スポンサーが決める五輪代表
ここ数日はとにかくバタバタしてて、ゆっくりと日記を書いてる時間がないので、取り上げる話題も遅れがちだけど、今日も今日とてリトル遅れがちな話題ってことで、久しぶりに大好きな女子フィギュアスケートについて、スパッとトリプルアクセルを決めてみようと思う。で、25日付けでトリノオリンピックの代表が発表されたんだけど、あたしは、今から半年以上も前の5月の時点で、電通の人から「スポンサーの絡みで、トリノは荒川、村主、安藤に決定してるよ」って聞いてたので、分かりきってることを今さら発表されても、なんだかなぁ〜 by 阿藤快って感じだった。あたし的には、前から言ってるように荒川静香が好きだから、荒川静香さえ出場できれば他はどうでもいいんだけど、それにしても残りの2人が、幸薄い村主章枝とヘタクソな安藤美姫って、こりゃあ日本スケート連盟はメダル獲る気なんかぜんぜんないんだな‥‥って言うか、スポンサーとの癒着が露骨すぎて見てらんないんだけど、ま、今に始まったことじゃないし‥‥って感じだった。
でも、これで、何て読むのか分かんない名前のナンバーワンだった「村主章枝」を「すぐりふみえ」って読むってことが、ワリと一般にも浸透したと思う。こんなこと、どうでもいいように感じるかも知れないけど、実は、これはすごく重要なことなのだ。あたしは、ずっと前から気になってたんだけど、世の中では、「すぐりふみえ」のことを「ふぐりすみえ」って言い間違える人がケッコー多い。それで、単なる言い間違えなら別に気にしないんだけど、この「ふぐり」って言うのは、男の人のオマタの間にぶらさがってる奇妙なオイナリサンのことなのだ。だから、この言い間違えは、浅草キッドの「玉袋筋太郎」に匹敵するほどのインパクトがあるワケで、玉袋筋太郎だってNHKに出る時には「知恵袋賢太郎」って替えないと出られないくらいなんだから、ようするに、正しく「すぐりふみえ」って言えばオッケーだけど、間違えて「ふぐりすみえ」って言っちゃうと、NHKの放送コードに引っかかっちゃいそうな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、何でこんな言葉を知ってるのかって言うと、俳句をやってるからだ。あたしの大好きなお花のひとつに、「いぬふぐり」って言うのがあるんだけど、春の野原とか、そこらへに咲いてる小さくて可愛らしいブルーのお花だ。それで、あたしは、俳句を始めた中学生の時に、この「いぬふぐり」の句をいくつか詠んだ。そしたら、あたしに俳句を教えてくれてた古文の先生が、「いぬふぐりと言うのは、とても可憐な花だけど、この名前は、犬のコウガンと言う意味なんだよ」って言うので、あたしは、「コウガンて何ですか?」って聞き返した。すると、先生は困ったような顔をして、「うーん、うーん、アレだよアレ、オス犬についてるタマタマのことだよ‥‥」って言った。あたしは、それまで何度も口にしてた大好きな「いぬふぐり」の「ふぐり」が、タマタマのことだったって言うショックと、さらに、そのタマタマのことを「コウガン」と呼ぶって言う新しい知識とが、思春期の体内を駆け巡り、真っ赤になってうつむいた。今じゃ考えられないほど純情だけど、まだ中学2年生だったから、浅田真央ちゃんよりも子供だったのだ。
それで、どうしてあんなに可愛いお花を「いぬふぐり」って呼ぶのかって言うと、お花とは関係なくて、花が実になった時に、犬のタマタマにソックリな形になるからだ。だから、たまたま犬のタマタマに似てる実がつくってことで、たまたまこんな名前にされちゃったってワケで、あんなに純情だったあたしが、これだけタマタマを連発できるようになったのも、あれから20年近くの歳月が流れ、何度も実物のタマタマを見たり、握ったり、引っぱったり、時には尖ったパンプスで蹴り上げたりして来たからにホカならない(笑)‥‥なんてことも言ってみつつ、俳句では、他にも「松ぼっくり」のことを「松ふぐり」って言ったりもする。ようするに、「松のタマタマ」ってワケなんだけど、これは別に俳句専用の言葉じゃなくて、もともとニポン古来からある呼び名だ。俳句では、ワザと昔の呼び名を使って、味わいを深くしたり雰囲気を演出したりすることが多いので、この「松ふぐり」もそのひとつなのだ。
‥‥そんなワケで、人前で言っちゃうと恥をかく「ふぐり」って言葉だけど、「すぐりふみえ」を「ふぐりすみえ」って言い間違えてる本人は、まさか「ふぐり」って言うのが男の人のアレのことだなんて知らずに言ってるワケだから、周りにたくさんの人がいる場所でも、「でもさ〜ふぐりすみえってさ〜」なんて平気で連発する。で、1年以上も前のことなんだけど、某テレビ局の社食で、仲良くしてる某女子アナと番組スタッフの女性たちと4人で食事をしてた時に、たまたま女子フィギュアの話題になったんだけど、その時に某女子アナが、「ふぐりすみえってさ〜」って言い出した。それで、他の人も気づかずに、「でも、ふぐりすみえの場合は〜」「ふぐりすみえよりは〜」って言い出して、唯一、間違いに気づいてるのはあたしだけなんだけど、こう言う時って、注意しずらくなる。
ようするに、4人のうち1人だけが言い間違えてて、残りの3人が気づいてることなら、あたしが言わなくても誰かがソッコーでツッコムし、言い間違えた1人だけが恥をかくってパターンになる。だけど、その場にいるあたし以外が、全員、「ふぐり」だって信じ込んで話してる上に、どうやら「ふぐり」が男の人のアレのことだとは知らずに話してるみたいだし、みんなワリと早口でペラペラとおしゃべりしてるから、そう言う時にみんなの会話の流れを止めるのってヤボだし‥‥なんて考えてるうちに、会話はどんどん進んじゃって、今さら言うのもナンだし‥‥って空気になっちゃう。
で、注意することをあきらめたあたしとしては、今度は周りの目が気になり始める。つまり、女性には認知度の低い「ふぐり」って言葉だけど、男性の場合には認知度が高いだろうから、女性が集まって「ふぐり」「ふぐり」って連発してれば、近くにいる男性は「こいつら、いったい何の話をしてんだ?」ってことになるだろう。それで、あたしは、ナニゲに左右を見てみたら、オダギリジョー‥‥じゃなくて、ヤブキジョー‥‥じゃなくて、シシドジョー‥‥じゃなくて、アンノジョー、隣り合わせたテーブルの男性たちが、こっちをチラチラと見ながらヒソヒソ話をしてた。こう言う時って、「ふぐり」を連発してる張本人たちは何ともないのに、唯一、「ふぐり」って言ってないあたしだけが恥ずかしい思いをして、ものすごく損した気分になる。
そう言えば、「ふぐり」っていっぱい書いてるうちに思い出したんだけど、鈴木ふぐり‥‥じゃなくて、鈴木亜久里のF1チームが、こともあろうに、来シーズン参戦できることになっちゃったのだ。どんな根回しをしたんだか知らないけど、絶対に反対してくれると思ってたフェラーリやレッドブルまでが、参戦認可の書類を出しちゃって、10チームすべての認可がとれたのだ。はぁ‥‥もう溜め息しか出て来ない。F1観戦は、あたしの数少ない楽しみのひとつなのに、なんだかなぁ〜 by 阿藤快のモノマネをしてる神奈月って感じだ。
‥‥そんなワケで、「久しぶりに大好きな女子フィギュアスケートについて」とか前置きしておきながら、結局は「ふぐり」のことしか書いて来なかったワケで、これは志村けんもビックルを飲み干すほどのダッフンぶりだと思うけど、今回の日記で言いたいことは、一番最初に書いたように、ずっと前から「トリノは荒川、村主、安藤に決定してた」ってことだけなので、あたし的にはあんまり掘り下げたくなかった‥‥って言うか、暮れも押し迫ったこんなに忙しい時に、インチキマンション問題と狂牛肉問題だけでも手いっぱいなのに、ここでまた「某大企業と中曽根康弘との癒着」「電通における中曽根康弘の権力」「日本スケート連盟における城田憲子の権限」「某大企業と城田憲子の癒着」なんてことを書き始めちゃったら、収拾がつかなくなる。ま、ようするに、ニポン中に欠陥マンションが林立したのも、国民の命に関わる危険極まりないアメリカ産の狂牛肉が輸入されることになったのも、誰も納得できないデタラメな得点でオリンピックの代表が選ばれたのも、すべては企業と政治家とおかしな団体の癒着が原因だってことで、文句のある人は、この国で一番偉い人に言ってくれ。あ、この国で一番偉い人は、もうお正月気分になっちゃってるか!‥‥なんて思う今日この頃なのだ(笑)
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