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2005.10.28

チョコQトレーダーの憂鬱

chokoQ
ペプシコーラの500のペットボトルについてるガンダムのフィギアって、中の見えない袋に入ってて、希少価値のあるシークレットもあった。これって、あたし的には、別に何の問題も無いことだと思うし、ペプシのガンダムに限らず、この手のオマケって、今までに数え切れないほどあった。いわゆる「食玩」って呼ばれてるものは、みんなコレと同じだろう。だけど、昨日の読売新聞によると、公正取引委員会が、こう言った希少価値のあるシークレットは、もはや「景品」じゃなくて「懸賞品」にあたるって判断して、ペプシコーラに改善するように指導したって書いてあった。それで、ペプシコーラは、その対応として、9月から中が見える透明な袋にしたんだそうだ。でも、そしたら、みんなシークレットだけを探して買うようになると思うし、それ以前に、中身が見えちゃったらシークレットじゃなくなっちゃうと思うんだけど、その辺のとこはどうなんだろうか?

あたしは、ガンダムには興味無いし、いい年こいた大人がガンダムとかに夢中になってるのを見ると、赤のザク‥‥じゃなくて、赤の他人のこととは言え、その人の将来が心配になって来る。たった一度の人生なのに、こんなくだらないロボットのオモチャなんかで遊んでるなんて‥‥って言うと、すぐにムキになって、「ロボットじゃなくてモビルスーツです!」とかって言われちゃうんだよな、ヲタクって細かいことにうるさいから。だけど、中に人間が乗って操縦するんだから、マジンガーZとかゲッターロボとかと同じで、やっぱ、ロボットじゃん。第一、あんなもんを「スーツ」だって言い張るんなら、ガンダムを着て満員電車に乗って会社に出勤してみろってんだ!(笑)

‥‥なんてことはどうでも良くて、あたしは、全国ホニャララ万人のガンダムヲタクを敵に回すつもりもないし、ただ単に、今日の日記はネタが薄いから、文章を長くするために書いてみただけだ。あたし的には、ガンダムがロボットだろうがモビルスーツだろうがガラクタだろうが関係無いし、この手のアニメはそれなりには見てたけど、絵もヘタクソだし、ストーリーも子供騙しなので、とても夢中にはなれなかった。それ以前に、あたしは、人間が操縦するロボットって、ブッシュに操縦されてるコイズミや、そのコイズミに操縦されてるバカ議員どもと同じように感じるから、あんまり好きになれない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしが好きなのは、人間に操縦されるロボットやモビルスーツじゃなくて、自分の意思で動くロボットやサイボーグだ。そして、あたしは、人間よりも動物が好きだし、動物の中なら何よりも猫が好きなので、猫のロボットやサイボーグが一番好きってことになる。で、あたしは、「ドラえもん」と「サイボーグ・クロちゃん」が大好きなワケだけど、特に「サイボーグ・クロちゃん」に関しては、単行本も11巻まで全部持ってるし、テレビアニメは1話からすべて録画して持ってるし、フィギアもいっぱい持ってるし、フィギアの改造パーツを入れとくための専用ボックスも持ってるし、ガトリング砲のバネをチューニングして弾の威力をパワーアップしてるし、CDも持ってるし、カセット付の絵本も持ってるし、かつてはサイボーグ・クロちゃんのパチンコ台があった経堂のパチンコ屋さんまでわざわざバスと電車を乗り継いで打ちに行ったこともあるし、さらには、コミックボンボンのイベントに行ってクロちゃんの着ぐるみと一緒に写真を撮ってもらったこともある。

つまり、あたしは、ガンダムヲタクとやってることは似たようなもんで、ガンダムヲタクのことなんか何も言えない立場にあるし、だいたいからして、マンガの中でクロちゃんのことを師匠と仰いでる鈴木先生、通称ジムニー鈴木は、根っからのガンダムヲタクって設定だし、その他のシーンにもガンダムを見てなかったら分らないギャグとかも出て来る。そして、そのバックボーンは、作者の横内なおきがコアなガンダムヲタクってことなんだから、ガンダムヲタクを否定するってことは、あたしの好きな「サイボーグ・クロちゃん」の作者を否定するってことで、煎じ詰めれば、サイボーグ・クロちゃん自体をも否定することになりかねない。だから、あたしは、どんなにアホらしいと思ってても、表向きだけはガンダム肯定派のフリをしとこうと思う‥‥って、もう遅いか(笑)

まあ、いくらガンダムがアホらしいと思ってても、エヴァンゲリオンよりはマシだと思ってるから、そこだけは理解して欲しい‥‥なんてイイワケしたら、ガンダムヲタクだけじゃなく、エヴァンゲリオンヲタクまで敵に回しちゃって、明日の朝になったら、あたしのマンションをダンボールのモビルスーツを着たヲタクどもが包囲してたりして‥‥って言うと、今度はエヴァンゲリオンヲタクがムキになって、「モビルスーツじゃなくてロボットです!」とかって言われちゃうんだよな、何しろ、ヲタクって細かいことにうるさいから(笑)

‥‥そんなワケで、あたしも、サイボーグ・クロちゃんに関したら、きっとヲタクの部類に入ると思うので、他人のことをアレコレ言える立場じゃないのに、何でこんなにアレコレ言ったのかって言うと、最初に書いたように、内容の無い文章を長くするために書いてるだけだ。それで、そろそろこの辺から本題に入れば、いつもの長さにまとまりそうなので、話を最初に戻すけど、ペプシコーラは、公正取引委員会の指導に従って、オマケのガンダムが入ってる袋を透明なものにしたらしい‥‥ってことは、他の食玩も、みんなアト追いするんだろうか?

公正取引委員会が、ペプシコーラに対して指導したのは、「景品の中に希少価値のあるシークレットが含まれている」ってことから「それは景品ではなく懸賞品にあたる」って判断したからだ。そして、ペプシコーラ側は、中の見える袋にすることによって、問題のシークレットを「ラッキーな人に当たる懸賞品」から「誰でももらえる景品」へと変えて対応したワケだ。でも、それなら、誰でもがシークレット欲しさに買ってる「チョコQ」をはじめとした食玩は、みんな中身が見えるようにしなくちゃならないような気がするんだけど、そうでもないのかな? もしかすると、ペプシコーラのオマケのガンダムとかは、主体はペプシコーラで、ガンダムはあくまでもオマケだから問題になるワケで、チョコQとかの食玩てのは、「食品付玩具」って言葉からも分かるように、主体はフィギアのほうで、チョコがオマケになるから、問題にならないのかな?

そうだとしたら、「タイムスリップグリコ」はどうなるんだろう? グリコの場合は、チョコQとかとは違って、主体はキャラメルで、フィギアはあくまでもオマケだと思う。だって、何十年も前から「グリコのオマケ」って言葉があるんだから。つまり、タイムスリップグリコの場合は、ペプシコーラにガンダムがついてるのと同じことだから、そのオマケの中に希少価値のあるシークレットが含まれてれば、それは「懸賞品」にあたるから、公正取引委員会的に言えば、どんなオマケが入ってるのか外から見えるような箱にしないとダメってことになる。

まあ、あたしは公正取引委員会じゃないんで、その辺のビミョーな部分は分かんないけど、少なくともペプシコーラとかの飲み物についてるフィギアは、これからはすべて中身が見える袋にしなくちゃならないワケだ。そうなれば、あたしのイライラの原因のひとつ、コンビニの飲み物の棚のトビラを開けっぱなしにして、飲み物についてる袋を1個1個、指でモミモミして、欲しいフィギアを探してる世界一うっとうしいヲタクがいなくなってくれそうだから、あたし的には嬉しい。あいつらを見るたびに、後ろから蹴飛ばしたくなるからだ。

‥‥そんなワケで、あたしの好きなチョコQは、すごく久しぶりに「ペットアニマル」のシリーズが出たんだけど、前回の第4弾から、なんと2年ぶりの発売だ。前回は、シークレットが「福猫」で、あたしは黒い福猫が欲しかったんだけど、その夢は叶わず、何とか当たったのは三毛の福猫だった。で、今回の第5弾は、なんとも楽しい「カラーひよこ」がシークレットだ。昔、お祭りの夜店とかで売られてたってウワサの着色したひよこで、「山吹色&黄緑」「紫色&黄色」「水色&桃色」の3色がある。

あたしは、ペットアニマルシリーズよりも、ニポンの動物シリーズのほうが好きなんだけど、どっちのシリーズでも、新シリーズが出ればとにかく1個は買ってみる。それで、中に入ってる一覧表を見て、そのシリーズを「買い」で行くかどうかを決める。今回は、猫がオリエンタルショートヘアーとブリティッシュショートヘアーの2種、犬がフレンチブルドッグとドーベルマンとジャック・ラッセル・テリアの3種だ。ちなみに、聞きなれないジャック・ラッセル・テリアってのは、映画「マスク」で、マスクをかぶって暴れてた犬だ。それから、ミニブタ、ジャービルって言うネズミ、フレミッシュ・ジャイアントって言うウサギ、ポリプテルス・エンドリケリーって言う古代魚の観賞魚、あとは、幼生後期のツノガエル、エボシカメレオンが、すべて2色ずつで、ハルクインコンゴウインコだけが1色で、全部で23種。これに、シークレットのカラーひよこが3種プラスされて、全ラインナップになる。

このラインナップを見ると、あたしの触手は動かない。好きな猫は2種類とも可愛くないし、犬も前回のミニチュアダックスとかは可愛かったけど、今回のブルドックとかドーベルマンとかは可愛くない。それから、あたしの好きなお魚も、変なのが1種類しか入ってない。前回は、シークレットが福猫だっただけじゃなく、通常のラインナップの中にも欲しいのが色々とあったから、タマに買ったりしてたけど、今回はシークレットのカラーひよこ以外は、コレと言って欲しいものがない。その上、あるスジからの裏情報によると、今回はシークレットが出にくくなってて、ガンガン大人買いしても、なかなか出ないらしい。だから、あたしの方向は、「買い」とはならなかった。だから、発売日の24日に1個だけ買って、白黒のミニブタが出たんだけど、これ1個でいいや‥‥って感じだった。

それにしても、不思議なのは、こう言う食玩のフィギアを売買して儲けてるプロたちって、いったいどんなルートで入手してるんだろう? だって、今回のチョコQのペットアニマル5弾も、発売日当日の朝に、シークレットを含めた全26種が売りに出てたのだ。普通のフィギアは200円〜400円くらいで、シークレットのカラーひよこは3500円だった。まあ、チョコQは150円だから、一番安いフィギアでも200円で売れるんなら、売買のルートさえ確保してれば、発売日の早朝にコンビニをハシゴして、ありったけのチョコQを買い占めても、絶対に元手以上にはなるワケだ。だけど、今回のシークレットは、数千個に1個って言われてるから、それを3色全部そろえたってことは、いったい何千個買ったんだろう?

‥‥そんなワケで、あたしみたいに、1個とか2個とかをタマに買って楽しんでる一般人は、株で言えば、少ない元手で一喜一憂してる個人トレーダーみたいなもんで、お金の力にモノを言わせて、何千個、何万個と買占め、市場を荒らしてる食玩のプロたちは、村上ファン怒みたいなもんだろう。そう言えば、実際の村上ファン怒のほうは、とっくにダイナシティ株を売り抜けして、たった数日で莫大な利益を上げたみたいだけど、同時期に、ナントカケーブルって会社の株でも億単位の利益を上げてるから、結局は、そう言ったシワヨセは、チョコQを1個ずつ買ってるような一般人のとこに来るんだろうな‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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