ホッとするかも
みなさまへ
五月の連休をいかがお過ごしですか?突然ではありますが、みなさまにご報告がございます。私、原田知世(37歳)は、昨日、イラストレーターのエドツワキさん(38歳)と入籍、結婚いたしました。昨年の秋に出会い、その後、ふたりで温かな時間を過ごしながら、それぞれがずっと探し求めていたパートナーであることを確信いたしました。お互いにこれまで独身で過ごしてまいりましたが、なんの予感もなかった、突然の出会いが完璧なタイミングで訪れたようでした。これからはふたりの静かで穏やかな生活を大切にしていきたいと思っています。これからも女優、シンガーとしての活動を続けてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2005年5月2日 原田知世
‥‥なんてオメデタイご報告が、原田知世のオフィシャルサイトに発表されちゃった今日この頃、皆さん、五月の連休をいかがお過ごしですか?(笑)
‥‥そんなワケで、ヒソカにブームになりつつある「いかがお過ごしですか?」だけど、あたしのをパクッた人は、必ず、「きっこ風」とかって書いてくれてるから、原田知世の場合は、オリジナルだろう‥‥って言うか、その前の「〜今日この頃」が使われてないから、「きっこ風」じゃないけど(笑)
それにしても、相手がエドさんだとは、こりゃあビックル一気飲みだ。今まで、色んな現場で会ってるのに、ぜんぜん気づかなかった。あ、でも、「昨年の秋に出会い」って書いてあるから、ワリとソッコーだったんだね。とにかく、売れっ子同士だから、原田知世が引退するならともかく、「これからも女優、シンガーとしての活動を続けてまいります」ってつもりなら、絶対に、「ふたりの静かで穏やかな生活」なんて無理だと思うけど、せめて、すれ違い生活の果ての破局ってことにだけはならないように、がんばって欲しい。なんか、アイドルあがりの中途半端な女優と、才能のある男の組み合わせって、イメージとしては、キョンキョンと永瀬正敏がオーバーラップしちゃって、どうしても破局を連想しちゃう。
ちなみに、あたしは、原田知世には、まったく興味がない。MAXの玲奈ちゃんや、児島玲子ちゃんや、木下あゆ美ちゃんや、バニラムードのMarikoちゃんのように、大好きなワケでもなく、ゆうこりんや、及川奈央ちゃんのように、琴線に触れるワケでもなく、ハロプロのバカアイドルどものように、大っ嫌いなワケでもなく、ようするに、好きでも嫌いでもなく、いてもいなくてもどうでもいい存在のタレントだ。なぜかって言うと、原田知世って、影が薄いって言うか、花がないって言うか、パッとしないって言うか、味の薄過ぎる和食みたいで、芸能人としてのオーラをまったく感じないからだ。そう言うところが好きって言う人もいるのかも知れないけど、あたしがタレントに求めてるものは、正反対のものだ。
普段着で、何もしないで立ってるだけでも、光り輝いて見える。たくさんの人の中にいても、その人だけが違うオーラを発してて、すごく目立ってる。そう言うのが、あたしが憧れるタレントだ。だから、初めて玲奈ちゃんに会った時、5mくらい離れてたのに、あの100万ドルの笑顔は、直視できないほど眩しくて、周りにたくさんのスタッフがいたのに、玲奈ちゃんだけが光り輝いてて、あたしは、オシッコを漏らしそうなくらい衝撃を受けて、もう、身も心も完全にヤラレちゃった。
それからは、毎晩、玲奈ちゃんの夢を見るようになり、玲奈ちゃんの写真を見ると、恥ずかしくて顔が赤くなった。今でこそ、ずいぶん落ち着いて来て、局とかで会えば普通にアイサツできるようになったけど、最初のころは、「隣りのスタジオにMAXさん来てるよ」なんて言われた日には、胸がドキドキしちゃって、頭が真っ白になっちゃって、何も手につかなくなるほど、ヤバイ状態になった。
あたしは、こう言う魅力を持った人こそが、タレントと呼べる人だと思ってる。だから、そこらのシロートを寄せ集めて作ったモーウザイ娘とかを見ると、夢を売るべき芸能界が、こんなにもヒドイものを提供しなくちゃならないほど堕落したのかと思い、とっても悲しい気持ちになって来る。
だから、名前を聞けば、ただ、「そう言えば、そんな人がいたなぁ‥‥」ってくらいの印象しかない原田知世も、あたしにとっては、そこらの一般人と変わらない存在なのだ。
そんな原田知世だけど、あたしが唯一印象に残ってるのは、ちょっと前までやってた、ブレンディーのCMだ。「仮面ライダー龍騎」に出てた女の子、碇(いかり)由貴子ちゃんと焚火にあたりながら、短歌のリズムで会話をして行くやつ。
由貴子「寒いなあ何か飲みたいそんな時」
知世「カフェオレだったらホッとするかも」
由貴子「やっぱりなんにも」
知世「することないね」
由貴子ちゃんの、五七五の上句に対して、原田知世が七七の下句を付けて、それからカフェオレを作って飲んだりして、最後に、2人で、七と七の付け句っぽく会話をするって言う、なかなか楽しいCMだ。あたしは、コーヒーはブレンディーを飲んでるし、一応、俳人のハシクレだから、こう言ったナニゲない普段の会話が七五調になってると、とっても楽しく感じる。その上、「ホッと」と「ホット」をかけてあるとこも、普通だったら寒いギャグだけど、七五調だから楽しく感じる。ただ、このCMを撮影した場所が、カナダのバンクーバーの郊外だって聞いて、あまりにも意味が無いように感じた。焚火するだけなんだから、そこらのロケで十分なのに、よほど予算が余ってたんだろうか?
‥‥そんなワケで、結婚したことはオメデタイけど、結婚後も今まで通りにお仕事を続けて、
エド「寒いなあ今夜もひとりのこのベッド」
知世「破局になればホッとするかも」
エド「やっぱり離婚を」
知世「するしかないね」
‥‥なんてことにならないように、余計な心配をしちゃう今日この頃なのだ(笑)
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