« 野沢直子の夏 | トップページ | ニポン列島ハトポッポ »

2005.06.26

aikoの涙

aiko
ちょっと前の話だけど、6月10日の「ミュージックステーション」で、新曲「へその緒」がヒットの兆しを見せてるSOFFet(ソッフェ)が、平井堅の主催のカラオケパーティーに行ったって言う話をして、タモリが、どんなメンバーが来てたのかって聞いたら、SOFFetのどっちかが、「椎名林檎さんとか〜清水ミチコさんとか〜」って答えたそうだ。

あたしは、この日のMステは見てなかったので、詳しいことは分からないけど、番組を見てたお友達からそう聞いた。だから、間接的な情報なので、椎名林檎や清水ミチコの他にも、誰かの名前を言ったのかも知れないけど、ちょっと分からない。とにかく、このカラオケパーティーのことで、ちょこっと後日談を聞いたので、あたし的には、あんまり重要なことでもないんだけど、興味のある人もいると思うので、一応、書いておこうと思う。

実は、この日のカラオケパーティーには、aikoも参加していた。それは、平井堅とどこかで顔を合わせるたびに、何度も何度もカラオケに誘われていて、もう断わりにくくなってたので、そろそろ参加するか‥‥って感じの流れだった。それで、パーティーでの細かいことは分からないんだけど、参加者全員がひと通り、何曲ずつか歌ったところで、誰よりも歌いたがり屋さんの平井堅が、自分の曲、「瞳をとじて」を歌い始めた。

普通、カラオケで、自分の歌なんか歌うか?って思うけど、これは、周りからのリクエストだったそうだ。それまでの平井堅は、アニメ「ボボボーボ・ボーボボ」の主題歌、ウルフルズの「バカサバイバー」を踊りながら熱唱して、みんなを盛り上げてたそうだから、突然の「瞳をとじて」は、あまりにもギャップがあると思う今日この頃、皆さん、カラオケはお好きですか?(笑)


‥‥そんなワケで、平井堅が「瞳をとじて」を歌い始めたら、全員が静かに聴き入ったんだけど、なんと、aikoが、ポロポロと泣き出したと言うのだ。いくら「瞳をとじて」が感動するような歌だとしても、それまでバカ騒ぎをしてたのに、突然、歌に感動して泣くなんてことは無いだろうから、考えられることは、2つしかない。それは、aikoが、「世界の中心で、愛をさけぶ」を好きで見ていて、あたしは見てないから分かんないけど、どっかの感動する名場面を思い出して、涙が止まらなくなったか、もしくは、最近、国分太一とうまく行ってなくて、歌の歌詞と自分たちのことがオーバーラップしたかのどっちかだろう。特に、2番の出だしの「いつかは君のこと〜何も感じなくなるのかな〜」ってとこで、たまらずに目頭を押さえたって言う話だから、どうしても、カングリたくなっちゃう‥‥なんてことを書くと、また、「ゲンダイネット」のパクリ記者が、あたしの日記を無断で丸写しして、「aikoと国分太一に破局の噂」とか何とかって書きそうな予感がマンマンだけど‥‥(笑)

5月に行なわれた、このカラオケパーティーのことをもうちょっと詳しく説明しておくと、場所は、ジャグジーまで完備された高級カラオケのパーティー用ルームで、主催が平井堅、参加者は、椎名林檎、清水ミチコ、aiko、一青窃、ドンドコドンの山口智充、SOFFetの2人、クリスタルケイ、脚本家の三谷幸喜など、ソーソーたるメンバーで、全部で18人。中には、クリスタルケイのお母さんも混じっていたそうだ(笑)

それにしても、このメンバーでのカラオケ大会だなんて、Mステよりも内容が濃いじゃん。1万円でチケットが売れそうだよ。それで、このカラオケパーティーのことは、SOFFetの2人がMステでちょこっと話しただけじゃなくて、色んな媒体で紹介された。三谷幸喜は、朝日新聞に連載してる「ありふれた生活」って言うコラムで、この日のことを書いてるそうだし、テレビブロスの清水ミチコのコラムでは、先に帰った清水ミチコが、カラオケ屋さんに忘れ物をして、それを後日、平井堅が、わざわざ自宅まで届けてくれたって話が書いてあった。そして、お礼に、手作りのタケノコの煮物とキンピラゴボウを渡したそうだ。それで、「平井堅にタケノコ」って言うコトワザができたって書いてあった。

色んなとこに断片的に書いてある内容を総括すると、平井堅と清水ミチコが、森山直太郎と森山良子になりきって、「さくら(独唱)」をデュエットしたり、山口智充と清水ミチコが、「スローバラード」をデュエットしたり、椎名林檎が、松田聖子の曲を熱唱したりと、なかなかバラエティーに富んでいて、まるで、お正月の特番みたいな内容だったみたいだ。清水ミチコのモノマネはテレビでも見られるけど、椎名林檎の聖子ちゃんは、永久保存版的な貴重さだろう。それから、持ち歌では、平井堅が「瞳をとじて」を歌った他に、一青窃が「もらい泣き」を歌ったそうだ。果たして、一青窃は、カラオケ屋でもハダシで歌ったのだろうか? そして、歌いながら、ジャグジーの中へと沈んで行ったのだろうか?(笑)

それにしても、カラオケが好きで好きで大好きで、ダレカレかまわずにカラオケに誘いまくることでオナジミの平井堅だけど、仕事で歌を歌ってるのに、お休みの日にまでカラオケに行くなんて、まるで、1週間ずっと働いて来た漁師さんが、やっと巡って来た日曜日にまで魚釣りに行くようなもんだし、まるで、農業をやってる人が、自宅の庭でも家庭菜園をやるようなもんだし、イマイチ、あたしには理解できない。でも、平井堅だけじゃなくて、他の参加者もみんな楽しんでたみたいだから、みんな、歌が好きなんだね〜。

‥‥そんなワケで、誰でもが参加してみたいと思う、この、夢のようなカラオケパーティーは、ものすごい盛り上がりを見せ、大成功したそうだけど、不思議なことに、誰の書いたコラムにも、aikoの名前が出て来ないのだ。だから、もちろん、aikoが泣いたことも書かれていない。だから、あたしが、ここに書いたワケなんだけど、aikoファンのあたしとしては、卓球の福原愛ちゃんが、冷血非道な中国人司会者に意地悪な質問を浴びせられて泣かされたことよりも、aikoが泣いたことのほうが気になる今日この頃なのだ。

|

« 野沢直子の夏 | トップページ | ニポン列島ハトポッポ »