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2005.12.16

おでん大作戦

chikuwabu
1ヶ月以上も禁酒禁煙をしてて、先週、ようやくお医者さまからオッケーが出たんだけど、解禁になったら第3のビールの500mlをゴクゴク飲もうって決めてたのに、寒くてそんな気分じゃなくなった。それで、先週は、業務用の焼酎のお湯割りに梅干しを入れたのを飲んだり、業務用の赤ワインをホットにして、レモンスライスを浮かべて飲んだりって感じで、お酒って言うよりも、暖房の一環として飲んでみた。それで、オツマミも大したものは用意しないで、キュウリのキューちゃんとか、塩辛とか、チーズクラッカーとか、そんな感じだった。だから、酔っぱらうって言うよりも、ホロ酔いって言うか、ホロ酔いにも到達してないようなレベルで、体が温まったらすぐにお布団に入って寝ちゃったって感じだった。

だけど、東京にも初雪が降って、いよいよ本格的に寒くなって来たので、ここらで一発、大好きなおでんを作って、ニポン酒を本格的に飲みたくなって来た。それで、あたしは、快気祝いとして、「おでん大作戦」を決行することにした。今までも、タマにおでんが食べたくなった時もあったんだけど、そんな時は、スーパーで売ってる300円くらいの、袋に入った1人分のおでんを買ったりしてた。だけど今回は、ちゃんとおでんを作って、ニポン酒も用意して、ドドーンと食べて飲むことにしたのだ。

でも、ちゃんとおでんを作るって言っても、お魚を買って来て、それをスリ身にして、おでんのタネを作ったりするワケじゃない。あたしの作るおでんは、ごく一般的なもので、茹でタマゴを作るのと大根を煮るくらいで、アトは出来合いのタネを入れるだけだから、お料理とは言えない。だけど、それでも、出来合いの袋に入ったおでんの味気無さと、自分の好きなタネを選んで買って来て、おでんがグツグツ煮えて来るワクワク感とでは、月とスッポン、フルメークとスッピンくらいの差があると思う。

それに、おでんは、何と言ってもニポン酒との相性がバツグンで、何しろ「おでん酒」って言葉があるほどだし、おでんは冬の季語だから、アツアツのおでんを食べながら、ニポン酒を飲みながら、俳句でも詠んだりすれば、あ〜冬だなぁ〜って感じがして来る今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、前にも書いたことがあるけど、あたしは、おでんの中だと「ちくわぶ」が一番好きだ。アトは、「大根」「タマゴ」「すじ」「昆布」「ニンジン」って感じで、これだけ入ってれば満足できる。あたしにとって「ちくわぶ」は、おでんには絶対に欠かせないもので、コレが入ってなかったら、おでんとは言えない。じゅんこも「ちくわぶ」が一番好きだって言ってるし、今日の「皆さんのおかげでした!」の「食わず嫌い王」でも、中村獅童も木梨憲武も「ちくわぶ」が好きだって言ってた。木梨憲武に至っては、おでんの食べ方として、「ちくわぶ、スープ、スープ、スープ、ちくわぶ、スープ‥‥」って言ってた(笑)

そう言えば、ちょっとダッフンするけど、今日の午後、麻布の事務所から品川のスタジオへ移動する最中に TOKYO FMを聴いてたら、坂上みきの「Beautiful」に、ゲストで中村獅童が出てた。だけど、あたしは、またお得意の「想像癖」が出ちゃって、「獅童」って芸名は「ライオンの子供」って意味でつけたのかな? それだったら、ライオンは「獅」じゃなくて「獅子」だから、「獅童」じゃなくて「獅子童」にしなくちゃおかしいよな? でも「シドウ」が「シシドウ」になっちゃったら、「シシドジョー」みたいだな‥‥なんて考えながら運転してたら、知らないうちに中村獅童の出番は終わってて、たまたま前を通りかかった神田うのが、呼ばれてもいないのにスタジオに入って来て、勝手にラジオに出てた。

‥‥なんてことも言ってみつつ、「獅子」って中国語で読むと「シーズー」って言って、あの、ペチャンコの顔をした犬のことになる。ようするに、ライオンみたいな感じの毛並みだから「ライオンの子」って意味なんだと思う。あっ!そうか!「獅子」って、すでに「子」って文字が入ってるから、ライオンのことじゃなくてライオンの子供のことなのか!‥‥なんてダッフンし始めると収拾がつかなくなっちゃうので、ここらで「おでん」の話に戻すけど、今日の「食わず嫌い王」で中村獅童は、「ちくわぶ」の他には「すじ」が好きだって言ってた。

それで、「すじ」を知らなかった酒井法子に対して、中村獅童は「魚のスリ身を練ったやつで‥‥」って説明してた。この「すじ」とか「ちくわぶ」とかって、あたしにとって‥‥って言うか、東京の人間にとっては、おでんのタネの代表選手なんだけど、関西には無いらしくて、関西出身の人に「ちくわぶ」って言うと、「何それ?」って言われることがある。そして、「すじ」って言うと、「牛スジ」のことだと思われちゃう。だけど、東京のおでんには牛スジは入れないし、特にアメリカ産の牛スジは、死んでも入れない(笑)

「ちくわぶ」ってのは「竹輪麩」って書くんだけど、ようするに、チクワの形に似せて作った「お麩」の一種のことで、小麦粉を練って作ったものだ。あと、「すじ」って言うのは、サメの身を摺って練ったものの中に、コリコリするサメの軟骨が入ってるヤツで、ワリと太くて20cmくらいの長さのものを買って来て、それを好きな厚みにスライスして、おでんに入れる。味はあんまり無くて、おでんのおつゆが染み込まないと美味しくないんだけど、何と言っても細かい軟骨のコリコリ感がたまんなくて、歯応えを楽しむタネの代表だ。

‥‥そんなワケで、「おでん」ってのは、「田楽(でんがく)」に「お」をつけて省略したもので、もともとは「味噌田楽」のことだった。ようするに、短冊型に切ったお豆腐に串を刺して焼いて、それに甘辛いお味噌をつけて食べるヤツだ。他にも、短冊に切ったこんにゃくに串を刺して煮たのとか、素焼きにしたアユとかのお魚にお味噌をつけたのとか、いろんなバリエーションがあるんだけど、すべてに共通するのが、「串を刺す」って部分なのだ。

これは、「田楽」ってのが、もともとは田植えの時に豊作を祈って踊る芸能の名前で、串に刺したお豆腐の形が、その「田楽」の踊り手の姿に似てたところから名づけられたからだ。そして、もともとの芸能の「田楽」のほうは、平安時代から鎌倉時代にかけては盛んに行なわれてたんだけど、室町時代の末期には衰退しちゃって、今では「田楽」と言えば、芸能よりも食べ物としてのほうが一般的になったってワケだ。

それで、今でも関西だと、「おでん」て言うのは「田楽」、つまり、串に刺したお豆腐とかにお味噌をつけたもののことを指すみたいで、東京で言う「おでん」のことは、関西だと「関東炊き(かんとだき)」って呼んで区別してるそうだ。だから、関西で「関東炊き」って呼ぶくらいだから、おつゆで煮たおでんは関東が発祥だと思うし、関東のおでんが全国へと広がって行って、それぞれの地方独特のおでんに変化してったってワケだと思うので、牛スジを入れる関西のおでんも、黒いハンペンを入れる静岡のおでんも、つぶ貝やホタテを入れる北海道のおでんも、カニを入れる北陸のおでんも、ましてや、アシテビチ(豚足)を入れる沖縄のおでんも、すべては亜流ってワケで、「ちくわぶ」や「すじ」が入ってる東京のおでんこそ、元祖おでん、おでんの中のおでん、キング・オブ・おでん、おでん・オブ・ザ・イヤーってワケなのだ!なのだったら、なのなのだ!(笑)

‥‥そんなワケで、久しぶりに「なのなのだ!」を使ってみたワリには、相変わらずギリギリの生活をしてて、未だにガス代を払ってないあたしだけど、とりあえず、まだガスが出るみたいなので‥‥って言うか、ガスが出てるうちに‥‥って言うか、ガスを止められる前に‥‥って言うか、とにかくトットとおでんを作ることにして、いつものスーパーへと欽ちゃん走りした。そして、ガス代を払ってないぶんざいなのに、今回は快気祝いってことでゼイタクなおでんにしようと思って、315円もする紀文の「すじ」を真っ先にカゴに入れたし、10個で348円もする「無農薬ナントカ飼料の放し飼いナントカ健康卵」もカゴに入れたし、アトは118円の「ちくわぶ」を2本と、半額シールが貼ってあって105円になってた紀文の「ボール」と「ゴボウ巻き」を1袋ずつカゴに入れた。それから、お豆腐コーナーで、105円の「こんにゃく」と「がんもセット」をカゴに入れてから、最後にお野菜のコーナーに大根を買いに行った。そしたら、ナナナナナント! ナントカセールで大根が1本50円だった!

ちなみに、なんで最後に大根を買いに行ったのかって言うと、ただ単に重いからだ。「じゃあカートを使えばいいじゃん!」って言う人もいるかも知れないけど、前にテレビか何かで、「スーパーに行った時にカートを使うと、ついつい必要の無いものまで買ってしまいます。倹約を心がける人は、必ずカゴを手に持ってお買い物をしましょう。」とかって言ってたのを聞いて、あたしは「ナルホド!」って思った。だから、遠くの広いスーパーに行った時に、F1ごっこ(7月25日の日記、「きっこスーパーGP」参照)をする時以外は、カゴを手で持ってお買い物をすることにしたのだ。

‥‥って言うか、このペースで書いてると、おでんのネタを買ってるだけで終わりそうだから、この辺からサクサクと進むことにするけど、まずは大きなお鍋に、お水を半分くらい入れて、15cm×15cmくらいの正方形に切った利尻昆布を2枚浸けておく。ダシをとるだけなら1枚で十分なんだけど、昆布はアトからタネにするから、多めに入れる。それから、大根を5cmくらいの幅で輪切りにして、薄く皮を剥いてから面取りをして、お鍋に入れる。で、ニンジンはお家にあったので、大きかったらいくつかに切るんだけど、12cmくらいの小ぶりのものだったので、皮だけ剥いて丸ごと4本入れた。それで、火にかけて、沸騰したら細火にして、大根やニンジンが煮えるまでホッタラカシにしておく。あと、茹でタマゴを6個作って、カラを剥いて、全体にお塩を振ってから、冷蔵庫に入れておく。こうすると無駄な水分が抜けるので、アトから煮込む時に、短時間で味が染みるってスンポーなのだ。

それで、煮えたら昆布を出して、昆布を4cmくらいの幅に細長く切って、2つ折りにしてから結んで、またお鍋に戻す。アトは買って来た色んなタネを入れるんだけど、こんにゃくだけは、三角に切ってから別のお鍋で一度サッと茹でて、両面に網目みたいに細かい切り込みを入れて、味が染みやすいように処理してからお鍋に加える‥‥って、ここまでやっておきながらも、あたしの場合は、おでんの味付けってどうしても上手にできないので、紀文の「おでんの素」で味付けするんだけど(笑)

‥‥そんなワケで、紀文の「おでんの素」を入れたら、アトは煮込むだけなんだけど、それでも、ただのお水に「おでんの素」を入れたんじゃなくて、昆布を入れて大根とニンジンを煮たお湯をそのまま使うので、昆布のダシとお野菜の甘みが出てるから、ナニゲに美味しさがアップする。そして、あとは煮る時間なんだけど、これも、ヤタラとグツグツ煮込めばいいってワケじゃなくて、細火で20分ほど煮込んだら、そこで火を消して、アトは1時間半から2時間、そのままホッタラカシにしておく。何年か前に、NHKの「ためしてガッテン!」で実験してたんだけど、20分煮てから2時間置いておいたおでんは、2時間20分煮続けたおでんの2倍近い「うまみ成分」が出てて、特に大根とかは、美味しさがぜんぜん違うって言う結果が出てた。それで、あたしも、その方法に変えたってワケだ。

それで、あたしは、20分ほど煮たおでんの火を止めて、それからゆっくりとお風呂に入って、お風呂上りにスキンケアをして、ストレッチをして、ヨーガをして、ついでにMAXの「ニライカナイ」を踊ったりしてたら、2時間なんかアッと言う間に過ぎたので、100円ショップで買って来た1人用の小型の土鍋に、食べるぶんだけのおでんを入れて、火にかけた。それから、お酒は、大好きな銀嶺立山は無かったんだけど、いただきものの黒松白鹿の純米酒があったので、コレを冷やで飲むことにした。いくら暖房の無い寒いお部屋だと言っても、アツアツのおでんを食べながら熱燗を飲むのは、サスガに熱くなりすぎる。やっぱり、おでんの時は冷や酒がいい。

そして、あたしの「おでん大作戦は」は、いよいよ佳境を迎えた‥‥って言うか、ここからがホントの「おでん大作戦」なんだと思うけど、録画しておいた映画、「キューティーブロンド」を観ながら、アツアツのおでんとお酒で、楽しい時間を過ごした。おでんは土鍋に2回お替りして、お酒は1升瓶の3分の2くらい飲んで、お腹はパンパンだし、体はポカポカだし、すごくいい気持ちになった。それで、おでんはタップリ作ったので、明日の夜は、味の染みた美味しい2日目のおでんを持って、母さんのところへ行くことにした今日この頃なのだ。


  二日目のおでん玉子に喫水線  きっこ

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