懲りないNHK
今日、NHKのチーフプロデューサーだった磯野克巳が、局内での自分の立場を利用して、番組制作費などを3億円も横領していた事件で、磯野の共犯の1人で、イベント会社社長、上原久幸に、懲役3年が求刑された。しかし、これは、氷山の一角で、磯野が上原と共謀して騙し取った約6000万円のうちの、上原の取り分、約1900万円の詐欺に対する求刑だ。上原は、罪を全面的に認め、法廷でも謝罪を繰り返してるけど、もともと、こんな汚いことをするような人間のクズに反省の心などあるはずもなく、これは、ただ単に、もう言い逃れができないから、ひたすら謝罪して情状に訴え、何とか実刑だけは免れようとしてる必死の演技に他ならない。判決は、1ヶ月後の7月6日だけど、絶対に実刑になるように、あたしは、全力を尽くす。
それにしても、NHKの「首都圏ネットワーク」の中のニュースを見ていて、この、上原久幸のニュースの報道の仕方に、あたしは呆れ返った。磯野克巳が、繰り返し犯罪を犯していたのは、紛れもなく「現職の職員」だった時で、クビになったのは、事件発覚後だ。それなのに、NHKのニュースでは、「上原久幸は、『元NHKの職員だった磯野克巳』と共謀して、NHKを騙して、詐欺を働いた」と言う報道の仕方をしていた。もちろん、NHK側の管理体制などにはヒトコトも触れずに、終始、「NHKは被害者だ」ってことを強調しまくってた。この期に及んで、どこまで責任逃れをすれば気が済むんだろう。
だいたい、磯野の不正が公になり、ついに逮捕された時、局内からは、「磯野が逮捕されたのに、何で並木は捕まらないのか?」「磯野が捕まったのなら、次は並木の番だろう」「磯野みたいなチンピラよりも、何倍も悪質なことをやっている並木を捕まえないと、NHKは何も変わらない」などの声が相次いでいた。この「並木」ってのは、「紅白歌合戦」を始めとして、NHKの数多くの番組を手掛けて来たプロデューサー、「並木正行」のことで、役職は、EP(エグゼクティブプロデューサー)だから、CP(チーフプロデューサー)だった磯野よりも、ずっと偉い人なんだけど、NHKって、横領した金額が多いほど、偉くなれるの?‥‥なんて思っちゃう今日この頃、皆さん、並木のために受信料は払ってますか?(笑)
‥‥そんなワケで、上の画像の一番左のトボケた顔の男が並木正行なんだけど、並木の不正は、磯野の比ではなく、一説には、総額で5億円以上もの横領をしてると言われていて、その使い道は、磯野同様、主に愛人関係だ。並木の愛人は、同じNHKのディレクター、河合千尋って女なんだけど、恥も外聞も無い並木は、この愛人と仲良く手をつないで出勤して来たこともあったと言うから、開いた口も塞がらない。そして、不倫関係だと言うのに、人目も気にせずに局内でイチャイチャしていたため、河合千尋は、大阪支社へと飛ばされてしまった。そしたら、並木は、ことあるごとに、EP権限での大阪出張を繰り返すようになった。もちろん、仕事のはずはなく、ただ愛人に会いに行くだけなのに、こう言った出張費も、すべて受信料から支払われていたことは言うまでもない。
磯野克巳が、島谷ひとみや国仲涼子のパトロンをやっていて、この2人に、横領した受信料で買ったブランド品などをプレゼントしたり、カラオケや食事に連れて行ったり、自分と付き合う見返りとして、NHKの番組に優先的に出演できるように根回ししてたことは、以前、書いたけど、並木正行の場合は、そのEPと言う立場から、お気に入りのタレントとの付き合いは、磯野以上にハデにやっていた。並木のお気に入りは、倉木麻衣や坂本冬美などで、特に、倉木麻衣に関しては、そうとう多額なプレゼントを繰り返してるし、あちこちに連れ歩いてる。もちろん、これらのお金がどこから出ているのかは、皆さんのご想像の通りだ。そして、自分と付き合う見返りとして、EP権限で倉木麻衣を紅白に出演させたり、倉木麻衣を世界遺産に認定されている東寺で歌わせたりと、やりたい放題のご乱心ぶりだった。
そんな並木正行の不正が公になり、週刊誌などにも書かれるようになって来た今日この頃、サスガの並木も、これはもう逃げられないと悟り、先月、NHKに辞表を持って行った。しかし、局側は、その辞表を受け付けなかったのだ。何故かと言うと、NHKは、ニポン中の誰でもが知ってる並木の巨額不正に対して、呆れたことに、知らぬ存ぜぬを通しているのだ。それで、今、並木に辞められちゃったら、自ら不正の事実を認めたことになっちゃうから、局にとどまるように並木を説得して、とりあえず、外部とは接触できない部署、「考査室」の主幹へと異動させた。
並木は、不正が発覚しなければ‥‥って言うか、もちろんNHKは並木の不正をとっくに知ってたワケだから、正しくは、「不正が外部に発覚しなければ」ってことだけど、今月の人事で、局長に昇進することが約束されてたのだ。「紅白歌合戦」「お江戸でござる」「爆笑オンエアバトル」などを始めとして、数々の看板番組を手掛けて来たトッププロデューサーなんだから、当然の昇進だ。だけど、その昇進がパーになったどころか、考査室なんて言う陸の孤島に配置換えになるなんて、普通じゃ考えられない。
ようするに、不正が外部に発覚した以上、昇進させるワケには行かないし、かと言って、今、辞めさせたら、もっとコトが大きくなっちゃうしってワケで、NHKが取った苦肉の策なのだ。だいたい、NHKの考査室なんてのは、名前だけの実態の無い部署で、やってることと言えば、毎日、放送された番組を見て、日記みたいに感想文を書くだけなのだ。その上、その書いたものだって、誰が読むワケでもなく、今後の番組作りに生かされるワケでもなく、ようするに、JR西日本の「日勤教育」のレポートと同じで、ただの罰ゲームみたいなもんなのだ。つまり、局側としては、座敷牢みたいな部署に並木を入れておき、ホトボリがさめるのを待とうって作戦なのだ。
でも、何億円もの受信料を横領した男が、このままで許されるワケがないってのは、NHKのアンテナにとまってるスズメにでも分かることで、当然のように、警視庁が動き出した。何と言っても、すでに実刑は免れられない磯野克巳が、「オレだけ刑務所に行くなんて、絶対に納得できない!」ってことで、自分の取調べも一段落した先月から、少しずつ、並木の不正についても話し始めたからだ。ジャの道はヘビメタってことで、同じような手口で、同じように不正を繰り返し、同じように愛人に貢いでいた仲間だから、たくさんの情報を持っているのだ。
NHKでは、去年、磯野を刑事告発した時に、他にも、並木を始め、何人もの不正の事実が内部調査で明らかになったので、それらをすべて隠蔽するために、不正の証拠となるような、書類や伝票、名刺などから、パソコンの中のデータに至るまで、海老沢命令で、現場の職員たちにすべて処分させた。そして、磯野ひとりを人柱として、あとのヤツラは逃げ切ろうとしたのだ。
だけど、あまりにもハデにやりまくってた並木を始め、奥さんを使って10億円以上を横領していたワシントン支局長の手嶋とか、映画の放映権を利用してやりたい放題だった元ハイビジョン局の安井とか、NHK内部の不正は、数え出したらキリがないし、これだけの不正をすべて隠蔽できるワケがない。
あたしが、一番ムカついてたのは、ワシントン支局長の手嶋だけど、このクソオヤジは、自民党の贈賄議員どもや、日本歯科医師会のエロジジイども、そして、広域暴力団ともベッタリと癒着してて、その呆れ果てた横領ぶりは、世界レベルだろう。そして、その横領した巨額の受信料の一部は、自分の身を守るために、自民党の議員や暴力団に流し、絶対に刑事事件にならないように、四方八方に圧力をかけてる。だから、これほどウワサになり、今じゃ誰でも知ってる「手嶋の巨額横領」なのに、警察は手を出せないのだ。
そんな手嶋も、今回の人事で、ついに、「ワシントン支局長」から、「ワシントン支局付」へと降格になった。局側も、これほど不正のウワサが広まっちゃったら、サスガに、いつまでも支局長にはしておけないって判断したんだろう。だけど、いくら降格させたって、今までに横領し続けて来た10億円以上の受信料が返って来るはずもなく、さらには、勝手知ったるワシントン支局なんだから、これからもやりたい放題だろう。だいたい、手嶋のアトガマとして、パリ支局長の西川が来たけど、こいつだって、悪いウワサのあるヤツじゃん。
結局、手嶋の手足となって、一緒に悪事の手伝いをしてたヤツラは、みんな別の支局などに飛ばされたワケだけど、このふざけた人事を見れば、局側が、手嶋の不正の事実や、その方法をすべて調査済みだったってことや、それを隠蔽するための人事だってことが良く分かる。
‥‥そんなワケで、あたしとしては、現職の職員は上からの命令でなかなか口を割らないので、元NHKの人間で、内部での不正に詳しい‥‥って言うか、自分もガンガンと不正をやりまくってたヤツラを調べてるとこだ。今は、不正で得たお金で制作会社を作った白崎ってヤツのことを調べてるんだけど、そしたら、面白いように、現職のCPや、局おかかえの放送作家との癒着が分かって来たので、並木の続報とともに、次々と実名で糾弾して行こうと思う今日この頃なのだ(笑)
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