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2005.07.31

儒教の国の先生

review309039
ニポンの国土は、都道府県で分かれてるけど、中国は、大まかに言うと、4つの市、22の省、5つの自治区に分かれてる。そして、その22の省の中に、「甘粛省」ってのがある。ニポン語読みだと「かんしゅく」だけど、中国の読み方だと「カンスー」って読むそうだ。でも、「四川省」とか「広東省」なら、中華料理で知ってる人も多いと思うけど、「甘粛省」なんて、中国マニア以外は、初めて見る人がほとんどだろう。

そんな、ニポン人には極端にマイナーな「カンスー省」だけど、映画でオナジミの「敦煌(とんこう)」って町がある省だと言えば、ぼんやりとイメージできるかも知れない。カンスー省は、中国の北西部にあって、西の端にあるウイグル自治区とつながってる。ようするに、中国の中じゃ、そうとうなイナカってことだ。そして、面積は、約45万平方km、ニポンの面積が約38万平方kmだから、この1つの省だけで、ニポンよりも遥かに大きいってワケだ。

それにしても、ニポンよりも大きな面積の土地を1つの省にするなんて、サスガ、自分の国の人口も把握できてないような大ザッパな国は、根本的なモノゴトの考え方が違う。スケールがデカイって言うか、大陸的って言うか、ザツって言うか、バカって言うか、もうちょっと細かく分けたほうが、経済とか治安とか医療とか、色んな意味で便利になると思うんだけど、あたしにゃ関係無いから、ま、どうでもいいか(笑)

で、何でこんなマイナーな省のことを説明してるのかって言うと、このカンスー省にある小学校で、前代未聞の事件が起こったのだ。1ヶ月ほど前のニューヨークタイムズに掲載されてたんだけど、この小学校で、担任の男性教諭が、自分のクラスの女子児童を日替わりで順番にレイプして行き、結局、女子児童のほぼ全員、26人をレイプしたと言うのだ。恐るべし!中国人!‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、ニポン人に生まれて良かったですか?(笑)


‥‥そんなワケで、ニポンの新聞って、海外のニュースに関しては、ほとんど政治ガラミなことしか掲載しない。それも、思いっきり情報操作をして、ニポン政府の都合に合わせた洗脳記事ばかりだ。だから、いつも言ってるように、ニポンの新聞なんか信用できない。特に、イラクの自衛隊関連や、ODAを始めとした外交のニュースなんか、ほとんどが政府の創作だから、バカバカしくて読んでられない。

そして、そう言った洗脳記事の他は、よほどの大事件でも起こらない限り、海外のニュースは扱わないし、扱ったとしても、ものすごく小さい。たとえば、去年の暮れのスマトラ沖地震の時も、ニポンの三大新聞の扱いは、ニューヨークタイムズやワシントンポストの半分以下だったし、データなどの内容に関しては、雲泥の差だった。これほどの世界的な災害でも、こんなアリサマなんだから、それ以外のこと、たとえば、海外のカルチャーや流行などに関しては、扱うワケがない。パリの若者たちは、今、どんな音楽を聴いてるのか、とか、ミラノのヘアサロンで一番人気のあるお店はどこか、とか、そんな情報は、ニポンの新聞では絶対に得ることができないし、ニポンの新聞社って、きっと、新聞はそう言ったことを伝えるためのものじゃないと思ってるんだろう。

だけど、ニューヨークタイムズをはじめ、アメリカの新聞は、海外の様々なニュースはもちろんのこと、カルチャーや流行などに関しても、とても精力的に紹介している。たとえば、ニポンのカルチャーだったら、「マツケンサンバ」もシッカリと写真入りで紹介してるし、「秋葉原のメイド喫茶」だって紹介してる。それも、チョロっとした囲み記事なんかじゃなくて、ちゃんと取材をして、きちんと記事をまとめて、すごく大きく扱ってる。ちなみに、メイド喫茶の紹介記事では、お店に集まる「ヲタク」たちのことを「nerd(ナード)」って単語で表現してた。この「nerd」って言うのは、アメリカのスラング(俗語)で、「無能な変人」って意味だ。これは、ニューヨークタイムズに限らず、アメリカの他の新聞や雑誌でも、「ヲタク」のことは「nerd」って訳してるようだ。まあ、「言いえて妙」って言うか、「当たらずとも遠からじ」って感じだけど(笑)

‥‥そんなワケで、カンジンのグレート中国人の事件だけど、これは、中国では、政府によるものすごい圧力が掛かって、この教師が逮捕されたことだけは簡単に報じられたけど、事件の詳細などは、すべて口封じされたそうだ。これは、儒教がすべての基本になってる中国では、「先生は誰よりも偉い」って考え方が未だにまかり通ってるため、教師に対する尊敬の念が薄れるような報道は、もともとタブーなんだそうだ。だから、今回みたいに、政府からの圧力が掛からなくても、どの報道機関も、積極的には報道しなかっただろう。

だから、事件が発生した中国では、ほとんど報道されず、この事件を知らない国民が何億人もいると思うけど、ニューヨークタイムズには、ものすごく詳しく掲載されている。つまり、海外メディアのほうが、この事件に注目したってワケだ。何しろ、事件のあったカンスー省の村まで記者が出かけて行き、被害児童の家族や、運良く被害を受けなかった同級生などから、当時の様子を聞いて来ているのだ。もしも、これが、ニポンの新聞だったら、海外の新聞記事をテキトーに丸写しして、小さな囲み記事にして終わりだろう。

とか言いつつ、あたしも、ニューヨークタイムズの記事をモトにして書いてるワケだけど、ゲンダイネットみたいに他人の日記やブログを無断で丸写しするんじゃなくて、あたしの場合は、ちゃんと要点を拾いつつ、自分の考えも加えつつ、分かりやすいようにマトメつつ、ギャグも折り込みつつ書いてるワケで、1円も貰わずに書いてる個人の日記にしちゃ、サービス精神がMAXって感じだ。

さて、自画自賛も済んだので、サクッと行っちゃうけど、ニューヨークタイムズによると、犯人の教師、リ・グアン容疑者は、去年の秋ごろから今年の頭にかけての約3ヶ月間に渡り、自分が受け持っていたクラスの女子児童を毎日、日替わりで、自分専用の教員室に呼び出し、そこでレイプしていたと言う。中には、リ・グアン容疑者に気に入られてしまったために、何度も何度も何度も何度もレイプされた児童もいたそうだ。リ・グアン容疑者は、女子児童に対するレイプだけでなく、男子児童に対しても、連日、殴る蹴るの暴力を振るったり、授業中に自分のタバコを買いに行かせたりと、やりたい放題の石原慎太郎状態だったと言う。

この小学校は、一番近い町からでも、車で6時間も掛かる過疎地にあり、カンスー省の中でも、特にイナカの村だった。近隣の村は、どこも貧しく、親たちは学費を払えないため、子供を小学校に行かせられる年令もバラバラになる。そのため、同じクラスに、年令の違う子供たちが通うことになる。だから、リ・グアン容疑者のクラスも、下は10才から上は14才までの子供たち50人が通っていた。

中国では、同じ小学校の教師でも、過疎地の小学校と都市部の小学校では、賃金が大きく違うそうだ。それで、優秀な教師たちは、みんな都市部の待遇のいい小学校へ行ってしまうため、過疎地の小学校は、常に教師不足の状態が続いている。だから、過疎地の小学校では、テキトーな人間をテキトーな採用試験で、すぐに教師にしてしまうそうだ。大学なんか出てなくても、過疎地での教師を希望すれば、コッソリと大学の卒業証明を発行してくれて、それで教師になれると言う。これじゃあ、次世紀ファーム研究所の堀洋八郎のインチキ博士号と同じで、タダの紙切れじゃん。

‥‥そんなワケで、このリ・グアン容疑者の場合は、イトコに教育長がいたため、そのコネを利用して、まんまと教師になったのだ。そして、暴力とレイプと言う、子供たちにとっては絶対的な恐怖政治によって、ドラマ「女王の教室」みたいに、クラスを支配して行ったのだ。こう言ったヒドイ人間がインチキで教師になると、勉強など何も教えずに、毎日、子供たちをいじめて楽しんでいるだけだ。リ・グアン容疑者は、授業中に、殴った男子児童を机の上に仰向けに寝かせ、その上に女子児童を重ねるように寝かせ、子供を使ってセックスごっこをしていたそうだ。

また、教員室に呼び出した女子児童をレイプする時には、「恐がることはないよ。これは、君のお父さんとお母さんもやってることなんだから。」って言って、恐怖に震える自分の生徒たちを来る日も来る日も強姦し続けていたのだ。さらに、ひとりひとりに執拗に口止めをしていたため、被害を受けた児童たちは、もしも口外したら、どんな恐ろしい目に遭わされるのだろうかと悩み続け、家に帰っても、親には決して話すことができなかった。

だけど、この信じられないような児童虐待が始まってから3ヶ月が経ったころ、被害者のひとりの14才の女の子が、親に、学校に行きたくないと打ち明けた。そして、この子の親は、自分の耳を疑うような恐ろしい出来事を子供の口から聞かされたのだ。この子の口からは、たくさんの同級生の名前が出て来て、この話は、アッと言う間にクラスメートの父兄たちへと広がって行った。

そして、極悪非道な性犯罪者、「中国の山崎拓」こと、リ・グアンは、ついに逮捕された。だけど、ここから先に、さらに信じられないような事実があるのだ。現地の新聞には、逮捕されたリ・グアン容疑者のことだけしか書かれていなかったのに、地元の警察や小学校を調べてみた記者は、驚くべき事実を知ることになる。それは、逮捕されたのは、リ・グアン容疑者ひとりなんだけど、この時、この小学校の校長を始め、9人もの教師が、一緒に解雇されているのだ。そして、この教師の中には、リ・グアン容疑者を教師にしたイトコもふくまれているのだ。

校長だけが、責任をとって解雇されるってのは不自然じゃないけど、まったく関係の無い教師が9人も解雇されるなんて、どう考えてもおかしな話だ。オマケに、教師の数が足りなくて困ってる小学校なのに、絶対におかしい。その上、記者が、これらの教師たちがなぜ解雇されたのかと聞いて回っても、小学校も、村人たちも、警察も、新聞社も、みんなそろって口を閉ざし、ヒトコトの説明も無いそうだ。だから、「今回、たまたま逮捕されたのが、リ・グアン容疑者ひとりだったと言うだけで、本当は、学校中で当たり前のようにレイプや虐待が行なわれてたんじゃないだろうか?」って言うニュアンスを匂わせるような文体で、この記事は終わっている。

そして、こんなにヒドイ話は前代未聞だと思っていたのに、実際には、中国の過疎地の小学校では、教師による生徒へのレイプ事件が、ヒンパンに起きていたのだ。中国の2003年度の教育白書には、教師が生徒をレイプした事件が、10件も記録されている。もちろん、これは、事件が表ザタになり、ちゃんと立件された事例だけであって、親が子供の将来のことを考えて、泣き寝入りしているケースだってあるはずだし、未だにバレてないケースだってあるだろう。そして、立件された中で、特にヒドイのは、なんと、15年間にも渡って、自分の教え子を次々に58人もレイプし続けていた変態教師だ。こいつは、2年前に死刑が執行されてるけど、たくさんの傷ついた子供たち、家族たちの気持ちを思ったら、殺したくらいじゃぜんぜん足りないだろう。

‥‥そんなワケで、中国は、今、人民元が切り上げになったとか切り下げになったとか騒いでるけど、中国政府は、そんなどうでもいいことなんかアト回しにして、それよりも前に、過疎地の小学校をぜんぶ見回りして、こんな虫ケラにも劣る人間のクズどもの首を切り落とすほうが先なんじゃないだろうか?‥‥って言うか、毎日、あちこちの小学校で、何の罪も無い子供たちが教師にレイプされ続けてるって言うのに、よその国の教科書なんかに文句言ってる場合かよ?‥‥って思っちゃう今日この頃なのだ。

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2005.07.30

今夜もリエンホー!(笑)

chery
今日、テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」を見てたら、悪どい洗脳商法でオナジミの「ザイン」の特集をしてた。あたしは、「ザイン」て名前くらいは知ってたけど、どうせ、そこらに良くあるインチキ商法と同じなんだろうと思ってたので、今までは気にしてなかった。だけど、今回の放送を見たら、あまりにもツッコミドコロが満載なので、書かずにはいられなくなった。

まず、なんと言っても大爆笑なのが、代表の小島露観(ろかん)て言うハゲだ。「うる星やつら」に出て来るチェリー(錯乱坊)にソックリな顔だし、口から出て来るのは、すべて、幼稚園児も騙せないようなバカ丸出しのデタラメばかりで、あまりのアホさ加減に、あたしは、伊藤園の「おーいお茶」を3回も噴き出しちゃった。「私はアトランティスの魔術を使う」だとか、「私は世界皇帝だ」だとか、「30万人の武闘派を集めてクーデターを起こして政府転覆をはかる」だとか、「中国と北朝鮮を完全に抹殺して日本大帝国を復活させる」だとか、イカレタことばっかり言ってる上に、アホな会員たちを集めて、体育館の中をぐるぐると大行進して、最後に、「リエンホー!」って叫んで乾杯をしてた(笑)

おい! 「リエンホー」って何だよ? 「リエンホー」って!

オマケに、このハゲ、「アライド・アマゾネス」って名づけた台湾の歌手みたいな女を2人、両側に従えちゃって、本人は偉そうに歩いてるつもりなんだろうけど、両側の女はヒールの高い靴を履いてる上に、ハゲはもともと背が低いから、後ろからみると、まるで、NASAに捕獲された宇宙人みたいだった(笑)

とにかく、何から何まで爆笑なんだけど、特に「リエンホー」が、あたしのツボにストライクで、あたしは、おかしくておかしくて笑いが止まらなくなっちゃった。だから、しばらくは、どこかで乾杯する時に、つい「リエンホー!」って言っちゃいそうな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですホー?(笑)


‥‥そんなワケで、「次世紀ファーム研究所」の堀洋八郎に騙されるんなら、まだ多少は理解できるけど、こんなインチキ丸出しの洗脳商法なんかに引っかかるバカって、いったい、どんな脳みそをしてるんだろう? 恐竜並みの脳みそなんだろうか? こんな子供騙しの手口に引っかかるなんて、手の甲にタバコの火を押しつけたら、3分くらいしてから「アチッ!」って言いそうなヤツラばかりだろう。

他の霊感商法とか洗脳商法とかも、そうとう悪どいことをやってるけど、この「ザイン」に比べたら、まだマシかも知れない。たとえば、細木数子がやってる霊感商法は、まず、細木数子が相手を占って、「このままだと地獄に落ちる」だの「あと1年で死ぬ」だのと、いつもの調子で相手を脅かしまくる。それから、「ここで墓石を買えば、地獄に落ちなくなるし、長生きもできる」って言って、自分のバックの墓石屋を紹介する。そして、墓石屋は、通常よりも高い値段で墓石を売りつけ、上乗せしたぶんを細木数子にキックバックする。まあ、こんなレベルだから、他の霊感商法と大差ない。ただ、細木数子の場合は、こんな悪どいことをしてるクセに、平然とテレビに出て来られる神経がリエンホーだけど(笑)

「ザイン」が、2000円くらいで仕入れたバッタモンのネックレスとかを何十倍もの値段で売りつけたりしてるのは、他のインチキ商法と似たようなもんなんだけど、スゴイのは、男女の会員が向かい合って性器を見せ合ったり、女性会員の性器に筆を挿し込んで習字をさせたり、ショーツを脱がせた女性会員を並べて脚を開かせて、そこを男性会員にくぐらせたりと、やってることが完全にイカレちゃってる。

まあ、「ザイン」の場合は、あまりにも手広くやってて、関連会社もいくつもあるみたいで、色んな週刊誌とかにも書かれて来てるから、今さら書くことも無いだろう。ただ、一点だけ、このハゲのご自慢の「アライド・アマゾネス」について、ちょっとだけ書いておく。この片方の「鉄(くろがね)つるぎ」って言う女性が、元AV女優で、学生時代から「前野さちこ」って芸名でAVに出まくってたそうだ。そして、その代表作が、サスガにそのままじゃ書けないので、後ろから書いてみるけど、「し出中ルナアこんま」って言う、中居正広の実生活のような最低のタイトルだ(笑)

それにしても、学生時代からAVに出まくり、行き着いた先がインチキ洗脳商法の片棒かつぎだなんて、あまりにも頭が悪すぎる。そして、この先、ハゲが逮捕されることになれば、絶対に共犯として逮捕され、前科者になるだろう。せっかく生まれて来たのに、たった一度の人生をこれほど最悪に過ごしてる女性も珍しい。

‥‥そんなワケで、ヒサビサに「勇者きっこ」が登場して、頭のイカレタこいつらに、月に代わってオシオキをしてやろうと思う。とは言え、こいつら、あまりにも痛すぎる変質者なので、いつものあたしのパーティーだとイマイチ不安がある。だから、「目には目を 変態には変態を」ってことで、ヤンガスの代わりに「レイザーラモンHG」を連れて行こうと思う(笑)


ピロリロリ〜ン!

アライド・アマゾネスAがあらわれた!
ザインの世界皇帝があらわれた!
アライド・アマゾネスBがあらわれた!

勇者きっこのこうげき!
勇者きっこは力をためている!

レイザーラモンHGのこうげき!
レイザーラモンHGは高速で腰をふっている!

アライド・アマゾネスAのぼうぎょ力がさがった!
ザインの世界皇帝のぼうぎょ力がさがった!
アライド・アマゾネスBのぼうぎょ力がさがった!

ゼシカのこうげき!
ゼシカはタンバリンをたたいた!

勇者きっこのこうげき力が2倍になった!
レイザーラモンHGのこうげき力が2倍になった!
ゼシカのこうげき力が2倍になった!

アライド・アマゾネスAのこうげき!
アライド・アマゾネスAはノーパンで剣の舞をおどった!

勇者きっこは37のダメージをうけた!
レイザーラモンHGは43のダメージをうけた!
レイザーラモンHGは恍惚の表情をした!
ゼシカは56のダメージをうけた!

ザインの世界皇帝のこうげき!
ザインの世界皇帝は30万人の武闘派を召喚した!
でも30人しか集まらなかった!

アライド・アマゾネスBのこうげき!
アライド・アマゾネスBは自分の性器に筆を入れて習字をはじめた!
緊張して筆が抜けなくなった!
アライド・アマゾネスBは69のダメージをうけた!

勇者きっこのこうげき!
勇者きっこはばくれつけんをはなった!

アライド・アマゾネスAに85のダメージをあたえた!
アライド・アマゾネスBに89のダメージをあたえた!
ザインの世界皇帝に74のダメージをあたえた!
アライド・アマゾネスBに83のダメージをあたえた!
アライド・アマゾネスBをたおした!

レイザーラモンHGのこうげき!
レイザーラモンHGはおっさん呼びをとなえた!
たくさんのハードゲイたちが走ってきた!

アライド・アマゾネスAに62のダメージをあたえた!
ザインの世界皇帝に57のダメージをあたえた!
ザインの世界皇帝に48のダメージをあたえた!
アライド・アマゾネスAに66のダメージをあたえた!

ゼシカのこうげき!
ゼシカは地這い大蛇をはなった!

アライド・アマゾネスAに89のダメージをあたえた!
アライド・アマゾネスAをたおした!

ザインの世界皇帝のこうげき!
ザインの世界皇帝は「リエンホー!」とさけんだ!

勇者きっこは爆笑した!
レイザーラモンHGは爆笑した!
ゼシカは爆笑した!

勇者きっこのこうげき!
勇者きっこはアルテマソードをはなった!

ザインの世界皇帝に457のダメージをあたえた!
ザインの世界皇帝をたおした!

ピロリロリ〜ン!

まもののむれをやっつけた!
それぞれ
652ポイントの経験値をかくとく!
350ゴールドを手に入れた!


‥‥そんなワケで、クーデターを起こして政府転覆をはかってるワリには、あまりにも弱すぎて相手にもならなかったザインの世界皇帝様だけど、あたしがジキジキに退治しなくても、こんなイカレタ集団なんか、次世紀ファーム研究所の「堀ナントカ菌」でもふりかけとけば、そのうち自然消滅しちゃうだろうなんて思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.07.29

人工中絶は殺人です!

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あたしは、以前から、テレビや新聞などの報道は、色んな圧力によって情報が操作されていて、一般市民が知ることができるのは、権力者たちの都合に合わせて改ざんされた「嘘の情報」だって言って来た。たとえば、イラクでの自衛隊のニュースなど、そのほとんどが政府の圧力によって改ざんされている。サマワの人たちは、1日も早く、疫病神であるニポンの自衛隊に撤退して欲しくて、連日、デモを繰り返してるって言うのに、ニポンでの報道は、「自衛隊は感謝されている」って言う大嘘ばかりだ。イラク移行政府のジャファリ首相は、公式見解として、「日本の自衛隊はいつ撤退してくれてもイラクにとっては何の問題も無い」と、暗に「自衛隊不要論」を発表してるって言うのに、ニポン政府は、ほとんどの国民が知っている「アメリカのための自衛隊派遣」を未だに「イラクのための自衛隊派遣」だと、大嘘をつき続けてる。

こう言った情報操作は、この国では日常チャーハンだけど、それは政治だけじゃなく、芸能界でも同じことだ。たとえば、ジャニタレが起こした事件に対する各報道のスタンスを見れば、それが顕著だろう。今回の「NEWS」の内博貴の飲酒事件は、当初、正式なコメントが無かったため、様々な情報が飛び交った。あたしが、一番初めに、知り合いの警察関係者に頼んで、仙台中央署の担当に事件内容を照会してもらった時には、以前の日記にも書いたように、担当者は、「何かを壊したり、誰かをケガさせたわけではないので、そのまま休ませてあげて、翌朝、迎えに来た事務所の人に身柄を渡した」ってことだった。でも、あとから、「内博貴は車を蹴った」って話が浮上して来た。

これなんかが分かりやすい例で、問題を最小限に食い止めたいジャニーズ事務所は、被害者に対して、常識では考えられない額の示談金を支払い、この件を内々におさめようとしたワケだ。そして、相手が訴えを取り下げたために、この事件は、ただの「未成年者の飲酒」ということになり、上にあげる報告書からも、「車を蹴った」と言う部分は削除された。だから、この報告書に基づいて行なわれた東京の警察からの照会に対しては、この点は出て来なかった。だけど、現場に目撃者がいたため、そこから情報が漏れ、結局、公になってしまった今日この頃、皆さん、このネタはもう飽きましたか?(笑)


‥‥そんなワケで、このネタを入り口にしつつも、ちゃんと別のネタへと流れて行くので、とりあえずは、最後まで読んで欲しい‥‥なんて前置きもしつつ、今回の件は、何のバックも持たない内博貴だったから、この「車を蹴った」って言うどうでもいいこと、示談が成立して終わってることをわざわざ書き立てて、問題を大きくしようって言うセコイ記者が出て来たのだ。そして、フジテレビのスタッフたちとの食事には、「夜間大学の勉強が忙しい」って言う大嘘をついて欠席し、その裏で、ケツメイシのメンバーたちと牛タン屋で飲んでいた菊間は、自分のこの嘘をゴマカスために、当初、フジテレビ側に対して、さらなる嘘をついた。それが、「女友達と飲んでいた」と言うものだ。実際に、内博貴を呼び出したお店には、何人かの女友達がいたことが複数の人間に目撃されているけど、ケツメイシのメンバーがいたことについては、ずっと隠していたのだ。ようするに、好きなケツメイシのメンバーに迷惑を掛けないようにするためと、自分の嘘をゴマカスために、菊間は、さらなる嘘をついたのだ。

そして、問題が大きくなると、今度は、「自分から呼び出したのではなく、内博貴のほうから電話を掛けて来た」だの、「現場にいたのはケツメイシのメンバー1人だけだった」だの、180度違うことを言い出した。この、二転三転する菊間の大嘘に踊らされたのが、各スポーツ紙の芸能記者たちだ。だいたい、ホントに「現場にいたのはケツメイシのメンバー1人だけだった」んなら、このケツメイシのメンバーだって、「未成年者飲酒法違反」にあたるんだから、宮城県警からの事情聴取を受けなきゃならない。だけど、実際に県警の事情聴取を受けたのは、菊間とフジテレビのスタッフだけなのだ。この事実が、すべてを物語っているだろう。

‥‥そんなワケで、スマップの中居正広が、5年前に、自分の彼女を妊娠させて、それをジャニーズ事務所と飯島マネージャーがムリヤリに中絶させたって言う、呆れ果てる「殺人事件」の時には、その全貌を知っていたのにも関わらず、某政治家からの圧力に屈して、まったく記事を書かなかった各紙の芸能記者たち。森進一の息子、森内貴寛が、隠れてタバコを吸ってたことが発覚して、それが原因でジャニーズを辞めさせられたのに、某広域消防団からの圧力に屈して、「受験勉強に専念するためにジャニーズを辞めた」って言う大嘘の記事を書いた各紙の芸能記者たち。こう言った腰抜け記者たちが、何のバックも持たない内博貴の時だけは、よってたかって悪者にしようとする。ようするに、普段、ジャニーズ事務所からの圧力よって書きたいことが何も書けないから、こう言う時になると、弱い者イジメをしてウップンを晴らすんだろう。

とは言え、本当に腰抜けなのは、現場の記者たちじゃなくて、今のイスを失いたくなくて、すぐに圧力に屈しちゃう各紙の編集長たちだろう。現場の記者たちが、血を吐くような思いをして調べまわり、何日も徹夜して書き上げて来た素晴らしい暴露記事でも、政治家からの電話1本で、いとも簡単にボツにしちゃうんだから、生ぬるい湯舟に浸かったまま出て来られなくなってる編集長たちって、ホントに情けない。これほどスポーツ紙や週刊誌が氾濫してるんだから、中には1人くらい、自分のクビを賭けて真実を伝えようとする気骨のある編集長はいないんだろうか?

そんな弱腰な各スポーツ紙の芸能デスクが、知っているのに書けないジャニーズのネタは、それこそ、数え切れないほどある。たとえば、最近の大ニュースとしては、「大物ジャニタレ妊娠3連発」だ。これは、近藤真彦、少年隊の東山紀之、スマップの香取慎吾だ。ジャニーズ事務所にとって、稼ぎ頭のこの3人が、今年に入ってから、それぞれの相手を妊娠させちゃったもんだから、事務所内は、アツアツのオデンのお鍋をひっくり返しちゃったみたいなハレホレ状態なのだ。それなのに、どのスポーツ紙の記者も、芸能レポーターも、みんなこの事実をとっくに知ってるのに、誰ひとりとして、いっさい触れようともしない。そして、どうでもいいような、杉田かおるの離婚ネタなんかでお茶を濁してる始末。

それは、この妊娠騒動の裏には、ジャニー喜多川とメリー喜多川(藤島メリー泰子)との確執があるからだ。ニポン中、誰でも知ってるように、ジャニー喜多川は、少年愛専門のホモオヤジで、ニポンのマイケル・ジャクソンと呼ばれている。そして、その姉、藤島メリー泰子は、性的には普通のオバサンで、作家の故・藤島泰輔との間に、ひとり娘がいる。それが、藤島ジュリー景子で、少年隊の東山紀之の婚約者だった女性だ。藤島ジュリー景子は、「3年B組金八先生」の第1回のシリーズに、越智はるみ役して出演している。田原俊彦、近藤真彦、野村義男、鶴見辰吾、杉田かおる、三原順子などが出ていたシリーズだから、覚えている人もいるだろう。そして、現在は、「ジャニーズ・エンタテインメント」の社長をつとめており、ジャニー、メリーに次ぐ高額納税者で、所属タレントの中でトップの中絶強要最低男、中居正広よりも稼いでいる。

さて、地獄のようにドロドロとしたジャニーズ事務所の内部のことは、あまりにも複雑で、細かい部分まですべてを書くと、読んだ人はみんな吐き気をもよおすことウケアイなので、概略だけをサラッと行くけど、大筋としては、近藤真彦に事務所を継がせたいジャニー喜多川と、自分の娘に事務所を継がせたかった藤島メリー泰子との確執が、根本にあった。基本的には、ジャニーズ事務所は、年功序列と言う絶対のルールがあるので、何年も前から、近藤真彦が後継者になることは暗黙の了解になっていた。その証拠に、ほとんど仕事をしてない近藤真彦なのに、年間に何億円も掛かるレース活動の費用のほとんどをジャニー喜多川にバックアップしてもらっている。これだけ見ても、近藤真彦が、どれほどジャニー喜多川に可愛がられているのかが良く分かるだろう。

近藤真彦と言えば、かつては中森明菜の恋人で、結婚の約束までしていたのに、それを良く思わなかったジャニーズ事務所は、中森明菜に対して、連日、広域消防団並みの執拗なイヤガラセ続けて、中森明菜を自殺未遂するところまで精神的に追いつめ、結局、ミゴトに別れさせた。この話は有名だから、誰でも知ってると思うけど、その後、近藤真彦は、ジャニーズ事務所が用意した元OLの和田敦子と、94年に結婚した。この時、近藤真彦は、一生をジャニーズ事務所に尽くすと約束させられたのだ。

そんな近藤真彦を目の中に入れても痛くないほどに可愛がってるをジャニー喜多川に対して、姉の藤島メリー泰子は、どんなことをしても、自分の娘の藤島ジュリー景子を跡継ぎにさせたい。そのために、メリーが考えたことが、所属タレントの中で、近藤真彦の次に力のある少年隊の東山紀之と、自分の娘との策略結婚だったのだ。ジャニーズ事務所では、上からの命令は絶対なので、東山紀之が、この命令に逆らえるワケもなく、いやいや受諾することになった。

東山紀之のドロドロでオゾマシイ人間関係を正確に伝えるためには、森光子との絡みを書かなくちゃならないし、森光子との関係が、藤島ジュリー景子との結婚に踏み切れない理由のひとつになってたんだけど、サスガに、こっちのほうまで書き始めると、ホントに収拾がつかなくなっちゃうので、東山紀之と森光子の問題は別の機会に書くとして、今回は、あくまでも、ジャニーVSメリーって部分をメインに書いて行く。

‥‥そんなワケで、あくまでも近藤真彦を後継者にしたいジャニー喜多川は、ほとんどテレビに出ない近藤真彦をドラマ「エンジン」の最終回にチョイ役で登場させ、木村拓哉と競演させ、世の中に、「ジャニーズに近藤真彦あり」って印象をつけようと必死だ。それに対して、メリーのほうは、やっとその気になって来た東山紀之を煽りまくり、レースにウツツを抜かしてる近藤真彦を尻目に、芸能界での実権を確立させ続けている。

そして、近藤真彦の奥さんの妊娠が発覚した。ジャニー喜多川にとっては、これは嬉しいニュースだ。自分の後継者にと白羽の矢を立てていた男に、子供ができたとなれば、後継者の後継者までが決定したようなものだからだ。それに比べ、未だに籍も入れずに、モタモタとしてる自分の娘に対して、イライラが爆発したメリーは、東山紀之を呼び出して、怒鳴りつけた。それにブチ切れた東山紀之は、初めてメリーに反論し、激しい口論となった。東山紀之としては、ナンダカンダ言いながらも、やっぱり好きでもない相手と、事務所のシガラミのために結婚するのはイヤだし、だからと言って、命令に逆らったら、芸能界を引退するしかない。そんなジレンマの中、今までガマンしてやって来たワケだけど、そのガマンが爆発したのだ。そして、カンカンに怒ったメリーは、自分の娘と東山紀之を別れさせようとした。でも、ここで、事態は大変な方向へと向かうことになる。そう、藤島ジュリー景子も、東山紀之の子供を宿していたのだ。そして、このあと、どんなイキサツになったのかは分からないけど、藤島ジュリー景子は、突然、別の男性と結婚して、こじれていた話を丸くおさめたそうだ。

近藤真彦の奥さんの妊娠、藤島ジュリー景子の妊娠、この2つの出来事に風雲急を告げていたジャニーズ事務所に飛び込んで来たのが、トドメのテポドン、スマップの香取慎吾の彼女の妊娠だ。香取慎吾は、今の彼女ともう何年も前から付き合っていて、結婚も秒読みって言われてるけど、サスガに、5人のメンバーのうち、妻帯者が2人も出ちゃったら、もう、アイドルグループとは呼べなくなる。だからと言って、スマップなんか、歌はヘタクソだし、ダンスは三流なんだから、アイドル以外のジャンルで売って行くことはできない。それで、結婚したがってる香取慎吾に対して、事務所側は、ずっと圧力を掛け続けて来た。最近、どんな仕事でも、香取慎吾の態度が投げやりに見えるのは、こう言った事務所のやり方に対する不満の現われだと言われている。

‥‥そんなワケで、5年前に、突然、木村拓哉が、バツイチふにゃふにゃ女との結婚を発表したのは、中居正広の中絶問題から、世間の目をそらさせることが目的だった。それにしても、ハッキリと「中居正広」と自筆で署名のしてある人工中絶同意書や、彼女と中絶の件について話している電話のテープまでが公開されたのにも関わらず、一部のアングラ雑誌だけしかこの問題を取り上げずに、ほとんどのスポーツ紙や週刊誌、テレビなどは、いっさいこの話題に触れなかった。なぜかと言うと、この時、ジャニーズ事務所は、広域消防団から政治家まで、持てるすべての人脈を使って、各マスコミに怒涛のような圧力を掛けたからだ。

中居正広は、この事件の3〜4年前にも、別の女性を妊娠させ、この時も、事務所と飯島マネージャーが強制的に中絶させたと言われている。中居正広は、特にメリーに可愛がられてるので、事務所は総力を上げて中居正広のスキャンダルを封じ込めて来たのだ。だけど、ニポンの法律がどうであろうと、あたしは、中絶は殺人だと思っている。だから、あたしは、今、テレビでヘラヘラとウスラ笑いを浮かべている中居正広を見るたびに、「自分の子供を2人も殺した殺人鬼のぶんざいで‥‥」って思って、ヘドが出るほど不愉快になる。

‥‥そんなワケで、お金のためには、子供の命など何とも思っていないジャニーズ事務所は、今回の香取慎吾の彼女の妊娠も、中居正広の時と同じように、闇へと葬り去るのだろうか。腰抜けの編集長たちに、ほんのワズカでも報道と言うものに対するプライドがあるのなら、ほんのワズカでも良心と言うものがあるのなら、こう言った真実こそ、真っ先に書くべきなんじゃないだろうか。ほとんどのスポーツ紙や週刊誌の編集部が、この事実を詳しく知ってるクセに、どこも圧力に屈してしまって、ヒトコトも書こうとしない。そして、また1人、何の罪も無い子供が、殺されようとしているのだ。

他の芸能プロダクションのほとんどは、バックには広域消防団しかついていないので、場合によっては、スポーツ紙などでも圧力に屈せずに書くことができる。でも、ジャニーズ事務所の場合は、広域消防団だけでなく、何人もの大物の政治家をバックにつけているので、スポーツ紙の芸能デスクなど、赤子の手をひねるように秒殺されてしまうのだ。だから、部下の記者が、どんなにすごいジャニタレの暴露ネタを書いて来ようとも、大物の政治家から編集長に1本の電話が入り、それで、ジ・エンドだ。これは、20年以上も前からの、ジャニーズ事務所と政界との癒着があるからだ。ジャニーズ事務所は、少年愛の趣味を持つ大物政治家どもに、長年、新人の所属タレントをオモチャとして献上し続けて来たのだ。その中には、皆さんオナジミの総理大臣経験者もいて、中居正広の中絶事件の時には、この政治家が動いて、すべての言論に圧力を掛けたのだ。

‥‥そんなワケで、近藤真彦の場合は、ちゃんと結婚してるんだから、奥さんが妊娠したってことは、おめでたいニュースであって、何も隠す必要なんかない。それなのに、どのスポーツ紙も、どの週刊誌も書かないってことは、この件に触れると、東山紀之や香取慎吾の件が浮上して来る恐れがあるために、ジャニーズ事務所側がものすごくナーバスになってるからだ。そして、これからしばらくして、香取慎吾の彼女の妊娠が「デマ」だったって言う発表があったとしたら、皆さん、また1人、何の罪も無い子供の命が、お金のために、闇に葬り去られたと思って欲しい今日この頃なのだ。


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2005.07.28

ダンスレッスンな日々

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今日は、台風一過で、ものすごく暑くなるって言われてたんだけど、あたしは、悲しいことに、ワリときちんとしたカッコをして、電車で出かけるお仕事があった。それで、一応、夏用のタイトスカートのスーツをサックスとカーキの2種類用意しておいて、見た目にも涼しそうなサックスのスーツにした。だけど、実際に外に出てみたら、確かに気温は暑いけど、すごくカラッとしてて、ジャケットを着てても、日傘をさしてれば大丈夫だった。

それに、今日は、打ち合わせだけなので、重たい道具も無いし、電車も下り方面に向かうので、ぎゅうぎゅう詰めの上り電車とは雲泥の差で、涼しい車両に座ることができた。それで、電車が動きだして、しばらくしたら、涼しいのと、電車の揺れ方が気持ちいいのとで、眠くなっちゃって、ウトウトし始めた。でも、あたしは、どんなにウトウトしても、「半睡眠」って言う必殺ワザが使えるので、絶対に熟睡しない自信があった。このワザは、体は完全に眠ってても、耳だけが起きてて、社内アナウンスや周りの状況を耳から聞いてるってワザで、うまく説明できないけど、すごく都合良くできてるのだ。

だから、あたしは、安心して、ウトウトを楽しんでた。だけど、15分くらいウトウトしてたら、突然、電車がガコンッて揺れて、その瞬間、胸に違和感が走った。何が起こったのかは、自分の体の感覚でシッカリと分かったんだけど、ヌーブラがはがれて落ちたのだ。ヌーブラの左側がはがれて、ブラウスの中で浮いたみたいな感じになってて、右側はちゃんと貼りついてるので、微妙に右側に引っ張られるみたいな、何とも言えない感覚だ。

あたしは、この時ほど、スーツを着てて良かったと思ったことはない。ジャケットを着てたから、ほとんど見た目にはバレなくて、乗り換えの駅のお手洗いで、何とか直すことができた。これが、もしも、今の時季の薄手のお洋服だったら‥‥キャミワンピだったら‥‥そして、上りのぎゅうぎゅう詰めの電車だったら‥‥って考えたら、顔からテュポン並みの火を噴いちゃうほど恥ずかしくなる今日この頃、皆さん、暑さでヌーブラが落ちてませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、基本的にはキチンとしたカッコが好きなので、スーツじゃなくても、シンプルなブラウスにヒザ丈のタイトスカートってパターンが多いんだけど、ここんとこ連日の暑さで、だらしない系のお洋服が続いてた。だらしないって言っても、一般的なだらしなさじゃなくて、何て言えばいいかな? バリ島でマイタイを飲んでるみたいな?‥‥って、大っ嫌いな半疑問型で言ってみたりしつつ、とにかく、夏用のストッキングを履くのもイヤだったので、脚が出せなくて、エスニック調のロンスカや、ティアードフリルの長めのスカートに、ノースリーブのトップスを合わせるって言うパターンばっかりだった。

だから、久しぶりにスーツを着ると、何よりも脚に気合いが入る。ナマ脚にサンダルじゃなくて、やっぱり、キチンとストッキングを履いて、キチンとピンヒールのパンプスを履いて、腰掛けた時にヒザ小僧が出る丈のタイトスカートを履くと、背筋もシャキっとするし、姿勢も心構えも違って来る。

あたしは、カッコから入るタイプの人間だから、内職をする時には、「ショムニ」の制服を着ただけで何倍もハカドルし、MAXを踊る時には、衣装を着ただけで何倍も気合いが入るし、F1の観戦をする時には、レオタードを着ただけで何倍も熱が入る。そんな単純な人間なので、その日に着てるものによって、その日の性格が、若干、変わったりもする。これは、お洋服だけじゃなくて、ヘアメークや、香水や、バッグや、色んなものによって複合的に変化する。たとえば、ピシッとスーツを着て、ランコムのミラクをつけた場合と、フリフリのワンピで、サンローランのベビードールをつけた場合とでは、あたしの攻撃力は大きく変化する。一番、攻撃力が大きいのは、ピシッとモビルスーツに乗り込んだ時だけど、普段の生活の中では、「きっこ専用ザク」を使うことはメッタに無いので、これは置いとくとして、普段のお洋服だと、スーツを着てる時のあたしが、一番攻撃力がある。

たとえば、パチンコ屋さんに経済制裁をしに行った時も、フリフリのワンピの時はホドホドでカンベンしてやるけど、スーツを着てる時は、時間の許す限り徹底的に攻撃しちゃう。お友達と飲んでても、着てるお洋服によって、言葉遣いからして変わったりしちゃう。気心知れたお友達の場合は、そんなこともないんだけど、初めて会う男性が混じってたりすると、変に意識しちゃって、スーツの時は「カッコイイ女性」を気取ろうとしちゃうし、フリフリワンピの時は「カワイイ女」を演出しようとしちゃう。もちろん、相手は何とも思ってないことはジュージュー承知だけど、自然とそうなっちゃうんだから仕方ない。

でも、これは、いつもは男っぽい性格の女の子が、お正月に振袖を着たり、夏に浴衣を着たりすると、ちょっと女の子らしくなるのと同じで、女の子なら誰でもが持ってることだと思う。ただ、あたしの場合は、それが、ほんのちょっとイチジルシイってだけで、大したことはない‥‥と思う‥‥って言うか、「イチジルシイ」のに「ほんのちょっと」ってのもおかしな話だけど、所詮は、「きっこの日記」ですから(笑)

‥‥そんなワケで、夕方、地元の駅に戻って来たあたしは、「きっこぉ〜〜〜!」って言うカナキリ声に振り向くと、そこには、スーツを着たヨーコがいた。まあ、同じ地元だから、バッタリ会うのは珍しくないんだけど、偶然にも、ヨーコもスーツを着てるってことに、あたしは軽くビックルを飲みつつ、駅の裏側のバスターミナルのほうに出て、駅の下にあるスタンドバーに入った。ここのビールは、とにかく冷えてて、それに安いから、お友達とちょこっと話す時に、タマに利用する。

それで、ヨーコが言うには、会社のナンタラで、取引先のカンタラで、今日はスーツだって話で、そんなことはともかく、MAXの新曲の「ニライカナイ」についての議論に突入した。やっぱり、あたしとヨーコにとっては、あの4人のダンスをどう言うふうに2人でやるかってことが重要で、特に、「ニライカナイ」の場合は、ダンス自体はすごく簡単なんだけど、4人のフォーメーションが複雑なので、2人で4人ぶんをやるのが、なかなか難しい。初代MAXの初期のころは、あたしが玲奈ちゃん、ヨーコが美奈子でOKだったんだけど、初代MAXの中期からは、あたしが玲奈ちゃんと時々りっちゃん、ヨーコが美奈子と時々ナナさんとかにしないと、フォーメーションが完成しなくなった。

それで、今回の「ニライカナイ」は、4人がナナメに並んだり、ボックスに並んだり、前列と後列で入れ替わったりするから、あたしが玲奈ちゃん、ヨーコがりっちゃんだと途中からダメになるし、ヨーコがアキでもダメになる。あたしの玲奈ちゃんは絶対に譲れないから、ヨーコは基本的にはりっちゃんをやってもらいつつ、場合によってはナナさん、それで、あたしが、時々アキをやらないと、フォーメーションが成り立たない。

それで、ビールを飲みながら、チラシの裏に図を書いて色々と議論をしてたんだけど、結局、実際にやってみないと分からないってことになり、駅の反対側の高島屋の裏にあるカラオケ屋さんに行くことになった。でも、カラオケ屋さんで1時間半ほど練習したんだけど、イマイチ、良く分からない部分もあったので、あたしのお部屋で、Vを観て研究することになった。それで、あたしのお部屋で、とりあえずスーツを脱いで、順番にシャワーを浴びて、ラクチンな部屋着に着替えて、大量にあるサザンスターを飲みながら、Vを観た。家にあるVは、NHKの「ポップジャム」を録画したものなので、思いっきりハショられてるけど、一応はすべてのダンスのパターンも折り込まれてるし、フォーメーションもハッキリと分かるので、ダンスの練習をするにはモッテコイだ。

‥‥そんなワケで、最初は、Vを観ながら、2人でダンスの練習をしてたのもツカノマ、1時間もしないうちに、ヨーコが、「ハラ減った〜!なんか作っておくれ〜!」って言い出して、あたしは、ナスのピリカラ炒めと、ポテトサラダと、キュウリのオイキムチを作って、本格的に飲み始めちゃった。それで、サザンスターを5〜6本ずつ飲んだあと、泡盛のビンに移し変えてある業務用の焼酎に切り替えたとこまでは覚えてるんだけど、そのあとの記憶が無い。それで、次の日の明け方、ノドが痛くて痛くて目が覚めたら、あたしはソファーで寝てて、あたしに向かって扇風機が微風でついてた。それで、離れたとこに、蚊取り線香がつけてあったんだけど、その煙が、扇風機で、ぜんぶあたしのとこに流れてたのだ。テーブルの上には、「きっこ、ごちそうさま!会社があるから帰るね。カギは閉めてからドアのポストに落としとくよ。それから、カが出たから、カトリセンコーをつけといたよ。Yoko」って言う、ありがたいメモが置いてあった今日この頃なのだ。ゲホゲホ‥‥(笑)

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恐怖のテュポン

typhon ちょっと前に、台風5号が南の島を直撃して、沖縄本島はそうでもなかったけど、八重山、宮古、与那国などの離島は、大きな被害を受けた。風速55mの強風は、長年、与那国に住んでいる人でも、初めての体験だったと言う。風だけでなく、雨もすごかった上に、時速20kmと言うゆっくりな台風だったので、長い時間をかけて通過して行き、それが被害を倍増させた。海に近い畑は高波をかぶって、作物はほとんどがダメになり、道路は冠水し、3日間も外に出られなかったそうだ。その間、何度も停電になり、家は飛ばされそうなくらい揺れ、テレビの電波受信施設が停電していたため、テレビからの情報は入らず、防災無線の台風情報だけが頼りだったそうだ。だけど、離れた場所に住んでいる人たちにとっては、対岸の火事。中には、こんな台風があったことすら、知らない人もいるだろう。

 

だけど、今回の台風7号は、首都圏を襲う可能性があったため、報道での扱いは5号の時の100倍以上で、昨日のうちから、テレビではガンガンと警告を伝えていて、「絶対に外に出るな」とか言ってたけど、ニート君たち以外は、そうも行かないだろう。あたしは、午前中は新宿に用事があって、午後からは渋谷と六本木でお仕事があったので、1日中、外にいた。外って言っても、移動の時以外は建物の中だったけど(笑)

 

だけど、移動中も、時々大雨が降ったりしただけで、これと言って何でもなかった。あとから知ったんだけど、台風はリトル右側を通ったみたいで、東京は直撃しなかったようだ。でも、静岡とか神奈川とか千葉とかは、ケッコーすごかったみたいで、ニュース映像を見て、あらためて自然の力を認識するとともに、荒れ狂う茅ヶ崎で、平然と波乗りをしてたサーファーたちが、テレビのインタビューにヘラヘラと答えてるのを見て、こんなヤツラが溺れても税金を使って救助するのかな?‥‥って思った今日この頃、皆さん、台風は大丈夫でしたか?

 

 

‥‥そんなワケで、「台風」と言うニポン語の語源には、色んな説がある。中国で、強い風のことを「大風(タイフーン)」と言い、それがヨーロッパに「typhoon」として伝わり、そしてニポンで「台風」になったと言う説、アラビア語の「回転する」と言う意味の言葉、「tufan」が、「typhoon」になり、「台風」になったと言う説、ギリシャ神話の風の神、「typhon(テュポン)」が、「typhoon」になり、「台風」になったと言う説など、どれもモットモらしい。まあ、どれが語源だとしても、英語の「typhoon」から「台風」と言うアテ字が生まれたって部分は一緒だから、どれでも好きなのを信じればいいと思う。

 

ちなみに、あたしの場合は、ダンゼン、ギリシャ神話説を信じてる。何でかって言うと、あたしは星座を見るのが好きなので、星座と深くつながってるギリシャ神話が好きだからだ。ギリシャ神話って、やたらとダラダラと長くて、複雑なんだけど、じっくりと読むと、旧約聖書と同じくらいに面白いSF一大スペクタクル作品で、あたしの場合は、「ドラクエ」や「風の谷のナウシカ」も好きだから、色んな共通点があって、一段と楽しめる。

 

チョー複雑なギリシャ神話だけど、思いっきり簡単に言うと、女狂いのゼウスって神様が、自分のお姉さんだの娘だのと近親相姦をしまくり、やりたい放題に大暴れするって言うハチャメチャな物語だ。それで、色んな神様が出て来るワケだけど、その中で一番強いのが、全知全能の神、ゼウスで、その次に強いのが、「台風」の語源になったテュポンなのだ。

 

ギリシャ神話は、とにかく古いものだから、色んな訳(やく)があって、ストーリーも複数ある。この風の神、テュポンも、テュポーン、テュフォン、テュポエウスなど、訳者によって呼び方が違うし、その誕生にしても、複数の説がある。でも、ビジュアルはほとんど同じで、基本的には、上半身がマッチョな男性で、下半身がトグロを巻いてる大蛇で、両肩から100匹のドラゴンが生えている。そして、主な攻撃は、イナヅマ攻撃、ファイヤー攻撃などで、その大きさたるや、頭は天に届き、手を伸ばすと、右手は東の海に、左手は西の海に届くと言う。だから、ガチンコなら、ゼウスよりも完全に強いと思う。

 

‥‥そんなワケで、とりあえず、ギリシャ神話の最初の部分は、どの訳でもほとんど同じで、まずは、光も闇も天も地も何も無い状態、カオス(混沌)から始まる。そして、このカオスから、最初に誕生したのが、大地の女神「ガイア」だ。ガイアは、4人の子供、天の神「ウラノス」、海の神「ポントス」、暗黒の神「エレボス」、愛の神「エロス」を産む。それから、ガイアは、自分の子供、ウラノスと結婚して、男6人、女6人の子供を作る。この12人の子供は、全員、すごく強くて、「ティターン(巨神)」って呼ばれるようになる。

 

だけど、ウラノスは、自分の子供たちを嫌い、子供たちにひどいことをする。それにムカついたガイアは、12人の子供のうちの末っ子のクロノスに大きなカマを渡して、ウラノスをやっつけるように言う。それで、クロノスは、寝てるウラノスに忍び寄り、こともあろうに、ウラノスのオチンチンを切り落としちゃう。それで、オチンチンを切り落とされたウラノスは、捨てゼリフを残して逃げて行った。ここで、良く考えて欲しいのは、すべての登場人物‥‥って言うか、登場する神様は、みんな親子関係にあるってことだ。つまり、ギリシャ神話ってのは、壮大な近親相姦と家庭内暴力の物語なのだ(笑)

 

さて、オヤジのオチンチンを切り落としたクロノスは、オヤジの捨てゼリフが頭から離れずに、ノイローゼみたいになっちゃって、自分の5人の子供、ヘスチア、デメテル、ヘラ、ハデス、ポセイドンをみんな飲み込んじゃう。その上、12人の兄弟と一緒になって、世界中で大暴れしちゃう。それで、クロノスの奥さんのレアは、クロノスに薬を飲ませて、5人の子供を吐き出させて、助けた。ここからが、ギリシャ神話の最初の大戦で、クロノスたち12人の兄弟、ティターン軍と、クロノスの子供たちの戦いになるんだけど、子供たち5人じゃ勝ち目が無いので、この時に子供たちのほうに加勢したのが、ゼウスなのだ。

 

もちろん、ゼウスが味方についたくらいじゃ、まだダメなので、大地の底に閉じこめられてた巨人、3人のヘカトンケイルと3人のキクロペを救い出して、この6人も味方につけた。これで、12対12になったってワケだ。ヘカトンケイルは、100本の腕を持つ巨人なので、一度に50個の大岩を投げることができる。それが3人もいるワケだから、ものすごい岩石攻撃で、キチキチマシンの岩石オープンも真っ青だろう。それから、3人のキクロペは、助け出された時に、大地の底から持って来たカミナリとイナヅマをゼウスに授けた。これで、ゼウスの戦闘力は、格段にアップした。ドラクエで言えば、最強の攻撃魔法を一度に2つも手に入れたようなもんだ。

 

そして、ものすごい戦いの末に、ゼウスたちは勝ち、負けたクロノスたち12人の兄弟は、暗黒世界に閉じ込められた。この時から、ゼウスは全知全能の神になり、クロノスの5人の子供たちは、ハデスは地底世界の神、ポセイドンは海の神って感じに、それぞれに世界を分け与えた。

 

‥‥そんなワケで、ここまでが、ギリシャ神話の最初の部分で、ここから先は、オリンポスの神々の平和な物語へと進んで行くのもトコノマ‥‥じゃなくて、チョイノマ‥‥じゃなくて、ツカノマ、今度は、この、ゼウス率いるオリンポス一族と、色んな敵との壮絶な戦いが始まるのだ。だけど、全部を書いてたら、いくらハショッテも、ものすごい長さになっちゃうから、興味のある人は、図書館でギリシャ神話を借りて来て自分で読んでもらうとして、大相撲ダイジャスト的に行ってみると、たとえば、ギガス族。これは、「Gigas」って書いて、「ジャイアント」の語源になってる名前だ。ギガス族は、全身が獣の毛に覆われていて、両足にヘビのウロコが生えている巨人族で、オリンポスの神々と壮絶な戦いを繰り広げるんだけど、複数形になると、「ギガンテス」になる。これは、ドラクエファンには、オナジミの名前だろう。

 

さて、いつまで経っても、カンジンの「台風」の語源、テュポンが出て来ないので、この辺でムリヤリにワープさせちゃうけど、ある日、ナイル川の河原で、ゼウスたちが飲めや歌えやのドンチャン騒ぎをして楽しんでたら、そこに、ドカーンとテュポンが登場した。テュポンは、最初に書いたように、天にまで届くほどの怪物で、火は噴くはイナヅマは落とすはで、とてもタチウチできなくて、ゼウス以外の神様は、みんな動物に姿を変えて、エジプトまで逃げてっちゃった。だから、エジプトの神様は、みんな動物の姿をしてるって言われてるのだ。

 

たったひとり残ったゼウスも、がんばって戦ったんだけど、テュポンの圧倒的なパワーの前にはナススベもなく、両手両足のスジを切られちゃって、洞窟に閉じ込められちゃう。それで、ここからが、また複雑なので、大幅にハショルけど、色々とあって、ゼウスは仲間に助け出される。そして、態勢を立て直したゼウスは、新しい武器も手に入れて、ツバサの生えた戦車に乗って、今度は空から攻めて行き、持てるすべての力をふり絞って、カミナリとイナヅマの連続攻撃を繰り出した。ドラクエで言えば、ゼシカにタンバリンを叩かせながらのメラゾーマとイオナズンの乱れ撃ちみたいなもんだ。

 

それで、形勢の危うくなったテュポンは、海の中へと逃げて行ったんだけど、追いかけて行ったゼウスは、テュポンに大岩を投げつけ、下敷きにしたのだ。その大岩は、そのまま島になり、現在では、シチリア島って呼ばれてる。だけど、テュポンは、今でも生きていて、大岩の下から炎を吐き続けてる。それが、ヨーロッパ最大の大火山、エトナ火山なのだ。

 

‥‥そんなワケで、全知全能の神、ゼウスですら、色んな武器を使わなかったら勝てなかったギリシャ神話最強の怪物、テュポン。そんなモンスターの名前を語源とした「タイフーン(typhoon)」が、昔の人たちには、どれほど恐れられてたかってことが分かる。そして、もうひとつ、昔の人たちに恐れられていた伝染病、「チフス(typhus)」も、「テュポン(typhon)」が語源なのだ。でも、今は、世界中の人々が恐れているのは、テュポンよりも、何でもアメリカの言いなりになって、世界中に大迷惑をかけまくってるニポンなのかも知れないって思う今日この頃なのだ(笑)

 

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2005.07.27

きっこスーパーGP

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歴史あるホッケンハイム・サーキットに、レオタード姿の小さいきっこたちがズラリと勢ぞろいして、いよいよ、F1の第12戦、ドイツGPの決勝がスタートした。来シーズンからは、V8の2.4リッターなんて言う、まるで、あたしでも運転できそうな情けないエンジンになっちゃうF1マシンだから、V10の3リッターのオタケビが聞けるのは、今回を入れて、あと8レースだけだ。それにしても、天下のF1が、FポンやF3000よりも小さいエンジンになっちゃうとは、誰が想像しただろう。

ここ、ホッケンハイムは、バリチェロが大好きなあたしにとっては、記念すべきサーキットだ。1993年にF1デビューしたバリチェロは、7年目に憧れのフェラーリに移籍できて、その、移籍した年の2000年のドイツGPで、苦節8年目の初優勝を果たしたのだ。この時のレースは、ベンツをクビになった従業員が、ヤケクソになってコースに乱入したり、途中から雨になったり、その雨で、後藤久美子のダンナ、アレジが、スピンして大クラッシュしたりと、色んなハプニングもありつつ、18番グリッドからスタートしたバリチェロは、ミゴトに初優勝したのだった。優勝台で、子供のように泣きじゃくったバリチェロを見て、あたしは、Fカップの胸がキュンとしちゃって、この時からバリチェロを応援するようになった。ちなみに、この時までは、あたしは、ミカ・ハッキネンのファンだった。

そんな記念すべきサーキットなんだけど、実際には、バリチェロが優勝したあとに、森の中を抜ける高速ストレートなどが危険だと言うことで、大幅にコースのレイアウトを変えられちゃって、今では、たいして面白くもないサーキットになっちゃった。その上、今回は、バリチェロのマシンが最悪で、15番グリッドからのスタートはともかくとして、あまりにも期待できない条件が揃ってた。だけど、こんな時こそ、ファンとしては、がんばって応援しなくちゃならない‥‥なんて思ってる今日この頃、皆さん、まだモータースポーツには興味ありませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、衛星放送が見られないあたしとしては、録画放送の地上波を見るしかないワケで、つまり、あたしが、いくらテレビの前で応援したところで、もうレースは終わってるワケで、すでに結果は決まってるってワケだ。でも、F1は、紳士のスポーツだから、タテジマのユニフォームの野球チームのファンたちや、赤いユニフォームのサッカーチームのサポーターたちみたいに、自分の応援してるチームが負けたからって、そこら中で大暴れしたりはしない。ゴヒイキのドライバーやチームが、勝っても負けても、楽しく観戦するだけだ。

そのためには、何が必要かって言うと、なんたって、お酒とオツマミだ。それで、お酒はサザンスターがいっぱいあるので、あたしは、オツマミを買いに行くことにした。でも、歩くのがダルかったから、車でスーパーに行くことにした。近くのスーパーは、駐車場が狭いし、夜は、地元のガキどもが駐車場にタムロっててウザイので、あたしは、ちょっと離れたとこにある、駐車場の広いほうのスーパーに行くことにした。

ちょっと離れたとこにあるほうのスーパーは、いつも行く近所のスーパーの3倍くらいの広さがある。駐車場も、20台以上は楽勝で停められるので、駐車場がいっぱいで待たされることはメッタにない。今回も、駐車場はガラガラだったので、あたしは、出口に一番近いポールポジションに停めることができた。

ここは、店内が広いから、お買い物するものは少なくても、ずっとカゴを持ってるのが疲れるから、カートを使うことが多い。それで、カートを押しながら、広い店内を進んで行くんだけど、なぜか不思議なことに、このスーパーって、店内のBGMで、F1のテーマ曲、Tスクエアの「TRUTH」が良く流れる。ホントに不思議なんだけど、3回行くと、そのうち2回は「TRUTH」が流れる。それも、ケッコー大きいボリュームで。さらに、何回も連続で。だから、あたしは、F1気分になっちゃって、ついつい早足でカートを押しちゃうし、コーナーを曲がる時なんか、ライン取りまで考えちゃう。

で、店内に入ったら、予想通り、今回も、「タララタラタラタラタラタラタララ〜ジャジャ〜ン♪」って流れてたので、あたしは、思わず、カートを押す両手に力が入った。でも、このスーパーは、入り口を入ると、契約農家のお野菜のコーナーのシケインがあるので、そこを抜けてからが、レースの始まりになる。右手にお野菜、左手に果物が並ぶホームストレートを一気に加速して行き、突き当たりを左に曲がる第1コーナーは、右手にお漬物、左手にお豆腐コーナーがあるので、あたしは、「きぬごしコーナー」って呼んでる。

「きぬごしコーナー」への入り方は、ポールからのスタートで前がガラ空きなら、アロンソみたいにヤミクモに突っ込んで行き、力まかせにクリアする。左にお豆腐を見てるオバサンがいる場合には、右のアウト側から、ちょっとコーナーを行き過ぎるくらいの感じで、遅いブレーキングで入って行き、ふくらみ気味にクリアしてから、インにベッタリと立ち上がって行く。これは、佐藤琢磨のコーナリングだ。あたしは、タクマは嫌いだけど、タクマのコーナリングはなかなか上手いと思ってるので、そう言うとこだけはマネしちゃう。

「きぬごしコーナー」を抜けると、突き当たりまでのロングストレートで、右手は、しばらくは鮮魚、その先が干物とか塩辛とかで、その先がお肉、突き当たりが、ハムとかソーセージとかの加工肉だ。そして、左手には、等間隔に通路があって、1本目がお酒、2本目がフリカケとかノリとかの乾物、3本目がカップ麺、4本目がお菓子、5本目がコーヒー、6本目が飲み物と冷凍食品、そして、突き当たりの左手がチーズとかバターとかの乳製品だ。

いつもは、1本目の「アルコールコーナー」をタイトに攻めながら、シューマッハ兄のようにコーナリングして行くんだけど、今回はお酒は買わないから、2本目の「焼きのりコーナー」をドリフト気味にすべり込み、ギアはセカンドのままで、カンヅメの棚を見ながら抜けて行く。チョウシタのサンマの蒲焼のカンヅメが、100円以下だったら買おうと思ったんだけど、115円だったので、今日はパスする。

そして、次の「マヨネーズコーナー」をアウト・イン・アウトで右に曲がり、ギアを上げて行くと、店内に流れる「TRUTH」も、だんだんに盛り上がって来る。そのまま加速して行き、お菓子の棚のある「森永コーナー」を右に曲がろうとしたら、前に、周回遅れのミナルディのマシンがチンタラと走ってたので、あたしは、強引に外側からかぶせて行き、軽く接触しながらコーナーをクリアした。そして、100円お菓子の棚に行き、柿の種をカゴに入れた。

突き当たりは、お肉のロングストレートなので、ふくらみながら左に曲がり、あとはヒタスラに加速する。そして、「乳製品コーナー」で150円のスライスチーズをカゴに入れ、その先のオデンの棚で80円のチクワをカゴに入れ、そのまま最終コーナーへと向かう。最終コーナーは、右手がコロッケなどのお惣菜、左手が牛乳とかプリンとか、正面がサラダとかお弁当だ。この最終コーナーで、100円のアジフライを1枚カゴに入れて、いよいよゴールのレジに向かってアクセル全開だ。そして、あたしは、ミゴトにチェッカーを受けたのであった。

‥‥そんなワケで、オツマミも揃ったことだし、ドイツGPは、バリチェロの成績はふるわなかったけど、楽しく観戦することができた。レースのほうは、ポールのライコネン(マクラーレン)が、シャフトかギアボックスのトラブルでリタイアして、優勝がアロンソ(ルノー)、今シーズン6勝目のブッチギリだった。2位が最後尾のスタートからのモントーヤ(マクラーレン)、3位がバトン(BARホンダ)で、ご当地のシューマッハ兄弟は、5位と6位に仲良く入ったけど、兄は、「勝てないのはグリップの悪すぎるブリジストンタイヤのセイだ!」って文句を言ってた。そして、まだ0ポイントの佐藤琢磨は、いよいよヤバくなって来た。何しろ、BARホンダは、まったく勝てないタクマに見切りをつけ、来シーズンのドライバーとして、インディ・レーシング・リーグで大活躍してるダン・ウェルドンに、水面下でオファーを取ってる今日この頃なのだ。

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2005.07.26

撃ちまくりトゥナイト

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次から次へと不祥事を起こしてくれて、ギャラリーを飽きさせない神奈川県警だけど、今度は、緑署の副署長、阿部稔(49)が、JR上溝駅前にとめてあったチャリを盗んで、警ら中の相模原署の警察官に捕まると言う、あまりにもプリティーなことをやらかしてくれた。神奈川県警の緑署と言えば、過去にも、巡査部長が万引きで捕まったりと、下っ端よりも、部長クラスの犯罪でオナジミの腐り切った警察署だけど、今度は、副署長の窃盗か‥‥。このまま行くと、次は、署長が何かやらかしてくれるのかな?

とは言え、駅前のチャリを盗んだくらいじゃ、わざわざ「きっこの日記」で取り上げるほどの事件でもない。だけど、今回の事件は、捕まった副署長が、何度も何度も逃亡を繰り返したって言うので、その様子を想像したあたしは、あまりにもおかしくて、笑いが止まらなくなっちゃったので、ちょっとだけ書くことにした。その逃亡の様子ってのは、毎日新聞によると、「警戒中の相模原署員が『警察です』と声を掛けると、副署長は走って南へ約130メートル逃げた。署員に取り押さえられ現場に戻ったが、また東へ約40メートル逃走。再び現場へ戻されたが、署員が応援を要請するすきに、さらに南へ60メートル逃走し取り押さえられた。」とのこと。これ、想像すると、笑えない?(笑)

新聞によると、神奈川県警の緑署では、22日の夕方に、JR十日市場駅前で「交通安全キャンペーン」を行なったそうだ。そして、この副署長は、キャンペーンが終わったあと、参加者との懇親会に出席して、ビールや水割りを飲んで、ホロ酔い気分で帰路についた。それで、自宅のある上溝駅で電車を降りたんだけど、自宅までの500mを歩くのがカッタルかったから、駅前のチャリを盗んで帰ろうとして、捕まったそうだ。てことは、今回が初めてじゃなくて、今までに何度も何度もチャリを盗んでた窃盗常習犯だってことが明白な今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、南へ130m逃げて連れ戻され、東へ40m逃げて連れ戻され、またまた南へ60m逃げて連れ戻されたんなら、合計で460m、普通に歩いてたら、もう自宅に着いてるじゃん(笑)‥‥なんてツッコミも入れつつ、このアホなオヤジは、「約500メートル離れた自宅まで足代わりにしようとした。深く反省している。」ってコメントを間接的に発表した。だけど、捕まった時点での交番での取り調べには、最初は「以前盗まれた自分の自転車だと思った」って大嘘をついて、その嘘がバレたら、今度は、盗もうとしたことを認めつつも、「明日返す予定だった」って、まるで、小学生みたいなイイワケをしたそうだ。49才にもなって、警察署の副署長をやってて、奥さんや子供もいるだろうに、あまりにも情けないバカオヤジだ。

それにしても、この副署長も情けないけど、こんなオヤジに3回も逃げられちゃう相模原署の警察官も、情けないったりゃありゃしない。これが、もしも、殺人でも犯して逃亡中の凶悪犯で、さらに、若くて足が速かったら、完全に逃げられてるワケで、これが原因で、第二、第三の被害者が出てたかも知れないのだ。警察官は、何のために、腰にピストルをぶら提げてんだ! 犯人が逃げたんなら、撃て!撃て!撃て!撃って撃って撃ちまくれ! アメリカやイギリスの警官みたいに、事件と関係無い人間でも、逃げる者はみんな片っ端から撃ち殺せ!‥‥なんて言ってると、「ニポンの制服警官が持ってるのはピストルじゃないぞ!」って、死角からのマニアックなツッコミを入れられそうだから、一応、書いとくけど、「ピストル」ってのは、ニポンのヤクザに大人気の「トカレフ」に代表されるような、セミオートマチックの拳銃のことを指す言葉なのだ。そして、ニポンの制服警官が使ってる「ニューナンブ38口径」とかの回転弾倉タイプのものは、「リボルバー」って呼ぶ。つまり、「拳銃」イコール「ピストル」じゃなくて、「拳銃」ってのは、「ピストル」と「リボルバー」の総称になる。「拳銃」は、正しく訳すと、「ハンドガン」なのだ。

‥‥そんなワケで、「天才バカボン」に出て来る、目ん玉つながりのオマワリさんは、やたらと「ピストル」を撃ちまくってるんじゃなくて、正しくは、やたらと「リボルバー」を撃ちまくってるってワケだ。だけど、警察官が使ってるニューナンブは、弾が5発までしか装填できないのに、あのオマワリさんは、5発どころか、まるでマシンガンのように、何十発も撃ちまくってる。それは、なんでだろう? 特別に改造してあるリボルバーなんだろうか?‥‥その答えは、「マンガだから」、なんてのもはさみつつ、まるで、この「天才バカボン」に出て来そうなほどアホな副署長、阿部稔は、23日付で退職願を提出したそうだ。だけど、この前の盗撮警察官と同じで、辞めれば済むって思ってんだろうか? 辞めたところで、どうせ高額の退職金をもらって、天下り先を斡旋してもらって、この先ものうのうと暮らしてくことは見えてるんだから、こんなゴマカシはやめて欲しい。緑署側も、少しでも責任を感じてるのなら、退職願なんか絶対に受理しないで、懲戒免職にすべきなのだ!なのだったら、なのなのだ!(笑)

あたしは、ガンマニアじゃないから、拳銃のことはほとんど知らなくて、知ってるのって言えば、ルパン三世の使ってるのが「ワルサーP38」だってことと、ダーティーハリーが使ってるのが「S&Wの44マグナム」だってことくらいだ。ちなみに、ワルサーP38はセミオートマだから「ピストル」で、44マグナムは大型の「リボルバー」だ。さらに、ちなみに、「ワルサー」のことを「ワルター」って言うのがマニアだそうで、これは、車の「ジャガー」のことを「ジャグワー」って言う人たちと同じような人種だと思う。

そう言えば、千葉真一の演じた濃すぎるキャラが、原作のマンガとはカケ離れてて、ニポン中を爆笑のウズに巻き込んでくれた「ドーベルマン刑事(デカ)」も、ダーティーハリーと同じ44マグナムを使ってた。そして、これまた、ニポン中を爆笑のウズに巻き込んでくれた「がきデカ」のこまわり君は、パンツの中に、皮をかぶった水鉄砲を携帯してた(笑)‥‥なんてことを言いつつも、このあたりのことは、世代が違うので、あたし的にはちょっと苦しい。わざわざ情報を集めて、ウケるために書いてるだけで、ホントのとこは、あんまり良く分からない。正直、あたしが子供のころの愛読マンガは、「りぼん」だし、読み始めたころに、ちょうど「ときめきトゥナイト」の連載が始まった時だったから、次の号が出るまで、何度も何度も読み返してた。今みたいに、サーッとネームだけ読んで終わりって言うザツな読み方じゃなくて、1コマ、1コマ、すごく大切に読んでたし、真似して絵も描いたりした。だから、「ちびまる子ちゃん」で、お姉ちゃんと「りぼん」を取り合うようなシーンが出て来ると、すごく懐かしくなる。

‥‥そんなワケで、今だったら、お父さんがドラキュラで、お母さんが狼女だなんて、何でこんなもんに夢中になってたのか不思議だけど、子供のころのあたしは、やっぱり純粋だったんだな〜って思う。今、深夜アニメで、美内すずえの「ガラスの仮面」をやってるけど、あたしが、ヘアメークになりたいって思うようになったのは、「ガラスの仮面」の単行本を読んで演劇に興味を持ったことが出発点だ。演劇に興味は持ったけど、あたしは、とても自分が舞台に立つなんてオソレオオイことは考えられなくて、それでも、演劇に関係した職業につきたくて、それで、照明とか、PAとか、衣装とか、色んなことを調べたりしてるうちに、舞台メークに辿りついたのだ。そして、最終的には、ミュージカルのメークをやりたくて、NYに勉強に行って、舞台メークの学校に通いながら、舞台関係のバイトをしながら、キャリアを積んで行こうって思ってた。まあ、色んなことがあって、結局、その夢は叶わなかったけど、夜中に「ガラスの仮面」を見てると、当時のことを色々と思い出しちゃって、ちょっぴりセンチメンタルジャーニーな松本伊代になっちゃう今日この頃なのだ(笑)

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2005.07.25

魚ごっこ

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今日、あたしのお仕事は夕方に終わったんだけど、仲間からのSOSで、それから品川のスタジオに駆けつけて、夜9時過ぎまでお手伝いをしてた。それで、帰って来たのは10時過ぎだったんだけど、玄関のドアを開けたとたん、あたしの目に飛び込んで来たのは、散乱した靴の箱だった。積み上げてあった靴の箱が、昼間の地震で崩れたみたいで、ドミノ倒しのあとみたいに散乱してた。他にも、リビングのテレビの横に高く積み上げてあったVも、崩れて散乱してるし、それどころか、テレビの上のビデオデッキやDVDデッキが、ナナメになって、あとちょっとで落っこちそうになってた。何かが壊れたワケじゃないし、これと言った実害はなかったけど、散乱した靴の箱やVを元通りに積み上げるのだって、寝不足でクタクタに疲れてるあたしとっては、そうとうヘビーな重労働だ。恐るべし! アースシェイカー!

疲れた体に女王様のムチを打って、散乱してたものを片付けたあたしは、駐車場の猫たちの様子を見に行って、お魚たちの様子も見て、それから、やっとシャワーを浴びてホッとしたら、もう夜中になってた。だけど、今夜は、徹夜でやる作業があるので、寝ることができない。それで、濃いコーヒーをいれて、パソコンの前に座った。それからも明け方まで3時間半、あたしは、アニマル浜口並みの気合いで、何とか作業を終えた。そして、朝6時に目覚ましをセットして、2時間だけ仮眠した。何でかって言うと、MAXの「ニライカナイ」のPVの配信が日曜日のお昼までなので、1回でも多く観ておくためだ。それで、朝の6時に起きて、お昼まで、繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し「ニライカナイ」を観続けた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、自由が丘に、あたしがタマに行くロック系の飲み屋さんがある。あたしにとっては、大切な隠れ家だし、有名なミュージシャンが色々と来るお店なので、残念ながら名前は紹介できないんだけど、もう、10年くらい通ってるので、ひとりでも飲みに行くことができる。だから、自由が丘にお買い物に行って、ちょっと遅い時間になってたら、カフェでお茶を飲むよりは、このお店に寄ってビールを飲んだりする。

すごく思い出に残ってるのは、今から5年ほど前のことだ。ヨーコと自由が丘でパチンコをしてて、2人とも勝ったので、それからお買い物をして、夕方からカラオケに行った。それで、カラオケでケッコー飲んだんだけど、ヨーコがまだ飲み足りないって言うので、このお店に行った。あたしもヨーコもテンションが上がり切ってて、ジンのロックを飲みながら盛り上がってた。それで、あたしは、お店のマスターに、ボ・ガンボスの「魚ごっこ」をリクエストした。この歌は、ユルユル感が大好きで、カラオケでも良く歌う。それで、マスターは、すぐに「魚ごっこ」をかけてくれて、盛り上がってたあたしとヨーコは、他のお客さんのことなんかお構いなしに、CDと一緒になって、「魚になって〜お水に住んで〜いい〜気持ち〜♪」って歌ってた。そしたら、マスターがあたしのとこに来て、ボソッとこう言った。


 「知ってます? どんとさん、亡くなったんですよ。」


あたしは、マスターが何を言ってるのか、すぐには理解できなかった。冗談を言うような人じゃないし、冗談だとしたら、どこに笑いのツボがあるのか分からない冗談だし。そして、口をポカンと開けてた(と思う)あたしに向かって、マスターは続けた。


 「3日くらい前に、旅行先のハワイで亡くなったそうです。」


ここで、あたしは、冗談じゃないってことが分かった。知らない人のために、リトル説明しとくと、「どんと」ってのは、ボ・ガンボスのボーカルで、これまた、あたしの大好きだったバンド、「ZELDA」のリーダーでベーシストだった小嶋さちほのダンナさんだ。あたしは、ボ・ガンボスも大好きだし、ZELDAも大好きだったので、どんとと小嶋さちほが結婚したって聞いた時には、すごく嬉しかった。それで、バンドを解散してからは、沖縄に移住したので、ホントにステキなカップルだって思ってた。

それで、この時点では、「ハワイで亡くなった」ってこと以外、詳しいことは何も分からなかったんだけど、あとからチョロっと分かったのは、2000年の1月の名古屋ライブを終えたあと、奥さんの小嶋さちほと、2人の子供、そして、お友達の桑名晴子(桑名正博の妹)たちと一緒に、ハワイに旅行に行って、現地のカフェで、突然、脳内出血で倒れたってことが分かった。それで、すぐに病院に運ばれたんだけど、6日後の1月28日に、亡くなったそうだ。享年37才、あまりにも若過ぎる。

小嶋さちほの腕の中で、どんとの魂は肉体を離れ、遥かニライカナイ(極楽浄土)へと旅立って行った。その見事な様子に、小嶋さちほは、「お見事!」と言って、手を合わせたそうだ。どんとは、現地のハワイで火葬され、お墓が無いので、違灰は、ハワイを始め、沖縄、江ノ島、和歌山、伊豆下田など、どんとにユカリのあった海に還された。肉体が無くなったどんとは、肩にワシを乗せて、ニライカナイとこっちの世界とを行ったり来たりしてるって、沖縄のユタさんは言っている。まあ、この辺のことは、あたしには良く分かんないけど、ホントに死んだあとの世界があるんなら、生きてるうちからアレコレと想像したり心配したりしてたって無意味だから、死んでからのお楽しみってことにしといて、今は、生きることに専念しようと思う。

‥‥そんなワケで、ZELDAと言えば、ニポンで一番のレディースバンドだったから、あたしみたいにバンドをやってた女子にとっては、憧れ&神様的な存在だった。あたしの場合は、何よりもプリプリが好きだったけど、それは子供だったからで、もうちょっと大人になってからは、ZELDAはもちろん、小嶋さちほと、ZELDAのボーカルの高橋佐代子の別ユニット、「招き猫カゲキ団」も大好きだった。高校の時に、先輩が、「招き猫カゲキ団」のレコードをくれたので、あたしは、そのレコードを聴くために、テントウムシの形のレコードプレイヤーまで買ったくらいだ(笑) ちなみに、そのレコードは、なんかプレミアがついてて、高く売れるみたいなんだけど、大好きなレコードだから手放すことができなくて、今でも大切に持ってる今日この頃なのだ。

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2005.07.23

夏野菜のスープカリー

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ここしばらく、1日1食が続いてて、それも、お仕事でお弁当が出た時とかなら、まだ栄養的には問題がないと思うんだけど、それ以外の時は、金ちゃんラーメンをそのままパリパリと食べてみたり、ヤマザキのコッペパン1個だったりと、栄養的にもカロリー的にも、大いに問題が有栖川公園だった。だけど、とにかく食欲がなくて、何も食べる気がしなくて、朝はコーヒーを飲むだけ、お昼には何か食べるんだけど、夜はお酒を飲むだけって感じの日比谷公園が続いてた。だけど、いつもみたいに、お金が無いってワケじゃなくて、お金は、この前、パチンコでちょこっと勝ったお金が残ってるから、それなりに困ってなくて、何よりも、暑いのと寝不足とでグッタリしてて、それが原因で食欲が中野公園だった。

なんて感じで、新しいココロミとして、「公園オチ」ってのをやってみたんだけど、イマイチっぽいので、何もなかったことにして先に進むけど、おととい、Vシネマの都内ロケのお仕事に行ったら、珍しく中華のお弁当が出た。あたしは、食欲が無い時に中華はつらいな〜って思ったんだけど、とにかく食べなきゃパワーが出ないので、ミニ春巻きをパクッと食べてみた。そしたら、これがなんと、中にエビチリが入ってて、すんごく美味しくて、とたんに食欲が出た。トリのカラアゲの甘酢あんかけも美味しかったし、グリーンアスパラとイカをマヨネーズで和えたみたいなのも美味しかったし、サスガに、ご飯は半分しか食べられなかったけど、オカズはぜんぶ残さずに食べることができた。

だけど、それが、油のとり過ぎだったみたいで、その日の夜になったら、またまた食欲が無くなっちゃった。半身浴をしてみたり、ストレッチをしてみたり、ヨーガをしてみたり、「ニライカナイ」を踊ってみたりと、色々とやってみたんだけど、どうしても食欲がわいてこない。性欲や物欲ならタップリとあるのに、どうしてなのだ?‥‥とか何とか悩みつつ、結局、キュウリのキューちゃんをオツマミにして、業務用の焼酎のロックを何杯か飲んだだけで寝ることにした今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、昨日は、朝はコーヒー、お昼はコンビニおにぎりの梅を1個とお茶、あと、夕方にガリガリ君のコーラ味を食べただけで、夜になった。それで、帰って来てからも、体が水分以外は要求してなくて、何かを食べようって気にならない。それで、冷蔵庫を開けると、1段目も、2段目も、ドアポケットも、ぜんぶ、オリオンの「サザンスター」が並んでる。言うなれば、サザンスター専用の冷蔵庫って感じだ。何でかって言うと、19日に、あたしの注文してた酒屋さんにサザンスターが届いてたので、受け取りに行って来たからだ。

で、結局、お風呂上りにサザンスターを飲む。サザンスターを飲むと、MAXの「ニライカナイ」のPVが観たくなる。PVは24日のお昼までしか配信してないから、それまでに、1回でも多く観ておきたくなる。それで、PVを観ながらサザンスターを飲んでるとと、2時間くらい止まらなくなっちゃって、結局、20回くらい連続でPVを観ちゃって、8本くらいサザンスターを飲んじゃう。だから、良く分かんないけど、カロリー的には十分だと思うんだけど、栄養的には問題がありそうだ。

ソンナコンナしてるうちに、毎週、欠かさずに見てる、テレビ東京の「新・今夜もドル箱」が始まっちゃったから、焼酎に切り替えて、そのあとには、フジテレビの「F1モデル」で、バリチェロの特集があったので、ナンダカンダで焼酎のロックを5杯くらい飲んだような気がする。それで、ふだんは見られない、スキーやゴルフを楽しんでるバリチェロの姿が見られたので、あたしはケッコーノリノリになってたから、もしかしたら、6杯か7杯くらい飲んじゃったかも知れない。そしたら、完全に、栄養不足のカロリーオーバーだ。

‥‥そんなワケで、そんなあたしの食生活を見かねたのか、はたまた、タマタマなのか、今日、あたしの俳句仲間が、ダンボールにいっぱい、お野菜を送ってくれた。自分の家で、ダンナさんと一緒に趣味で作っているお野菜なので、無農薬でとっても美味しい。今回は、ジャガイモ、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、シシトウ、インゲンなどで、さらに、お米まで入ってた。もう、長いことお米は買えなかったから、これは貴重品だ。

ダンボールからお野菜を出して、母さんに渡すぶんを分けてから、トマトとキュウリを冷蔵庫に入れた。お米だけじゃなく、お野菜も高くて、最近は、モヤシ以外は何も買ってなかったから、色んなお野菜を小分けしてたら、なんだかすごく嬉しくなって来た。気がつくと、小さいきっこたちもゾロゾロと出て来てて、ジャガイモにまたがったり、ピーマンを転がしたりして、楽しそうに遊んでる。そして、あたしは、知らず知らずのうちに、食欲が復活してた。

トマトは、冷やして、お塩をかけて食べる。キュウリも、冷やして、お味噌をつけて食べる。美味しいお野菜だから、ヘタにお料理に使うよりも、できるだけ簡単な食べ方をして、素材の味を楽しむのが、太陽と、土と、生産者に対するリスペクトだろう‥‥なんてことも言ってみつつ、まずはジャガイモを食べてみようと思って、お鍋で5個、茹でた。そして、茹でたてのアツアツのジャガイモを1個、皮を剥いて、お塩をふって食べてみたら、ホクホクで、すんごく美味しかった。

これで、あたしは、本格的に食欲が出て来ちゃったので、何かお料理を作りたくなって来た。何かないかと、あちこち探してみたら、安売りの時にまとめ買いしたレトルトカレーが、1袋だけ残ってた。それで、賞味期限を見たら、まだギリギリで大丈夫だったので、これを使って、「夏野菜のスープカリー」を作ることにした。

まず、フライパンで、輪切りにしたナスを2本と、大きめに切ったピーマン3個を軽く炒めて、5割ほど火が通ったら、片手鍋に移す。そして、そこに、レトルトカレーを入れて、カレーと同量のお水を加えて、火にかける。薄くなったぶんの味をお塩で整えて、ブラックペッパーと一味唐辛子をドバドバッと入れて、お鍋が焦げないようにかき回しながら温めて行き、ひと煮立ちさせたら火を止める。ある程度、深さのあるお皿に、さっきの茹でたジャガイモを2個、食べやすい大きさに切って並べて、その上から、カレーをかければ完成だ。

スープカリーって、ホントは、ご飯を一緒に食べるみたいだけど、あたしは、ご飯と一緒に食べるんなら、普通のカレーのほうが絶対にいい。スープ状態になったカレーとご飯を混ぜて食べるのって、カレー味のお茶漬けみたいだし、何となく汚らしい感じがするから、あたし的にはNGだ。あたしは、スープカリーに限らず、スープの中に、ご飯粒がパラパラと沈んでるのが許せないのだ。たとえば、チャーハンを食べてるレンゲで、オマケのスープを飲んで、レンゲについてたご飯粒がスープの中に沈んでくと、なんか汚らしい感じがして、すごくイヤな気分になる。お腹の中に入っちゃえば、どうせ同じなんだってことは十分に理解できるんだけど、これは、あたしの生理的な問題だから、どうしようもない。

‥‥そんなワケで、あたしは、スープカリーにご飯は添えない。そのぶん、お野菜をたっぷりと入れて、スープカリーだけで食事にする。じゃなければ、パンを添える。今回の場合は、ジャガイモを2個も入れたから、それだけでもご飯と同じくらいの量だし、他にもナスやピーマンが入ってるから、ものすごいボリュームだ。

ポイントとしては、ピーマンを大きめに切ること。普通の大きさのピーマンなら、縦4つで、小さめのものなら、縦半分だ。そして、シンナリするまでは炒めないこと。シャキシャキ感が残ってて、形がシッカリしてるピーマンだと、ピーマンの中にカレーをすくって一緒に食べることができて、それがすごく美味しい。ナスも、すぐに柔らかくなっちゃうから、ちょっとだけ火を通して、形が崩れないようにする。

ようするに、倍の量にお水で薄めたレトルトカレーをベースにして、薄くなった味と辛みをお塩と香辛料で調整して、軽く炒めたお野菜を入れるってだけのことなんだけど、夏野菜はどれも味がシッカリしてるから、たくさん入れれば、オカズって言うよりも、それだけで食事になる。ゴーヤーが好きな人なら、スライスしたゴーヤーを軽く炒めてから入れても美味しいんだけど、ゴーヤーの場合は、カレーで煮込まないで、炒めたゴーヤーをお皿に入れておいて、最後にカレーをかけるようにしないと、カレー全部にゴーヤーの苦味が広がって、ちょっとツライことになる。

‥‥そんなワケで、あたしは、夏野菜をたっぷり入れたスープカリーを食べて、元気マンマンに復活した。小さいきっこたちも、元気になってピョンピョンと走りまわってる。いよいよ、昨日から、ダイナシティに対する東京国税局の取調べも本格的に開始されたし、ライブドアの資金提供に関する黒い噂は裏が取れたし、フジテレビの隣りのホテルに軟禁状態にされてる菊間アナを攻撃するのも今がチャンスだし、そんなことよりも、某警察署の呆れ果てたネタも入って来たし、さあて、どれから書いちゃおうかな?‥‥なんて思う今日この頃なのだ(笑)

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2005.07.22

呆れ返って回転レシーブ(笑)

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「NEWSの内博貴の飲酒事件」、こんなくだらないネタ、もうとっくに終わってることだし、二度も三度も書くことになるとは思わなかった。だけど、またまた菊間サイドから呆れ果てた大嘘が飛び出したので、仕方ないから続きを書くハメになった。それにしても、菊間って、謹慎中の身でありながら、身内を利用して、謝罪の言葉ならまだしも、自分の立場を良くするための大嘘をマスコミに垂れ流すなんて、どこまでサイテーな人間なんだろう。

最初は「スタッフとの二次会に呼び出した」と嘘をつき、その嘘がバレると、今度は、「菊間のほうから呼び出したのではなく、内博貴のほうから電話をして来た」だの、一緒にいたのは「ケツメイシのメンバー1人だけだった」だの、嘘に嘘を重ね続ける菊間サイド。ここまで来ると、ホントに見苦しい。これほどの問題を起こし、周り中に大迷惑を掛けておきながら、反省するどころか、一種のヒラキナオリとしか思えないこの態度に呆れ果てる。

だいたい、あたしが日記に書かなけりゃ、フジテレビ側は、最初の「スタッフとの二次会に呼び出した」って言う菊間の大嘘で世の中を騙して、責任の所存をウヤムヤにして、内博貴だけが悪者だって図式にして、この問題を終わらせようとしてたワケでしょ? まあ、一度、大嘘をついた上に、二転三転する菊間の言い訳など、そうそう信用するオメデタイ人もいないだろうけど、迷惑を掛けた未成年者を擁護するための発言ならともかく、大のオトナが、自分の立場のことしか考えていない自己弁護ばかりを繰り返す自分勝手さには、今まで、この問題に興味の無かった人たちまでが、反感を持ってしまっただろう。

あたしは、店内の様子については、ちゃんと従業員から裏を取ってある。ただ、情報源に迷惑が掛からないように、前回の日記に「従業員から聞きました」とは書かなかっただけで、もっと細かいことも色々と聞いている。でも、真実を伝えるためには、概略だけを書けば十分だと思っていたので、あんまり細かいことまでは書かなかっただけだ。だけど、ここまで嘘をつかれると、そう言った「細かいこと」についても書かざるをえない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、まず、一点。菊間が内博貴をケータイで呼び出していたのは、入口に近い通路のところだ。それは、店の奥に行くと「圏外」になり、通話ができないからだ。つまり、菊間が席にいて、内博貴のほうから電話をしたのであれば、電話はつながらないのだ。入口に近い場所まで来て、自分のほうから電話しない限り、内博貴と話すことはできない。そして、そこは従業員も通る場所なので、菊間が大声で執拗に呼び出していた会話の内容は、ほとんど従業員に聞かれているのだ。ただ、その時点では、電話の相手が「NEWSの内博貴」だと言うことは分からず、あとから本人が来店したことによって、その時の電話の相手が判明したのだ。ただ、こう言うことを書くと、従業員がお客の電話の内容を盗み聞きしているような、お店にとってのマイナスイメージを与えるため、あたしは、ここまでは書かなかっただけだ。

それから、もう一点。菊間と飲んでいたのは「ケツメイシのメンバー1人だけだった」って言ってるけど、これも完全に大嘘だ。菊間の席には、ケツメイシのメンバーもいたのかも知れないけど、複数の女性もいて、呼び出された内博貴も、そのうちの1人の女性の横に座っている。これは、従業員だけでなく、複数の人間が目撃してることだ。何人もの目撃者がいる事実なのに、よくもまあ、こんな嘘がつけるもんだよ。そして、「内博貴が知らないうちにお店からいなくなった」と言うようなことも言われているようだけど、店側は、「皆さん一緒に帰られましたよ」と言っている。

今回の菊間サイドの弁明は、すべて、菊間本人や菊間寄りの立場の人間の証言ばかりだ。その上、菊間は、フジテレビに対して、最初に「嘘の報告」をした前科のある人間だ。しかし、あたしが書いていることは、公平な立場にある「第三者」からの証言だ。もちろん、あたしが自分の目で見たワケじゃなく、あくまでも伝聞だけど、それでも、最初から嘘をついていた当事者の言葉よりも、あたしは、第三者の証言を信じる。それは、自分にとって都合のいいことだけを言う当事者の発言よりも、中立な立場にある第三者の証言のほうが、何倍も真実味があるからだ。その上、内博貴の席に複数の女性がいたと言う点については、1人じゃなく、何人もの目撃者がいるのだ。複数の人間が、わざわざ口裏を合わせて、嘘をついたりするだろうか?

被害者である内博貴は、本当は、今すぐでも本当のことを話したいだろうに、それができない状況にある。それなのに、加害者である菊間サイドは、自分も謹慎中の身でありながら、相手が何も言えない状況にあることをいいことに、大人げない言い訳を繰り返す始末。裁判でも何でも、こう言ったことは、両者の言いぶんには大きな隔たりがある。つまり、両者の言いぶんを聞いた上でないと、最終的な判断はくだせない。だから、片方が何も言えない状況にあるのに、片方がベラベラと弁解をすると言うのは、公平性に欠けた短絡的な行動で、とても良識のある社会人とは思えない。

それにしても、菊間のオヤジがどれほどの権力者だか知らないけど、33才にもなった自分の娘が犯罪を犯したって言うのに、嘘をついた前科のある娘の言葉をそのまま鵜呑みにして、その謹慎期間中に、マスコミにベラベラと言い訳を垂れ流すなんて、呆れ返って物も言えなくなる。「この親にして、この子あり」とは、良く言ったもんだ。だけど、菊間が誰と飲んでたにしろ、プライベートで未成年タレントに飲酒をさせたって事実は何ひとつ変わらないのに、このオヤジ、いったい何を言いたいのか、理解に苦しむ。常識のカケラでも持ってるなら、娘をかばう前に、NEWSのコンサートや内博貴の出演番組を楽しみにしてた何万人と言うファンたちに、まずは謝罪をするのがスジってもんなんじゃないの? フジテレビが、多少でも良識を持った放送局であれば、菊間アナだけでなく、菊間のオヤジに対しても、厳重に注意すべきだろう。ま、立場的にムリだと思うけど(笑)

‥‥そんなワケで、幼稚園児や小学生の娘が悪さをしたことに対して、叱らずに、反対に守ろうとするようなバカな親はタマに見かけるけど、三十路の娘に対して、ナリフリ構わぬ親バカぶりを発揮するなんて、ちょっとマトモとは思えないオヤジだ。それで、菊間オヤジのことをリトル調べてみたら、これが、おへそがブルーマウンテンを沸かしちゃうような、とんでもない事実が判明したのだ。これは、菊間アナ本人も知らないと思われる呆れ返るネタなので、皆さん、明日、学校や会社に行ったら、しゃべりマクリマ・クリスティーしちゃいましょう。なんなら、フジテレビの「トリビアの泉」に送っても面白いかも?(笑)

さて、もったいぶらずにサクッと行くけど、今から40年ほど前、まだ独身だった菊間オヤジは、八王子実践高校で、バレーボール部の監督をしていた。ここは女子高なので、独身で性欲マンマンの菊間オヤジの周りは、もちろん、女子高生ばかりだった。そして、菊間オヤジは、バレー部の部員たちには、真冬でもバケツの水をぶっかけるほどの鬼監督として、そのスパルタぶりが有名だったけど、その反面、常に女子高生たちを品定めしていて、気に入った生徒がいると、自分の立場などまったく考えずに、教え子に手を出していた。

そして、菊間オヤジは、ある女生徒との付き合いが本気になっちゃって、卒業したら結婚する約束までしたんだけど、なぜか、その恋は実らなかった。でも、女だらけの女子高だから、すぐに次の女が見つかり、菊間オヤジは、次に付き合った教え子と結婚した。そして、その教え子との間に生まれたのが菊間アナなんだけど、その菊間アナにつけられた名前、「千乃(ゆきの)」ってのは、ナナナナナント! 別れた教え子の名前なのだ!

別れた教え子の名前は、「千乃(ちの)」と言った。そして、別の教え子と結婚したのにも関わらず、元カノのことを忘れられなかった菊間オヤジは、こともあろうに、自分の娘に、元カノと同じ名前をつけたのだ。これは、もちろん、奥さんも知らないし、菊間アナ本人も知らないことだ。つまり、菊間オヤジにとって、自分の娘は、未だに忘れられない「別れた彼女の分身」であり、だからこそ、こんなイイ年になっても、世間体も気にせずに溺愛しちゃってるのだ。あ〜〜〜〜〜気持ち悪い!

‥‥そんなワケで、お互いに謹慎中と言う身で、その言葉通りにじっと謹慎をしている内博貴が花田勝なら、身内を使ってベラベラとコソクな弁明を繰り返す菊間アナは、まるで貴乃花のようだ。貴乃花は、相撲協会からの厳重注意だけで済んだけど、菊間アナの場合は、どう言い訳したところで、「未成年者飲酒法違反」と言う立派な犯罪を犯した事実は、未来永劫、絶対に消えないんだから、厳重注意くらいじゃ済まないだろう。その上、黙って謹慎してりゃ良かったものを トチ狂った親バカの乱入によって、菊間に対する世間の風あたりがますます強くなっちゃった今日この頃、ここまで来ると、天国のいかりや長介も、「ダメだこりゃ!」って感じだろう(笑)

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2005.07.21

幼稚園児の天下り

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ここんとこ、広域消防団のフロント企業のネタや、身内である菊間アナをかばうためのフジテレビの大嘘など、イヤな気分になるニュースばっかり続いてるので、そろそろ、心がホンワカするようなネタでも書きたいな‥‥って思ってるのに、今度は、ニポンイチの問題発言男、東京都の核弾頭、テポドンしんちゃんが、またまたやってくれた。長年、東京都の影の独裁者として君臨して来て、先日、「偽証罪」によって東京都副知事を更迭された人間のクズ、浜渦武生(57)が、ナナナナナント! テポドンしんちゃんの根回しで、東京都が出資してる第3セクターのビル会社、「東京交通会館」の副社長に、天下りすることが判明したのだ。

これには、サスガのあたしも、小さいきっこたちも、小さいきっこセピアのメンバーたちも、全員がビックルを一気飲みしちゃったほどだ。日本道路公団が発注した橋の工事の談合事件で、各メーカーに天下りした公団のOBどもが悪の温床を作ってたって騒がれてる最中に、よりによって、問題を起こして更迭させた自分の部下を都の外郭団体に天下りさせるとは、テポドンしんちゃんのデタラメぶりも、ここまで来ると、呆れ返りすぎて、1周しちゃって、ある意味、「ブラボー!」って叫びたくなる(笑)

それにしても、浜渦武生って、もともとは、東京都の外郭団体に対する改革を推進してた人間なのに、そんなオヤジをこともあろうに、その外郭団体の副社長に天下りさせるとは、まるで、捕まえたドロボウを警備会社の社長にするようなもんだ。ここまでひどいデタラメがまかり通るんなら、NHKに蔓延してる天下りなんか、子供のオママゴトみたいに可愛いらしく見えて来る。

週に2〜3日しか都庁に顔を出さないテポドンしんちゃんは、マシンガンを持ってナントカ島に乗り込んだり、女性蔑視発言や障害者蔑視発言などの、自分の大好きなことには一生懸命だけど、メンドクサイ仕事は大嫌い。だから、本来は都知事が真っ先にやらなきゃならないようなジミな仕事は、ぜんぶ、副知事の浜渦武生に丸投げして来た。この辺は、コイズミと同じユルユルの感覚で、ボンボン育ち特有のワガママ&無責任が全開だ。国民から税金で雇われてる政治家どもが、仕事も趣味のひとつだと思っちゃってる今日この頃、皆さん、職権を乱用してやりたい放題の東京都知事をどう思いますか?


‥‥そんなワケで、こんなテポドンしんちゃんの公私混同は、今に始まったワケじゃない。20年以上も前に、弟の石原裕次郎が倒れた時には、視察先の小笠原諸島から、なんと、自衛隊機を私用で使って東京に戻って来たのだ。この時の燃料代、160万円は、もちろん、あたしたちの税金だ。さらには、テメエの趣味のヨット仲間の忘年会の席で、三浦半島の漁港の近くの海に張ってある漁師の網が、自分たちのヨットの通行のジャマだからって理由で、「オレが運輸大臣をやってる間に撤去させる」とノタマッたのだ。こんなデタラメ、普通、考えられる?

あたしの大好きな「釣りバカ日誌」のハマちゃんが大臣になったとしたら、自分が魚釣りをするのに、漁師の網がジャマだからって、職権を使ってその網を撤去させるだろうか? ハマちゃんなら、あくまでも職業で漁をやってる人たちを最優先して、趣味で魚釣りをしてる自分は、逆に、漁師さんたちに迷惑が掛からないようにするはずだ。これが政治家ってもんだろう。コイズミやテポドンしんちゃんみたいに、自分のワガママをムリヤリに押し通し、弱者にばかりその負担を強いるってやり方は、政治家じゃなくて、ただの独裁者だ。

テポドンしんちゃんは、閉経して子供が産めなくなった女性は、生きてる価値が無いと言う。知的障害者は、安楽死させろと言う。だけど、自分の大好きな部下のことは、必死で守る。3年か4年くらい前に、浜渦武生が、中目黒の駅前で、泥酔して通行人を殴ったり、その後、取材に訪れた雑誌記者にも暴力を振るおうとした事件の時も、「(殴り合いなど)男の世界には良くあること。むしろ無い方が嘆かわしいね。」と、副知事の暴力事件を肯定しただけでなく、酔っ払ってのケンカを奨励するような発言までしている。さらには、「私も酒を飲んで暴れたことがある。」と呆れ果てた自慢話までして、副知事の暴力事件と言う前代未聞の不祥事をウヤムヤにしたのだ。

テポドンしんちゃんが、これほど愛してやまない部下、浜渦武生だから、副知事を更迭させたのだって、「偽証罪で刑事告発する」って言う都議会百条委員会に対して、「更迭させるから刑事告発だけはやめてくれ」って言う司法取引みたいなことが行なわれた結果なのだ。だから、テポドンしんちゃんは、決してイサギヨイ決断をしたワケじゃなくて、大好きな浜渦武生が刑事罰を受けないように、助けてあげたってだけのことなのだ。その上、資本金4億円のうち、あたしらの税金から東京都が1億9985万円も出資してる「東京交通会館」の副社長のイスまで用意してあげて、天下無敵の天下り。ホントに、都民をバカにするのもタイガイにして欲しい。

‥‥そんなワケで、世界中に税金をバラ撒いて遊んでる幼稚園児、コイズミと同じで、テポドンしんちゃんもひまわり組の幼稚園児だから、自分のものと他人のものの区別がつかない。4年前には、「海外視察」って名目で、部下7人を連れて、南米に4泊5日の豪華クルージングを楽しみに行ってるんだけど、この時の費用は、たった5日間で、なんと、1600万円! もちろん、あたしらからムシリ取った税金だ。周りは海しか見えないのに、何が視察だ! 豪華な船室で高級料理を食べて、シャンパンを飲んで、たった5日間で1600万円もムダ使いしやがって、そのクセ、東京都の財源に関しては、「みんな気がつかないけれど、(東京都には)国に言われてそそのかされて馬鹿な投資をしたもんで、いっぱい隠れた借金がある。」って断言してる。自分の言ってることと、やってることが、こんなにも矛盾してるのに、まったく気づいてないんだか、気づかないフリをしてるんだか分んないけど、結局、バカを見るのは、マジメに税金を払ってる東京都民だけなのだ。

テポドンしんちゃんの父親、石原清は、悪名高い「山下汽船」の重役だった。この会社は、戦争用の燃料などをタンカーで運ぶ会社で、日露戦争を利用して大儲けした会社だ。そして、その取引先は、中国や朝鮮だった。つまり、テポドンしんちゃんは、大っ嫌いな中国や朝鮮から儲けさせてもらったお金で、子供のころから何ひとつ不自由なく、ボンボンとして育てられたのだ。だから、今のテポドンしんちゃんがあるのは、皮肉なことに、中国や朝鮮のオカゲなのだ。

あたしも、中国や朝鮮は嫌いだけど、あそこまで毛嫌いするのは、ちょっとマトモじゃない。何しろ、「私が総理だったら北朝鮮と戦争する。」って断言しちゃうほど、どっか遠い世界に行っちゃってるような人だから、普通のモノサシで測ることはハナッから無理な話だけど、それにしても、口をひらけば「戦争」「戦争」って、あまりにも極端すぎる。ようするに、自分自身が、中国や朝鮮のオカゲで育って来たって言う事実がトラウマになってて、あんなにムチャな暴言を繰り返してるんだと思う。

だって、マトモな人間だったら、たとえ北朝鮮に戦争を仕掛けたいって思ってたとしても、それを口にはしないだろう。知的障害者を安楽死させたほうがいいと思ってたとしても、それを口にはしないだろう。フランス語が国際語として不適格だと思ってたとしても、それを口にはしないだろう。つまり、テポドンしんちゃんって幼稚園児は、トラウマに取り憑かれたコンプレックスのカタマリなのだ。常に劣等感にさいなまれ続けてて、それが怖くて、それで、相手を傷つけるような暴言を繰り返して、自分の劣等感を優越感へと転換させてるだけなのだ。他人を侮辱することでしか、自分のアイデンティティーを確立できないってのは、インターネットの掲示板に匿名で他人の悪口を書き込んで自己満足してるような幼稚園児たちと大差ないレベルで、とてもじゃないけど、東京都知事なんかは任せておけない。

‥‥そんなワケで、吐き気をこらえながら、テポドンしんちゃんが若いころに、海外を売春旅行して回った時の自慢話を綴った本を読むと、いいセックスができた時には、相手の娼婦のことを食べ物に喩えて「素晴らしい料理だった」って評価してる。つまり、女性を「人間」としてではなく、「物」として扱うことによって、自分が相手よりも一段高い位置にいると錯覚できるワケで、そうでもしなきゃ、劣等感だらけの自分の身の置き場が無くなっちゃうのだ。ちなみに、この本の中で、テポドンしんちゃんは、ベトナムをはじめ、「シナや台湾やホンコン」などの国々を回り、そのすべてで娼婦を買っている。だから、テポドンしんちゃんが総理大臣になって近隣国を相手に戦争をオッパジメちゃった場合には、それらの国にいるあんたの子供たちも、マキゾエで死んじゃいますから! 残念!‥‥なんて、久しぶりにギター侍を使ってみた今日この頃なのだ(笑)

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2005.07.20

きっこの経済制裁発動!

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イカレタ犯罪国家、北朝鮮に対して、「対話と圧力」とか言いながら、実際には、対話も圧力も何にもせずに、拉致被害者たちを完全に見捨ててる口先番長のコイズミだけど、最近では、その「対話と圧力」って言葉さえも口にしなくなった。あのレイプ魔コイズミの頭の中にあるのは、テメエの名前を歴史に残すための「郵政民営化」と、川崎タクシー株式会社から毎月受け取ってる「闇献金」のことばかりで、国民のことなんかどうでもいいのだ。だから、北朝鮮に対しては、いつまで経っても経済制裁を発動しないクセに、ニポン国民に対しては、コイズミ就任以来、増税、増税、また増税と、ずっと経済制裁が続いてる。

北朝鮮に経済制裁しないで、ニポン人に経済制裁して、挙句の果てにはクールビズだと? お前は、ウスラバカか? そして、あたしらからムシリ取った税金をよその国にバラ撒いてるんだから、ダッチワイフも開いた口が塞がらないよ、まったく‥‥。お前の代わりに、ゆうこりんを総理大臣にしたほうが、百万倍もマシだ。だいたい、性犯罪者が一国のトップをやってるなんて、世界中で、ニポンと北朝鮮だけなんだから、コイズミみたいな人間のクズは、一度、「法の華三法行」の福永法源に「足裏診断」でもしてもらうか、相撲協会から厳重注意でもしてもらわないと、自分が性的異常者だってことにも気づかないだろう。

とにかく、あんな冷血漢に任せておいたら、北朝鮮の拉致問題なんか、いつまで経っても解決しないし、それどころか、確実に北朝鮮に拉致されてることが明白なのに、未だに、拉致被害者に認定もしてもらえない人たちが何十人もいる。これは、被害者の人数が増えると問題が大きくなる、問題が大きくなるといつまでもシカトしてられなくなるってことで、この問題をスルーしたいコイズミとしては、もう、これ以上は、被害者を増やしたくないからなのだ。だから、あんな無責任なバカなんかに頼らずに、自分たちの力で、ほんの少しでも北朝鮮に経済制裁を加えて行かないと、この問題は解決しない。だけど、北朝鮮のアサリは、中国産に擬装されて持ち込まれてるから、買わないようにするのは難しい今日この頃、皆さん、いかがお過ごしスミダ?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、コイズミのせいで、生活費が底をついて苦しくなって来たので、北朝鮮に経済制裁を発動することにした。でも、今日は、お昼過ぎに病院に行って、夕方から打ち合わせがあるので、病院が終わってから打ち合わせが始まるまでの約3時間くらいしか、北朝鮮に経済制裁を加えることができなかった。だけど、小さな力でも、西川きよし師匠のように、コツコツと続けることが大切なので、何とかがんばって来た。

病院は、午後イチで予約してたのに、連休明けで混んでて、思ったよりも待たされた。でも、待ち時間が長かったワリには、診察時間はたった5分だったので、2時前には病院を出ることができた。それで、すぐに最寄り駅に向かったんだけど、とにかく、暑いの暑くないのって、もう、どっちなんだか分かんなくなって来るほど暑くて、大きめの帽子をかぶってるのに、2〜3分歩いただけで、メークが崩れて来た予感がマンマンだった。UV対策はバッチリのつもりなんだけど、ナニゲに、ノースリーブの両腕も心配だし、今日は帽子じゃなくて日傘だったな‥‥なんて後悔しつつ、駅に到着。

そして、お手洗いが見当たらなかったので、太い柱のカゲでパパッと化粧直しをして、エスカレーターでホームへと向かった。そしたら、ちょうど電車が来たので、冷房の効いた電車に乗り込んで、ホッと安心‥‥なんて、この調子で書いてると、いつまで経っても先に進まないコイズミ改革みたいだから、サクッと省略して、夕方からの打ち合わせがある事務所の最寄り駅で降りたあたしは、駅前のATMで、もうじき引き落とされるから絶対に使えないお金から、2万円をおろした。

そして、あたしは、パチンコ屋さんに向かった。あたしは、アサリの不買運動なんかよりも、パチンコでガンガン勝つことのほうが、北朝鮮に対する何よりの経済制裁だと思ってる。その上、あたしも儲かる。これこそ、一石二鳥、一挙両得ってことで、ようするに、それが大義名分なんだけど、お店に入ってみると、平日だってのに千客万来で、あたしは、台を求めて右往左往して、紆余曲折の末、ようやく、少し空いてるバラエティーコーナーに辿りついた。こんなことじゃ前途多難だな‥‥なんて思いつつ、全身全霊をかたむけて台を見て回ったんだけど、これ以上は四字熟語が思いつかないので、このパターンは、ここで終わりにする(笑)

‥‥そんなワケで、あたしの得意な「新海」は混んでて台が選べないし、「湯けむり紀行」はフルスペックじゃなくなってるし、「ウルトラセブン」は出ないことでオナジミのクソ台だし、「アントニオ猪木」は笑っちゃって打てそうもないし、どうしようかな?って思ってたら、あたしの背後から、「アンニョンハセヨ〜!」だの、「ヒンネセヨ〜!」だのと、女の子の声が聞こえて来た。振り返ってみると、ナナナナナント! 「フィーバーユンソナ」だった!

あたしは、顔だけならユンソナが好きだし、今どき、液晶画面じゃなくて、本物のドラムが回転するってのも楽しそうだったし、何よりも、北朝鮮に経済制裁を加えるための台としては、ハングル台はぴったんこカンカンだったので、勝つ自信は無かったけど、ちょっとだけ打ってみることにした。そしたら、これが、回ること回ること。すぐに停留玉ランプが4つ点灯するので、ハンドルを持つ手の親指は、常にストップボタンに掛けてないといけないほどだった。とにかく、チャッカーに連続してポンポン入るので、最初の500円で18回も回った。

それで、良く回る上に、ヒンパンにリーチも掛かるので、ついつい、あと1000円、あと1000円って入れちゃって、ちょっとだけ様子を見てみるつもりが、3000円も使っちゃった。でも、3000円で100回も回せたんだから、ホンダのシビックみたいに、すごく燃費のいい台だ。それで、時間もあんまり無いし、他の台に移動しても、「新海」以外は絶対に勝てるって確証も無いから、このまま「フィーバーユンソナ」を打ち続けるか、別の機種に移動するか、リトル考えた。そして、優柔不断なあたしが出した結論は、「あと1000円だけ、この台を打ってみて、出なかったら移動する」って言う、まるで政治家みたいな都合のいい答えだった(笑)

‥‥そんなワケで、4000円目を投入したあたしは、今まで以上にムダ玉に気を使いながら、丁寧に丁寧に打って行った。そしたら、ギャグみたいな話なんだけど、マジで、111回転目に、スーパーリーチが掛かった。最初に、真ん中のドラムが逆回転して、ユンソナが何かを叫んで、ドラムがグリーンに点滅した。それから、上の段が赤い7、下の段が青い7のリーチになって、ユンソナが「リーチ、イムニダ!」って言ったら、ドラム全体がグオーンって裏返しになった。ここまでは、今までに何回か発展してるんだけど、このステージで、「スカ」「エメラルドリーチ」「サファイアリーチ」「ルビーリーチ」「ダイアモンドチャンス」の中のどれかになる。それで、「スカ」は無条件でダメで、あとは、エメラルドよりもサファイア、サファイアよりもルビーのほうが確率が高くなって行くらしいんだけど、今までは、ひと通り発展したのに、どれもダメだった。

でも、今回は、初めて「ダイアモンドチャンス」になった。そしたら、またまたドラム全体がグオーンって裏返しになって、今度は、カジノのルーレットみたいなのが現われた。そして、ルーレットの中の赤い7と青いマークがゆっくりと回っていて、一度、青いマークで止まったんだけど、一拍してから、ガコンッて戻って、赤い7で止まった。そしたら、ドラムがモトの面に戻って、赤い7が横1列に揃ってて、ユンソナが「パロイゴヤ!」って言った。

よっしゃ〜!経済制裁発動だぁ〜!

‥‥そんなワケで、確変は3回続いて、4箱ピッタリ出た。7500発で、地元のパチンコ屋さんよりも両替率が良かったので、2万2500円になった。4000円使ったから、1万8500円の浮きで、これがそのまま、北朝鮮への経済制裁になる。そして、北朝鮮に多少の打撃を与えたあたしは、駅前のATMで2万円を口座に戻してから、意気揚々と、打ち合わせの事務所へと向かって行った今日この頃なのだ(笑)

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2005.07.19

菊間女王様の憂鬱

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この「きっこの日記」は、できるだけ同じネタは連続して書かないようにしてるんだけど、昨日の「NEWSの内博貴の飲酒事件」のことで、各報道の内容について、あたし的に、どうしても納得行かない点が2つあったので、ちょっと調べてみた。そして、各報道が大嘘をついてたことが分かったので、こんなくだらないネタに興味の無い人たちには申し訳ないけど、ちょっとだけ書いておくことにした。

あたしが納得行かなかったことの1つは、「深夜、付近の住人の通報で駆けつけた警察官が、公園で大声を上げて暴れてた内博貴を補導して、注意をした上で、宿泊先のホテルに帰した。」ってことだ。未成年者がお酒を飲んで暴れてたのを補導したんなら、普通は、身元引受人が来ないと、帰してはもらえない。これは、飲酒に限らず、万引きでも暴力行為でも、未成年者の犯罪の場合は、すべて同じだ。それなのに、どの新聞も、「一時的に補導したけど、ちょっと注意して、すぐに帰した」ってニュアンスの書き方だった。これは、絶対におかしい。それに、担当した警察官は、「かなり酔っぱらっていた」って言ってるのに、そんな状態で、身元引受人もいないのに、すぐに帰すなんて絶対におかしい。

そして、もう1つは、未成年者に飲酒をさせた菊間千乃は、「未成年者飲酒法違反」って言う立派な犯罪を犯してるのに、何で事情聴取もされなきゃ処罰もされないの?‥‥ってことだ。それで、あたしは、ちょこっと警察関係の人脈を使って、仙台中央署の当日のことを調べてもらったら、とんでもない事実が分かったのだ。

あたしは、昨日も書いたように、ジャニタレが大っ嫌いだ。だから、あんまり、ジャニタレのためになることは書きたくないんだけど、事実を知ったら、あまりにも内博貴が気の毒になったので、書いてやることにした。だから、ジャニタレ嫌いのあたしの日記なんか、ジャニタレファンが読んでるとは思わないけど、もし、これを読んでる人の周りにジャニタレファン、特に、NEWSのファンや内博貴のファンがいたら、ホントのことを教えてやって欲しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、気乗りしないままスタートした今日の日記だけど、とりあえず、これから書く情報は100%真実だから、これを読んで、NEWSのファンや内博貴のファンは、どこに怒りをぶつけるべきか、自分たちで考えてくれ。

まず、最初に飲酒をしたって言われてる食事の席の話は、報道されてる通りだ。あくまでも食事がメインで、軽くビールを飲んだ程度だし、菊間だけじゃなく、他にもフジテレビのスタッフがいたので、それほど問題にはならないと思う。だけど、問題なのは、2度目の飲酒だ。これは、フジテレビのスタッフは1人もいなくて、内博貴が呼び出された場にいたのは、菊間と、菊間の女友達だけなのだ。

どう言うイキサツなのかと言うと、スタッフたちとの食事が終わり、1人になった菊間は、バレーボールの観戦に来ていた自分の女友達を集めて、飲んでいた。そして、そこで、「NEWSのメンバーを呼べるわよ」と、自慢げに言ったのだ。一般人にしてみれば、芸能人とプライベートで会えることなど無いので、女友達は、「呼んで!呼んで!」と言うことになった。

そして、菊間は、その場で、内博貴のケータイに電話をした。内博貴は、もともとお酒を飲んだ経験がほとんど無く、先ほどの食事の時のビールだけで、すでに酔っていて、ベッドに横になっていた。だから、菊間の強引な誘いに対して、「今日はもう無理っすよ〜」「カンベンしてくださいよ〜」と、再三再四、断ってるのだ。それでも、友達の手前、芸能人を呼んでカッコをつけたかった菊間は、酔ったイキオイもあり、断り続ける内博貴に対して、なかば強引に誘い続け、しまいには、「あたしの言うことが聞けないの?」と、脅し口調になったと言う。

たとえ局アナとは言え、18才のタレントから見たら、33才と言うのは、大先輩だ。先輩、後輩と言う上下関係に関しては、特に徹底的に教え込まれるジャニーズの若手にしてみれば、先輩の命令は「絶対」ってことになり、よほどのことが無い限り、断ることができない。そして、どうしても断り続けることができなくなり、指定されたお店へ向かった内博貴は、待ち構えていた菊間と、芸能人に会えてハシャギまわる女友達数人に、次々にケータイで写真を撮られたり、お酒を飲ませられたりと、完全にオモチャにさせられて、泥酔させられたのだ。

そして、菊間は、未成年者である内博貴をさんざんもてあそんだ挙句に、彼が泥酔していることを知りながら、ちゃんとホテルまで送り届けずに、帰り道の途中で放置したのだ。内博貴は、目が回ってまっすぐに歩くこともできず、自分の宿泊先のホテルがどこにあるのかも分からず、何とか、近くの公園まで辿り着き、そこで、「うお〜!うお〜!」と叫んだ。これは、大人にもてあそばれた彼の、SOSの叫びだったんだろう。

‥‥そんなワケで、ここからは新聞に書かれてるように、深夜の公園で大声を上げている者がいる、と言う、付近の住人の通報によって、警察官が駆けつけ、内博貴は補導された。だけど、そこから先がぜんぜん違うのだ。警察官が駆けつけた時、内博貴は、1人で立ち上がることもできないほど泥酔してて、警察官に担がれて運ばれたのだ。そして、警察でも、泥酔してひっくり返っていたので、とても事情聴取などできる状態じゃなかった。それで、朝までずっと休ませて、朝になって迎えに来たジャニーズ事務所の人間が、親の代わりに身元引受人となって、内博貴を連れて帰った。

だから、「注意して、すぐに帰した」と言うのは、事件を大きくしたくない立場の人間からの圧力による大嘘で、内博貴は、6時間以上も警察のお世話になっていたのだ。内博貴は、泥酔してて苦しいのに、何とか、自分の名前や事務所の連絡先だけは伝えた。そして、警察から事務所に連絡が行ったワケだけど、泥酔した内博貴が担ぎ込まれた時の当直の担当警察官は、年配の人で、「内博貴」の名前どころか、「NEWS」と言うグループのことも知らなかった。だから、こんなオオゴトになるとは思ってなかったのだ。そして、内博貴があまりにも苦しそうなのと、何かを壊したり、誰かをケガさせたワケでもなく、「単なる未成年者の飲酒」と言うことで、無理に事情聴取はせずに、横にして休ませてあげていたのだ。

つまり、初動捜査の段階では、「管理責任者にムリヤリに飲まされた」と言う事実が分かっていなかったため、菊間を取り調べることはなく、内博貴単独の犯罪と言うことで処理されてしまったのだ。だから、もしも、内博貴が、事情聴取の段階で、ホントのこと、ようするに、「自分は何度も断ったのに、フジテレビの菊間千乃さんにムリヤリに飲まされました」と言う事実を話していれば、菊間は、「未成年者飲酒法違反」で、仙台中央署に逮捕されていたのだ。

ここで、ひとつ、カンジンなことを言っておくけど、未成年者が自分の判断で飲酒をした場合には、当然、法律に違反するワケで、罪になる。だけど、その場に、親などの保護者や、その未成年者を管理する立場の者がいた場合には、その飲酒行為を止めなきゃならないって言う法律がある。これが、「未成年者飲酒法」だ。だから、未成年者にお酒を販売したり提供したお店が、罪になるワケだ。そして、この法律下では、お酒を飲んだ未成年者は、罰せられない。提供した側、飲ませた側だけが罪になり、お酒を飲んだ未成年者は、「被害者」になるのだ。

つまり、今回の事件は、内博貴が自分の意思でお酒を飲もうとしてて、一緒にいた菊間が、その行為を止めなかったってだけでも、菊間の罪になる。でも、今回の事件は、嫌がる内博貴を菊間が強制的に呼び出し、当然、未成年と分かっているのに、泥酔するまでムリヤリに飲ませ続けて、挙句の果てに、路上に放置したのだ。たまたま、警察に補導されたから良かったけど、地元のヤンキーに絡まれてボコボコにされてたり、フラフラと車道に飛び出して、命に関わる事故に遭っていた可能性だってあるのだ。

あたしは、別に未成年だからって、一滴もお酒を飲んじゃいけないとは思わない。18才と言えば大人だし、内博貴の場合は、ちゃんと仕事もしてる社会人なんだから、収録が終わり、スタッフたちと食事をしている席で、「お疲れさま!」って言って、ビールで乾杯するくらいは、許容できる範囲だと思う。だけど、今回、菊間がやったことは、まったくのプライベートの席で、自分が友達の前でカッコをつけたいがために、嫌がる年下のタレントをムリヤリに呼び出し、ムリヤリに飲ませ続けたのだ。これは、完全に犯罪であり、内博貴は、被害者なのだ。

つまり、被害者である内博貴が、「無期限の謹慎」と言う非常に重い処分を受けたのに対して、加害者である菊間は、警察からは何のオトガメも無く、フジテレビ側の処分も、レギュラー番組をたった1週間だけ降板させると言う、処分とは言えないような軽すぎる処分。以前、スマップの稲垣が、渋谷で婦人警官にケガをさせて「無期限の謹慎」になった時は、5ヶ月くらい謹慎が解けなかった。これは、完全に稲垣が悪いワケだから仕方ないけど、今回の内博貴の場合は、本人にはほとんど責任はない。だから、もう少し短くなると思うけど、それでも、2ヶ月や3ヶ月は謹慎させられるだろう。そして、内博貴が謹慎している間も、菊間は、毎日、平然とテレビに出続けるのだろう。何しろ、局内じゃ女王様だから‥‥。

‥‥そんなワケで、あたし的には、新聞報道における納得の行かなかった2点の謎が、いつものように、どこからかの圧力による情報操作だったってことが分かり、スッキリとした。だけど、NEWSのファンや内博貴のファンは、スッキリどころか、真実を知って、怒りが倍増したことだと思う今日この頃、あたしは、何度も言ってるように、ジャニタレが大っ嫌いなので、協力できるのはここまでだ。あとは勝手にやってくれ(笑)

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2005.07.18

女子アナにトライ!

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「ミュージシャンの岡村靖幸(40)が覚醒剤で逮捕」、う〜ん、つまんない‥‥「NEWSの内博貴(18)が未成年の飲酒で補導」、う〜ん、くだらない‥‥「アントニオ猪木が橋本真也の遺骨に向かって『元気ですかぁ〜!』と絶叫!」、おおっ!これは美味しい!(笑)

‥‥ってなワケで、サスガ、脳みそも筋肉でできてるプロレスラーだけのことはあって、あたしにとっては、美味しすぎるネタを提供してくれる。この前、「BOOK OFF」の100円コーナーを覗いてたら、アントニオ猪木の「馬鹿になれ」って言うタイトルの詩集があって、立ち読みしてみたら、これがもう、大爆笑のウズだった!

特に、あたしのハートを直撃したのは、「心の扉」とか何とか言う詩で、最後の「冷蔵庫の納豆、食べちゃってごめんね」ってフレーズで、あたしは、それまでガマンしてた笑いが爆発しちゃって、声を出して大笑いしちゃって、周りの人たちからゲキ見されちゃった。他にも、「幸せ気分でコモエスタ」とか、もう、恐いもの無しの必殺フレーズが次々に炸裂してて、どんなマンガよりも、どんなお笑い芸人よりも、どんな天然タレントを見るよりも、笑うことができた。

それにしても、サスガ、広域消防団とベッタリと癒着してるプロレスラーは、モノゴトの良し悪しどころか、小学生レベルの常識すら持ち合わせてないんだね。いくらなんでも、遺骨に向かって「元気ですかぁ〜!」とは、前代未聞のセリフだろう。でも、これが、アントニオ猪木だから通用しちゃうワケで、有名無名を問わず、他の人が同じセリフを言ったら、ソッコーで「バカ」の烙印を押されちゃうだろう。つまり、アントニオ猪木って、ただのバカじゃなくて、世の中の常識をひっくり返すほどのバカ、バカを極めたバカってことで、だからこそ、不特定多数の人々に向かって、「馬鹿になれ」なんて詩集を出しちゃうワケだし、「冷蔵庫の納豆、食べちゃってごめんね」って言えるんだと思う今日この頃、皆さん、幸せ気分でコモエスタですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしのマンションから、多摩川に沿ってちょこっと下流へ行くと、新日本プロレスの道場があって、10年くらい前には、アントニオ猪木が若手レスラーたちを従えて、多摩川の土手を走ったりしてた。それで、あたしは、「ダーッ!」ってやって欲しくて、「猪木!ボンバイエ!猪木!ボンバイエ!」って応援したんだけど、般若のような形相で睨まれて、「うるせーぞ!クソ女!」って怒鳴られた。あたしは、オシッコをチビリそうなほど恐くて、それから、猪木が嫌いになった。

なんて昔話を書いてても、これを読んでる皆さんの「猪木のことなんかどーでもいいから、ジャニタレをボロクソに叩いてくれよ!」って声が聞こえて来るような気がするので、あんまり書く気は起こらないんだけど、NEWSの在日ナントカ人、内博貴(うち ひろき)のことにも、少しだけ触れとくか‥‥。

でも、今回の事件は、内博貴は何にも悪くないんだよね。あたしは、ジャニタレが大っ嫌いだし、こんなクソガキの肩を持つ気も無い。できることなら、ジャニタレなんか、全員、芸能界から消えて欲しいと思ってる。だから、せっかく、こう言う事件が起こったんだから、本来なら、これをネタに、ジャニタレをボロクソにコキおろしたい。だけど、あたしはの日記は、「真実だけを書く」って言うポリシーで今まで書き続けて来たから、いくら嫌いなガキのことでも、嘘を書くことはできない。だから、今回も、今まで通りに、あたしの知りうるすべての真実を書くことにする。

今回の事件は、100%、フジテレビのガン、菊間千乃(ゆきの)アナ(33)に原因がある。でも、これを説明するためには、まず、フジテレビの中で、菊間がどんな立場なのかってことを説明しなきゃならない。菊間は、今から7年前に、「めざましテレビ」の放送中に、ビルの5階から転落して、骨盤を複雑骨折する全治3ヶ月の大ケガをしたけど、これは、有名な話だから、知ってる人も多いだろう。

でも、ここから先は、局の一部の人間しか知らない話なので、たぶん、オオヤケになるのは、今回が初めてだと思う。それは、菊間は、この事故によって、「一生、子供を産めない体」になってしまったのだ。放送中の事故だから、もちろん労災扱いだけど、それとは別に、この時、信じられないほど多額の慰謝料が、局から菊間へと内密に支払われている。でも、菊間は、それだけじゃ納得せずに、復帰してからも、何かあるたびに、この事故の件をチラつかせて、局内でやりたい放題。上層部も、事故のことがあるから、菊間にだけは文句を言えないのだ。

‥‥そんなワケで、菊間に無理に呼び出されて、無理にお酒を飲まされた内博貴が、「無期限の謹慎」って言う重たい処分なのに対して、呼び出したほうの菊間は、たった1週間、レギュラーの「こたえてちょーだい!」を休むってだけの、罰と言うよりは、まるで、ひと足早い夏休みみたいな特別扱いだってコトの謎が解けたと思うけど、この、あまりにも軽すぎる菊間の処分が、すべての事実を物語っているだろう。

さて、ここで、一般の読者の皆さんは、まったく知らないフジテレビの内情について、業界側の立場から、チョロっと暴露しとこうと思う。それは、フジテレビと、早稲田大学のラグビー部との癒着についてだ。フジテレビの上層部には、サスガにココでは名前が出せないけど、ものすごいラグビーファンのオヤジがいる。そして、そのオヤジが、局内での権力を私物化して、早稲田の有名な現役ラグビー選手や、OBたちと、フジテレビの人気女子アナたちとの合コンを斡旋しているのだ。

このオヤジとしてみれば、大好きなラグビー選手たちと仲良くしたいし、恩を売っておきたい。だから、自分の権限でできること、つまり、自局の人気女子アナたちとの合コンをセッティングするのだ。また、早稲田大学のラグビー部から、このオヤジのコネで、フジテレビに就職した者もいる。こいつは、昔、早稲田のラグビー部員たちが、集団で強姦事件を起こした時に、現場で、見張りをやってたヤツだ。こいつは、強姦こそしていないが、先輩たちが強姦してる現場で、見張り番をしてたんだから、十分に問題があるだろう。そんな最低な男をコネで就職させたワケだけど、あたしの知り合いが、フジテレビでこの男と一緒にお仕事をした時に、この男は、「ひひひひひ‥‥先週、うっちー(内田恭子アナ)とセックスしちゃいましたよ〜ひひひひひ‥‥」と、自慢げに話してたそうだ。

‥‥そんなワケで、ベッタリと癒着してるフジテレビと早稲田大学のラグビー部だけど、去年の5月に、イラクで、ニポンの外務省の人間が乗った車が襲撃されて、2人のニポン人が殺された事件のことは、誰でも覚えてるだろう。そのうちの1人、奥克彦参事官は、早稲田大学のラグビー部の出身なのだ。

そのため、去年の早稲田大学ラグビー部の「早明戦後のレセプション」は、殉職した奥克彦さんの追悼を兼ねたものだった。奥克彦さんと同期の人たちの話を聞くと、奥克彦さんは、ラグビー部のイギリス遠征などにも尽力した人で、とても人望が厚く、現在の監督の清宮さんとも深い付き合いのあった人だった。そんな立場の人が、コイズミのせいで命を落としてしまったため、そのレセプションは、お祝いではなく、とてもシンミリとした追悼の会になっていた。奥克彦さんにユカリのあった人たちが集い、故人を偲んで、会はシュクシュクと進んでいた。

しかーーーーーーし! そこに登場したのが、上司の命令でやって来た、菊間アナだった。叶姉妹もビックルを噴き出すようなハデなドレスで現われた菊間は、シンミリとした場の空気などまったく読めずに、手当たり次第にお酒を飲み、ゲラゲラと大声で笑い、はしゃぎ回り、挙句の果てには、現役の選手たちを片っ端からつかまえて、ケータイのカメラでツーショットの写真を撮りまくる始末。見るに見かねた某スポーツ紙の記者が、菊間の耳元で、「今日は殉職した奥参事官の追悼なんですよ」と教えたら、酔った菊間は、「はあ?それがどうしたって言うのよ!あたしにゃ関係無いでしょ?」と怒鳴り散らして、周り中を唖然とさせたのだ。

さて、このどうしようもない菊間を始め、ライブドアがニッポン放送の乗っ取りをやってる真最中に、奥菜恵のダンナ、サイバーエージェントの藤田晋社長の家で、イノシシ社長と仲良く鍋パーティーをしてた内田恭子や高島彩など、フジテレビの女子アナの脳みそとパンツのゆるさは民放ナンバーワンだけど、こいつらと早稲田大学ラグビー部との橋渡しをしてるのが、早稲田のラグビー部のOBで、現在は「タマリバクラブ」って言う草ラグビーチームに所属してる「Y」だ。この男が、早稲田のラグビー部とフジテレビの上層部のオヤジとのパイプ役になって、現役選手と女子アナとの合コンを企画したり、ラグビー部の後輩をコネでフジテレビに就職させたりして、小遣い稼ぎをしているのだ。

‥‥そんなワケで、ヤリマン軍団のフジテレビの女子穴‥‥じゃなくて、女子アナたちは、日枝会長の気持ちなんかは完全にシカトしちゃって、今夜も若いラグビー選手たちに、バックからトライされまくってる今日この頃、その中でも百戦錬磨の菊間に遊ばれちゃった内博貴には、何の罪も無いのだ。

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2005.07.17

PV三昧、沖縄三昧

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今日の夕方、地元のお友達が、オリオンの「サザンスター」を1箱かついで来て、半分の12本をくれた。このお友達は、「サザンオールスターズ」のマニアで、あたしのカラオケ友達だ。それで、あたしとは違った意味で、サザンスターを入手しようとしてた。あたしの場合は、サザンスターの沖縄でのCMに、MAXの新曲、「ニライカナイ」がタイアップしてる上に、CMにMAXが登場してるって言う、確固たる純粋な理由があるワケだけど、このお友達の場合は、ただ単に、「サザンオールスターズに名前が似てる」って言う、アッチョンブリケな理由なのだ。でも、一応は、沖縄が好きで、オリオンビールが好きなので、飲んでみたいって言うのは、コジツケだけってワケでもないと思う。

あたしが、サザンスターを頼んでるお店は、来週にならないと入荷しないので、これで、ちょっと早く飲むことができる。その上、そのお友達は、川崎にある沖縄ショップに買いに行って来たので、他にも、沖縄じゃないと手に入らない泡盛と、ゴーヤーチャンプルースナックも買って来てくれた。泡盛は、イリオモテヤマネコの絵が描いてある「いりおもて」と、すごく気持ち悪い蛾のリアルな絵が描いてある「舞富名(まいふな)」って言うのを2本出して、「どっちがいい?」って言うから、そりゃあ当然、「いりおもて」のほうをもらった。ゴーヤーチャンプルースナックは、笑っちゃうくらい巨大な袋で、その中に小袋が8個入ってたので、半分の4個をもらった。

あたしは、すぐに、サザンスターといりおもてを冷蔵庫に入れた。サザンスターは、6本を冷蔵庫に入れて、残りの6本は、すぐに飲みたいからフリーザーに入れた。とにかく、ここんとこ財政がピンチで、食べ物も飲み物もほとんど無くて、冷蔵庫はカラッポだったから、何かが入るとすごく嬉しい。だって、マヨネーズとか、ケチャップとか、ジャムとか、マーガリンとか、もろみ酢とかだけを冷やすために、ず〜っと電気代が掛ってるのかと思うと、切なくなって来るからだ。だから、最近は、金ちゃんラーメンとか、オカカとか、ふえるワカメちゃんとか、本来は冷蔵庫に入れる必要の無いものまで、さみしさを紛らわすために冷蔵庫に入れてるし、それどころか、とっとこハム太郎の貯金箱やケロロ軍曹のガチャポンまで、冷蔵庫の2段目に並べてる今日この頃、皆さん、冷蔵庫の中は充実してますか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしの冷蔵庫には、とりあえずサザンスターが6本並び、20分ほどでフリーザーのほうのサザンスターが冷えたので、これも冷蔵庫のほうに移して、ぜんぶで12本のサザンスターが並んだので、中がすごく賑やかになった。これなら、電気代が掛っても、十分に納得できる。あたしは、とにかく、MAXの「ニライカナイ」のPVを鑑賞しながら、タイアップのサザンスターを飲むのが夢だったので、さっそく、その準備にかかった‥‥とは言っても、準備って、お風呂でサッパリするだけなんだけど、ガス代ももったいないので、水シャワーだけで済ませた。

さて、シャワーでサッパリしたあたしは、裸エプロン‥‥じゃなくて、とても人様には見せられない変なムームーみたいな部屋着を着て、良く冷えたサザンスターを冷蔵庫から出して、パソコンで「ニライカナイ」のPVにアクセスして、デカイほうのテレビで再生した。イントロが始まる前の、白い砂浜に、人骨‥‥じゃなくて、枝かなんかで、「MAX ニライカナイ」って書いてあるとこをヤドカリがトコトコ歩いてって、途中でワープするとこで、サザンスターをプシュッと開けた。

そして、ダイナシティの社長に誘われて、仲良く一緒にラスベガスに行き、ギャンブルしたり高級コールガールをホテルの部屋に呼んだりする、みっともないピアスをしたジャイアンツのドーピング選手の打席での成績‥‥じゃなくて、「サンシン」の音でイントロが始まった時に、ゴクゴクゴクゴクゴクゴク‥‥プハァ〜って飲んだ。あたしは、「その他の雑酒2」は良く飲むけど、「リキュール」に分類されてるのは、ほとんど飲んだことがないから、正直、リトル不安だった。だけど、飲んでみたら、これが、ウマイのナンノって、「その他の雑酒2」よりも、苦味がシッカリしてて、どっちかって言うと、発泡酒よりもビールに近い味だった。サスガ、オリオンだ。そして、サスガ、われらがMAXが宣伝してるだけのことはある。

‥‥そんなワケで、「ニライカナイ」のPVは、ちょうど5分くらいなんだけど、1回観ると、懸賞の応募画面に切り替わる。別に、無視してもいいんだけど、名前とメールアドレスを書いて送信するだけだから、一応、応募する。それで、またPVを観て、また懸賞に応募して、またPVを観て、また懸賞に応募して、またPVを観て、また懸賞に応募して、冷蔵庫にサザンスターを取りに行って、またPVを観て、また懸賞に応募して、またPVを観て、また懸賞に応募して‥‥ってやってるうちに、結局、PVを15回くらい観る間に、サザンスターを3本飲んで、ゴーヤーチャンプルースナックを1袋食べちゃった。

そしたら、適度のアルコールで胃の動きが活発になっちゃったみたいで、今日はお昼にヤマザキのチョコバナナのコッペパンを1個食べただけだったので、お腹が空いて来た。でも、何か作るにも、これと言った食材が無い。もちろん、最後の最後のために、金ちゃんラーメンは3個キープしてあるんだけど、そう言うんじゃなくて、ようは、サザンスターに合うオツマミ的なものが欲しいワケで、サスガに、金ちゃんラーメンをオツマミにはできない‥‥って思うのは、実は、シロートなのだ。

あたしは、金ちゃんラーメンを1個持って来て、袋を開けて、スープの粉を出した。そして、麺だけが入った袋を手でバキバキと折って、麺を大ザッパに割った。それから、袋の中に、スープの粉を半分だけパラパラと入れて、袋の上いらゲンコツで叩いて、さらに麺を細かくしながら、時々袋を振って、麺と粉を混ぜる。こうすると、「ベビースターラーメン」ができるのだ。前に、ガスも電気も止められた時に、金ちゃんラーメンを作ることができなくて、硬い麺にそのままスープの粉をパラパラと振って食べたのが始まりで、これを食べたあとに、コップに2杯、お水を飲むと、お腹の中で膨れて、満腹感も味わえる。もちろん、これは、イザって言う時のワザで、今日みたいに、ガスも電気も止まってないのに、この食べ方をすると、満腹感じゃなくて、ものすごいゼイタク感を味わえる。

‥‥そんなワケで、あたしは、「ベビー金ちゃんラーメン」を作ったんだけど、今回はオツマミなので、一味唐辛子も入れてピリカラ味にした。ラーメンだから、コショウのほうが合いそうに思うけど、なぜか一味唐辛子のほうがダンゼン美味しいのだ。これをポリポリとつまみながら、サザンスターを飲みながら、「ニライカナイ」のPVを観続けてたら、知らないうちに3時間くらい経ってて、連続で30回くらい観てたみたいだ。あまりにも玲奈ちゃんは可愛いし、りっちゃんはセクシーだし、ナナさんは美しいし、アキはプリティーだし、何回観ても飽きることはない。

だけど、お腹の中の金ちゃんラーメンがだんだん膨らんで来て、もうパンパンで苦しくなって来たので、サザンスターは8本でやめて、あとは「いりおもて」を飲むことにした。グラスに大きな氷を入れて、ロックで飲みつつ、またまたPVを観つつ、今日、横浜のランドマークに集まった熱いファンたちのことを思いつつ、明日、大阪の阪急三番街の地下の水上ステージにハワハワは行けるのであろうか‥‥とも思いつつ、今夜はすべてのことをアトマワシにして、MAX鑑賞に没頭することにした。

‥‥そんなワケで、午前3時すぎまでPVを繰り返し観てて、「いりおもて」も1本空けちゃったワケだけど、あまりにもPVを再生しすぎてパソコンが重たくなったので、途中で一度、最適化したり、踊りすぎて暑くなったので、途中で水シャワーを浴びたりしてたので、結果的には、60回くらいしか観てないと思う。目標は100回だったので、ぜんぜん足りないけど、とりあえずは、これほどお金をかけてないのに、これほどクオリティーの高いPVは近代マレに見る素晴らしさだし、何よりも、玲奈ちゃんとりっちゃんの背中合わせのラブラブシーンがワクドキだし、りっちゃんの赤い衣装の裾のとこに垂れ下がってる飾りが、踊ってる最中に外れちゃったマイクみたいで、最初に見つけた時には「え?」って思ったり、最後の「ティダのポーズ」の時、アキのアゴが上がりすぎてるなって思ったり、サスガ、玲奈ちゃんは、わずかに顔をカメラ側に向けてるなって思ったり、マニア的にも細かいツボがメジロ押しだった今日この頃、そんな「ニライカナイ」のPVが無料で鑑賞できるのも24日までなので、まだ観てない人は、お早めに♪

→http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0005225/

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2005.07.15

史上最悪のバカソング

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クソガキのぶんざいで、調子に乗ってニポン人をなめやがって、誰からも相手にされなくなったロシアのバカ女デュオ、「タトゥー」が、今年の秋に発表するニューアルバムの中に、ニポンに対する謝罪の歌、「I’m Sorry Japan」てのを収録するそうだけど、頭の悪いお前らに、あたしがジキジキに、ニポンのコトワザを贈ってやろう。

 「覆水盆に返らず」

どうせお前らには読めないだろうから、ついでに英語でも書いといてやろう。

 「It’s no use cryin’ over spilt milk.」

ちなみに、「ニポンのコトワザ」って言ったけど、もともとは中国から伝わって来た格言だから、そこんとこツッコまないように‥‥なんてことも言いつつ、新聞によると、「ファーストアルバムを180万枚も売り上げた世界第2の大市場である日本に対して、自ら行動を起こしておくのが得策だと考えたようだ。」とのこと。だけど、今ごろになって、いくら謝罪の歌なんか歌っても、カンジンのその歌が収録されてるお前らのCDなんかを買う人間が、二ポンには1人もいないんだから、誰の耳にも届かないだろう。本当に謝罪の気持ちがあるんなら、CDのセールスに結びつけるような方法じゃなくて、あたしらのことはいいから、タモリに謝れ!(笑)

なんてことも言ってみつつ、あのドタキャンは、Mステ的には、たまんなかったかも知れないけど、タモリ的には、ケッコー美味しかったはずだ。「笑っていいとも!」のスペシャルでは、爆笑問題の2人がタトゥーに扮してタモリに土下座してみたり、「タモリ倶楽部」の空耳アワーでは、タトゥーの曲に地味なツッコミを入れてみたりと、あれから1年以上も、このネタが使えたんだから、タモリも十分にモトを取っただろう‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、タトゥーってカタカナで書くと「外」って漢字と見間違えませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、タトゥーのアルバムなんか買うバカはいないと思うし、謝罪の歌がどんな歌か知りたければ、どうせ、テレビやラジオで取り上げるに決まってるから、皆さん、間違っても絶対に買わないように。みんなで力を合わせて、ニポン人だって中国人と同じように、いつまでも昔のことを根に持って、ずーーーーーーっと文句を言い続けてるイヤな民族だってとこを見せつけてやろう。これで、そのアルバムがそこそこ売れちゃったら、あのバカ女どもは、また調子に乗って、顔はニコニコしながら、腹ん中じゃ「サルどもって単純ね!」とでも思いながら舌を出すに決まってんだから、皆さん、絶対に騙されないように。

とは言え、どんな歌詞なのか見てみたい。タイトルは英語だけど、ニポン人に謝罪するんだから、当然、歌詞は「ニポン語」だよな? もしも、歌詞まで英語だったら、本気で謝罪するつもりなんか、これっぽっちも‥‥って言っても見えないだろうから、何かの大きさに喩えるとしたら、う〜ん‥‥中居の脳みそほども無いってことになる。アメリカ人に謝るんなら、英語で謝る。ニポン人に謝るんなら、ニポン語で謝る。宗教法人に謝るんなら、ナンミョーホーレン語で謝る。城咲仁に謝るんなら、ホスト語で謝る。これは、常識だ。

だから、たぶん、覚えてる人は少ないと思うけど、すんごく昔の「STYX(スティクス)」の曲で、「ミスターロボット」てのがあって、あ、知らない人のために言っとくと、このバンドはアメリカのバンドだから、当然、すべての曲の歌詞は英語だ。それなのに、この「ミスターロボット」って曲だけは、「ドモアリガット、ミスターロボット、ドモアリガット、ミスターロボット」って言うフレーズを繰り返す。つまり、自分たちのレコードだかCDだかを買ってくださるニポン人たちに対して、「Thank You.」じゃなくて、ちゃんとニポン語で、「ドモアリガット」って言ってるのだ。だから、タトゥーが本気で謝る気があるんなら、「I’m Sorry Japan」て曲の歌詞は、「ドモスミマッセン、ミスタータモリ、ドモスミマッセン、ミスタータモリ」って言うのじゃなきゃ、あたしは絶対に許さん!(笑)


‥‥そんなワケで、歌詞と言えば、今朝、フジテレビの「めざましテレビ」をボケーッと見てたら、宮藤官九郎が作詞したとか言うスマップの新曲を紹介してたんだけど、それが、あまりにもアホ全開の歌詞だったので、ちゃんと字幕を読みたくて、あたしは思わず途中から録画しちゃった。だから、最初のとこは分かんないんだけど、録画できたとこだけ紹介しようと思う。最初のとこは、確か、「シャワーを浴びてナントカ〜」とか、「ぜーぜー言ってナントカ〜」とか言ってて、その部分も十分にアホなんだけど、何よりもその先が大爆笑だ。タイトルもアホ全開で、「BANG!BANG!バカンス!」だとさ(笑)


バカンスって言葉の半分は バカ バカ バカ
どうせバカなら元気なバカがいい ほーおー

BABY BANG!BANG!BANG! 裸足でGO!NOW
人類の進化に逆らって
BABY BANG!BANG!BANG! バカづらで
スーツで海に飛び込んで さあ太陽と打ち合わせしよう

男前だね木村くん 当たり前だよ前田さん
前田さんなんてウチにはいない

バイクの免許欲しいな
だけど歯医者へも行かなきゃ
でも結局ウダウダしそう 今年の夏も

稲垣って名字の半分は
ガキ ガキ ガキ
どうせガキなら迷惑なガキでいい

BABY BANG!BANG!BANG! 世間体もプライドも預けて
BABY BANG!BANG!BANG! 海パンで国際線乗っちゃって
もう恋なんて現地調達


‥‥コレッて、スマップに対する嫌がらせなのかな? そりゃあ、リーダーの中居を始め、スマップなんか全員、同世代の男性と比べたら明らかに一般常識が欠落してるけど、三十路の男がガン首そろえて、自分たちのことを「どうせバカなら元気なバカがいい〜ほ〜お〜」ってのは、いくらなんでも、ちょっとヤバイんじゃない? まるで、あたしに歌詞の依頼が来て、大っ嫌いなスマップに対して、思いっきりバカにしながら、ゲラゲラ笑いながら、不採用になるのを覚悟で書いたみたいな歌詞じゃん。

その上、どっかで聞いたことあるなって思ってたら、「べビ、バン!バン!バン!」のとこが、昔、シブがき隊が歌ってた歌で、タイトルなんか知らないけど、確かソックリなのがあった。ようするに、バカ丸出しのバカソングの上に、パクリまで入ってるって言う、人類史上最低のアホ歌謡曲ってことだ。それでも、これほどバカ丸出しの歌なのに、天下のスマップ様の新曲だから、こんな宣伝文句が出てた。


「夏にふさわしいアップテンポの曲調に独特のセンスから生まれたはじけた歌詞が乗る異色のダンスナンバー。」


あたしから‥‥って言うか、世の中のマトモな神経の人たちから見たら、ウルフルズの「バカサバイバー」のほうが、よっぽどマシだと思うんだけど、サスガ、覚醒剤社長とベッタリ癒着してる事務所のタレントは、歌う歌が違うねえ(笑)

‥‥そんなワケで、久しぶりに、お腹が痛くなるほど笑わせてもらったバカソングだけど、こんなにヒドイ歌でも、スマップのファンは買うのかな? あたしは、誰よりもMAXを愛してるけど、これがMAXの新曲だとしたら、絶対に買わないな。好きなタレントのものなら、ナンでもカンでも買うのがファンだと思ってたら、それは大間違いだ。好きなタレントだからこそ、いいものにはお金を惜しまず、だけど、悪いものは否定する。これが、ホントのファンてもんだ。だって、こんなにアホな曲が、今までの曲と同じようにヒットしちゃったら、次の曲も次の曲も、同じようなバカソングばっかりリリースするようになっちゃうかも知れないじゃん。好きなタレントが、間違った方向に行きかけたら、それを全力で阻止するのが、あたしは、ホントのファンだと思う今日この頃なのだ。

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2005.07.14

言論のボーダー

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「少年マガジン」で連載してる野中英次のマンガ、「魁!クロマティ高校」が映画化されたことに対して、元巨人軍のクロマティが、「自分の名前を無断で不良高校の名前にされ、イメージを傷つけられた」として、映画の配給差し止めの訴えを起こしたのが、先月の月末だった。だけど、そのあとも、この映画に出演してる板尾創路とかが、「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングなどで、ガンガンと映画の宣伝をしてた。あたしが見ただけでも、3〜4本のバラエティーで宣伝をしてて、中には、訴えを起こされる前に収録した番組もあるとは思うけど、「笑っていいとも!」はナマだし、たとえ録画番組でも、ホントにマズイことなら、放送前に編集するだろう。つまり、映画関係者も、テレビ関係者も、みんな、クロマティの訴えなんか、絶対に通らないって確信してるってことだ。

だいたい、突然、映画ができたワケじゃなくて、最初に少年マガジンでマンガの連載が始まり、それで人気が出て来たので、次にはテレビ東京でアニメになって、つい、この前まで放送してた。あたしは、少年マガジンの原作は読んだことがないけど、テレビ東京の深夜アニメでこのマンガを知り、時々見てた。だから、クロマティが訴えるなら、原作者の野中英次や、原作を連載してる講談社を訴えるのがスジで、映画の配給停止を求めるのなら、マンガの連載停止も同時に求めないと、スジが通らない。

だけど、現役の選手ならともかく、15年も前に現役を引退してるんだし、引退後もずっとニポンでタレント活動か何かしてたのなら別だけど、ニポンで稼ぐだけ稼いで、あとはトットとアメリカに帰っちゃったんだから、クロマティなんて名前、知らない人のほうが多いと思う。あたしは、子供のころからジャイアンツファンだったから、クロマティが泣きそうな顔してバットを振ってる試合も見てたし、愛称が「クロウ」だったってことも覚えてるけど、ジャイアンツファンじゃない一般の人は、ほとんど覚えてないと思う今日この頃、皆さん、クロマティを覚えてますか?(笑)


‥‥そんなワケで、たとえ、クロマティのことを知ってた人でも、ここ10年くらいは、頭の片隅に名前が浮かんで来たこともなく、最近になって、マンガやアニメなどで、「魁!クロマティ高校」を知り、それで初めて、「ああ、そう言えば、そんな選手がいたな〜」って思い出したと思う。少なくとも、あたしはそうだった。

まあ、クロマティが腹を立てるのもの分からないことはないけど、それにしたって、「映画の配給の差し止め」は無理だろう。他に考えられるのは、「著作権の侵害」とか「名誉毀損」あたりだけど、「クロマティ」ってのは名字だから、ニポンで言えば「山田」や「田中」と同じで、著作権登録はできないし、クロマティは申請もしてないと思う。それに、クロマティ本人の名誉を直接に傷つけてるワケでもないから、名誉毀損としての立証も不可能だ。つまり、クロマティ側にできることは、マンガや映画などのタイトルの下に、「この作品は、元巨人軍のウォーレン・クロマティ選手とは、一切関係がありません。」って言う一文を挿入させることくらいしか、現実的にはできないだろう。だけど、当のクロマティは、先日のインタビューで、こんなトンチンカンなことを言っている。

「私は日本で7年間も、日本人チームの一員として、一生懸命に仕事をした。その私の努力によって、私は、日本中から、『良い人』と認識されるようになった。そして、今では、私の『クロマティ』と言う名前は、日本では『伝説』になっているのだ。その『伝説』を汚すようなことは、私は絶対に許さない。」

あの〜どなたか、「クロマティの伝説」って聞いたことある人、いますか?(笑)

とにかく、このインタビューで、「LEGEND」って単語を連発してたクロマティだけど、だいたい、クロマティが訴えるんなら、このマンガには、他にも、バース学園とかデストラーデ工業高校とか、すごい不良がいっぱいいる悪い学校が出て来るんだから、バースやデストラーデのほうが、先に訴えるべきだと思う。だけど、明らかにクロマティよりも有名なバースやデストラーデが、現時点で、何もアクションを起こしてないって現実が、クロマティにとっては、すごく不利なことなのだ。無断で名前を使用された3人全員が訴えを起こした場合と、3人のうちの1人だけが訴えを起こした場合では、東京地裁の判断も大きく変わって来るからだ。

‥‥そんなワケで、今回のクロマティの訴えで、あたしが思い出したのは、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」だ。このマンガには、敵も味方もふくめて、ほとんどの登場人物の名前が、海外のミュージシャンやバンドの名前を使っている。「レッドツェッペリン」を「ツェペリ」、「ワム」を「ワムウ」、「ペットショップボーイズ」を「ペットショップ」、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」を「レッド・ホット・チリ・ペッパー」と言うように、元ネタが分かるようにしつつも、ちょっとでも変化させて使ってるぶんには何も問題は無いだろうけど、「カーズ」「ンドゥール」「バッドカンパニー」「エアロスミス」「キング・クリムゾン」みたいに、そのまんまの名前が数え切れないほど出て来る。これらは、登場人物だけじゃなくて、能力の名前だったり、場合によっては武器の名前だったりと、とにかく、固有名詞のほとんどが、ミュージシャンやバンドの名前なのだ。中には、「キラー・クイーン」など、有名な曲のタイトルをつけてるものも出て来る。

これは、作者の荒木飛呂彦が、もともとはロックミュージシャンに憧れて上京して来て、でも、うまく行かなくて、それでマンガ家に転身したって言う過去があるので、マンガの世界で、自分の好きなミュージシャンやバンドの名前を使ってるんだと思う。そして、あたしが、「ジョジョの奇妙な冒険」を大好きな理由のひとつは、こう言うふうに、たくさんのミュージシャンの名前が出て来るとこなのだ。

だけど、作者の荒木飛呂彦が、こう言った海外のミュージシャンやバンドにイチイチ連絡を取って、名前の使用許可を打診してるとは思えない。それに、著作権にうるさい海外アーティストたちが、そう簡単に自分の名前の使用を認めるとも思えない。だから、これは、あくまでもあたしの推測だけど、たぶん、荒木飛呂彦は、無断使用してるんだと思う。そして、正義の味方の名前に無断使用されたのなら、本人もそれほど悪い気はしないと思うけど、何人もの市民を惨殺した悪者の親玉の名前に無断使用されてたら、いい気持ちはしないだろう。その上、ミュージシャン名やバンド名、曲のタイトルなどは、「クロマティ」や「バース」のような一般的な名前と違って、その固有名詞自体に、大きな権利が発生してる場合が多い。つまり、今回のクロマティの訴えが通ってしまったら、荒木飛呂彦は大変なことになるってワケだ。なんせ、クロマティの場合は、「不良高校」って言う人格を持たないものに名前を使われただけだけど、荒木飛呂彦の場合は、残酷な殺人鬼の名前に、現存するミュージシャン名やバンド名を使ってるんだから、遥かに問題性が高くなる。

ここで、カン違いしないで欲しいのは、あたしは、決して、荒木飛呂彦を責めてるワケじゃなくて、クロマティの訴えが、どれほどトンチンカンなのかってことを言うために、ひとつの例として、「ジョジョの奇妙な冒険」を出してるってことだ。つまり、有名人になれば、一般人と違って、その名前は、「公」のものになる。マンガのキャラクターに使われた程度で、イチイチ怒って裁判を起こすくらいなら、最初から有名人になるな!ってことであって、本来なら、マンガのキャラクターにも使ってもらえないような二流、三流の有名人がいっぱいいるんだから、クロマティは、怒るんじゃなくて、自分の名前が使われたってことに、感謝すべきなのだ。

たとえば、ジャイアンツの外国人選手なら、ぺタジーニとかガルベスとかだったら覚えてる人もいると思うし、「クロマティ高校」の代わりに「ぺタジーニ高校」でも「ガルベス高校」でも、何とか成り立っただろう。だけど、「サンチェ高校」や「ガリクソン高校」だったら、よほどのジャイアンツファンにしか分かんないだろうし、「パセラ高校」「スミス高校」「ホワイト高校」「カムストック高校」にでもなったら、ジャイアンツファンでも分かんないことウケアイだ。

‥‥そんなワケで、あたしの敬愛する芸術家、赤瀬川原平さんは、路上探索の第一人者で、町を歩いてて発見した無意味なもの、たとえば、ヒサシがあるのに、その下の窓が塗り込められていて、ヒサシが何の意味も成してないものとか、ガードレールがあるのに、ガードレールとブロック塀との隙間が20cmくらいしかなくて、人が歩くことができない歩道とか、建物の2階にドアがあるのに、そこまで上る階段がなくて、ドアとしての機能を果たしていないものとか、そう言った無意味なものに芸術性を見出して、長年、研究してる。原平さんは、これらを総称して、「トマソン」って呼んでるんだけど、これは、今から25年くらい前に、メジャーリーグから鳴り物入りでジャイアンツにやって来た選手の名前なのだ。当時では、破格の契約金や年俸だったのにも関わらず、打席に立てば、三振、三振、また三振で、何の役にも立たず、2年で解雇になっちゃったそうだ。それで、原平さんは、町の中の役に立たないもの、何の意味も無いもの、つまり、「無用の長物」に対して、この選手の名前をつけたのだ。もちろん、本人には無断で。

あたしの場合は、「トマソン」なんて選手は知らなくて、先に、赤瀬川原平さんの「超芸術トマソン」って本を読んで、その本の中で、「トマソン」て言う無能な選手がいたってことを知ったぐらいだ。「超芸術トマソン」が生まれたのは、今から20年くらい前で、あたしが本を読んで知ったのはもっとアトなんだけど、世の中的には、もう20年も、「無用の長物」の代名詞として、「トマソン」て名前が使われてるのだ。原平さんの著作は、「超芸術トマソン」だけじゃなくて、他にも多数の関連書が出てるし、そのすべてが、今では文庫本にもなっている。あたしは、ぜんぶ読んだけど、それぞれの著作の中にも「トマソン」て言葉が出て来るので、原平さんは、20年間に渡り、複数の著作の中で、役に立たないものの代名詞として、トマソン選手の名前を無断で使用してるってことになる。これは、クロマティの比じゃないだろう。

‥‥そんなワケで、マンガの中の殺人鬼の名前に、自分の名前を無断で使われても、何の役にも立たないものの代名詞として、自分の名前を無断で使われても、文句を言えないのが有名人であり、そこが、一般人とは違う部分なのだ。たとえば、インターネットの公共性の高い掲示板などに、タレントや有名人の悪口を書き込んでも、何の問題にもならないけど、一般人の悪口を書き込んだりしたら、それだけで罪になる。有名人と一般人では、立場がまったく違うのだ。

それなら、どのあたりまでなら、個人を揶揄するような発言をしても、法的には問題にならないのだろうか。これは、「三国人発言」や「従軍慰安婦発言」など、今までに数え切れないほどの暴言を吐き続けて来て、何度も何度も問題を起こしてるのに、未だに反省のハの字も無く、今度は、「フランス語は数も勘定できない言葉だから、国際語としては失格だ」などと言う他国の言語をバカにする発言をして、フランス語学校の校長などから、謝罪広告の掲載と慰謝料を求めた訴えを起こされた、東京の恥、石原慎太郎を例にすればいいだろう。名前が「慎太郎」なのに、まったく口を慎まない男は、前にも書いたけど、過去にこんな発言をしてる。

「文明がもたらした最も悪しき有害なものはババァなんだそうだ。女が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪。男は80、90才でも生殖能力があるけど、女は閉経してしまったら子供を生む力はない。そんな人間が、きんさん、ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害。」

これは、どこかの講演会か何かで、ついウッカリと言っちゃったんじゃなくて、週刊誌と言う、いつまでも残る活字媒体においての発言だ。この、あまりにもヒドイ暴言は、ニポン国内だけじゃなく、アメリカやフランスの婦人団体からも猛抗議されて、大問題になったのだ。そして、都内の女性100人以上が連名で、謝罪広告の掲載と損害賠償を求めて訴えたんだけど、この訴えに対して、東京地裁のトマソン、河村吉晃裁判長は、「ババァと言う不適切な表現が用いられ、女性の多くが不愉快な感情を抱いたことは推測できるが、深刻な精神的苦痛を与えるほどの発言とは認められない」ってノタマッて、女性たちの訴えを全面的に棄却して、石原は無罪放免になったのだ。

「きんさん、ぎんさん」は、テレビとかにも出てたし、ニポン中の人たちが知ってたから、有名人と言えば有名人だった。だけど、タレントでもスポーツ選手でも政治家でもなく、ただの一般人だった。その一般人のお年寄りを名指しして、東京都知事ともあろう立場の人間が、「生きてることが罪」「生きてることが地球にとって非常に悪しき弊害」って言って、その言葉が、活字として週刊誌に掲載されて、ニポン中で売られたのだ。これって、あたしの感覚じゃ、絶対に許されないことだ。それなのに、東京地裁の判決は、無罪。大きな影響力を持った立場の人間が、何の罪も無い一般人に対して、これほどの暴言を吐いても、何のオトガメも無し。

この他にも、石原は、障害者の施設を視察に行った時に、目の前の知的障害者を指差して、「しかし、ああいう人ってのは人格があるのかね?」って言ったり、必死に介護を続けてたボランティアたちに向かって、「こんなことを美徳と考えてるのは世界中で日本くらいだ。西洋社会なら知的障害者など切り捨てる。」って言った挙句に、「知的障害者など安楽死させたほうが本人と家族のためだ。」とまで言ってるのに、これらの暴言も、すべて何のオトガメも無し。こんな異常な考えを持った人間が、あたしの住んでる東京のトップだなんて、ホントに、穴があったら、入ったり出たり入ったり出たりしちゃうほど、恥ずかしいことだ。

‥‥そんなワケで、あたしはどうしても納得できないけど、これがニポンて国であり、これが現実なのだ。だから、天地がひっくり返っても、クロマティの訴えが認められるなんてことは絶対にアリエナイザーだし、東京都知事が、消すことのできない活字媒体に、何の罪も無い一般のお年寄りの実名を挙げて、「生きてることが罪」って書いても、それでも法律的には何のオトガメも無いんなら、一般人のあたしが、自分の個人の日記に書くぶんには、もっともっと過激なことを書いたって、ぜんぜんOKじゃん!‥‥なんて思っちゃう今日この頃なのだ(笑)

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2005.07.13

クワマンの名解答

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「悪名高きライブドアの子持ち広報、乙部綾子の出版記念会に、フジテレビだけが来なかった」って言う、どーでもいいニュースで、ちょっと古い話なんだけど、思い出したことがあるので、一応、触れておこうと思う。フジテレビの木曜深夜の「北野タレント名鑑」で、確か、6月2日にOAしたぶんだと思うんだけど、ノーギャラの出演者たちがクイズに答えて、正解するたびに曇りガラスの向こうのイスが下がって来て、成績がいいと顔を出して自分の宣伝ができるって言うアレ。この日の出演者は、自分の本を宣伝に来た具志堅用高と桑野信義、あと、さんまの「恋のから騒ぎ」にずっと前に出てた「クエ」こと吉原久恵、崖っぷちを売り物にしてるくまきりあさ美、あと1人、誰だったかな?

まあ、とりあえず、そんなメンバーだったんだけど、何問目かのクイズで、プロ野球界の金正日、ナベツネのクソジジイが、あまりにも勝てないジャイアンツに対して、当世、勝てないものの代名詞と言って、「巨人、楽天、●●●●●だな」と言う名言を吐きました。巨人と楽天と、さて、何でしょう?‥‥てのが出題された。正解は、「巨人、楽天、ハルウララ」なんだけど、MCのガダルカナル・タカは、ヒントとして、「カタカナで5文字ですよ〜!」とか、「出る試合、出る試合、次々に負けちゃうんですよ〜!」とか、ギャグじゃなくて、マトモなヒントを連発してた。

これは、天然ボケの解答でなかなか得点が上がらない具志堅やクエ、成績よりも笑いを優先させてるクワマンに対して、必死の解答であとちょっとのとこまで来てたくまきりあさ美に、何とか正解させてやろうって言うガダルカナル・タカのハカライだ。もちろん、これは、くまきりのためじゃなく、ただ単に、水着の女の子を正解させて、その姿を殿に見せようって言うタイコモチ根性と、深夜ワクってことを考えた番組的な理由と、自分の趣味とをすべてチャンプルーした結果のハカライなんだけど、その努力が叶って、ガダルカナル・タカの思惑通りに、結果は、くまきりだけが「ハルウララ」って言う正解をボードに書いてた今日この頃、皆さん、深夜番組はお好きですか?(笑)


‥‥そんなワケで、この番組では、水着の女の子は右端に座ることが多いので、くまきりも右端だった。そして、解答のオープンは左からなので、まずは左端の具志堅の解答が映された。そこには、書きなぐったような文字で、「ちょっちゅね」って書かれていた。ガダルカナル・タカは、どうツッコんでいいんだか困り果てた様子で、お得意の「サラッと流しちゃえ」的な対応で、「具志堅さん、カタカナで5文字って言ったでしょう!まったく、もぉ〜!」とか言いつつ、すぐに隣りのクワマンの解答へと流した。だけど、この具志堅の解答には、深い理由があったのだ。

この番組では、約3万人もの名前が登録してあるタレント名鑑を見ながら、ガダルカナル・タカが、番組中に直接、タレントの所属事務所に電話をして、出演交渉をする。そして、そのやり取りも、面白いとこだけを編集して、番組の最後に放送する。それで、以前の放送で、具志堅にオファーを取った時のぶんを放送してたんだけど、ノーギャラだし、顔も出ないかも知れないって言うガダルカナル・タカの説明に対して、最初に電話に出た具志堅の事務所のオッサンは、「彼はお金が欲しくてチャンピオンになったんだから、ノーギャラなら出演しませんよ。」とか言ってた。

でも、そのあとに、この番組のことを良く知ってそうな女性が電話に出て、「出演します。」ってことになった。ようするに、具志堅が、「ちょっちゅね〜」って言うタイトルの本を出したから、それを番組で宣伝しようってことになったんだろう。だから、クイズも後半になり、今までの珍解答のせいで、顔を出すこと、本の宣伝をすることは無理だって思った具志堅は、クイズなんか無視して、自分の本のタイトルをボードに書いたのだ。

‥‥そんなワケで、この日の出演者の中で、唯一、ちゃんとした笑いのツボを押さえてるのは、クワマンだけだった。天然ボケの具志堅やクエの解答は当たり外れがあるけど、クワマンだけは、自分だってホントは顔を出して本の宣伝をしたいだろうに、成績よりもウケを狙って、なかなかクオリティーの高い珍解答を続けてた。それは、まるで、「タシロ無き今、ラッツの笑いの精神を後世へと伝承して行くのは自分しかいない!」と言う、確固たる覚悟が見え隠れするような、壮絶な男の生き様を垣間見た瞬間でもあった‥‥なんてことも言ってみつつ、具志堅の「ちょっちゅね」をサラッと流したガダルカナル・タカ自身も、クワマンの解答にはそれなりに期待してたみたいだった。

それなのに、「さあ、クワマンの解答は?」って、あたしが思った瞬間、クワマンの部分はサクっと全面カットされて、その隣りのつまんない解答へと移って行った。そして、その後も当たり障りなく進み、くまきりだけが正解って言う、味気ないものだった。他の出演者の解答が、ぜんぜん面白くなかったのに、それでもクワマンがカットされたってことは、クワマンの解答はもっとつまんなかったのかな?って思ったあたしは、ソッコーでリモコンの録画ボタンを押して、くまきりがしゃべってる前後の1分間くらいを録画した。そして、番組が終わったあとに、曇りガラスの下にチラチラと見えるクワマンの解答ボードを拡大して見てみた。それで、クワマンの解答を知ったあたしは、大笑いするとともに、全面カットにされた理由も良く分かった。クワマンのボードには、こう書かれていたのだ。


 「ホリエモン」


「カタカナで5文字ですよ〜!」「出る試合、出る試合、次々に負けちゃうんですよ〜!」って言うガダルカナル・タカのヒントをきちんと踏まえてるし、フジテレビの番組だってことも踏まえてるし、「ライブドア」って書くと会社名なので問題が生じる可能性もあるってことも踏まえてる。さらに、「巨人、楽天、ホリエモン」って並べてみると、イノシシ社長が買収に失敗した「楽天」の下に置かれるって言う風刺や諧謔まで備えてて、完璧とも言える名解答だ。

そして、収録は5月の中旬だったから、プロ野球チームの買収に失敗した上に、ニッポン放送の乗っ取りにも失敗した矢先で、ヤルことナスこと想定外なエロゲーム会社、ライブドアの本質を的確に突いている。結局、イノシシ社長の数々の大言壮語は、すべてマネーゲームのためだったってことが白日のもとに曝され、脂ぎった守銭奴が大恥をかいた時期なので、あまりにもナイスな名解答だと言えるだろう。サスガ、クワマン、タシロのぶんまでがんばろうって言う心意気を感じる。

これほどの名解答なんだから、収録では、ガダルカナル・タカだけじゃなく、たけしからも色んなツッコミがあったはずだし、絶対に盛り上がったはずだ。そして、番組的にも、この名解答は、絶対に残したかった部分だろう。だけど、この番組は、同じフジテレビの「奇跡体験!アンビリバボー」や「平成教育予備校」、テレビ東京の「たけしの誰でもピカソ」など、オフィス北野とベッタリの「イースト」の制作なので、番組自体の面白さよりも何よりも、たけしに迷惑の掛からないような編集をしなくちゃならない。だから、現在、フジテレビに敷かれている「ライブドア完全無視」の戒厳令には、絶対に従わなくちゃならないのだ。

‥‥そんなワケで、下請けの制作会社ってのは、色々と気苦労が多くて、ホントに大変なのだ。視聴率さえ取れれば何でもアリ‥‥なんて考えてるのは、現場を知らない人たちだけで、たとえば、ロケ映像に、番組のスポンサーのライバル会社の看板が見切れてただけで、担当を下ろされたディレクターもいる。だから、そんな下請けの、さらに下請けのあたしとかは、現場では、絶対に余計なことは言わないように、ものすごく気を使ってる今日この頃、そんなストレスを発散できるのは、この日記だけなのだ(笑)

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2005.07.12

裸のランナー

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先週は、F1のフランスGPのあとに、Fポンの第5戦の鈴鹿があったので、夜更かししちゃったけど、ゆうべは、イギリスGPのあとに、インディの第8戦のカンザスGPがあったので、またまた夜更かししちゃった。前にも書いたと思うけど、あたしは、インディはあんまり好きじゃない。ああ言う、何にでもケチャップをぶっかけて食べる鈍感なアングロサクソンが好きそうなものは、繊細なモンゴロイドのあたしの肌には合わないからだ。

ただのオーバルコースをバカのひとつ覚えみたいにグルグルと200周も回り続け、次々にウォールに突っ込んでクラッシュして、せっかくがんばって後続車に差をつけても、誰かがクラッシュしてイエローフラッグが振られたら、ノロノロ運転をしなくちゃならないから、すぐにダンゴ状態になっちゃう。つまり、テクニックよりも、運が左右するレースで、純粋なモータースポーツって言うよりも、競輪とか競馬みたいな感じで、ギャンブル性が高い。だから、純粋なモータースポーツファンのあたし的には、あんまり興味がわかないのだ。

じゃあ、夜更かしして見てないで、トットと寝ろよ!‥‥なんて言われそうだけど、今シーズンからデビューした女性ドライバー、ダニカ・パトリックの走りを見たいので、レース自体はつまんないんだけど、ついつい見ちゃう。ようするに、番組自体は面白くもなんともない「HEY!HEY!HEY!」とか「ミュージックステーション」でも、MAXが出る時には、MAXを見るためだけの目的でチャンネルを合わせちゃうってことと同じで、ダニカの走りを見たいがために、あたしは夜更かしをしちゃう。特に、ゆうべは、予選でダニカがポールを取ったって言う事前情報があったから、ある意味、F1と同じくらいワクワクドキドキしてた今日この頃、皆さん、F1すら見てないのに、インディなんか見てるワケないですよね?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、ゆうべ夜更かししてたので、今朝、目覚ましが鳴ったのにも気づかずに、お仕事に遅刻しそうになった。無意識に目覚ましのスイッチを切っちゃったみたいで、そのあとも夢と現実のハザマカンペイを行ったり来たりしてたら、枕元のケータイのメール着メロが鳴ったので、ハッとして起きたのだ。そしたら、あたしの情報元の1人からのメールで、「プロレスラーの橋本真也が急死。死因は脳内出血。享年40才。」って内容だった。あたしは、どんなスポーツでも、ガチンコにしか興味無いので、プロレスは問題外だ。プロレスを見るくらいなら、酔っ払いのケンカを見てたほうが楽しい。だから、このネタには、ぜんぜん触手が動かなかった。まあ、そんなことは置いといて、とにかく、あたしは、ダッシュでシャワーを浴びて、着替えて、お化粧して、ギリギリでお仕事に間に合った。

で、今、帰って来たワケだけど、話は戻って、カートの女性ドライバーって言うと、前に、サラ・フィッシャーがいた。だけど、サラは、周りがチヤホヤしてるワリには、走りはイマイチで、「所詮は女だから」って見られ方をしてた。でも、ダニカの場合は、155cm、45kgの小さな体で、男性顔負けのドライブをする。長い黒髪もステキだし、とっても可愛い。

あたしが、初めてダニカを見たのは、「ツインリンクもてぎ」での今年の第4戦だ。これは、ニポンでのレースなので、深夜じゃなくて、日曜日のレース当日に、数時間遅れで、夕方に放送してた。あたしは、確か、どっかの事務所でお留守番をしてて、ヒツマブシにウナギを食べてたら‥‥じゃなくて、ヒマツブシにテレビを見てたら、カートが始まったので、他のチャンネルよりはマシだから見てたんだと思う。そしたら、ダニカ・パトリックって言う紅一点にスポットを当てて、色々と解説をしてたので、興味を持つようになった。そう言えば、髪の毛の人口密度が極端に過疎化してる掛布雅之が、ダニカにインタビューしてた。内容は忘れちゃったけど、どうせ掛布だから、ロクなことは聞いてないと思う(笑)

この日、ダニカは、予選で、23台の出走車のうち、21台のラップをブチ抜いて、決勝のスタートではフロントローにつけた。あたしは、コーフンした。そして、決勝では、4位でフィニッシュした。あたしは、さらにコーフンした。それで、すごく好きになっちゃったんだけど、なんせ、レース自体がつまんないカートだから、それほど本腰を入れて見てるワケじゃなかった。そのダニカが、今回の第8戦、カンザスGPでは、ついにポールを取ったって言うから、あたしは、すごく楽しみにしてたのだ。

で、結果を言うと、ダニカは9位だった。ポールからのスタートで、精神的に舞い上がっちゃってたみたいで、何でもないストレートでフラついたり、ピットから出る時には、他のチームのクルーを轢きそうになっちゃったり、まるで、アンガールズ並みにグダグダの内容だった。でも、時速300km以上で爆走するダニカのマシンからのオンボード映像を見てたら、「あたしよりも小柄な女性が、こんなすごいスピードで走ってるんだ‥‥」って思って、言葉にできないような感動に包まれた。

‥‥そんなワケで、前置きはこれくらいにして、いよいよ、F1のイギリスGPなんだけど、今回は、7日にロンドンで連続テロ事件があったので、10日の決勝は、多くの警官や警察犬までが出動すると言う厳戒態勢の中で行なわれた。テロがあった翌日から、シルバーストーンサーキットの構内に入る者は、チームスタッフはおろか、F1ドライバーまでが、バッグの中を検閲されるようになってたんだけど、誰もが、この指示に従ってたのに、シューマッハ兄だけはバッグの検閲を最後まで拒否して、「あいつ、何かヤバイ物でも持ってるんじゃないのか?」って周り中から疑われてた(笑)

そんなシューマッハ兄も、テロがあった当日には、奥さんとロンドンにいたので、テロに巻き込まれてた可能性もあったワケだ。そのことについて、記者に質問されると、シューマッハ兄は、「こんな世の中なんだから、世界中どこにいたって、危険なのは同じさ。」と、皇帝の余裕を見せたそうだ。

さて、今回のイギリスGPでは、あたしの楽しみは、決勝や予選の他に、もうひとつあった‥‥って言うか、その「もうひとつ」ってのが、一番の楽しみだったって言っても過言じゃない。

‥‥そんなワケで、話は、1年前にさかのぼる。2004年のシーズン開幕から、マクラ―レンチームは、ひどい状態が続いてた。ライコネンは、開幕から、リタイア、リタイア、リタイア、8位、11位、リタイア、リタイア‥‥って言う最悪の状態だし、クルサードも、8位、6位、リタイア、12位、10位、リタイア、リタイア‥‥って言う、まるで、今年の佐藤琢磨みたいなヒドサだった。それで、シーズン中盤の去年の7月に、イギリスのジャーナリストのボブ・マッケンジーって言うおじさんが、イギリスの「デイリーエキスプレス紙」に、マクラーレンのダメっぷりを長々と書いた上に、トドメのセリフとして、「今シーズンの残りのレースで、一度でもマクラ―レンが優勝するようなことがあったら、オレはシルバーストーンサーキットを裸で走ってやるよ!」って書いたのだ。

そしたら、それから1ヶ月後のベルギーGPで、ライコネンが優勝しちゃったのだ。レース後のインタビューで、「もしもマクラーレンが優勝したら、裸でシルバーストーンを走るって言ったイギリス人のジャーナリストがいたけど、あなたは見物に行きますか?」って聞かれたライコネンは、「あはははは〜!もちろん見に行くよ!できれば、その日が、土砂降りの大雨にでもなったら、サイコーだね!彼がちゃんと約束を守る男だといいんだけどね!」って答えて、周りの記者たちを笑わせていた。でも、この話は、これで終わっちゃったみたいで、その後は、この話題に触れる人はいなかった。だから、あたしは、ただのジョークだったのかと思ってた。

ところが、一方的にバカにされっぱなしだったマクラ―レンチームのロン・デニス代表が、この約束を忘れてるはずがなかった。1年もして、シルバーストーンサーキットで行われる今回のイギリスGPが近づいて来たある日、ロン・デニス代表が自ら、ボブ・マッケンジーに電話をして、「そろそろ、あの約束を実行してもらう日が近づいて来たよ」と伝えたのだ。そう、ロン・デニス代表は、誰もいないサーキットを裸で走らせても面白くないので、今年のイギリスGPまで1年間ガマンして、何万人もの観客の前でストリーキングをやらせようって作戦だったのだ。サスガ、策士、ロン・デニス!(笑)

それで、チームの代表からジキジキに電話が来ちゃったもんで、もう、ボブ・マッケンジーも逃げるワケに行かず、覚悟を決めて、「よし!オレも男だ!約束したんだから、ホントに裸で走ってやるよ!」ってことになったのだ。だけど、シューマッハ兄がフェラーリをドライブすれば、たった1分18秒台で1周しちゃうシルバーストーンだけど、1周で5.141kmもあるんだから、人間が走るとなると、ちょっと大変だと思う。特に、運動不足のおじさんが、5km以上も走れるんだろうか? フルチューンのF1マシンなら、空気抵抗も少ないけど、フルチ―ンのおじさんの場合は、ブラブラした謎の物体によって、空気抵抗が悪すぎる(笑)

‥‥そんなワケで、マクラーレンチームは、この企画をただの罰ゲームで終わらせるんじゃなくて、せっかくだからチャリティーイベントにしようって考えた。それで、オフィシャルホームページに、特設ページを設けて、アンケートを公開した。内容は、「ボブはどんなカッコでシルバーストーンを走るべきか?」ってやつで、Aは「裸」、Bは「下着姿」って感じで、誰でもが「裸」に投票したってことは、あたしももちろん「裸」に投票したから、良く分かる(笑)

ボブ自身も、どうせ恥をかくんならと、「走ってる時間、1分につき、1ポンド(約200円)をチャリティーに寄付する!」って言い出して、この企画は、どんどんふくらんで行った。だけど、いくらチャリティーとは言え、決勝の当日にストリーキングをするワケには行かないから、予選の前日の6日に、行なわれることになった。

‥‥ってとこで、あたしの情報はストップしてて、このストリーキングが行なわれたのか、どうなったのか、何も分からないのだ。テロがあったあとなら、もちろん自粛したと思うんだけど、ストリーキングの予定日はテロの前日だったんだから、何か別の問題が生じない限り、ちゃんと行なわれたと思う。だから、あたしの想像では、ストリーキングは予定通り行なわれたけど、そのあとにテロがあったから、映像を放送することや、その話題に触れることを自粛してるんじゃないかって思う。海外のF1情報でも、どこもヒトコトも触れてないし、マクラーレンの特設ページを見ても、事前のアンケートのままになってて、事後報告とかはいっさい無いし。

‥‥そんなワケで、今回の決勝は、テロの犠牲になった人たちに対しての、1分間の黙祷をしてからスタートしたくらいだから、やっぱり、ストリーキングの映像を流せるような状況じゃないってのは良く分かる。だけど、カンジンのレースのほうは、優勝がモントーヤ(マクラーレン)、2位がアロンソ(ルノー)、3位がライコネン(マクラーレン)で、マクラーレンの2人が表彰台に上がるって言う、ボブ・マッケンジーにとっては皮肉な結果だったから、もしかしたら、プレゼンターとしてボブが登場してたかも知れないし、テロさえなければ、すごく盛り上がってたに違いない。だけど、実際は、表彰台でのシャンパンファイトも自粛してたほどで、あたしは、ガッカリした反面、いつでもどこでもバカ騒ぎができるサッカーファンと違って、F1は紳士のスポーツなんだって再確認することができた今日この頃なのだ。


 【本日のオマケ】

ボブ・マッケンジーのストリーキングの様子を紹介したページ、なおさん、kkさん、ねこくぼさんからお知らせいただきました。ボブは、マクラーレンのマシンのカラーにボディペインティングをして、約束通りにサーキットを1周したんですね。なおさんの紹介してくださった、ケンサワさんと言うF1専門のカメラマンのページが、とても面白いので、皆さんもどうぞ♪

http://www.f1sokuho.com/gprpt05/r11/gprpt03.html

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2005.07.10

竹婦人

img10411220709 あいかわらず人気絶頂のアンガールズだけど、あまりにも色んなとこで目にするようになって来たら、田中が高い声でギャーギャー騒ぐのが耳につくようになって来て、だんだんウットウシクなって来た。最初のころの変なマとか、ボーッとした雰囲気とか、グダグダ感とか、そう言う不思議な面白さが無くなって来て、「面白くて気持ち悪い人」から、「ただの気持ち悪い人」になりつつある。だから、アンガールズも、ダイナシティと同じで、世の中から消えて行く運命だろう‥‥てなワケで、アンガールズ風の自己紹介のパターンが使えるのも、そろそろ最後だと思うので、久しぶりに、軽くカマシとこうと思う。

 

 

海でずっと平泳ぎしてたら、知らないうちに、お腹にコバンザメがくっついてたきっこです。

 

あいあい、ジェンキンスさんの若いころの写真を見たら、ミルコ・クロコップにそっくりだってことに気づいたきっこです。

 

あいあい、最近、お風呂上りに、扇風機に顔を近づけて、えなりかずきのモノマネの練習をしてるきっこです。

 

あいあい、コンビニでお買い物をしてる時に、B’zの曲、特に「愛のバクダン」が聞こえて来ると、恥ずかしくて、一刻も早く外へ出たくなるきっこです。

 

あいあい、ヤワラちゃんは、「田村でも金、谷でも金、ママになっても金」って言ってたけど、ヤワラちゃんとセックスして妊娠させた谷選手にこそ、金メダルをあげるべきだと思ってるきっこです。

 

あいあい、わーわーゆうとりますが、今日の日記を始めます‥‥なんて感じで始めてみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)

 

 

‥‥そんなワケで、あたしは、シーツとマクラカバーは、1週間に最低でも1回、夏は2回くらい交換するんだけど、ぬいぐるみはメッタに洗わない。魔女の宅急便の黒猫ジジは、マクラの脇が定位置で、大きなネコバスは、体の横にあったり、たまにベッドから落ちてたりするので、別に汚れたりはしないんだけど、ダックスフンドのロミオは、抱き心地がいいので、知らず知らずのうちに抱きしめてて、あたしのヨダレとか涙とか色んなもので、少しずつ汚れて行く。特に、ロミオの耳は、ビロードっぽい毛並みで、肌触りが良くて、涙が止まらなくなった時に、ついついロミオの耳で拭いちゃうことがある。

 

だから、あたしは、1年に1回くらい、ロミオを洗うようにしてる。大きな洗面器にぬるま湯を入れて、ホームクリーニングの「エマール」を入れて、静かに手で押し洗いをしてから、しばらく浸けておく。そして、同じように、お水で何度かすすいだら、タオルで巻いてから洗濯ネットに入れて、洗濯機で脱水する。ぬいぐるみは、タオルに巻かないで脱水すると、毛並みが痛んじゃうのだ。そして、陰干しする。

 

‥‥そんなワケで、ここまで読んで、「洗ったぬいぐるみは、タオルで巻いてから脱水すると痛まないのか」って思った人よりも、「三十路女がぬいぐるみを抱いて寝るな!」って思った人のほうが多いような予感をヒシヒシと感じるあたしとしては、さっそく、言い訳を書いとこうと思うんだけど、人間は何かを抱いて寝ると、熟睡できて疲れもとれるし、そもそも、眠る時に何かを抱きたくなるのは、人間の本能なのだ‥‥ろうか?(笑)

 

あたしが、寝ながらダックスフンドのロミオを抱くのは、抱こうと思って抱いてるんじゃなくて、知らないうちに抱いている。つまり、ロミオを抱いてから眠りにつくんじゃなくて、寝る時には、ロミオは、ちゃんとジジの隣りの定位置に置いてある。それなのに、目が覚めた時には、ロミオを抱いていることが多い。もちろん、すごく悲しいことがあった時とか、最初からロミオを抱いて寝る時もあるけど、ほとんどの場合は、無意識のうちに抱いてる。

 

だから、もしかすると、スヌーピーに出てくるルーシーの弟のライナスが、いつも毛布を持ってるのに近い感覚なのかも知れない。あたしは、無意識のうちに、ジジとネコバスとロミオの中から、ロミオを選んで抱いてるんだから、どんなぬいぐるみでもいいワケじゃなくて、ロミオじゃないとダメなんだと思う。ライナスの毛布も、他の毛布じゃダメで、いつもの汚い毛布じゃないと安心できないんだから、おんなじだ。

 

だけど、あたしがライナスと違うのは、四六時中、ロミオを抱いてるワケじゃないのと、ちゃんとロミオをお洗濯して、キレイにしてるってとこだ。ライナスは、汚い毛布を洗うことも許さないから、そう言った意味で言えば、ぜんぜん違う。あたしの場合は、ロミオにはそれなりに愛着があるけど、おんなじダックスフンドのぬいぐるみなら、別に、他のでも構わない。ようするに、ジジは硬い上に耳がとんがってるし、ネコバスは大きすぎる上にネズミのウインカーとかの付属品がついてて、両方とも抱き心地が悪い。それに比べて、ロミオは、胴の太さや長さ、足の位置、全体的なやわらかさや毛並みなど、どれを取っても、抱き心地がいい。つまり、あたしがロミオを抱くのは、「抱き枕」と同じで、抱き心地がいいからなのだ。

 

‥‥そんなワケで、「抱き枕」と言えば、使ってる人は、季節に関係なく、夏でも冬でもいつでも使うと思うけど、この「抱き枕」の中に、夏だけに使う特別のものがある。それが、「竹婦人(ちくふじん)」だ。竹婦人は、竹や籐などで編んである抱き枕で、これに抱きついて寝ると、中に風ず通るから、涼しくて良く眠れるってワケだ。「竹婦人」の他にも、「竹夫人」「抱籠(だきかご)」「添寝籠(そいねかご)」「竹奴(たけやっこ)」など、色んな名前で呼ばれていて、俳句では、夏の季語になっている。

 

現在、日本で作られてる竹婦人は、ほとんどが、2〜3cm幅の竹を大きな目で編んでて、単純な円柱形のものだ。でも、「昔の中国のものを再現した」って言うタイプを見ると、細い竹や籐をすごく細かく編んでて、アザラシのタマちゃんみたいな、ツチノコみたいな形をしてて、首の部分がくびれてる。たぶん、そのくびれた部分に腕を回して抱くんだと思うけど、円柱形のものよりも、遥かに抱き心地が良さそうだ。

 

もともと、中国では、この抱枕のことを「膝ではさむもの」って言う意味の「夾膝(きょうしつ)」って呼んでいた。だけど、それじゃあ、あまりにも味気ないので、1000年ほど前に、詩人の蘇東坡(そ・とうば)が、「竹夫人」て呼び名をつけた。この「竹夫人」てのは、漢の皇帝の寵姫(ちょうき)のうちの1人の名前だ。ようするに、たくさんいる愛人の中の1人、みたいなもんで、若いころには、皇帝に溺愛されてたんだけど、だんだんに年をとって来ると、竹夫人に対する皇帝の愛は冷めちゃって、皇帝は、毎晩、新しくて若い寵姫のほうにばかり行くようになる。そして、打ちひしがれた竹夫人は、自分のことを「秋になり、打ち捨てられた扇のようだ」と喩えて、嘆きながら死んでしまった。

 

こんな悲劇のヒロインと、涼を取るための抱き枕とは、実際には何の関係も無いんだけど、抱き枕が竹で出来ているところから、蘇東坡が、シャレで寵姫の名前を無断拝借したんだと思う。だから、この抱き枕がニポンに渡って来た時には、「竹夫人」って言う名前で、「竹婦人」て表記するようになったのは、ずっとアトになってからなのだ。

 

ちなみに、「ダッチワイフ」って言うのも、もともとは、この「竹夫人」を指す呼び名だった。14世紀に、中国と交易してたオランダの海運商人たちは、中国からこの「竹夫人」を仕入れて、船室のベッドで寝る時に使ってた。そしたら、それを見たイギリスの海運商人たちが、「オランダの男たちは、女の代わりに枕を抱いて寝てるのか!」って言ってバカにしたのが始まりで、そこから、「抱く女のいない寂しい男が、女の代わりに抱くもの」って言う意味として、「ダッチワイフ」、つまり、「オランダの女房」って言う言葉が生まれたのだ。だから、イギリスの海運商人たちは、竹夫人のことを「涼をとるための枕」だとは知らずに、「女のいない寂しさをまぎらわすための枕」だとカン違いしてたってことだ。

 

‥‥そんなワケで、今年の夏は、どこまでエアコンを使わずに耐えられるかにチャレンジしてるあたし的には、できることなら、竹を編んで作ったダックスフンド、「竹ロミオ」が欲しい。竹ロミオを抱けば、寝苦しい熱帯夜も、エアコンをつけずに眠れそうだ。だけど、竹で編んで作るとなると、ダックスフンドの形じゃ抱き心地が悪そうだから、やっぱり、通常の竹婦人のほうがいいだろう。でも、ネットで調べてみたら、一番安い竹婦人でも、5000円もした。それでも、毎晩、エアコンを使うよりはマシだから、思い切って買ってみようかな?‥‥とは言え、イマイチ不安なネットの通販だから、こっちは「竹夫人」を注文したのに、間違って「デヴィ夫人」でも届いちゃった日には、涼しく眠るどころか、よけいに暑苦しくなっちゃって、絶対に眠れなくなりそうな今日この頃なのだ(笑)

 

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2005.07.09

ベガからサザンスターへ

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ゆうべは、東京はお天気が悪かったんだけど、雨はやんでたので、一応、夜の11時ころに外に出てみた。それで、夜空を見上げてみたんだけど、曇ってて、星なんかひとつも見えなかった。それでも、根性で、目をこらして見てたら、真上より少しだけ東のほうに、ぼんやりと白い星が見えた。他には、ひとつも見えなかったので、それが、一番明るいベガ、つまり、オリヒメちゃんだろうと思った。ケンギュウ君も見えれば、「七夕なのに離れたままじゃん!」って地上からツッコミを入れようと思ってたんだけど、星がひとつしか見えなかったから、ふたつの星がひとつになってるように感じた。

さて、7月7日の「七夕」の次の日は、7月8日、「那覇(なは)の日」だ。正式には決まってないみたいだけど、沖縄から届くメルマガに、そう書いてあった。だから、ムリヤリに沖縄の話、つまり、あたしの愛するMAXの話に持って行くけど、3日ほど前の7月5日の日テレの「クリック」は、MAXがゲストだった。だから、とりあえず、最初から最後まで、ぜんぶ録画しておいた。それで、お家に帰ってからゆっくり見ようと思ってたんだけど、番組の放送時間が近づいたころ、あたしは、新しいケータイにはテレビがついてるってことを思い出した。それで、車の運転中だったので、車を停めて、ケータイで見てみることにした。そしたら、たまたま電波状況のいい場所だったみたいで、すごくキレイに映ったので、結局、1時間以上も、その場で見ちゃった。オマケに、初めて録画機能って言うのを使ってみて、玲奈ちゃんが笑ってるとことかを録画してみた。でも、ビデオカメラモードでの録画なら30分もできるんだけど、テレビの録画は、たった30秒しかできないので、あんまり意味がなかった。

玲奈ちゃんが映ったから、急いで録画ボタンを押したら、すぐに火曜MCの柳沢慎吾と島崎和歌子に画面が変わっちゃって、2人ともゲストなんかおかまいなしにベラベラとしゃべりまくるキャラだから、やっと玲奈ちゃんに画面が戻ったころには、録画時間が終わってるって感じだった。そして、すぐに続きを録画しようと思っても、今、録画した30秒の画像を保存するか削除するか選ばなくちゃならなくて、保存することにすると、処理に少し時間が掛かる。それで、その処理が終わったあとに、やっとテレビに戻ると、番組はすごく進んじゃってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、バラエティーだから、まだ良かったけど、これが、ドラマか何かだったら、絶対にストーリーが分からなくなる。それに、バラエティーとかでも、決定的なシーンを見逃したりしちゃうかも知れない。こんな中途半端な録画機能なんか、付けなくてもいいのに‥‥なんて思いつつ、あたしのケータイ、ちょっと前のテレビのCMだと、女の子がアンガールズのショートコントを録画して、お友達に見せるって言う内容だったから、30秒でも長さが足りたんだと思う。だけど、それにしたって、もっと長く録画できて、その中で、「ここぞ!」って言う30秒を選んで保存できるんなら、カンジンのショートコントの部分だけを保存することもできるけど、録画ボタンを押したら、途中でポーズもできず、有無を言わさずに30秒録画しちゃうんだから、録画したい部分を録画するためには、ものすごい動物的なカンと反射神経が必要になる。

たとえば、アンガールズのショートコントを録画しようと思って、「ショートコント、ナントカ〜」って言った瞬間に録画ボタンを押したとしても、もしも、そのショートコントが、他のネタよりもちょっと長めで、31秒だったとしたら、ジャンガジャンガの前で録画時間が終わっちゃう。だから、せっかくの機能だけど、あんまり使い道がないように思う。たぶん、料理番組のレシピとか、懸賞のあて先とか、そう言ったものをメモ代わりに録画するくらいしか、役に立たないだろう。

とりあえず、「クリック」は、お家に帰ってから、ちゃんとテレビで見直したんだけど、いつも通り、ゲストは最初から最後まで出ずっぱりで、だけど、くだらない企画の合間だけに顔を出すって言う、オナジミの編集泣かせの扱いだった。今回は、肩こりをとる体操とかを紹介してて、ちょこっとMAXが映ったと思ったら、すぐにナントカ体操のロケ映像に切り替わり、延々とその映像を流す。そして、やっとスタジオに戻り、みんなでその体操をしてみたりして、次のロケ映像に移るって言う、例のパターンだった。

肩こり体操の次には、安いお洋服を売ってるお店のロケ映像になって、またそれが延々と続き、やっとスタジオに戻ると、今度は、そこで買って来たお洋服でコーディネイトした女の子が出て来て、あーでもない、こーでもないって、無意味なトークを栗ご飯。だけど、こう言うとこでも、玲奈ちゃんが「ウッソォ〜!」って言ったり、りっちゃんが「ひゃ〜!」って言ったりするから、ものすごく細かく編集しなくちゃならない。その上、今回は、MAXを代表して、ナナさんが、その安いお洋服を着てプチファッションショーをしたから、ここが重要な編集ポイントになった。

そして、あたしが、いつも、「これはピンボールじゃなくてスマートボールだろ!」って心の中でツッコんでる、恒例の「ピンボールトーク」では、りっちゃんが、ストーカーに間違われた話、玲奈ちゃんが、りっちゃん家でオナラをして、犬のパピーのせいにした話と、MAXファンなら飽きるほど聞かされてるいつものネタだった。それにしても、りっちゃんがストーカーに間違われた話って、MAXがデビューしたころの、麻布のマンションに住んでた時の話なんだから、もう、10年も前の話だ。そして、MAXがデビューした時から、ずっとファンをやってるあたしや、じゅんこや、ハワハワや、麻悠ちゃんや、まさしや、chiiさんや、NCAや、おぢゃぬや、その他モロモロのマニアにしてみれば、この10年で、両手両足の指じゃ足りないほど聞かされてる話なんだから、りっちゃん、そろそろ新ネタをお願いします‥‥(笑)

とにかく、りっちゃん、これを読んでたら、子供のころに電柱の上のほうまでパタパタと飛んでった話とか、クーラーの匂いをクンクンと嗅ぐ話とか、局のエレベーターの中でB‘zの稲葉に会って鼻水が止まらなくなった話とか、他にも色々あるけど、もうデビュー10周年なんだから、この辺のネタのラインナップはそろそろ封印して、これからは新ネタでヨロピク♪

‥‥そんなワケで、痒いとこに手が届く「きっこの日記」としては、NHKの新しい不正のネタも届いてるし、自衛隊員からの追加情報も届いてるし、ダイナシティの中山が大量の自社株を譲渡してた大物の名前もあがってるんだけど、そんなことはアト回しにして、何よりも優先するのは、MAXファンのためのMAX情報なのだ! なのだったら、なのなのだ!(笑)

「クリック」を見逃したMAXファンのために、あたしがマゴノテになって、ちゃんと背中を掻いてあげないと‥‥ってことで、MAXファンの皆さんが一番気になる4人のファッションはと言えば、玲奈ちゃんは、白地にラインストーンがスパンコールのごとくキラキラとあしらわれたチューブトップと、ショート丈のカーデのアンサンブル、ローライズのデニムパンツに茶色の太めの皮ベルト、へそピを見せて、白の厚底っぽいウェッジソールのサンダルで、イメージとしては、渋谷のマンガ喫茶で、ひらいたマンガ本を顔に乗せてお昼寝をしてるお姉さんって感じだった。

りっちゃんは、藍色の濃淡2色使いのリゾートっぽいヒザ丈のワンピ、ブロンズっぽいキラキラ系のバックストラップでオープントゥのパンプスで、イメージとしては、避暑地でケラケラと笑いながらスローモーションで走りまわってるお嬢様って感じだった。

ナナさんは、今年流行のパステルカラー、オレンジピンクに白とラインストーンのパイピングのニットのタンクトップ型のトップス、黒地に白柄のヒザ丈のフレアスカート、ゴールドのパンプスで、4人の中では一番ステキだった。イメージとしては、品のいいお姉さんの日曜日のお出かけスタイルって感じだった。

アキは、スクエアネックで袖フリルの白のシフォンのブラウス、ヒザ上20cmのデニムのミニスカ、ブルーのウェッジソールのパンプスで、イメージとしては、流氷の下で立ち泳ぎをしてるクリオネって感じだった。

‥‥そんなワケで、とりあえず、今回のミドコロとしては、安物ファッションを着たナナさんが、とても安物とは思えないほどステキで、それを見たりっちゃんが、感動のあまりに、なんか過呼吸っぽい感じでリトル様子がおかしくなっちゃって、その、りっちゃんを落ち着かせるために、玲奈ちゃんがナニゲにりっちゃんのお腹と背中に手を回して、「大丈夫?」的なアクションをしたシーンが、あたしのツボだった。

とは言え、こんなことばっかり書いてると先に進まないから、アトはハショルとして、とにかく、新曲の「ニライカナイ」の宣伝もバッチリと済み、ボーリングは1点差で負け、番組はツツガナク終了した。Vを見終わったあたしは、編集は今度にして、発売日の1日前にGET MY LOVE!して来た「ニライカナイ」を聴くことにした。

やっぱり、ちゃんとCDで聴いてみると、今回の楽曲の素晴らしさが、ホントに良く分かる。サビの「愛しい人〜南風に〜そっと〜」の部分が、ナニゲに、BOOMの「島唄」の「島唄よ風に乗り〜」の部分に似てる気もするけど、譜面で見てみるとぜんぜん違った。ようするに、「レ」と「ラ」を使わない沖縄音階だから、どうしても似たようなイメージになっちゃうって言うか、だからこそ沖縄っぽく聴こえるって言うか、そんな感じだ。

ついでに、ハワハワの日記にも書いてあったけど、CWの「Someday」は、NUAGE(ヌアージュ)って言う若い女の子の「SUNDAY」って曲のカヴァーで、あたしは原曲は聴いたことないけど、MAXのほうは、7〜8年前のベルファーレが懐かしくなるようなユーロビートだった。そして、オマケの「TORA TORA TORA 2005」は、期待通りの仕上がりで、感動のあまり、言葉も出ないようなアレンジだった。あたしは、すっっっごく久しぶりに、つい、踊ってしまった(笑)

新曲の「ニライカナイ」は、オリオンビールから新発売する第3のビール、「サザンスター」のCMソングになってて、CMには、MAXが登場する。「サザンスター」は、発泡酒とスピリッツを原料にしてるので、「その他の雑種2」じゃなくて、「リキュール」に分類されてる。だけど、悲しいことに、これは、沖縄と奄美諸島だけの限定発売で、東京じゃ飲めない。さらに、MAXの出てるCMも見られない‥‥なんてのは、本物のファンじゃない人間のセリフであって、あたしは、トットと沖縄のオリオンの本社に電話を掛けて、送料のかかる宅配じゃなくて、関東で店頭で買える方法を指示してもらった。それで、サスガに発売日には無理だったけど、7月中には手に入ることになった。それから、CMに関しては、沖縄のお友達に録画して送ってもらうことにしたとともに、オリオンの本社の広報にかけあって、ホームページのCMコレクションのコンテンツに、1日も早くアップしてくれるようにお願いしておいた。

それから、これも、ハワハワの日記に書いてあったけど、現在、オリオンビールのホームページでは、「ニライカナイ」のBGMに乗せて、CMの音だけを聞くことができる。どんなのかって言うと、こんなのだ。


男性DJ「ホットニュース!オリオン新商品、サザンスター、発売日決定!」

MAX「イエ〜イ!」

男性DJ「この夏、イチ押し!」

MAX「青のオリオン!」

男性DJ「オリオン、サザンスター!7月13日発売!」


‥‥って思ってたら、フラッシュで見ることができた。でも、保存はできないので、早くコンテンツにアップしてくれるに、こしたことはない。

‥‥そんなワケで、MAXの新曲、「ニライカナイ」は、ホントに素晴らしい曲なので、ちょっとでも興味がわいて来た人は、オリオンビールのホームページにアクセスして、「サザンスター」ってとこをクリックすると、「愛しい人〜南風に〜そっと〜包ま〜れな〜が〜ら〜」って、サビの部分が聴こえて来るので、ちょっとだけ「琉球ユーロビート」を体験してみて欲しい。それで、もしも「ステキな曲だな」って思ったら、何度も言うけど、TSUTAYAで借りるんじゃなくて、ぜひ、CDを買って欲しい。皆さん、お願いしMAX!‥‥なんて、販促活動にも余念のない今日この頃なのだ(笑)

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2005.07.08

七夕の夜

20040814perseid 今日、7月7日は「七夕」なので、あたしは、朝の7時に起きて、7月7日7時に、確率変動の1日がスタートした‥‥なんてことも言ってみつつ、七夕と言えば、誰でも知ってるように、織姫と彦星が年に一度だけ会える日だ。だけど、この七夕の物語って、あまりにもヒドイ話だ。だって、ハタオリ娘のオリヒメちゃんと、牛飼いのケンギュウ君が、恋に落ちて結婚する。そして、2人はラブラブな毎日を送るんだけど、ケンギュウ君に夢中で、すっかりハタオリをしなくなっちゃったオリヒメちゃんを見て、天の神様が怒って、2人を引き裂き、天の川の両側に置いて、二度と会えなくしちゃう。それで、2人は、悲しくて毎日泣いて暮らしてたんだけど、それを見た天の神様は、ちょっとかわいそうだったかなって思って、毎年、7月7日に、年に一度だけ会ってもいいってことにしてあげた‥‥って、コレって、あまりにもヒドイ話だと思わない?‥‥って言うか、天の神様って、何様?(笑)

 

たとえば、せっかく結婚したのに、オリヒメちゃんは若いホストに入れ込んで夜な夜な遊びまわり、ケンギュウ君は会社のお金を横領して、愛人のレースクイーンのマンションで覚醒剤をやってたって言うんなら、天の神様じゃなくても、検察庁が厳しい罰を下すと思うけど、ただ、ハタオリをさぼってたってだけで、夫婦としては幸せに暮らしてたのに、それを引き裂くなんて、松田優作じゃなくても、「なんじゃこりゃ〜!」って感じの物語じゃん。

 

まあ、そんなことは置いといて、オリヒメちゃんの星は、琴座のベガ、ケンギュウ君の星は、鷲(わし)座のアルタイルで、これは、両方とも1等星なので、都会でも、晴れていれば見ることができる。だから、今夜は、晴れてる場所の人は、ぜひ、夜空を見上げて、この2つの星を探してみて欲しい。この2つの星に、あと、白鳥座のデネブが加わると、「夏の大三角」って言って、夏の星座を探す時の目印になる。どの星も明るいけど、特に明るいのがベガ、次がアルタイルだ。どれも白く光ってるけど、良く見ると、アルタイルだけはちょっと黄色っぽい。やっぱり、牛飼いのケンギュウ君は、狂牛病の牛をムリヤリに売りつけようとしてるアメリカの圧力で、気分的にも黄ばんじゃってるんだろうか?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)

 

 

‥‥そんなワケで、夜の8時ころだったら、東の空を見て、一番目立ってる白くて明るい星が、ベガ、つまり、オリヒメちゃんで、その右ナナメ下のほうに、何となく黄色っぽい白に光ってるのが、アルタイル、ケンギュウ君だ。そして、時間とともに上に登って行くので、夜の10時を過ぎたころには、頭の真上くらいに移動する。だから、夜の10時から深夜0時ころの間に見る人は、窓からだと見えない。めんどくさくても、外に出て、何も無い場所で、真上を見上げてみて欲しい。頭の真上で、一番明るく光ってるのが、オリヒメちゃんだ。

 

さて、この「七夕」ってのは、奈良時代に始まった「五節句」のひとつで、1月7日の「人日(じんじつ)」、3月3日の「上巳(じょうし)」、5月5日の「端午(たんご)」、7月7日の「七夕(しちせき)」、9月9日の「重陽(ちょうよう)」ってのが五節句だ。何で、他はぜんぶゾロ目なのに、1月だけ「1月1日」じゃないの?‥‥って思うだろうけど、1年のうち、1月1日から6日までは、神様が地上に戻って来る特別な日で、人間の節句に神様の日は使えないって言う考えから、1月だけ、人間の日に戻る「1月7日」にズラしたってワケだ。こんなとこにも、天の神様って何様?‥‥って感じが見え隠れしてるけど、まあ、それは置いといて、「七夕」ってのは、ニポンに昔からあった民間伝承と、中国から伝わって来た宮廷の行事とがコラボレートして出来たハイブリッドなフェスティバルだったのだ。

 

この、中国から伝わって来た宮廷の行事ってのが、「乞巧奠(きっこうでん)」て言う行事で、「はにょ〜ん」とか「ひにょ〜ん」とか言ってる、ワケの分かんないアキバ系アイドルの名前と、あたしの名前をコラボレートして出来たハイブリッドなフェスティバル‥‥って、ちょっとデジャブっちゃったけど、あたしが、90才以上のお年寄りだけを対象にした「冥土喫茶」でバイトすることになったら、「乞巧奠きっこ」って言う名前にしてみようと思う。

 

‥‥そんなワケで、琵琶湖の近くに、余呉湖(よごこ)って言う小さな湖がある。周囲が6.4kmほどなので、おととい、NASAのディープインパクト号が子機を撃ち込んだテンペル1彗星と同じくらいの大きさだ‥‥って言っても、何の参考にもならないけど、とにかく、そんな湖がある。古くから、和歌にも詠まれてる湖で、たとえば、源頼綱の歌で、こんなのがある。

 

 

 ころもでに余呉の浦風さえさえてこだかみ山に雪ふりにけり  頼綱

 

 

「ころもで」って言うのは、着物の袖のことで、余呉湖の湖畔に佇んでいたら、冷たい風が袖のあたりに吹きつけ来て、ふと見上げてみたら、己高山(こだかみやま)には雪が降っていた‥‥って歌だ。ようするに、それほど冬が深くなる前で、まだ辺りには晩秋の色あいも残っているころに、冬の到来を実感したって言う、季節に対する存問の歌だ。

 

そんな余呉湖のほとりには、衣掛柳(ころもかけやなぎ)って言う、とっても大きな柳ジョージが、フェンスの向こうのアメリカに向かって、ボーッと立っている。これは、余呉湖に伝わる「天女伝説」に出て来る柳で、どんな物語なのかって言うと、昔々、天女が、余呉湖に降りて来て、この柳に羽衣を掛けて、水浴びをしてた。そしたら、それを見た地元の男が、その天女に一目ぼれしちゃって、柳に掛けてあった羽衣を隠しちゃう。それで、天に帰れなくなった天女は、仕方なくその男と結婚して、1人の子供をもうける。だけど、天女は、天に帰りたい気持ちがずっとおさまらずに、毎晩、声を殺して泣いていた。その姿を見た子供が、お父さんの隠していた羽衣を見つけ出して、お母さんに渡し、お母さんは、大喜びで羽衣をまとって、子供に、「お母さんは、毎年7月7日に余呉湖に水浴びに来るから、その時に会おうね」って約束して、天へと帰って行った‥‥ってストーリーだ。

 

‥‥そんなワケで、またここで、ちょっと「七夕」の匂いがして来たと思うけど、この伝説は、余呉に昔からあった「天女伝説」と、その後、中国から伝わって来た「七夕」とがコラボレートして出来たハイブリッドなレジェンドで‥‥って、ちょっとシツコイ?(笑)

 

とにかく、ニポンの各地にある「天女伝説」は、柳じゃなくて松に羽衣を掛けたり、岩に掛けたり、色んなパターンがあるけど、基本的なストーリーはどれも似通ってるから、もともとは1つの物語だったものが、少しずつシチュエーションを変えながら、各地へと広まって行ったんだと思う。有名なとこでは、「美保の松原の羽衣伝説」や「丹後の八乙女伝説」などがあるし、ストーリーの酷似した昔話だと、誰でも知ってる「鶴の恩返し」がある。そして、これらは、すべて、発祥は同じだと考えられる。現在、分かっている中では、余呉の「天女伝説」が最も古いとされているから、古くから余呉に伝わっていた伝説が、少しずつ形を変えながら、ニポン各地へと広まって行ったって考えるのが妥当だろう。

 

でも、ここで、ひとつ問題がある。この「天女伝説」ってのは、ニポンだけの物語じゃないのだ。中国や韓国は当然として、マレーシア、フィリピン、ベトナムと、アジア一帯に似たような物語が残っているのだ。それどころか、チャイコフスキーの「白鳥の湖」だって、基本的なストーリーはすごく似てるし、「アラビアンナイト」の中にも、同じような設定の話が出て来る。人間の考えることなんて、たかが知れてるから、これらすべてが、たまたま偶然に同じような話になっちゃったのかも知れないし、世界各地に点在する、安倍なつみスピリッツを持ったヤツラのシワザかも知れないし、自然に広まって行ったのかも知れない。

 

中国の「天女伝説」は、北斗七星を7人の天女としていて、そのうちの1人が地上に降りて来て、羽衣を隠されて天に帰れなくなるってストーリーだ。これが、「七夕」の語源になっている。だから、中国では、「天女伝説」と「七夕」とは、もともと1つの物語の中のことなのだ。だけど、ニポンの場合は、昔から「天女伝説」だけがあったところに、中国から「七夕」が伝わって来て、その2つがコラボ‥‥じゃなくて、合体して、今の物語になったワケだ。だから、もしかすると、中国の「天女伝説」と「七夕」とは1つのものだったのに、そのうちの「天女伝説」の部分だけが初めにニポンに伝わって来て、余呉湖をはじめ、ニポン各地に広まって、それからずっとしてから、残りの「七夕」の部分も伝わって来て、まるで、7月7日に、オリヒメちゃんとケンギュウ君がやっと出会えたように、「天女伝説」と「七夕」とが出会って、もともとの物語に戻ったんじゃないだろうか?

 

‥‥そんなワケで、現代の「七夕」と言えば、願いごとを書いた短冊を笹に吊るすくらいで、正直、あとは何をするんだか分かんない人もいっぱいいるだろう。雑誌に書いてある通りの行動しかできないマニュアルカップルは、雑誌に書いてある通りのアホなデートでもしてるだろうし、他には、飲んで騒いだり、いつもと変わらずにテレビを見てたりと、どーってことない夜を過ごしてると思う‥‥なんてエラソーに言ってるあたしだって、ホントのとこは良く分かんないから、発泡酒、もしくは、その他の雑酒でも飲みながら、「とんねるずの皆さんのおかげでした」とか「ダウンタウンDX」とかを見てるかも知れない。だけど、いつもとちょっとだけ違うのは、夜の10時ころになったら、外に出て、真上を見上げてみようと思う今日この頃なのだ。

 

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2005.07.07

DEEP IMPACT

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「ディープインパクト」って言っても、映画のことでもないし、競馬の馬のことでもなくて、NASA(米航空宇宙局)の「ディープインパクト探査計画」のことで、昨日、アメリカの独立記念日に合わせて行われたけど、大成功したみたいだ。「したみたいだ」って言うのは、これで終わったワケじゃなくて、まだ探査は続くからだ。今回の「成功」ってのは、一番難しいとされてた「子機の撃ち込み」が成功したってことで、これで、計画の9割は成功したと言えるだろう。

ぜんぜん興味の無かった人たちのために、簡単に説明しとくと、「ディープインパクト探査計画」ってのは、地球のずっと外側を回ってる「テンペル1彗星」って言う彗星の核に向けて、無人探査機から、銅でできた子機を発射して、彗星の一部を破壊して、飛び散った物質を調べるって言う計画だ。間違っても、無人契約機で悪徳金融業者からお金を借りちゃって、しつこい取立ての電話にイヤケがさして、電話の子機を壁に投げつけるって計画じゃないので、その点はご了承ください(笑)

それにしても、地球から4億3000万kmも離れてる彗星まで無人で飛んでって、ちゃんと核を狙って子機を発射して命中させるなんて、あまりにもすごすぎる。4億3000万kmって言ってもピンと来ないけど、地球から太陽までが約1億5000万kmだから、その約3倍だ。これでもピンと来ないから、もっとイメージしやすく言うと、地球1周が約4万kmだから、4億3000万kmって言うのは、地球を1万周以上もする計算になる。

NASAが、ディープインパクト号を打ち上げたのが、今年の1月13日。それから昨日まで、約半年をかけて、4億3000万kmを飛んだことになる。毎日、地球を63周ずつしたってワケだ。何がスゴイって、こんな長い距離、途中にガソリンスタンドとか無いのに、1回も燃料を入れないで飛んでったってことがスゴイと思う。メチャクチャ燃費がいいか、すっごくデカイ燃料タンクを付けてったかのどっちかなのかな?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、燃費の問題もスゴイと思うけど、あたし的には、もっとスゴイと思うことがある。それは、地球から4億3000万kmも離れたとこにあるテンペル1彗星は、そこにじっと止まってるんじゃなくて、太陽のまわりを回ってるってことだ。つまり、ディープインパクト号は、4億3000万kmも先にある上に、動いてるものに向かって飛んでって、ちゃんと到着したってワケだ。ゴルフなら、止まってるボールを打つワケだから、ブヨブヨに太ったオッサンでも簡単に打てるけど、野球の場合は、飛んでくるボールを打つワケだから、運動神経や反射神経、動体視力など、色んな能力が必要になる。とても、ブヨブヨに太ったオッサンじゃ打つことはできない。

地球は、太陽のまわりを1年で1周だけど‥‥って言うか、正しくは、太陽のまわりを1周する時間を1年って決めたワケだけど、地球のずっと外側を回ってるテンペル1彗星は、地球の時間で計算すると、太陽のまわりを5年半で1周するらしい。だから、ディープインパクト号は、今、彗星がいる場所じゃなくて、半年後に彗星がいる場所を計算して、そこに向かって飛んでったんだろう。

もちろん、NASAは、軌道とか、良く分かんないけど他にも色んなこととか、世界一の高性能のコンピューターで計算して、ちゃんと到着するようにディープインパクト号を打ち上げたんだと思うけど、それにしてもスゴイ。だって、テンペル1彗星って、直径が、たった6.5kmしかない、ちっちゃな彗星なのだ。6.5kmって言ったら、あたしが歩いても1時間半で1周できちゃう。だけど、こんな小さな彗星でも、核の内部には、太陽系ができた46億年前の物質があるので、それを調べることが、太陽系誕生の謎を解くカギになるらしい。こう言う話を聞くと、あたしは、ワクワクドキドキが止まらなくなる。

‥‥そんなワケで、たとえ、4億3000万kmも離れてても、火星とか木星とかみたいに大きな惑星だったら、何とか到着できると思うけど、4億3000万km先にある直径6.5kmの目標って言ったら、1km先の砂ひと粒のほうが遥かに大きいワケで、その上、それが動いてるんだから、そこにちゃんと到着するなんて、神ワザみたいなもんだ。それも、計画通りにアメリカの独立記念日にちゃんと到着したんだから、これまたスゴイ。

まあ、あんまりスゴイスゴイって言っててもしょうがないから、トットと先に進むけど、あたしは、NASAのホームページを良く見る。今年の3月の初めには、「World Wind」って言う、3Dの地球儀を無料でダウンロードできるサービスをしてたので、すぐにダウンロードして、色々と楽しんでる。こんなに素晴らしいものをタダでいいの?‥‥って言うか、NASAってフトッパラ!‥‥って言うか、とにかく、あまりにも楽しくて、意味もなく、毎日、見るようになった。

どんなのかって言うと、あたしが文字で説明するよりも、実際にダウンロードして見てもらったほうが100倍も早いと思うんだけど、簡単に説明すると、マウスの操作だけで、地球を自由自在に回転、拡大、縮小ができて、拡大するとヤタラとリアルなんだけど、それは、人工衛星から撮影した写真を張り合わせて作ってあるからで、ようするに、絵じゃなくて、ホントに上空から見た景色なのだ。その上、ただ眺めるだけじゃなくて、色んな地表のデータ、たとえば、経度や緯度、国境線とかはもちろんのこと、国旗とかも表示できる。

まあ、これくらいだったら、普通の地球儀と変わらないんだけど、すごいのは、最初にダウンロードした基本データに、追加データを入れてくと、どんどん高性能になってって、地球の中のニポンの中の東京の中の新宿の中の高層ビルとかまでが見えるのだ。それも、真上からだけじゃなくて、ナナメから見ることもできるので、相模湾からの富士山を眺めたりもできるのだ。もちろん、ニポンだけじゃなくて、世界中、どこでも、見ることができる。ちなみに、あたしの「World Wind」は、フルスペックにしてあるので、世界各地の気温、気圧、降水量、降雪量、海面温度などの最高値と最低値と平均値や、過去に起こった大きな洪水、台風、火山の噴火などのデータを地球儀上にカラーで表示することもできる。

4月15日に、「世界最大の浮遊物」って呼ばれてる、東京都の1.5倍もある巨大氷山、「B15A」が、南極の氷の岬に衝突した。この岬は、「ドリガルスキー氷舌(ひょうぜつ)」って言って、伊豆半島くらいの大きさがある。ようするに、伊豆半島に、東京都が衝突したみたいなもんだ。これは、地球史上最大の衝突事故って騒がれて、衛星から写した画像が公開されたけど、あたしは、どうしても現場を見てみたくなって、「World Wind」を使って現場を確認してみた。もちろん、氷山が衝突してるとこは見られないけど、ぶつかる前の氷の岬や、その周りの地形が良く分かったので、衛星からの画像と照らし合わせて、真夜中にひとりでドキドキしながら楽しんでた。

‥‥そんなワケで、ずいぶんダッフンしちゃったけど、今回の「ディープインパクト成功」のニュースを聞いて、あたしは、すぐにNASAのホームページにアクセスして、すごい画像を色々と見て、またまたコーフンしまくった。南極での地球最大の衝突事故や、遥か4億3000万kmも彼方での、彗星に子機が衝突する瞬間の画像を見てると、映画の「スターウォーズ」や「宇宙戦争」なんか、バカバカしくて、とても観る気が起こらない。そして、こんなに小さな地球の中で、石油欲しさのために人殺しを続けてるブッシュや、自分のメンツのためだけにデタラメばかり続けてるコイズミが、ホントに、虫ケラ以下に見えて来る今日この頃なのだ。

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2005.07.06

マニクールに乾杯

20040918
あたしのお腹の手術の痕、ずいぶん目立たなくなって来たんだけど、それでも、まだビキニは着れないから、1着だけ持ってるワンピの水着を出してみた。何年も前に流行ったハイレグの白の水着で、とても今は着れないけど、他には持ってないから、イザとなったら、これを着るしかないかな‥‥なんて思ってたら、取り外しできるバストのカップのストラップが、1ヶ所、ヨレヨレで切れそうになってて、もう限界みたいだった。カップがなければシャラポアになっちゃうけど、ヌーブラをつけてから水着を着るから問題ないかな? だけど、ヌーブラの上にカップ無しの水着を直接着たら、絶対にヌーブラをつけてるってことが世界まる見えテレビ特捜部になっちゃうから、やっぱ、水着のカップは必要だな‥‥なんて思いつつ、そう言えば、ずっと使ってないレオタードがあったけど、そのレオタードのカップも、確か同じようなタイプだったから、水着に使えるかも知れない‥‥ってことになって、あたしは、レオタードを探した。

そして、やっとのことでレオタードを見つけたんだけど、カンジンのカップが、四隅にフック付きのストラップがついた同じようなタイプなのに、微妙にストラップの位置とか長さとかが違くて、そのままじゃ流用はできなかった。だけど、あたしの苦手な裁縫をすれば、何とかなりそうな感じだった。別に、どこかに泳ぎに行く予定があるワケじゃないし、ただ、夏だから水着をチェキしてただけなので、ソーキューにどうこうってワケじゃないから、どうでもいいって言えばどうでもいいことなんだけど、とりあえずは、必要に迫られたら何とかしようってことで落ち着いた。

それで、せっかくレオタードが見つかったので、ナニゲに着てみたら、これがヤタラとラクチンで、寝るまでずっとレオタードで過ごすことになった。せっかくだから、腰にスカーフを巻いてみたりして、ストレッチをしてみたり、お魚にエサをあげてみたり、ヨーガをしてみたり、マルちゃんの沖縄そばを食べてみたり、覚えたてのMAXの「ニライカナイ」を踊ってみたり、ガリガリ君のコーラ味を食べてみたり、俳句を詠んでみたり、ソファーに寝転がって、つげ義春の「貧困旅行記」を読んでみたりしてるうちに、F1の第10戦、フランスGPの放送時間が迫って来た今日この頃、皆さん、相変わらずモータースポーツには興味が無いですか?(笑)


‥‥そんなワケで、ゆうべは、F1の第10戦のフランスGPと、そのあとに、Fポンの第5戦の鈴鹿もあるので、あたし的にも、小さいきっこたち的にも、ワクワクドキドキのワクドキナイトだったのだ。その上、ハッと気づけば、あたしはレオタードを着てるし、あと、お酒とオツマミを用意すれば、完全に観戦モードじゃん(笑)‥‥てなワケで、あたしは、モヤシをサッと湯通ししてから冷水にあけて、ラー油とお醤油で和えたのを作った。ホントは、ハムを細く切ったのを入れると美味しいんだけど、残念ながら、家にはそんな高級食材はないので、1袋19円のモヤシを半分使っただけだ。それから、冷蔵庫からチクワの煮物を出して、キュウリのキューちゃんを出して、焼酎のロックを用意して、準備完了!

とは言っても、また、いつものように、スターティンググリッドを流して、レースの展開を書いて行っても、F1に興味の無い人にはつまんないだろうし、F1に興味のある人なら、すでにレースを見て知ってることだから、今回は、ちょっと切り口を変えて、裏話的な感じのことを書いて行こうと思う。

‥‥そんなワケで、今回のF1、フランスGPは、ワインでオナジミのブルゴーニュ地方にある、マニクールサーキットで行われたんだけど、ここは、すごい田舎で、周りに何も無いことで有名なサーキットだ。今回、初めてここにやって来たレッドブル・レーシングチームのメカニックたちは、「噂には聞いてたけど、ホントに何も無いとこだな! レストランも何も無いどころか、オレたちの宿舎は、ホテルじゃなくて湖畔のログハウスだぜ! 周りにはまったく人家が無くて、住んでるのは蚊だけだよ! こんなド田舎のコースを皇帝シューマッハ様がホントに走るのかね?」って呆れ返ってたそうだ。だけど、あたしから見ると、ブルゴーニュ地方の湖畔のログハウスなんて、すごくステキって思うんだけど、やっぱ、避暑に来てるワケじゃないから、何も無いと困るんだろうね。

レッドブル・レーシングチームのスポンサーの「レッドブル」って言うのは、赤い闘牛のマークの栄養ドリンクなんだけど、カフェインとかの含有量の問題で、フランスでは販売できないことになってる。それで、F1ニュースによると、メカニックたちが、「レッドブル」を販売できないフランスの悪口を言うのは、スポンサーに対するオベンチャラだって書かれていた(笑)

それから、今回のフランスGPは、40年ぶりに、1人もフランス人ドライバーがいないレースになった。ニポンGPで、すべて外国人ドライバーなのと、佐藤琢磨が走るのとでは、ミーハーたちの騒ぎっぷりが違うと思うけど、自国ドライバーの有無は、そんな感じなんだろう。フランス人ドライバーって言うと、セナのライバルでもあった、あたしの大好きなアラン・プロストや、後藤久美子と結婚したジャン・アレジなどを思い起こすけど、一番最近まで、老体にムチ打って走ってたのは、トヨタのオリビエ・パニスだ。

パニスは、去年のニポンGPを最後に引退して、今はトヨタのテストドライバーをしてるけど、1人もフランス人ドライバーが出場しない今回のGPに対するチームの計らいで、サードドライバーのリカルド・ゾンタに代わって、特別にパニスが金曜日のフリー走行のステアリングを握ることになった。このイキな計らいに、詰めかけた地元のファンたちは大喜びで、パニス本人も、「去年まで一緒に走ってた仲間たちと、こうして走ることができて、ホントに幸せだったよ。この機会を与えたくれたチームに感謝して、今後は、また、テストドライバーとして、チームに貢献して行きたいと思う。」ってコメントした。うう〜ん、いい話だねぇ〜。

オリビエ・パニスは、1966年生まれの38才、今年の誕生日で39才になる。あまりにも過酷なF1の世界では、第一線では活躍できない年令だ。パニスは、93年にF3000で優勝して、翌年に、リジェからF1デビューした。94年と言えば、シューマッハがベネトンに乗ってて、バリチェロはジョーダンに乗ってて、あたしの大好きだったF1界のスーパーマリオ、マンセルも、ウィリアムズに乗ってたし、ニポン人ドライバーは、片山右京がティレルに乗ってた。あと、フェラーリは、アレジとラリーニだった。この辺の名前を聞けば、「ああ〜」って感じで思い出す人もいると思う。ちなみに、マンセルは、この年にチームとイザコザを起こしちゃって、シーズンの途中で引退しちゃった。

パニスがデビューした翌年、95年には、鈴木亜久里がリジェに入り、パニスのチームメイトになる。だから、サードドライバーまで含めると、ティレルの右京、リジェの亜久里、フットワークアロウズの井上隆智穂と、なんと、ニポン人ドライバーが3人もいると言う、100年先まで二度と無いであろう奇跡が起こった。亜久里はすぐに辞めちゃったし、井上隆智穂も出番の無いまま消えてったけど、このあと、中野信治や高木虎之介など、ニポン人がチョロチョロと出て来るようになった。

話は戻って、この「リジェ」って言うチームは、爆竜戦隊アバレンジャーに出て来る、いつも寝てる女の子のことじゃなくて、「ギ・リジェ」って言う大昔のF1ドライバーが作ったチームなんだけど、パニスがデビューしてから3年後の96年に、財政難からチームを手放すことになる。そして、このチームを買い取ったのが、アラン・プロストなのだ。

パニスは、リジェの最後の年、96年には、雨のモナコで生涯たった一度の優勝をしてるし、97年に、チーム・プロストのドライバーとして再出発してからも、初戦のオーストラリアで5位、2戦目のブラジルで3位、次のアルゼンチンはリタイアしたけれど、続くサンマリノで8位、モナコでは4位、スペインでは2位と、完走すればすべてポイント圏内の素晴らしい走りを見せた。だけど、第7戦のカナダで、大クラッシュして、両足を骨折すると言う不幸に見舞われ、このあとの7レースの欠場を余儀なくされた。でも、15戦目のルクセンブルグで復帰すると、すぐに6位入賞。次のニポンはリタイアしたけど、最終戦のヨーロッパでは、7位に入賞した。つまり、出場できた10レースのうち、7レースも入賞しているのだ。だから、事故さえなくて、全レース出場できていたら、素晴らしい成績を残していただろう。

だけど、コイズミのセリフじゃないけど、人生いろいろで、このパニスの事故のオカゲで、チャンスを掴んだ男もいる。それが、現在、トヨタで大活躍中のヤルノ・トゥルーリだ。今回のフランスGPでは、予選で2位、決勝で5位に入り、ドライバーズポイントでも、皇帝シューマッハに続いての堂々の4位、今をときめくトゥルーリは、今から8年前、両足を骨折したパニスの代わりに走るチャンスを得て、そこで好成績を叩き出したことが、現在の成功のキッカケになったのだ。そして、その、トゥルーリが活躍するトヨタで、現役を引退したパニスがテストドライバーを務め、トゥルーリのためにマシンのテストを繰り返してるって言うのも、不思議な巡り合わせって言えるだろう。

さて、骨折と言うアクシデントで、7レースを欠場したパニスだけど、出場できたレースの成績が良かったために、この97年は、何とかシリーズ9位に食い込むことができた。だけど、チームの力不足から、98年、99年と、2年連続で1ポイントも獲得できず、ついに、パニスは、チームを去る決意をする。やっぱり、どんなにがんばっても、いいマシンに乗れなきゃ、勝つことはできないからだ。

そして、2000年には、1年間、浪人をして、マクラーレンのテストドライバーを務め、2001年に、ようやく、BARホンダのシートを獲得した。だけど、どんなにがんばっても、マシントラブルに見舞われたりすることが多くて、パッとした成績があげられなかった。そして、2003年に、現在のトヨタへと移籍して、最年長ドライバーとしてがんばったんだけど、このころは、フェラーリやマクラーレンとのマシンの差が歴然としてたので、良くても5位入賞どまりで、成績は低迷した。気の毒なのは、パニスがトヨタに移籍したとたんに、それまでトラブル続きだったBARホンダのマシンが嘘みたいに良くなって、コンスタントに上位入賞を果たすようになったってことだ。だから、もしも、移籍しないで、そのままBARホンダに乗ってたら、もっといい成績を残せたかも知れない。

そして、パニスは、去年の鈴鹿で現役を引退し、チームのテストドライバーとなったワケだ。鮮烈なデビューのワリには、後半はパッとしなかった現役人生だけど、それでも、中嶋悟をはじめ、一度も優勝できずに去って行った多くのニポン人ドライバーたちと比べたら、14番グリッドからのスタートから優勝をもぎ取った96年のモナコを筆頭に、数々の思い出に残る名勝負を繰り広げて来てくれたパニスは、素晴らしいドライバーだった。

‥‥そんなワケで、今回は、フランスGPのことは何も書いてないけど、結果だけチョロっと触れると、優勝はポール・トゥ・ウィンのアロンソ(ルノー)、2位はライコネン(マクラーレン)、3位はシューマッハ兄(フェラーリ)で、以下、バトン(BARホンダ)、トゥルーリ(トヨタ)、フィジケラ(ルノー)、シューマッハ弟(トヨタ)、ヴィルヌーブ(ザウバー)までがポイント獲得。あたしの応援してるバリチェロは、あと一歩の9位だった。そして、最後の表彰台で、ちょっと楽しいハプニングが起こった。プレゼンターとして登場したアラン・プロストに向かって、3位のシューマッハ兄が、シャンパンをかけるマネをしてドッキリさせたのだ。あのお堅いドイツ人のシューマッハ兄が、フランスに対しての感謝を そして、かつての王者に対するリスペクトを ジョークを交えて表した瞬間だった。この時ばかりは、あんまり好きじゃないシューマッハ兄のことを あたしは、ちょっぴり好きになった今日この頃なのだ。

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2005.07.05

選挙にGO!

3303
今日、お仕事に行く前に、朝イチで都議選の投票に行った。投票場所は、いつもの通り、近所の小学校だったんだけど、低投票率が叫ばれる中、あたしが行った投票所は、それなりにポツポツと人が集まっていた。だけど、校門のワキには、地元の創価学会のおばちゃんグループが集まって井戸端会議をしてたし、中に入っても、地元の創価学会の人たちが目立ってた。あたしが見た感じだと、投票に来てた人の2〜3人に1人は創価学会員みたいな感じで、毎度のことだけど、集団洗脳の威力ってスゴイな〜って思った。

自分の意思で投票するんじゃなくて、上から言われた人に投票する。自分でモノゴトの良し悪しを判断するんじゃなくて、教祖様の指示通りに行動する。無知って言うか、他力本願って言うか、たった一度の人生を誰かにコントロールされたまま無駄に過ごすなんて、あたしには信じられないことだけど、それを「幸せなこと」だって思い込ませるのが洗脳ってもんだし、「イワシの頭も信心から」って言うくらいだから、たとえ、信者の女性をレイプしまくるような変態教祖様でも、洗脳されてる会員たちにとっては、後光の差す立派な指導者なんだろう。

まあ、自己判断能力が欠落し、目の前の真実も見えないような人たちは置いとくとして、あたしが情けないと思うのは、投票にも行かず、おせんべを食べながら「噂の東京マガジン」を見ながらゴロゴロしてて、こんなイカレタ集団なんかに好き放題にさせてる無責任な一般市民たちだ。今回の投票率は、約44%と、過去2番目の低さだったそうだ。投票に行かなかった残りの56%の人たちは、あたしから見れば、創価学会員にも劣る最低の無責任野郎どもだ。この国をメチャクチャにしてる元凶は、コイズミでもなく、イシハラでもなく、創価学会でもなく、投票に行かない56%の無責任野郎どもだと思う今日この頃、皆さん、投票ってのは権利じゃなくて義務なんだって分かってますか?


‥‥そんなワケで、全体の投票率は44%だったけど、創価学会員の投票率は、100%どころか、120%で、公明党は、候補者23人が全員当選した。何で120%かって言うと、あたしの住んでる地域では、またいつものように、創価学会員たちが、選挙に行く気の無い人たちの入場整理券を5000円とか1万円とかで買いまくってたから、他人に成りすましてのインチキ投票もやりたい放題だっただろう。だから、この「120%」って言うのは、ちゃんと調べた数字じゃなくて、良く、「今回は120%の力を出せました!」なんて言う言い回しがあるように、本来なら「100%」が最高なのに、目に見えない不思議な力によって、それ以上の能力を発揮したってことの喩えとして言ってるワケで、実際には、110%だったかも知れないし、125%だったかも知れない。

とにかく、東京都に住む創価学会員の人数以上は、公明党に投票されたワケで、その結果、候補者23人が全員当選して、議席数を伸ばしたってワケだ。そして、こんな洗脳集団の好き勝手にさせてるのは、選挙に行かない56%の無責任な都民ってことになる。

選挙の結果は、今まで、やることなすことチグハグだった上に、中国寄り、韓国寄りの発言ばかりで、国民に中指を立てられっぱなしだった民主党が、今回は「反イシハラ」って言う明確なビジョンを打ち出したため、「あの独裁者をどうにかしてくれるなら」ってことで、思わぬ支持を受けて、今までの19議席を33議席へと大きく伸ばし、洗脳党を抜いて、都議会第2党へと大躍進した。つまり、せっかくの日曜日に、わざわざ重い腰を上げて投票に行った人たちの多くは、東京の真ん中に放置されたままの「石原慎太郎」って言う危険極まりない劣化ウラン弾を1日も早く排除して欲しいって思ってる正常な感覚の東京都民なんだろう。

それにしても、民主党も、猫でも勝てるような山崎拓なんかにも負けるほどの、あまりにも稚拙な戦略ミスばかりを繰り返して来たけど、ようやく、選挙のやり方が分かって来たみたいだ。これほど、世の中が、「反コイズミ」「反イシハラ」に向いてるのに、それでも勝てないなんて、戦略ミス以外の何ものでもなかった。やっぱり、国会での答弁を見れば分かるように、岡田がバカすぎるのが民主党の一番の欠点たけど、それでも、誰でもが「コイズミよりは岡田のほうがまだマシ」って思ってんだから、あとは戦略さえきちんと組み立てれば、簡単に勝てる選挙ばかりなのだ。

‥‥そんなワケで、6月24日からの3日間、北朝鮮の拉致被害者の家族や支援者たちが、首相官邸の近くで、炎天下に座り込みを続けたけど、この3日間のうち、25日と26日の2日間は、コイズミは何ひとつ予定がなく、来客もなく、ずっと公邸でのんびりと過ごしていた。拉致被害者の家族たちが、30度を超える猛暑の中、声を枯らして必死に訴えていた時、人間のクズ、コイズミは、エアコンの効いた涼しい部屋で、音楽鑑賞をしながら、ビールを飲んでたのだ。

この前の週の週末、18日も、コイズミは、この日と同じに何の予定もなかったけど、午後からは渋谷のオーチャードホールにオペラを観に行き、幕間にはステージに上がって歌まで披露するほどのワルノリぶりで、会場の失笑を買いながら、ひとりで浮かれまくってた。そして、座り込みが明けて2日後の29日には、朝イチから変態仲間の山崎拓とワイ談を交わし、谷内外務事務次官とコソクな打ち合わせをし、笹川陽平と闇献金の打ち合わせをし、午後からも8本もの予定が詰まっていたのにも関わらず、ビル・ゲイツの表敬訪問に対して、貴重な時間を割いて面会した。

忙しい合間を縫ってまでビル・ゲイツには会うのに、1日中やることがなくて、部屋でビールを飲みながらボーッとしてる時でも、拉致被害者の家族たちには会おうともしない冷血漢。拉致されたニポン人たちを見殺しにしてるクセに、567万9740円もボーナスを貰いやがって、記者から使い道を聞かれたら、「分かんないね、使う暇ないから。」と来たもんだ。使う暇ないんなら、国民に返したらどうなんだ!‥‥なんて思ってたら、「ちょっと貰いすぎだと思うから。」って言って、たった「16万円」だけ返還したそうだ。こいつ、完全に国民をオチョクッて楽しんでるんだね。

それにしても、民主党って、こんな人間のクズなんかに対して、どうして選挙で負けるんだろう? マトモなニポン人を立候補させれば、何の選挙活動もしなくたって楽勝なのに、それでも民主党が負け続けてるのは、学歴詐称男だの、ニポンの国籍をとらせた元在日朝鮮人だの、中途半端な芸能人だの、ワケの分かんないヤツラばっかり出馬させてるからだ。挙句の果てに、カンジンの党首が、国会で、中国や韓国を擁護するような発言ばっかり繰り返してりゃ、ナントカソーレンの回し者だと思われるのは当然だし、それだったら、頭のイカレたサディストでも、まだ、コイズミのほうがマシだってなっちゃうじゃん。

‥‥そんなワケで、あたし的には、自民党も民主党も、同じミシュランタイヤで走ってる政党なので、どっちが第1党でも何ひとつ変わらないと思ってるけど、少なくとも、マトモな東京都民のひとりとして、イシハラのバカだけは何とかして欲しいと思ってる今日この頃なのだ。

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2005.07.04

沖縄ユーロビートの時代到来

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ゆうべのNHKの「ポップジャム」で、MAXが新曲の「ニライカナイ」をテレビ初披露するので、全国5万人のMAXファンは、深夜0時には録画の準備を済ませて、テレビの前に正座して、0時15分の番組スタートを待っていただろう。あたしはと言えば、11時ころに新しいVをセットして、焼酎のロックを飲みながら、静かに時を待った。

愛するMAXに、愛する玲奈ちゃんに会う前には、お酒で身を清めて、精神統一をして、世の中のすべての不純なことを忘れて、まっさらな気持ちになって、純粋に鑑賞したい。そのためには、最低でも1時間前から準備しなくちゃならない。

他人の詩や曲を平気でパクリ、何の臆面もなくオリジナルとして発表するようなクズどもがデカイ顔をしているニポンのポップスの世界では、本物のアーティストは肩身の狭い思いをしなくちゃならない。先日のエイベックスの株主向けのライブでも、恥ずかしげも無く登場したのは、エイベックスを代表する盗作3人組だった。でも、会場を埋め尽くした観客が、音楽よりもお金が好きなヤツラなんだから、本物の音楽なんか聴かせる必要も無いし、逆に、今をトキメク盗作ミュージックの数々でも聴かせといてやったほうが、話のタネにもなるだろう。

まあ、あたしから見れば、盗作アーティストのCDなんかをありがたがって買うのは、ネットで偽物のブランド品を騙されて買ってるヤツラと同じレベルなので、本物を見る目も、本物を聴く耳も持たない鈍感なヤツラだと思う。それ以前に、パクリ曲をリリースするってことは、ファンをバカにしてるってことなのに、それでもお金を払ってCDを買うってことは、ファンはバカにされてることに喜びでも感じてるんだろうから、もはや、あたしがトヤカク言うことじゃない。だから、あたしは、これからも、そう言ったヤツラを「バカだな‥‥」って思いながら、暖かく見守って行きたいと思う今日この頃、皆さん、浜崎あゆみ、鈴木亜美、大塚愛はお好きですか?(笑)


‥‥そんなワケで、何年か前に、代々木体育館で行われたエイベックス主催のライブに、もちろん、MAXだけを鑑賞するために行ったあたしは、その前に出たhitomiとかもそれなりに楽しんだりしつつ、MAXの登場を待っていた。そして、最後から2番目に、ようやくMAXが登場して、それまでの出演者の倍以上のワクでのメドレーに、あたしは、最前列でハレホレと熱狂した。でも、MAXの出番が終わると、時間がずいぶん押してたみたいで、あたしをふくんだ最前列の一角のMAXファンの「アンコール」は完全に無視され、大トリの浜崎あでゅみが、ウエディングドレスかと思うようなアホみたいなドレスで、仰々しく登場した。その瞬間、ガックリ来たあたしは、人ゴミを掻き分けて、会場を後にした。

なんて昔話をしてるうちに、「ポップジャム」が始まった。とりあえず、あたしは、頭から録画を始めたんだけど、くだらないお笑い芸人がダラダラとつまんないトークをしてるので、途中で録画を止めて、巻き戻した。それで、MAXの部分だけ録画することにして、出番を待ちつつ、焼酎で身を清めていた‥‥って言うか、ただ、飲んでいた。それで、内Pのノープランが終わり、そろそろだろうと思って録画をスタートさせたら、ちょうどMAXが登場した。

玲奈ちゃんはマスタードイエロー、りっちゃんは赤、アキはアズキベージュ、ナナさんは淡いグリーンに赤系の衣装で、和のテイストを基調にしてるため、どれも微妙な色づかいで、すごくステキだった。4人それぞれのキャラと衣装がピッタンコで、特に玲奈ちゃんは、超ミニ丈からの美しすぎるオミアシがたまんないし、やや硬い体の動きをフォローする衣装のデザインのオカゲで、やわらかくて女性的な動きに見える。りっちゃんの髪も、落ち着いた色になってて、4人そろっての和風テイストは素晴らしい。まさに、ビューティホー&ワンダホーとはこのことだ。

当然、玲奈ちゃんのソロから入るんだけど、今回は、玲奈ちゃんのソロに、ナナさんがやわらかくフォローを入れてて、2人の声の絡み合い具合がすごくイイ。そして、2人で歌う出だしの「憶えてますか〜巡り逢えた〜日の〜微笑むティダ〜」ってとこまでは、三線(さんしん)とかをフューチャーした沖縄チックなスローメロディーなんだけど、このあとから、タリラリタリラリタリラリラ〜ンって言う、懐かしいユーロが絡んで来て、カチャーシーの踊りを取り入れたダンスが始まった。あ、ちなみに、「ティダ」ってのは、沖縄の言葉で「太陽」のことね。インド人の「チャダ」と間違えないように(笑)


「ニライカナイ」

憶えてますか 巡り逢えた日の 微笑むティダ

遠い夢 あの日に 描いたニライカナイ
あなたのそばで眠るように 風・舞・空・永遠 生まれ変わる
愛しい人 南風にそっと 包まれながら
過ぎてく日々が きらきら光る そうあなたとなら

願いは穏やかに強く 夢・咲・愛・永遠 心にティダ
愛しい人 南風にそっと 包まれながら
過ぎてく日々が きらきら光る そうあなたとなら


‥‥そんなワケで、玲奈ちゃんのバツグンのスマイルと言い、ちょいテレのりっちゃんと言い、会場を意識しつつのアキと言い、逆転のランナーを背負ってる時の桑田のようなナナさんの落ち着きと言い、相変わらずのMAXの素晴らしさもサルコトながら、何よりも今回は楽曲がサイコーなので、あたし的にはホントに嬉しい。正直なところ、新生MAXになってから、出す曲、出す曲、イマイチで、それなのに与えられた曲を一生懸命に歌うMAXが、いじらしいのと痛々しいのとで、あたしは複雑な気分だった。

でも、今回の「ニライカナイ」は、すごくいい曲なので、心から周りに薦められる。とにかく、あまりにもいい曲だし、ダンスも可愛くて覚えやすいので、あたしは、10回くらい巻き戻して見てたら、もう、玲奈ちゃんのパートが踊れるようになった。あたしの大好きな「やなわらばー」にも、「ニライカナイ」って言う同じタイトルの歌があるけど、向こうはのんびりした沖縄の歌で、MAXのほうは沖縄ユーロのダンスミュージックだから、それぞれに良さがある。

‥‥そんなワケで、7月6日リリースのMAXの「ニライカナイ」は、CWの「Someday」の他に、あの名曲のニューバージョン、「TORA TORA TORA 2005」までが収録されていて、それぞれのカラオケもついた6曲入りと言うオオバンブルマイで、たったの1200円だ。正しくは、CDが1143円で、コイズミにむしり取られる税金が57円なんだけど、今年、今までにリリースされたすべてのニポンのポップスの中で、完全にナンバーワンの素晴らしさなので、今までMAXに興味の無かった人たちも、TSUTAYAで借りるんじゃなくて、ぜひ、お金を払って買って欲しいと思う今日この頃なのだ。

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2005.07.02

テレビ付きケータイ

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今日、3台のうちの1台のケータイを機種変更した。ボーダフォンなんだけど、しばらく前から、メールの送受信が調子悪くて、不便だったからだ。いつもと同じお部屋のソファーで、アンテナも3本立ってるのに、今までは送信を押して数秒で送れたのに、ちょっと前から、なかなか送れなくなって来たのだ。送信を押すと、ケータイは、一生懸命に送信しようとがんばってくれてるみたいなんだけど、30秒くらいしても送信できなくて、「ダメでした」的な表示が出る。それで、もう一度、送信を押すと、同じことの繰り返しで、結局、「送信しました」的な表示が出るまでに、気が遠くなるくらいの時間が掛かる。でも、相手のほうには、同じメールが何通も届いてたりする。受信のほうも、何だかおかしくて、メールの送信時間から2時間後や3時間後に届いたりする。それで、昨日までは何とかがんばって使ってたんだけど、送信したい時にできないのはストレスが溜まるので、思い切って機種変更することにした。

とは言っても、あたしはお金が無いから、まずはボーダフォンショップに電話をして、色々と聞いてみることにした。そしたら、あたしの場合、ナントカ割引もあるし、ポイントも溜まってるから、通常の機種ならタダで交換できるし、最新の機種でも、4〜5000円くらいで交換できるって言う。それで、今日、行って来たってワケだ。それで、ショップで、どんな機種があるのか見てみたら、最近のボーダフォンは、多機能で大きいものが多いみたいで、ほとんどの機種が、あたしの古いケータイよりもひとまわり大きかった。その上、角が丸くなくて、長方形のデザインが多いから、余計に大きく感じるし、重さも重い。

ツーカーは、余計な機能をつけないで、軽量薄型を目指してるみたいだけど、ボーダフォンは、やたらと機能を盛り込んで、もはや携帯電話って言うよりも、携帯多機能アイテムみたいな感じになって来た。あたしは、結局、どれも同じくらいの大きさなので、それなら色んな機能がついてたほうがいいかなって思って、テレビもラジオもついてる機種に決めた今日この頃、皆さん、ケータイでテレビは見れますか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、ナントカ割引とポイントの他にも、そのショップの特別割引もついて、最新型のケータイを3000円で買うことができた。最終的に、1000円のテレビ無しと、3000円のテレビ付きに絞ったんだけど、テレビ無しのほうは、あたしの欲しいカラーの在庫が無くて、何日か待つって言うので、欲しいカラーの在庫があったテレビ付きのほうにした。カラーは、ブルーメタリックだ。何でかって言うと、ピンクも可愛いかったんだけど、形が四角なので、何となくあたしの車に似てて、それなら色も車とお揃いにしようと思って、ブルメタを選んだ。

今から2〜3台前のツーカーは、確かブルメタだったんだけど、その1台以外は、あたしは、パールホワイトとかピンクとかを選ぶことが多い。だから、今回のボーダフォンは、いくつ買い換えたか分からないほどのケータイの中で、生涯2台目のブルメタってことになる。だけど、正確に言えば、ブルーじゃなくて、水色って言うか、サックスって感じの色のメタリックなので、あたしの車の色よりも、ずいぶん薄い。でも、このブルー以外は、ピンクがちょっと可愛いくらいで、あとは、趣味の悪いグリーンと、何のヘンテツもないシルバーと、ブームの去ったゴールドしかなかったので、これは仕方ない選択だった。

お家に帰って来たあたしは、何はともあれ、テレビを見てみることにした。例によって、ブ厚い説明書なんか読む気も起こらないので、テキトーにボタンをいじってみたら、「TV/FM」って言うコマンドが出て来たので、それを押してみたら、「TV起動」「FM起動」「ガンダム起動」って言う画面に切り替わったので、あたしは、お約束通り、「ガンダム起動」にカーソルを合わせて、「きっこ、行きまーす!」って言いながら、ONにしてみた。そしたら、ケータイが、ガチャ、ガチャ、ガチャって動き出して、小さなガンダムになった。よく見ると、小さいきっこが操縦席に乗ってる。

「よし行け!小さいきっこ!」

あたしが、こう指令を出したら、操縦席の小さいきっこは、こう言った。

「そりゃあエゴだよ!」

‥‥なんて、マニアネタも散りばめつつ、ケータイのテレビは無事についた。小さいワリに、画面が鮮明で、画面の下のほうに映し出された小さなテロップも、ちゃんと読むことができた。そのままタテで見てるよりも、ヨコ表示に切り替えると、画面全部がテレビになるので、ちょっとだけ大きく見られる。それから、FMも聴いてみたんだけど、これもクリアな音でちゃんと聴こえた。

まだ、イマイチ‥‥って言うか、イマニ‥‥って言うか、イマヒャクくらい使い方が分かんないんだけど、テレビを録画できるみたいだから、録画した中で気に入った場面を静止画像にして、待ち受けにしたり、他のケータイに送信したりできるかも知れない。あと、カメラも、ゴルフのスイングの分解写真を撮ったりするみたいな高速連写機能もついてるし、動画も30分も撮れるみたいだし、オーディオと接続してデジタル録音もできるみたいだし、静止画像を加工してアニメを作ることもできるみたいだし、ホントに、ケータイって言うよりも、ちっちゃいパソコンみたいな感じだ。ただ、こんなことやってたら、あっと言う間に電池が無くなりそうだけど(笑)

‥‥そんなワケで、新しいケータイは色々と遊べそうなんだけど、遊べるようになるためには、まずはブ厚い説明書を読まなくちゃならない。だけど、前のケータイも、その前のケータイも、そのまた前のケータイも、説明書を読む気にならなくて、結局、最後まで、機能の半分も使いこなせなかったあたしとしては、とてもじゃないけど、今までのケータイの何倍も複雑な新機種の説明書なんか、読めるワケがない。第一、オーディオ録音だのアニメ制作だの、そんな夢みたいなことを言う前に、普通のメールですら、まだ、マトモに打てないんだから、とりあえずは、人並みにメールを打てるようになることが先決だと思う今日この頃なのだ(笑)

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