バーチャル犯罪者たち
今日は、いつものスーパーが「日曜セール」の日だったので、お仕事の帰りに寄ってみた。それで、買ったのが、大根100円、キュウリが3本で80円、ニンジンが4本で100円、ヤマザキの食パンが100円、赤いタマゴが1パック145円、牛乳が125円って、こんな感じだ。タマゴを買うのは、ホントに久しぶりで、今年になってからは2回目だ。
それで、右手にバッグと、大根やニンジンが入ってるほうの袋を持って、左手にタマゴや牛乳や食パンが入った袋を持ってたんだけど、スーパーから出たとこに3〜4段の短い階段があって、そこでミゴトに転んじゃって、右手の荷物はシッカリと持ってたんだけど、左手は地面に手をつくために、反射的に荷物を投げちゃった。袋は、美しい放物線を描いたかどうかは知らないけど、2mくらい先の地面に、グシャッと落ちた。
近くにいた人に、「大丈夫ですか?」なんて、言われれば言われるほど、こう言う時って、恥ずかしくなって来る。あたしは、グリッてやっちゃった足首がズキズキと痛かったけど、「すいませーん! 大丈夫でーす!」って言いながら、その場をトットと逃げ出した。
あたしの作戦としては、タマゴはぜんぶ茹でて、カラを剥いてから甘辛に煮て、輪切りにして煮た大根と合体させて、「煮タマゴと大根‥‥って、まんまじゃん!」を作る予定だった。だけど、帰って来てからタマゴを見たら、10個のうち4個もヒビが入ってて、仕方ないから、タマゴを4個も使った巨大なオムレツを作って食べた今日この頃、皆さん、コレステロールは気にしてますか?(笑)
‥‥そんなワケで、人間が生きて行く上で、気にしなきゃならないものって、コレステロールの他にも色々とある。中性脂肪とか、ガンマGナントカとか、他にも色々とあって、あたしの場合は、お酒も飲むしタバコも吸うから、半年に1回くらい検査をしてる。それで、前に、ガンマGナントカが高いから、お酒を控えるようにって言われたことがある。でも、こう言うのって、お医者さまに言われた通りにするだけだから、あんがい簡単だ。今は、お酒も1週間に2回くらいしか飲まないし、タバコは、1日に2箱くらい吸ってたのが、2日で1箱になった。
だけど、こう言う肉体的なこととは別に、精神的なものの場合は、専門の病院に行かなくちゃ分からないことだし、たいていの異常者は、自分が異常だってことを自覚してないから、病院には行かない。そして、性的な異常者たちは、発見が遅れて、取り返しのつかない事件を起してしまう。
奈良の女児誘拐殺害事件の犯人、小林薫(36)は、ブルマをはかせた手作りの少女人形などをはじめとした、何百点にも及ぶロリコン変態関係のおぞましい品々が警察に押収されたけど、その中には、たくさんのロリコンゲームソフトやビデオがあった。そして、その中には、ライブドアが制作、販売している美少女強姦ゲームが多数ふくまれていた。そして、今回、19才の女性を監禁、暴行したとして逮捕された、これまた気色の悪い大変質者、小林泰剛(24)の部屋からも、なんと、1000本にも及ぶ少女監禁ゲームや少女調教ゲームが押収されたけど、その中にも、ライブドア社製のものが何本もふくまれていた。今日も、大阪の鄭(てい)隆之(29)って言う変質者が、17才の少女を3週間も監禁してて逮捕されたけど、こいつにしたって、どうせライブドアのお得意さんに違いない。
ライブドアって、もともと、エロビデオやエロゲーム専門の会社だったワケだし、1年前までは、ホームページのトップに、アダルトビデオの広告を堂々を掲載してるようなクソ会社だった。コンテンツもアダルト一色だったし、ご自慢のブログだって、一般のブログよりもエロブログを専門にしていたのだ。それが、球団の買収だの、ニッポン放送の乗っ取りだのを始めたとたんに、それまでのアダルト広告をいっせいに外して、エロブログを次々に削除し始めて、突然、優良企業の仮面をかぶったのだ。
とにかく、アダルト関係の品揃えは業界一で、特に、少女を強姦したり調教したりするド変態ゲームに関しては、あまりにも有名な会社、それが、ライブドアだ。ライブドアが、大きく飛躍した影には、1999年の5月に閣議決定された「児童ポルノ法」がある。この法律によって、それまでは、やりたい放題だった児童ポルノ業界は、大きく変わることになった。ようするに、実写からアニメへの移行の時代を迎えたのだ。このチャンスを生かし、年端も行かない小学生の少女を強姦するゲームや、少女を監禁、調教するゲームなど、次から次へと発売して、会社を大きくして来たライブドア。
現在でも、ライブドアのホームページにアクセスして、会社が配信しているネットゲームのコンテンツを開くと、ページの上部にサンゼンと輝くイノシシ社長の脂ぎった顔の下には、見るのもオゾマシイような変態アダルトゲームの数々がズラ〜ッと並んでいる。現在、この「ライブドアゲームズ」の人気ランキングの上位5位までが、すべてアダルトゲームで、それも、少女を強姦するような内容のものや、自分の兄の奥さんを犯すものなど、異常なゲームばかりが占めている。解説を見ると、「全ては欲望の赴くまま‥‥」など、利用者を煽るような言葉とともに、少女たちがハダカで大マタを開いているゲームのワンシーンが紹介されている。ちなみに、現在、人気ランキングで1位になっている「コ・コ・ロ・・・」って言うゲームの解説を見てみたら、こんなことが書いてあった。
「あなたにココロはありますか・・・?絶世の美貌を持つ主人公・久遠寺宗治。そんな彼に惹かれる人間も少なくはない。しかし彼は、そのコたちを狂気に近い行為で抱いていった。それは、彼の過去の出来事が原因で、物事に関心がなく、感情の起伏が乏しい人間になってしまったからだ。(後略)」
ようするに、過去の出来事がキッカケで、人間としての心を失ってしまった主人公が、自分に周りの女性を次々と犯して行くって言う、とんでもない内容のゲームなのだ。あたしは、この解説を読んで、今回逮捕された小林泰剛がオーバーラップした。色んなメディアで取り上げてるから、ここでは詳細は繰り返さないけど、簡単にまとめると、テレビや新聞では、小林泰剛は、金持ちのボンボンで、学生時代には自分のことを「王子様」と呼ばせ、母親の自殺をキッカケにして異常な行為を繰り返すようになったって報道されている。これって、このライブドアが全国へ向けて配信してる「コ・コ・ロ・・・」って言うゲームと似たような世界みたいな気がする。
同年代の女性には興味がなく、小学生の少女にしか性欲が起こらないって言うのも、少女を監禁して鎖で自由を奪い、自分の言うことを聞くように調教するって言うのも、ハッキリ言って、どっちも完全に異常者だし、立派な精神病だ。だから、今すぐにでも精神病院へ行って、カウンセリングを受け、場合によっては、入院すべきだろう。だけど、そう言った異常者を対象にして、法律ギリギリのゲームやビデオを制作、販売してるライブドアのような会社がある以上、そう言う異常者たちは、自分の性癖が世の中で認知されている一般的なものだと錯覚してしまう。つまり、ライブドアがやってることってのは、世の中の性犯罪を増やすための反社会的なビジネスであり、「命の次にお金が大事」と言ってハバカラナイ、あの守銭奴ブタらしい最低の金儲けなのだ。
もともと、薄気味悪いネットヲタクだったイノシシ社長は、ネットの世界で悪名高い変質者を何人も集めて、自分の会社の社員にしたけど、その本意は、どこにも負けないような変態ゲームを開発するためには、本物の変質者自身にゲームを作らせる必要があったからだと思う。こんな異常な世界のことなんか、マトモな人間には分かるはずもないし、たとえ分かったところで、こんなゲームを作ってまで金儲けしようなんて、普通の人間は考えない。
だから、フジテレビが、ライブドアと仕方なく表向きだけ業務提携した時に、イノシシ社長の口から真っ先に出た言葉は、「フジテレビさんの女子アナのコンテンツをうちのサイトに作りたい」って言う、変質者ならではの低俗極まりないセリフだった。さんざん偉そうに語って来た「ITと既存メディアの融合」が、「女子アナのコンテンツ」だって言うんだから、あまりのお粗末さに、開いた口も塞がらない。あのブタのことだから、そのうち、フジテレビの女子アナを監禁して、強姦したり調教したりするゲームでも配信しそうなイキオイだ。
あたしも、時々はネットゲームをやるけど、あたしが利用してる楽天には、こんな異常なゲームはひとつもない。すべて、健全なゲームばかりだ。もちろん、楽天に限らず、ネットゲームのコンテンツにアダルトゲームを置いてるのなんて、数あるサイトの中で、厚顔無恥なライブドアだけだ。そして、ライブドアが配信してる異常なゲームの数々は、一応は「18禁」になってるけど、「あなたは18才以上ですか?」って言う質問に対して、「はい」をクリックするだけで、子供でも誰でも自由にプレイできるのだ。
‥‥そんなワケで、こう言ったゲームを楽しんでいる何万人と言う人たちが、すべて、性犯罪を起すワケじゃないけど、少なくとも、小林薫や小林泰剛の場合は、ライブドアが販売した異常なゲームにのめり込み、ゲームと現実の世界の区別がつかなくなり、現実の世界でゲームと同じことをして、逮捕されたワケだ。ようするに、現実にやったら犯罪になることをゲームにして、バーチャルな犯罪者を量産してるのが、ライブドアって会社なのだ。今、この瞬間にも、何万人ものバーチャル犯罪者たちが、ライブドアの配信するゲームの世界の中で、少女を監禁し、調教し、強姦している今日この頃なのだ。
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