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2005.12.22

トカゲのシッポ

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今日、21日の「衆院国交委員会」で、野党が要求してた「小嶋進」の証人喚問と「伊藤公介」の参考人招致に対して、自民党と公明党は数にモノを言わせて反対して、強引に拒否した。でもこれは、最初からニポン中が予想してた通りのことで、別に驚くことじゃない‥‥って言うか、こっちはそこまで予想して動いてるんだから関係ないけど。とにかく、年内の参考人招致が実現しなかったってだけで、これで終わったワケじゃない。

それどころか、本来なら与党が先頭に立ってやるべき証人喚問をここまで必死になって拒否したってことは、すでにボロが出始めてるってことを自らが証明したも同然だ。何しろ、小嶋進本人が、テレビ局の電話インタビューに対して、こう言ったのだ。


「ぜひ証人喚問してもらいたいと思っている。やはり、相当程度、国土交通省の幹部で私にしゃべられると立場を失う人がいらっしゃるんじゃないですかね」


サスガ、オジャマモン! ホリエモンの「想定内」が流行語大賞をとったから、オジャマモンは「相当程度」を流行らせようとしてるんだろうけど、悲しいかな、ニポン語の使い方がおかしいから、あんまり流行りそうもない。だから、ここはひとつ、あたしが使ってみようと思うんだけど、こんな意味不明な言葉なんて、どんなふうに使えばいいんだか、相当程度考えてみたんだけど、相当程度分かんなかった今日この頃、皆さん、相当程度いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、姉歯だけじゃなく、あのオジャマモンまでがヤケクソになっちゃったんだから、こりゃあ面白いことになって来た。ああ言ったタイプの人間って、ヤケクソになると、1人でも多くの仲間を道連れにしてやろうって思うタイプだから、国交省だけじゃなく、自民党や公明党の議員も、相当程度、覚悟しといたほうがいいだろう。自民党は、テイ良くトカゲのシッポ切りをしたつもりだろうけど、切ったシッポが悪かった。普通のシッポなら、しばらくピクピクしてても、そのうち動かなくなるんだけど、オジャマモンって言うシッポは、登山靴で踏んづけても死なないような生命力のシッポだし、姉歯って言うシッポは、あたしがピンヒールで踏んづけてウリウリしてやったらヒイヒイ言って喜んじゃいそうだし‥‥って、ここんとこ一時的に読者数が増えてるから、行き過ぎた表現には、相当程度、気をつけたほうがいいかも?

で、登山靴で踏んづけても、スキー靴で踏んづけても、いつまでも死なずにバタバタと暴れ回り、そこらじゅうに弊害を撒き散らしそうなシッポ、オジャマモンには、こうなったら徹底的に暴れまくってもらいたい。できることなら、国交省のことなんかアト回しでいいから、伊藤公介をゴルフ接待した時の話を筆頭に、小川忠男の例のパーティーの時の話とか、愛人同伴で行った温泉の話とか、何から何までぜんぶしゃべっちゃえ!‥‥なんてことも言ってみつつ、問題の真相から国民の目をそらそうとする自民党や公明党の、異常とも思えるほどの妨害にも負けず、ここまで必死にがんばって来た馬淵議員は、今日の衆院国交委員会での理不尽極まりない決定を自身のブログに綴っている。


「与党、幕引き完了」

(前略)
理事会が揉めたのは、与党が証人喚問や参考人招致を拒絶してこのまま開かれないことになったからである。

捜索により、「状況を見守る」、「事態の推移を見る」が与党の言い分である。

理事会で委員会を開くかどうかを決めるので、これで実質国会での事実解明の場は消えた。

マスコミが、「これでいいのか!。」と殺到するが、良いわけないわな。だから、ずっと言ってんのに。

国会議員への緊急アンケートも効力を生み出せなかった。
うーん、悔しい。
残念だ。

こうしてうやむやにされていく。
しかし、国交委は開かれなくても、来年の通常国会の予算委員会で徹底的にやる。政界への波及だってあるかもしれない。
予算委員会こそ、疑惑解明の大舞台だ。

とにかく、諦めることなくがんばるしかない。
委員会の部屋を出て、エレベーターで二人きりになった自民党議員が、「与党理事で談合したんだ。これじゃ、ダメだ。」とはき捨てるように言った。

談合って、自民と公明という意味?。それとも、自民の派閥の中での話?、と聞きたかったのだがサーッと言い残して去ってしまった。

やっぱり、何かあるな。
自民の議員が言うのだから、「間違いない!」。


「まぶちすみおの不易塾日記」より引用


‥‥そんなワケで、「状況を見守る」、「事態の推移を見る」ってのが与党の言いぶんらしいけど、与党がこのセリフを言ったら、それは「ホッタラカシにして国民が忘れるのを待つ」って意味だってことくらい、誰にでも分かるだろう。そう言えば、コイズミが似たようなことを言ってた北朝鮮の拉致問題って、そのまま1年以上もホッタラカシだったよね。アメリカ産の狂牛肉の輸入再開やイラクへの自衛隊の派遣延長など、ブッシュに命令されたことはナンでもカンでも一瞬で決めるのに、何でニポン国民のためのことは何年もホッタラカシにするんだろう? やっぱり、在日アメリカ大使だって言われてもジンジャエールだね‥‥あ!この「ジンジャエールだね」ってのは、あたしの新しく考えたパターンで、「しょうがないね」って意味だ‥‥なんて用語解説も交えつつ、先へと進む。

馬淵議員は、「国会議員への緊急アンケートも効力を生み出せなかった。うーん、悔しい。残念だ。」って言ってるけど、あたしはそんなことないと思う。数え切れないほどの人たちが「さらなる証人喚問が必要」って思ってるんだし、実際に協力してくれたんだし、まずは23日の「みのもんたの朝ズバッ!」で、みのもんたがどんなことを言ってくれるかに期待したい。そして、「証人喚問は必要無し」って考えてる議員の名前を一覧表にして、「次の選挙では絶対に投票しない議員の一覧」として、徹底的に叩き続けよう。とにかく、捜査が司法へ移ろうとどこへ移ろうと、これほど国民に不安を与え続けてる大問題をこのまま終わらせるワケには行かない。あたしは、来年の「予算委員会」までに、ありとあらゆる具体的な証拠を並べて、ガンガンに追及し続けてくつもりだ。

そして、馬淵議員の日記の後半部分を読むと、ま、分かってたこととは言え、委員会が行なわれる前に、すでに連立与党の理事同士が談合をして、どんなことがあっても野党の証人喚問の要求はツッパネルって言う密約ができてたってワケだ。企業と癒着して汚いことをやりまくり、その企業が告発されて大問題になったら、自分たちだけは助かろうと根回しをして、数にモノを言わせて国民の声を踏みにじる。サスガ、黒幕の内河健を利用して来たホントの黒幕たちは、やることがワンダホーだ。こんなヤツラ、絶対に許すことはできない。

‥‥そんなワケで、この国民をバカにしまくった自民党に対して、「何で証人喚問を拒否したのか!」とか、「このままウヤムヤにするつもりなのか!」とか、「この税金ドロボー!」とか、「コイズミ、年金くらい払え!」とか、何か言いたい人や、まだまだテポドンを撃ち足りないと思った人は、下に発射台を設置しとくので、気が済むまで好きなだけブッ放して欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)

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