リーチ一発ツモ!
月末の銀行引き落としぶんのお金を作るために、お仕事の合間を縫って、金策に欽ちゃん走りをしてるあたしは、あまりの忙しさにハレホレ状態が続いてて、ダブルでウッカリしてた。昨日は、通販で「キュッとアップブラ」を買ったことを思い出したんだけど、今朝、引き落とし計算書を見てガクゼンとした。それは、11月の初めに車のタイヤを4本換えたことを忘れてて、そのローンの1回目が、12月の終わりからだったのだ。これで、ただでさえぜんぜん足りないのに、さらに1万円も上乗せになった。
「きっこ、ピーーーーーーンチ!」‥‥ってなワケで、あたしに残された道はパチンコしか無いんだけど、アイニクの週末でパチンコ屋さんは混んでて台が選べないし、それどころか、月曜日まではイベントのお仕事がカケモチで、とにかくメチャクチャ忙しくて、パチンコ屋さんなんかに行ってる時間も無い。なんでパチンコ屋さんて24時間営業じゃないんだろう?‥‥って言うか、ものすごくソボクな疑問なんだけど、ニポンは、競馬とか競輪とか競艇とか宝クジとか株みたいな公営ギャンブルだけが許されてて、それ以外で賭け事をすると法律に触れるのに、なんでパチンコやスロットは法律に触れないんだろう?
パチンコで勝ったら、出した玉をレシートにしてもらって、レシートを田中貴金属のオマケみたいなのにしてもらって、お店の外に出て、いつもの両替場所でお金と替えてもらう。つまり、パチンコ屋さんのカウンターで直接お金をくれたら、ギャンブルと見なされて法律に触れるけど、一度、景品に交換してから、別の場所で換金するって言うシステムなら、ギャンブルとは見なされないんだろうか? それだったら、普通のゲーセンとかでも、溜まったコインを田中貴金属のオマケみたいなのに換えてくれて、お店を出た別の場所で換金するようなシステムにすれば、法律に触れないってことだよね?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、もっと理解できないのは、マージャンだ。ニポンの法律だと、国がテラ銭を取ってるギャンブル以外は禁止だから、お金を賭けてマージャンをしたら逮捕される。だけど、ニポン中のすべての雀荘でマージャンをやってる何万人とか何十万人とかの人の中で、お金を賭けないでマージャンをやってる人なんか1人もいないだろう。
だいたい、マージャンのマンガ雑誌とかに載ってる色んな雀荘の広告には、必ず「風速0.3」とか「風速0.5」とか書いてあるけど、あれは賭け金の説明だ。風速0.3てのは千点30円、風速0.5は千点50円てことで、マージャンをする人なら誰でも分かることだけど、知らない人のために説明しとくと、この千点30円とか千点50円とかは、高校生とか大学生とか、あとはお小遣いの少ないサラリーマンとかがマージャンをする時の安い設定だ。この、点数あたりの金額の他にも、何点持ちで何点返しとか、ゴットーとかジューニジューとか、ウマとか、色んな設定によってもある程度は変わるけど、千点30円とか千点50円くらいなら、半チャン(1ゲーム)でボロ負けしても数千円で済む。だけど、マージャンのプロとか芸能人とか広域ホニャララ団の人たちがやってるマージャンは、安くても千点100円とか200円とかだから、ひと晩ボロ負けすると何十万円て単位になる。
それで、そう言った賭け金を堂々と広告に明記して、コンビニとかで普通に買えるマンガ雑誌とかに掲載してるのに、警察は何も言わないし、当たり前になってる。中には、可愛らしい女の子のイラストとかが描いてあって、「うちは風速3なので初心者でも安心よ♪」なんて書いてある広告もある。ようするに、賭けマージャンは「暗黙の了解」ってことで、警察は取り締まる意思が無いってワケだ。だけど、不思議なことに、夜中に雀荘でマージャンをやってると、突如として警察が踏み込んで来て、お金を賭けてなくても逮捕されちゃう。マンガ家のエビスさんが逮捕されたのも、夜中にマージャンをやってたからであって、お金を賭けてたからじゃない。
何年も前のことだけど、某テレビ局でお仕事をしてて、ある番組の2本撮りだったんだけど、終わってからモタモタしてたら、終電が無くなった‥‥って言うか、ホントのことを言うと、終電がなくなればタクシーチケットをもらえるから、遅くなった時はワザとモタモタと片付けとかをして、終電をやり過ごしてタクシーチケットをもらうんだけど(笑)‥‥で、あたしは、お仕事は自分の車で行くことがほとんどなんだけど、その日は別のお仕事に電車で行ってて、そこから局に直入りしたので、帰りも電車だった。だから、ワザとモタモタとして、タクシーで帰ろうと思ってたのだ。
だけど、タクシーチケットって言っても、そんなにジャンジャンくれるワケじゃなくて、同じ方向の人たちは相乗りしてかなくちゃならない。それで、帰れなくなったスタッフのうち、局に泊まる人と帰る人に分かれて、帰る人たちは「ボクは中野です」、「私は東北沢です」、「オレは初台だよ」‥‥みたいな感じで、誰と誰が相乗りしてくかを決めるんだけど、その日は、雲行きが違った。何か、美術スタッフの人たち2人がゴニョゴニョ言ってて、なかなか決まらない。
あたしは、何なのか分からないけど、一応は部外者だからボケーッとして待ってた。そしたら、「あと1人なんだよな〜」とかって言ってるから、あたしは小さい声で、「あの〜、あたしは世田谷ですけど‥‥」って言ってみた。そしたら、「そうじゃなくてさ〜これからマージャンに行くんだけど1人足りないんだよ〜」なんて言ってから、「メークさん、マージャンなんかできないよね?」って、念のためって感じに聞かれた。それで、たとえマージャンができたとしても、「はい、できません」って答えるのが普通なんだろうけど、あたしは条件反射で「あ、できますよ」って言っちゃったもんだから、「おおっ!」って感じになっちゃって、結局、それから朝までマージャンをすることになった。
‥‥そんなワケで、深夜の1時過ぎに、美術スタッフ2人と衣装部の人とあたしとでタクシーに乗って、四谷の近くの雀荘に行ったんだけど、小さいビルの2階にある雀荘は、外から見ると真っ暗だった。それで、みんなのアトを着いてったら、ビルの入り口からは入らないで、裏のほうにグルッと回って、非常階段を上って行った。それで、先頭の人が鉄のドアを軽くノックしたら、ガチャッて5cmくらい開いた。ドアチェーンが掛かったまま、ちょっとだけ開けてるみたい感じだった。それで、先頭の人がボソボソと話したら、ドアが開いて、前の人から順に静かに入って行った。
それで、あたしが中に入ったら、すぐにお店の人がドアに内カギを掛けた。そこは普通の雀荘で、何組もの人たちがマージャンをしてたんだけど、外に面した窓には、光が漏れないように暗幕が掛けてあって、あたしたちが入ったのは裏口って言うか、非常口だった。結局、マージャンをやり始めてから、「深夜にマージャンをやるとそれだけで逮捕される」ってことや「ヒンパンに警察の手入れがある」ってことを教えてもらったんだけど、あたし的には、そのセリフにビビルよりも、先にマージャンをしてた人たちの中に、とんねるずの石橋がいたことのほうがビックル一気飲みで、「もしも警察の手入れがあったら、石橋も一緒に逮捕されるんだよな‥‥」なんてことを思ったりもした。
ま、所詮は無責任な「個人の日記」なんだし、いくらココに書いたとこで現行犯じゃないからカンケー無いし、アチコチの企業や団体から何千万円ものヤミ献金をもらってた伊藤公介や山口那津男や吉原修や園田博之や上野公成や小川忠男が参考人招致もされないのに、何年も前の深夜にマージャンをやっただけのあたしがトヤカク言われる筋合いは無い。それに、とんねるずの石橋だと思った人も、もしかしたらソックリな他人だったのかも知れないし(笑)
‥‥なんてことは置いといて、久しぶりのマージャンで、吉田照美以上にやる気マンマンになっちゃったあたしは、苦手なトンプー戦だったのにも関わらず、配パイの良さも手伝って、テンパイ即リー即ヅモが連発して、裏ドラが乗ったりして、何でも無いクソ手がみんなマンガン以上になって、最初から3回連続でトップを取れた。これで精神的にラクになって、あとはへこんだりもしたんだけど、最終的にはワリと勝つことができた。
‥‥そんなワケで、昼間っから堂々と換金できるパチンコやパチスロが法律に触れないのに、お金を掛けてなくても深夜にマージャンをすると逮捕されるってのは、あたしにはどうしても納得できない。だから、一度でいいからやってみたいのは、深夜の雀荘で、誰かに「もしもし、警察ですか?○○ビルの雀荘でマージャンをやってるみたいですよ」って電話してもらって、警官がドヤドヤと踏み込んで来たら、広域ホニャララ団みたいな恐いオジサンとか、くわえタバコでネクタイをゆるめたサラリーマンとか、店中の全員でドラえもんの「ドンジャラ」をやってて、いっせいに「はあ?何ですか?」って言うの。コレってすごく面白そうだと思うんだけど、良い子のみんなは絶対にマネしちゃだめよ!‥‥なんて自己フォローしとく今日この頃なのだ(笑)
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