小嶋と犬山のヘッポコ漫才
テレビ朝日の「報道ステーション」を皮切りに、まるで売れっ子タレント気取りで各局のワイドショーやニュース番組に出まくって、トンチンカンな大嘘をつき続けてるヒューザーの小嶋進だけど、ここまで真実が露呈しちゃってて、もう逃げ道なんか無いって言うのに、いったいどこまで恥をさらし続けるんだろう? 小嶋進と一緒にテレビに出て来るヒューザーマネジメントの代表取締役、ゴージャス松野‥‥じゃなくて、犬山正一は、すべての裏側を知ってたどころが、自分自身も姉歯に対する不正指示に関わってたクセに、デタラメな一覧表みたいなのを持って「謝罪」よりも「イイワケ」に終始してる。とにかく、小嶋進と犬山正一のオトボケコンビが繰り出す大嘘の波状攻撃はとどまることを知らず、ヘタなお笑い芸人を見てるよりも大笑いできる。
ワイドショーで、今回の事件が発覚した2日後に平然とゴルフに行ってたってことを追及された小嶋進は、最初は、「え〜ゴルフに行ったかどうかは覚えておりませんが、行ったと言う人がいるのであれば、行ったのかも知れません」って、たった4日前の自分のことなのに、こんな呆れ返るセリフをノタマッた。そして、当然のことながら、「たった4日前のことを覚えてないんですか?」って突っ込まれたら、今度は、「え〜それはですね〜そのゴルフ場に、たまたま建築業界の偉い人たちが集まってゴルフをしていると聞いたものですから、何とか住民の皆様を助けるためにと、金銭的に助けてもらえないかと相談に行ったのです」と来たもんだ。
TBSの「みのもんたの朝スバッ!」には、24日、25日と2日連続で出演して、またまた同じ大嘘をつき続けてた。それで、みのもんたに怒られて仕方なく、「住民の皆様には何とか全額弁済します」とか何とか、その場しのぎのクチ約束をさせられてたけど、番組がCMに切り替わったとたんに、とんでもないことを言い始めた。小嶋進は、テレビに映らないCM中に、声を荒げてこんなことを言ったのだ。
「阪神大震災の時には、あれだけたくさんのビルやマンションが倒れて、あの中にはデタラメな工事をして建てたものが数え切れないほどあったのに、何で今回は私ばっかり責めるんですか?どこでもやってることじゃないですか?」
そして、CMが明けたら、小嶋進はモトの神妙な顔にパッと戻って、「皆様、本当に申し訳ありませんでした」って抜かしてたけど、このCM中のセリフこそ、全国に放送すべきだったんじゃないの?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、小嶋進がこの接待ゴルフに行ったのが11月19日で、国土交通省が今回の問題を公表したのが11月17日なんだけど、またまた大変なことが判明した。実は、イーホームズが姉歯秀次の構造計算書の偽造に気づいたのは10月の半ばだった。そして、イーホームズは、10月27日付けで姉歯とヒューザーに連絡をとり、「この不正の事実を国土交通省に知らせる」ってことを両者に告げたのだ。その時、姉歯はすぐに事実を認めて謝罪したんだけど、ヒューザー側の対応はまったく正反対のものだった。イーホームズの藤田東吾社長の証言によると、ヒューザーの小嶋進は、「偽造の公表は差し控えろ」「今さら正義感ぶって発表して何の意味があるんだ」「すでにマンションは建ってるんだから黙ってるほうが得だろ」「公表してもうちは責任を取らないぞ」など、イーホームズの藤田社長に脅しをかけた。しかし、あまりにも危険な問題で、いつ大事故が起こってもおかしくない情況だったので、このまま黙っているワケには行かず、藤田社長は国土交通省に連絡をしたのだ。
ようするに、この問題がオオヤケになったのが11月17日で、小嶋進が「青天のヘキレキです!」って言ったのが翌日の18日だったけど、実際は、その3週間も前に小嶋進はすべてを知ってたワケだし、イーホームズに「公表はするな!」って脅しをかけてたワケだし、その間に6回もゴルフに行ってたってワケなのだ。だから、この3週間の間に大きな地震があって、マンションが倒壊して、たくさんの人たちが死んでたら、小嶋進は、そのままスットボケテタってワケだ。
姉歯秀次が「建築主(ヒューザー)の担当者から鉄筋の量を減らすようにと具体的な数字(減らす鉄筋の量)まで指示されたと、木村建設の東京支店長から言われた」って証言してるのに、断固として、「そんなことは絶対にありません!」って言い続けてる小嶋進。イーホームズの藤田社長が「不正を告発しようとしたらヒューザーの小嶋社長から脅された」って証言してるのに、「そんなことは絶対にありません!」って言い続けてる小嶋進。このイキオイで行くと、「ポストは赤いんです」って言っても、「1+1は2です」って言っても、「犬はワンワンって鳴くんです」って言っても、「そんなことは絶対にありません!」って言いそうな小嶋進。
ヒューザーの去年のリクルート情報を見ると、社員のコメントとして、「うちの会社は、とにかく社長が面白いんです!」って書いてるヤツがいたけど、ホントに面白い社長だ。自分が音頭をとって会社ぐるみでやり続けて来た詐欺事件がバレたって言うのに、平然とゴルフに行けるんだから、マンション以前に、人格が倒壊してるとしか思えない。こんな楽しい社長と一緒になって、強度不足を知りながら欠陥マンションを売り続けて来た社員は、当然、全員が同罪だし、社長イカ、社員タコ‥‥じゃなくて、社長以下、社員全員の資産を差し押さえて、すべてを被害者への弁済に充てるべきだろう。
‥‥そんなワケで、木村建設はバックレちゃったし、ヒューザーの破綻は時間の問題だし、行政が本当にこの事件をキチンと解決したいんなら、オトトイの日記にも書いたけど、ホントの黒幕である「株式会社総合経営研究所」の代表取締役所長、内河健(うちかわたけし)を1日も早く引っぱるしかない。だけど、内河健は、10月27日の夜には、木村盛好から「不正がバレました!」って連絡を受けてて、遅くても10月末までには、ヤバイ書類は運び出して、パソコンの中のPDF資料とかも削除しちゃってるだろうから、もう手遅れかも知れない。でも、木村建設の影の経営者なんだから、厳しく取り調べれば、数々の欠陥ホテルが乱立したホントのカラクリが解明されるハズだ。
無責任なマスコミは、「被害者救済が優先だ」とか「一生の買い物だったのに」とか、こう言うことが起こると、すぐにイイコぶった点数稼ぎの発言を始めるけど、そんな悠長なことをやってるから、いっつも一番悪いヤツには逃げられちゃうんだ。ここで、すべての黒幕の内河健が何のオトガメも無しだったら、この悪魔は、第二の木村建設、第二のヒューザー、第二の姉歯建築士を使って、また同じ犯罪を繰り返すことは間違い無いのだ。
‥‥そんなワケで、国土交通省が木村建設の東京支店のガサ入れをした時に、何で同じビルにある「株式会社総合経営研究所」もガサ入れしなかったんだろう?木村建設の実質的なオーナーが内河健だってことは、国土交通省の官僚たちが誰よりも良く知ってることなのに‥‥。つまりは、国土交通省の内部にも、自民党の族議員どもと同じように、木村建設や内河健とベッタリ癒着してるワイロ官僚が何人もいるってことだ。だから、国土交通省は、姉歯秀次って言う末端のチンピラの「建築士免許取り消し」なんて言うどうでもいいことを最優先して、ホントの黒幕に、証拠隠滅をする時間を与えてやってる今日この頃なのだ。
★今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★毎日がんばって更新してるので、クリックの応援ヨロシクお願いしま〜す!
↓ ↓
人気blogランキング
| 固定リンク