女心と秋の空
衆院選に落選した上に、覚醒剤で逮捕されちゃった民主党の小林憲司ってバカオヤジのニュースを最初にテレビで見た時、極楽とんぼの山本圭壱だと思ったのは、あたしだけ?‥‥なんて、だいたひかるっぽくスタートしてみたけど、今回の選挙で、ふだんはそんなに気にしてなかった政治家の顔を何度も何度も見ることになって、今まで気づかなかった「ナニゲに似てるシリーズ」をいくつか発見した。
その中で、自分で発見して自分のツボに入っちゃったのは、「鈴木宗男とインリン」だ。鈴木宗男がインリンに似てるって気づいた時から、テレビで鈴木宗男を見るたびに、顔がフクロウで顔から下が地井武男のCMみたいに、顔が宗男で顔から下がインリンて言うコラージュみたいな絵を想像しちゃって、あたしは笑いが止まらなくなった。顔だけ宗男で、体はセクシーなインリンの水着姿で、M字開脚をしてて、マタのとこにリンゴの代わりに小さな北海道のマークが描いてあって、「新党大地」「ムネオ・オブ・ジョイトイ」って書いてあるポスターまで想像しちゃって、ケッコー楽しめた。
次にあたしのツボに入ったのは、「安倍晋三と相田翔子」だ。目や鼻や口などのパーツも、その位置も、あまりにも似てて、まるで親子みたいだ。それに、周りの人の話がまったく耳に入らずに、いつも自分のペースで自分の言いたいことだけ言って終わりにするってとこも、ナニゲに似てる。それにしても、極端に偏った思想の持ち主、安倍晋三が次期総理になるくらいなら、代わりに相田翔子を総理大臣にしたほうが、まだマシだろうし、隣りの徳光さんも泣いて喜ぶウルルン滞在記って感じだろう。
でもホントは、東京12区に出馬した共産党の野々山研て人が、とにかく、なぎら健壱にソックリで、一番笑えた。だけど、こんな人、誰も知らないと思うから、書いてもしょうがないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、似てるって言えば、政治家じゃないけど、安田大サーカスの団長って、ラッキー池田に似てると思う。ナニゲに、ホンジャマカの恵俊彰テイストもビミョ〜に混じってるし、この3人て、同じジャンルの匂いがする。たとえば、スターウォーズのヨーダとゴジラの子供のミニラと安室奈美恵と谷村新司が、同じジャンルに分類されてるようなもんだ。
ところで、安田大サーカスって、いったいどこが面白いんだろう? なんか、ただのキワモノって思うのは、あたしだけ?‥‥なんて、また、だいたひかるになっちゃったけど、あたしが安田大サーカスを見てて思うのは、HIROのホッペが黒ずんでるのはナゼ?ってことと、クロちゃんが紙吹雪を撒くたびに、後片づけをするADの姿が目に浮かぶってことくらいで、笑うポイントはどこにもない。スタジオならまだしも、この前なんか、HIROの体を検査するために病院に行って、診察室で紙吹雪を撒いてて、3人の後ろにチョコっと見えたお医者さんが、ものすごく迷惑そうな顔をしてた。きっと、OKが出たあとに、スタッフがペコペコ謝りながら、ADたちが急いで掃除してんだろうな‥‥なんて想像しちゃって、何だか切ない気持ちになって来た。
それから、クロちゃんの最近のしゃべりもイライラする。もともとは、恐い顔なのに可愛らしい声だってギャップが売りだったのに、最近は何をカン違いし始めたのか、ペラペラと良くしゃべるようになって来て、変なキャラを作り出した。だいたいからして、クロちゃんて、ホントはもう少し低い声なのに、無理に高い声を出してるのが痛々しい。そこまでしなくても‥‥って思っちゃう。
クロちゃんに対してイライラするのと同じ気持ちになるのが、南海キャンディーズのしずちゃんだ。何ひとつ面白くないし、何で周りがあんなに気を使うのかが理解できない。「周り中が気を使ってるのに、それを何とも思わない鈍感な女」ってキャラを演じてるにしては、楽屋でもプライベートでもまったく同じだし。しずちゃんが、不気味な笑顔でニヤッて笑った時に、「可愛い〜!」って言う客席の反応も、あたしには理解できない。さらには、「しずちゃん」て言う愛称自体に無理があるし、隣りのカッパみたいな男が「しずちゃん」「しずちゃん」って呼ぶたびに、あたしは、何とも言えないイライラした気分になって来る。だって、あのキャラなんだから、どう考えたって、モリマンとか森三中とかのジャンルであって、「ビッグフット」とか「ヌリカベ」とか、そう言う芸名にするのが当たり前なのに、「しずちゃん」って一体‥‥。
‥‥そんなワケで、あたしが苦手なお笑いタレントは、安田大サーカスのクロちゃんと、南海キャンディーズのしずちゃんと、あとは、アンタッチャブルの山崎だ。ようするに、見ててイライラして来るタイプが苦手ってことだ。アンタッチャブルの山崎は、最初はとにかくウザかったんだけど、パチンコの「湯けむり紀行」で、フィーバーがスタートすると、ワンボックスカーで駅まで迎えに来てくれる旅館の番頭さんいて、それが山崎にソックリなので、ちょっとポイントが高くなって、今は次点になった。
とにかく、あたしの場合は、今のお笑いってどこが面白いのか理解できないし、似たようなのがウジャウジャ出て来てるから区別もつかない。あたしが面白いと思うのは、やっぱり、猫ひろしとかマキタスポーツとかのコアな人たちなので、女にモテたくてお笑いを目指して来たような種類の人たちには興味がない。だけど、あたしの場合は、何かのキッカケで、それまで興味の無かったものを急に好きになったりもするので、もしかしたら、来週あたりから、コロッと趣味が変わるかも知れない。
お笑いじゃなくて、モデルさんのケースなんだけど、「テンカラット」って事務所に、能瀬安奈、能瀬英令奈、能瀬香里奈って言う三姉妹のモデルがいて、能瀬安奈は「能世あんな」、能瀬英令奈は「えれな」、能瀬香里奈は「香里奈」って芸名で活動してる。それで、テンカラットには、「STYLE/PURE」って言うモデル専門の部署もあるんだけど、能瀬三姉妹は、こっちじゃなくて、テンカラットの直のタレントとして登録してるから、モデルもこなすタレントって位置づけになってる。三女の香里奈は、ドラマの「ナースマンがゆく」とか、映画の「海猿」とかにも出てたから、タレントってことになるんだろうけど、あたし的には、雑誌の「Ray」の専属モデルとしての印象のほうが強い。
それで、あたしは、この3人の中だと、何と言っても長女の安奈ちゃんが好きだった。今、話題の映画、「NANA」にも、「早乙女淳子」の役で出てるんだけど、スタイルはバツグンだし、脚はキレイだし、顔は可愛いし、性格はいいし、とにかく一番好きだった。だけど、ちょっと前の資生堂の「化粧惑星」のCMで香里奈ちゃんを見てからは、「おおっ!」って思っちゃって、今や、安奈ちゃんと同じくらいか、ヘタしたら安奈ちゃんよりも香里奈ちゃんを好きになった。
正直、それまでは、「Ray」とかを見ても、若い子向けのチャラモデルって見方しかしてなかったんだけど、長谷川潤ちゃんと太田在(あり)ちゃんとの「化粧惑星」のCMで、大人っぽいスタイルで、ふだんはつけないようなボルドー系のリップの大人メークを見て、あたしは、リトル感動した。それで、一気に好きになった。
ちょっとダッフンするけど、「テンカラット」って事務所は、一応はバーニング系列なんだけど、社長をはじめ、幹部のほとんどが制作畑出身なので、あんまりバーニング組に毒されてなくて、ワリとクリーンな活動をしてる数少ない事務所のひとつだ。ただひとつの難点は、すごく細い一通の路地に面したとこに自社ビルがある上に、ビルの前には、いつも田中麗奈の移動用のベンツとかが停まってて、なかなか路駐できないのだ。で、その路地はT字路に突き当たるので、そこを左に曲がったとこに停めるしかないんだけど、すぐに文句を言う靴屋さんとかパン屋さんとかが並んでて、いつも怒られる。さらに、その路地は、その先で右に直角に曲がってて、狭い商店街を抜けてくようになってるから、変な時間帯に当たっちゃうと、ハレホレ状態になっちゃう。
‥‥そんなワケで、軽いダッフンから戻るけど、あたしの場合は「女心と秋の空」ってワケじゃないけど、それまで興味の無かった人や嫌いだった人を何かのキッカケで急に好きになることがある。最近だと、先週の金曜日の深夜のテレビ朝日の「虎の門」で、あたしの大っ嫌いな品川庄司の品川が、「小泉総理は、クールビズとか言ってネクタイを外す前に、あのモジャモジャの暑苦しい頭を何とかしろ!」って叫んだのを見て、ちょっとだけ見直した。それから、日曜日の朝のフジテレビの「報道2001」に、佐藤ゆかりが生出演したんだけど、竹村健一から、「佐藤さんは過去に小泉さんの郵政法案は50点だと言ってたそうだけど、現在はその50点の法案を支持してる。これは、自分の立場が変わったから、それまで不合格だと言ってた法案を急に支持することに変わったってことなの?」って質問されたら、顔色ひとつ変えずに、「はい、そうです」って平然と答えてた。この呆れ返るヒラキ直りには、あたしは、一種のスガスガしさを感じた今日この頃なのだ(笑)
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