山口美江の「柴漬け食べた〜い!」ってCMがあったけど、アレと同じ世界だ。ちなみに、コント赤信号のリーダー、渡辺正行にフラれて芸能界を引退した山口美江は、今は、横浜の中華街で、「グリーンハウス」って言う小さな雑貨屋さんをやっている。

さて、今やってる別のCMでは、ビオレの「ふくだけコットン」のシリーズが、同じような開放感を表現してる。空港で働いてる女性とか、どっかの編集部みたいなとこで働いてる女性とかが、1日中ずっとメークをしてて、お部屋に帰って真っ先に、ふくだけコットンでメークを落として、サッパリしたってヤツだ。もちろん、ちゃんと化粧直しをして、きちんとしてれば、あんなことにはならないけど、職業によっては、化粧直しもできないくらいに忙しいものもあるから、そう言う女性にしてみたら、1分1秒でも早くサッパリしたいって気持ちになるだろう。

ここでも、ちなみに、あの空港のバージョンに出てる女性は、ROMIちゃんて言って、バツグンにスタイルのいいモデルさんで、東京コレクションとかにも出てる。すごくマニアックだけど、あたしの主食、金ちゃんラーメンの姉妹品、「金ちゃんカップうどん」のCMにも出てたんだけど、これは、地方CMなので、首都圏では見ることができない。

‥‥そんなワケで、現在、放送中のCMの中で、あたしの一番好きなCMは、酒井若菜の「Dew」だけど、じゃあ、一番嫌いなCMは何かって言うと、あたしの感覚じゃ完全に理解不能な、坂口憲二の「キウイ」のCMだ。まず、果物のCMに、あんなにお金をかける意味が理解できない。今までに、イチゴとかのCMも作られたことはあったけど、たいていは、見たことのないシロートみたいなタレントが出て来るだけだし、テレビ東京とかのローカル局でチョロって流す程度だったのに、何で「キウイ」を宣伝するために、大掛かりなCMを制作したんだろう?

なんてことは置いといて、とにかく、あのCM自体が、あたしには理解できない。まず、あの部屋のセットが、どう見てもラブホだ。それも、渋谷とか新宿のラブホじゃなくて、八王子とか町田とか厚木とかの、やたらと無駄なスペースがあるラブホにしか見えない。そして、そのラブホの部屋の真ん中で、小汚い普段着でアグラをかいてキウイを食べてる坂口憲二と、そこに四つん這いで近づいて行く、ドレスを着た犬伏(いぬぶし)まり。犬伏まりって、「CanCam」の専属モデルだけど、正直言って、魚みたいな変な顔をしてるから、四つん這いで近づいて来られたら、ホラー映画そのものだ。そして、トドメが、何の脈略もない、B´zの「愛のバクダン」の炸裂だ。あたしの大っ嫌いな、鳥肌の立ちそうなナルシストヴォーカルの熱唱が響き渡る。

‥‥そんなワケで、坂口憲二と犬伏まりのギャラ、そして、B´zとのタイアップ、これだけの予算を使って、いったい、何百万個のキウイを売れば、モトが取れるんだろう?‥‥なんてことよりも、あたしは、坂口憲二が心配だ。あの、石膏像みたいな顔をした小雪と付き合ってるだけあって、坂口憲二の美的感覚って、あたしにはまったく分からない世界だけど、そんなに生活に困ってるワケじゃないだろうし、あんまりガツガツとお仕事をしないで、少しは選んだらどうなんだろう。あたしから見ると、あのキウイのCMは、坂口憲二が今までにやったお仕事の中で、最大の汚点としか思えない今日この頃なのだ。

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2005.05.29

インディオからの贈り物

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あんまり、お金を出して買う気にならないお菓子に、ポップコーンがある。あたしは、ポップコーンは大好きで、特に、最後のほうに出て来る硬いとことか、セミのヌケガラっぽい、茶色の半透明のカリカリしてるとことかには目が無いんだけど、袋に入って売ってるポップコーンは、どうしても高いような気がして、あんまり買う気にならない。だって、ポップコーンのモトを買って来て、自分で作れば、100円のポップコーンと同じ量が、20〜30円くらいで作れるからだ。それに、売ってるヤツよりも、自分で作ったほうが、出来立てで美味しいし、塩加減も自分のお好みにできる。

お鍋で作るのだけじゃなくて、アルミ箔で出来たフライパンみたいなのの中にポップコーンの元が入ってて、そのまま火にかけて振ってると、膨らんで来るヤツも好きだ。あれは、それなりの値段がするから、特なのか損なのか分からないけど、それでも、パンパンって音が完全にしなくなるちょっと前に火から下ろして、あたしの好きな、セミのヌケガラみたいな部分を多めにするように、微調整することが出来る。

だから、メッタに出来合いのポップコーンは買わないあたしだけど、昨日、コンビニで、琴線に触れまくるポップコーンを見つけちゃって、105円だったから、ハズレだったとしても、そんなに悔しくないなって思って、思わず買ってしまった。それは、フリトレーの「讃岐風あっさりおつゆに七味唐がらし味ポップコーン」って言うヤツで、白い袋の真ん中に、真っ赤な唐辛子の絵が描いてあって、その中に「七味唐がらし味」って書いてあって、その左側に、讃岐うどんの写真がついてる。そして、その讃岐うどんの写真の上には、「かつお節の風味が生きた和風だしをあっさり、うすくち醤油で仕上げました。ピリッと七味唐がらしが効いたポップコーンです。」って書いてある。

それで、帰って来てから、さっそく食べてみたら、これが、絶品も絶品、大絶品で、あまりの美味しさに、ビックルを飲むのも忘れちゃった今日この頃、皆さん、ポップコーンはお好きですか?(笑)


‥‥そんなワケで、この、フリトレーのポップコーンが、どのくらい美味しかったかって言うと、ここ10年で、あたしが食べたすべてのスナック菓子の中で、ナンバーチュウ‥‥じゃなくて、ナンバーニャン‥‥じゃなくて、ナンバーワンの美味しさだった。七味唐がらし味って言っても、七味の辛さはほんの少しだけで、味としては、讃岐うどんのおつゆの味がする。それも、ちょうどいい薄さで、決して濃い味付けじゃない。それで、美味しい讃岐うどんに、パラパラッと七味をかけた程度に唐がらしが効いてて、絶妙のバランスだった。

今まで、期間限定のお菓子や、新製品のお菓子を食べるたびに、10点満点で、8点とか、5点とか、それぞれに点数をつけて来たけど、このポップコーンは、美味しすぎて、点数なんかつけられない。無理につけるとしたら、10点満点で、50点とか100点とかの世界になっちゃう。何しろ、味もバツグンに美味しい上に、それが讃岐うどん味だから、十分に食事の代わりになる。これ1袋とお茶があれば、食事として成立するのだ。さらに、唐がらしのカプサイシンの効果で、美容にもいいし、言うこと無しだ。

でも、これは、我ながら、ちょっとヒイキ目の評価かも知れない。それは、「ドリトス」とか、「たこやき亭」とか、従来のスナック菓子が美味しくないフリトレーだから、あたし的には、最初からそんなには期待してなかったのだ。それで、食べてみたら、思ってたよりも遥かに美味しかったから、すっごく美味しいと感じたのかも知れない。だから、これが、他のスナック菓子も美味しいカルビーとかコイケ屋とかの商品だったとしたら、あたしは、最初からそれなりに期待してたと思うし、そんな精神状態で食べてたら、感動も半分、評価も半分だったかも知れない。

フリトレーって、ペプシコーラのスナック部門の会社だから、「ドリトス」のシリーズを食べれば分かるように、とにかく、やたらと味が濃い。マトモな味覚の人間なら、2〜3個食べただけで、ノドがカラカラになっちゃう。さらに、味の濃さが均一じゃなくて、いっぱい粉が掛かってるとこなんか、罰ゲームみたいに味が濃い。ようするに、何にでもケチャップを山のようにぶっかけて食べる、味覚音痴のアングロサクソンならではの、非常識な味の濃さであり、大ザッパな味付けなのだ。だから、ジャパンフリトレーが日本向けに開発した「たこやき亭」にしたって、アメリカ人の鈍感な舌のスピリッツを継承してるみたいで、やたらと味が濃くて、ニポンの食べ物をテーマに開発したのにも関わらず、ニポン人の口には合わない。大阪よりも味の濃い、東京のあたしが「濃い」って思うんだから、たこやきの本場の大阪の人にしてみたら、「こんなもん、たこやき味とちゃいまっせ!」とか言われちゃうだろう。

そんなフリトレーが、繊細なニポン人の舌に合うポップコーンを開発、発売したってことは、やっぱり、「味が濃すぎるぞ!」って言う苦情が、いっぱい来たのかも知れない。とにかく、今回の「七味唐がらし味」は、七味唐がらし味って言いつつも、実は「讃岐うどん味」だって言う二段落ちもさることながら、フリトレーとしては考えられないような、ちょうどいい味の濃さで、とりあえずは、あたしのベストスナックの仲間入りを果たした。

‥‥そんなワケで、他のスナック菓子はともかく、ポップコーンに関しては、もともとは、あたしたちニポン人と同じモンゴロイドである、インディオの食べ物だった。アメリカ大陸の先住民たちは、今から5000年以上も前に、乾燥させたトウモロコシを使っていた。それは、ポップコーンを作って食べるだけじゃなくて、儀式に使う装身具の飾りにしたり、占いに使ったりと、色んな用途があった。ようするに、カチカチに乾燥してるから、冷蔵庫も真空パックも無い時代には、大切な保存食だったワケで、ふだんは、儀式に使ったり占いに使ったりしてても、イザって時には、貴重な食料になったのだ。

それで、ひと昔前には、1492年に、コロンブスがアメリカ大陸を発見したって教えられたし、最近では、コロンブスよりも先に、バイキングだとか、中国人だとかが、先に発見してたとか、色んなことが言われるようになった。まあ、誰が先でも、そんなことはどうでもいいけど、何よりも問題なのは、誰も住んでなかった無人島なら「発見」でいいけど、紀元前から先住民たちが住んでた大陸なのに、それに対して「発見」とかって、何だか違うような気がする。そして、殺戮と強奪のDNAがタップリのアングロサクソンたちは、われ先に移住して来て、先住民族を殺しまくり、土地を奪い取り、まんまとアメリカ大陸を奪い取ったってワケだ。

それでも、侵略者ばかりではなく、初めのころは、先住民族たちと友好的にやろうって言う人たちもたくさんいて、特に、イギリス人の宣教師たちは、決して暴力を振るうようなことはなかった。そして、1620年の感謝祭の時に、先住民族のインディオたちから、ポップコーンをプレゼントされたのだ。これが、現代のポップコーンの始まりだって言われてるけど、サスガ、味覚音痴なアングロサクソンは、プレゼントされたポップコーンが何の味もしないと言って、なんと、砂糖をかけたり、クリームをつけたりして、食べたそうだ。これじゃあ、ポップコーンの始まりって言うよりも、トーハトのキャラメルコーンの始まりっぽいけど、この時のポップコーンが、海を渡ってイギリスへと伝えられたり、アメリカ大陸の中で、白人の口に合うように変化しながら、少しずつ広まって行ったそうだ。

‥‥そんなワケで、もともとは、あたしたちと同じ黄色人種、インディオが生み出したポップコーンが、5000年以上の歴史を経て、今、まさに、ニポン人の味覚に合う、讃岐うどん風味の「七味唐がらし味」として、あたしたちの元へと帰って来たワケだけど、そのポップコーンを作ってるのが、インディオたちを殺して、その土地を奪った、アングロサクソンたちの資本なんだから、皮肉な巡り合わせだとしか言いようがない。だけど、本場の讃岐うどんでさえ、そのほとんどが、オーストラリア産の小麦粉を使った不正表示のインチキうどんなんだから、それなら、アングロサクソン資本が作った和風のポップコーンでも、十分に、ニポンの味を堪能できると思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.28

追星

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ちょっと前に気づいたんだけど、一番大きいクチボソの口のまわりに、小さな白いブツブツができた。気になってたんだけど、元気に泳ぎ回ってるし、エサもパクパク食べるし、放っとけば直るかな?って思って、そのままにしてた。お水もチョコチョコとキレイにしてるし、藻も青々としてるし、濾過器のフィルターも交換したから、あたしは安心してた。それで、そんな状態のまま、母さんと旅行に行ったので、帰って来てから、ジックリと観察してみた。そしたら、大変なことになってたのだ。ブツブツの数が増えてて、口のまわりだけじゃなくて、エラのほうにもできてるし、それどころか、二番目の大きさのクチボソにまで感染してたのだ。

こりゃあ大変だってことになり、とりあえずインターネットで、「クチボソの病気」って検索してみたんだけど、1件もヒットしなかった。それで、「金魚の病気」で検索してみたら、いっぱいヒットしたので、写真を掲載してるサイトを覗いてみた。そしたら、金魚の色んな病気と、その治療法が紹介されてたので、クチボソと似たような症状がないか、良く見てみた。「白点病」とか、「白雲病」とか、「水カビ病」とかが、体に白いブツブツができるんだけど、どの病気も、体とか、尾びれとか、全体的に白いブツブツができてて、うちのクチボソみたいに、顔だけにブツブツができる病気は見つからなかった。

それで、あたしは、とにかく、じっとしてられなくて、原チャリに乗って、いつもエサや濾過器のフィルターを買いに行くペットショップへと、ウイリーしながらダッシュした。そしたら、いつも色々とアドバイスしてくれる観賞魚担当のお兄さんが、ちょうど店頭で、藻の仕分け作業をしてたので、あたしは状況を説明した。

「あの〜大変なんです! クチボソたちのうち、大きいの2匹が、口のまわりとか、目の下のエラのとことかに、白いブツブツができちゃったんです! 何の病気でしょうか?」

「体は?」

「体は、2匹ともキレイです。顔の部分だけなんです。」

「それはね、追星だよ。病気じゃないよ。」

「え? オイボシ?」

「そう、それは追星って言ってね、魚が元気な証拠だから、大丈夫だよ。」

‥‥ってことで、とりあえず、あたしは、ヌーブラでワンサイズアップしてる胸をホッと撫で下ろした今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、そのお兄さんに詳しく教えてもらったんだけど、「追星」って言うのは、春から夏にかけての恋のシーズンになると、オイカワとかクチボソとかタナゴとかの淡水魚のオスだけに現れるもので、オスが発情を始めた印だそうだ。だから、そのお兄さんは、「思春期にできる魚のニキビみたいなもんだよ。良く観察してごらん。顔のブツブツはきちんと左右対称になってるはずだから。病気だったら、きちんと左右対称になるはずないだろ。」って教えてくれた。

あたしは、すぐにお家に戻り、2匹のクチボソを良く観察したら、ホントに、白いブツブツは、左右対称だった。2匹とも、口のまわりも、目の下のエラのとこも、右と左の同じとこに、同じくらいの大きさのものが、同じように並んでた。そして、2匹で追いかけっこをしたり、小さいクチボソを突っついたりしてて、言われてみれば、恋のシーズンになって、ちょっと発情してるって感じだった。

あたしは、クチボソたちが病気じゃなかったって分かった安心感よりも、「追星」なんて言う不思議なことを知った喜びで、鏡でチェキしたワケじゃないけど、きっと、目がランランと輝いてたと思う。あたしって、ちっちゃいころから、生き物の観察とかが大好きで、公園に行っても、ブランコや滑り台でお友達と遊ぶよりも、周りの植え込みの中をひとりで探検するような性格だった。それで、木の実を見つければ、拾って帰って何の木なのか図鑑で調べたり、変な色のキノコを見つければ、やたらとコーフンしたりしてた。だから、今回の「追星」は、あたしの観察ゴコロに火をつけた上に、自分の可愛い子供たちが思春期に入ったって言う、リトル複雑な親ゴコロにも火をつけ、あたしの頭の中では、The Doors の「Light my fire」が流れ出し、ラブ・サイケデリコな世界がキラキラと回り出した。

‥‥そんなワケで、あたしは、手始めに、インターネットで「追星」「追い星」って検索してみたら、たくさんのサイトがヒットしたので、色々と覗いてみた。それで分かったことは、同じ「追星」でも、クチボソみたいに顔だけに出るんじゃなくて、魚の種類によっては、胸ビレのところに斑点が出るものとか、それぞれ違いがあるってこと、それから、基本的にはオスにだけ出るものだけど、コイとかは、メスにも少しだけ出るってこと、アユの場合は、クチボソみたいなブツブツじゃなくて、エラの後ろあたりにある楕円形の紋が追星で、シーズンになると、その紋の色が濃くなるってことなど、色んなことが分かって来た。

特に、クチボソと同じような顔の追星が顕著に見られるのは、オイカワだってことも分かって、オイカワのことが詳しく書いてあるサイトの、「美しい婚姻色に変化した雄のオイカワは、顔に追星が現れ‥‥」ってとこを読んだ時、あたしは、ハッとした。そう、しばらく前に、チョコQで、「婚姻色のオイカワ」をGET MY LOVE!したあたしは、おトイレの中の「チョコQ棚」に飾っていたのだ。それで、すぐにおトイレに見に行ってみたら、フィギュアのオイカワの顔には、うちのクチボソと同じ白いブツブツが、ちゃんとできていた。そして、チョコQの説明書を読み直してみたら、こう書いてあった。

「(前略)婚姻色のほか、コイの仲間は繁殖期になると顔を中心に白いニキビのような追星ができるものが多く、とくにオイカワの追星は大きくてよく目立つ。」

あたしは、チョコQを食べながら、説明書にも、ちゃんと目を通したつもりになってたんだけど、欲しかった婚姻色のオイカワが当たったことばかりにコーフンしてて、あんまりきちんと読んでなかったんだ。きちんと読んでたら、その時に、オイカワの顔の追星にも注目してたし、この「追星」って言葉を調べたりしてたはずで、そうしてたら、うちのクチボソの顔に白いブツブツを発見した時に、こんなに慌てなかったはずだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、いつも「クチボソ」って呼んでたけど、これは関東での呼び名で、全国的な名前だと、「モツゴ」って言うことも分かった。そして、このモツゴには、普通のモツゴの他に、ウシモツゴとシナイモツゴって言うのがいて、外見はほとんど同じなのに、ウシモツゴは天然記念物になってて、1匹が数千円で取り引きされてるそうだ。天然記念物なんだから、もちろん、闇取り引きでの価格なんだと思うけど、クチボソが何千円もするなんて、ブラックジャックのピノコに言わせれば、アッチョンブリケな世の中になったもんだ。

うちのクチボソは、多摩川で獲って来たんだから、何でもない普通のモツゴだと思うけど、可愛さでは、天然記念物以上だ。あたし的には、人間国宝って言いたいとこだけど、残念ながら人間じゃないので、とりあえず、「クチボソ国宝」ってことにしておこう(笑)

他に分かったことは、クチボソは、追星ができるだけじゃなくて、体が黒っぽくなって来て、攻撃的になって来るってことだ。それで、追星も、ただのニキビって言うだけじゃなくて、ライバルのオスを攻撃するための武器だと言う。1mmくらいの白いブツブツが口のまわりやエラのところに並んでるだけで、見た目は柔らかそうな感じなんだけど、実はそれが硬くて、相手に頭から体当たりして、その硬いブツブツでダメージを与えるそうだ。やられた相手は、ウロコが剥がれたりするそうだから、大きくて硬いブツブツができたオスのほうが、強いってことになる。それで、もう一度、水槽を見てみたら、確かに、小さい1匹と比べると、追星のできた2匹は、何となく黒っぽくなってて、やたらと体をぶつけ合ってた。

そして、何よりもあたしの興味を引いたのは、あるサイトで、「シナイモツゴのオス」の恋のシーズンの変化について書かれてた一文だ。そこには、「成熟すると体色が黒化し、頭部前面に追星(白点)ができます。さらに、眼が鋭い半月形となり、とても精悍です。」と書かれていた。そして、ちゃんと、半月形の目をしたモツゴの写真が載っていたのだ。ほとんど、マンガの世界みたいだけど、オリコカードのCMで、ガクトとダーツ対決をするネコのぬいぐるみ、アレと同じ目の形をしてて、ホントに精悍な顔のモツゴだった。

でも、これはシナイモツゴで、うちのは普通のモツゴだから、うちのは半月形の目にならないかも知れないけど、外見は区別がつかないくらい似てるし、体が黒くなったのも、追星ができたのも同じだから、目の形も同じになる可能性も高いと思う。だから、これからは、クチボソの目の形にも注目しながら、観察を続けたいと思う。

‥‥そんなワケで、あたしの観察ゴコロ的には、すごくワクワクして来たんだけど、親ゴコロ的には、ちょっと困ったことになった。追星は、オスにしか現れないってことは、この大きい2匹はオスってことで、小さい1匹がメスだとしたら、水槽の中で、三角関係のシュラバラバンバが繰り広げられちゃうってことになる。でも、それならまだいいけど、もしも小さい1匹もオスで、たまたま成長が遅くて、まだ追星が現れてない状態だったとしたら、もっと大変なことになっちゃう可能性がある。

それまでは女性にしか興味のなかった普通の男性でも、ジャニーズ事務所に入ったり、自衛隊に入ったり、刑務所に入ったりすると、ホモになっちゃう人が出て来るように、男性しかいない場所にずっといると、性欲の対象が変化するケースが多々ある。だから、顔にニキビができて、体の色が代わり、半月形の目で女性を物色するような、性欲マンマンの若い男性なのに、同性しかいない水槽の中にずっといたら、「女性がいないからガマンしよう」って言う理性よりも、「この際、相手は誰でもいいや!」って言う本能が優り、ホモ行為に走っちゃうことにもなりかねない。そして、もっと恐ろしいのは、水槽には、たくさんの黒メダカたちも共存してるから、メスに飢えてるニキビ面のクチボソ2匹は、黒メダカのメスを襲っちゃうかも知れない。これは、同世代の女性に相手にされない男が、自分の言うことを聞きそうな、幼い少女に手を出すようなもんだ。

‥‥そんなワケで、こんなことにでもなったら、「大変なこと」って言うよりも、「変態なこと」になっちゃうから、あたしの可愛いクチボソたちを性犯罪者にしないためにも、できるだけ早く、メスのクチボソを捕まえて来ないとならない。だから、2〜3日のうちに、朝早く起きて、多摩川に行って、お年頃でセクシーなボディーラインのクチボソレディーを探してみようと思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.27

困った時のマリンちゃん

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母さんとの旅行から帰って来て、手元に残ったお金と、銀行の残高とで、光熱費とか他の支払いとかを済ませたら、家賃のぶんがピッタリと残った。つまり、今月は月末にちゃんと家賃が払えるってことだ。だけど、吉幾三ふうに言わせてもらうと、「ハァ〜お米もねぇ〜パスタもねぇ〜金ちゃんラーメンとっくにねぇ〜タバコもねぇ〜お酒もねぇ〜ギャラの振り込みあるわきゃねぇ〜」って感じで、ちょっとヤバイ状態だ。

それで、困った時のマリンちゃん‥‥ってワケで、パチンコに行くことにした。今日のお仕事は、午後2時ころに終わったので、それから銀行に寄って、家賃のぶんのお金から2万円だけ資金を借りて、パチンコ屋さんへ直行した。だけど、疲れてるし、寝不足だし、目もドライアイだし、できるだけテットリ早く稼ぎたかったので、新台には目もくれず、まっすぐ「海」のフロアを目指した。そしたら、いつも満員の「大海物語」の列が、ケッコー飛び飛びに空いてたので、あたしは迷った。

あたしの行くパチンコ屋さんは、複数のフロアが複合的に組み合わさってる大きなお店で、そのうちのひとつのフロアは、人気機種の「海」シリーズ専門のフロアになってる。それで、5筋あるうち、1筋が「大海」、3筋が「新海」、1筋が禁煙の「新海」ってなってて、「大海」はいつでも満員、「新海」は、「大海」にあぶれた人たちがポツンポツンと打ってて、半分以上は空いてるって感じだ。

それで、あたしは、100%勝てる「新海」を打って、サッサと稼いでトットと帰るか、それとも、せっかく空いてるから、メッタに打つチャンスのない「大海」を打つか‥‥なんて言いつつも、すでにあたしは、「大海」のデータを見始めてた今日この頃、今日がお給料日の皆さん、リッチにお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、空いてる台のデータを順番に見て行ったら、午後3時の時点で、確変が3回、大当りが8回出たあと、ピッタリ100回、時短のぶんだけ回して止めた台があった。それで、昨日もおとといも3500前後も回ってたので、そこで打つことにした。でも、打ち始めてみると、これがなかなか厳しくて、やっとリーチが掛かっても、泡も出ないノーマルリーチばかりで、何だかパッとしない。左隣りのおばさんは、ヒンパンにリーチが掛かる上に、リーチのたびに発展して、ギュンギュンギュンギュンと賑やかなのに、あたしの台は、すごくジミだ。

まだ、「大海」のセット打法は分からないし、分かったところで、こんなに混んでる状況じゃ、一発でバレちゃうから、どっちにしても、実力で勝つしかない。それで、ボーッと打ってるだけじゃ、ただの運まかせなので、一応、「新海」の基本に従って、停留玉のランプが3個ついたら、ハンドルから手を離して、すべて解消させてから打ち始めて、また、停留玉のランプが3個ついたら、今度はハンドルから手を離さないで、ハンドルのボタンで玉を止めて、そのまま解消するまで待って、また打ち始めるってのを2回繰り返したあと、一度、手を離してから打ち始めて、今度は、停留玉のランプが4個ついたら手を離して、すべて解消したあとに、デモ画面が出るまで待つ‥‥って、ここから先は書くワケに行かないけど、こう言う感じの「初当たり誘発打法」で打ってみた。「新海」の場合は、この方法で、とりあえず1回は大当たりを引くことができる。それに、これなら、本格的なセット打法と違って、そんなに目立たないからだ。

それでも、周りに人が多いから、ハンドルから手を離すたびに、タバコを吸ってみたり、ヒザの上のバッグの中を覗いてみたりと、不自然じゃないように装うのが大変だった。それで、2クール目が終わって、デモ画面が出るのを待つ間に、不自然じゃなくすためと、あと、ノドも乾いて来たので、缶コーヒーを買いに行った。そして、他のコーナーを見たりして、デモ画面が出るまでの時間を見計らってから台に戻った。そしたら、作戦通りに、デモ画面に戻ってたので、そのまま打ち始めたら、2回転目でリーチが掛かり、泡が出て、クラゲの大群も出て、魚群も出て、女神像が出た。それで、左にあるプッシュボタンを連打したら、アンコウが3匹そろって、再抽選で、確変のカメに変わった。

だけど、たった1回なので、「初当たり誘発打法」の効果なのか、それとも偶然なのか、それはサダカじゃないんだけど、とにかく、マリンちゃんや、イルカくんたちや、「遊ぼう!遊ぼう!」って言いながら泳ぎ回るネッシーみたいな恐竜の子供や、巨大なシロナガスクジラの画像を楽しみながら、1回目の大当たりを終わらせた。ちなみに、「新海」のマリンちゃんは黄色のビキニだけだったけど、「大海」は切り替えボタンで3つのステージが楽しめて、ラグーンステージのマリンちゃんは黄色のビキニ、アトランティスステージのマリンちゃんは赤地に白いハイビスカス柄のビキニ、トレジャーステージのマリンちゃんはセパレートのウエットスーツってふうに、衣装が変わる。あたしは、ドライアイにやさしいアトランティスステージにして打ってたので、ハイビスカス柄のビキニのマリンちゃんだった。

だけど、次は、あっけなくノーマルが揃っちゃって、オマケに時短もダメで、たった2箱で終わり。それで、そのまま打ち続けてたら、半箱くらい使ったとこで、今度は、マリンちゃんリーチでノーマルが揃って、再抽選で確変に昇格した。このあとも確変で、次はノーマルだったけど、時短でノーマルを引いて、それから少し飲まれて、結局、9000発ちょっとはキープできた。ホントは、このあと、「新海」で稼ごうと思ってたんだけど、もう疲れちゃって、ここで止めることにした。

‥‥そんなワケで、このまま、ぜんぶ両替すれば、3万円以上になるんだけど、あたしは、タバコを10個と、残りを両替にした。両替したお金でタバコを買うよりも、直接、タバコに換えたほうが、率がいいからだ。パチンコの景品は、1発4円、つまり、最初に玉を買った時と同じ率で交換できる。だから、280円のセブンスターなら、70発と交換できる。セブンスター10個なら、700発だ。だけど、現金に換える場合は、それぞれのお店の「交換率」ってのがあって、ひどいお店だと、1発2円なんてとこもあるし、「等価交換」って言って、買った時と同じ、1発4円のお店もある。だから、等価交換のお店なら、出玉をぜんぶ現金に換えてから、そのお金でタバコを買っても、同じことになる。あたしの行くパチンコ屋さんは、昔は1発3円だったんだけど、近くに等価交換のお店が増えて来て、そっちにお客を取られ始めたので、何年か前から、1発3.5円でなった。でも、たまに、不景気を理由に、1発3円に戻ったりする。たかか0.5円、されど0.5円って感じで、1万発出せば5000円も違うから、この差は大きい。

それなら、等価交換のお店に行けばいいじゃん‥‥って思うかも知れないけど、交換率のいいお店は、とにかく回らない。ルーレットを回すためのチャッカーのとこのクギなんか、欽ちゃん走りをする時の両手みたいに、2本とも平行に右に曲がってたりする。だから、普通なら、絶対にチャッカーに入るはずの玉も、ほとんどが弾かれちゃう。もちろん、こんな、あからさまな台ばかりじゃないけど、ほとんどの台は、チャッカーのほうへ玉が流れないように、左の玉筋を決めるための風車のとこのクギが、内側に曲げてあって、打った玉の7割は、チャッカーへ流れない。交換率のいいお店には、こんな、1000円で10回も回らないような、燃費の悪い台がいっぱい並んでるのだ。だから、等価交換のお店で勝つためには、開店前から並んで、数少ない優良台をGET MY LOVE!することが絶対条件になる。

だから、月末までに家賃を作れなくて、10万円以上もパチンコで稼がなきゃならなくなると、サスガに気合いの入れ方も違うし、パチンコ仲間から情報を仕入れて、パソコンでデータを作って、ちゃんと計画を練って、作戦を立てて、等価交換のお店に開店前から並ぶこともあるけど、今回みたいに、ちゃんと家賃が払える状態で、ただ、生活費が足りないって言うだけの時は、ものすごく精神的にもラクだし、パチンコをゲームとして楽しむためにも、ほどほどの交換率のお店で、肩の力を抜いて、ちょっとだけ稼がせてもらう。

‥‥そんなワケで、銀行に2万円返したんだけど、お財布には2万3000円くらい残ったので、これで、月末まで楽勝で生活できることになったあたしは、帰りにコンビニに寄って、朝から何も食べてなかったので、ヤマザキのカレーパンを1個買った。それで、生活費ができた安心感からか、つい、レジで、「あ、セブンスターを1個ください」って言っちゃって、今、パチンコ屋さんで、タバコを10個取って来たってことをスッカリ忘れてた今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.25

ニポンのラッパー

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数ある音楽のジャンルの中でも、他人の楽曲をパクることに対して、まったく罪悪感など持たず、それどころか、カヴァーと盗作の違い、サンプリングと盗作の違いすら理解できていないアホが勢ぞろいしてるのが、ニポンのヒップホップの世界だ。最近では、洋楽をパクるだけじゃ飽き足らず、ニポンの同業者の曲を平然とパクるようなサルマネラッパーたちも続々と湧き出て来て、まさに、安倍なつみかネットオークションのルイヴィトンかって言うほどの著作権無法地帯と化してしまった。もはや、どの曲が原曲なのかも分からないくらい、似たような曲、似たようなアレンジ、似たようなリリックスが氾濫しまくってるニポンのヒップホップは、ニューヨークのラッパーたちから見ると、香港の偽ブランドショップの店頭を見てるようだと言う。

音楽に限らず、映画だって、小説だって、ファッションだって、何かを作り出すことをナリワイとしてたら、本来、何よりも大切なのは、オリジナリティーだと思う。それは、アーティストである前に、クリエイターとしてのプライドがあるはずだからだ。だけど、最近の多くの人たちは、アーティストである前に、金儲けのことしか頭にない商人みたいな人たちが増えて来てしまい、他人の作品をパクろうが、サルマネをしようが、ようするに「売れりゃいい」って考え方だけでモノを作るようになって来た。だから、そう言った人たちの作り出す音楽や映画や小説やファッションは、「作品」ではなく、ただの「商品」であって、その価値は、オリジナリティーやクオリティーなどは二の次で、「どれだけ売れたか」「どれだけ儲かったか」って言うことだけで評価、判断される。

本来なら、今まで誰も作ったことの無いような音楽や、誰も観たことの無いような映画を作り出し、そう言った作品を世に送り出すことによって、「流行」を発信して行くべき立場のクリエイターたちのはずなのに、すでに流行している既成の作品をパクったり、サルマネしたりして、柳の下の2匹目のドジョウを狙うような、二番煎じ、三番煎じばかりになってしまった今日この頃、皆さん、ニポンのラップを聴いてると恥ずかしくなって来ませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、安倍なつみ並みのお粗末な盗作ばかりが氾濫するニポンのラップの中で、唯一、アーティストとして、クリエイターとしてのプライドを持ち、確固たるオリジナリティーがあり、ニューヨークのラッパーたちにも堂々と聴かせられるニポンのラップと言えば、ただ1曲、吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」だけだろう。今の厚顔無恥なサルマネラッパーたちが、アオッパナを垂らしてた20年も前に、吉幾三は、誰のパクリでもなく、完全なオリジナルで、「ハァ〜テレビもねぇ〜ラジオもねぇ〜車もそれほど走ってねぇ〜」ってやってたんだから、これこそ、あたしたちニポン人が、堂々と海外に紹介できるニポンの文化だろう。

さらに、この曲は、歌詞の中に、「おまわり」って言う不適切用語と、「レーザーディスク」って言う登録商標名が出て来るため、NHKでは放送できない。NHKで歌う場合は、この2ヶ所を別の当たり障りない言葉に差し替えないと、歌わせてもらえないのだ。これって、ある意味、パンクだと思う。ニポン中で大ヒットした曲なのに、NHKが不適切だって判断した言葉が2つも入ってて、そのままの歌詞じゃ歌えないなんて、カッコ良すぎる。

‥‥そんなワケで、たとえば、他人の楽曲のパクリじゃなくて、吉幾三みたいに、ちゃんとしたオリジナル曲をリリースしたとしても、その曲がヒットすると、次の曲も、その次の曲も、似たような曲ばかり出すミュージシャンが多い。そりゃあ、せっかく売れたんだし、次の曲も何とかヒットさせたいって気持ちも分かるけど、バカのひとつ覚えじゃあるまいし、同じような曲ばかり出すなんて、クリエイターとしてのプライドよりも、商人としての感覚が優ってるって証拠だろう。本物のクリエイターであれば、ひとつのパターンで成功したら、もうそのパターンの作品は作らずに、次の世界に目を向けるものだと思う。そして、常に新しい作品を生み出し、流行の最先端を走って、時代をリードして行くものだ。

そう言った点でも、吉幾三のスピリッツは素晴らしい。「俺ら東京さ行ぐだ」が大ヒットしたからって、似たような曲を出すんじゃなくて、今度は、本格的な演歌、「雪国」で故郷を歌い上げて、新境地を開拓した。そして、同じ演歌でも、似たようなテーマばかりを歌うんじゃなくて、「酒よ」で、また新しい一面を見せた。これらの曲の大ヒットで、演歌の大御所の仲間入りをした吉幾三に対して、多くの人たちは、もう、このまま、演歌一本で行くと思っただろう。もちろん、あたしも、「吉幾三は演歌歌手」って言う固定観念を持っていた。

‥‥そんなワケで、いつも最後に書いてると、10人のうち2〜3人しかクリックしてくれないから、コレ、今日は真ん中に置いてみました。クリックしてから、続きをお読みください(笑)
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さて、続きだけど、吉幾三は、今度は、「新日本ハウス」のCMソング、「Dream」で、さらに新しい顔を見せてくれた。そして、続く「ワークマン」のCMソング、「風に吹かれて…」で、この新ジャンルも不動のものにしつつ、一方では、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌や、挿入曲を歌い、さらなる分野を目指した。この時点での吉幾三は、演歌歌手として完全に成功を収めていて、新しい冒険をする必要なんか、まったく無かった。他の演歌歌手だったら、やっと成功して、あとはテキトーに演歌だけを歌ってりゃ、この先ずっと、ゼイタクな暮らしを続けて行けるって状況で、自分の作り上げて来たイメージを壊す恐れのあるような冒険なんか、するワケがない。ようするに、ぬるま湯から出て来られなくなるってことだ。

だけど、吉幾三の場合は、本物のクリエイターとしてのプライドがあるから、そんな、ぬるま湯的な生活などに甘んじることなく、さらに上を目指した。NHKの「みんなのうた」では、今や世界的な食品の仲間入りをしたニポンのお豆腐を題材にしたラテンの曲、「TOFU(豆腐)」を発表して、「トーフ、トーフ、トーフ、トーフ、ベサメムーチョ!アミーゴ!」なんて感じで歌って、お豆腐が大好きなあたしのハートに火をつけた。1年くらい前にリリースされた、「吉幾三のおもちゃ箱」って言うアルバムは、「俺ら東京さ行ぐだ」も、「Dream」や「風に吹かれて…」などのCMソングも、「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌や挿入歌も、この「TOFU」も入ってるし、他にも、面白い歌がいっぱい入ってて、あたしにとっては、吉幾三のベストアルバムだ。興味がある人は、お近くのTSUTAYAで借りて、聴いてみて欲しい。

吉幾三の色んな曲をまとめて聴くと、ひとつのことに気づく。それは、あの独特の東北アクセントだ。「俺ら東京さ行ぐだ」のラップ調の歌詞も、「雪国」などの正統派の演歌も、「Dream」などのCMソングも、「TOFU」のようなラテンも、音楽のジャンルはバラバラなのに、すべて、同じ訛りで歌ってるから、そこに「吉幾三カラー」が出ているのだ。色んなジャンルの作品を作っても、そこに、その作者ならではのオリジナリティーが表現されていなければ、それは、ただの器用な人ってだけで、本物のクリエイターとは言えない。だけど、吉幾三の場合は、どんなジャンルであっても、常に自分らしさを失わず、それが、オリジナリティーの確立へと結びついている。だから、聴き慣れた「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌も、吉幾三が歌うと、独特の味わいが生まれ、それは、ただのカヴァーって言うだけのレベルではなくなるのだ。

最近のサルマネラッパーたちに、ツメのアカを煎じて飲ませてやりたいほどの本物のクリエイター、吉幾三だけど、その快進撃は止まらない。今では、「CR吉幾三」って言うパチンコ台まで出て、「1」から「9」までの数字の他に、「吉」「幾」「三」の3文字までが、液晶画面をクルクルと回り続けている。そして、リーチアクションで、「幾三バズーカチャンス」に発展すると、バズーカ砲をかついだ吉幾三が登場して、「俺ら東京さ行ぐだ」の替え歌で、「これいらねえ!」「消えちまえ!」って歌いながら、次々に数字を破壊して行く。もちろん、この替え歌は、このパチンコ台のためにレコーディングしたものだし、他にも、通常画面での予告で、突然、吉幾三が現れて、色んなセリフを言ったりするのも、すべて、新しくレコーディングしたものだ。そして、大当たりすると、「雪国」「酒よ」「俺ら東京さ行ぐだ」の中から、好きなBGMをセレクトできる。

‥‥そんなワケで、歌手やタレント、プロレスラーなど、有名人をキャラクターにしたパチンコ台が、次々に開発されて、世に出て来る。イエローキャブの巨乳軍団から、なんと、ハマコーまで、そのイキオイは止まらない。そんな中でも、松居直美、和田アキ子、北島三郎などをはじめとした、歌手を使ったものが、一番多い。これは、その歌手のヒット曲をBGMとして使えるメリットがあるからだろう。しかし、数ある歌手のパチンコ台の中でも、パチンコ台のためだけに、わざわざ替え歌をレコーディングしたのは、吉幾三だけなのだ。こんな部分にも、常に新しい作品を発表しようとする吉幾三のクリエイター魂が垣間見られ、これからも益々、吉幾三から目が離せないと感じた今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.24

二本足の不思議

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千葉市動物公園のレッサーパンダ、風太くんが、バクテンをしたとか、パラパラを踊ったとか、別のレッサーパンダとドツキ漫才をしたってのなら分かるんだけど、ただ、二本足で立ったって言うだけで、なぜか大人気になってる。そしたら、福岡市動物園の園長が、「うちのレッサーパンダのパンパンくんも、二本足で立ち上がりますよ」って言い出した。さらに、長野市の茶臼山動物園の園長は、「うちのレッサーパンダたちは、20年前から立ってます!」とキッパリと言い切り、現在、12匹いるレッサーパンダのほとんどが二本足で立つことをアピールした上に、立ってる時間が千葉の風太くんよりも短いことをツッコまれると、「足場が平らなら、もっと長く立てます!」って、対抗心を燃やしたそうだ(笑)

そして、今度は、よこはま動物園ズーラシアのレッサーパンダ、デールちゃんに、スポットが当たった。デールちゃんの場合は、ただ立つだけじゃなくて、二本足で20歩ほど歩くことができるそうだ。それも、気まぐれに歩くんじゃなくて、ちゃんと仕込まれていて、週1回のイベントで、平均台渡りなどを披露してたそうだ。レッサーパンダは、暑さに弱いため、現在は、このイベントはお休みしてるらしいけど、5月の中旬までは、毎週やってたそうだ。

そしたら、気が向いた時だけ、ただ、ボーッと立ってる風太くんよりも、平均台の上を二本足で歩くデールちゃんのほうが、先に人気者になって当然だと思うし、二本足で立つだけなら、20年も前から、歴代のレッサーパンダが立ち続けてる茶臼山動物園のほうが有名になっても良さそうだし、いったい、何で風太くんだけが人気者になったんだろう?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、二本足で立ってますか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしも長いこと、二本足で立ったり歩いたりしてるんだけど、ちっともスポットが当たらない。それは、人間はもともと二本足だからであって、逆に、明日から、どこに行くにも四本足で歩いてみたら、ぜんぜん違う意味のスポットが、あたしにも当たるだろう(笑)

それにしても、ライオンやトラから、ウマやキリン、クマやゾウに至るまで、サーカスに出て来る動物って、みんな二本足で立つし、あんまり立ちそうもないのって言ったら、ウシとか、サイとか、カバとか、そう言う感じの動物だけだと思う。そう考えると、たいていの動物は、専門の調教師が時間をかけて仕込めば、二本足で立てるようになると思うし、絶対に立ちそうに見えないイノシシだって、六本木ヒルズの中に1匹だけ、二本足で歩く珍しいイノシシがいるし、それなら、レッサーパンダは、立って当然って感じがする。

だから、あたしとしては、レッサーパンダが二本足で立つことよりも、KONISHIKIが二本足で立ってられることのほうが、何倍も不思議だ。だって、KONISHIKIの身長って、184cmだけど、184cmってことは、普通なら、太ってても、体重は80kgくらいだろう。それが、280kgもあるってことは、同じ身長の普通の人が、常に200kgの荷物をかついでる状態で、立ったり、歩いたり、ふだんの生活をしてるってことになる。アンガールズの大きいほうの田中ナントカなんて、KONISHIKIよりも3cm高い187cmなのに、体重は58kgだ。だから、田中ナントカの場合は、220kg以上の荷物をかつがなきゃならない。そんなの、重量挙げのチャンピオンでも無理そうだし、まして、そんな重さのものを四六時中かつぎ続けてるなんて、できるはずがない。

だけど、KONISHIKIは、その、絶対に無理なことをやってるワケで、人間を4人もおぶったり、大きなオートバイをかついだような状態で、毎日暮らしてるのだ。あたしなんか、10kgのお米の袋を持って、駐車場から2階まで階段を上がる時に、途中で3回くらい休憩してるって言うのに、10kgのお米の袋を20個なんて、普通の人間が持てるワケないし、そんなもん持たされたら、マンガみたいにペタンコに潰れて、風でヒラヒラと飛んでっちゃうよ。

だから、そう考えると、KONISHIKIにしても、曙にしても、もしかしたら、ものすごいスーパーマンなのかも知れない。同じ身長で、普通の体格の人と比べたら、150kgとか200kgとかの荷物をかついだまま、立ったり、歩いたり、踊ったり、闘ったりしてるワケだから、もしも普通の体重になったとしたら、驚くべき身体能力を発揮するかも知れない。ようするに、手首や足首に重りを巻いて特訓をしてた選手が、重りを外して試合に出ると、すごく早いパンチやキックを繰り出すようになるみたいな感じで、KONISHIKIや曙の全身のラードをぜんぶ削り取ったとしたら、KONISHIKIは、ものすごい速さでブレイクダンスを踊り出しそうだし、曙は、レミー・ボンヤスキーよりも高さのあるジャンプでヒザ蹴りを繰り出しそうだ。

もちろん、KONISHIKIや曙は、元お相撲さんだから、一般の人よりは体力があるんだと思うけど、石塚英彦とか、伊集院光とか、内山君とかの、ただのデブタレントだって、体重が100kg以上あることを売り物にしてるってことは、だいたい、平均体重の2倍以上はあるワケだから、単純に考えれば、自分と同じくらいの人間を常におんぶしてるようなものだ。たとえば、階段で5階まで上がるとしても、自分ひとりなら普通に上がれるけど、誰かをおんぶして5階まで上がるなんて、体を鍛えてる人以外は、絶対に無理だと思う。だから、デブタレントたちも、普通の体重になれば、ものすごいパワーを出すようになるだろう。石塚英彦は、もうちょっとマシなダジャレを言うようになるだろうし、伊集院光は、もうちょっと気の利いたことを言えるようになるだろうし、内山君は、もうちょっと空気が読めるようになるだろう。

‥‥そんなワケで、これから夏も本番になれば、デブタレントやイノシシ社長は見てるだけで暑苦しいので、アンガールズみたいに痩せる必要は無いけど、せめて、二本足で立ってることが不思議に思えない程度に、ダイエットして欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.22

五月の風 後編

母さんと、夜遅くまで、露天と内湯に合計で4回も入って、母さんが寝たあとも、あたしはコッソリと内湯に行き、全身に「美人の湯」をしみ込ませまくった。そして、お風呂上りに、ひとりでビールを飲んで、ふかふかのお布団で爆睡した。

次の朝、7時くらいに目が覚めたんだけど、隣りに寝てたはずの母さんがいない。初めは、お手洗いだと思ってたんだけど、いつまでも戻って来ないから、お手洗いを見てみたら、いなかった。それで、「さては朝湯だな?」って思ったあたしは、さっそくお風呂に行ってみることにした。そしたら、母さんは、気持ち良さそうに内湯に浸かってたので、あたしも一緒に入った。夕べに続いて、またまた貸し切り状態だった。


 濁湯に沈める肋聖五月  きっこ


それにしても、朝から親子でのんびりと温泉に浸かってるなんて、こんなゼイタクなこと、ちょっと他には無いだろう。その上、朝ごはんがこれまた素晴らしくて、朝なのにお刺身がついてたし、アジのヒラキもめちゃくちゃ美味しかったし、お味噌汁も、お新香も、とにかくすべてが美味しくて、母さんもあたしも、ごはんを2杯ずつ食べた。そして、チェックアウトが11時だったので、もう1回、温泉に入ることにして、最後に貸し切りの露天に入った。

今日は、どこを見に行こうか、温泉に浸かりながら色々と相談したんだけど、母さんもあたしもガラス工芸が見たいって言う結論に達したので、今年の3月にオープンしたばかりの「箱根ラリック美術館」に行くことにした。場所は、同じ仙石原にあるので、車で10分もかからない。ここは、ルネ・ラリックの作品を展示してる美術館で、ずっと前に、母さんと、伊豆のガラス工芸美術館に行った時に、日本の美の影響を受けたアールヌーヴォー期から、洗練されたアールデコ期にかけての、ガレやドームの作品と一緒に、ラリックの作品も見たことがあって、ランプや香水瓶などの繊細な美しさに、親子で溜め息をついたことがある。平面的な絵画の場合は、写真で見てもそれなりに雰囲気だけは伝わるんだけど、陶芸などの立体的な芸術の場合は、やっぱり実物を見ないと分からない。特に、ガラス工芸の場合は、光の反射によって色々と表情を変えるから、どうしても本物を見てみたくなる。


‥‥そんなワケで、箱根ラリック美術館に到着してみたら、これが、あまりにもワンダホーだったので、入場料の他に駐車料金も取るって言う理不尽さに対しても、それほど腹が立たなかった。それに、焼け石に水みたいなもんだけど、一応、1人100円だけ安くなる割引クーポンもシッカリと使ったし(笑)

エントランスの正面には、素晴らしい暖炉の飾りがあって、そこを照らすシャンデリアまでが、ラリックの作品だった。大きな室内装飾から、小さなブローチまで、これでもかこれでもかのラリック責めで、親子で出るのは、やっぱり溜め息ばかりだった。花瓶や香水瓶などのガラス器も美しかったけど、特に、ブローチなどの宝飾品がステキだった。


 ラリックのガラスの翼新樹光  きっこ


あたしみたいな小市民は、こう言うとこに来ると、どうしても、「作品の値段」が気になっちゃう。もちろん、値段なんか書いてないから、いったい、いくらくらいするのか想像もつかないんだけど、とにかく、とんでもなく高いってことだけは分かる。だから、「もしも、これを割っちゃったら、シャレにならないだろうな‥‥」なんて、ちゃんと展示ケースの中に入ってるのにも関わらず、余計な心配をしちゃう。そんなことを考えながら見学してたら、母さんが、「この花瓶、割ったりしたら弁償できないだろうね‥‥」ってボソッと言ったので、やっぱり親子なんだなって思って、あたしは噴き出しちゃった(笑)

今は、特別展示として、ナナナナナント! ラリックが室内装飾をしたオリエント急行の車両をヨーロッパから持って来て、そのまま展示してあった。車両って言っても、普通の電車じゃなくて、高級なサロンカーだから、中は貴賓室みたいだ。それで、このサロンカーとラリックについての映像を見て、中でコーヒーとデザートが楽しめるようになってたんだけど、これが、入場料とは別に、1人2100円だと! だけど、せっかくここまで来たんだし、ちょうどお茶も飲みたかったし、何よりもオリエント急行に乗ってみたかったから、さっそく受け付けをした。


 オリエント急行に乗る夏の風  きっこ


オリエント急行は、外側は白と紺色のツートンで、昔の新幹線みたいな色だったけど、中に入ると、向かい合わせのイスの真ん中にテーブルがあって、それぞれのテーブルに白いランプがついてて、すごく豪華だった。そして、天井のランプシェードもラリックの作品だし、車両の仕切りや、窓と窓の間に、ラリックのガラス作品が埋め込まれていた。女性、男性、女性のモチーフが1組になった3枚のガラスで、みんな裸なんだけど、1枚1枚が別のポーズをしてた。それで、後ろ向きの男性はいいんだけど、前向きの男性は、ちゃんとオチンチンまで彫ってあった。サスガ、細部までリアリティーを追求した芸術家だ(笑)


 涼しさやレリーフにあるおちんちん  きっこ


コーヒーは、ひとりひとりに小型のポットが用意されてて、たっぷり2杯も飲めたし、デザートプレートもすごく美味しかったので、母さんもあたしも大満足だった。コーヒーを飲みながら、母さんが、「いつか、こんなふうに、ふたりで列車で旅行に行きたいねえ」って言ったので、そう言えば、大人になってからは、母さんとどこかに行く時は、いつも車ばっかりで、電車で旅行したことが無いってことに気づいた。電車なら、ビールも飲めるし、駅弁も食べれるし、居眠りもできるし、楽しいだろうなって思った。そして、この母さんの言葉は、もしかしたら、いつも運転をしてるあたしに対しての心づかいなのかも知れないって思った。


 旅に来て旅の話や桜草  きっこ


ラリック美術館を出ても、まだ2時前だったので、どこかでお昼ごはんにしようかとも思ったんだけど、母さんもあたしも、朝ごはんをいっぱい食べてたし、今、デザートプレートも食べたので、あんまりお腹が空いてなかった。それで、もう1ヶ所、どこかへ行ってみようってことになり、温泉に浸かりながら作戦会議をした時に、ラリック美術館の次に母さんが行きたがってた「星の王子さまミュージアム」に行くことにした。あたしが小学1年生の時の学芸会で、あたしのクラスは「星の王子さま」をやったんだけど、あたしは、キツネの役だった。これが、ケッコー重要な役で、難しいセリフがたくさんあって、すごく苦労したのを覚えてる。それで、あたしは子供だったから、今では断片的な記憶しか残ってないんだけど、母さんは良く覚えていて、今でも時々、その時の話をする。だから、母さんは、「星の王子さま」に対して、特別な思いがあるのかも知れない。


 青葉してキツネの役を思ひ出す  きっこ


ラリック美術館から、わずか5分で到着した星の王子さまミュージアムでは、1人200円安くなるクーポンを使った。これで、ラリック美術館と両方で、600円の割引ってことで、タバコ2箱ぶんが浮いた(笑)

星の王子さまミュージアムは、建物だけじゃなくて、石畳から塀まで、敷地内がすべてプロバンスの街並みを再現してあって、まるで、外国に来たみたいだった。館内に入って、クネクネと通路を進むと、サン・テグジュペリの生涯が分かるように、数々の写真や愛用品などが展示してあった。広い園内をのんびりとお散歩して、そろそろお腹も空いて来たので、園内にあったオシャレなフレンチレストラン、「ル・プチ・プランス」を覗いてみたら、ランチタイムが3時までって書いてあって、時計を見ると、2時50分。とりあえず、中に入ってみたら、3時までに入店すればOKだって言うので、ここで、ちょっと遅いランチをいただくことにした。


 薫風や異国の音の石畳  きっこ


ランチは、1800円で、前菜とメインの2皿なんだけど、前菜はバイキング形式で、サラダ、マグロのカクテル、ムール貝のカレーソース、カボチャのムース、ナントカのテリーヌ、キッシュなど、前菜だけでお腹がいっぱいになっちゃうほどの豪華なラインナップで、メインも、お魚とお肉の5種類から選べるゼイタクさだった。母さんもあたしも、お肉よりもお魚のほうが好きなので、スズキのトマトソテーを注文して、プロバンス気分を満喫した。普段はあんまり好きじゃないフレンチだけど、夕べも今朝も和食だったし、母さんと一緒だから、とっても美味しかった。


 芦ノ湖の地中海めく南風  きっこ


星の王子さまミュージアムは、母さんもあたしもすごく気に入っちゃったので、食事が終わったあとも、ショップを覗いたり、園内を歩いたり、カフェでお茶したりして、5時頃までたっぷりと楽しんだ。そして、そろそろ帰る時間も近づいて来たので、のんびりと東京方面へ向かうことにした。それでも、あちこちで景色を見たり、お土産屋さんがあるたびに車を停めて覗いたりしてたら、東京に着いたのは、夜の8時を回っていた。たった1泊の旅行だったけど、すごく楽しくて、夢のような時間だった。景色も、温泉も、お食事も、すべてが最高だったけど、何よりも嬉しかったのが、帰りの車の中で母さんが言った、「ホントにありがとうね」って言葉だった。


 母さんとマリアの月をめぐりけり  きっこ


キツネと仲良しになった星の王子さまに、別れの時が訪れる。キツネとの別れを悲しむ王子さまは、「こんなに悲しくなるのなら、仲良くなんかならなければ良かった」って言う。キツネは、「黄色く色づく麦畑を見て、王子の美しい金髪を思い出せるのなら、仲良くなったことは決して無駄なことじゃなかったって思うよ」って答える。そして、別れ際に、キツネは、「大切なものはね、目には見えないんだよ」って、王子さまに教える。

景色も、温泉も、お食事も、すべてが最高だったのは、そこに、母さんがいたからだ。母さんと一緒に過ごした時間こそが、何よりも大切なことで、親孝行のつもりだったのに、あたしのほうが、何倍も大きな愛を母さんから受けていたってことに気づいた。25年も経ってから、自分の演じたキツネのセリフの意味が、ようやく分かったような気がした今回の旅行だった。【おわり】


 母性てふ豊かなるもの若葉風  きっこ

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2005.05.21

五月の風 中編

遊覧船を降り、宿のある仙石原へ向かって出発したあたしは、母さんと今の遊覧船からの景色のことを話しつつも、その目は、キョロキョロとコンビニを探していた。そう、もちろん、ビールを買うためだ。そして、あたしは、執念で、赤い「酒」マークのあるコンビニを見つけ、ダッシュで飛び込んだ。他の時は、運転用のペタンコ靴から、ちゃんとした靴に履き換える。今日の場合は、ピンヒールのミュールに履き換えてから車を降りるんだけど、この時は、運転用のペタンコ靴のまんまダッシュした(笑)

今日は特別な日なので、発泡酒じゃなくて、アサヒのスーパードライを買った。そして、宿までは、あと10分くらいの距離だったので、ホントは、車に戻って、すぐにプシュッと開けて、ゴクゴクと飲みながら運転してったんだけど、日記の上では、宿の駐車場に着いてから飲んだってことにしておこうと思う今日この頃だ(笑)


‥‥そんなワケで、2時ちょっと過ぎに宿に着いたんだけど、これが、写真で見たよりも、何倍も素晴らしい宿だった。とっても落ち着いた雰囲気で、母さんとのんびり過ごすには、ピッタリの感じだった。ウェルカムドリンクも、和風なタタズマイなのに、この日は暑かったから、冷たいハーブティーが出た。そして、手入れの行き届いたお庭を拝見しつつ、ハーブティーとお菓子をいただき、お部屋に案内された。お部屋が、また素晴らしくて、チョー和風なタタズマイなのに、ホテルタイプのお風呂までついてる最新式で、ヒツジの皮をかぶったオオカミって言うか、フェラーリのエンジンを積んだシビックって言うか、コンピューター制御された水車小屋って言うか、黒澤明が監督したアンパンマンって言うか、逆に言えば、関西弁を話すアイボみたいで、ホントに素晴らしかった(笑)


 富士山を遠くにアイスハーブティー  きっこ


母さんとあたしは、お部屋で30分ほど休んでから、さっそく温泉に入ることにした。チャチャッと浴衣に着替えて、まずは内湯へと向かった。これが、すごく良くて、何が良かったかと言うと、まず、母さんとあたし以外には誰もいなくて、広い湯舟が貸し切り状態だった。ガラスの向こうは、涼しげな竹林が、目隠しの役目をしてる。そして、何よりも嬉しいのは、あたしの大好きな登別カルルスと同じで、乳白色のお湯なのだ。それで、誰も来ないうちに早く入ろうってことで、ふたりでパッパと浴衣を脱いだ。


 似たやうな母と娘の裸かな  きっこ


仙石原には、温泉は湧いていない。それで、仙石原にある温泉宿は、どこも、大湧谷の温泉を引いて来ている。だから、浴場の泉質表示表を見ると、「大湧谷温泉」って書いてある。でも、この大湧谷温泉って言うのも、厳密に言うと、天然の温泉じゃない。箱根の湿原の地下水を汲み上げて、その水を大湧谷から噴き出す蒸気と混ぜて、それで温泉を作っているのだ。これは、「蒸気井泉(じょうきせいせん)」って呼ばれてる温泉製造方法で、すごく珍しいそうだ。乳白色のお湯は、成分的に言うと、カルシウムやマグネシウムを含んだ硫酸塩泉で、効能は、高血圧、動脈硬化、皮膚病、婦人病、リウマチ性疾患などって書いてあったけど、それよりも、あたしを惹きつけたのは、「美肌を作る美人の湯」って言う謳い文句だ。これじゃあ、まるで、あたしのために地下水を汲み上げて、あたしのために大湧谷から噴き出す蒸気と混ぜて、あたしのためにここまで引いて来てるようなもんだ(笑)


 竹散るやあたしのための美人の湯  きっこ


あたしは、まだメークを落とすワケには行かないので、体の日焼け止めだけを洗い流してから、湯舟にドボンと飛び込んだ。ほんのりと硫黄の匂いがして、いかにも「温泉」って感じで、体をこすると、ベビーパウダーをつけてこすってるみたいな、スベスベでサラサラな感じがして、ホントに効き目がありそうだ。お湯の温度も熱過ぎなくて、手足を伸ばしてずっと浸かってられる。


 初夏の湯舟へ四肢を伸ばしけり  きっこ


‥‥そんなワケで、お風呂上りに少しお昼寝して、夕方から、宿の周りをお散歩した。晩ごはんに向けて、お腹を減らしておく作戦だ。宿の周りって言っても、この宿の敷地らしくて、ちゃんとお散歩コースみたいになってて、歩きやすいように、ちゃんと整備されてた。可愛らしいピンクのお花を見つけたら、母さんが、九輪草(くりんそう)だって教えてくれた。


 母さんのあと着いてゆく九輪草  きっこ


楽しみにしてた晩ごはんは、一品ずつ運んで来てくれる懐石のコースで、味はもちろんのこと、器も盛り方も美しくて、溜め息が出るほどだった。食前酒は、自家製の梅酒が出て、グラスもステキで美味しかった。あたしは、先付けとか、箸洗いとか、そう言うのが分からないので、食べたものを覚えてる順に書くと、ごま豆腐、青梅の甘露煮、雲丹しんじょ、じゅんさい、冷製のカニの茶碗蒸し、マグロの中トロとカンパチと車海老のお刺身、イサキの塩焼きと焼きタケノコ、桜海老のかき揚げ、タケノコご飯‥‥あと、何だっけ?


 青梅の甘露煮ころり母の箸  きっこ


あ、デザートにメロンが出たし、他にも、霜降りの牛肉を串に刺して焼いたのにワサビをつけて食べるのもあったし、湯葉とえんどう豆の寄せナントカってのもあったし、まだ何かあったはずだけど、思い出せない。とにかく、どれもこれも美味しくて、ゼイタクで、まるで、北大路魯山人か、「美味しんぼ」の海原雄山にでもなったみたいな気分だった。あたしは、途中から冷酒に変えたんだけど、お医者さまのOKが出てたので、母さんもビールを少し飲んだ。


 幸せは母にビールを注ぎしこと  きっこ


ふたりとも、苦しくて動けないくらいお腹がパンパンになって、少し休んでから、今度は、貸し切りの露天風呂に入った。これが、とにかく素晴らしくて、お湯はもちろんのこと、夜風も気持いいし、星もケッコー見えたし、身も心も満ち足りた。それに、今度はメークも落として、顔にもいっぱい「美人の湯」を吸収させたので、あたし的にも完璧だった(笑)


‥‥そんなワケで、まだ書ききれないので、明日の後編へと続く♪

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2005.05.20

五月の風 前編

朝、6時に起きて、ベランダに面したカーテンを開けると、昨日のメイストームは北へと去り、眩しいほどの青空が広がっていた。まさしく、五月晴れだ。
今日は、夏物のワンピにショート丈のカーデなので、顔だけじゃなくて、全身にクマなく‥‥ってのは大ゲサだけど、肩から腕、首から胸、脚と、日焼け止めを塗りたくる。塗りたくる。塗りたくる。塗って塗って塗りたくる。このまま温泉に入ったら、化学反応を起こして泉質が変わっちゃうんじゃないかって思えるほど、塗って塗って塗りたくる(笑)

なんて、いつもの調子で書いてると、すごく長くなりそうだから、ササッとお化粧して、水槽に、いつもより多めにエサを入れて、7時過ぎにお家を出た。駐車場に降りると、マイケルとマックスがいたんだけど、抱いてお洋服が汚れると困るので、頭をグリグリしただけで、トットと出発した。母さんを迎えに行くと、母さんはバッチリとオシャレしてて、あたしのテンションもグンと上がった。

あたしは、オシャレしてる母さんが大好きだ。あたしが子供のころ、母さんは、毎日、夜遅くまで働いていたので、日曜日には、疲れて横になってることが多かった。だから、たまに、どこかに連れてってくれることになると、あたしは、朝早くからずっとソワソワしてた。母さんが、朝の家事を済ませ、鏡台でお化粧を始めると、あたしは、「いよいよ出発だ!」って思って、ワクワクして来た。そして、キレイになった母さんと出かけると、それがデパートの屋上でも、すごく嬉しかった。


‥‥そんなワケで、用賀インターから東名に乗って、とりあえず、厚木を目指す。厚木までは、時速100kmくらいでノロノロ走っても、わずか20分くらいだ。ここで小田原厚木道路に乗り換えるんだけど、何でかって言うと、東名で御殿場まで行くと2500円、小田原厚木道路を使うと、厚木までが1250円で、その先が700円なので、500円以上も安いからだ。それで、前は、終点の小田原で、いったんコマーシャル‥‥じゃなくて、いったん下の道に降りないと、その先の箱根新道には行けなかったんだけど、今年の3月に、小田原厚木道路と箱根新道をつなぐ小田原箱根道路ができたので、箱根へ抜けるのがラクチンになった。

でも、小田原厚木道路は、制限速度が70kmって言う中途半端な道路で、厚木から乗って、すぐのとこでやってるネズミと、ケッコー走ってる覆面は、15kmオーバー程度でも捕まえるセコさがマンマンなので、気をつけて走らないとならない。あたしは、前方のネズミだけじゃなくて、後方の覆面に対してのレーダーもつけてるから、ワリと安心だけど、最近の覆面は、スピードガンの電源をオフにして走ってるヤツもいるので、レーダーが反応しない。だから、高速では、常にルームミラーで、後方に怪しい車がいないかどうかをチェキする必要がある。覆面は、必ず2人乗ってるけど、助手席を倒して、運転手1人を装ってる車もある。

なんて豆知識もはさみつつ、厚木から40分くらいで、箱根新道の山崎インターに着いたので、ここで下の道に降りる。なぜかって言うと、ここまではタダで、ここから先に進むと、250円の別料金が掛かるからだ。どっちにしても、山崎インターから芦ノ湖までは10kmくらいだし、その中間地点にある小湧谷の蓬莱園(ほうらいえん)のツツジを見たかったので、別に、ケチッてるってワケじゃなくて、ちゃんと理に適ってるのだ。それに、何の面白みもない有料道路を1、2、3、ダーッて走るよりも、ここまで来たら、観光気分タップリの一般道を走ったほうが、色んな意味で楽しめる。その上、御殿場まで東名を使うよりも、往復で1000円以上も安く済むんだから、言うこと無しだ。


‥‥そんなワケで、景色を楽しみながら、山道をのんびりと走り、お目当ての蓬莱園に到着した。駐車場が無いみたいなので、ちょっと先の公園みたいなとこの脇に路駐して、母さんと坂道をテクテクと登って、蓬莱園の入り口に戻って来た。蓬莱園は、三河屋って言う旅館の庭園で、なんと2万坪もある。今の時季はツツジ、秋には紅葉が楽しめるんだけど、何よりなのは、入園が無料ってことだ‥‥なんて、セコイことばっかり言ってるみたいだけど、あたしだって、この先、使うとこでは、ちゃんと気前良く使ってるからね(笑)

蓬莱園に入り、のんびりと歩いて行くと、赤、白、ピンク、紫などのツツジが咲き誇り、まるで、夢のような美しさ‥‥って言いたいとこなんだけど、なんと、ツツジは、ほとんどが散っていた。お掃除をしていた人に聞いてみたら、おとといまでは満開だったのに、昨日の雨と強風で、ぜんぶ散っちゃったそうだ。それで、ツツジは散ったし、サツキはこれからだし、ちょうど、お花のシーズンの谷間に当たっちゃったみたいだった。


 山躑躅メイストームに攫はるる  きっこ


でも、ツツジは散っちゃったけど、色々な若葉が瑞々しくて、とっても気持ちがいい。木の種類によって、同じ緑でも、濃い色や薄い色があって、グラデーションがすごく美しい。こうして、新緑の中を母さんと一緒に歩けるなんて、ホントに夢みたいだ。


 母さんへ重なつてゆく若葉かな  きっこ


しばらく進むと、お花のシーズンの「谷間」だからか、山百合が咲いていた。バルザックの「谷間の百合」は、主人公の青年、フェリックスが、アンドル川をはさんで暮らす人妻、モルソフ夫人を愛してしまう物語で、そのモルソフ夫人のことを「谷間に咲いた美しい百合」に見立てるんだけど、「恋にも人生と同じように思春期があり、その間は自分だけで満ちたりていられるのです。」って言う文中の言葉から、あたしは、「百合」には、「思春期」って言うイメージを持っている。


 山百合や母も娘も思春期と  きっこ


母さんの体調も万全で、ふたりとも元気マンマンなので、ちょっと先にある「千条(ちすじ)の滝」も見に行くことにした。あたしは、果敢にも、ピンヒールのミュールで、急階段や足場の悪い道を進み、コケることなく、10分くらいで到着した。千条の滝は、高さが3m、幅が20mほどで、その名の通り、細い滝が何筋も落ちていた。空気はひんやりとしてて、アルファー波がいっぱい発生してそうだったから、とりあえず、母さんと深呼吸をしてみた。


 とりあへず千条の滝で深呼吸  きっこ


しばらく、滝を見ながらボーッとしてから、足元に気をつけながら、ゆっくりと車に戻った。車の中で、保温の水筒に入れて来たコーヒーを飲んで、リトル休憩。時計を見ると、11時近かったし、朝ごはんも食べてなかったので、どこかで、ちょっと早めのお昼ごはんにしようと思い、車を発進させた。夜は、宿で美味しいものをいっぱい食べるから、お昼は軽めに、おそばか何かにしようってことになって、おそば屋さんを探しながら走ってたら、すぐに、箱根そばのお店を発見した。観光客相手のお店なんだろうけど、とってもいい雰囲気のお店で、自分のとこで粉を挽いて手打ちしていた。普通のせいろにしようと思ったんだけど、天ぷらが山菜だって言うので、ここは一丁、ゼイタクに、天せいろを食べてみることにした。おそばも腰があって美味しかったし、タラの芽、ミョウガ、タケノコの天ぷらも、バツグンに美味しくて、母さんもすごく喜んでた。


 蕎麦猪口をはみだしてゐる茗荷天  きっこ


‥‥そんなワケで、お腹がいっぱいになった母さんとあたしは、芦ノ湖に行ってみることにした。県道をクネクネと下って行くと、5kmほどで元箱根に着く。芦ノ湖を左足の足跡の形だとすると、小指に当たる部分が、元箱根だ。芦ノ湖って、湖畔を周回してる道路が無くて、湖を眺めながらのドライブができない。そのぶん、遊覧船の発着場所が何ヶ所もあって、どこからでも芦ノ湖を1周できる。それで、遊覧船に乗ってみることにした。桟橋の端っこにしゃがんで、水の中を見てみると、すごく透明で、15cmくらいのブラックバスが何匹か泳いでるのが見えた。


 足元をブラックバスの過ぎゆけり  きっこ


シッカリと割引クーポンを使って乗った遊覧船は、700人も乗れる立派な船で、船室もステキだったけど、何よりも景色を楽しみたかったので、展望デッキに座ることにした。展望デッキには、階段状にイスが並んでて、一番上に座ったら、芦ノ湖も、周りの新緑も、ひとり占めって感じだ(笑)


 芦ノ湖へ溢るる青葉若葉かな  きっこ


ちょっと雲が多かったけど、空は青空だし、富士山も見えた。あとから聞いた話によると、ここ1週間くらい、お天気が悪くて、ずっと富士山が見えなかったそうだ。それで、今日の富士山は、1週間ぶりらしい。母さんは、帽子を飛ばされそうになって、素晴らしい反射神経で頭を押さえた。


 甲板に五月の風の逆巻けり  きっこ


わずか30分ほどの周遊だったけど、富士山や、あふれるほどの新緑の山々、湖面に立つ箱根神社の真っ赤な鳥居などを見て、気持いい風を全身に感じて、母さんもあたしも大満足だった。景色も風も最高だったけど、それを母さんと一緒に感じられたってことが、何よりも嬉しい。


 母さんの手をひく遊覧船乗り場  きっこ


遊覧船を降りたのが、1時半くらいで、宿は2時にチェックインなので、そのまま向かうことにした。泊まるのは、仙石原にある宿なので、のんびり行けば30分くらいかかる‥‥って言うか、実は、あたしは、1分1秒でも早く、ビールを飲みたくて飲みたくて仕方なくて、ホントなら、遊覧船の上で飲みたかったんだけど、今日は母さんと一緒だから、運転があるうちはガマンしてたのだ。


‥‥そんなワケで、明日へ続く♪

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2005.05.19

めちゃめちゃイケてません

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5月14日に放送した、フジテレビの「めちゃ×2 イケてるッ!」で、奈良の「騒音おばさん」こと、河原美代子(58)のパロディーをやっていた。極楽とんぼの山本が、あのおばさんとソックリなメークをして、カツラをかぶり、ワイドショーで繰り返し流されてたのと同じ、薄いピンクのニットと変なスパッツみたいなのをはいてたんだけど、もともとの体つきが似てるから、本物と見間違えるほどの出来ばえだった。それで、99の矢部の案内で、お台場を巡る「めちゃイケ」メンバーたちに対して、行く先々で嫌がらせをするって設定で、陸橋の手すりだとか、色んなところにマットをかけて、それを布団叩きでバンバン叩きながら、撮影のジャマをする。

嫌がらせをする山本おばさんに対して、矢部だの、岡村だの、鈴木沙理奈だのが、順番にツッコムんだけど、聞く耳持たないおばさんは、「今日も朝から嫌がらせぇ〜!」って叫んで、リズム良くマットを叩き続ける。メンバーたちが、その場を離れようとすると、火をつけた発炎筒を持って追いかけ回し、その発炎筒を投げつける。最後には、山本と似た体型のエキストラを何人も使い、全員に同じカッコをさせた「騒音おばさん軍団」が登場して、みんなでマットを叩いて、嫌がらせの総攻撃。

そこまで、ずっと、何で自分達が嫌がらせを受けるのか分からなかったメンバーは、最後に、「結局、おはさんは、何が言いたいんですか?」って聞くと、山本おばさんが、「さっさと引越しぃ〜!」って叫ぶって言う、オチって言うか、何て言うか、そんなような放送だった。それで、山本お得意の逆ギレで、「オレだってなぁ〜こんなこと、やりたくてやってんじゃねえよ! 昨日言われて今日ロケで、考えてるヒマなんかなかったんだよ!」って言ったのに対して、沙理奈が、「そやなぁ〜タイムリーだもんなぁ〜」って言っていた。ようするに、騒音おばさんの話題が世の中から消えないうちにと、急いで立ち上げた企画だったってことだ。でも、それにしちゃあ、新聞のテレビ欄だけじゃなく、2週間に1回発行のテレビ雑誌の「めちゃイケ」の欄にも、「お台場に奇妙なおばさん出現」って書いてあったけど‥‥なんて不思議に思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この騒音おばさんは、その異常な行為もさることながら、それを繰り返し繰り返し、民放各局が放送し続けたことによって、大きな話題になった。同じ局で、朝のワイドショー、お昼前のニュース、午後のワイドショー、夕方のニュース、そして、深夜のニュースと、同じ映像を流し続け、ニポン全国に、「奈良の騒音おばさん」の異常さを流布したのだ。

そして、このおばさんの叫ぶ「引越し!引越し!さっさと引越し!」って言う言葉をサンプリングして、着メロまで作られてしまったほど、ある意味、ブームになってしまった。この着メロのことは、TBSの「きょう発プラス」で紹介してて、あたしは、それを見てビックルを飲んだんだけど、今では、「騒音おばさん、着メロ」で検索すると、パンクだとかメタルだとか、色んなバージョンが作られているみたいで、世の中にはヒマな人が多いんだなぁ〜って思った。

それで、あたしが見た「きょう発プラス」では、こう言った着メロを作る人に対して、山田五郎とか、コメンテーターの知らないおばさんとかが、「あまりにも非常識ですね」って言って、すごく否定的な発言をしてた。だけど、一般人が個人的に着メロを作るのが非常識なら、騒音おばさんのソックリさんを登場させて、お笑いのネタにして、全国ネットで放送したフジテレビはどうなるんだろう?

騒音おばさんは、10年にも渡り、隣家に嫌がらせをして来て、隣家の主婦は、精神的にも肉体的にも被害をこうむっている。そして、他の判例から推測すると、この騒音おばさんは、傷害の罪で実刑になる可能性が高いと言われている。こう言う立場の加害者をギャグのネタにしてもいいのなら、少女を監禁して逮捕された小林泰剛(24)のことだって、ギャグのネタにしてもいいってことになる。

「水10!」あたりで、小林泰剛ソックリにメークした宮迫が、薄気味悪いナルシストの異常者に扮して、少女役のゴリを監禁して、自分のことを「ご主人様」って呼ばせて、色んな変態プレイを繰り広げる。犬の首輪をつけ、鎖で引きずりまわし、床に置いた食べ物を四つん這いで食べさせる。キャプテンハーロックみたいな、襟の立った真っ赤なロングコートを着た宮迫が、ゴスロリのワンピを着たゴリを連れて美容院に行き、ゴリの髪をザクザクに切るように、美容師に指示する。ゴリは、宮迫のことを「カスミ様」って呼び、言われるがままに変なヘアスタイルにされる。

実際に、こんなコントを放送したら、フジテレビには、苦情の電話やファックス、メールが、大量に舞い込むだろうし、場合によっては、警察からも指導があるかも知れない。そんなことは、フジテレビが一番良く分かってるんだから、こんなコントをやるはずがない。

だけど、それなら、何でフジテレビは、騒音おばさんならギャグのネタにしてもいいって判断したんだろう? 騒音おばさんに、10年間も嫌がらせを受けて来て、今でも頭痛や不眠症に悩まされながら通院を続けている被害者が、この放送を見ていたとしたら、どんな気持ちがしただろうか? また、加害者側の立場に立てば、今は、まだ、「容疑者」の段階なのだ。だから、これから起訴されて「被告人」になり、裁判の結果、有罪になって、初めて「犯罪者」になる。もちろん、犯罪者だからって、ギャグのネタにしていいワケはないけど、これから無罪になる可能性もある「容疑者」の段階でギャグのネタなんかにしたら、それこそ人権問題になると思う。

ようするに、コレと言った明確な線引きなどなく、番組制作に直接関わっているプロデューサーやディレクターの考えだけで、「このネタは行けるな」「このネタはヤバイな」って判断してるだけなのだ。だから、フジテレビ内では、それなりの高視聴率を上げている「めちゃイケ」だけど、テレビ朝日の「ロンドンハーツ」には負けっぱなしで、最近、アセリ気味の中嶋優一プロデューサーは、この騒音おばさんの企画に、「GO!」を出したんだと思う。

なぜかって言うと、「めちゃイケ」の視聴率がいいのは、番組が面白いからじゃなくて、ロクな裏番組がないからなのだ。そのことは、誰よりも、中嶋P自身が、一番良く知っている。そして、中嶋Pは、「めちゃイケ」のレギュラー企画自体が、すでにマンネリ化してて、「数取団」だの「期末テスト」だのが、完全に飽きられて来てることにも気づいてる。新しい企画をやったところで、変わりばえのないメンバーがやるだけだから、ちっとも新しく感じないことにも気づいてる。だから、犯罪をネタにしてまで笑いを取ろうってとこまで、落ちちゃったんだろう。

裏番組に競争相手のいない大名番組、「めちゃイケ」と違って、「ロンドンハーツ」は、火サスや細木数子、人気ドラマなど、裏番組は強敵ぞろいだ。それでも、企画の内容だけで、同時間帯トップの視聴率をもぎ取った。そして、出川哲郎のプロポーズや、青木さやかのカレシの盗撮などで、高視聴率を上げた「ロンドンハーツ」を見て、「めちゃイケ」の中嶋Pがやったことは、よゐこの有野の結婚式と言う、あまりにもパンチ不足の企画だった。それでも、それなりの数字を稼ぐことができたので、局内での株は上がった。

しかし、この先、マンネリ化したメンバーによるマンネリ化した企画を繰り返しても、数字の低下は避けられない。そこで登場したのが、今回の「騒音おばさん」なのだ。毎週見てくれてる固定ファンに対しての、一種のサービス的なネタだったとしたら、新聞のテレビ欄などには載せずに、番組を見た人だけが面白がるって言う形にしたはずだ。しかし、今回の場合は、新聞のテレビ欄どころか、テレビ雑誌の番組欄にまで、その内容を載せている。これは、雑誌の校正の最終段階での飛び込みの差し替えで、その必死さがうかがえる。

‥‥そんなワケで、フジテレビのオフィシャルサイトの「めちゃイケ」のコーナーを見ると、「『めちゃイケ』は毎回が新企画のお笑い番組。今後もドキュメンタリーもの、スポーツもの、コント、などなど、『守ったら負け』の精神でジャンルにこだわらない新しい『笑い』の可能性を追及していきます。」って書いてあるけど、犯罪をネタにして、現在、取調べ中の容疑者のソックリさんで笑いを取るのが、「ジャンルにこだわらない新しい『笑い』の可能性」なのかどうか、そこまでして視聴率が欲しいのか、あたしは、疑問に思う今日この頃なのだ。

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2005.05.18

これがホントのカン違い

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あたしは、テッキリ、「宮藤宮九郎」だと思ってたんだけど、たくさんの人から指摘を受けて、「官九郎」だってことを知った。それで、慌ててオトトイの日記とか、もっと前の日記とかを訂正した。他のことはともかく、人の名前を間違えるのだけは失礼だからね。教えてくださった皆さん、どうもありがとう。

あたしは、変換ミスがヤタラと多くて、いつも日記をアップしてから、読み直して初めてミスに気づいて、アセッて直すことが多いんだけど、今回の場合は、変換ミスとかじゃなくて、完全に「宮藤宮九郎」だと思い込んでた。あたしは、ワザと、名字と名前に同じ字を使った芸名にして、覚えてもらいやすいようにしてるんだと思ってたのだ。だから、わざわざ「みやくろう」って入力して、変換してた。だから、オヤジギャグになっちゃうけど、これがホントの「カン違い」ってヤツだ(笑)

だけど、色んなとこで目にする名前だから、あたしだけが勘違いしてたなら、もっと早いうちに気づくはずだ。それで、間違ったほうの「宮藤宮九郎」で検索してみたら、出て来ること、出て来ること。何百件もの「宮藤宮九郎」がヒットして、そのうちのいくつかを見てみたら、ちゃんとした出版社やマスコミのサイトから、個人のブログに至るまで、数え切れないほどの人たちが、「宮九郎」だと思い込んでて、間違った表記をしてた。中には、宮藤官九郎のファンなのに、間違えてる人もいたほどだ。

ファンでも間違えてる人がいるんだから、あたし以外にも、「宮九郎」だと思い込んでる人は、まだまだいっぱいいるだろう。だから、もうちょっと分かりやすい名前にして欲しいと思う。だいたい、「宮藤」だって、知らない人は「みやふじ」だと思うだろうし、「くどう」なら、普通は「工藤」って書くのが一般的だ。だから、読み間違いも書き間違いも起さないためにも、これからは、いっそのこと、「ニャホニャホタマクロー」にしたらいいと思う今日この頃、皆さん、「官九郎」だって知ってましたか?(笑)


‥‥そんなワケで、人の名前に限らず、固有名詞ってのは、読めなかったり、書けなかったりするものが多い。あたしの住んでる世田谷区にも、難しい地名がたくさんあって、地元の人たちには当たり前の地名だけど、他から来た人にはなかなか読めない。等々力(とどろき)とか、九品仏(くほんぶつ)とか、知らない人には絶対に読めないと思う。

でも、こう言う特殊なものは、読めなくて当然だし、知らなければ、堂々と誰かに聞くことができる。困るのは、誰にでも読める漢字なのに、思ってたのとは別の読み方をするパターンだ。千葉県の館山に、「坂田」って言う海水浴場があるんだけど、これは、「さかた」じゃなくて、「ばんだ」って読む。こんなの、教えてくれなきゃ、100人が100人とも、「さかた」って読むだろう。

これと同じで、東京に住んでる人なら、「江東区」が「こうとうく」だって誰でも知ってるけど、他府県から来た人は、ほとんどの人が、誰かに教えられるまでは、「えとうく」だと思ってる。「台東区」だって、東京の人なら「たいとうく」って読めるけど、他から来た人は、「だいとうく」だと思ってる人も多いはずだ。

「葛飾区」は、寅さんの映画で有名になったから、他府県の人でも、「かつしかく」って聞けば知ってる人も多いと思うけど、漢字で書いてみろって言われたら、正しく書ける人はメッタにいないだろう。東京に住んでたって、葛飾区以外に住んでる人は、書けない人も多い。あたしは、東京で生まれてから、ずっと、30年以上も東京で暮らしてるけど、「葛飾区」は書けない(笑)

それ以前に、あたしは、東京生まれの東京育ちなのに、東京23区をぜんぶ言うことができない。渋谷区、目黒区、品川区、港区って言う、ようするに、城南地区は分かるんだけど、江戸川区だとか北区だとかの下町のほうは、あんまり良く分からない。それに、名前を聞いても、どんなふうに並んでるのかは、ぜんぜん分からない。自分の住んでる東京23区だって、このアリサマだから、東京都下のナントカ市になると、まったく分からない。志村けんの「東村山音頭」のオカゲで、東村山市って言うのがあるのは知ったし、あとは、青梅市とか、立川市とか、このくらいは知ってるけど、あとは、名前を聞けば、「ああ、そんなのもあったな」って程度で、いったい、いくつくらい「市」があるのかも分からない。

だって、都下に住んでる人たちは、都心に出て来ることが多いと思うけど、都心に住んでる人が、都下に行くことなんてほとんどないから、覚えるチャンスもないのだ。「西東京市」に至っては、いつ出来た市なんだか知らないけど、あたしがこの市の存在を知ったのは、去年の終わりころだと思う。そして、名前だけは知ったけど、未だに、どこにあるんだか分からない。

だいたい、東京って、ワケの分かんないことが多過ぎる。遊園地の「豊島園」があるのは、豊島区じゃなくて練馬区だし、「目黒駅」があるのは、目黒区じゃなくて品川区だし、「品川駅」があるのは、品川区じゃなくて港区だし、正直言って、ワケ分かんない。こんなこと、東京に住んでる人でも、知らない人はたくさんいるはずだ。だって、「目黒駅」は目黒区にあると思うのが普通だし、「品川駅」は品川区にあると思うのが普通だから、わざわざ調べたりしないからだ。あたしだって、つい、こないだまで、知らなかった。「タモリ倶楽部」で、「GPSを使って東京にタモリの地上絵を描こう」って企画があって、その時に出て来たどっかの教授みたいな人が、目黒駅と品川駅のことを言ってて、それで初めて知ったのだ。

住所の問題だけじゃなくて、表記にしても、ワケの分かんないことがある。「墨田区」を流れてるのは、「墨田川」じゃなくて「隅田川」だし、あたしの住んでるとこだって、目の前を流れてるのは「多摩川」なのに、住所は「玉川」だ。こう言うのって、どっちかに統一すればいいのに、何でわざわざ、同じ読みなのに、別の表記にするんだろう? そのメリットが明確なら、こっちも納得できるんだけど、住民たちを混乱させる以外の目的が見当たらないのだ。

‥‥そんなワケで、「宮藤官九郎」も、あたしだけが間違ってたんならトモカク、何百人もの人たちが間違えてるってことは、もしかしたら、「宮」と「官」って言う良く似た漢字を使って、ワザと混乱させようとしてるのかも知れない。そして、あたしみたいに、間違えて書いた人のことを見ては、「よしよし、作戦通りだな‥‥」なんて思いながら、喜んでるのかも知れない。そうじゃなかったら、こんなに間違えやすい芸名にするメリットが見当たらない。だから、もう十分に楽しんだと思うから、そろそろ、本気で、「ニャホニャホタマクロー」にして欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.17

バーチャル犯罪者たち

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今日は、いつものスーパーが「日曜セール」の日だったので、お仕事の帰りに寄ってみた。それで、買ったのが、大根100円、キュウリが3本で80円、ニンジンが4本で100円、ヤマザキの食パンが100円、赤いタマゴが1パック145円、牛乳が125円って、こんな感じだ。タマゴを買うのは、ホントに久しぶりで、今年になってからは2回目だ。

それで、右手にバッグと、大根やニンジンが入ってるほうの袋を持って、左手にタマゴや牛乳や食パンが入った袋を持ってたんだけど、スーパーから出たとこに3〜4段の短い階段があって、そこでミゴトに転んじゃって、右手の荷物はシッカリと持ってたんだけど、左手は地面に手をつくために、反射的に荷物を投げちゃった。袋は、美しい放物線を描いたかどうかは知らないけど、2mくらい先の地面に、グシャッと落ちた。

近くにいた人に、「大丈夫ですか?」なんて、言われれば言われるほど、こう言う時って、恥ずかしくなって来る。あたしは、グリッてやっちゃった足首がズキズキと痛かったけど、「すいませーん! 大丈夫でーす!」って言いながら、その場をトットと逃げ出した。

あたしの作戦としては、タマゴはぜんぶ茹でて、カラを剥いてから甘辛に煮て、輪切りにして煮た大根と合体させて、「煮タマゴと大根‥‥って、まんまじゃん!」を作る予定だった。だけど、帰って来てからタマゴを見たら、10個のうち4個もヒビが入ってて、仕方ないから、タマゴを4個も使った巨大なオムレツを作って食べた今日この頃、皆さん、コレステロールは気にしてますか?(笑)


‥‥そんなワケで、人間が生きて行く上で、気にしなきゃならないものって、コレステロールの他にも色々とある。中性脂肪とか、ガンマGナントカとか、他にも色々とあって、あたしの場合は、お酒も飲むしタバコも吸うから、半年に1回くらい検査をしてる。それで、前に、ガンマGナントカが高いから、お酒を控えるようにって言われたことがある。でも、こう言うのって、お医者さまに言われた通りにするだけだから、あんがい簡単だ。今は、お酒も1週間に2回くらいしか飲まないし、タバコは、1日に2箱くらい吸ってたのが、2日で1箱になった。

だけど、こう言う肉体的なこととは別に、精神的なものの場合は、専門の病院に行かなくちゃ分からないことだし、たいていの異常者は、自分が異常だってことを自覚してないから、病院には行かない。そして、性的な異常者たちは、発見が遅れて、取り返しのつかない事件を起してしまう。

奈良の女児誘拐殺害事件の犯人、小林薫(36)は、ブルマをはかせた手作りの少女人形などをはじめとした、何百点にも及ぶロリコン変態関係のおぞましい品々が警察に押収されたけど、その中には、たくさんのロリコンゲームソフトやビデオがあった。そして、その中には、ライブドアが制作、販売している美少女強姦ゲームが多数ふくまれていた。そして、今回、19才の女性を監禁、暴行したとして逮捕された、これまた気色の悪い大変質者、小林泰剛(24)の部屋からも、なんと、1000本にも及ぶ少女監禁ゲームや少女調教ゲームが押収されたけど、その中にも、ライブドア社製のものが何本もふくまれていた。今日も、大阪の鄭(てい)隆之(29)って言う変質者が、17才の少女を3週間も監禁してて逮捕されたけど、こいつにしたって、どうせライブドアのお得意さんに違いない。

ライブドアって、もともと、エロビデオやエロゲーム専門の会社だったワケだし、1年前までは、ホームページのトップに、アダルトビデオの広告を堂々を掲載してるようなクソ会社だった。コンテンツもアダルト一色だったし、ご自慢のブログだって、一般のブログよりもエロブログを専門にしていたのだ。それが、球団の買収だの、ニッポン放送の乗っ取りだのを始めたとたんに、それまでのアダルト広告をいっせいに外して、エロブログを次々に削除し始めて、突然、優良企業の仮面をかぶったのだ。

とにかく、アダルト関係の品揃えは業界一で、特に、少女を強姦したり調教したりするド変態ゲームに関しては、あまりにも有名な会社、それが、ライブドアだ。ライブドアが、大きく飛躍した影には、1999年の5月に閣議決定された「児童ポルノ法」がある。この法律によって、それまでは、やりたい放題だった児童ポルノ業界は、大きく変わることになった。ようするに、実写からアニメへの移行の時代を迎えたのだ。このチャンスを生かし、年端も行かない小学生の少女を強姦するゲームや、少女を監禁、調教するゲームなど、次から次へと発売して、会社を大きくして来たライブドア。

現在でも、ライブドアのホームページにアクセスして、会社が配信しているネットゲームのコンテンツを開くと、ページの上部にサンゼンと輝くイノシシ社長の脂ぎった顔の下には、見るのもオゾマシイような変態アダルトゲームの数々がズラ〜ッと並んでいる。現在、この「ライブドアゲームズ」の人気ランキングの上位5位までが、すべてアダルトゲームで、それも、少女を強姦するような内容のものや、自分の兄の奥さんを犯すものなど、異常なゲームばかりが占めている。解説を見ると、「全ては欲望の赴くまま‥‥」など、利用者を煽るような言葉とともに、少女たちがハダカで大マタを開いているゲームのワンシーンが紹介されている。ちなみに、現在、人気ランキングで1位になっている「コ・コ・ロ・・・」って言うゲームの解説を見てみたら、こんなことが書いてあった。

「あなたにココロはありますか・・・?絶世の美貌を持つ主人公・久遠寺宗治。そんな彼に惹かれる人間も少なくはない。しかし彼は、そのコたちを狂気に近い行為で抱いていった。それは、彼の過去の出来事が原因で、物事に関心がなく、感情の起伏が乏しい人間になってしまったからだ。(後略)」

ようするに、過去の出来事がキッカケで、人間としての心を失ってしまった主人公が、自分に周りの女性を次々と犯して行くって言う、とんでもない内容のゲームなのだ。あたしは、この解説を読んで、今回逮捕された小林泰剛がオーバーラップした。色んなメディアで取り上げてるから、ここでは詳細は繰り返さないけど、簡単にまとめると、テレビや新聞では、小林泰剛は、金持ちのボンボンで、学生時代には自分のことを「王子様」と呼ばせ、母親の自殺をキッカケにして異常な行為を繰り返すようになったって報道されている。これって、このライブドアが全国へ向けて配信してる「コ・コ・ロ・・・」って言うゲームと似たような世界みたいな気がする。

同年代の女性には興味がなく、小学生の少女にしか性欲が起こらないって言うのも、少女を監禁して鎖で自由を奪い、自分の言うことを聞くように調教するって言うのも、ハッキリ言って、どっちも完全に異常者だし、立派な精神病だ。だから、今すぐにでも精神病院へ行って、カウンセリングを受け、場合によっては、入院すべきだろう。だけど、そう言った異常者を対象にして、法律ギリギリのゲームやビデオを制作、販売してるライブドアのような会社がある以上、そう言う異常者たちは、自分の性癖が世の中で認知されている一般的なものだと錯覚してしまう。つまり、ライブドアがやってることってのは、世の中の性犯罪を増やすための反社会的なビジネスであり、「命の次にお金が大事」と言ってハバカラナイ、あの守銭奴ブタらしい最低の金儲けなのだ。

もともと、薄気味悪いネットヲタクだったイノシシ社長は、ネットの世界で悪名高い変質者を何人も集めて、自分の会社の社員にしたけど、その本意は、どこにも負けないような変態ゲームを開発するためには、本物の変質者自身にゲームを作らせる必要があったからだと思う。こんな異常な世界のことなんか、マトモな人間には分かるはずもないし、たとえ分かったところで、こんなゲームを作ってまで金儲けしようなんて、普通の人間は考えない。

だから、フジテレビが、ライブドアと仕方なく表向きだけ業務提携した時に、イノシシ社長の口から真っ先に出た言葉は、「フジテレビさんの女子アナのコンテンツをうちのサイトに作りたい」って言う、変質者ならではの低俗極まりないセリフだった。さんざん偉そうに語って来た「ITと既存メディアの融合」が、「女子アナのコンテンツ」だって言うんだから、あまりのお粗末さに、開いた口も塞がらない。あのブタのことだから、そのうち、フジテレビの女子アナを監禁して、強姦したり調教したりするゲームでも配信しそうなイキオイだ。

あたしも、時々はネットゲームをやるけど、あたしが利用してる楽天には、こんな異常なゲームはひとつもない。すべて、健全なゲームばかりだ。もちろん、楽天に限らず、ネットゲームのコンテンツにアダルトゲームを置いてるのなんて、数あるサイトの中で、厚顔無恥なライブドアだけだ。そして、ライブドアが配信してる異常なゲームの数々は、一応は「18禁」になってるけど、「あなたは18才以上ですか?」って言う質問に対して、「はい」をクリックするだけで、子供でも誰でも自由にプレイできるのだ。

‥‥そんなワケで、こう言ったゲームを楽しんでいる何万人と言う人たちが、すべて、性犯罪を起すワケじゃないけど、少なくとも、小林薫や小林泰剛の場合は、ライブドアが販売した異常なゲームにのめり込み、ゲームと現実の世界の区別がつかなくなり、現実の世界でゲームと同じことをして、逮捕されたワケだ。ようするに、現実にやったら犯罪になることをゲームにして、バーチャルな犯罪者を量産してるのが、ライブドアって会社なのだ。今、この瞬間にも、何万人ものバーチャル犯罪者たちが、ライブドアの配信するゲームの世界の中で、少女を監禁し、調教し、強姦している今日この頃なのだ。

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2005.05.15

タイガー&ドラゴン

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TBSの「タイガー&ドラゴン」だけど、前回の「権助提灯」は、本妻のいる自分の家と妾の家とを行ったり来たりしてるうちに、夜が明けちゃうって言う落語の噺に、何か、ムリヤリ合わせたストーリーが鼻についた。特に、提灯の代わりがカーナビって設定に無理があった。同じ場所を行ったり来たりするだけだから、ホントならカーナビなんか必要ない。そこに必然性を出すために、夜中だって言うのに道路工事をしたり、挙句の果てには、「同じ道ばっかり走ってると飽きちゃうから、ワザと別の道を走ったら迷子になった」なんて言う設定は、あまりにも無理がありすぎた。

だけど、最初の「三枚起請」が良かっただけに、あとはどんどん尻スボミになって行くのかと思ったら、今回の「厩(うまや)火事」は、凝りに凝った作りで、なかなか楽しめた。古田新太と清水ミチ子って言うキャスティングも良かったけど、このドラマは、シナリオがすべてだから、やっぱり宮藤官九郎のテガラが9割だろう。

あたしの場合は、1回目の「芝浜」は見てなくて、2回目の「饅頭こわい」は見たけど、そんなに面白くなくて、3回目の「茶の湯」は見てなくて、4回目の「権助提灯」は見たけど、これもつまんなくて、5回目の「厩火事」が、やっと面白かった。だから、もしかしたら、あたしの見てない「芝浜」とか「茶の湯」とかは面白かったのかも知れないけど、こうなって来ると、残りの6回が、どんな落語の噺を持って来るのか、そして、現実の話とどんなふうに絡ませて行くのかってとこに、興味が集まる。次回の第6回は「明烏」だそうだから、何をやるのか分からないのは、実際には、あと5回だけど、たぶん、「時そば」や「じゅげむ」みたいな単純な噺はネタになりそうもないから、「目黒の秋刀魚」「死神」「質屋蔵」「天狗裁き」「猫の茶碗」「火焔太鼓」あたりのどれかは使いそうだし、これから夏場を迎えるから、1回くらい、「皿屋敷」や「四谷怪談」なんかの恐い噺もありそうだ。それから、最初の「三枚起請」のラストで、「品川心中じゃあるまいし」なんてセリフがあったから、もしかしたら、最終回は「品川心中」かも知れない‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、長瀬智也と浜崎あゆみがダーツバーを貸し切りにしてデートしてたって知ってますか?(笑)


‥‥そんなワケで、宮藤官九郎って、そんなに大騒ぎするほど才能があるとも思えないし、逆に言えば、テレビドラマの世界にロクな脚本家がいなくなって‥‥って言うか、野島伸司とかが、ぜんぜん時代について来れなくて、いつまでも同じことの焼き直しばかりやってて、完全に世の中から見放されちゃったから、それで、サブカルチャー的な劇団関係の宮藤官九郎とかにスポットが当たったってワケで、テレビしか見てない人たちには、「池袋ウエストゲートパーク」だの「木更津キャッツアイ」だのが目新しく映ったんだと思うけど、ああ言うノリって、ひと昔前に、小劇団がやり尽くしちゃったことで、宮藤官九郎は、それをテレビの世界でリメイクしてるだけなんだよね。特に、中途半端な年齢層にしか理解されないような、70年代や80年代のアイドルネタを使ったくだらないギャグとか、シリアスな場面の真ん中に、雰囲気をドーンとひっくり返すようなアホなセリフまわしを折り込んだりって言うパターンは、まんま演劇ノリで、小劇団ブームの時に、下北沢の本多劇場とかで飽きるほどやってたことだ。

小劇団ブームってのは、ちょうど、今のお笑いブームと同じで、それまでは、一部のマニアだけの特別な世界だった演劇が、商売として成り立たせるために、とにかくミーハーなファンを増やす方向へと大きく方向転換して、チケットさえ買ってくれるなら何でもやりますよってノリになって、芸術から演芸へと堕ちて行った時代だ。演劇も、音楽も、テレビに出ないことをステイタスにしてた時代から、テレビへ出るため、メジャーになるために、前衛やアンダーグラウンドやインディーズをステップにするって言う時代になり、プライドやポリシーや志などミジンも無く、ワズカなギャラでホイホイとテレビに出るような商人だらけになってしまった。

最初のころは、お金のためにテレビに身売りして行くヤツラのことを蔑んで見ている者も多かったし、一緒に苦労して来た仲間の元を去って、テレビなんかに出ることは、すごくカッコ悪いって言う風潮があったから、テレビに出る道を選んだヤツラのほうが、負け犬ってイメージが強かった。それが、今では、「ロード・オブ・メジャー」なんて言う名前の田舎バンドが出て来ちゃうほど、インディーズは情けない世界になり、売れようが売れまいが、やりたい音楽をやるだけ、やりたい演劇をやるだけって言う、バンカラな骨太君たちは少なくなった。

それでも、自分たちのオリジナルで勝負して、それでメジャーを目指すって言うのなら、まだ理解できるけど、最近では、「HIGHWAY61」とか言う、どこの田舎バンドだか知らないけど、ニポン全国の人たちが知ってる中島みゆきの大ヒット曲をソックリそのまんまパクッて、ただ替え歌にしただけの曲を自分たちのオリジナルだと偽って、平然と歌ってるような恥知らずまで出て来た。そこまでしても売れたいのかね?‥‥って言うか、他人のモノを盗んで、平然としてられるなんて、あびる優と安倍なつみを合体させたようなクズ野郎どもだ。

たとえば、宮藤官九郎みたいに、きちんと出典を明らかにして、古典落語の「三枚起請」だの「厩火事」だのに沿ったストーリーだってことを明確にしていれば、これは、「盗作」じゃなくて、言うなれば、「サンプリング」とか「カヴァー」ってことになる。だから、HIGHWAY61の曲も、クレジットに「作曲、中島みゆき」って書いてあって、ちゃんと中島みゆきに印税を払ってれば、何も問題はないだろう。それを安倍なつみみたいに、涼しい顔をして自分たちが作った作品として堂々と発表しちゃうから、ソッコーでバレちゃうのだ。安倍なつみの時にも思ったけど、パクるなら、もうちょっと上手くやればいいものを最初から最後までソックリだったら、どんなバカでも気づくよ、まったく(笑)

‥‥そんなワケで、宮藤官九郎は、安倍なつみやHIGHWAY61のように、他人の著作を盗んでるワケじゃない。だからと言って、決して新しいものを作り出してるワケでもなく、ようするに、10年前と同じネタを別の媒体の別のお客さんに見せてるだけなのだ。つまり、自分では、とっくに賞味期限切れだと思ってた使い古しのネタなのに、それを高く買ってくれるって言うテレビ業界からお呼びが掛かったから、たぶん、本当にやりたいことは、ぜんぜん別のことなんだけど、とりあえず今は、テキトーな仕事をして、儲けられるだけお金を儲けとこうってとこだろう。

だから、「タイガー&ドラゴン」のセリフの軽さって言うか、上滑り具合を見てると、思いっきりヤッツケ仕事って感が否めない。まあ、主役の2人が、演技力ゼロのジャニタレで、脇役に助けられて何とか成り立ってるドラマだから、あんまり凝ったセリフなんか組んじゃうと、NG連発で収録が終わらなくなるだろうから、正解と言えば正解だけど(笑)

とは言え、あたしとしては、たとえ、堕落しちゃった時代の劇団ネタでも、タダでテレビで見られるなら、こんなに嬉しいことはないし、所詮、シロートに毛が生えた程度の脚本家が書いてるんだから、当たり外れがあるのは仕方ないと思う。だから、「つまんなくて当たり前、面白かったらラッキー」って程度の期待度で見てるし、わざわざ録画してまでは見ない。どうせ、TBSのことだから、2ヶ月もしないうちに、深夜にシツコイくらいに再放送するだろうし。

‥‥そんなワケで、あたしは、落語家だと、春風亭小朝が一番好きだ。あの似合わない髪の色だけは閉口しちゃうけど、カンジンの落語は、ホントにホレボレするくらい巧い。落語は、すぐに本編が始まるんじゃなくて、「枕」って言う世間話みたいなのをして、それから落語へと入って行くんだけど、小朝の場合は、この枕から本題へと入って行く境目が分からない。面白い世間話をし始めて、笑いながら聞いてると、知らないうちに落語が始まってるのだ。そして、古典落語にしても、教科書に忠実にビシッとやる噺もあれば、大幅に現代風に改造しちゃって、ほとんど新作落語みたいなのもある。それで、この現代風に改造しちゃった噺って言うのが、それこそ、「タイガー&ドラゴン」の世界みたいで、すごく面白い。

でも、小朝は、元歌手の泰葉と結婚したことによって、林家一門と強いキズナが出来ちゃった。泰葉は、海老名美どりの妹で、こぶ平(現、林家正蔵)の姉だから、その流れで、どうしようもないこぶ平が、義理の弟になっちゃったワケだ。だから、「六人の会」とかを作って、落語のヘタクソなこぶ平を仲間に入れてやって、色々とメンドウを見るハメになった。だけど、今さらどんなに努力したところで、もともと落語のセンスなんかないこぶ平だから、何をやらせても半人前で、ヘタしたら、そこらの大学の落研のメンバーのほうが上手かったりするほどだ。それでも、九代目の正蔵を継いじゃうんだから、もう、林家は終わりだね。

‥‥そんなワケで、「タイガー&ドラゴン」には、小朝と同門で、「六人の会」のメンバーでもある春風亭昇太が、「林屋亭どん吉」の役で出てるけど、これが、自分の役をこなすだけじゃなくて、長瀬智也や西田敏行などの出演者に対する、落語の指導もやらされてる。だから、ドラマの中での出演時間は短いけど、誰よりも長い時間、拘束されてて、本業の落語のほうができない状態になってる。毎年、5月には、新宿や池袋の寄席に、必ず出演していた昇太なのに、今年は、ドラマの撮影のために、大切な寄席を休んでいるのだ。こぶ平じゃあるまいし、仮にも噺家たる者が、寄席よりもテレビを優先するようになっちゃ、お金のためにテレビに身売りする劇団員たちと、あんまり変わらないような気がしちゃう今日この頃なのだ。

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2005.05.14

13日の金曜日の黒猫

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今日は、「13日の金曜日」だからなのか、まるで週刊現代の三流芸能記者が書くデタラメなパクリ記事みたいに、ヤルことナスことズレちゃって、どっと疲れが出た。まず、朝、出かける時に、サンプルでもらったピンクシュガーって言うイタリアの香水をつけてみたんだけど、それが、あまりにも甘ったるくて、帰って来るころには、匂いで気持ち悪くなっちゃった。両手首のミャクのとこにチョンチョンってつけて、あと、首スジにチョンチョンってつけただけで、最初はそうでもなかったんだけど、時間が経つにつれて甘ったるい香りが湧き出て来て、半日もしたら、船酔いしたみたいに気持ち悪くなった。

そして、帰って来てから、とにかく香水を落とそうと思って、シャワーをあびる優と思って、ハダカになってバスルームに飛び込んだんだけど、そこで、バスタブがちょっと汚れてることに気づいた。それで、ついお掃除を始めちゃったんだけど、お風呂のお掃除って、やり始めると、だんだんエスカレートして来る。最初は、バスタブの中だけのつもりが、風呂釜の中だのタイルの目地だのってキリがなくなっちゃって、気がついた時には1時間半も経ってて、その間、ほとんど頭を低くした体勢だったので、余計に気持ち悪くなった。

それで、ホントは10分ほどでサクサクッと済ませるはずだったシャワーが、1時間半もの大掃除になっちゃって、出て来てから、ちょこっとネットで芸能ニュースをチェキしたら、ナナナナナント、「真矢&石黒、挙式」って言う見出しを見つけた。それで、あたしは、真矢みきと石黒賢が結婚したのかと思ってビックルを一気飲みしたのに、記事を見てみたら、元ルナシーのドラムの白ブタと、元モーウザイ娘の下半身デブが、入籍から5年目にして挙式をしたって言う、太陽系のすべての知的生物が誰ひとりとして興味のないクソニュースだった。その上、時計を見たら、6時40分‥‥「ゲゲェ〜! 楽しみにしてたケロロ軍曹を見逃したぁ〜!」ってことになっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしでありますか?(笑)


‥‥そんなワケで、占いとか、迷信とか、そう言った非科学的なものは、いっさい信じないあたしだけど、そう言ってるワリには、「13日の金曜日」とか「仏滅」とかは、ケッコー気にする。でも、これは、ブライダルのお仕事をやってる関係上、仕方ないことなのだ。それで、あたしの場合は、本心では、こんなバカげたことは信じてないけど、これらをうまく利用している。

たとえば、今日みたいに、良くないことがいくつか起こった場合に、それを「13日の金曜日」とか「仏滅」とかのセイにしちゃうのだ。香水のセレクトを間違えて気持ち悪くなったのも、ウッカリしてケロロ軍曹を見逃しちゃったのも、両方とも、ホントはあたしの責任だし、「真矢&石黒、挙式」を真矢みきと石黒賢だと思い込んだのも、あたしの早トチリだ。だけど、これらを自分のセイにしないで、「13日の金曜日」のセイにする。そうすれば、気分的にラクになれる。

つまり、お肌の調子が悪くて、ファンデのノリがイマイチでも、お仕事でミスしても、見たかった番組の録画を忘れても、その日が「仏滅」だったとしたら、それはあたしのセイじゃなくて、「仏滅」のセイなのだ。だけど、お肌の調子が良くて、お化粧のノリがバッチリだったり、お仕事で大成功したり、すべての番組をソツなく録画できてたりしたら、たとえ、その日が「大安」だったとしても、それらは「大安」のオカゲじゃなくて、それは、「あたしの努力のタマモノ」なのだ(笑)

コトワザ、迷信、言い伝えなど、色んなものがあるけど、これらの中には、科学的にも理に適ってるものもあれば、まったくのデタラメもある。たとえば、「猫が顔を洗うと雨になる」って言うのは、実際に、猫のヒゲって、大気中の湿度を敏感に感じるから、雨が近づいて来ると、ムズムズして来て、やたらと顔を洗うようになる。だけど、すべての猫がそうかと言うと、そうでもなくて、猫によって違う。ふだんから身づくろいを欠かさないマメな性格の猫なら、雨が降ろうが降るまいが、いつでも顔を洗ってるし、ふだんから大ザッパな性格な猫なら、雨どころか、ヒゲにクモの巣がついてても、そのままにしてるような猫もいる。それに、最近では、虚勢や避妊手術をして、外には絶対に出さず、狭いマンションの部屋の中だけで、まるで、無期懲役の囚人のように飼われてる気の毒な猫たちも多いから、そう言う猫たちは、野生の本能が無くなってしまい、本来の猫としての機能が働かなくなってしまう。だから、自分の飼ってる猫だけを見て、「猫が顔を洗うと雨になる、なんて嘘だ」と思ってる人は、アンタの飼い方に問題があるのだ。

こう言った、科学的にも証明されてるコトワザとは違って、完全に迷信の部類に入るのが、「目の前を黒猫が横切ると不吉なことが起こる」ってヤツだろう。なぜか知らないけど、「黒猫」は不吉なものだと思われてた時代があって、中世のヨーロッパでは、キリスト教の一派であるピューリタンが、「魔女狩り」と一緒に、「黒猫狩り」も行なって、黒猫は片っ端から火あぶりにされたのだ。まあ、魔女と言えば、黒猫を連れてるのが定番だから、魔女かも知れないって言う噂の立った人間でさえも焼き殺してしまった時代なんだから、黒猫を殺すことなんか屁でもなかったんだろう。「魔女の宅急便」のキキだって、黒猫のジジを連れてるし、魔女と黒猫ってのは、何世紀も前から、フィレオフィッシュとポテトみたいに、セットだったんだろう。

でも、ニポンでは、「目の前を黒猫が横切ると不吉なことが起こる」って言いつつも、黒猫は「福を呼ぶ猫」とも言われてる。たとえば、招き猫は、右手を上げてるのが「商売繁盛」、左手を上げてるのが「千客万来」って言われてるけど、その他にも、色んな招き猫があって、黒い招き猫は「病魔退散」なのだ。だから、長く病気を患っている人にとっては、黒猫は「不吉」どころか、幸運の神様になる。また、地方によっては、黒猫は繁栄や子宝の印とされていて、長いこと子宝に恵まれなかった夫婦の家の庭に、ある日、黒猫がやって来て、魚をあげたところ、めでたく子供を授かった、なんて言う話も残っている。

あたしは、猫なら何でも好きだけど、外見だけでランクをつけるとしたら、一番好きなのが黒猫で、嫌いなのがペルシャとかチンチラとかの、顔がつぶれてるタイプの毛の長い猫だ。猫の外見的な魅力って、やっぱり、あの滑らかな毛並み、猫科の動物特有の体のラインであって、座敷犬と変わらないようなペルシャ猫には、猫の魅力を感じない。

それで、あたしは、黒猫は大好きだけど、だからって、もしも飼うとしても、何匹も飼いたいとは思わない。たった1匹だけ、それこそ、キキとジジみたいな関係を築いて、ずっと仲良く暮らしたい。でも、現実的には無理な話で、その黒猫がオスでもメスでも、年頃になればパートナーを欲しがるワケだし、かわいそうな手術をしてまで、1匹だけを飼い続けるなんて、そんな、人間の都合を押し付けるようなことは絶対にできない。だから、もしも黒猫を飼ったとしたら、年頃になれば、パートナーも飼うことになるし、そうなれば、何匹も子供が産まれて、もう、収拾がつかなくなる。

‥‥そんなワケで、すごく黒猫が好きだけど、飼うことのできないあたしとしては、別に、猫の色には関係なく、普通に集まって来る野良猫たちにゴハンをあげたりしてる。だけど、最初は、猫グループの中に黒猫は1匹もいなかったのに、ある日、真っ黒な猫がやって来て、その子をジジって名づけて可愛がってたら、それが、実は3兄弟だってことが分かり、最近では、他にも2匹、知らない黒猫がやって来るようになって、いよいよ見分けがつかなくなって来た今日この頃なのだ(笑)


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2005.05.13

ザリガニの日

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今日、5月12日は、「ザリガニの日」だ。別に、語呂合わせとかじゃなくて、昭和2年(1927年)の5月12日に、ニポンに初めてアメリカザリガニが持ち込まれた日だそうだ。当時、神奈川県の鎌倉に、「鎌倉食用蛙養殖所」って言う、ウシガエル(食用ガエル)の養殖施設があって、そこのオーナーの河野芳之助の弟で、河野卯三郎って人が、ウシガエルのエサにするために、アメリカのニューオリンズから持ち込んだ。アメリカから出荷されたのは100匹だったけど、無事にニポンに到着したのは、たった20匹だった。当時は船便しかないため、長い航海の間にたくさん死んでしまい、河野卯三郎はとても後悔したと、自らのブログに公開した‥‥ワケはない(笑)

最近は、特殊なペットなどのエサにするために、たまにアメリカザリガニを輸入することがあるそうだけど、最近までは輸入の記録が無いため、今、ニポン中にいる数え切れないほどのアメリカザリガニは、すべて、この、80年前に持ち込まれた20匹の子孫たちだ。そして、全国のアメリカザリガニの中には、赤いのだけじゃなくて、オレンジっぽいの、青っぽいの、白っぽいのとかもいるし、体は赤いけどヒゲだけが白いって言う変わったのもいるらしいけど、これらは、すべて、ナントカ変異型とか、ナントカ出現型とか言って、もともとは同じ個体からの枝分かれだそうだ。

それにしても、わずか80年前に、アメリカザリガニをエサにして、ウシガエルを育てて、そのウシガエルを食べてた時代があったなんて、あたしには信じられない。それも、どっかの山奥とかなら分かるけど、東京のすぐそばの鎌倉だなんて、もしかしたら、あたしのおじいちゃんとか、カエルを食べてたのかな? あたしのジャンプ力って、そのDNAを受け継いでるのかな? でも、ホントに食べるものが無かったとしても、カエルなんかを食べるくらいなら、どっちかって言ったら、ザリガニを食べたほうが、まだマシみたいに感じるんだけど‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、食べるものがカエルとザリガニしかなかったら、どっちを食べますか?(笑)


‥‥そんなワケで、最初は、たった20匹だけだったアメリカザリガニなんだけど、大雨によって養殖池から逃げ出して、近くの水田や川などで増え、少しずつニポン全国へと広がって行った。そして、昭和30年代には、四国や九州へも進出して、誰でもが、その存在を知ることになる。そして、このニューオリンズからやって来た人気者、アメリカザリガニを題材にして、昭和39年に大ヒットしたのが、「チャコ」こと飯田久彦が歌った「ルイジアナママ」だ。

飯田久彦は、ダンディー坂野もシッポを巻いて逃げ出すような、上着のスソがザリガニのシッポのようになった真っ赤なモーニングを着て、「あの娘はルイジアナママ〜やって来たのはニューオリンズ〜ヒゲは赤いが目は黒い〜本物だよマッカチン〜マ〜イルイジナママ〜フロムニューオリンズ」と歌い、本家のジーン・ピットニーをしのぐ大ヒットを飛ばしたのだ。だけど、この話は、あたしが生まれるずっと前のことだから、ホントかどうかはサダカじゃない(笑)

そして、この話がホントなら、このヒット曲の力も加わってか、アメリカザリガニはどんどん勢力を伸ばし続けて、今では、苦手だった寒い地方へも進出して行き、北海道でも見られるようになった。それにともなって、昔からニポンにいた固有種のニホンザリガニが、絶滅の危機にさらされている。ニホンザリガニは、大きさが5cm前後の小型で、北海道の一部と、青森、秋田、岩手の3県にだけしか生息していないんだけど、態度のデカいアメリカザリガニに、棲家を奪われているのだ。

‥‥そんなワケで、田んぼに穴を掘っちゃうし、田んぼの稲は切っちゃうし、ニポンに昔からいたニホンザリガニやメダカやタナゴを絶滅に追い込んじゃうし、やってることはブラックバスと変わらないのに、何で、アメリカザリガニは「特定外来生物」に指定されないの?

今年の1月31日に、モノゴトの本質がまったく見えてないニポンイチのバカ女、小池百合子の独断で、「特定外来生物被害防止法」の第1次指定の中に入れられたブラックバス。初めは、「国民の意見を聞いたうえで閣議決定する」と言って、一般からのパブリックコメントを募った。そして、集まった11万3792件のうち、9万5620件もの反対、つまり、84%もの反対があったため、1月19日の会議では、「とりあえず、ブラックバスについては、半年間は見送りして、もう少し実態を調査しよう」と言う結論になった。それなのに、厚顔無恥なバカ女王、小池百合子は、2日後の21日に、専門家を加えた正式な会議での結論や、多くの国民の声を完全に無視して、たった1人の独断で、「ブラックバスは害魚です!」って叫んで、大臣特権を使ってリストに加えたのだ。

ちなみに、ブラックバスのことばかりが話題になって、他にはどんな生き物がリストに載ったか知らない人も多いと思うので、ここに、全37種をあげておく。まず、哺乳類は、タイワンザル、カニクイザル、アカゲザル、アライグマ、カニクイアライグマ、ジャワマングース、クリハラリス、トウブハイイロリス、ヌートリア、フクロギツネ、キョンの11種。鳥類は、ガビチョウ、カオグロガビチョウ、カオジロガビチョウ、ソウシチョウの4種。爬虫類は、カミツキガメ、グリーンアノール、ブラウンアノール、ミナミオオガシラ、タイワンスジオ、タイワンハブの6種。両生類は、オオヒキガエルの1種。魚類は、オオクチバス、コクチバス、ブルーギル、チャネルキャットフィッシュの4種。昆虫類は、ヒアリ、アカカミアリ、アルゼンチンアリの3種。無脊椎動物は、セアカゴケグモ、ジュウサンボシゴケグモ、クロゴケグモ、ハイイロゴケグモ、キョクトウサソリの5種。植物は、ナガエツルノゲイトウ、ブラジルチドメグサ、ミズヒマワリの3種。

何だか、聞いたこともないようなのがほとんどだけど、中には、良く知ってる生き物もいる。たとえば、ジャワマングースって言うのは、沖縄でハブと戦うやつで、もともとは、ハブ退治のために輸入された動物だ。他にも、キョンと言えば、パチンコの「こまわり君」で、「八丈島のキョンリーチ」が掛かると、大当たりの確率が高いので、知ってる人も多いと思う(笑)

‥‥そんなワケで、ほとんどが、見たことも聞いたこともないような生き物たちの中に、バカ女の独断で、ムリヤリに入れられちゃったブラックバスだけど、ブラックバスがニポンに持ち込まれたのは、1925年、つまり、アメリカザリガニよりも2年前だけど、ほとんど同じころだと思えばいいだろう。そして、同じように全国へと広がって行き、同じような状況にあるのに、アメリカザリガニは、なぜか「特定外来生物」にはならない。

何で、アメリカザリガニが「特定外来生物」に指定されないのかって言うと、ハッキリと言わせてもらえば、アメリカザリガニをリストに加えたって、小池百合子のフトコロには、1円も入って来ないからだ。そして、何で、会議での決定や国民の声を無視しても、独断でムリヤリにブラックバスをリストに加えたのかって言うと、莫大な裏金が入って来るからだ。

「新しい生物学の教科書」など、多くの著作を持つ、生物学者で早稲田大学の教授、池田清彦は、著作「底抜けブラックバス大騒動」の中で、「ブラックバス問題は科学じゃなくて政治の問題だ。それを科学の問題だと嘘を言っていることこそが大問題なんだ。」と言い切り、生物学者の視点から、ブラックバスが、在来種の生態系に被害を及ぼしていないことや、ブラックバスを排除することによって利権を得ようとしている人間たちが、「生態系」だ何だとキレイゴトを掲げて、金儲けのために政治を悪用してる実態が暴かれている。そして、マスコミを扇動して、ブラックバス害魚説を流布し、現実を知らない一般人たちに、「ブラックバスはニポンの可愛い小魚を食いつくす悪者だ!」って言うイメージを植えつけたのだ。

今回のブラックバスの件で、一番困っていたのが、河口湖など、ブラックバスの釣り場としての収入で成り立っていた市町村だ。でも、悪知恵だけはコイズミ並みの小池百合子は、河口湖、山中湖、西湖、芦ノ湖の4湖だけを特別扱いにして、ブラックバスを養殖したり、釣り人から入漁料をとって釣らせることを認めたのだ。つまり、組合のしっかりしてる地域を敵に回すとまずいから、こんな卑怯なことをしたってワケだ。本当に、本当に、本当に、ブラックバスが、「在来種の生態系に被害を及ぼすおそれがある外来種」であって、「特定外来生物」に指定して締め出さなかったら、今後、ニポンの生態系が危険な状態になるって言うのなら、特例なんか作るなよ。

ずっと前の日記にも書いたことがあるけど、半年間に渡って、釣ったブラックバスの胃の内容物を調査して来た結果によると、ブラックバスが食べていたのは、全容量の70%近くがアメリカザリガニ、10%がカエル、5%がミミズやセミなどの昆虫類で、残りの15%が魚類だった。しかも、その魚類のうちの半分近くは、ブルーギルなどの外来種だった。つまり、ブラックバスを排除すれば、ニポンの在来種の魚たちが増えるってよりも、アメリカザリガニが大繁殖するってことなのだ。

ブラックバスは、泳ぐのが遅いので、逃げ回る小魚を追いかけて食べることは苦手だ。だから、物陰に隠れていて、やって来る小魚を待ち伏せして、パクッと食べる。でも、こんな方法じゃ、お腹はいっぱいにならないから、水底をゆっくりと這っているアメリカザリガニを主食にしてる。ようするに、ブラックバスのオカゲで、アメリカザリガニの大量発生が抑えられてるってワケだ。

‥‥そんなワケで、自然界のことなど、何ひとつ知らないし、ホントはどうでもいいって思ってるバカ女、小池百合子が、テメエの私利私欲のために、「害魚」にしちゃったブラックバスだけど、もう1種、似たような立場の魚がいる。それが、「チャネルキャットフィッシュ」だ。通称、「アメリカナマズ」って呼ばれてるこの魚は、ようするにナマズなんだけど、これが、大きいものだと、体長1mにもなるナマズで、平均でも50cmくらいある。これが、霞ヶ浦や利根川水系でどんどん増えて来て、霞ヶ浦の漁師たちからの苦情などから、今回のリストに入れられた。

だけど、このアメリカナマズで、村おこしをしてるとこもある。アメリカナマズは、その美味しさから、とても珍重されていて、特に薄造りは、フグよりも美味しいと言われている。「河ふぐ」と言う名前で、岐阜県の飛騨市河合町などの特産品にもなっている。河合町では、15年も前から、水のキレイな地元のダム湖で養殖していて、地元の宿や料理屋で食べられるだけでなく、各地へと出荷されている。これは、億単位の収入になっていて、町の一番大きな財源なのだ。

しかし、今回、「特定外来生物」に指定されてしまったため、「飼育、放流、運搬が禁止」となり、養殖も、他県への出荷もできなくなるのだ。河ふぐ料理専門店の女将さんは、「もう、一家で首を吊るしかありません‥‥」と言っていた。飛騨市河合町では、多くの署名を集めたりして、何度も何度も陳情したのに、河口湖などでブラックバスが認められたような、特例にはならなかった。

さて、ここでひとつ思い出すのは、「ブラックバスが害魚だ」って大騒ぎしてたのも、霞ヶ浦の漁師たちだってことだ。そして、アメリカナマズで大騒ぎしてるのも、同じ霞ヶ浦の漁師たちだ。つまり、他の地域の人たちが、どんなに困ろうとも、11万3792件のうち、9万5620件もの反対意見があろうとも、専門家たちがきちんと調査をして、「時期尚早」って言う結論を出そうとも、それらをすべて無視してまで、小池百合子が、大急ぎで第1次リストにブラックバスを入れなくちゃならなかった謎が、ここにあるのだ。

霞ヶ浦と言えば、茨城県。茨城県と言えば、ロッキード事件から、最近のNHK内部汚職事件に至るまで、限りなく黒に近い灰色議員から、有罪を食らった真っ黒議員まで、自民党の腐敗議員たちの大地盤であり、隅から隅まで自民党に支配されている県だ。そして、10年以上もの長きに渡り、私腹を肥やし続けている橋本昌県知事は、県下に後援団体を18も持つ金集めのプロで、橋本の資金管理団体「昌峯会」は、資金集めのパーティーで、アッと言う間に1億円以上を集めてしまう人脈を持っている。そして、この、橋本の集めた金は、当然、自民党へと流れるワケだから、霞ヶ浦の漁業組合のゴキゲンを取ることが、小池百合子の個人的な利益になり、自民党の利益になるってスンポーなのだ。

だいたい、霞ヶ浦のアメリカナマズってのは、最初は、霞ヶ浦の漁師たちが、養殖して食用として販売するために、自分たちで持ち込んだものなのだ。だけど、フタを開けてみたら、無神経な地元住民たちのセイで、どんどん水質が汚染されて行く霞ヶ浦のナマズなんか買う人も無く、ナマズ料理のお店の人たちは、こぞって水のキレイな飛騨のナマズを買うようになった。それで、霞ヶ浦の漁師たちは、商売にならないからって、ナマズをホッタラカシにして、そのままほっといたら、自然に増えちゃったってワケだ。それで、増えすぎて困ったから、今度は「特定外来生物」に指定しろって大騒ぎ。普通なら、こんなデタラメな話も無いもんだけど、何よりも大切な金ヅル、地元の漁業組合様からの大切なリクエストだから、ブラックバスの時と同じように、ホイホイと言いなりになる自民党のタイコモチ議員ども。

網に掛かった大量のアメリカナマズを見せて、「これじゃあ漁になりませんよ!」なんて訴えてる漁師が、テレビのニュースの特集で紹介されてたけど、何年か前に、網に大量のブラックバスが掛かってる映像を撮った某局のカメラマンは、実際にはブラックバスは1匹しか掛からなくて、仕方ないから、何度も何度も網を引いて、やっとのことで集めた10匹程度のブラックバスをまとめて網に入れて、「いかにもブラックバスだらけです」って言うヤラセ映像を撮らされたって、あたしに教えてくれた。だから、今回のアメリカナマズの映像も、あたしから見ると、「何だかなぁ〜」って感じがしちゃう。

‥‥そんなワケで、自然界のことなんか関係なく、テメエの私利私欲のためだけで法律を悪用し、逆に、生態系を破壊しようとしてる小池百合子のセイで、アメリカザリガニをパクパクと食べてくれてたブラックバスも、アメリカナマズも減少して行き、これから、ニポン中の湖や川は、アメリカザリガニの天国になって行くだろう。6月1日に、このバカ丸出しな法律が施行されたとたん、ニポン中のアメリカザリガニが、両方のハサミを振り上げて、バンザイ三唱をしそうな今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.12

トンガの恥はニポンの恥

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未だに何の説明もない、あびる優の謹慎中の飲酒ハレンチ事件に始まり、里谷多英のVIPルームでのセックス疑惑、DA PUMPのSINOBUの酔っ払い運転&事故、自民党の中西一善の「一日一善」ならぬ「一日一揉み」事件など、C級アイドルから国会議員に至るまで、次から次へと事件を起してくれるので、休む間もない六本木の麻布警察だけど、今度は、なんと、日本代表のラグビー選手が、酔って女性に暴行を加えると言う、呆れ果てた事件が起きた。

暴行を働いたのは、埼玉工業大学のラグビー部に所属するトンガ人選手、イオンギ・ヴィヴィリ(20)と、クリスチャン・ロアマヌ(18)で、殴られてケガをしたのは、女子プロレスラーのAKINO選手(秋野美佳)(31)だ。9日の深夜0時過ぎに、AKINO選手が、女性の友人と話しながら歩いていたところ、道端で女性を物色していたトンガ人選手に、女性の友人が、突然、腕をつかまれた。そして、その彼女を助けようと、腕を引き戻したところ、トンガ人選手2人が殴りかかって来たそうだ。

AKINO選手は、女子プロレス団体「M's Style」の代表をつとめる看板選手だけど、身長160cmで、身長だけならあたしよりも小さい。それに比べて、イオンギ・ヴィヴィリは184cmで105kg、クリスチャン・ロアマヌは188cmで105kgの大男だ。AKINO選手は、顔面を数発殴られて、鼻の上部を切り、歯が折れ、全治2週間のケガを負ったけど、それだって、普段から鍛えてるプロレスラーだから、こんな程度で済んだのであって、一般人だったら、もっと大変なことになってただろう。さらに、暴行を受けたのは、AKINO選手だけじゃなく、たまたまその場を通りかかり、止めに入った男性2人も殴られ、それぞれが全治1週間から2週間のケガを負っている。

そして、何よりの問題は、この暴行を働いた2人は、酔っ払ってたって言う事実だ。20才のイオンギ・ヴィヴィリはともかく、クリスチャン・ロアマヌのほうは、あびる優と同じで、まだ18才の未成年だ。3月11日の日記、「六本木心中」に書いた、「六本木×泥酔=警察ザタ」って言う方程式は、もはや、数学の教科書に載せたほうがいいくらいの現実味を帯びて来た今日この頃、皆さん、飲んでますか?(笑)


‥‥そんなワケで、新聞によっては、「AKINO選手の腰のあたりに手が触れた」とか、「AKINO選手の友人のお尻を触った」とか書いてあるものもあるけど、AKINO選手本人のインタビューでは、「歩いていたら、突然、連れの女性の腕をムリヤリに引っ張る男がいて、助けようと思って引き戻した。」と言っていた。そして、「英語で何かを叫びながら、いきなり殴りかかって来た。体が大きいので、K1か何かの格闘技の選手かと思った。」「手を出したら、自分のプロレスラー生命が終わると思って、がまんした。」とも言っていた。

そして、いくらプロレスラーとは言え、女性に対して暴行を働いて、歯が折れるほどのケガをさせた酔っ払い2人組は、アッと言う間に猛ダッシュで逃げて、近くのクラブへ逃げ込んだんだけど、駆けつけた麻布署の警官に逮捕され、その身元が判明したのだ。犯人の1人、クリスチャン・ロアマヌは、13歳でラグビーを始め、2002年度に来日して、ラグビーの名門、埼玉工業大学の付属校、正智深谷高校に入学し、翌年には、高校ラグビーの日本代表にもなっている。そして、現在は、埼玉工業大学の1年に在学し、18才11ヶ月と言う史上最年少で日本代表に選ばれた。188cm、105kgの巨体ながら、100mを10秒台で走る駿足で、中学時代には、100m走のトンガジュニア記録を打ち立てたそうだ。

だから、逃げ足だけは速かったんだと思うけど、未成年のぶんざいで、ナマイキに六本木でお酒を飲んで、酔っ払ったイキオイで強引にナンパをして、挙句の果てに女性を殴ってケガさせるなんて、こんなクズ野郎がニポン代表の選手だとは、開いた口が塞がらない。オマケに、このバカ男は、4月26日に、南米遠征から帰国したばかりで、5月1日には、学生日本代表として、秩父宮ラグビー場で行われた対ニュージーランド戦にも出場してた上に、15日には、2007年のW杯のアジア予選、韓国代表戦を控えていたそうだ。

それにしても、何でトンガ人がニポン代表なの?って感じだけど、ラグビーってスポーツは、選手の国籍よりも、どこの国のチームに所属してるかってことのほうを重要視するそうだ。だから、この正智深谷高校ってとこは、トンガ王国に姉妹校を作り、毎年、体が大きくて即戦力になる生徒をニポンに呼び寄せ、高校ラグビーで利用し、そのままエスカレーター式に埼玉工業大学へと行かせて、今度は大学ラグビーで利用してるんだろう。ようするに、この、クリスチャン・ロアマヌだの、イオンギ・ヴィヴィリだのって言う最低のクズ野郎どもは、勉強なんか何もしなくていいトンガからの特待生ってことなのだ。だから、調子に乗って、大事なシーズン中だってのに、六本木で酔っ払ってナンパなんかしてたんだろう。

だけど、そのあたりを詳しく調べてみようと思って、正智深谷高校のラグビー部のホームページを見てみたら、トンガの姉妹校に関するページだけがキレイに消されてて、卒業生の個別スナップ写真の中からも、クリスチャン・ロアマヌの写真だけがサクッと削除されていた。サスガ、スピードのあるプレーが自慢の正智深谷高校ラグビー部だけのことはある(笑)

去年の10月19日には、同じ六本木で、同じ深夜に、同じラグビーニポン代表チームのコーチ、吹田長生(34)が、クラブで酔っ払って、他の男性客をぶん殴って全治1週間のケガをさせた上に、止めに入った従業員のこともぶん殴り、鼻の骨を折る全治1ヶ月の重傷を負わせた。吹田長生は、10月22日付けでコーチを辞任したけど、元サントリーラグビー部員だった吹田長生は、去年の4月に日本代表コーチに就任してからは、試合で暴れられないから、ストレスが溜まってたんだろうか? そして、今回、逮捕された、クリスチャン・ロアマヌとイオンギ・ヴィヴィリは、試合で暴れてストレスは発散してたけど、性欲のほうが抑えられなかったんだろうか?

それにしても、仮にも「ニポン代表」を名乗って他国へ行くようなチームの人間が、選手からコーチまで、いったい何を考えてるんだろう? 周りからチヤホヤされてイイ気になってんだか、スポーツのやり過ぎで脳みそまで筋肉になっちゃったんだか知らないけど、あまりにも自覚が無さすぎる。クリスチャン・ロアマヌにしたって、今回の事件の責任をとって、ニポン代表を辞退したそうだけど、辞退すりゃ済むって問題か? だいたい、傷害事件を起さなかったとしても、奨学金をもらってる未成年の学生が、真夜中の六本木を酔っ払って歩いてるなんて、それだけで問題だろ。

今や、プロスポーツだけじゃなく、高校野球、高校サッカー、高校ラグビーなど、アマチュアスポーツの世界も、お金の力で優秀な選手を集めるのことが当たり前になり、お金のある学校は、海外からスポーツ特待生を呼び寄せるほどのアホらしい世の中になった。でも、それは仕方ないとしても、特別扱いでチヤホヤして、ぜんぜん授業に出なくても進級や進学ができるなんて、やっぱりおかしいと思う。いくらお金で集めた優秀な選手でも、一応は学生なんだから、スポーツだけじゃなくて、ちゃんと勉強や道徳教育もして欲しい。合宿先で、平然とタバコを吸いながらパチスロしてたダルビッシュの、謝罪会見でのふてくされたみたいな態度を見れば、高校時代に、どれほど甘やかされて来たかが分かるだろう。

‥‥そんなワケで、顔の傷も痛々しいAKINO選手が、インタビューの最後に、「加害者の2人に言いたいことはありますか?」と聞かれ、「何をしに日本に来てるんだか、良く考えて欲しい。」って答えてたけど、この言葉は、クリスチャン・ロアマヌとイオンギ・ヴィヴィリだけじゃなく、チヤホヤされて調子に乗ってる、他のすべてのスポーツ特待生に対して言った言葉のように思えた今日この頃なのだ。

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2005.05.11

ニライカナイ

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今日、5月10日は、レレレレレイナ!‥‥じゃなくて、リリリリリツコ!‥‥じゃなくて、アアアアアキ!‥‥じゃなくて、ナナナナナント! MAXがデビューして10周年だぁ〜!!
玲奈ちゃん、ナナさん、りっちゃん、アキ、そして、美奈子、おめでとう♪

‥‥ってなワケで、1995年の5月10日に、「恋するヴェルファーレダンス」でデビューした我らがMAXは、3曲目の「TORA TORA TORA」から火がつき、それからは、ユーロビートの旗手として、出す曲、出す曲、大ヒットで、A面だけでなく、カップリング曲までがタイアップの連続。ファーストアルバム「MAXIMUM」は、オリコンのアルバムチャートで初登場1位、150万枚を超えるセールスを記録し、続くセカンドアルバム「MAXIMUM2」も、オリコン初登場2位で、ミリオンセールスを記録して、「第12回日本ゴールドディスク大賞」の「ポップアルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。そして、サードアルバム「MAXIMUM GROOVE」も、オリコン初登場1位で、「第13回日本ゴールドディスク大賞」の「ポップアルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、続いて、デビュー5周年にリリースされた初のベストアルバム「MAXIMUM COLLECTION」も、「第14回日本ゴールドディスク大賞」の「ポップアルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。ちなみに、この中であたしが好きなのは、通称「黄色」って呼ばれてる「MAXIMUM GROOVE」と、通称「ピンク」って呼ばれてる「MAXIMUM COLLECTION」だ。正直言って、この4枚は、内容がカブりまくりだから、それほど大きな違いはないんだけど、「黄色」は、お花に囲まれた玲奈ちゃんが、可愛くて可愛くてたまんないことと、あたしの大好きな「GETTING OVER」と「DON’T YOU LOVE ME」が入ってるし、「ピンク」は、何と言っても、オマケでついてるノンストップ・リミックスが、車を運転する時の必需品だ。それにしても、この4枚のアルバムは、BOOK OFFとかで、200円とか300円で売られてると、何だかかわいそうになっちゃって、つい買っちゃう。それで、MAX教の布教活動のために、色んな人に配ったりしてるんだけど、それでも、常に、5〜6枚ずつは持ってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、MAXが大活躍してた、このデビューしてからの5年間が、言うなれば、「MAXアイドル時代」だろう。確かに、他の追随を許さない卓越したダンスパフォーマンスと、美奈子を中心としたヴォーカルの素晴らしさはあったけど、やはり、一過性のブームの中での活動だったために、応援するファンも、ホントにMAXの魅力が分かって応援してるファンは、ほんのひと握りだった。ほとんどのファンは、流行ってるからCDを買う、流行ってるからライブに行くってだけの、ようするに、自分の目や耳で判断する能力の欠落した、マスコミやブームに引っばり回されてるだけのバカ、雑誌やテレビで紹介されたラーメン屋に行って長い列に並ぶようなアホばかりだった。そして、1999年の冬にリリースした「一緒に・・・」で、この「MAXアイドル時代」は、終焉を迎えた。

時代は、2000年になり、世界中のコンピューターが狂うとかって言うナントカ問題も起こらなかった。そして、MAXは、新しい試みをフンダンに詰め込んだ「Never gonna stop it」、通称「ネバゴナ」をリリースした。今で言うところの、チョーヒップなナンバーは、心底、MAXのカッコ良さに惚れ込んでいた本物のファンたちには大絶賛され、MAXをタダのアイドルグループだと思って応援してたヲタどもは、去って行った。続く「MAGIC」も、クロート受けする本格チューンで、ニポンのポップスで、こんなにカッコイイ曲やっちゃっていいの?‥‥ってくらいの、反則ギリギリの素晴らしさで、この2曲は、マニアにはたまんないラインだろう。

でも、次の「バラ色の日々」あたりから、「あれ?」って感じになって来た。ようするに、MAXもスタッフも、方向性を模索してた時代で、「ネバゴナ」や「MAGIC」は、素晴らしい楽曲だったけど、以前と比べてマニア受けする内容だったために、枚数としては伸びなかったのだ。そして、avex側としては、いくら一部のファンに絶賛されたって、カンジンの枚数が伸びなきゃ、その方向性は間違ってたって考えて、また、方向を修正する。ここが、商業音楽のつらいところなのだ。結局、ラッピングバスまで走らせて、大々的にキャンペーンをしたワリには、「バラ日々」は売れず、MAX的には、2000年は下降線をたどる1年になってしまった。しかし、この頃、MAXにとって、とても大きな出来事があった。それは、今は無き「ROOMS」と言うサイトに、「れいなの楽屋」って言う、MAXファンなら知らない者はいない、伝説のホームページが開設されたのだ‥‥って、あたしが作ったんだけど(笑)

‥‥そんなワケで、この先も、MAXは、方向性を模索し続けながら、「これだ!」ってものを見つけられないまま、ヴォーカルの柱だった美奈子が「デキちゃった結婚」して脱退し、代わりにアキが加わって、今日に至るって感じなんだけど、MAXの育ての親のジョニーの逮捕&実刑とか、ライジング→フリーゲート→ヴィジョンファクトリーって言う事務所名の変更など、その裏では、ドタバタ劇が繰り広げられていて、とても仕事に専念できるような状況じゃないのに、MAXは、ホントに良くがんばって来た。

それにしても、くだらない嫉妬から、ジョニーのことを警察にチクリやがったバーニングの周防は、絶対に許せないクズ野郎だ。ジョニーだって、若いころはヤクザだったんだから、周防がいい気になってられんのは、今のうちだけだろう。ちなみに、MAXファンじゃない人のために、リトル説明しとくと、ジョニーってのは、ジョニータイラ(平哲夫)って言って、MAXの所属事務所、ヴィジョンファクトリー(旧ライジングプロダクション)の創立者だ。そして、事務所設立当時に、当時の芸能界のドン、バーニングプロの周防社長から融資を受けたために、頭が上がらなくなり、ライジングはバーニング傘下になった。でも、安室奈美恵やMAXの活躍で、ライジングの売り上げがバーニングを超えるようになり、それにムカツイタ周防が、ジョニーの脱税をチクッたのだ。てめえも脱税してるクセに。そして、ジョニーは、実刑を食らってしまった。

でも、MAXのデビュー10周年って言うオメデタイ日なので、こんな話はここまでにして、MAXのメンバーからのメッセージを読んでみたいと思う。まずは、ナナさん。

■ Special Thank's☆⌒(*^▽゜)ノ・;・.*・; Nana
今日という日を迎えられてホントに幸せです!!!
MAXを続ければ続けていく程、人の暖かさを心から感じます☆
支えてくれてるみんなが今HAPPYでありますように!!!
Love nana♥♥♥(*´∇`*)/

あんがいサッパリしてるな‥‥続いては、アキ。
          
■ 祝★10周年(*^∇^*)♪♪♪
10周年!!!!
おめでとうございまぁぁぁぁす(>∇<)!!!!!
10周年について考えれば考えるほど、そのスゴサに感動です。。。
10年も活躍し続けるgirl’s group。
そしてこれからも輝き続けるMAXの一員としていられることをアキは誇りに思います。
NANAさん、LINAさん、REINAさん、そしてSTAFFの皆さん、FANのみなさん、これからも宜しくお願いします(´∇`)
アキから心を込めて。。。
『10周年、本当に本当におめでとうございます☆★☆』

やっぱり、アキはいい子だね〜美奈子の代わりのメンバーが、アキでホントに良かったよ。続いては、玲奈ちゃん。

■ 10才のBIRTHDAY(*^3^)/ 〜☆ Reina
HAPPY BIRTHDAY TO MAX〜*。・+(*゜∀゜*)+・。*
5月10日の今日で丸10才を迎えましたぁ〜!!!パチパチ!!!
長かった様な早かった様な不思議な気分ですわ♪
これもホントに支えてくれたStaffの皆さん、メンバーの皆、そしていつも応援してくれたFanの皆さんのお陰です(ToT)。。。
本当に感謝の気持ちでいっぱいですわ♪♪♪
Fanの皆には最近なかなか会える機会が少なくてMaxも心が痛いんだけど、これからもっと×2Liveや皆と触れ合う場所を増やして、楽しい事をどんどんやって行くから楽しみにしててね♪
この10年の間に色々な思い出や、沢山の笑顔があった事を改めて実感しちゃった('-'*)エヘ
今度はこれからの10年に向けてMAXはもっと×2輝いていく様に頑張るから、いつまでも変わらずに笑っていきましょうぅ〜(≧∇≦)/
皆さんの愛に包まれてMAXはこれからも成長し続けます☆☆☆☆
本当にいつも支えてくれてる皆さんに心を込めて。。。
『ありがとうございます(*^-^*)♪☆』

おおぉ〜! サスガ、玲奈ちゃん!
「満10才」じゃなくて、「丸10年」でもなくて、「丸10才」だなんて、可愛い過ぎる!
「('-'*)エヘ」もたまんないし、「Maxも心が痛いんだけど」にもジーンと来るけど、何よりも嬉しいのは、「今度はこれからの10年に向けて」の部分だね。ここは、今のファンには、完全にツボだろう。ファンの心をちゃんと理解してて、一番言って欲しい言葉を言ってくれるなんて、涙が出るほど嬉しいし、ますます惚れ直しちゃうよ。やっぱり、玲奈ちゃんを好きで良かった♪

それに比べて、律子! 10周年のメッセージ書いてないの、りっちゃんだけだぞ! どこでナニやってんだぁ〜!(笑)

‥‥なんてことも叫びつつ、去年の6月末にリリースされた「Be With You」から、1年1ヶ月ぶりに、やっとこさ、次の曲がリリースされる。現在進行中の営業お遍路ツアーで発表済みの新曲は、沖縄ムードたっぷりの「ニライカナイ」、7月6日に発売予定だ。10年前のデビュー曲、「恋ヴェル」から、28枚目となるこの曲は、人呼んで、「BEGIN作戦」と言われている。

「イカ天」でチャンピオンになり、1990年に「恋しくて」でデビューしたBEGINは、このデビュー曲こそヒットしたものの、そのあとは鳴かず飛ばずで、根強い一部のファンに支えられながら、自分たちの好きなブルースだのバラードだのを歌い続けて来た。しかし、デビューしてちょうど10年目にあたる2000年に、森山良子の詩にBEGINが曲をつけた「涙そうそう」を夏川りみが歌って、大ヒット。そこで、BEGINも、さっそくアトを追って、「涙そうそう」をリリースして、こちらも中ヒットした。そして、それからと言うもの、今までのスタイルを捨て、完全に沖縄を全面に出した楽曲で、それなりに売れ続けている。

そこで、ここ数年の沖縄ブームもあるし、MAXも、デビューしてちょうど10年目ってことで、BEGINと同じように、沖縄テイストの新曲をリリースするって作戦なのだ。琉球織の着物を着て、ひみつのアッコちゃんみたいな、プリンを乗せたみたいなヘアスタイルにして、サンシンを弾きながら、「アイヤ〜アッアッ」なんて合いの手を入れながら、カチャーシーを取り入れたダンスを踊りながら、歌うのだ‥‥てのはウソだけど、「ニライカナイ」って言うのは、吉祥寺にあるタコスチャーハンの美味しい食堂の名前じゃなくて、沖縄の伝説の理想郷のことで、そこから、豊穣をもたらす神がやって来るって言われてる。その場所は、海の彼方にあるとか、空の上にあるとか、海の底にあるとか、同じ沖縄でも、島によって色々な伝説があって、必ずしも一致していない。また、単に理想郷って言うだけじゃなくて、場合によっては、災いをもたらすものとか、不吉なものって言うとらえ方をすることもあって、なかなか奥が深い。

‥‥そんなワケで、今度の新曲、「ニライカナイ」が、MAXにとっての理想郷となって、豊穣をもたらしてくれるのか、それとも、不吉な災いをもたらすのかは、あたしたちファンが、ひとり何枚買うかにかかっている。選挙は、ひとり1票しか権利がないけど、CDは、ひとり2枚でも3枚でも買える権利がある‥‥って言うか、10周年なんだから、ファンなら、ひとり10枚買うのが、権利って言うよりも、義務だろう‥‥なんて脅迫しちゃう今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.10

F1界のナベツネ

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昨日のF1第5戦、スペインGPは、BARホンダの2台が出場停止、さらに、ミナルディの2台が、スタートで仲良くエンジンストールして、たった16台のサッパリしたレースだった。その上、あたしの応援してるバリチェロ(フェラーリ)は、またまたレース前にエンジンを交換したために、規定により最後尾からのスタートだったから、ほとんどテレビに映らなかったし、3番グリッドからスタートしたアロンソ(ルノー)は、スタートで2位に躍り出たけど、熱狂的な地元のファンたちの前で、どうしても表彰台に上りたかったのか、終始、守りに入った安全運転で、前を行くライコネン(マクラーレン)を抜くどころか、後ろに大渋滞を作る始末。

政治的な圧力によって違反を告発され、出場停止になったBARホンダだけじゃなく、各チーム、各ドライバーの思惑がドロドロと渦巻く、やたらと不健康なレースで、とてもモータースポーツなんて呼べるシロモノじゃなかったし、優勝はライコネン(マクラーレン)、2位はアロンソ(ルノー)、3位はトゥルーリ(トヨタ)って言う、別にどーでもいいや‥‥って感じの結果だった。

こんなつまらないレースよりも、今回のF1では、違反をしたBARホンダがどんな処分を受けるのかって言う場外レースのほうが興味津々だったあたしは、「2レースの出場停止、及び、前回のサンマリノGPの失格」「1年間を謹慎期間とし、この間に再度違反が発覚した場合は、6ヶ月間の出場停止にする」って言うパリのFIA国際裁判所の判決に、色んな意味で、なんだかなぁ〜って感じだった。この判決によって、前回のサンマリノで、3位に入ったバトンと5位に入った佐藤琢磨は、2人ともポイントを剥奪され、チームポイント、ドライバーズポイントともに、BARホンダは、事実上の最下位になっちゃった今日この頃、皆さん、相変わらずF1には興味無いですか?(笑)


‥‥そんなワケで、BARホンダも佐藤琢磨も嫌いなあたしとしては、「ザマーミロ!」って言いたいとこなんだけど、今回の裁定には、あまりにもおかしなことが満載で、ホンダ嫌いなあたしでも、ちょっと首をひねってしまった。

F1の最低重量は「600kg」って決まってて、これは、マシンとドライバーを足した重さが、600kg以上にならなきゃいけないって言う規則がある。だけど、BARホンダは、中が二重になってる特殊形状のガソリンタンクを使ったことによって、この規定に違反したって判断を下された。内側の小型タンクには、約15リットルのガソリンが入るんだけど、本来、ガソリンをすべて抜いた車重を「マシンの重量」とすべきところ、BARホンダのマシンは、小型タンクのガソリンを抜かずに申告したのだ。ようするに、一見、ガソリンタンクは空っぽに見えるけど、実はその中に、まだ、約15リットルのガソリンが入ってるってワケで、その小型タンクの中のガソリンを抜けば、そのぶん軽いマシンになり、レースは有利になる。

でも、BARホンダ側の言いぶんとしては、その小型タンクは、コーナーなどで横Gが掛かった時に、ガソリンタンク内でガソリンが偏らないように、油面を安定させるためのもので、「燃料ではなく、部品である」ってことなのだ。でも、それなら、わざわざ疑いをかけられるような二重タンクなんかにしないで、別のものを使うとかすればいいじゃん‥‥って思うかも知れないけど、ガソリンタンクの規定によって、ガソリン以外のものを入れることはできない。だから、このガソリンタンクは、規定に違反してるワケじゃなくて、同じシステムのものを他のチームも使ってる。

つまり、このタンクを使ってても、すべてのガソリンを抜いた状態で、マシンとドライバーを足した重さが600kg以上あれば、何の問題もなかったってワケだ。でも、BARホンダは、レース後の車重測定で、小型タンクのガソリンを抜かずに計量を受けた。そして、一度はパスしたんだけど、小型タンクのガソリンを抜いていないことを指摘され、それも抜いてから計量し直したら、600kg以下だった。だから、「故意に違反をしていて、それを隠そうとした」って言うふうに解釈されたのだ。

でも、ここでおかしいのは、計量したのはバトンのマシンだけで、琢磨のマシンは計ってないのに、バトンも琢磨も2人とも処罰の対象になったってことだ。それどころか、同じタイプのガソリンタンクを使ってるチームは、他にも複数あるのに、どのマシンも計量していないのだ。ようするに、「とにかく、BARホンダを出場停止にしたい」って意志が強く働いてることが明白な、あまりにも偏った計量だった。

元はと言えば、もともとホンダを嫌ってるFIAのモズレー会長に、「ホンダがインチキしてまっせ!」ってチクッたヤツがいたワケで、そのチクリによって行なわれたバトンのマシンの検査だけど、モズレー会長自体、「このタンクは他のチームも使っているもので、何も問題は無い。問題なのは、予備タンクのガソリンを抜かずに車重をごまかそうとした行為だ。」って言ってる。そして、バトンのマシンだけを検査したことについては、「BARホンダは、何らかの違反があると思ったから検査したんだよ。他のチームには、違反なんかする理由なんてないだろ?」と、これまた、「ホンダ嫌い」が丸出しの、ミもフタもないコメントだった。

だけど、通常は、この予備タンクのガソリンは抜かずに計量することになっていて、過去の計量でも、「予備タンクまで抜け!」なんて言った例はないのだ。それは、構造上の問題として、予備タンクの中のガソリンは使えないもので、これを使っちゃうと、他にガソリンがちゃんと入っていても、マシンは動かなくなるからだ。つまり、予備タンクの中のガソリンは、「使えないガソリン」であって、使えないガソリンは、「燃料でなく、部品である」って言うホンダ側の言いぶんは、ホンダが勝手に言ってるんじゃなくて、モータースポーツの世界では、今まで当たり前のこととして通用して来た言いぶんなのだ。

だから、この、ホンダ排除のためとしか思えない、重箱の隅をつつくような裁定が下ったことによって、他のチームは、みんなアセって、別の形状のガソリンタンクに交換したのだ。この事実が、どのチームも同じことをやってたって証拠だし、モズレー会長が、他のチームのマシンを計量しなかったのも、ほとんどのマシンが車重違反になっちゃって、嫌いなホンダだけに厳罰を与えることができなくなるからだ。

ちなみに、どこよりも早くガソリンタンクを交換したのが、マクラーレンチームなので、あたしは、モズレー会長にチクッたのは、マクラーレンのヤツラじゃないかって睨んでる。オマケに、今回のスペインGPでは、マクラーレンのコスイネン‥‥じゃなくて、ライコネンが優勝してるから、いよいよ怪しい(笑)

‥‥そんなワケで、ニポン嫌い、ホンダ嫌いのモズレー会長は、FIA国際裁判所に対して、「BARホンダチームの今シーズンの残りすべての出場停止」と、「最低100万ユーロ(約1億3500万円)の罰金」を科すよう求めて提訴した。それに対して、ホンダ側は、レース中に規定重量を下回った事実がないことを科学的、理論的に証明できるデータを提出して、無罪を訴えた。

そして、裁判所は、ハッキリと、「BARホンダには、故意の不正の事実はなかった」と断定した上で、モズレー会長の顔も立てて、両者の言いぶんの中間とも取れる判決を下したワケだけど、ホンダ側にしてみれば、何も悪いことをしてないのに、突然、ヤクザからインネンつけられたような話だから、この判決には大いに不服だし、ホンダ嫌いのモズレー会長としては、「甘過ぎる判決だ!」って言って、ヒステリックに憤慨してる。

結局、ホンダ側は、この裁定に大いに不満があるけど、時間的に控訴する余裕が無かったために、この裁定を甘んじて受け入れた。でも、自分たちには何の落ち度もないってことを証明するために、オフィシャルサイト上にすべてのデータを公開して、自分たちの正当性をアピールした。それに対して、モズレー会長は、まるで小学生並みの反論をして、自分の知能の低さを全世界にアピールした。

「今どき、こんなにも原始的で子供じみたインチキなど、そこらの草レースでしかやってないよ。F1でこんなことをするバカがいたとは、私は頭がおかしくなりそうだよ、まったく。」

「だいたい、BARホンダがインチキしてるってのは、パドックじゃモッパラの噂で、知らないヤツはいないよ。それに、アメリカのモータースポーツ関係者からも、BARホンダの悪い噂は聞いている。だから、私は、今シーズンが始まる前から、BARホンダの悪行を暴いてやろうと思って、チャンスを狙ってたのさ。シーズン前にBARホンダの技術者に注意、指導することもできたけど、それじゃあ制裁を加えられないだろ? だから私は、あえて忠告しないで、わざとレースに参戦させて、それで証拠を掴んでから告発したんだよ、わっはっは!」

「去年の成績だって、インチキによって得たものに違いない。こんなにも悪どい不正を平然と続けて来た上に、それがバレたら、素直に自分たちの罪を認めるどころか、必死になって弁解を繰り返す。こんなチームには、2レースどころか、残りの全レースに出て欲しくないね。」

これらの発言を聞けば、モズレー会長が、いかにBARホンダを嫌ってるかってことも分かるし、FIA国際裁判所への訴えが、通常の「レギュレーション違反」じゃなくて、「詐欺」だって言う異常さも納得できる。

この、あまりにも偏見的で独裁的なモズレー会長の異常な行為に、他のチームのドライバーたちからも、その背後にある政治的な圧力を確信する者が相次ぎ、その多くは、自分たちに火の粉が降りかからないようにと、余計なことは口にしないような、異様な空気が流れ始めた。ルノーのアロンソは、「今回の違反は、バトン自身がしたことじゃない。早くレースに復帰して欲しいよ。」と、バトンに同情しつつも、FIAを敵に回さないような良い子のコメントだった。そんな中で、フェラーリのシューマッハだけが、「強いBARのマシンがグリッドに並ばないと言うのは、ライバルとしてとても残念なことだけど、今回のことはあまりにも政治的なものだから、個人的には何もコメントはできないよ。せっかくのサンマリノでのポイントが無効にされてしまったバトンは気の毒だけど、次のチャンスにまた頑張って欲しいね。」と、政治的な圧力があったことを認める発言をした。これは、モズレー会長に可愛がられてるフェラーリのドライバーだからこその発言で、他のチームのドライバーがこんなことを言ったら、今度は、そのチームが、モズレー会長に潰されてしまうだろう。

そして、あまりにも未完成なニューマシンと、あまりにもお粗末なブリジストンタイヤのせいで、まったくダメな今季のシューマッハだけど、やっぱり、他のチームのドライバーから見れば、雲の上の人だ。こんなに危険な発言をサラッとしちゃう上に、プライベート・ジェット機を新しいものに買い換えた。今度のジェットは、「ファルコン2000EX」って言う最新型で、ノーマルなら26億円なんだけど、シューマッハのは、ベッドルームだのバスルームだの、色んな特別装備がついてて、37億円もするそうだ。サスガ、スマトラ沖地震の被災地に、1000万ドル(10億4000万円)も、ポンと寄付するほどの男だ。

こんなノンキな皇帝様とは違って、「明日は我が身」の他チームのドライバーたちの中には、このチャンスを利用して、モズレー会長に擦り寄っておきたいって考えてるような者も何人かいる。その代表格が、トヨタのトゥルーリで、「BARホンダは不正を働いたんだから、サンマリノだけじゃなく、他の結果についても取り消されるのが当然だよ。去年のBARホンダの好成績だって、不正があったとしか思えないね。」って、極端にモズレー会長寄りの発言をしてる。これは、モズレー会長の「日本嫌い」に対して、ホンダの次はトヨタが狙われるって言うモッパラの噂なので、そうなる前に、モズレー会長のゴキゲンをとっておこうって言う考えが見え見えな発言で、トゥルーリ個人の発言と言うよりは、チームの首脳陣が原稿を書き、トゥルーリにコメントさせたって言う、トヨタの場外チームプレイなんじゃないだろうか?(笑)

‥‥そんなワケで、エドツワキと原田知世、藤井隆と乙葉、中村獅童と竹内結子と、ニポンの芸能界ではオメデタ続きだけど、ニポン製のエンジンを積んだBARホンダは、F1界のナベツネ、モズレー会長に嫌われてるせいで、涙が出るほどの不幸続きだ。特に、ジェンソン・バトンは、自分には何の責任もないのに、せっかくのドライバーズポイントを剥奪され、2レースも出場できなくなった上に、婚約者で人気歌手のルイース・グリフィスにフラれちゃって、この8月に予定してた結婚式をキャンセルするハメになっちゃった。だけど、BARホンダにはホントに申し訳ないけど、佐藤琢磨が大嫌いなあたしとしては、BARホンダが出場停止になってくれたオカゲで、「タクマ! タクマ! ニッポンのサトウタクマ!」って叫び続ける、フジテレビのバカ実況を聞かなくて済むので、次のモナコGPが、すごく楽しみになった今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.09

温泉大作戦

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今日は、「母の日」だったけど、今月の後半に母さんと温泉に行くのがプレゼントなので、今日は特別なプレゼントはしなかった。でも、お花とカードを渡して、母さんの好きな、サケのクリームシチューを作って、一緒に食べた。とは言っても、お花は、お仕事でもらったものだし、カードは、パソコンのプリンターで猫の写真をプリントして、その裏にメッセージと俳句を書いただけだし、シチューは、市販のルー大柴を使ったので、すべて手抜きだ(笑)

ホントは、ちょっと前に、ある雑誌で、Tシャツの特集のお仕事をした時に、「88TEES」の白地にピンクのロゴのTシャツをもらったので、それもプレゼントしようと思ったんだけど、同じTシャツの色違いを玲奈ちゃんが持ってることを知ったので、ガゼン、あたしが着ることにしたのだ。どうせ、母さんは、「このブラウス貸してね!」とか言って、あたしのお洋服をチャッカリ着たりするし、あたしも、母さんのお着物を借りたりするし、ケッコー貸し借りするから、Tシャツみたいに、あんまり年令に関係ないものは、どっちの所有物にしても同じことなのだ。

母さんは、身長はあたしより5cmくらい低いけど、スリーサイズも靴のサイズもあたしと同じだから、下着以外は何でも貸し借りする。あたしは、お尻が薄くてパンツが似合わないから、デニムのパンツは1本しか持ってないんだけど、母さんはジーパンが好きで、それも、ケッコーマニアで、イマドキのジーパンをはいたりする。だから、ヘビーな野外のお仕事で、どうしてもスカートじゃキビシイ時は、母さんのジーパンを借りたりすることもある。そして、お尻にパッドの入ったガードルをはいて、母さんのジーパンをはいて、何事もなかったかのように、あたしは出かける今日この頃、皆さん、お尻の形にコンプレックスはありませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、待ち時間に「VOGUE」を読んでても、オシャレなページよりも、「疲れるカラダ、疲れないカラダ。その違いは姿勢にありました」なんて言う特集のほうに目が行っちゃうあたしとしては、もしかすると、母さんよりも、フケてるのかも知れない。だから、今回の温泉旅行は、表向きは母さんへのプレゼントなんだけど、ホントは、あたしの疲れを取る目的もある‥‥ような気がする。そのために、片道、2時間以内の近場にして、できるだけ現地でのんびりできるようにする作戦だ。

まだ、ハッキリした日にちも場所も決めてないんだけど、16日から20日の間の平日の1泊で、箱根か伊豆にするつもりだ。箱根は、食べ物がイマイチだけど、温泉がいい。伊豆は、温泉がイマイチだけど、食べ物が美味しい。もちろん、箱根だって、最高級のとこに泊まれば、素晴らしいお料理が食べられるんだけど、あたしの予算だと、そこまでは無理なので、温泉を取るか、食事を取るかで、どっちかに決めなきゃならないのだ。

それで、サケのクリームシチューを食べながら、母さんと相談したんだけど、母さんは、箱根のほうがいいって言う。でも、そんなに強く希望してるワケじゃなくて、最終的には、「一緒に温泉に行けるなら、どこだって嬉しいよ」ってことなので、もうちょっと下調べをして、体に無理なく楽しめる場所を選ぼうと思う。とにかく、やっとお医者さまからOKが出て、2人で旅行に行けるのなんて、10年以上ぶりだから、絶対に失敗したくない。

変な宿を選んじゃうと、せっかくの旅行が台無しになっちゃうから、最低でも、晩ご飯は部屋出しで、貸切の家族風呂がついてて、浴衣のガラが選べるのは当然として、やかましい団体客が泊まらないような宿で、宴会場だのカラオケだのゲームコーナーだのがあるのは絶対にNGだから、それなりの格調があるとこじゃないとダメなのだ。だから、あたしの予算、1人2万円だと、伊豆なら楽勝なんだけど、箱根だとギリギリって感じになる。箱根でも、もっと安い宿はいくらでもあるんだけど、箱根の1万円台の宿は当たり外れが多いから、ここでケチるワケには行かないのだ。

旅行雑誌の「じゃらん」とかを見ると、宿のサービスのランクとかが書いてあるけど、あれって、デタラメが多い。ようするに、取材と称した接待宿泊に行った記者の気持ちひとつで、記事の書き方が大きく変わるのだ。ひどい宿に限って、記者やレポーターには必要以上のサービスをして、中には、宿代も取らない上に、逆にお車代まで払って、少しでも良く書いてもらおうとする最悪な宿もある。だから、そんな記事を読んで、手厚いサービスを期待して泊まりに行くと、あまりのギャップに唖然とすることになる。

何年か前に、ヨーコと2人で温泉に行こうってことになり、ヨーコが買って来た「じゃらん」を見て、宿を選んだことがあった。あたしたちが行こうと思った場所は、有名な温泉地で、20軒以上の宿の他に、大きなホテルもあった。それで、1軒1軒の紹介記事をじっくりと読んだら、料金は他と同じくらいなのに、1軒だけ、特別にホメて書いてある宿があった。お風呂は、大浴場の他に、貸切の内湯、貸切の露天もついてて、食事も素晴らしい写真が載ってて、その上、「じゃらんを見て予約したお客様には、この料理の他に、地元の●●牛の陶板焼きをサービスさせていただきます」って書いてあった。それで、あたしたちは、その宿に決めて、すぐに電話をして、ちゃんと、「じゃらんを見て電話した」ってことも告げた。

それなのに、その宿に行ってみたら、写真とは似ても似つかない料理が出た。マグロのお刺身は、切ってから長い時間が経ったみたいに、表面が乾いてるし、焼き魚も、焼いてから時間が経って冷めたものをレンジで温め直したものだったし、煮物なんか、あたしが作ったほうがマシだった。だいたい、角の欠けた器を使ってるし、部屋のゴミ箱には、前の人のゴミが入ってた。その上、いつまで経っても「●●牛の陶板焼き」が出て来ないから、フロントに電話して催促したら、「え?少々お待ちください!」って言ったまま、15分くらい待たされて、やっと仲居さんがやって来たと思ったら、「すみません。ただ今、●●牛は切らしておりまして‥‥」と来たもんだ。それで、代わりに何か出してくれるのかと思ったら、何も無し。

それから、貸切の露天に行ったら、ぜんぜん掃除をしてなくて、お湯の中に腐って溶けた落ち葉がいっぱい沈んでて、ぬるぬるしちゃって気持ち悪くて入れやしない。その上、お湯の温度が30度くらいしかなくて、ぬる過ぎて浸かってられない。すぐにフロントに行って、文句を言ったら、「すみませんが、内湯をお使いください」だと。

それで、貸切の内湯に行ったら、誰かが入ってやがる。仕方なく、大浴場に行って、1時間くらいしてから、貸切の内湯を覗いたら、また別のヤツが入ってやがる。結局、お部屋に戻って、30分おきくらいに、ちょこちょこと内湯を見に行ったんだけど、常に誰かが入ってて、いつまで経っても入れやしない。挙句の果てに、真夜中に見に行ったら、もうお湯が抜かれてて、「只今、使用できません」ってフダが掛けてあった。「じゃらん」には、「貸切風呂は24時間入れます」って書いてあったから、真夜中だけどフロントに電話してみたら、「申し訳ございません。本日は、1週間に1度の掃除の日なんです」だと。

あたしたちは、料理と●●牛と貸切の露天と内湯を楽しみにして行ったのに、料理は最悪、●●牛は無し、浸かれたお風呂は大浴場だけ、それで料金は、1人1万6000円。結局、「じゃらん」に書いてあったことで合ってたのは、料金だけだった。こんな思いをするなら、1泊4000円の駅前のビジネスホテルに泊まって、そこらの居酒屋さんで食事したほうが、よっぱど美味しいものが食べられたと思う。

‥‥そんなワケで、二度とこんな思いはしたくないから、あたしは、絶対に、「じゃらん」に書いてあることは信用しない。やっぱり、実際に泊まったことのある人の話を聞かないと、ホントのことは分からないだろう。だから、あたしは、温泉旅行が趣味の人のホームページを色々と見学して、情報を集めてる今日この頃なのだ。

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2005.05.08

乙葉の産卵

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スポーツ紙っぽく言えば、かつてから熱愛がウワサされていた藤井隆と乙葉が、やっとこさ結婚の発表をしたワケだけど、乙葉の本名は「吉田和代」だから、結婚したら「藤井和代」になるワケで、どうもどっちもパッとしない。もともと、すべての仕事をテキトーにやってた感のある乙葉は、「ごきげんよう」では、小堺と関根のラジオにゲスト出演した時のことを「私はラジオは50%の力でやってますから」と平然と言い放ち、「笑っていいとも!」では、タモリや他のレギュラーメンバーから、「乙葉の言葉には心がない」「まるで女高田純次だな」などと責められていた。

その上、「マシューズベストヒットTV」では、乙葉のトークに対して、マシュー南が、「乙葉ちゃんのテキトーなコメントが満載でーす」って言ったほどだから、あの「やる気のなさ」は、万人の知るところだろう‥‥って言うか、「やる気のなさ」と「ユルさ」を売り物にしてるんだと思うけど、口元もバストもユルユルだから、このまま芸能界にいて自然消滅して行くよりは、トットと結婚したほうが、何倍も幸せになれるだろう。

そんなことよりも、あたしが意外だったのは、藤井隆の女性の趣味だ。あれほどのアイドルマニアなんだから、乙葉はタダの遊びで、結婚する相手はもっと可愛い子だと思ってたのに、いったい何があったんだろう? そして、もうひとつの謎は、藤井と乙葉が結婚するとしたら、発表は「今年の夏ごろ」って言われてたのに、予想よりも2ヶ月も早い発表。この2点の謎を総合して考えれば、答えは誰の目にも明らかだろう。そう、「デキちゃった結婚」だ。

去年の今ごろ、乙葉のお父さんが亡くなった時に、親身になって励ましてあげた藤井隆。そこから、2人の交際がスタートしたワケだけど、その結果が「デキちゃった結婚」とは‥‥。同じセックスでも、橘慶太と松浦亜弥のセックスや、小栗旬と矢口真里のセックスと違って、藤井隆と乙葉のセックスには、生命の神秘って言うか、宇宙の真理って言うか、なぜか神聖なものを感じる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしの予想、「デキちゃった結婚」が、当たってるか、外れてるか、それとも、ホントは「デキちゃった結婚」なのに隠し通すか、それは、9日の月曜日に、2人揃って記者会見をするまでのお楽しみってことなんだけど、こんなことよりも、あたしのお楽しみだった、フリーザーの中のチョコQは、期待通りの「オイカワ」と、もうひとつは「ミシシッピアカミミガメ」だった。

オイカワは、婚姻色と非繁殖期があるんだけど、あたしのは、まるで、藤井隆と乙葉の「デキちゃった結婚」を予感させるような、ミゴトな婚姻色だった。それから、ミシシッピアカミミガメも、通常色個体と黒化個体の2種類があるんだけど、あたしのは、珍しいほうの黒化個体だった。あとは、オイカワの非繁殖期と、ツシマヤマネコの子供が欲しいけど、しばらくはガマンしようと思う。

あたしが、藤井隆と乙葉のセックスに、なぜか神聖なものを感じたのは、もしも「デキちゃった結婚」だった場合、たとえ、それが、結果論だったとしても、妊娠の責任をとって結婚し、安心して子供が生まれて来られる状況を作ると言う行為に、動物の営みをオーバーラップさせたからだ。快楽のためだけに、きちんと避妊をしてからセックスをする松浦亜弥や矢口真里の周到さとは違って、快楽のためであっても、避妊をせずにセックスをして、結果として妊娠した場合には、ちゃんと結婚する。これは、種族保存のためだけにセックスをする人間以外の動物たちと、何ら変わりないのだ。

5月2日の夜に、NHKの総合の「地球・ふしぎ大自然」で、「巨体になって生き残れ!中国山地・オオサンショウウオ」って言う番組を放送したんだけど、オオサンショウウオマニアのあたしとしては、シッカリと録画しておいた。それで、ゆうべ、真夜中に、焼酎をチビチビと飲みながら見たんだけど、それが、すごく良くできた番組で、あたしは、久しぶりに感動した。

オオサンショウウオは、3000万年以上も姿を変えずに生きて来た、文字通り、「生きた化石」と呼ばれる世界最大の両生類で、大きなものだと、体長が140cm以上にもなる。それで、あたしは今まで、ただ単に大きいだけだと思ってたんだけど、これには、深い意味があったのだ。

産卵時期になると、まず、オスのオオサンショウウオが川の上流を目指して、人間の作った堰(せき)などにも負けず、必死にさかのぼって行く。そして、最上流の浅瀬の岩の下の穴など、メスの産卵に適した場所を探して、いい場所が見つかると、自分の体をフタにして、その場所をキープする。最上流の浅瀬には、大型の魚など、卵や孵化した子供の天敵が少ないからだそうだ。そして、しばらくすると、今度はメスがさかのぼって来て、一番いい場所をキープしてるオスのところに行き、その穴の中で産卵する。

メスは、一度に約500個の卵を産むんだけど、オスは、その間、穴の入り口を自分の大きな頭でふさぎ、他のオスや外敵の侵入を阻止している。そして、メスの産卵が終わると、サッと穴の中に入り、卵に精子をかけるんだけど、この時に、体が小さくて、いい場所をキープできなかったオスたちが、ドサクサに紛れて何匹も乱入して来て、我も我もと精子をかけまくる。だから、たくさんの卵は、どれがどのオスの精子で受精したのか、まったく分からなくなる。

産卵したメスは、自分の役目が終わったワケだから、トットと下流へ帰って行く。ドサクサに紛れて乱入して来た他のオスたちも、気づかれないようにスーッといなくなる。あとに残ったのは、誰の精子がかかったのか分からないたくさんの卵と、一番体の大きいオスだけだ。そして、このオスは、卵が孵化するまでの約2ヶ月間、ずっと卵を守っているのだ。孵化が近づくと、大きな体で卵を揺らして、孵化をうながしたりしながら、誰の子か分からない卵をずっと守り続ける。

すべての卵が孵ると、やっとオスは下流へと戻って行くんだけど、500匹の子供の中で、5cm程度にまで成長できるのは、たった1匹ほどで、残りはすべて、魚やカメなどに食べられてしまうそうだ。そして、生き残った1匹は、外敵から食べられないように、長い時間をかけて、自分の体をどんどん大きくして行くのだ。

オオサンショウウオの寿命は、100年だって言われてる。つまり、500匹のうち、499匹は、生まれてすぐに食べられてしまい、生き残ったたった1匹が、みんなの代表として、100年も生きるようなものなのだ。その100年の間に、メスだったら何度も産卵して、オスだったら何度も産卵場所を確保して、卵を守り続ける。そして、こう言った営みが、3000万年以上も続いて来たのだ。そう考えてみると、オオサンショウウオって、種族保存のためだけに生きているようなもんだし、煎じ詰めて言えば、これは、人間以外のすべての生物に言えることだろう。

‥‥そんなワケで、芸能界の上流まで上りきっていない藤井隆は、乙葉が安心して産卵できる場所を確保したとは言いがたいけど、サスガに、他のオスの精子で受精したワケじゃないだろうから、何とかがんばって子育てをして行って欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.07

JR西日本の大嘘

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脱線事故を起したJR福知山線の後ろに車両に、JR西日本の職員が2人も乗車していたのに、事故後、被害者の救出をせずに、そのまま現場を離れたそうだけど、それは、上司の指示だったそうだ。一般の乗客やマンションの住人、近くの工場の人たちまでが、みんな、必死に救助活動をしてたって言うのに、あの惨劇の現場にいて、いくら上司の指示とは言え、数え切れないほどの被害者を見捨てて、あの現場を離れられる神経が分からない。

だいたい、ナンでもカンでも会社や上司のせいにしてるけど、この電車に乗り合わせてた職員だって、あの惨劇の状況を本当に正しく報告したんだろうか? いくら無責任な上司であっても、あの状況を正しく報告して、1分1秒を争う緊急事態だと言うことを伝えれば、まさか現場をホッタラカシにして出勤しろとは言わないだろう。結局、報告した職員のほうだって、こんな大変なことには巻き込まれたくないって言う気持ちが働いて、曖昧な報告しかしなかったんじゃないだろうか?

あたしが、何よりも呆れ返ったのは、事故後、何日もしてから、JR西日本の職員が、被害者の遺族のところへ「見舞金」を配って歩いたそうなんだけど、その時の袋が、白黒の水引じゃなくて、お祝いごとで使う「紅白の水引」がついたノシ袋だったってことだ。第三者からの見舞金じゃなくて、直接、加害者側からのものなのに、この非常識さは考えられない。泣きながら、JR西日本の非常識で無神経な対応を訴えてた遺族たちは、本当に悔しそうだった。いくら何でも、こんな間違いはありえない話で、「ウッカリしてました」じゃ済まされない。ワザと相手を怒らせようとしてるとしか思えない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、その後、事故当日に、天王寺車掌区の古川宏二区長(53)ら43人が、事故が起こったことを知りながら、ボーリング大会を開いてて、そのあとも二次会、三次会と、お酒を飲んで楽しんでたって言う話や、姫路鉄道部長や相生駅、網干総合車両所の両助役ら管理職9人と一般社員10人が、事故の連絡を受けながら、「神戸支社長杯」とか言うゴルフコンペを楽しんでたって言う話など、あまりにも無責任なJR西日本の体質が次々に発覚した。このゴルフコンペでは、昼食時に、レストランのテレビで生々しい事故現場の中継を見ながら、「まいったねぇ〜こりゃあ〜」といって談笑した上に、午後からも平然とプレーを続行し、プレー中にミスショットをした者に対して、「脱線事故」に絡めたギャグを言った者もいたって言うから、開いた口も塞がらない。

他にも、大阪支社の宮原総合運転所の係長ら11人は、関連会社の社員3人とゴルフをして、その後、居酒屋で酒盛りをしていたり、広島駅長や助役らが、事故当日から3日連続で契約社員との懇親会を開いてたり、京都建築工事所北陸派出所の助役らは、関連会社の社員たちと総勢28人で、事故当日から1泊2日で京都、滋賀のゴルフ温泉旅行に出かけていたりと、現在、分かっているだけでも、管内の支社の185人もの社員が、事故の事実を知りながら、ゴルフや飲み会、温泉旅行などを楽しんでいた。もちろん、これらは、隠蔽できずに表ザタになったぶんだけであって、他にもまだまだ出て来るだろう。

これらのレクリエーション三昧や接待漬けの様子を知って、あたしが思ったのは、いくら民営化されたって、やってることは親方日の丸の公務員どもと同じじゃん‥‥ってことだ。結局、国民の血税を湯水のごとく使いまくることが当たり前になっちゃってる官僚どもの天下り先なワケだし、そう言うヤツラが牛耳ってるうちは、民営化なんてのは名前だけで、今回みたいな大事故が起こった時に、まずやることは、証拠隠しや事実の隠蔽であって、人命なんかは二の次って言う、国のやり方そのものだってことだ。

大問題になった天王寺車掌区のボーリング大会にしても、事実発覚後、古川宏二区長は、「副区長から事故の連絡が携帯電話に入ったのだが、ホーリングに夢中になっていて気づかず、ゲーム終了後に着信履歴を見て連絡して、初めて事故を知った。」と言う大嘘をついた。もちろん、これは、本当に区長がこう言ったのか、それとも、責任逃れのために会社ぐるみで考えられた作り話なのかは分からないけど、とにかく、区長は、事故を知りながらボーリングをしていたことだけは事実なのだ。なぜかと言うと、問題が大きくなってから、古川宏二区長は、こう言ったからだ。

「ボーリングは中止させるべきで、認識が甘く軽率だった。深く反省している。」

携帯が鳴ったことに気づかず、事故の事実を知らなかったのなら、こんなセリフは出ないはずだろう。このセリフは、あくまでも、「事故を知っていたのにボーリングをやっていた」って前提がなければ出て来ないものだ。つまり、最初の言い訳がましいセリフは、何よりも責任逃れの隠蔽工作を最優先した、腐りきったJR西日本の体質そのものの表れなのだ。

だいたい、ボーリングのゲーム中に、43人の参加者のうち、少なくとも20人以上の携帯に、友人や家族、同僚などから、「大変な事故が起こった」と言う内容のメールが届き、その時点での死者の数までが知らされており、そのうちの数名は、その場で区長に報告したと言う。そして、ゲーム中に、すべてのレーンで事故に関する会話があり、参加者全員が事故の重大性を認識していたのだ。

それなのに、ゲームはそのまま続けられ、責任者である区長も、その場を離れることはなかった。それどころか、上から、「事故のことは知らなかったことにしろ」と言う指示が参加者全員に出され、二次会の居酒屋でも、「テレビがついていなかったので、事故が起こったことは知りませんでした。」、三次会の寿司屋でも、「阪神戦が無かった日なのでテレビが消されていて、事故のニュースは見ませんでした。」と言う大嘘をつく始末。

三次会まで参加した20代前半の車掌は、「ボーリング大会などのレクリエーションを欠席したり、そのあとの二次会などを断ると、減給の対象になるため、上司の誘いは絶対に断れないのです。こんな大事故が起こった日に、二次会、三次会と言うのは、さすがにまずいと思ったのですが、とても言い出せませんでした。」と話している。そして、同じく三次会まで参加した30代の運転士は、「二次会でも三次会でも、話題は事故のことばかりでした。上司である幹事(55)に命令されて、夕刊を買いに行かされた者もいて、夕刊の一面の写真を皆で回して見ました。」と話している。それなのに、その後、「事故のことは知らなかったことにしろ」と言う指示と言うか、命令を出して、参加者全員の口封じをしたのが、JR西日本と言う組織なのだ。

‥‥そんなワケで、国鉄を民営化したことによって、車両の強度やダイヤの安全性などは二の次の営利優先主義が、取り返しのつかない大事故を引き起してしまったのに、事故後の対応は、国鉄時代の悪しき体質そのもので、民営化による利点など、何ひとつ感じられない。だから、コイズミが頑固に推し進める郵政民営化も、JRの二の舞になりそうな気がする今日この頃なのだ。

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2005.05.06

ツチノコ軍団でGO!

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昨日、パチンコで勝った帰りに、たまにはゼイタクなものを食べようと思って、鶏のモモ肉を200gと、キューピー3分クッキングの「タンドリーチキンの素」と、キャベツ半分と、トマト5個を買ったんだけど、どうしても、チョコQのオイカワが欲しかったので、大金を持ってて気が大きくなってたので、つい、3個も買っちゃった。それで、お家に帰って来てから、フリーザーに入れておいた。夏場は、チョコが溶けて、中のカプセルにくっついてることがあるので、すぐには開けないで、冷蔵庫やフリーザーで冷やしてから開けるのが、プロってもんなのだ(笑)

それで、ゆうべは、タンドリーチキンを作って、山盛りのキャベツの千切りの上に乗せて、モリモリと食べた。キャベツは、ドレッシングとかマヨネーズとかは、何もかけなくても、タンドリーチキンの熱でしんなりとして、染み出る油でちょうどいい味になるので、そのままでとっても美味しい。それから、トマトは、ずっと食べたかったんだけど、安いトマトはマズイし、美味しそうなトマトは高くて買えないから、何ヶ月もガマンしてた。それで、昨日は、小さいけど美味しそうなトマトが、5個で298円だったから、普段ならとても手が出ないんだけど、パチンコのオカゲで買うことができた。トマトは、冷蔵庫で冷たく冷やしておいて、切って、お塩をかけて食べるだけだ。

お腹がパンパンになって、大満足したあたしは、フリーザーに入れたチョコQのことなんか忘れちゃって、そのまま寝た。それで、今朝になって、アイスコーヒーを作ろうと思って、フリーザーを開けて、3個並んでるチョコQを発見した。こう言うのって、何だか、得したみたいな気分がして、ちょっと嬉しい。それで、アイスコーヒーを飲みながら、3個のうち1個を開けてみた。そしたら、変なヘビが出て来たので、「あれ?今のシリーズにヘビなんかあったっけ?」なんて思いつつ、中の説明書を見てみたら、ナナナナナント! シークレットアニマルの「ツチノコ」だった!

マニアが目の色を変えて探してるツチノコが、たった2個目で出ちゃうなんて、あたしは、もう子供じゃないけど、「ブラボー! こどもの日!」って叫んじゃった今日この頃、皆さん、うらやましいですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、前のツチノコだったら、2匹も持ってるから、すぐに分かったんだけど、今度のツチノコは、ぜんぜん違う形だった。もっと、普通のヘビみたいに長くて、クネクネしてて、前のツチノコは2分割だったけど、今度のは、胴体が2つに分かれてる上に頭も分かれてて、ぜんぶで3分割になってた。それで、説明書には、こんなふうに書いてあった。

「おそらく目撃例のほとんどが、単なる見間違いであろうツチノコ。もし仮に、それらしいヘビが存在すれば…と考えたのが、この背骨の数が異常に少ない奇形個体。体の「短さ」に対して内臓の長さは変わらないため、金魚のランチュウのように胴体が不自然に太くなっているのがポイント。ヘビは背骨の数を増やして細長い体を手に入れたのだから、その逆が起こってもいいかもヨ。」

チョコQの説明書って、いつも、それなりに学術的なことが書いてあって、あたしとしては、「フムフム‥‥」なんて感じで読んでた。それで、このツチノコの説明も、仮説とは言え、ちゃんと理に適ってるので、「フムフム‥‥」って読んでたのに、最後のとこの「いいかもヨ」で、ガクッと来た。所詮、お菓子のオマケなんだから、どうでもいいけど、せめて、「いいかもよ」って書いて欲しかった。今どき、「いいかもヨ」だの、「そうかもネ」だの、小学生でも書かないだろう。

‥‥そんなワケで、ツチノコと言えば、北海道と沖縄以外のニポン全国で目撃されていて、色んな名前で呼ばれてる。ノヅチ、ツチヘビ、ツチ、ツチンコ、ツチンボなど、みんな「ツチ」って言葉がつくけど、これは、大黒様が持ってる「打ち出の小槌」とかの「槌」のことで、ずんぐりした体型が、良く似てるからつけられた名前だ。他には、お餅をつく杵(きね)に似てるから「キネノコ」とか、徳利(とっくり)に似てるから「トックリヘビ」とか、納豆を包むワラの苞(つと)に似てるから「ツトヘビ」とか、俵(たわら)に似てるから「タワラヘビ」とか、色んな名前で呼ばれてる。これらは、すべて、体の形が似てる物の名前がつけられている。

他には、幅が5寸(15cm)、長さが8寸(24cm)と言う意味の「ゴハッスン」とか、頭がマムシに似ていて体が筒状なので「ツツマムシ」とか、坂道をコロコロと転がる性質があるため、「コロ」「コロリ」「コロガリ」「ツチコロビ」とか、ホントに色んな名前で呼ばれている。その中でも、「ツチノコ」に次いで有名なのが、「バチヘビ」と言う呼び名だ。これは、昭和49年、「釣りキチ三平」でオナジミのマンガ家、矢口高雄さんが、少年マガジンに、自分のツチノコ目撃談を元にして描いたマンガ、「幻の怪蛇 バチヘビ」を発表したことによって、大ツチノコブームが起こったからだ。この「バチ」と言うのは、矢口高雄さんの出身地、秋田の言葉で「シッポが短い」と言う意味で、秋田では、シッポの短い猫のことを「バチネコ」、森の中で使う短いソリのことを「バチゾリ」と呼ぶそうだ。

ちなみに、矢口高雄さんは、あたしのマンションから車で2〜3分のとこに住んでて、たまに、お散歩してるとこを見かけるんだけど、大ファンのあたしは、ドキドキしちゃって声をかけられない。でも、今度、見かけた時には、思い切って声をかけて、サインをしてもらおうと思う。その時に、代表作の「釣りキチ三平」の絵をお願いするんじゃなくて、「バチヘビ描いてください!」って言ってみるつもりだ(笑)

ツチノコは、たくさんの目撃例があるのに、まだ捕まってないので、今のところ、空想上の生き物ってことになってる。だけど、全国で色んな名前で呼ばれてるだけじゃなくて、歴史的にも、すごく昔から、その存在が示されている。1番古いものでは、今から6000年前の縄文時代の土器に、ツチノコの模様が描かれている壺や、ツチノコそのものをかたどった石器が発見されている。そして、ニポンの最も古い文献、「古事記」や「日本書紀」などにも、野の主として「ノヅチ」と言う名前が出て来る。また、江戸時代になると、ニポンで初めての図解入り百科事典、「和漢三才図会」が作られ、その中に、「野槌蛇(ノヅチヘビ)」としてツチノコが紹介されている。今のツチノコとはちょっと感じが違うけど、ちゃんと絵も添えられている。

江戸時代には、他にも、たくさんの文献にツチノコのことが書いてあり、たとえば、尾張藩の松平君山の書いた「濃陽史略」には、「山に入った時に、足が重たくて冷たくなったので、足元を見てみたら、長さが30cmくらいのカツオブシみたいな形をした、黒光りする奇妙な生き物が、足の上を通り過ぎようとしていた。山里の老人に聞いてみたら、それはノヅチだと教えられた。」と書いてある。また、自然学者、畔田翠山(くろだすいざん)の書いた「野山草木通志」の中には、「文政6年(1822年)の1月中旬に、山中で奇妙なヘビと遭遇した。松の木を伏せたような形で、胴が太く、頭と尾だけが細く、青黒く光っていた。あとから来た人が、鉄砲で撃ち殺して土に埋めたが、これはノヅチと呼ばれているヘビだろう。」と書かれている。その後も、明治から昭和にかけて、色々な小説や文献などに登場するノヅチだけど、民俗学者の柳田國男や、粘菌の研究で有名な生物学者の南方熊楠(みなかたくまぐす)までが、この、ノヅチについて触れていることにも注目したい。

‥‥そんなワケで、縄文時代から、21世紀の現在に至るまで、数え切れないほどの目撃例があるツチノコだけど、最近では、去年のアテネオリンピックの女子マラソンで金メダルをとった野口みずきが、大会前のスイスでの合宿中に、ツチノコを目撃した話が有名だ。野口みずきが言うには、その前の年にも、同じ場所でツチノコを目撃してて、「草むらから、サササササ〜ベーンッ!って跳びはねたんです! 去年見たのとは違ったから、新種ですよ、あれは!」って言う野口のセリフは、あまりにもツッコミどころが満載で、せっかく現実味を帯びて来たツチノコの存在が、一気にウソ臭くなっちゃった(笑)

ちなみに、ツチノコを生け捕りにした時の賞金は、奈良県下北山村、岐阜県東白川村、和歌山県すさみ町などが100万円、広島県上下町が300万円で、他にも、同じくらいの賞金をかけている市町村がたくさんある。だけど、兵庫県千種町だけは、他とは比べ物にならないほどの高額で、なんと、賞金3億円なのだ。だから、ニポンのどこでツチノコを捕まえても、兵庫県千種町へと猛ダッシュして、千種町で捕まえたことにしたほうが、絶対に得だろう。

でも、いくら賞金が3億円だって言われても、普通のヘビも怖いあたしとしては、ツチノコを生け捕りにするなんて絶対にムリだし、あたしにできることは、チョコQのツチノコを集めるのがセキの山だ。だけど、あたしのツチノコ・コレクションは、今日で、短いのが2匹と長いのが1匹になって、いよいよ、組織化されて来た。5匹を超えたら「ツチノコ軍団」と呼びたいので、フリーザーに入ってる、あと2個のチョコQが、両方ともツチノコだったら、大門軍団、たけし軍団に次ぐ、きっこ御用達のツチノコ軍団の完成だ。まあ、そんなミラクルは起こらないと思うし、またしばらくは、チョコQを買う余裕なんかないと思うので、ツチノコ軍団が完成するのは、きっと何年も先になると思う。だけど、本物のツチノコを捕まえるよりは、確率的には高そうなので、ライフワークとして取り組んで行きたい。

‥‥そんなワケで、あたしを支えてくれてる、約50人の小さいきっこたち、その予備軍としての、小さいきっこセピアのメンバーたち、そして、その後ろに控える、ツチノコ軍団。他にも、イリオモテヤマネコやツシマテンをはじめとした南の動物軍団や、オヤニラミやブラックバスをはじめとした淡水魚軍団がいるので、これだけの大組織を従えれば、動物パワーで世界征服して、自然を破壊し続ける愚かな人間どもの手から、この地球を取り戻し、動物たちが自由に暮らせる夢の世界を作るって言う、あたしの野望が叶うかも知れないと思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.05

ドロンジョにおまかせ

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昨日は、朝から夕方までお仕事の予定だったんだけど、モデル事務所の都合で、2日間に分けて撮ることになって、昨日はお昼で終わっちゃった。それで、珍しくお金を1万円も持ってたので、久しぶりにパチンコに行ってみることにした。だけど、ゴールデン街‥‥じゃなくて、ゴールデンレトリバー‥‥じゃなくて、ゴールデンウィークだから、ちょっと覗いてみて、「空いてたら打つ、混んでたら帰る。」って感じで、いつものパチンコ屋さんに行った。

それで、「新海物語」のフロアを覗いたら、あたしのやりたい「大海物語」の列だけが満席で、通常の「新海物語」はガラガラだった。念のためにデータ機からデータを取り出して、ケータイの中のバイオリズム表と照らし合わせてみたら、50回転以内に大当たりする台が8台もあったので、これなら、あとからでもゆっくり打てるって思って、別のフロアを見てみることにした。

そしたら、前からやってみたかった「ドロンジョにおまかせ」が入ってて、半分くらい空いていた。高校の時に、クラスの男子から、ドロンジョ様とかマージョ様とか呼ばれてたあたしとしては、やっぱり、一度は打っておくべき台なので、ちょっとだけ打ってみることにした。初めての台なので、別に、勝つつもりはなくて、どんなリーチアクションなのかを見てみようと思っただけなので、1番端っこに座った。

あたしは、自分がタバコを吸うクセに、両側の人のタバコの煙が漂って来るのは嫌いって言うワガママな性格なのと、あと、パチンコをしてると、なぜか隣りの人から、やたらと声を掛けられちゃうので、その対応をするのがメンドクサイから、様子を見るだけで勝つつもりがない時は、できるだけ端っこに座るようにしてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、1000円を入れて「ドロンジョにおまかせ」を打ち始めたワケなんだけど、これがまた、回らないのなんのって、1000円で20回しか回らなかった。もちろん、リーチは無し。それで、もう1000円を入れて、それが無くなるころに、やっと1回目のリーチが掛かったんだけど、発展せずにパー。結局、リーチが発展したのは、3000円目に入ってからだった。でも、それからは、だんだん良く回るようになって来て、リーチも良く掛かるようになって来たので、100回までは回してみることにした。

ついに、5000円目を投入したあたしは、半ば、ムキになって打ってたんだけど、そろそろ終わりになるころ、煩悩の数と同じ108回目に、なんとか単発を当てることができた。そして、すべての当たりのあとに100回の時短がついてたんだけど、この時短で確変を引いて、とりあえず3箱出すことができた。でも、このあとの時短がダメで、さらに半箱くらい飲まれちゃって、結局、5000発ちょっとしか残らなかった。

リーチアクションは、色んな種類があるんだけど、基本的なアクションは、サイコロで1か2が出ると、トンズラーがハンマーで数字を叩いて行くパターンで、サイコロで3か4が出ると、ボヤッキーが「マトリックス」をパクッた動きをしながら数字の群と闘うパターンで、サイコロで5か6が出ると、ドロンジョなんだけど、あたしは、ドロンジョは出なかったので、どんなアクションなんだか分からなかった。当然、数字が大きいほうが当たる確率が高くなるので、6のドロンジョなら激熱なんだろう。

それから、別パターンのリーチで、ドクロベー様からお仕置きを受けるリーチがある。これは、画面に大きく「お仕置きだべぇ〜〜」って文字が現れて、例のドクロベー様の声が流れて、このパチンコの主役である「ドロンボー一味」をやっつけるリーチだ。3人乗りの自転車で逃げるドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーが、落ちて来る数字に潰されれば大当たりってのと、走って逃げる3人を追い詰めて、ガケから落とせば大当たりってのと、メカ対決をして、勝てば大当たりってのがあった。メカ対決は、それぞれのマシンから、小さいロボットが出て来て、お相撲の土俵で闘うんだけど、「カニ‥‥カニ‥‥カニ‥‥カニ‥‥」って言いながら、小さいカニのロボットが出て来たのが、すごく懐かしかった。

あたしが、最初に当てたのは、3人をガケから落とすリーチで、一度は失敗したみたいに見えたんだけど、一拍おいてから、3人が立ってたガケの先端が崩れて、谷底へと落ちて行った。リーチ画面に切り替わる前に、画面の前にヤシの木が出て来てブタが登ったので、期待してたんだけど、この「おだてブタ」が出ると、激熱っぽい。

‥‥そんなワケで、ドロンジョリーチは見られなかったけど、他のリーチはすべて見られたし、とりあえずは何とか負けなかったので、そろそろ「新海物語」のフロアに行って、腰をすえて稼がせてもらうことにした。その前に、「ドロンジョにおまかせ」のぶんを換金しようと思って、レジに向かう途中、パワフルシリーズの新台、「フィーバーネオパワフル」を見つけた。やたらと画面がキレイで、華やかで、音楽も楽しそうだったので、あたしは、パワフルシリーズって打ったことがなかったので、ちょっとだけ様子を見てみようと思った。それで、何も考えずに、3つ並んで空いてた席の真ん中に座ったんだけど、このナニゲない判断が、あたしに、素晴らしい幸運をもたらす結果となった。

どんな台なのかって言うと、メインの丸い画面と、その右側に小さなサブ画面があって、メインの画面には、メロンとかイチゴとかバナナとかのフルーツと、赤い数字の7が、輪の形に並んでいて、サブ画面では、キャラクターの女の子が動いてる。そして、サブ画面の女の子が変わった動きをすると、リーチが掛かる。

女の子は、空を飛ぶムムちゃん、イルカに乗って海を行くナナちゃん、原始人のカッコで歩くジャムちゃんの3種類で、好きな画面を選ぶことが出来る。それで、MAXファンのあたしとしては、「今日は大阪でライブだよな‥‥」なんて思いつつ、ナナちゃんでスタートしてみた。そしたら、これが、「ドロンジョにおまかせ」とは正反対で、回ること、回ること。常に、ハンドルのストップボタンに親指を掛けておいて、コマメに玉を止めないと、あっと言う間に停留マークが4つ並ぶ。それで、最初の1000円で35回も回って、リーチも何度か掛かったので、もう1000円入れてみた。そしたら、1500円目で、7が揃った。

あたしは、てっきり確変だと思って、すごく喜んだのに、これが、単発だったのだ。でも、時短があったので、そのまま打ってたら、ソッコーで引き直した。それで、今度は7が2列揃って、確変になった。つまり、7が揃っても、1列だけだと単発で、2列以上が揃って、初めて確変になるワケだ。パワフルシリーズを打ったことのある人なら、当たり前のことなんだろうけど、なにぶんにも初体験なので、こんなことも知らなかったあたしって、なんか可愛い(笑)

さらに、今度は色んなフルーツが輪になって、「リーチ!」って言いながら、輪の真ん中の絵がクルクルと回って、そこにメロンが出たら、「フィーバー!」ってなったんだけど、これも、タダの果物だから単発なんだろうって思ってたら、「オールフルーツ」って言って、確変だった。

‥‥そんなワケで、とにかく、確変がつながりまくり、たまに単発になっても、すぐに時短で引き直し、6箱目か7箱目になるころには、ムムちゃんやジャムちゃんの画面に切り替える余裕も出た。たとえば、確変の1回目が終わった時点で、玉を打つのをやめて、停留マークの4回ぶんを消化しちゃえば、そこで画面の切り替えができる。だから、次の確変中の画面やフィーバー中の画面は、別の女の子のバージョンを楽しめるのだ。

それで、3人の女の子のバージョンをすべて見てみたんだけど、音楽もそれぞれ変わり、海のナナちゃんは楽しい感じの曲で、空のムムちゃんはワリとカッコイイ感じの曲なんだけど、なぜか、原始時代のジャムちゃんだけが、歌が入ってるのだ。それが、アニメ声の可愛いロック調の歌で、周りがうるさくて良く聞こえなかったんだけど、「君にハラハラドキドキナントカカントカ〜」って歌ってて、5月13日にリリースされる井上みゆちゃんのデビューCD、「ぶっちゃけジェネレーション」のカップリング曲、「らぶ☆ミ・ドゥ」に似た感じの可愛らしい歌だった。ちなみに、井上みゆちゃんのCDは、彼女のホームページで視聴もできるので、皆さん、ぜひぜひ買ってちゃぶだいね♪

さて、パチンコの話だけど、「フィーバーネオパワフル」で何よりも楽しかったのは、3人の女の子に、それぞれ、小さいきっこみたいに、小さいナナちゃんや小さいムムちゃんが出て来るってとこだ。リーチの予告画面や、リーチが掛かってからスーパーリーチに発展する時とか、フィーバー中の画面とか、色んなとこに登場して、小さいナナちゃんたちや、小さいムムちゃんたちが、主役のナナちゃんやムムちゃんを応援する。これが、ホントに小さいきっこたちみたいで、とにかく可愛い。

結果としては、ほとんどムダ玉も無く、14回もフィーバーが続いた。「新海物語」以外の台で、こんなに出たのは、ホントに久しぶりだった。それも、セット打法を使わないで、何も考えずに普通に打ってただけなのに、27000発以上も出て、「ドロンジョにおまかせ」のぶんの5000発と合わせたら、約10万円だ。それで、あたしは、「新海物語」を打つのはやめて、換金してお家に帰ることにしたんだけど、これが、換金してみたら、なんと82000円にしかならなかった。おかしいと思って換金所のオバちゃんに聞いてみたら、先月まで「3円」だった換金率が、不景気なので、今月から「2.5円」に下がったってことだった。

‥‥そんなワケで、コイズミがこの4年間でやったことは、タバコの税金を引き上げ、発泡酒の税金を引き上げ、さらに、あたしの行きつけのパチンコ屋さんの換金率を下げたって言う、あまりにも弱者の生活を踏みにじったものだってことが分かった今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.04

ホッとするかも

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みなさまへ
五月の連休をいかがお過ごしですか?突然ではありますが、みなさまにご報告がございます。私、原田知世(37歳)は、昨日、イラストレーターのエドツワキさん(38歳)と入籍、結婚いたしました。昨年の秋に出会い、その後、ふたりで温かな時間を過ごしながら、それぞれがずっと探し求めていたパートナーであることを確信いたしました。お互いにこれまで独身で過ごしてまいりましたが、なんの予感もなかった、突然の出会いが完璧なタイミングで訪れたようでした。これからはふたりの静かで穏やかな生活を大切にしていきたいと思っています。これからも女優、シンガーとしての活動を続けてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2005年5月2日  原田知世


‥‥なんてオメデタイご報告が、原田知世のオフィシャルサイトに発表されちゃった今日この頃、皆さん、五月の連休をいかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、ヒソカにブームになりつつある「いかがお過ごしですか?」だけど、あたしのをパクッた人は、必ず、「きっこ風」とかって書いてくれてるから、原田知世の場合は、オリジナルだろう‥‥って言うか、その前の「〜今日この頃」が使われてないから、「きっこ風」じゃないけど(笑)

それにしても、相手がエドさんだとは、こりゃあビックル一気飲みだ。今まで、色んな現場で会ってるのに、ぜんぜん気づかなかった。あ、でも、「昨年の秋に出会い」って書いてあるから、ワリとソッコーだったんだね。とにかく、売れっ子同士だから、原田知世が引退するならともかく、「これからも女優、シンガーとしての活動を続けてまいります」ってつもりなら、絶対に、「ふたりの静かで穏やかな生活」なんて無理だと思うけど、せめて、すれ違い生活の果ての破局ってことにだけはならないように、がんばって欲しい。なんか、アイドルあがりの中途半端な女優と、才能のある男の組み合わせって、イメージとしては、キョンキョンと永瀬正敏がオーバーラップしちゃって、どうしても破局を連想しちゃう。

ちなみに、あたしは、原田知世には、まったく興味がない。MAXの玲奈ちゃんや、児島玲子ちゃんや、木下あゆ美ちゃんや、バニラムードのMarikoちゃんのように、大好きなワケでもなく、ゆうこりんや、及川奈央ちゃんのように、琴線に触れるワケでもなく、ハロプロのバカアイドルどものように、大っ嫌いなワケでもなく、ようするに、好きでも嫌いでもなく、いてもいなくてもどうでもいい存在のタレントだ。なぜかって言うと、原田知世って、影が薄いって言うか、花がないって言うか、パッとしないって言うか、味の薄過ぎる和食みたいで、芸能人としてのオーラをまったく感じないからだ。そう言うところが好きって言う人もいるのかも知れないけど、あたしがタレントに求めてるものは、正反対のものだ。

普段着で、何もしないで立ってるだけでも、光り輝いて見える。たくさんの人の中にいても、その人だけが違うオーラを発してて、すごく目立ってる。そう言うのが、あたしが憧れるタレントだ。だから、初めて玲奈ちゃんに会った時、5mくらい離れてたのに、あの100万ドルの笑顔は、直視できないほど眩しくて、周りにたくさんのスタッフがいたのに、玲奈ちゃんだけが光り輝いてて、あたしは、オシッコを漏らしそうなくらい衝撃を受けて、もう、身も心も完全にヤラレちゃった。

それからは、毎晩、玲奈ちゃんの夢を見るようになり、玲奈ちゃんの写真を見ると、恥ずかしくて顔が赤くなった。今でこそ、ずいぶん落ち着いて来て、局とかで会えば普通にアイサツできるようになったけど、最初のころは、「隣りのスタジオにMAXさん来てるよ」なんて言われた日には、胸がドキドキしちゃって、頭が真っ白になっちゃって、何も手につかなくなるほど、ヤバイ状態になった。

あたしは、こう言う魅力を持った人こそが、タレントと呼べる人だと思ってる。だから、そこらのシロートを寄せ集めて作ったモーウザイ娘とかを見ると、夢を売るべき芸能界が、こんなにもヒドイものを提供しなくちゃならないほど堕落したのかと思い、とっても悲しい気持ちになって来る。

だから、名前を聞けば、ただ、「そう言えば、そんな人がいたなぁ‥‥」ってくらいの印象しかない原田知世も、あたしにとっては、そこらの一般人と変わらない存在なのだ。

そんな原田知世だけど、あたしが唯一印象に残ってるのは、ちょっと前までやってた、ブレンディーのCMだ。「仮面ライダー龍騎」に出てた女の子、碇(いかり)由貴子ちゃんと焚火にあたりながら、短歌のリズムで会話をして行くやつ。


由貴子「寒いなあ何か飲みたいそんな時」

知世「カフェオレだったらホッとするかも」

由貴子「やっぱりなんにも」

知世「することないね」


由貴子ちゃんの、五七五の上句に対して、原田知世が七七の下句を付けて、それからカフェオレを作って飲んだりして、最後に、2人で、七と七の付け句っぽく会話をするって言う、なかなか楽しいCMだ。あたしは、コーヒーはブレンディーを飲んでるし、一応、俳人のハシクレだから、こう言ったナニゲない普段の会話が七五調になってると、とっても楽しく感じる。その上、「ホッと」と「ホット」をかけてあるとこも、普通だったら寒いギャグだけど、七五調だから楽しく感じる。ただ、このCMを撮影した場所が、カナダのバンクーバーの郊外だって聞いて、あまりにも意味が無いように感じた。焚火するだけなんだから、そこらのロケで十分なのに、よほど予算が余ってたんだろうか?

‥‥そんなワケで、結婚したことはオメデタイけど、結婚後も今まで通りにお仕事を続けて、


エド「寒いなあ今夜もひとりのこのベッド」

知世「破局になればホッとするかも」

エド「やっぱり離婚を」

知世「するしかないね」


‥‥なんてことにならないように、余計な心配をしちゃう今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.03

ヤクザのフィギュア

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今日、ついに、コンビニに行って、「ヤマザキ春のパンまつり」の白いお皿、モーニングプレートをもらって来た。50点集めたから、2枚もらうことができた。あたしが勝手に、「パンまつりのライバル」だと思ってた、声優の井上みゆちゃんは、25点で1枚だったみたいだから、あたしの勝ちだ(笑)

それで、嬉しかったので、ずっと食べてみたかったアイス、スーパーカップの「小倉」と、ずっと買ってみたかった「チョコQ」を買った。あたしは、スーパーカップはスーパーマーケットで買うことにしてて、それは、もちろん、「スーパーつながり」ってこともあるけど、何よりも、値段が安いからだ。いつものスーパーは、スーパーカップに限らず、爽とか、MOWとか、ジャイアントコーンとか、チョコモナカとか、色んな100円アイスが、どれでも「3個で200円」なのだ。だけど、新発売のスーパーカップの「小倉」は、いつになっても入荷する気配がなくて、少しイライラしてた。やっぱり、ゆうこりんに注目してるあたしとしては、小倉関係は早めに押さえておきたいからだ。

それから、チョコQは、サスガにゼイタクだから、ずっとガマンしてた。あたしは、チョコQを買い始めると、シークレットが出るまで買い続けちゃって、そのうち、電気代やガス代のために残しておいたお金にまで手をつけちゃって、チョコQを大人買いして、電気やガスを止められちゃうからだ。チョコQって、1ケースに10個入ってるんだけど、一番ひどい時は、月末のお金の無い時だって言うのに、どうしてもツチノコが欲しくて、4500円も払って3ケース買ったこともある。それで、月末の3日間、ずっとチョコだけ食べて暮らしたほどだ。

だから、チョコQの新しいシリーズが出ても、ずっと、見て見ぬフリをして来たんだけど、今の「日本の動物シリーズ10」は、シークレットじゃなくても、欲しいのがいっぱい入ってるので、少しだけでも買ってみたいと思ってた今日この頃、皆さん、チョコQのツチノコは持ってますか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、2年くらい前までは、毎日1個ずつチョコQを買ってて、時には大人買いしたりして、海洋堂のフィギュアを集めてたんだけど、しばらくゴブサタしてた。それは、もちろん、お金が無いからだけど、それよりも、すごく欲しかったツチノコは2匹も手に入れたし、そのあとのシリーズのシークレットの「福猫」の三毛も手に入れたので、あたしの物欲がおさまったからだ。他にも、キタダニリュウとか、盲導犬とか、シークレットはケッコー集まったので、いったん買うのをやめて、あとは、新しいシリーズが始まると、今度はどんな動物が入ってるのか、ネットで調べたりする程度で、決して手は出さなかった。

でも、今度のシリーズは、ツシマヤマネコの子供、アマミシリケンイモリ、オキナワシリケンイモリ、オイカワの婚姻色バージョンと非繁殖期バージョンなど、あたしの琴線に触れる動物が多かった。特に、オイカワの婚姻色バージョンは、最近、AV女優の及川奈央ちゃんが気になってるあたし的には、色んな意味でコレクションに加えたかった。それで、シークレット狙いでガンガン買うんじゃなくて、機会があったら、いくつか買ってみるつもりでいた。

お家に帰って来てから開けてみたら、オイカワじゃなかったけど、欲しかったオキナワシリケンイモリだったから、それなりに嬉しかった。基本的に、あたしのコレクションは、ツシマテンとかのニポンの南の動物と、あと、ニポンの淡水魚の2本柱なので、オキナワシリケンイモリは、南だし、淡水に住んでるから、あたしのツボなのだ。

チョコQの「日本の動物シリーズ」は、アブラゼミみたいに、そこらじゅうにいくらでもいるものから、ブラックバスみたいに、外国から入って来てニポンで繁殖したものや、イリオモテヤマネコみたいに、絶滅の危機に直面してるレッドアニマルまで、何でも分け隔てなくラインナップしてるところが素晴らしい。そして、その中でも、あたしが好きなのが、ニポンに昔からいる淡水魚と、沖縄とか対馬とかにいる実物を見たことのない動物たちなのだ。

‥‥そんなワケで、オキナワシリケンイモリを GET MY LOVE! したあたしは、チョコQのチョコで甘くなった口をお茶でサッパリさせてから、スーパーカップの「小倉」を食べてみた。そしたら、思ってたよりもずっと美味しかった。スーパーカップは、「プリン味」みたいに最悪の場合もあって、当たり外れがあるから心配してたんだけど、「小倉」は甘過ぎずに、適度なサッパリ感があって、最後まで美味しく食べられた。ただ、フタの絵はアズキのツブツブがいっぱい描いてあったのに、フタを開けてみたら、全体的に薄いアズキ色なだけで、アズキのツブなんかどこにも入ってない。それで、しばらく食べ続けてたら、潰れたアズキの破片みたいなのが、やっとひとつ出て来ただけで、「看板に偽りあり」だった。

良く、インスタントラーメンの袋とかに、チャーシューやメンマやナルトやネギが乗ってる美味しそうなラーメンの写真がプリントしてあって、その下に、必ず、「調理参考例です」とかってタダシ書きがしてあるけど、あれは、きっと、「袋の写真を見て、うまそうだと思ったから買ったのに、中にはチャーシューもメンマもナルトもネギも入ってね〜じゃねぇかよ! この落とし前、どうつけてくれるんだよ! え!?」とかって言うチンピラ対策なんだと思う。でも、それだったら、スーパーカップの「小倉」のフタにも、「これは、あくまでも、たまたまラッキーで、アズキの多かった部分に当たった場合の一例であって、実際には、もっとアズキの少ない場合もありますので、ご了承ください」とかって書いておかないと、甘いもの好きなチンピラにインネンをつけられちゃうかも知れないから、明治乳業の人、気をつけてちゃぶだい(笑)

でも、最近のヤクザやチンピラは、こう言った、ヤクザやチンピラらしいインネンのつけ方、ようするに、一般人から見たら、コッケイで噴き出しちゃうようなアホらしいことだけど、大企業にインネンをつけて小銭を稼ぐって言うやり方をしなくなった。清水の次郎長しかり、もともとヤクザって言うのは、弱い者の味方、正義の味方だったし、「極道」って言うのは、その名の通り、「男の道を極めた者」って意味だった。だから、もちろん悪いことだけど、大企業やお金持ちだけにユスリやタカリをかけるだけで、一般の弱者には決して手を出さなかった。それどころか、重たい荷物を持ったお年寄りを見つけると、代わりに荷物を運んであげたり、おぶってあげたりするようなヤクザもたくさんいた。

「ヤクザ」の語源って、花札のオイチョカブで「八・九・三」を引くとブタ、すなわち、0点だから、「ダメなもの」って意味だって言われてるけど、これは、先に「ヤクザ」って言葉があって、あとからコジツケた理由なのだ。もともとは、「役座」って言って、ケンカの仲裁をしたり、議論のマトメ役をしたりと、村や町の中の「頼りになる人」って言う意味の言葉だったのだ。

それが、今じゃ、お年寄りを騙して年金を奪ったり、オレオレ詐欺をやったりと、弱い者の味方どころか、弱い者を脅したり騙したりするクズ野郎ばかりになってしまった。こんなクズどもは、どんなに立派な代紋を背負ってても、道を極めた「極道」じゃなくて、道を外した「外道」でしかない。ナントカ組だとか、ナントカ一家だとか、偉そうな名前を名乗ってても、やってることは、地元のヤンキー小僧を集めて、お年寄りを相手にオレオレ詐欺だなんて、男のクセに、あまりにもケツの穴が小さくて、情けなくなって来る。

‥‥そんなワケで、チョコQの「日本の動物シリーズ」の中の絶滅しそうなレッドアニマルに、「極道」が加えられる日も近いと思うけど、世界一の技術を誇る海洋堂が手がけるヤクザのフィギュアなら、どんなにちっちゃくても、すごい迫力がありそうだ。そうなれば、もちろん、シークレットアニマルになることは間違いないだろうし、できることなら、人気の「オオクワガタのサナギ」の第1段階、第2段階、第3段階みたいに、チンピラ、若頭、組長って感じにして欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.02

サザエさんよりも目立つ頭

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今日は、ワリと早く帰って来れたので、リアルタイムで「ちびまる子ちゃん」を見て、その流れで、「サザエさん」も見た。普段は、「ちびまる子ちゃん」だけは必ず録画しておくけど、「サザエさん」は、今日みたいにお家にいる時に惰性で見るだけだから、良く考えてみたら、すごく久しぶりに見た。だから、ワカメの声が変わったのも、初めて聞いた。

それで、久しぶりに「サザエさん」を見て、何とも中途半端な時代設定だってことを改めて感じた。「ちびまる子ちゃん」のほうは、昭和40年代から50年代にかけてって言う時代設定がキチンと決まってるから、山口百恵、西城秀樹、山本リンダ、ずうとるび、城みちるなどのアイドルから、自動車や建物や家具のデザインなど、すべてに一貫性がある。お姉ちゃんにリリアンを教えてもらったりするエピソードや、みまつ屋で売ってる駄菓子の値段など、あらゆる背景が、時代設定に沿っている。

だけど、今日の「サザエさん」を見たら、いったい、いつの時代なのか、ぜんぜん分からなかった。カツオのボウズ頭、ワカメの後ろを刈り上げたオカッパ、そして、「パーマ」じゃなくて、「パーマネント」とでも呼ぶべきサザエさんのヘアスタイルなどは、どう見たって、あたしが生まれる前の「ハイカラ」とか「モボ」とか「モガ」の時代の匂いがプンプンだし、サザエさんちの電話は、骨董品のような「ダイヤル式の黒電話」だし、サザエさんが、マスオさんと外食に行くためにオシャレしたスタイルなんか、あたしの母さんの若い頃の写真よりも古めかしいようなファッションだった。

でも、室内や町の様子は、もっと最近みたいな感じだし、それにしちゃあ、「フルーツパーラー」なんて言う化石みたいなものが出て来る。これじゃあ、いったい、いつの時代なんだか分からない。そして、何よりも、時代背景を理解するための一番の指針となるべき物語中の物価が、あたしには、どうしても納得行かないのだ‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、お魚くわえたドラ猫を裸足で追いかけたことはありますか?(笑)


‥‥そんなワケで、カツオの声に続いて、ワカメの声も変わったワケだけど、あたしには、キャラクターの声が変わったことによる違和感よりも、時代設定の中途半端さによる違和感のほうが、遥かに大きく感じた。調べてみたら、「サザエさん」のアニメがスタートしたのは、昭和44年だそうだけど、もともとのマンガは、昭和21年に、九州の「夕刊フクニチ」って言う新聞に連載を始めたらしい。だから、サザエさんたちのヘアスタイルやファッションは、昭和20年代の流行なワケだ。それなら、ダイヤル式の黒電話だって不思議はないし、日常的にお着物で生活してるフネだって、何の問題もない。だけど、今日のお話の中で、サザエさんが魚屋さんでシャケを買うんだけど、「1切 90円」なのだ。これは、まさしく現代の物価だと思う。

サザエさんの時代、昭和20年代は、極度のインフレの時代で、昭和20年から21年のたった1年で、物価は5倍にもなり、24年には、なんと70倍以上にもなったそうだ。だから、平均的な物価を計算することは難しいけど、ひとつのモノサシとして、昭和24年には、食堂の定食が5円から10円だったって言うデータがあった。今なら、定食は500円から1000円て感じだから、100倍になったってワケだ。だから、定食が5円の時代のヘアスタイルやファッションで、、「1切 90円」のシャケを買いに行くってのは、実際には、9000円のシャケを買いに行ったことになる。

つまり、ヘアスタイルも、ファッションも、電話も、すべて昭和20年代なのに、物価だけが現代だから、すごく違和感があるのだ。だから、登場人物や背景に合わせて、物価も当時のままにすれば、こんな違和感はなくなる。そうじゃなかったら、サザエさんにピンキー&ダイアンのキャミワンピでも着せて、ヘアスタイルは名古屋巻きにして、サザエさんちの電話をコードレスにして、カツオやワカメにはGPS付きのケータイを持たせて、マスオさんの肩身が狭くならないようにツーバイフォーの2世帯住宅にでもすれば、シャケが1切90円でも問題はなくなるだろう。

だいたい、サザエさんて、今までに何度も書いて来たけど、「24才」なのだ。つまり、眞鍋かをりと同い年なワケで、もしも、眞鍋かをりが、サザエさんと同じパーマをかけて、サザエさんと同じファッションをしたら、どれほど浮きまくるかを想像してみて欲しい。今どき、サザエさんと同じヘアスタイルやファッションが似合いそうなのって言ったら、20代はおろか、30代でもイッパイイッパイで、40代の貴理子くらいがやっとだろう。だから、貴理子も、せっかく「磯野」って名字だったんだから、「正司」なんて名字の男と結婚なんかしないで、「フグ田」って男を探して結婚すれば、まんま、実写版サザエさんになれてたのに(笑)

そう言えば、磯野貴理子って言えば、チャイルズの残りの2人、久留龍子と茂原裕子は、どこに行っちゃったんだろう? これは、「女性3人組の法則」って言って、誰か1人が売れると、必ず、残りの2人はどっかに消えて行くって言う大宇宙の神秘なのだ。たとえば、オナッターズの場合も、小川菜摘だけが売れて、大金持ちの浜ちゃんと結婚して、左ウチワで暮らしてるけど、残りの深野晴美と南麻衣子の行方は、誰も知らない。だから、あたしが最近、注目してる、speenaの場合も、カナコ、ショーコ、シホのうち、カナコだけがソロで売れちゃって、ショーコとシホが消えて行かないように、水面下での根回しをシッカリとしておいて欲しいと思う。何しろ、レコード会社がレコード会社だから‥‥。

‥‥そんなワケで、グループ名はオナッターズに似てるけど、オナペッツの場合は、3人じゃなくて2人だし、女性じゃなくてオカマだし、それに、もしもどこかに消えそうになっても、あの、サザエさんよりも目立つ巨大な頭だけは、きっと見失うことはないだろう。それに、何となく、ローリーを見張ってれば、その背後に、スッピンで誰だか分からない宝ルビーと宝ダイヤの姿が見え隠れしてそうな今日この頃なのだ(笑)

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2005.05.01

痛い話

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ニポンの場合、ふた昔前は、男性がピアスをしてるのは珍しかったし、ピアスしても、片方だけのパターンが多くて、両耳にしてる人はメッタにいなかった。それで、左だけにしてるとノーマルで、右だけにしてるとホモとかって言われてた。でも、あたしが小学生のころのことだから、ハッキリは覚えてない。もしかしたら、右がノーマルで左がホモだったかも知れないけど、別にどっちでもいいや(笑)

それから、ひと昔前になると、男性でも両耳にピアスをする人も増えて来たし、右だけでも左だけでも、自分のセンスで好きなほうに開けるだけで、ホモだとか何だとかってのは言わなくなった。そして、耳だけじゃなくて、鼻とか、眉とか、口とか、色んなとこに開けるようになって来たし、耳でも、複数開けるのが普通になって来た。

あたしが、始めてピアスを開けたのは、中学の卒業式の次の日だった。ホントは、中学のうちに開けたかったんだけど、サスガに、あたしの時代は校則がヤバかったから、中学の卒業式が終わったら、高校の入学式までの間に開けようって決めてた。それで、卒業式の1ヶ月くらい前から、一緒に開ける約束をしてたお友達と、あちこちにピアスを見に行ったりして、1週間前には、先輩からピアスガンも借りて来て、万全の準備が出来ていた。

「ピアスガンなんか使わなくても、耳たぶを氷で冷やしておいて、消毒した安全ピンをブスッて刺して、そのまま安全ピンをしばらくつけときゃOKだよ」って言う人もいたけど、あたしは、とにかく、ビビリ屋なので、自分が刺される時はいいとしても、お友達に刺すのが怖くてできそうもなくて、それで、ホチキスみたいに、バチッて一瞬で終わるピアスガンのほうが、まだ怖くなかった。

それで、2人とも、何とか無事に、ピアスが開いた。あたしは、ぜんぜん痛くなかったし、化膿もしなかったし、左右の位置もピッタリと同じだったし、そして、誰でもが聞いたことのある、「引っぱると失明する白い糸」も、おかげ様で、穴から出て来なかった(笑)

そして、初めてのピアスは、ごく普通に左右1個だったけど、高校生になってから、左にもう1個開けて、そのあと、右が2、左が3になり、高校を卒業して専門学校に入学してからは、右3、左4になり、社会人になってからは、だんだんと減らして来て、今では、右1、左2に落ち着いてる今日この頃、皆さん、いくつ開けてますか?


‥‥そんなワケで、今や、男性でも当たり前のオシャレになり、ジャイアンツのお荷物、清原までもが、似合いもしないピアスを両耳にするようになったけど、どこまでがオシャレで、どこからがマニアかって言えば、あたしの感覚では、耳と鼻とおへそまでがオシャレで、それ以外は、マニアの世界だと思う。まあ、多少ガマンして、口とか眉とかまでは許せるけど、ベロだとか、乳首だとかは、完全にマニアの世界だ。

それにしても、マニアの人たちのピアスは、ビビリ屋のあたしから見ると、想像を絶する世界だ。ベロだの乳首だのは当たり前で、手の指と指の間とか、鎖骨の上とか、首の後ろとか、挙句の果てには、性器にまでピアスをする。それも、皮の部分じゃなくて、一番痛い「そのもの」の部分に、麻酔も無しで、自ら、ぶっとい針を突き刺して、血だらけになって作業をする。こう言うのは、誰が考えても、すでにオシャレとかじゃなくて、自らの肉体を傷つけることを快楽としてる部類の人たちなので、あたしには、とても理解できない世界だ。

それでも、顔中、体中にピアスをしたり、あちこちにタトゥーを入れたりしてる程度で満足できてる人たちはいいけど、もっとエスカレートして行くと、腕や足に大きな穴を開けて、とてもピアスとは言えない、直径が1cm以上もあるようなボルトとナットを装着してみたり、「スプリットタン」って言って、自分のベロを先端から真ん中くらいまでメスで切り裂いて、ヘビの舌みたいに改造してみたり、オデコや頭皮の下にインプラントを入れて、悪魔の角みたいにしてみたり、「ボディーサスペンション」って言って、マグロを釣るみたいな大きなフックを体中に刺して、皮膚が引きちぎれそうになりながら空中に吊り下がってみたりと、想像を絶する自己虐待の世界へと進んで行く。そして、さらに、究極のとこまで行っちゃうと、自分の手足の指を1本ずつ切断し始めて、腕や足まで切断してしまう。医学的には、ナントカ障害とか言う精神病の一種らしいんだけど、洗い物をしてて、コップを割って、指が5mm切れて血が出ただけでも顔面蒼白になっちゃうあたしとしては、今、この文章を書いてるだけで、貧血を起しそうな気分なのだ。

‥‥そんなワケで、自分の体を切り刻むことが好きな人たちと比べれば、ボディーピアス程度なら、それが、たとえ、性器であっても、まだマトモだと思えて来る。それで、ピアスマニアの人たちは、体中のありとあらゆる場所に穴を開け続けるワケだけど、唯一、開けることのできない場所があった。それは、目玉だ。そして、何で、「場所があった」って過去形で書いたのかって言うと、ついに、眼球ピアスが登場しちゃったのだ。正直、あたしは、眼球にピアスをした人の写真を見て、気持ち悪くなって、倒れそうになった。

これは、オランダの眼科の研究所で開発された「ジュエル・アイ」って言うピアスで、サスガに、どんなツワモノでも、目玉だけは自分で針を刺すワケには行かないから、専門の医師にやってもらうんだけど、黒目の横の白目の部分に、特殊な技術で宝石を埋め込むそうだ。今までに、10人くらいの人がやっていて、たくさんの人が順番を待ってるらしい。ちなみに、費用は、10万円前後だそうだけど、あたしなら、1億円もらってもイヤなことなのに、それを逆に10万円も払ってでも、やって欲しいって思う人たちがたくさんいるなんて、やっぱり、人の感性って人それぞれなんだなって思う。

こんなに感性の違う人たちが、同じ地球の上で暮らしてるんだから、いつまで経っても戦争が無くならないのも当然だろう。人間同士の争いって、ホントは、民族の違いでも、宗教の違いでも、歴史の違いでもなくて、一国のトップに立ちたがるような人間が、他人を支配することや傷つけることに快感を覚えるようなジャンルの人たちだからじゃないんだろうか。ブッシュしかり、ブレアしかり、金正日しかり、フセインしかり、コイズミしかり、そして、ライブドアのイノシシ社長しかり、支配欲に満ち溢れた独裁者たちの考えることは、規模の大小はあっても、やってることは、力で相手をねじ伏せて、欲しいものを奪い取るって図式に何ら変わりない。

‥‥そんなワケで、今日の日記をここまで読んで来て、何度も「痛い!」って感じた人は、正常な感覚の持ち主だと思う。もちろん、この「痛い!」って言うのは、「あいつは痛いヤツだよな」の「痛い」じゃなくて、ホントの肉体的な「痛さ」のことだけど、書いてるあたし自身が、ベロを切り裂くだの、目玉にピアスだの、もうこの「痛さ」に耐えられないので、この辺で、方向を変えようと思う。

この「痛い」って言葉には、色んな意味がある。たとえば、「痛い話」って言っても、さっきの「あいつは痛いヤツだよな」の「痛い話」だったら、みんなが気づいてるのに、本人だけが気づかずに、大勢の前で恥をかいた話とかになる。そして、一般的な「痛い話」の場合は、急いでる時に、タンスの角に足の小指をぶつけちゃった話とかになる。

その他にも、自分の会社が自転車操業してる時に、取引先が倒産したって言う話が舞い込んで来れば、それは、「頭の痛い話」ってことになるし、会社に遅刻ばっかりしてる人の前で、上司が、遅刻するヤツのせいで会社が倒産しそうだって話せば、それは、「耳の痛い話」ってことになる。

この、色んな意味のある「痛い話」の中で、王道を行くのが、やっぱり、少し戻っちゃうけど、ホントに肉体的に痛い話だ。「とり・みき」って言うマンガ家の「愛のさかあがり」って言う、マンガとエッセイが合体したみたいな本の中に、「イタイ話」って言うシリーズがあって、「朝、寝ぼけて歯を磨いたら、歯ブラシと間違えてカミソリを使っちゃって、口の中が血だらけになった話」とか、「コンビーフの缶のフタを踏んじゃって、足の裏にそのまま刺さった話」とか、ようするに、自分が体験してなくても、聞いただけで、思わず「痛い!」って感じちゃう話が書かれている。

ちなみに、「とり・みき」って言うのは、本名の鳥越幹夫(とりこしみきお)を縮めただけで、大した意味はないペンネームなんだけど、あたしの愛読書、「テレビブロス」の、今、おおひなたごうが、「特殊能力アビル」を描いてるページに、「遠くへ行きたい」って言うマンガを描いてた人だ。それで、古本屋さんの100円コーナーで、「愛のさかあがり」の上巻と下巻を見つけて、パラパラ見たら面白そうだったから、ずいぶん前に買って来た。

‥‥そんなワケで、ホントに「痛い話」ばかりになっちゃった今日の日記なので、最後にホッとしてもらうために、精神的に「痛い話」をひとつ。「笑点」で座布団を運んでる山田君て、もうじき「50才」になるそうだ。これって、ある意味、目玉にピアスするよりも痛いことだと思う今日この頃なのだ(笑)

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