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2005.12.08

黒幕の黒幕はみんな黒幕だ(笑)

uchikawa2
なんか最近、あたしごときの日記をマスコミの人たちも熱心に読んでてくれるみたいなので、裏の世界のネタを発信するのが使命みたいになって来ちゃったような気がする。とは言っても、所詮、あたしのとこに入って来る情報なんてタカが知れてるし、もともとは芸能ネタを集めるために張り巡らしてるアンテナに引っかかって来るオマケみたいな情報だから、プロの人たちのアンテナには足元にも及ばないけど、せっかくだから、大放出サービス中ってワケで、今日も元気に突っ走ろうと思う。

で、建築業界とベッタリと癒着してる自民党の森派の議員や公明党議員や国交省の官僚や外務省の官僚どもにしてみたら、今回のインチキマンション問題は、どうしてもヒューザーや木村建設止まりで食い止めて、自分たちのとこまで火の粉が降りかからないようにしたかったワケだけど、とうとうすべての黒幕である総合経営研究所の内河健の名前までが出て来ちゃって、コイズミや森は大慌てになっちゃって、必死に口封じに回ってるワケだけど、それでも、最悪、内河までがパクられても、そこで食い止めれば、自分たちは安全だって思ってやがる。毎度のことだけど、コイズミの余裕って、ホントにムカツクねぇ〜!

それで、今回は、内河健と政界とを直接つなげてる影の大物の名前をサクサクッと挙げちゃおうと思う。何しろ、この「きっこの日記」は、あくまでも個人が趣味で書いてる日記だから、コイズミによる圧力や報道規制なんかぜんぜん関係無いからね‥‥って言うか、これを読んでくれてる一般の人たちは、コイズミがどれほど汚い手段を使って報道に圧力をかけてるかってことを良く理解して欲しい。あたしが今までに書いて来たことは、ほとんどのマスコミが掴んでる情報なのに、コイズミの圧力によって、報道することが許されなかったのだ。だけど、あたしが書くことによって、ネット上に情報が広がり、その情報にマスコミが触れないことが逆に不自然な状況が出来上がる。そして、マスコミも書かざるをえなくなるってスンポーなのが、あたしの作戦なのだ‥‥なんてことも言ってみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、もったいぶらずに、最初からサクッと行っちゃうけど、今回の問題のすべての黒幕、総合経営研究所の内河健のバックにいるのは、財団法人「朝倉育英会」の「朝倉治雄」だ。コイツは、大阪市中央区に本社があった「朝倉商事株式会社」の二代目ボンボン社長で、ネクタイの製造販売を主軸にしていた国内最大手の社長だった。朝倉商事は、「マリークレール」「ピエールカルダン」「ダックス」などの海外ブランドの輸入販売の他、自社ブランド「エールック」のネクタイやベルトなどをデパート向けなどに製造、販売していて、全国の出荷量の30%、出荷額の45%ものシェアを誇る文字通りの最大手だった。

だけど、ピークの1990年ごろには、100億円を超える経常利益があったのに、バブルが崩壊して高級品嗜好が薄れて来てからは、中国産の安いネクタイやベルトがどんどん売り上げを伸ばすようになって、朝倉商事の売り上げは急激に下がって行った。その上、総売り上げの10%以上を占めていた「そごうグループ」が破綻したことによって、2000年の朝倉商事の経常利益は43億円にまで落ち込んだ。そして、2001年に負債総額40億円を抱え、民事再生手続きをとったんだけど、大阪地裁から廃止決定を受け、事実上の倒産、破産宣告をした。ようするに、会社の繁栄は自分の才覚だと思って鼻息の荒かった二代目ボンボン社長、朝倉治雄だけど、結局は世の中の景気に便乗してたってだけで、景気が悪くなれば会社も傾いて潰れちゃったってワケだ。

だけど、この朝倉治雄には、優秀なブレーンがついていた。それが、「奥村税務会計事務所」の「奥村眞吾」だ。この男は、節税に関するプロフェッショナルで、企業に対するアリとアラユル節税の本を出していて、朝倉商事の影のブレーンとして暗躍して来た。そして、朝倉商事が繁栄してた時代に、莫大な相続税を極限まで回避するために、「朝倉育英会」って言う財団法人を作る時の指南役をつとめてる上に、自分自身が朝倉育英会の常務理事になってるのだ。あたしは高卒のヘアメークなので、小難しいことは何も分かんないけど、ナニゲに雰囲気だけで説明すると、莫大な遺産をそのまま相続するとものすごくたくさんの税金を取られちゃうけど、財団法人を作っておいて、そっちに資産を移しておけば、相続税を取られなくて済むって言うことらしい。

‥‥そんなワケで、朝倉商事株式会社は潰れちゃったけど、莫大な資産は事前に「朝倉育英会」へと移っていて、100人近い債権者たちは手も足も出せなくなったのだ。それで、ここからが今日の一番重要なポイントなんだけど、総合経営研究所の筆頭株主になってるのが、この「朝倉育英会」で、49%もの株を持っている。そして、ココの理事長におさまってるのが、内河健なのだ。つまり、ハッキリ言っちゃえば、総合経営研究所の莫大な利益の半分が「朝倉育英会」って言う自前の財団法人に流れていて、理事長である内河健が好き勝手に使ってるってワケだ。

さて、ここで終わりにしても、コイズミの側近たちの顔色が変わるほどのネタなんだけど、マスコミの人たちからの「もっとカモ〜ン!」とか「バッチ来〜い!」とかの声が聞こえて来そうなので、さらに突っ走ろうと思うんだけど、あんまりあっちこっちにトッ散らかっちゃうと収拾がつかなくなるので、今回の問題の黒幕、総合経営研究所の内河健に絞って書いて行こうと思う。で、内河健の悪行三昧と言えば、ニポン国内だけじゃなく、世界各国に広がってるワケだけど、中でもヒドイのが、中国における欠陥ビルの林立だ。内河は、お得意の口先三寸のペテンで、中国の建設会社に対しても、鉄筋の数を減らしたデタラメ工法のプランを流布していたのだ。

通常の半額以下の建材費と、通常の半分の施工期間でビルが建つって言うプランに、中国の多くの建設会社が飛びついた。そして、中国のあちこちに、震度4程度の地震で倒壊の恐れのあるビルが林立しちゃったってワケだ。今回のニポンでの報道は、そのまま中国のマスコミへと流れ、耐震強度を無視した欠陥マンションや欠陥ビジネスホテルの問題は、中国の建設会社の知るところになった。そして、今回、その黒幕が内河健だったってことが報じられたことによって、内河プランでビルを建設した多くの建設会社が、自社ビルの強度を調べたのだ。そしたら、中国4千年の歴史もビックルを飲み干すほどの結果が出ちゃって、今や中国の建設業界はテンヤワンヤの大騒ぎになっちゃった。インターネットを見ると、中国の建築に関する掲示板だけじゃなく、一般の掲示板を見ても、「日本の内河健は中国にインチキ建築工法を広めに来たペテン師だ!」って書かれてる。中には、「これは日本の政府が送り込んだテロリストだ!」って書かれてものもあるほどで、今や、コイズミの靖国参拝よりも、内河健の欠陥ビルのほうが中国人から恨まれてるってワケだ。

‥‥そんなワケで、ここで朝倉治雄の話に戻るけど、コイズミが「ノーネクタイ」のクールビズなんて世迷言を言い出せたのも、政界に強い影響力を持ってた朝倉商事が潰れたからこそ言えたセリフであって、大手ネクタイメーカーの朝倉商事が今でも健在だったら、口が裂けても言えなかったってワケだ。こう言った裏の世界のことを知らずに、コイズミの発する無責任な言葉ひとつひとつをありがたがって聞いてる国民て、どれほど愚かなもんなんだろう。コイズミみたいな人間のクズが、ホントに国民のことや地球のことなんか考えてるハズなんかないのに、あんなバカげたパフォーマンスに騙されちゃって、未だに信じてる人たちって、なんだかなぁ〜 by 阿藤快って感じだ。

で、せっかくオヤジが作った会社を潰しちゃったバカな二代目の朝倉治雄については、「船場発世界No1企業社長が語る実践帝王学 バカな二代目につける薬」って言う自著があるので、それを読んでもらえれば良く分かると思うけど、この呆れ果てた本の中の「ブレーンを持つ」って章で、朝倉治雄は奥村眞吾のことを自分の優秀なるブレーンとしてアガメタテマツッてる。そして、「相続税問題−朝倉育英会はこうしてできた」って章では、非課税な法人に財産を移して相続税をバックレル方法が詳しく書いてある上に、奥村眞吾の入れ知恵で税金を逃れるために財団法人の朝倉育英会を作った経緯までが書かれてる。

‥‥そんなワケで、総合経営研究所の株を普通じゃ考えられないほど所有してる朝倉育英会だけど、この財団法人を作った奥村眞吾が、内河健と深く関わってるどころか、総合経営研究所の節税対策にまであれこれと指導してたって言う構図までが見えて来た上に、コイズミの側近や官僚どもとの繋がりまでが浮き出て来ちゃったので、いい加減、飽きて来た今回の問題だけど、まだまだこのネタは続いて行くんだろうな‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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