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2005.11.11

変態ラーメン激戦区

iwamoto1
あたしは、サッカー観戦よりも野球観戦のほうが100万倍も好きだし、ラーメンよりもおそばのほうが100万倍も好きだ。だから、「サッカー観戦のあとにラーメンを食べに行く」って言うデートに誘われたら、相手が福山雅治であっても、あたしは断る‥‥わきゃないけど、とりあえずサッカーはガマンして観戦するとしても、そのあとのラーメンだけはカンベンしてもらって、何とかおそばに代えてもらいたいと思う。別に、おそばにこだわるワケじゃなくて、とにかくラーメン以外なら、ファミレスでもマックでも何でもいい。何でかって言うと、あたしはそれほどラーメンが好きじゃないのにも関わらず、お金が無いから、35円の金ちゃんラーメンを年間に100食くらい食べてるのだ。だから、もうそれだけで、限界を遥かに超えている。

だから、あたしは、いくら「すごく美味しいお店」とか「評判のお店」とか「行列のできるお店」とか「テレビや雑誌で紹介されたお店」とか言われても、ラーメン屋さんにだけはあんまり行きたくない。それに、あたしは、どんなに美味しいって言われてるラーメン屋さんのラーメンよりも、サッポロ一番の塩ラーメンにキャベツをいっぱい入れたののほうがダンゼン美味しいと思ってるし、第一、ラーメンなんかに500円も600円も払うなんてバカらしいと思ってるからだ。

だって、そこらの定食屋さんに行けば、焼き魚と煮物とお新香にご飯とお味噌汁が付いて500円くらいで食べられるし、あたしがタマに行く定食屋さんは、定食の他に単品売りもしてて、ご飯が100円、お味噌汁が50円、お新香が30円、サンマの塩焼きが150円、ほうれん草のゴマ和えが100円、肉ジャガが150円って感じになってるから、300円もあれば大満足できる。それに、テレビ局の社食に行けば、もっと豪華なものが食べられる。大体からして、ラーメンなんてのは、安くて手軽に食べられるものであって、何時間も行列に並んだり、500円も600円も払って食べるようなもんじゃない‥‥なんて書くとラーメンヲタクからブーイングを受けそうだけど、今日の日記のネタが「人気ラーメン屋の店主の犯罪」についてなので、こんな感じのマクラになっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、数ある犯罪の中でも、イメージが悪いものと言えば、やっぱり「性犯罪」だ。で、今日のネタだけど、人気ラーメン店の店主が、有名ファーストフード店やファミリーレストランの本部社員に成りすまして、それらのお店でアルバイトをしている女子高生など約1000人に電話をかけ、「店のアルバイト女性が感染症で入院した。あなたも診断が必要だ。医者に画像を送るので、指示する体の部位を携帯電話で撮影して送ってくれ」って言って、胸や下半身のアップの画像を自分のケータイに送らせてたって言う、マトモな神経じゃ考えられない犯罪だ。そして、このニセ電話を受けた約1000人のうち、30人ほどの女性が騙されてしまい、言われたままに自分の裸の画像を送ってしまったそうだ。

このとんでもない変態野郎は、ラーメン激戦区って言われてる池袋で、「麺場 七人の侍」って言う、有名な映画のタイトルをパクッた店名のラーメン屋の店主、岩本正道(38)って男で、なんと5年ほど前にも、同じような手口の性犯罪で逮捕されて有罪判決を受けていたのだ。ようするに、まったく懲りてない根っからの変質者ってワケで、どんなラーメンを作ってたのか知らないけど、変態行為を繰り返してる薄汚い手で、ダシを取ったり麺を茹でたり具をトッピングしてたってワケだ。

それにしても、1000人に電話するって、電話代もサルコトながら、その執念に異常さを感じる。それも、「あ、もしもし」ってだけの電話でも、1000人にかけるとなればものすごい労力だろうに、「あ、もしもし、○○さんですか?私はホニャララドナルドの営業本部のホニャララ課のホニャララと申しますけれど、実はですね、○○さんと同じホニャララ駅前店で働いていた女性が感染症にかかり、入院してしまいました。そのため、本部でアルバイト全員の健康診断を実施することになりまして、それにともなって、担当医に胸と下半身の写真を送ることになりましたので、○○さんにもケータイで自分の局部の写真を撮っていただいて、これから申し上げるアドレスへ送信して欲しいのです。アドレスは、ホニャララのホニャララのアットマーク、ホニャララ、ドット、エヌイー、ドット、ジェーピーです。よろしいですか?ホニャララのホニャララのアットマーク、ホニャララ、ドット、エヌイー、ドット、ジェーピーですよ。それでは、明日までにお願いします。」‥‥なんて電話を1000人にかけるなんて、変質者ならではの異常な執念としか言いようがなく、まるで、郵政民営化に対するコイズミの執念と何ら変わらない。

‥‥そんなワケで、この岩本正道って男がどんなヤツかって言うと、1989年に大学を卒業して、人材派遣会社に就職して、13年間、営業を担当して来たんだけど、2001年、34才の時に、本人の弁によると、「ラーメン屋の開業を目指すために、長年勤めて来た会社をスッパリと辞めた」そうだ。それで、ラーメンの麺を専門に作ってる「大成食品株式会社」の社長、鳥居憲夫が経営する「麺彩房」で修行をして、それから、先輩卒業生がひと足先に開業した西葛西の「夢うさぎ」で、麺づくりなどを勉強した。そして、約10ヶ月の修行を終えて、人材派遣会社の退職金を使って、2003年の1月20日、つまり、約3年前に、「麺場 七人の侍」をオープンしたのだ。

だけど、ここで、知能は子供でもベッドでは大人、迷探偵キッコナンとしては、ひとつの疑問にぶつかった。上記のデータは、岩本正道が「麺場 七人の侍」をオープンした当時に、某所から受けたインタビューをモトにしてるんだけど、最初に書いたように、この男は、5年ほど前にも、同じような手口の性犯罪で逮捕されて、有罪判決を受けているのだ。つまり、会社を辞めるちょっと前に逮捕されてるってワケだ。そして、身柄を拘束され、裁判で有罪が確定したんだから、これを会社が知らないってことは考えられない。

ようするに、この変質者は、インタビューには「ラーメン屋の開業を目指すために、長年勤めて来た会社をスッパリと辞めた」なんてカッコイイことを抜かしてるけど、ホントのとこは、在職中に性犯罪を犯して、それが会社にバレてクビになったってワケだ。そして、何とか生活をして行かなくちゃならないから、「世の中はラーメンブームだし、とりあえずラーメン屋でもやってみっか」ってことになったんだろう。こんなレベルの人間だから、最初の1年か2年はマジメに働いてたのかも知れないけど、お店が軌道に乗って来た3年目には、またまた変質者としての本性が現われ始めちゃって、一度、逮捕されてるってのに、懲りずに同じ犯罪を犯しちゃったのだ。

性犯罪を犯して、13年間も勤めて来た会社をクビになったのにも関わらず、今度は、また同じ犯罪を繰り返して、1年近く修行をしてようやくオープンしたラーメン屋も畳むことになるなんて、本物のバカとしか言いようがない。それとも、どうせ、刑法第178条の「準強制わいせつ及び準強姦」て言う軽い犯罪で、「6月以上10年以下の懲役」って言うポテトチップスみたいに軽い罰しかないから、釈放されたら、ナニゴトも無かったかのように、またラーメン屋を続けるんだろうか?

ちなみに、この岩本正道に、イチからラーメンの作り方を指導した鳥居憲夫の会社、「大成食品株式会社」のホームページには、「食べある記隊が行く」と銘打ったコーナーがあって、社長自らが隊長となり、2人のメンバーを連れて全国の有名ラーメン店をレポートしている。そして、1999年10月にスタートしたこの企画は、今年の9月には第40回を迎えている。だけど、バックナンバーを見てみると、2003年3月の「第26回」だけが、キレイサッパリと削除されているのだ。

それで、どうも怪しいと思った迷探偵キッコナンが、別のキーワードからの検索をかけて、残ってたキャッシュを見てみたら、ビンゴ! それは「麺場 七人の侍」の回だった。ようするに、今回の事件によって、この会社のイメージまで悪くなっちゃうことを恐れて、事件が新聞に発表されたその日のうちに、大慌てで過去ログを削除したってワケだ。だけど、キャッシュには全文が残ってたから、あたしはジックリと読ませてもらったんだけど、サスガ、自分の愛弟子のお店だから、どこを切ってもホメ言葉しか書いてなかった。

‥‥そんなワケで、人気ラーメン店の店主による性犯罪って言えば、同じ池袋の人気ラーメン店、「あ・うん」の店主、吽野優(うんのまさる)(34)による7件もの連続強姦、強盗事件を思い出すけど、これは完全に重罪だから、8月7日の2審でも、1審通り、「無期懲役」を言い渡された。とは言っても、「無期」ってのは、死ぬまで刑務所に入れとくってワケじゃなくて、「刑期を決めない」ってだけの話だから、ほぼ100%、15年ほどで出て来ちゃう。だから、オッサンとかなら刑務所の中で寿命を迎えるケースもあるだろうけど、この吽野優の場合は、まだ34才だから、50才前には仮釈放で出て来るし、そしたら、また強姦や強盗を繰り返すかも知れない。

他にも、2004年の5月には、横浜市西区の人気ラーメン店、「吉村家」の店主、吉村実、こと、李用実(52)が、「わいせつビデオ販売目的所持」で逮捕されている。この変態オヤジは、「横浜ラーメン」の考案者として有名だそうで、ラーメンヲタクの間では、「とにかく態度がデカくて口うるさいけど、ラーメンだけは美味しい」ってことらしい。まあ、ラーメンが好きじゃないあたしから見れば、どんなに美味しくたって、こんな性犯罪者どもが薄汚い手で作ったものなんか、お金をもらっても食べたくないけど、ラーメンヲタクにとっては、作る者の人間性よりも、味のほうが大切なんだろうか?

‥‥そんなワケで、あたしなんかが何を言ったところで、性犯罪者が何の臆面も無く堂々と総理大臣をやってるような異常な国なんだから、たかがラーメン屋のオヤジが性犯罪を犯したくらいじゃ、今さらビックルを飲むほどのことでもないのかも知れない。だけど、あたし的には、食べ物を扱う人の性犯罪には、特別な嫌悪感を感じる。それは、ずっと前のことなんだけど、世田谷の経堂と梅が丘ってとこに、すごく有名なお寿司屋さんがあって、そこの板前3人に、あたしの先輩がレイプされたことがあるからだ。それで、その先輩は泣き寝入りしたんだけど、その話だけは学校中に広まっちゃって、結局、先輩はあとちょっとで卒業だったのに、学校にいられなくなって転校して行った。そして、その犯人たちは、何のオトガメも受けずに、今じゃノレン分けをしてもらって、それぞれの地元で平然とお寿司屋さんを経営してるのだ。こんな過去があるから、今回の「麺場 七人の侍」の店主、岩本正道の犯罪も、たとえ軽い犯罪だとしても、あたしは絶対にガマンできない今日この頃なのだ。


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