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2005.09.15

プロユースのクオリティ

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「ビッグバン」って言えば宇宙の始まりのことだけど、1986年のロンドン株式取引所の大改革のことも指すし、「ビッグバード」って言えば羽田空港のことだけど、セサミストリートに出て来るデカイ鳥のことも指すし、「ビッグフット」って言えば雪男の一種みたいなヤツのことだけど、俗語だと経済ジャーナリストのことも指すし、「ビッグコミック」って言えばオリジナルのことだけど、スピリッツやスペリオールのことも指すし、「ビッグボウル」って言えば埼玉県越谷市にあるボウリング場のことだけど、三重県四日市にある三交ビッグボウルのことも指すし、「ビッグカップル」って言えばブラッド・ピットとジェニファー・アニストンのことだけど、福山雅治とあたしのことも指すし、結局、複数の意味を持たないのって言ったら、「ビッグエッグ」って言えば東京ドーム、「ビッグエコー」って言えばカラオケ、「ビッグマグナム黒岩先生」って言えば草野仁に似てるってことくらいなのかな?‥‥なんて思うのは、あたしが「ビッグハット」って言ったことに対して、あたしのお友達から返って来た返事が、トンチンカンだったからだ。あたしは、赤坂にあるTBSのことを「ビッグハット」って言ったのに、お友達は、長野県で冬季オリンピックをやった時の会場のことだと思ったのだ。

TBSのビルのテッペンは、大きな円盤みたいになってて、それが帽子みたいだから「ビッグハット」って呼ばれてる。それで、夜になるとライトアップするんだけど、その色が天気予報になってて、次の日が「晴れ」なら「オレンジ」、「曇り」なら「白」、「雨」なら「ブルー」に光る。だから、「ビッグハット」が見える、ちょっと離れた場所でディナーを食べてたりお酒を飲んでる時に、「あ、明日は雨みたいだね」なんて言って、「なんで?」って聞かれたら、「ほら、見てごらん。ビッグハットがブルーにライトアップされてるだろ」なんて言うと、上京したての女の子は食いつきがいい‥‥ってのをTBSの関係者が言ってて、その話をあたしがお友達にしたんだけど、お友達は長野出身で、「え?ビッグハットは光らないよ?」ってことになっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、複数のものが同じ名称でも、「ビッグバン」や「ビッグバード」みたいに、大きく違う意味ならカン違いされることは少ないと思う。科学の話の中に「ビッグバン」が出て来れば宇宙のことだと思うし、経済の話の中に出て来れば1986年の大改革のことだと思うだろう。「ビッグバードに8時ね」って言えば、誰でも羽田空港に向かうはずで、キディランドのセサミストリートの人形の前で待ってるヤツはいないだろう。

だけど、「ビッグハット」の場合は、両方とも建物だし、双方の地元の人間にしてみたらそれぞれが有名だから、カン違いが起こりやすい。でも、ここで声を大にして言わせてもらうと、赤坂のTBSの「ビッグハット」が出来たのは1994年の10月で、長野県の「ビッグハット」は1998年の冬だから、TBSのほうが「元祖ビッグハット」なのだ。なのだったら、なのなのだ(笑)

さて、なんでこんな話を書いて来たのかって言うと、今日、お台場の「東京ビッグサイト」でお仕事をして来たんだけど、帰りにリトル渋滞にハマッちゃって、運転しながら、「そう言えば、ビッグって名前のつくものって多いよな〜」って考えてたら、色んなことを思いついちゃったので、ナニゲに今日の日記の前置きにしてみたってスンポーだ。だから、「まだ前置きかよ!?」って三村にツッコまれないうちに本題に入るけど、今日のお仕事は、「ダイエット&ビューティフェア2005」って言うイベントで、今日が最終日だったんだけど、ようするに業者向けのイベントで、一般の人たちにはナジミのないものだ。簡単に言えば、エステサロンを経営してる会社や個人に対して、プロユースの施術機器とかをプレゼンしたりするイベントだ。もちろん、そう言ったハードゲイだけじゃなくて、美白とかサプリメントとかアンチエイジングとか、そのたモロモロのソフトゲイもあるんだフォ〜〜〜!(笑)

‥‥なんてことも言ってみつつ、あたしは、某メーカーの某プレゼンでのモデルのヘアメークを頼まれてたので、ホントならサクッと1時間だけのお仕事だったんだけど、終わってから色んなブースを見て回ってたら、あっちにも知り合い、こっちにも知り合いって感じの展開になっちゃって、持ってた名刺が足りなくなるほどだった。それで、会場は、ダイエット、リラクゼーション、ビューティー、スパって言う4つのゾーンに分かれてて、約200社くらいが入ってたんだけど、一番広かったのがビューティーゾーンで、ビューティーペアがボックスダンスを踊れるほどのスペースを割いていた‥‥なワケないけど、市販のサプリメントやアンチエイジング商品の多くがインチキで、カンジンの成分がぜんぜん入ってなかったりするのに対して、プロユースの商品のクオリティーは素晴らしくて、どれも興味をひくものばかりだった。

たとえば、最近ブームになってる「コエンザイムQ10」は、テレビや新聞でも報道されてるように、そこらのお店で売ってるものや通販で売られているものなど、その多くがインチキ商品だ。特に良く売れてる商品を10種類、大学の研究所で分析してみたところ、コエンザイムQ10がまったく含まれててなかったものが2種類、含有量が表示の半分ほどだったものが5種類で、表示通りだった商品は、10種類中、たった3種類だけだった。

これは、「コエンザイムQ10」だけに限った話じゃなくて、そこらで売られてるサプリメントの多くが、同じような状態なのだ。本当にビタミンB1が表示通りに含まれているのか、本当にミネラルが表示通りに含まれてるのかなんて、誰にも分からない。それなのに、真実を知らない人たちは、表示を信じて買い続け、飲み続けてる。これは、ペテン師コイズミの郵政民営化の法案の「中身」も知らずに、「郵政民営化に賛成」と言うだけで自民党に投票した部類の人たちとまったく同じことだ。自分の飲み続けてるモノの「中身」を知らないのに、容器に書いてある「言葉」だけを信じて、騙される人たち。ようするに、霊感商法や洗脳宗教に騙されやすいタイプの人たちだ。

だけど、プロユースの商品てのは、コンビニやドラッグストアや通販とかで安物のサプリメントを買うような人種じゃなくて、高級なサロンにやって来て何万円も落として行くような人種を対象にしてるワケだから、本物かどうか、ちゃんと効果があるかどうかってのが、何よりも重要になる。だから、そのほとんどが、表示以上の含有量なのは当然として、同じビタミンでも、吸収しやすい良質のものを使っている。ちゃんとした商品をちゃんとした値段で提供してるからこそ、堂々とお店をやってられるワケだし、いつでもクレームを受け付けてるってワケだ。

‥‥そんなワケで、たとえば、洗濯バサミみたいなので、毎日、20分から2時間ほど鼻をはさんでると、そのうち鼻が高くなるって言う道具を通販で売ってる。それも、週刊誌の裏表紙とかのインチキ通販じゃなくて、天下の「ニッセン」でだ。もちろん、インチキにならないように、説明の中では、いっさい「鼻が高くなります」とは断言してない。だけど、繰り返して使うことによって、鼻筋が通るような感じのことを匂わせるような表現をしてる。つまり、この商品を買う人は、鼻を高くしたいと思ったり、鼻筋を通したいと思って買うワケで、そう思ってない人には不要の商品だ。

だけど、洗濯バサミで鼻をはさんでて、果たして鼻が高くなるだろうか? 子供の時から小さな木靴を履かせて、足が大きくならないようにした中国人とか、子供の時から首に輪っかをはめて行って、首を長くするナントカ族とかもいるから、もしかしたら、子供の時からずっと、洗濯バサミで鼻をはさんでたら、少しは高くなるかも知れない。だけど、成長した大人には、効果は無いように思う。でも、たとえ効果が無くても、「効果は個人によって違います」ってヒトコト書いておけば、詐欺にはならない。

これが、所詮、「通販で安物のサプリメントを買うような人種」って言う需要に対する、供給側の姿勢なのだ。大嘘で国民を騙し、選挙で勝ったと思ったら、さっそく、イラクへの自衛隊派遣の長期延長をブッシュと約束し、サラリーマンの定率減税の廃止を決めたコイズミ。これで、一般的なサラリーマンは、年間にして8万円以上の増税が決定したワケだ。ようするに、内容も確かめずに謳い文句だけを鵜呑みにして商品を買い、粗悪品を掴まされるタイプの人たちが、この結果を招いたってワケで、自業自得なんだから誰にも文句は言えないだろう。

だけど、「ちゃんとしたサロンにやって来るちゃんとしたお客さま」って言う需要に対しては、供給側もちゃんとした商品や技術を提供しなくちゃならない。まったく効果の無い「コイズミ商品」なんかを提供しちゃったら、サロンの名誉にも関わるし、それどころか、信用を失い、最後には潰れることになるだろう。だから、ホントに効果のある美容機器や商品を使って、確実に本人が効果を実感できるようなサービスを提供するワケで、そのために、今回の「ダイエット&ビューティフェア2005」みたいなイベントが行なわれてるのだ。

‥‥そんなワケで、あたしの立場上の問題として、あくまでも「たとえば」の話として書くけど、たとえば、浜崎あゆみが、今年の7月に、都内某所の芸能人御用達の美容整形外科に行って、鼻を高くするために鼻筋にヒアルロン酸の注射をして、他にも色んな場所に注射をして、何十万円も払っても、それで何の効果も無かったら、「ざけんなよ!金返せよ!」とは言わないと思うけど、その病院の評判は一気に落ちちゃって、誰も行かなくなるだろう。だから、潰れはしないだろうけど、多くのお客さまを失うことになる。だけど、ケチったりしないで、ちゃんとした上質のヒアルロン酸をタップリと注射すれば、その効果は目に見えて分かるワケで、本人だけでなく、テレビを見てるファンからも、「あれ?アユの鼻、高くなったんじゃない?」ってことで、本人も納得するし、その話を聞いた周りの芸能人たちも行くようになるし、まるで麻薬のイモヅル式の逮捕のごとく、お客さまが増えて行くと思う今日この頃なのだ(笑)

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