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2005.10.14

今どきのメダパニーマ

dorakue
今どき、ドラクエ8のことなんか書いても、ほとんどの人は忘れちゃってると思うので、思い出してもらえるように書くと、海賊を倒して「光の海図」を手に入れて、レティシアに行ってレティスに頼まれてゲモンを倒して、「神鳥の魂」を手に入れて空を飛べるようになって、三角谷に行ったころ。レベルが35前後で、サヴェッラ大聖堂で魔犬レオパルトと戦う前。だいたい、こんな感じの時をボヤ〜ッて思い出してもらって、さて、この段階で、空が飛べるようになったから、スライムの丘に行けるワケで、ここに行けばメタル系のスライムが色々と出て来るから、レベルアップには最適だ。レティスと戦った時もギリギリだったし、ゲモンと戦った時もヤバかった人は、次の魔犬レオパルトと戦う前に、もうちょっとレベルを上げときたいし、三角谷のお店で売ってる武器や防具も欲しいから、ゴールドも貯めたい。だから、スライムの丘でレベルを上げて、聖地ゴルドでゴールドマンを倒してゴールドを貯めるのが一般的だ。

だけど、あたしの場合は、主人公はブーメランだけでここまで来ちゃったので、ブーメランと勇気のスキルばっかり上げてて、カタナやヤリのスキルはゼロだった。ちいさなメダルで「きせきのつるぎ」はもらったから、普通の敵ならカタナでも倒せるんだけど、相手がメタル系スライムになると、スキルがゼロだとお話にならない。オマケに、ヤンガスのスキルはカマと人情ばっかり上げちゃったし、ゼシカのスキルはムチとお色気ばっかり上げちゃったし、ククールのスキルは弓とカリスマばっかり上げちゃったから、どいつもこいつもメタル系スライムに「かいしんのいちげき」が出せなくて、ダラダラと戦い続けた挙句に、最後に逃げられちゃう。だから、スライムの丘でレベルアップすることが不可能だった‥‥なんてことを思い出す人もいると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしの場合は、スライムの丘でレベルアップできないので、他の方法をとるしかなかった。それで、この時点で行ける場所の中で、いちばん強いヤツラが出る場所って言ったら、三角谷の周辺だった。ここなら、サイクロプスだのバッファロンだのモヒカントだの、それなりにポイントの高いのが出て来るから、5〜6匹のグループを倒せば1000ポイント以上になる。それで、海辺の教会にタダで泊まって、三角谷にルーラして、錬金窯に「やくそう」を2個入れて、そこらをウロウロしながらモンスターを倒して、チーンって音がして「上やくそう」が出来上がったら、また錬金窯に「やくそう」を2個入れて、モンスターを倒して、全員のMPが残り少なくなったら、とりあえずベルガラックにルーラして、武器屋に行って「上やくそう」をぜんぶ売って、それから宿屋の1階にある銀行に寄って、お金をぜんぶ預金して、外に出て、海辺の教会にルーラして、タダで泊ってから教会で「冒険の書」に記録して、また三角谷にルーラして‥‥ってことをエンエンと繰り返してた。

それで、最初のうちは、明るいうちに三角谷から戻って来てたんだけど、だんだんに戦い方に慣れて来たら、1回のルーラで夜まで戦えるようになった。でも、そうなると、夜は別のモンスターが出て来るから、また戦い方が変わって来る。それで、まだ夜のモンスターとの戦いに慣れてなかったころ、ダイス・ド・デビルが3匹に、バッファロンが1匹に、ゲロンガーが5匹って言うパーティーが出て来た。ダイス・ド・デビルは大したことないけど、バッファロンはケッコー強いし、ゲロンガーはやっかいだ。特にゲロンガーは、1回攻撃すると、後ろ向きに立ち上がり、背中の顔から「こおりつく息」だの「やけつく息」だのを出すから、始末が悪い。だから、中途半端な攻撃はしないで、一発で仕留めたい。

だけど、レベル35前後だと、普通にブーメランを投げてもぜんぜんダメだから、ためて、ためて、ためて、最低でもテンションを50にした上に、ゼシカにバイキルトをかけてもらって、それでようやく一網打尽に出来るって感じだった。だから、1ターン目は、主人公は「ためる」、ヤンガスもバッファロン狙いで「ためる」、ゼシカはスクルト効果のあるルーンスタッフを使うか、主人公かヤンガスのどっちかにバイキルトをかけて、ククールはスクルト。2ターン目も、主人公とヤンガスは「ためる」、ゼシカはバイキルト、ククールはスクルト。それで、3ターン目になって、初めて攻撃できるって感じだった。でも、これが一番ダメージが少ないし、一気に倒した時の快感も味わえるから、しばらくこの戦い方をしてた。

でも、とにかく相手の数が多いから、1回の戦いに時間が掛かっちゃって、だんだんメンドクサクなって来た。それで、ちょっと違う戦い方をしてみようと思って、ゼシカの「ラリホーマ」で眠らせられるかやってみようと思ったんだけど、ゼシカにはバイキルトの役目があったから、手が空いてるのはククールしかいなかった。それで、ククールは何かできないかと思って魔法のウインドウを見てみたら、「メダパニーマ」ってのがあった。これは、相手1グループを混乱させる魔法だって言うので、それまで1回も使ったことがなかったんだけど、試しに使ってみることにした。

それで、さっきと同じようなパーティーの時に、一番やっかいなゲロンガーのグループに対して、この「メダパニーマ」をかけてみた。そしたら、5匹のうちの2匹を混乱させることができた。それで、そこそこ効果があったな〜なんて思ってたのもトコノマ、混乱したゲロンガーAがゲロンガーBを攻撃し、混乱したゲロンガーCがゲロンガーDを攻撃して、攻撃されたゲロンガーBとゲロンガーDはクルッと後ろ向きになって2本足で立ち上がった。そして、ゲロンガーBはこっちに向かって「こおりつく息」を吐きやがって、全員が50前後の大被害。その上、ゲロンガーDは「やけつく息」を吐きやがって、主人公とククールはヒョイとよけたんだけど、ヤンガスとゼシカは体が痺れて動けなくなっちゃった。せっかくテンション20まで上げたヤンガスが動けなくなった上に、ゼシカも動けないから、バイキルトも使えない。

それで、結局、主人公にギガデインを使わせたり、ククールに回復魔法まで使わせて何とか必死に倒したんだけど、完全にハレホレ状態だった。ゲロンガーは一撃で倒さないとやっかいだから、そのためにわざわざ時間をかけてテンションを上げてたのに、逆効果のヘッポコ魔法なんか使っちゃったから、ゲロンガーの同士討ちでこっちに被害が来るなんて、そんなとこまで考えてなかった。もちろん、一度で懲りたから、もう二度と「メダパニーマ」は使ってないけど、「あしたまにあ〜な」とか「てじな〜にゃ」とかを聞くたびに、この最悪魔法「メダパニーマ」を思い出すようになった。

‥‥そんなワケで、もうちょっと前の段階で、呪われしゼシカを倒してから、魔犬レオパルトを追って雪国に行った時のことだ。国境の長いトンネルを抜けると雪国であった‥‥なんて、川端康成みたいな展開だと思ったのサトウタクマ、突然のナダレに巻き込まれて、メディばあさんのとこの犬に助けられる。それから色々とあって、メディばあさんが魔犬レオパルトに殺されちゃうシーンでは、ゲームとは言え、涙を流した人も多いことだろう。そして、このカタキはきっと討ってやる!‥‥なんて思った人もいるだろう。

そんな思い出もチラホラと折り込みつつ、ナダレで気を失ってた主人公がメディばあさんの家で目を覚ました時、犬が部屋から出て行く時に、シッポでドアを閉めてくとこに、あたしは感動しまくった。まるで「魔女の宅急便」の中で、ジジが猫のぬいぐるみの身代わりになってたとこの犬みたいで、ゲームなのに宮崎アニメのレベルじゃん!って感動したもんだ。そして、メディばあさんのとこからオークニスの町に行って、それからメディばあさんの息子のグラッドを探しに薬草園の洞窟に行く。この辺は、やった人ならみんな思い出しただろう。それで、洞窟に入ると、樹氷の竜とかダースウルフェンとかマヒャドフライとか意外と強いモンスターが色々と出て来て、ケッコー苦労したはずだ。そんな中に、あたしが、冷たいビックルを一気飲みしちゃったモンスターがいる。それが、アイスビックルだ(笑)

‥‥そんなワケで、何で今ごろドラクエ8なんかの話を書いてるのか‥‥って言うか、それ以前に、なんでこんなに良く覚えてるのか‥‥って言うと、実は、今年の夏から、またドラクエ8をやり始めてるのだ。とは言っても、ぜんぜん時間が無いから、2〜3日に1回、30分とか1時間とかのペースでちょっとずつやってて、3ヶ月かかって、ようやくレベル35になって、もうちょっとしたら、サヴェッラ大聖堂に魔犬レオパルトを倒しに行くとこなのだ。だから、この日記の最初の部分では過去形っぽく書いてたけど、ホントは現在進行形ってことになる。1年前にやった時は、序盤の主人公のスキルはカタナをメインに上げてたから、スライムの丘でレベルアップができたんだけど、今回は2回目なので、前とは違った育て方をしようと思って、ブーメランと勇気ばっかり上げてたら、こんなアリサマになっちゃった。だから、「お金の掛からないヒソカな楽しみ」として始めたはずの2回目のドラクエ8が、「イライラするヒソカな苦しみ」に変わりつつある今日この頃なのだ(笑)


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