たった一度の人生だから
村上ファン怒による阪神電鉄株の買占めは、当初は「純粋な投資です」「経営には口出しをしません」なんて言ってたけど、ついに本性をムキ出しにした。村上世彰は、自分が過半数の株を手に入れた段階で、阪神側がポイズンピルや第三者ナントカ割り当てだのの対抗策を発動した場合には、現在の役員たちを全員ソッコーで「クビにする」と公言したのだ。そして、TBSの乗っ取りを企てている楽天の三木谷も、裏では村上ファン怒と手を組み、水面下では横浜ベイスターズの売却先まで探してる始末で、ニポンのプロ野球界は、守銭奴たちの手によってメチャクチャにされて行く。
だけど、こう言った企業の乗っ取りって、法律には触れない上に、麻生太郎みたいな時代錯誤のアホ大臣とかが、どんどん乗っ取るように奨励しちゃってるから始末が悪い。でも、麻生太郎の悪口を書くと、ベッタリと癒着してるバックの暴力団が恐いから、あんまり書くワケには行かない。で、サラッと流すけど、こう言った守銭奴どもの悪質極まりない乗っ取りと違って、前にも書いたけど、F1チームのレッドブルが、経営不振だったミナルディを買収したのは、ホントに素晴らしいことだ。
F1のシートは1チーム2つ、つまり、2チームを所有すれば4つのシートが手に入るワケだけど、レッドブルの素晴らしいとこは、莫大な年棒のドライバーをヨソから引っぱって来るって言う「読売ジャイアンツ方式」じゃなくて、自分のとこで新人ドライバーを育てて、F1のシートに座らせようって言う姿勢だ。そのため、シートの数が増えれば、それだけF1にデビューできる新人の数も増えるってことだし、新人たちのやる気も違って来る。そして、何よりも素晴らしいのは、こう言ったレッドブルの姿勢ってのが、自分のチームのことだけじゃなくて、F1界の将来の発展を考えてのことだって点だ。ここが、私利私欲のためだけに企業を乗っ取り続ける守銭奴たちとは大きく違う点で、村上ファン怒や楽天をはじめ、暴力団のフロント企業として悪名高いライブドアなどのハイエナどもは、間違っても、莫大な予算が掛かる上に見返りが少ないF1チームを買収しようとは思わないだろう‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、新人育成に関してはホントに素晴らしいレッドブルだけど、そのレッドブルの新人チーム「トロロッソ」が、11月のイタリアでのテストで、イギリスの女性ドライバー、キャサリン・レッグ(25)を起用することが報じられた。キャサリン・レッグは、10才からカートレースを始め、20才の時からはイギリスのフォーミュラーシリーズに参戦してるドライバーで、今シーズンは、アメリカのトヨタ・アトランティック・チャンピオンシップで、新人ながら、12戦に参戦して3勝を挙げている。
このテストに参加するってことは、当然、F1へとステップアップするための焼豚麺‥‥じゃなくて、昇竜拳‥‥じゃなくて、登竜門ってことで、キャサリン・レッグ自身、ふだんから「F1に参戦するのが夢です」って言ってるそうだから、夢に向かっての第一歩ってことになる。そして、レッドブルも、この「トロロッソ」の育成ドライバーの中から来シーズンのF1ドライバーを決める方針だって言ってるから、11月のテストで、キャサリン・レッグが好成績を出せば、来シーズンには、ミナルディのマシンを駆る女性ドライバーの姿を観られる可能性もある。
F1における女性ドライバーって言うと、一番最近だと、1992年にブラバムに乗ったジョバンニ・アマティがいるけど、アマティの場合は、もともとは中谷明彦が乗る予定だったのに、中谷がライセンスの発給問題で乗れなくなっちゃって、その代わりに急きょ決められただけだった。その上、腕を認められて選ばれたんじゃなくて、女性だって言う話題性と、彼女がお金やスポンサーを持ってたから選ばれただけで、まっすぐに走ることもできずに、スピンして予選も突破できなかった。もっと昔には、レッラ・ロンバルディアってドライバーがいたそうだけど、すごく昔のことみたいで、あたしは知らない。
F1以外なら、アメリカのインディでがんばってるダニカ・パトリックがいるし、ニポンだと、レースクイーンからドライバーに転身して、今シーズンはイギリスのF3にフル参戦してる井原慶子がいる。井原慶子が所属してるチーム、カーリン・モータースポーツは、以前、タクマが所属してて、ここでF3のシリーズ・チャンピオンになり、F1へとステップアップしたことでもオナジミの名門チームだ。井原慶子も、いつかはF1って思ってがんばってるんだろうけど、今シーズンの成績はボロボロで、予選で敗退したレースもいくつかあるし、何とか決勝に出られても完走がやっとって感じで、ちょうど、今シーズンのタクマみたいな感じだ。だから、今のままだと、F1へ上がるのはリトル無理だろう。
井原慶子と言えば、今年の夏に、吉田栄作とさまぁ〜ずの三村と一緒にお酒を飲みながらトークする日本テレビの番組にゲストで出てたけど、話を聞いて、すごくステキな女性だなって思った。だから、何とかがんばって欲しいんだけど、あたしと同じ三十路で、F3に乗ってるってだけでもギリギリっぽい感じなので、夢はあきらめないで欲しいけど、F1はちょっと遠すぎるように思う。だけど、せめて、F3で表彰台の一番高いとこに立って欲しい。
井原慶子の場合は、元レースクイーンなんだから、そこらの女性よりも美しくて、スタイルも良くて、普通なら何もしなくても、その美しさだけで十分に食べて行けるだろう。それに、その美貌を利用して、お金持ちと結婚する道だってあったハズだ。それなのに、20代のすべてをレースに捧げて、気がついたら三十路だなんて、なんてワンダホーなんだろう。男の顔色ばっかりうかがって、男のために外見だけを磨き続けるバカ女たちと比べると、月とスッピンの素晴らしさだ。でも、女性が男なんかに頼らないで、自分の力で夢を追いかけるのって素晴らしいことだけど、そう言う女性の中には、自分が男にモテないことの言い訳として、夢を追いかけてるフリをしてる人もいる。ブームに乗せられて、貯金をはたいて起業してみたのもトコノマ、借金を抱えて夜逃げしたバカ女とかって、たいていはこのタイプだ。
男性の場合の結婚て、30代どころか、40代、50代で成功して、若くてキレイな女性と結婚するってパターンがあるから、若いうちから結婚に対してガツガツしなくても、のんびりと自分の人生を歩くことができる。だけど、女性の場合は、20代のうちに結婚しないと、もう「売れ残り」ってふうに見られる。だからって、男性みたいに、40代、50代まで仕事一筋でがんばって、ある程度の成功をおさめたとしても、まさか、財産目当ての20代の若い男性と結婚するワケには行かないだろう。つまり、仕事で成功してお金持ちになった中年男性ってのは、その財産も、その男性の魅力のひとつって感じになるんだけど、女性の場合は、あくまでも財産は財産であって、その女性自身の魅力にはならないのだ。ようするに、お金持ちの中年女性に近づいて来る男なんて、100%お金だけが目的で、ホントは若くてバカな女が好きなのだ。
だから、若いころは結婚のことなんか考えずに、自分の夢のためだけにがんばった男性が、40代、50代になってその夢を実現した時に、ふと結婚したいなって思えば、それなりの幸せな結婚ができる可能性が残されてるワケだけど、残念ながら、女性には、このパターンはアリエナイザーなのだ。百歩ゆずって、お金目当ての若い男を何人か囲うのがセキの山で、ホントの愛なんて望めない。だから、女性が夢を追いかけるのなら、幸せな結婚はあきらめなくちゃならない。もちろん、例外はあるだろうけど、ニポンの男性たちの意識が現在のままなら、この国で中年女性が幸せに結婚できる確率は極めて低い。
‥‥そんなワケで、「チャーリーズ・エンジェル」の公開以来、和製キャメロン・ディアスって呼ばれ続けてるあたしとしては、11月に公開されるキャメロン・ディアス主演の新作映画、「イン・ハー・シューズ」が、今から待ち遠しい。この映画は、全米でベストセラーになったジェニファー・ウェイナーの同名小説を映画化したもので、これから三十路を迎える女性や、すでに三十路を迎えた女性に、ゼヒ観て欲しい映画だ‥‥って言っても、あたしも当然まだ観てないので、何とも言えないけど、ジェニファー・ウェイナーの小説は、1作目の「グッド・イン・ベッド」も2作目の「イン・ハー・シューズ」も両方ともすごく良かったから、映画にも期待してる。特に、この「イン・ハー・シューズ」は、ホントに感動したし、色んなことを気づかせてくれた。内容を書いちゃうと、これから小説を読む人たちにネタバレしちゃうから、具体的なことは書けないけど、正反対の性格をした姉妹が主人公で、色んなことがありながら、最終的に、自分の生きて行く道を見つけるって話だ。
人間は、誰しもがウソの人生を歩いている。どんなに自由に、自分の理想通りに生きてると思ってる人でも、「ホントにそれでいいの?」「あなたの選択は間違ってない?」って自分自身を問い正した時に、心から「イエス!」って答えられる人なんかいないはずだ。どんな人でも、どこかで自分にウソをついてる。そして、そのウソに気づきながら、毎日の生活に流されて、ウソの自分を演じ続けてる。この小説では、「たった一度しかない自分の人生なのに、ホントにこのままでいいの?」って思った主人公が、自分にピッタリ合った靴、つまり、ホントに自分が心から求めている人生を探し出す。簡単に言えば、「自分探し」がテーマだ。だけど、それが、三十路を目前にした女性ってことなので、あたしには、あまりにも良く分かりすぎる出来事や気持ちの動きなどが満載で、他人のこととは思えなかった。
‥‥そんなワケで、この映画では、主人公の姉妹をキャメロン・ディアスとトニ・コレットが演じてるワケで、9月に宣伝のために2人が来日したんだけど、キャメロン・ディアスは、「私にとって、特別な映画です」って言ってた。トニ・コレットは、「彼女達は、知らないうちに自分達が敷いてしまった人生のレールを自らの手で壊して、もっと自然に生きる道を見つけるんです。全てのものを受け入れながら変わっていくことは、とっても難しいことだけど、この映画を観てくれる多くの人の人生に、何らかのヒントを与えることになると思います」って言ってた。だから、あたしは、原作以上の感動を期待をしてるワケで、この映画を観たら触発されちゃって、今からF1ドライバーを目指すことになるかも知れない。そうなったら、元レースクイーンの女性ドライバーよりも、元ヘアメークの女性ドライバーのほうが、話題にはなりそうな気がする今日この頃なのだ(笑)
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