« ビーチパーリー | トップページ | IQの低い人たちが選んだ道 »

2005.09.12

ファブってますか?(笑)

casaroco_1860_4281199
あたしは、ファブリーズ中毒だ。「中毒」って言うと、何だかファブリーズをゴクゴクと飲んでみたり、ビニール袋に入れて吸ってみたり、さらには、注射器に入れて静脈注射してみたり‥‥って感じだけど、マサカ、そんなワケはなく、普通に、シューシューと噴射してるだけだ。でも、ただ、その頻度がすごく多くて、もはや「中毒」としか言いようがないのだ。だって、気が済むまでシューシューしてると、2〜3日で1本使っちゃう。いや、ホントに気が済むまでシューシューしてたら、たぶん、1日で1本使っちゃうかも知れない。だけど、ファブリーズは値段が高いので、できるだけ大切に使うようにしてるから、もう少し長持ちしてるけど、それでも、だいたい1週間で1本は使ってる。

何でそんなにファブリーズを使うのかって言うと、あたしは、タバコを吸うし、お洗濯を室内に干すことが多いからだ。あたしって、匂いにはスゴク敏感で、自分が吸ってるタバコなのに、自分が干してる洗濯物なのに、その匂いがお部屋につくのがイヤで、カーテンとかソファーとかベッドカバーとか空中とかに、最低でも1日に2〜3回は、ファブリーズをシューシューと噴射しまくってる‥‥とは言っても、詰め替え用が、安くても350円くらいするから、金ちゃんラーメン10個ぶんにも匹敵する高額商品で、あたし的にはゼイタク品の部類に入る。それに、食料みたいに、コレが無いと生きて行けないってホドの必需品じゃないから、いつでも絶対にファブリーズを常備してるワケじゃなくて、ある時にはあるけど、無い時には無い‥‥って、当たり前じゃん(笑)

それで、しばらく前に、容器の底にほんのちょっとだけ残ってた最後の最後の最後のぶんを噴射をしちゃって、それから、1週間以上もファブリーズの無い生活が続いてた。スーパーに寄ったりするたびに、一応はファブリーズの詰め替え用をチェキするんだけど、395円だったり、375円だったりして、別にそれくらいのお金が無いワケじゃないんだけど、やっぱり、どうしても手が出なかった。なんでかって言うと、「新党きっこ」のマニフェストには、「ファブリーズの詰め替え用は350円以下の時に買う」って書いてあるからだ‥‥なんて言ってみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、1週間以上もファブってなかったんだけど、だからって、お部屋の匂いはぜんぜん気にならなかった。結局、タバコを吸うって言っても、朝に1本、夜に1〜2本くらいだし、その時は窓を開けるし、お洗濯は1回しかしなかったし‥‥って言うか、あたしの場合、お部屋が匂うからファブるんじゃなくて、匂う前に予防としてファブることにしてたから、ファブったことによって匂いが消えたって言うんじゃなかった

ちなみに、「ファブリーズ」って言う名詞の動詞形、「ファブる」ってのは、口語の場合には、「ファブっちゃった」なんて使い方もできるけど、文語の場合には、きちんとした文法がある。文語の場合は「下二段活用」になるので、「れ、れ、る、るる、るれ、れよ」、つまり、未然形と連用形が「ファブれ」、終止形が「ファブる」、連体形が「ファブるる」、已然形が「ファブるれ」、命令形が「ファブれよ」となる。だから、「ファブリーズをする人」って場合は、「ファブる人」じゃなくて「ファブるる人」って書かなくちゃならない。

これは、良く間違える人がいるんだけど、「流る」や「溢る」なんかと同じで、「流る水」や「溢る水」って書くと間違いで、正しくは、「流るる水」や「溢るる水」って書く。だけど、「走る」や「光る」などは四段活用だから、終止形と連体形が同じ形になり、「走る犬」「光る石」で正しくて、「走るる犬」「光るる石」だと間違いになる。この辺をチョロっと覚えとくと、中学生は古文で役に立つだろう‥‥って言っても、サスガに中学生は「きっこの日記」を読んでないか(笑)

‥‥そんなワケで、おととい、川崎にお仕事に行った帰りに、マツキヨっぽい安売りのドラッグストアを覗いてみたら、ファブリーズの詰め替え用が315円だった。「こりゃあ安い!」ってことで、思い切って3個買おうか、それとも1個だけにしとくか、小さいきっこたちと相談した結果、真ん中をとって2個買うことにした。

ファブリーズには、普通の無臭のヤツと、あとから売り出された香りつきのヤツがあるけど、あたしは、無臭のヤツしか買わない。だって、前から不思議に思ってるんだけど、ファブリーズに限らず、他のメーカーの消臭スプレーや消臭剤にもある「香りつき消臭剤」って、どうしても納得できないからだ。どう考えても、「消臭」するためのものに「香り」をつけるのって、絶対に矛盾してると思う。だって、本来なら、同じ液体の中に、この相反する物質が両方入ってたら、その「香り」は、その「消臭効果のある成分」によって、無臭になるはずだ。それなのに、ちゃんと「いい香り」がするってことは、「消臭効果のある成分」が、謳い文句通りには効いてないってことになる。だから、あたしとしては、お部屋に香りをつけるためにファブってるワケじゃなくて、あくまでも消臭と除菌のためにファブってるワケなので、テッテーテキに「無臭のファブリーズ」にこだわってる。

あたしは、香水をつけない日は、ほとんどない。どこにも出かけない日でも、香水をつけることが多い。なんか、いつもの自分の香りがしてないと落ち着かないからだ。基本的には、シャネルのアリュールだけど、あと、着るものによって、サンローランのベビードールとランコムのミラクも良く使うし、最近では、ゴーストのサマームーンも使ってる。そして、お香とかアロマキャンドルとかも好きなので、良く、「白檀(びゃくだん)」や「伽羅(きゃら)」のお香を焚いたりしてる。だから、自分が色々と香水をつけてて、お部屋にはお香を焚いてて、それなのに消臭のためのファブリーズを噴射しまくってることに、ふと、疑問を感じることがある。

だけど、隣りのお部屋に湿った洗濯物を干してるのに、こっちのお部屋でお香を焚いたりすると、なんか洗濯物にお香の香りが移るような気がして、それがイヤなのだ。好きなお香の香りなんだけど、着るものにつくのはイヤなワケで、こんな時に、洗濯物にファブリーズを軽く噴射しとくと、気分的に安心できるってワケだ。もっと変な例をあげると、自分の体はアリュールの香りがしてないと落ち着かないのに、自分が座ってるソファーに香水の香りが移るのはイヤなので、ソファーにもファブリーズを噴射しちゃう。

あたしの場合は、ついこの前、詰め替え用を入れたばかりのファブリーズが、知らないうちにカラになってて、「え?もう無いの?」ってパターンが多い。それで、インターネットで調べてみたら、普通のファブリーズ(370ml)の2倍以上の量が入ってるアメリカ版ファブリーズ(800ml)と、それよりも、さらに大きいニポン製の業務用ファブリーズ(890ml)があることを知った。値段は、扱ってるサイトショップによって色々なんだけど、あたしが見た中で一番安かったとこが、アメリカ版ファブリーズが630円、業務用ファブリーズが1000円だった。だから、この値段だけ見ると、アメリカ版ファブリーズのほうがダンゼンお得ってことになる。

それに、ニポン製の業務用ファブリーズは、普通のファブリーズの容器をそのまま大きくしただけのデザインなんだけど、アメリカ版ファブリーズは、アシンメトリーの流線型で、なんかすごくカッコイイ。それで、値段的にも、ニポンの詰め替え用を買うよりも安いんだから、言うこと無しだ‥‥って思ったのもトコノマ、この630円のアメリカ版ファブリーズを買うためには、全国一律1000円の送料が掛かるんだと!(笑)

‥‥そんなワケで、いくら安いとは言え、630円のものを買うのに1000円の送料が掛かるなんて、こんなデタラメな話はない。もちろん、何十個もまとめて買えば、1個あたりの送料はワズカになるんだろうけど、普通に考えたら、いくらマトメ買いをするって言ったって、2個か3個がイイトコだろう。だから、結局のところ、多少は高いと感じても、街のドラッグストアで詰め替え用を買うしかないワケで、あと、あたしにできることと言ったら、今まで3回噴射してたとこを2回にするとか、できるだけ節約して使うしかない。何しろ、これからのニポンは、年収800万円以下の国民だけを狙い撃ちにした増税に次ぐ増税で、ファブリーズの詰め替え用どころか、赤ちゃんの粉ミルクも買えない時代を向かえちゃったんだから‥‥なんて思う今日この頃なのだ。

|

« ビーチパーリー | トップページ | IQの低い人たちが選んだ道 »