« インディーズのプライド | トップページ | 初めてのお化粧 »

2005.11.07

禁酒、禁煙、禁ホニャララ

hiyoko2
10月28日に病院で検査をして、「胃カメラ」って言う史上最大の恐怖を克服したあたしだけど、そのオカゲで、初期の胃カイヨウが発見された。それで、このまま進行すると穴が開いちゃうらしいんだけど、まだ初期なので、お薬だけで1ヶ月くらいで治るって言われた。とにかく、お薬だけで治るってことも嬉しいけど、まだ小さな口内炎みたいな状態で、早期発見できたのが良かった。何しろ、「胃に穴が開く」なんてことになっちゃったら、食べた物が胃の穴から外に出ちゃうワケで、良く分かんないけど、食べ物がカンゾウとかジンゾウとかスイゾウとかインドゾウとかアフリカゾウとかナウマンゾウのほうに行っちゃうワケで、ソウゾウしただけでもタイヘンダゾウって感じでセスジがゾウッとする。

たとえば、朝、ご飯に塩辛を乗せて、お茶をかけて、サラサラッと食べたら、塩辛が胃の穴から外に出ちゃって、カンゾウとかにペタッて貼りついちゃって、何日もする間にだんだん腐って来たりして、お腹が痛くなって、その塩辛を取り出すために手術しなきゃなんなくなったりしたら、「あ〜〜〜お茶漬けなんか食べなきゃ良かった!」ってことになるだろうし、塩辛ってナニゲに内臓っぽい色をしてるから、手術の時にお医者さまが塩辛と間違えて、あたしの体の必要な部品まで取られちゃったりしたら、それこそシャレになんない。だから、常に胃の穴よりも大きなものを食べるようにしなきゃならないワケで、ようするに、何を食べるにしても噛まないで丸飲みしなきゃならないワケだ。

でも、食べ物はそれでいいけど、ヤバイのは飲み物だ。何を飲んでも胃の穴から外へピュ〜ッて出ちゃうだろうから、ゴクゴク飲むことができない。奥多摩のコケむした岩肌を湧き水が伝って滴ってるように、胃壁を伝って静かに落ちて行くように、ホンのちょっとずつ、ホンのちょっとずつ、ホンのちょっとずつ飲まないとダメだ。一番細いストローに、アイラインかなんかで5ミリごとの目盛りを描いて、5ミリぶん吸ったらしばらく待って、また5ミリぶん吸ったらしばらく待ってってやってかないとダメってワケで、あたしの十八番のビックル一気飲みなんか、とてもじゃないけどできやしない‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、胃カメラお好きですか?‥‥じゃなくて、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、胃を決して胃カメラにチャレンジしたオカゲで、どんな飲み物でも胃のままに飲むことができて、やる気!元気!胃脇!ってことになったワケだけど、たったひとつだけ、大問題が発生した。それは、「もちろん、お酒はダメですよ」ってことだ。「なるべくお酒は控えてください」とか、「しばらくは飲みすぎに注意してください」とかじゃなくて、「お酒はダメですよ」って言う完全否定の上に、「もちろん」って言うダメ押しまで食らっちゃった日にゃあ‥‥って言っても猫ひろしじゃないけど、とにかく、完治するまではお酒が飲めないことになった。

それで、せっかくだから‥‥って言うか、モノはついでだから‥‥って言うか、リトル健康に目覚めちゃったので、完治するまではタバコもやめることにした。とは言っても、あたしの場合は、タバコはゼイタク品なので、「1日5本まで」って決めて吸ってるし、たいていは1日に3本くらいだし、1本も吸わない日もある。前は2日で1箱のペースで吸ってたんだけど、お金がもったいないから、自然と少しずつ本数が減って来て、今は1週間で1箱のペースになった。だから、やめたとこで大して変わらないとは思うんだけど、とにかく、「禁酒」と「禁煙」をスタートすることにした。それで、10月28日の夜に最後の一服をしてから、タバコとライターをポーチに入れて、タンスの引き出しにしまった。

で、禁酒と禁煙を始めてから昨日で1週間が過ぎたんだけど、正直に言うと、この間に一度だけお酒を飲んじゃった。スタートしてから3日目に、次の日に早い時間からのお仕事があって、できるだけ早く寝なきゃならなかったんだけど、どうしても眠れなくて、仕方なく焼酎のお湯割りを1杯だけ飲んじゃった。そしだら、それが美味しくて美味しくて、1杯が2杯、2杯が3杯ってなっちゃって、結局、ボトルの半分以上も飲んじゃった。それで、寝ることはできたんだけど、今度は寝てる間にお腹が痛くなって、苦しくて死にそうになって、サンザンな思いをした。だから、本気で禁酒することにした。

‥‥そんなワケで、あたしは、禁酒と禁煙を続けてくために、その代わりになる、何か別の日々の楽しみを持とうと思った。だけど、相変わらずお金に余裕は無いので、100円から200円くらいの範囲で、何か楽しいことを考えることにした。それで、毎日1個、チョコQを買おうかな?って思ったんだけど、前にも書いたように、今回のペットアニマルシリーズはそれほど興味が無かったので、とりあえず何を買うかは決めないで、毎日1個、チョコQでもお菓子でも何でも、200円以内のものを買っていいってことにした。たかが200円かも知れないけど、1ヶ月続けたら6000円にもなっちゃうし、ふだん無駄づかいを一切しないあたしにとっては、これは大きなゼイタクだ。だけど、何も欲しくない時にもムリヤリに何かを買うワケじゃなくて、1日働いて、帰り道でコンビニに寄って、何か食べたいお菓子とかがあった時だけ、今までは節約のためにガマンしてたけど、しばらくの間はお酒とタバコをガマンしてる代わりに1つだけ買っていいことにしたってワケだ。

それで、1日目は、すごくアイスが食べたい気分だったので、あたしは、久しぶりに高級アイスを買うことにした。いつもは、すごくたまにスーパーで100円のアイスの安くなってるのを買うだけなので、食べるとしても定価が100円のアイスが上限だった。だから、それ以上の定価のアイスは、あたしにとって未知の領域なのだ。それで、コンビニのアイスコーナーの場合は、いつもは60円のガリガリ君しか買わないんだけど、今回は、ふだんは見ないようにしてる高いアイスがあるほうのエリアまで見てみることにした。

そしたら、思ったよりも大したアイスが無かったので、オハヨー乳業の「ワッフルコーン」って言う、ソフトクリーム型のアイスを買ってみることにした。バニラとチョコとアズキの3種類があったんだけど、最初に食べる時は、やっぱり、基本中の基本のバニラだろう。それで、170円もしたので、食べる前からある程度の美味しさは予想してたんだけど、実際に食べてみたら、これがベラボーに美味しくて、あまりの美味しさに、小さいきっこたちも踊り出したほどだった。とにかく、バニラのキメの細かさ、口溶けの良さ、舌触り、ほど良い甘さとサッパリ感などなど、バニラアイスのすべての条件が最高水準で、文句なしの逸品だった上に、ワッフルコーンの硬さとシットリ具合がものすごくアイスと合ってて、最後の最後まで美味しく食べられた。

それで、2日目は、同じアイスのチョコを買ってみようかと思ったんだけど、どうしてもアズキのほうが気になっちゃったので、アズキを買ってみた。そしたら、これがもう説明できないほどの美味しさで、バニラを100点満点としたら、アズキは500点くらいの素晴らしさで、もうタイヘンなことになっちゃった。スーパーカップにしても他のアイスにしても、アズキって言うとほとんどは甘すぎて、途中でイヤになっちゃうか、食べ終わってからノドが乾いたりするんだけど、このワッフルコーンのアズキは、すごくウッスラとしたアズキフレーバーで、色もドクドクしくなくて自然の薄いアズキ色で、バニラの美味しさを殺さない程度のアズキの感じで、とにかくベランメーに美味しくて、あまりの美味しさに、あたしは、首から下が地井武男になりそうだった(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、単なるアイスのレベルを遥かに超越してて、もはや芸術品とも呼べるオハヨー乳業の「ワッフルコーン」のアズキ味、正確には「十勝産あずき使用/味わいあずき」って言うんだけど、その美味しさに打ちのめされた。そして、ホントなら次の日もアズキを食べたかったんだけど、ここまで来たらチョコも食べてみなきゃってことで、3日目はチョコを買ってみた。そしたら、これはこれで、そこらのチョコ味のアイスよりはずっと美味しかったんだけど、アズキ味があまりにも美味しすぎたセイで、それほど美味しく感じなかった。点数をつけると、バニラが100点、アズキが500点、チョコが50点って感じだ。

それで、この流れで行くと、誰でもが4日目はアズキ味を買ったと思うだろうけど、サスガのあたしも、この肌寒い季節に、3日も続けてアイスを食べたから、別の意味でお腹が痛くなりそうだったし、正直、アイスには飽きちゃった。だから、4日目は別のものを買うことにして、色々とお菓子のタナをティナ・ターナー‥‥とか言ってみつつ、いつも必ずチェキする食玩コーナーを見てみたら、ちょうどチョコQの新しい箱を出したとこだった。それで、「よし!今日はチョコQを買おう!」って気分になった。

だけど、今のシリーズは、まだ1個しか買ってなくて、白黒のミニブタしか持ってないから、よほどのことがない限り、カブルことは無い。それで、どうせなら1個じゃなくて2個欲しくなって、ちょっと藤木君になって、ヒキョーな手を使うことにした。それは、「今まで3日間、170円のアイスを買って来たから、毎日30円ずつ予算が余ってる。それを合計すれば90円で、今日のぶんの予算、200円と合計すれば290円になる。そうすれば、150円のチョコQを2個買っても、わずか10円のオーバーだから許容範囲だ。」って言う、あまりにも都合のいい考え方だ。

‥‥そんなワケで、あたしは、アズキのアイス→アズキ色のクチビル→藤木君→ヒキョーって言う流れから、予算をオーバーしてチョコQを2個買うことにした。あたしは、少しだけ透視能力があるみたいで、子供のころから、チョコボールの銀のエンゼルを当てるのが得意なのだ。ナゼか、たくさん並んでる中から、「これ!」って思うヤツを選ぶと、ワリと高い確率で当たるのだ。それで、今回も、ズラッと並んでるチョコQの箱を見てたら、一番奥のと、その1個手前のが「これ!」って感じがしたので、その2個を買った。

それで、お家に帰ってからワクワクしながら開けたんだけど、そしたら、1個目が、唯一欲しかったオリエンタルショートヘアーって猫のシルバータビーって色で、2個目が、ナナナナナント! シークレットのカラーひよこだった! あたしは、カラーひよこは3種類あって、「山吹色&黄緑」と「紫色&黄色」と「水色&桃色」だってことは知ってたけど、写真は見たことが無かったので、てっきり、ツートンカラーのひよこなんだと思ってた。ようするに、「山吹色&黄緑」だとしたら、1匹のひよこの体が山吹色で羽が黄緑とかって感じのものを想像してた。そしたら、そうじゃなくて、2匹セットだったのだ。

あたしの当たったのは、カラーひよこの「c」ってヤツで、水色のひよこと桃色のひよこが1匹ずつ入ってた。それがまた、とても「水色」とか「桃色」とか呼べるような色じゃなくて、人工着色料をガンガンに使ったアメリカのお菓子みたいな下品な色で、ぜんぜん可愛くない。それで、当然、ソッコーで売ることにしたんだけど、今なら3500円くらいで売れるから、原価の20倍以上の大儲けだ。だから、あたしの場合、「透視能力」じゃなくて「投資能力」があったのかも知れない‥‥なんてことも言ってみつつ、一応、組み立てて、ケータイで写真を撮ったので、この日記を明日、ブログにコピーする時に、ブログのほうに画像をアップしようと思うピヨピヨ(笑)

‥‥そんなワケで、カラーひよこの説明書には、こんなふうに書いてあった。


「ひよこというと黄色いイメージがあるが、これは白いニワトリのヒナに限ったことで、本来のひよこは体にシマ模様があり、品種によっては黒いのもいる。昔は夜店などでオスのひよこが売られていたものだが、中には全身カラースプレーで着色された「カラーひよこ」もあったそうな。「カラーひよこ」‥‥「カラーテレビ」に似た響きの、時代を感じさせるネーミングだ。作者は実際に見たことはないがフツーのひよこは買ったことがある。ひよこはとんでもなく可愛いが、とんでもなく成長も早くてあっという間に若鶏になってしまうのだった。」


この説明文を読んで、あたしが「アレ?」って思ったのは、「普通」を「フツー」って書いてる点だ。あたしも良く、漢字をカタカナで書いたりするけど、それは、「私」を「あたし」って書いたりするのと同じ理由で、誰が書いても同じ文字にしかならないインターネット上の没個性的な文章媒体において、少しでも個性を出そうとしてるワケだ。だから、この「ワケだ」もそうだし、「ハズだ」もそうだし、いつもの「〜今日この頃、いかがお過ごしですか?」「‥‥そんなワケで」もそうだし、みんなと同じ文字を使ってても、ちょっと読んだだけで「あ、きっこの文章だ」って分かるように、色々と工夫してるのだ。

特にあたしの場合は、毎日毎日政治のことばっかり書いてる人とか、毎日毎日芸能ネタばっかり書いてる人とか、毎日毎日他人のブログの記事を無断転載しまくってるようなドロボウ野郎とかとは違って、話題を日替わりにしてるから、せめて文字の使い方や言い回しとかに一貫性を持たせないと、オリジナリティーが無くなっちゃう。そのため、あたしは、どんな話題の時でも、できるだけ「あたしふう」の書き方を心がけてる。だから、毎日読みに来てくれてる人たちの中には、「きっこ像」みたいなものが出来上がっちゃってて、実際のあたしもこの日記の文章みたいなしゃべり方をしてるんだと思い込んでる人もいるかも知れない。だけど、すごく申し訳ないんだけど、実際のあたしは、酔った時以外は、どっちかって言うと無口なほうだし、すごく気が弱いし、ひとりで静かに本を読んでるのが好きなタイプなのだ。

うまく言えないけど、ずっと日記を書き続けて来るうちに、「日記の中の自分のキャラ」みたいなのができて来ちゃって、そのイメージを崩さないように、あえて攻撃的な書き方をしてみたり、あえて元気なフリをしてみたりするようになって来た。もともとが、ストレス発散や自己満足のために書いてたワケだけど、読者の数が増えて来るのにともなって、なんて言うか、サービス精神みたいなのが出て来ちゃって、「ここは普通に書くよりも毒舌で書いたほうが読者の期待に添えるかな?」とか考えるようなスケベ根性が出て来ちゃったのだ。

‥‥そんなワケで、実際には、オシトヤカな大和撫子のあたしが書いてる「きっこの日記」なので、そこんとこヨロピク‥‥なんて書いたりすると、「今どき、ヨロピクは無いだろ?」って思う人もいるかも知れないけど、この「ヨロピク」にしたって、あたしだって「今どき、ヨロピクは無いだろ?」って思ってるワケで、だけど、愛する玲奈ちゃんが「ヨロピク」って使うから、恥ずかしいけどマネしてるだけなのだ。ようするに、MAXファンにだけ分かるあたしのサービス精神ってワケなので、そう言ったこともふくめて、どうかひとつ、長い目で見て欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)


★今日も最後まで読んでくれてありがとう♪ 
★毎日がんばって更新してるので、クリックの応援ヨロピクお願いしま〜す!
   ↓   ↓
人気blogランキング

|

« インディーズのプライド | トップページ | 初めてのお化粧 »