狂牛丼VS人工ステーキ
ちょっと前に、ステーキとかハンバーグとかの専門のファミレス、「フォルクス」で、内臓肉をつなぎ合わせた成型肉のステーキを正しく表示しないで販売してた問題で、この責任を取って、フォルクスの山口伸昭社長(58)が、来年の1月17日付けで辞任するって発表した。だけど、「責任を取って辞任する」って言いながらも、山口社長の辞任後、社長と会長とを兼任することになった籾山昌也会長(61)は、「肉の成型は、筋や骨を取り、美味しく食べやすくするために良かれと思ってやってきた」って強調してる。ようするに、正しく表示をしなかったのは悪かったけど、決して粗悪なものをゴマカシて売って来たんじゃなくて、少しでも美味しくするための工夫だったってことを言いたいワケだ。
これがホントのことなのか、単なるイイワケなのかは分かんないけど、ホントに美味しいステーキを食べたい人は、1人前が5000円とか8000円とかするような、ちゃんとしたステーキ屋さんに行くと思うし、ファミレスの1000円台のステーキなんかに大きな期待をしてる人はいないだろう。だから、今回の問題は、表示義務を怠ったことはマズイと思うけど、社長が辞任するほどのことでもないと思う。だって、一般にはあんまり知られてないけど、世の中のファミレスで使われてるステーキ肉って、そのほとんどが「第4の牛肉」って呼ばれてるインチキ肉なのに、表示義務が無いから、普通のステーキとして売られているのだ。
「ベルトコンベヤーの上を赤身の牛肉が流れていく。打ち込み機と呼ばれる装置をくぐると、約100本の細い針が肉の内部に食い込み、瞬時に脂肪を注入する。時間にして1分程度。硬い赤身肉はピンクがかった色になり、霜降り肉のように軟らかくなる。」
これが、「第4の牛肉」、すなわち「人工霜降り肉」の製造方法だ。そして、この「人工霜降り肉」は、普通の霜降り肉の半額程度なので、今や年間8000トンも生産されて、全国のファミレスで使われている今日この頃、皆さん、牛肉はお好きですか?
‥‥そんなワケで、ファミレスでステーキを食べたことのある人は、みんな「人工霜降り肉」だとは知らずに食べてたってことだ。ちなみに、この人工霜降り肉に使われてる肉は、食用牛の「硬くて食用に向かずに捨てていた部位」と、年を取ってお乳が出なくなった乳牛、「老廃牛」の肉が使われてる。お乳の出なくなった乳牛は、今まではソッコーで御用済みだったけど、この技術が開発されてからは、硬くてまずくて食べられなかった肉も、柔らかいステーキ肉に変身できることになった。
フォルクスの成型肉は、いくらつなぎ合わせてるって言っても、ちゃんとした食用牛の色んな部位をつなぎ合わせてるってだけで、ようするに、もともと食べるために育てられた「100%の牛肉」だ。だけど、この人工霜降り肉ってのは、形こそ1枚のステーキだけど、本来なら捨てられるような老廃牛の赤身肉に、乳化剤を使って液化した脂肪を注入して作られている。だから、調理する前の生肉の段階で、すでに科学的な乳化剤を含有してるってワケだ。そして、成型肉には表示義務があるのに、この人工霜降り肉には表示義務がない。
全国のファミレスは、アメリカの牛肉を輸入してた時には、国産の人工霜降り肉よりもアメリカの牛肉のほうを使ってた。でも、狂牛病問題で2003年にアメリカの牛肉の輸入がストップしてからは、ほとんどのファミレスが、この人工霜降り肉へと切り替えたのだ。だから、2003年以降に、どこかのファミレスでステーキを食べたことのある人は、「老廃牛の赤身肉に、乳化剤を使って液化した脂肪を注入した人工霜降り肉のステーキ」を食べてたってワケで、ウエイトレスのお姉さんに焼き方を聞かれて、「ミディアムレアで」なんて答えてたとしたら、あまりにもカッコ悪い。
正しい表示をしないで成型肉のステーキを売ってたフォルクスは、公正取引委員会から「メニュー表示が不当」として排除命令を受けたワケだけど、その反面、数え切れないほどの人たちが普通のステーキだと思って食べてる肉のほとんどが、こんな人工霜降り肉だったって言う不条理がまかり通ってるってワケだ。あたしから見たら、こっちのほうこそ、公正取引委員会が何とかしなきゃならない問題だと思うんだけど‥‥。そして、この人工霜降り肉は、今はファミレスをはじめとしたお店などで、調理されて販売されてるだけだけど、来年からは、スーパーなどでの小売りも開始すると言う。そうなった場合でも、現在の法律なら、成型肉と違って表示義務は無い。ようするに、通常の「国産牛肉」として店頭に並ぶってワケだ。
‥‥そんなワケで、永田町のメイド喫茶に勤めるコイズミが、来店したブッシュに対して、「お帰りなさいませ、ご主人様。ご注文は、狂牛肉の輸入再開と、自衛隊の派遣延長でよろしいですね?」って言ったワケだけど、この、何から何まで他人事の無能総理のオカゲで、いよいよ恐怖のB29が、ニポンに狂牛病爆撃を開始する日が近づいて来た。情報操作されたマスコミの報道を鵜呑みにしてるノンキなニポン国民たちは、アメリカの牛肉の恐ろしさをまったく分かってなくて、「早く牛丼が食べたいですね」なんて言ってる自殺志願者がアトを絶たない。こう言った状況になっちゃったのは、コイズミ茶番内閣が真実をインペイして、嘘の情報で国民を洗脳し続けてるからに他ならない。
狂牛病の病原体は、細菌やウイルスじゃなくて、「異常プリオン」って呼ばれてるタンパク質の一種だ。狂牛病だけじゃなくて、変形型ヤコブ病とか、ヒツジに発生する「スクレイピー」って言う病気とか、今、アメリカやカナダで大発生してる狂鹿病とかも、みんな同じような異常タンパク質によって感染、拡大してる。それで、細菌やウイルスなら、煮たり焼いたりすれば殺すことができるけど、この「異常プリオン」が恐ろしいのは、煮ても、焼いても、放射線をあてても、赤外線をあてても、ホルマリンに漬けても、何をしても死なないのだ。そして、もうひとつの恐ろしい点として、潜伏期間の長さが挙げられる。
つまり、生後20ヶ月までの牛なら安全だとか、生後30ヶ月を超えると危険だとかって言われてるけど、それは潜伏期間が長いから、30ヶ月を超えた牛に発病例が多いってだけのことなのだ。ようするに、狂牛病に感染してる牛は、10ヶ月だろうと20ヶ月だろうとすでに感染してるワケで、ただ、まだ発病してないってだけなのだ。だから、コイズミが1人で勝手に輸入再開を決めちゃった「生後20ヶ月までの牛」も、殺さないでそのまま飼い続けてたら、そのうちの何%かは必ず狂牛病を発病するってワケだ。
‥‥そんなワケで、どうしてアメリカの牛肉が危険なのかってことを簡単に説明しようと思う。ニポンでは、食用牛の脳、眼、脊髄、回腸遠位部などの特定危険部位、ようするに、狂牛病の原因になる異常プリオンが蓄積しやすい部位は、2001年から、すべて除去、焼却することになってる。だけど、アメリカの場合は、これらの特定危険部位を除去はするんだけど、呆れ返ることに、それを食用牛のエサにしてるのだ。もうちょっと詳しく書くと、アメリカでは、牛の危険部位を焼却せずに、それを原料にして、肉骨粉と牛脂(骨油)を作っている。そして、これらを家畜のエサにしてるのだ。2004年のデータでは、16万トンの肉骨粉と16万トンの牛脂が作られて、それらがすべて家畜のエサになっている。それで、ニポンでも問題になった肉骨粉は、アメリカでも牛に与えたらいけないことになってるので、ニワトリとかのエサになってるんだけど、牛脂のほうは、そのまま牛に与えてもいいことになってる。
だけど、いくら法律で禁じても、全米に15000もある飼料工場を定期的に検査することなど不可能で、アメリカの農務省の報告によると、このうち約2割にあたる3000近い施設が、5年間も検査を受けずに、事実上、ノーチェックで牛の飼料を製造していたのだ。そして、それらの施設の中には、禁止されてる肉骨粉の混ざった飼料を1年以上も流通させてた工場などがあり、検査機関は、「少なくとも数百の施設は、BSE感染のリスクが高い飼料を製造している」って発表した。まあ、肉骨粉の混ざった飼料じゃなくて、ちゃんとした飼料を食べさせてたとしても、肉骨粉と同じくらい危険な牛脂に関しては、そのまま牛に与えてるんだから、大差ないと思うけど‥‥。
で、もうひとつ呆れ返ることがある。ニポンの百倍も規制の甘いアメリカですら禁止してる肉骨粉だけど、前に書いたように、アメリカではニワトリのエサにしてる。そして、そのニワトリのフンを集めて、牛のエサにしてるのだ。異常プリオンは、煮ても焼いても死なないから、どんな形に加工しようとも、ニワトリの体内を通過しようとも、異常プリオンのままなのだ。つまり、そのニワトリが食べた肉骨粉に異常プリオンが含まれてれば、そのニワトリのフンを食べた牛は、間違いなく感染するってワケだ。
だけど、いくらなんでも、ニワトリのフンなんかを牛のエサにするなんて‥‥って思う人もいるかも知れないけど、これは、アメリカじゃ当たり前のことなのだ。それで、いくら味覚音痴のアメリカの牛でも、サスガにニワトリのフンなんかは食べたがらないから、甘い「糖蜜(とうみつ)」をかけて食べさせてるのだ。これは「糖蜜飼育」って呼ばれてる飼育方法なんだけど、吉野家の牛丼に使われてたのが、この「糖蜜飼育」、ようするに、ニワトリのフンを食べさせて育てた牛の肉なのだ。そして、このニワトリに食べさせてる肉骨粉は、生後30ヶ月を超えた危険度の高い牛のものも、当然、大量に含まれてる。
2003年までアメリカから輸入されてた牛肉には、当然いろんな部位や形態があったんだけど、その中に「ショートプレート」って言う形態があった。これは、通称「吉野家カット」って呼ばれてる牛肉で、これが「糖蜜飼育」によるものだった。そして、アメリカ産が輸入禁止になった今は、メキシコ産の牛肉を輸入してるワケだけど、このパッケージにも「糖蜜飼育」ってことがハッキリと明記されてる。つまり、狂牛病に感染する恐れがあるとかないとか言う以前に、ニワトリのフンを食べさせて育てた牛の肉で牛丼を作ってるってワケだ。その上、一説には、メキシコ産てのは嘘で、禁止されてるアメリカ産をメキシコ経由で輸入してるって話まで浮上して来た。てことは、ニワトリのフンで育てた上に、狂牛病の恐れまであるってワケで、こんなもんをお金を払って食べたがるヤツの気が知れない。
‥‥そんなワケで、危険な肉骨粉の混じった飼料や、危険そのものの牛脂だけでも呆れ果てるのに、その上、肉骨粉を与えてるニワトリのフンまで食べさせてるんだから、もうこれ以上は無いだろう‥‥なんて思ってたのもトコノマ、さらに追い討ちをかけることが発覚した。それは、狂鹿病に感染してる恐れのある野生の鹿の肉までを牛の飼料にしてたってことだ。今、アメリカやカナダでは、鹿のハンターから26人ものヤコブ病患者が出ていて、調査したところ、野生の鹿の約20%が狂鹿病に感染してるってことが分かった。それで、鹿のハンターたちは、あまり鹿を食べなくなった。だけど、鹿を撃ちに行くことはやめないから、鹿の死体がどんどん溜まる。そして、それに目をつけた家畜の飼料会社が、鹿の死体を安く買い上げることになったってワケだ。つまり、牛の危険部位については法律で規制されてるけど、鹿に関しては何の規制も無いので、いくら危険だと分かってても、これを利用しない手はないってことになったんだろう。
さて、ここまで読んで来たら、成型肉だろうと人工霜降り肉だろうと、まだニポンの牛肉のほうがマシだって思えて来ただろう。だけど、ニポンの牛肉だって、そんなに安全だとは言えないのだ。それは、ニポンで狂牛病の牛が発生した原因が、狂牛病大国であるイギリスから、大量の肉骨粉を飼料として輸入していたからだ。その後もニポンの政府は、「ドイツ、イタリア、デンマークでは狂牛病が発生していないから、これらの国の肉骨粉は輸入しても構わない」って言って、輸入を許可したのだ。これによって、数万トンにも及ぶ莫大な量の肉骨粉がニポンに輸入されて、それらはすべて家畜の飼料になったワケだけど、この時、すでに、ドイツ、イタリア、デンマークでも、狂牛病が広がっていたのだ。ニポンの政府は、この事実を知りながら、それをインペイして、外交を優先したのだ。国民の安全よりもソトヅラ優先、これが、いつもの自民党のやり方だ。
‥‥そんなワケで、1990年から93年にかけて、イギリスがニポンに対して輸出した肉骨粉の量は、合計で「333トン」だって、イギリスの国税局は言っている。それなのに、ニポンで狂牛病が発生して、「狂牛病の原因は肉骨粉だ」ってことと「イギリスで狂牛病が拡散してる」ってことが報じられたトタンに、ニポンの農林水産省の記録の「イギリスから輸入した肉骨粉の数量」のデータが、摩訶不思議なことに、「0トン」になったのだ。つまり、ニポンは、イギリスからは輸入してないってことになったのだ。向こうが輸出したって言ってて、国税局にシッカリと記録が残ってんのに、なんじゃこりゃ?って感じのお粗末な改ざんだ。
さらには、肉骨粉によって各国に狂牛病が広がったため、欧州委員会は99年にヨーロッパ各国に「プリオン検査システム」を作らせたんだけど、そしたら、ビックルを飲みまくるほど大量の感染牛が見つかっちゃって、こりゃあ大変だってことになった。それで、ヨーロッパから肉骨粉を輸入し続けてたニポンも、2001年に、狂牛病のリスク検査を欧州委員会に依頼した。この「リスク検査」って言うのは、全体に対する感染牛の割合から、その国の危険度を計算して、4段階に分けるってもので、たとえば、イギリスやポルトガルは、一番危ない「危険度4」、オーストラリアやスウェーデンは、感染牛は見つかってるけど比較的安全な「危険度2」って感じのものだ。
もちろん、ただ単に「危険度2」って言われるだけじゃなくて、その根拠となる様々なデータが添付されるワケだから、この検査結果は、ニポンの畜産に関わる人たちだけじゃなく、牛肉を食べる国民すべてが知りたい情報だ。それで、この検査の結果は、2001年の5月に発表されるハズだったんだけど、5月になって、ニポンと同じ時期に検査を依頼したルーマニアやケニアの結果は、それぞれの国の政府が次々に発表したのに、ニポンの政府だけは、いつまで経っても発表しなかった。そして、発表されないまま6月になったんだけど、ここで、フランスAFP通信による驚愕の事実が分かったのだ。それは、東京の「駐日欧州委員会代表部」の外交官によるもので、次のような記事だった。
「日本の農林水産省はブリュッセルに対して、欧州委員会がまとめた日本の狂牛病に関する警告報告書を発表しないように圧力をかけていると、欧州の外交官筋が語った。日本政府は、今回の検査結果に対して非常に憂慮しており、ブリュッセルに代表団を何度も送り、報告書の発表を取りやめるか、延期するように要請している。」
おいおいおいおいおーーーーーーい! 農林水産省!
お前らはヒューザーの小嶋か?‥‥なんてことも言ってみつつ、この記事はこう続く。
「化学運営委員会に近い筋によると、日本には危険度レベル3がつけられたと言う。これは今まで検査が行なわれた国の中では、とても悪い部類に属する。」
‥‥そんなワケで、ワザワザ欧州委員会に検査を依頼したのにも関わらず、悪い結果が出たトタンに、ソッコーで口封じに出た農林水産省だけど、これは、時期に問題があったのだ。欧州委員会に検査を依頼したのは、森喜朗が総理だった時で、農林水産大臣は谷津義男だった。だから、そのままの内閣だったら、悪い結果でも発表してたかも知れないのだ。だけど、2001年4月26日に、最低最悪のコイズミ内閣が誕生して、初代の農林水産大臣は、恥も外聞も無い白ブタ野郎、武部勤に代わったのだ。
幼稚な猿芝居だけで世渡りをして来たコイズミは、念願の総理大臣になれたばかりで、高い支持率を維持したかったので、自分にマイナスになるようなことは、すべてインペイしようとした。それで、総理になったばかりの5月に、コイズミの知能なんかじゃとても処理しきれないこの問題が出たので、当然、これもインペイしようとした。そして、ペットの白ブタに命令して、欧州委員会に警告報告書を発表しないようにと圧力をかけさせたのだ。このあとの白ブタの狂牛病に対する不謹慎極まりない失言の数々は、有名な話だし、前にも書いたから省くけど、何よりも呆れるのは、コイズミのやったことだ。まあ、やっと民営化にこぎつけた「日本郵政」に、自分の腹心を何人も天下りさせるようなクズ野郎だから、当然と言えば当然だろうけど、この時、コイズミは、「海外の検査機関と日本では見解の相違がある」って言って、「内閣府食品安全委員会のプリオン専門調査会」ってのを作って、自前で調査することにしたのだ。
これって、住宅メーカーが資本を出し合って、自分たち専属の検査機関会社を作って、構造計算書のチェキを特別に甘くしてもらうのと同じことで、あくまでも「内閣府」のプリオン専門調査会だから、内閣の意向通りの結論しか出さないクソ機関ってワケだ。第一、このプリオン専門調査会の計算方法って、国際基準とはまったくの別物で、農林水産省が自分たちの都合に合わせて考えた方式なのだ。だから、国際基準では「危険」の範囲に入る数値でも、ニポンのプリオン専門調査会の計算方法で計算すると「安全」てことになるのだ。ちなみに、欧州委員会から「危険レベル3」て言われた時のデータをニポンの計算方法で計算し直すと、狂牛病発生国から「8万トン」もの肉骨粉を輸入してたのに、その中に危険な肉骨粉は、たった「10キロ」しか混じってなかったことになる。これは、「0.0000001%」だから、「国産牛肉は極めて安全で何の問題も無い」ってのが、農林水産省の言いぶんなのだ。だけど、この計算で行くと、1000万頭のうち1頭しか感染しないってことになる。そうすると、ニポンでは今までに20頭もの感染牛が見つかってるんだから、ぜんぶで2億頭もの牛がいるってことで、人口よりも牛のほうが多いじゃん!(笑)
まあ、コイズミのオカカエのプリオン専門調査会だから、ヤルことナスことデタラメなのは当然で、すべてはコイズミがブッシュに約束した「年内の輸入再開」って言う結論ありきでモノゴトが進められている。だから、パブリックコメントの結果だって、当たり前のように改ざんされるか無視されるだろう。それで、このプリオン専門調査会の吉川泰弘東大教授ってのが、これがまた絵に描いたようなコイズミの操り人形で、「アメリカやカナダは飼料規制に不備があるので今後もBSE感染牛は発生する」って断言しながらも、「日本の牛よりもアメリカやカナダの牛のほうが安全だ」ってノタマッて、「20ヶ月以下の牛に関しては『検査無し』で輸入しても大丈夫」と来たもんだ。普通、「飼料規制に不備があるので今後もBSE感染牛は発生する」って思ったんなら、その飼料規制がキチンとしたら輸入再開するって考えるか、飼料規制に不備のあるまま輸入再開するんなら全頭検査を義務づけるって考えるか、どっちかじゃないの? 「今後もBSE感染牛は発生する」って断言しといて「検査無しで輸入しても大丈夫」って、お前はバカか?
‥‥そんなワケで、イギリスからの危険な肉骨粉の輸入データを改ざんして、「333トン」を「0トン」に書き換えた農林水産省は、まるで姉歯建築事務所みたいだし、自分たちに不利な情報を公表しないように欧州委員会に圧力をかけたコイズミは、まるでヒューザーの小嶋みたいだし、コイズミの都合に合わせて作ったデタラメなデータで輸入再開を進めてるプリオン専門調査会は、さしずめ、イーホームズってとこだろう。腐りきったコイズミ茶番内閣がやることなんて、こんなふうにどんどんボロが出て来るのに、それでも未だに支持してるオメデタイ人たちがいるってことが、あたしには信じられない。きっと、コイズミなんかを支持してる人たちって、ニワトリのフンで飼育された牛肉の狂牛丼をありがたがって食べるような人たちなんだと思うけど、自分たちが支持してるコイズミ様のオカゲで狂牛病になれるんだから、きっと感染しても誰も文句を言わないんだろうな‥‥なんて思う今日この頃なのだ。
★今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★毎日がんばって更新してるので、クリックの応援ヨロシクお願いしま〜す!
↓ ↓
人気blogランキング
| 固定リンク