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2006.01.31

コイズミ内閣の大嘘

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コイズミのデタラメな売国政策のツケが回って来て、荒れに荒れてる国会だけど、野党からの狂牛肉問題に関する質問に対して、無責任極まりない中川昭一やライブドアと癒着してる安倍晋三は、口からデマカセの大嘘回答を炸裂させた。まず、野党からの質問主意書で指摘されたデータや資料について、コイズミ内閣は「現在、プリオン専門調査会で審議中」だって回答してたけど、これは大嘘のオッぺケペーだ。コイズミの指示によって、「輸入再開ありき」で進められて来た調査会の公開審議では、これらのデータや資料は、すべて無視されて来て、「審議中」どころか、公開すらされていないのだ。これは、過去の話じゃなくて、今、現在でもだ。つまり、公開もされずに、闇に葬り去られたデータや資料なのに、コイズミ内閣は「現在、審議中」だって大嘘をついたのだ。ふざけんな!このペテン師ども!

ちなみに、コイズミ御用達のインチキプリオン専門調査会がインペイしたデータや資料ってのは、一例をあげると、こんなのだ。


「アメリカでは100万トンもの鶏糞ゴミが牛の飼料になっている(鶏は肉骨粉を食べている)」

「鶏は飼料中の異常プリオンを吸収しない、と調査会に出席している学者達が述べている」

「そのうち30万トンが肉骨粉だと米国FDA長官代理が見積もりしている」

「年間32万トンものSRM由来牛脂、肉骨粉が畜産飼料になっている」

「年間25万トンもの死亡動物由来の油脂、肉骨粉が畜産飼料になっている」

「狂鹿病の大発生している米国でシカの肉骨粉が97年度以降も畜産飼料に混入している」


これらの他にも色々とあるんだけど、「輸入再開ありき」の内閣の姿勢に都合の悪いこう言った資料は、すべてインペイされて、リスク評価では完全に無視されたのだ。それなのに、背骨つき狂牛肉がドバッと輸入されて大騒ぎになり、野党からツッコミを入れられたら、突然、「現在、審議中」とはナニゴトだ? 一度は自分たちでインペイしたデータなのに、急いでゴミ箱から拾って来て、今、審議をしてるとでも言うんだろうか? ここまでバレバレの大嘘をつくとは、証人喚問だったらお前ら偽証罪だぞ!‥‥なんて思う狂牛病‥‥じゃなくて、なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、中身の無い虚業、ライブドアの化けの皮がはがれ、中身の無いコイズミ内閣の化けの皮もはがれ始めたワケだけど、全国民の見てる前で、堂々と大嘘をつくなんて、中川昭一も安倍晋三も、オジャマモンや内河健と同レベルのペテン師としか言いようがない。バカ田大学ですら卒業できそうにない中川昭一は、「事前に日本側が現地調査してから閣議決定する」って言う政府答弁書の方針を無視したことについて、「輸入再開以降でなければ、米国の施設が適切かどうか判断できないと思った」なんて言う、小学生でも首を傾げるような支離滅裂なことをノタマッた。挙句の果てには、「食の安全確保」の観点から「総合的に判断して、必ずしも質問主意書に対する答弁に反しているわけではない」なんて言う、メチャクチャな理論を展開した上に、広域ホニャララ団をバックに持つ安倍晋三までが、同じ見解を示したのだ。で、バカもここまで来ると言葉も無い‥‥なんてワケには行かないから、テッテー的に叩かせてもらう。

まず、農林水産大臣の中川昭一と厚生労働大臣の川崎二郎にモットモ責任のある「内閣府のインチキ査察団」の、ワンダホーすぎる大活躍ぶりをあたしがハッキリとお知らせする。何でかって言うと、あまりにもお粗末な「形だけの現地調査」の実態を知られたくなかった農林水産省と厚生労働省は、細かい日時などはどこにも書いてないイイカゲンな査察報告書しか公表しなかったからだ。


12月12日(月)−ニポン時間−コイズミ内閣が国民の声を無視して輸入再開を強引に決定。
12月13日(火)−アメリカ時間−コイズミの息の掛かったインチキ査察団、アメリカ、デンバー入り。
12月14日(水)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「Cargill Meat Solutions」を査察。
12月15日(木)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「Swift & Co. plant」を査察。
12月16日(金)−ニポン時間−「丸大食品」が輸入した狂牛肉4.6トンが成田に到着。
12月16日(金)−アメリカ時間−インチキ査察団、オフで観光やショッピングを楽しみ、夜は接待漬け。
12月17日(土)−アメリカ時間−インチキ査察団、オフで観光やショッピングを楽しみ、夜は接待漬け。
12月18日(日)−アメリカ時間−インチキ査察団、カンサス州へ移動して、昼間は観光、夜は接待漬け。
12月19日(月)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「National Beef(Liberal)」を査察。
12月20日(火)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「National Beef(Dodge City)」を査察。
12月21日(水)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「Tyson Fresh Meats」を査察。


そして、このあと、アメリカ側が用意してたネブラスカ州とテキサス州の施設をザッと見て帰って来たってワケだ。国民の血税を使いまくって、さぞかし楽しい旅行だっただろう。10日も掛けて、査察した施設はたったの7ヶ所、あとは楽しい観光と接待漬け。ニポン向けの狂牛肉施設はぜんぶで50以上もあるのに、なんじゃこりゃ? お前らガキの使いか?

オマケに、狂牛肉の処理やパッケージング、空港までの輸送や輸出手続きの時間を計算すると、「丸大食品」が16日に輸入した4.6トンは、14日に査察した「Cargill Meat Solutions」や15日に査察した「Swift & Co. plant」のものではない。つまり、事前に他のどこか分かんない工場で処理したノーチェックの狂牛肉だったってワケだ。だいたいからして、ニポンで輸入再開が決定されてから、わずか4日後に4.6トンもの狂牛肉が成田に到着するなんて、どう見たって、前もって輸出の準備をしといたとしか思えない。ちなみに、この4.6トンの内訳は、狂牛肉が4.3トンと、狂牛横隔膜や狂牛舌などの危険極まりない狂牛内臓肉が0.3トンだ。

そして、調べてみたら、ビンゴ! 「Harris Ranch Beef Co.」って言う、ニポン側がまったく査察をしてない会社が輸出したものだった! この他にも、19日には、住友商事が、やはりまったく査察をしてない「Sun Land Beef Co.」って言う会社から輸入してるし、18日には「業者非公開」の狂牛肉も届いていたのだ。

だからこそ、政府答弁書の方針通りに、きちんと輸入再開前に査察をすべきだったのに、実際には、再開が決まってからの大慌ての現地調査。それも、ただ遊びに行っただけ。本来なら、「現地調査→輸入再開決定→輸入」ってのがスジなのに、まず初めにアメリカ側が輸出用の狂牛肉4.6トンを準備して、それからニポンが輸入再開を決定して、最後に現地調査って、サスガ、在日アメリカ大使、コイズミのやることはイカレてるよ、まったく。その上、「文句があるならアメリカに言え!」とはナニゴトだ!

これが、中川昭一や安倍晋三の言う「食の安全確保」の実態であり、この呆れ果てた事実を見れば、今回の背骨つき狂牛肉の混入問題が、起こるべくして起こったってことは一目瞭然だろう。さらには、コイズミ以上の無責任男、安倍晋三に至っては、すでに流通しちゃった1500トンもの狂牛肉に対して、「輸入業者による自主的なチェック」なんて言うデタラメでお茶を濁す始末。いったい、どこまで国民をバカにすれば気が済むんだろう?

テレビのニュースを見たら、「日本ハム」や「スターゼン」の工場で、狂牛肉の箱を開けて、真空パックのビニールの上から軽く手でなでるだけで「はい、オッケー」みたいな、あまりにもテキトーなチェックをしてる映像が流れてたけど、コイツラって、悪質な前科者たちじゃん。日本ハムの牛肉偽装事件は、あまりにも有名だけど、スターゼンにしたって、2年近くも、白豚のパックに値段の高い「黒豚」のラベルを貼ったり、安い牛肉のパックにブランド牛の「佐賀白石牛」のラベルを貼ったりして、スーパーとかで売り続けてた詐欺グループじゃん。こんな悪質な企業が東証1部上場企業だってのも理解できないけど、こんな前科者たちが、自分たちでちゃんとしたチェックなんかするワケがないだろう。肉の偽装を続けて来た悪質な企業に、自分たちで肉のチェックをさせるなんて、ヒューザーのマンションの検査をヒューザーの社員にやらせるようなもんだ。

‥‥そんなワケで、コイズミ直属の内閣府のプリオン専門調査会が、都合の悪いデータや資料をすべてインペイし続けて来た上に、何の役にも立たない形だけのインチキ査察団を遊びに行かせた結果が、今回の「輸入再開、即、中止」って言う、あまりにもアホらしい結末ってワケだ。これは、誰がどう見たって、農林水産大臣の中川昭一と厚生労働大臣の川崎二郎の辞職は当然として、コイズミや安倍晋三にも今すぐに辞めてもらわないと、国民は納得しないだろう。だけど、コイズミや安倍晋三は、こんなつまんないことじゃなくて、これからもっと素晴らしいミサイルが炸裂するから、それまでは細々とそのイスにしがみついておいて欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.30

頭文字K

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この「きっこの日記」をお借りしてる「さるさる日記」には、過去ログのタイトル一覧みたいな機能が無いので、以前は、過去の日記を調べたい時にリトル不便だった‥‥言うか、ビッグ不便だった。だけど、今は、「日記内を検索」って言う機能がついたので、すごく便利になった。たとえば、「F1」て入れて検索すれば、過去の日記で「F1」について書いてる日記が、ズラーッて出て来る。だから、あたし的にも便利になったけど、読者的にも便利になったと思う。ちなみに、この「F1」もそうだけど、あたしは、アルファベットや数字を半角じゃなくて全角で打ってるので、半角で「F1」て入力するとヒットしないので、「日記内を検索」を利用する人は全角でヨロピク‥‥なんてことも言ってみつつ、もうひとつだけ書いとくと、この「きっこの日記」や「きっこのブログ」をパソコンから読んでる人で、「文字が小さくて読みずらいので何とかして欲しい」ってメールを送って来る人が何人もいるんだけど、カンベンして欲しい。

WEB上の文字の大きさは、自分のパソコンで大きくしたり小さくしたりするものであって、あたし側の問題じゃない。たとえば、ウィンドウズのOSを使ってるんなら、インターネットに接続してる時の画面の上のほうに、「ファイル」とか「編集」とか「表示」とかってのがあるから、そこの「表示」の中に「文字のサイズ」ってのがある。だから、「きっこの日記」や「きっこのブログ」にアクセスした状態で、「文字のサイズ」を「大」とか「最大」とかにすれば、呆れるほどデカイ文字で読める。パソコンの初心者にキビシイことは言いたくないんだけど、多少は自分で考えてみてから文句を言って欲しい。

それから、もひとつツイデに書いとくと、ケータイから「きっこの日記」を読んでる人で、「更新お知らせが来たのに、アクセスしたら前日の日記のままだった。どうなってるんですか?」ってメールもカンベンして欲しい。それは、ケータイが前日の画面を記憶してるからであって、リロードすれば更新した日記が表示される‥‥って、わざわざマクラの部分を使って、こんな初歩的なことを書かなきゃなんないほど、この手のメールが届く今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、せっかくだから、さらにツイデにお知らせを書くけど、今、「日本ブログ大賞」の「読み物部門」に「きっこのブログ」が、「ニュース部門」に「きっこの日記」が、それぞれノミネートされてる。それで、それぞれ別の人が推薦してくれたみたいなんだけど、「日本ブログ大賞」の規約を見たら、「同一のブログを複数のカテゴリーにはエントリーできない」って書いてあった。それで、「きっこのブログ」は、「きっこの日記」のミラーサイトとして利用してるので、外見は違くても中身は同じだから、「同一ブログ」ってことになると思ったので、せっかく推薦してくださった人には申し訳ないんだけど、事務局にメールして片方にしてもらうようにお願いした。そしたら、今日、連絡が来て、「ニュース部門」のほうのエントリーを取り消して、「読み物部門」だけにしてくれるってことになった。自分でエントリーしたワケじゃないけど、何だかズルをしてるみたいでずっと気になってたので、「ニュース部門」に推薦してくださった人と投票してくださった人たちにはホントに申し訳ないんだけど、どうぞご理解ください。

あ、さらにツイデに書いとくけど、あたしの大好きなが博多美人のこぶたちゃんの「こぶたのこぶろぐ Hyper!!」が、「日本ブログ大賞」の「手作り部門」にエントリーしてたことに気づいたので、覗いてみて「応援してもいいな」って思った人は、投票をヨロピク♪ 「こぶたのこぶろぐ Hyper!!」は、お料理のブログで、こぶたちゃんはすごく可愛いんだけど、博多弁も可愛くて、あたしは、毎日、更新を楽しみにしてる。

さて、言うことを言ったらドット疲れが出ちゃったので、今日は軽い話題で行くけど、昨日の「F1」の話題は、書いてて楽しかったので、ついつい長くなっちゃった。実は、もっともっと長くなりそうだったんだけど、今日のお仕事が朝早くからだったので、テキトーなとこでマトメちゃったのだ。ホントは、ザウバーのニューマシン、「F1.06」についても書こうと思ってたんだけど、あたしは、BMWがあんまり好きじゃないので、ハショッちゃった。だけど、あたしの大好きなボブ・マーリィは、有名になってお金持ちになった時に、ベンツじゃなくてBMWを買った。何でかって言うと、ものすごく単純な理由で、「Bob Marley & The Wailers」の頭文字が「BMW」だったからだ。それで、ボブ・マーリィを好きな人の中には、「ボブが乗ってたから」って理由だけで、自分もBMWを買っちゃう人もいる。たとえば、伊豆の下田のアイタルフーズの社長みたいに‥‥なんてことを言っても、一部のサーファーとかレゲエマニアしか知らないと思うけど‥‥。

で、この「BMW」ってのは、もちろん「Bob Marley & The Wailers」の頭文字じゃなくて、ホントは「Bayerische Motoren Werke AG」の頭文字で、「バイエリッシュ・モトーレン・ヴェルケ」って読むそうだけど、英語だと「バイエルン・モーター・ワークス」ってことで、ニポン語にすると「バイエルン自動車会社」って感じだろう。ちなみに、この「バイエルン」てのは、社長がソーセージを好きなワケじゃなくて、BMWの本社があるのが、ドイツのバイエルン州のミュンヘンだからだ。だから、もしも「バイエルン」じゃなくて「ミュンヘン」のほうを使ってたとしたら、「BMW」は「MMW」になってたワケで、そしたらボブ・マーリィも買わなかったワケで、そしたら伊豆の下田のアイタルフーズの社長も買わなかったワケで、ボブ・マーリィもアイタルフーズの社長も、ベンツを買ってたかも知れない。

まあ、BMWがベンツに代わったところで、どっちもドイツの車だから、60キロの道路を67〜8キロで走った程度の問題 by 東横インの社長って感じだけど、BMWと違って、あんまり知られてないのが、あたしの乗ってるフィアットの意味だ。ほとんどの人は、「FIAT」が「BMW」と同じに頭文字だってことを知らなくて、もともとあった単語だと思ってるんだけど、ホントは、「FIAT」ってのは、「Fabbrica Italiana Autmobile Torino」の頭文字なのだ! なのだったら、なのなのだ!‥‥なんて感じで強調してみつつ、意味はと言えば、「トリノ自動車のイタリア工場」って言う、アジもホッケも無い意味なのだ。ちなみに、「アジもホッケも無い」ってのは、「オカズが無くてわびしい食卓」転じて「味気ないこと」って意味の新語だ。

‥‥そんなワケで、「FIAT」が「Fabbrica Italiana Autmobile Torino」の頭文字なら、あたしの愛する「MAX」は「Musical Active eXperience」の頭文字なんだけど、「頭文字ならMAXじゃなくてMAEじゃん」てツッコミに対しては、ホントは、avexのMAX松浦が自分のニックネームを与えたワケで、「Musical Active eXperience」ってのは、あとからコジツケたってことで、ムニャムニャとお茶を濁してみる。そう言えば、MAXのヒット曲の「ギンチカ」は、「銀座の地下街」じゃなくて、「銀河の誓い」の頭文字って言うか、略したものだけど、この「銀河の誓い」は、もともとは「AQUARIUS」ってタイトルで、「HIS」の曲だった。「HIS」ってのは、「Hiromasa Ijichi Melodies」の頭文字で、その名の通り、名プロデューサーの伊秩弘将が昔やってたユニットだ。

「HIS」って言うと、ナニゲに似てるのが、最近人気の「THC!!」だけど、「THC!!」は、ファーストアルバムのタイトルが「TEENS HATE CHAINS!!」、セカンドアルバムが「TRIBAL HEARTS CALLING!!」、サードアルバムが「TIME HAS COME!!」ってワケで、伊秩でも‥‥じゃなくて、意地でも「THC」になるようにタイトルをつけてる。まあ、今のうちはいいけど、これが7枚目、8枚目ってなって来ると、なかなか巧いタイトルが見つからなくて、苦労しそうだ。そして、どうしても浮かばなくなったら、アルバムタイトルが、「竹中 平蔵 ちゃん」とか、ニポン語になっちゃったりして(笑)

ちなみに、「THC!!」のベーシストのK−69(ケーロック)は、魚釣りとボブ・マーリィが大好きって言うステキな人で、すごく強そうなのにやさしそうでカッコイイ。で、ボブ・マーリィと言えばマリファナだし、マリファナの主成分は「テトラ・ヒドロ・カンナビノール」って言うヤヤコシイ名前なので、普通は頭文字で「THC」って呼ぶ。ニポンで、繊維をとるために栽培されてるマリファナは、品種改悪によって、この「THC」の含有量を限りなく透明に近い0%にしてるから、村上龍がブルーになっちゃうほど、吸っても食べても何の意味も無い。だけど、マリファナが解禁されてる先進国では、この「THC」の含有量が多くなるように品種改良することは当然として、さらに、数え切れないほどのバリエーションがあるので、その日の気分や用途に合わせて、ピッタンコのマリファナを選んで買うことができる。

そう言えば、1月22日に、オランダのアムステルダムで、マリファナの国際見本市が開催されたけど、2万人以上の人手があったそうだ。前にも書いたけど、アムステルダムでは、毎年、「カンナビス・カップ」って言う世界一のマリファナを決めるマリファナ大会が開催されてて、ニポンからも多くの人がツアーで参加してる。ただ、開催してるのはたった5日間なので、たくさんのマリファナを吸い比べることができない。そのため、何日も前からアムステルダムに行って、有名なコーヒーショップ(マリファナを買えるお店)を回って、エントリーされてる作品を順番に吸って、それぞれの効き方とか持続時間とかフィーリングとかをチェキして、ノートに感想や点数をつけて行く。興味のある人は、ニポンだと、「アムスでGO」ってサイトが草分け的(笑)な存在だから、自分で検索してちゃぶだい。写真入りのマリファナ図鑑とかも、とっても良くできてて、思わずアムステルダムに行きたくなるし、行きたくなった人は、有名なコーヒーショップを覗くことができる動画もある。

‥‥そんなワケで、あまりにも「軽い話題」なので、あちこちにダッフンしながらも、ナニゲに「頭文字」ってことでマトメてみたんだけど、現代は、「AV」って言われても「アダルトビデオ」なのか「オーディオビジュアル」なのか分かんないし、「HG」って言われても「ハードゲイ」なのか「ヒロミゴー」なのか分かんないし、「SG」って言われても「総研グループ」なのか「創価学会」なのか分かんない。だけど、アダルトビデオはオーディオビジュアル機器で見るワケだし、ハードゲイはヒロミゴーの曲で腰を振るワケだし、総研グループは創価学会関係の議員とベッタリ癒着してるワケだから、ま、いっか!‥‥なんて思う今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.29

冬の夜のF1話

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ショックで書くのがリトル遅れちゃったけど、とっても悲しいことに、FIAは1月26日付けで、「保証金の支払いが済み、全チームからの了承も得られたため、スーパーアグリチームの今シーズンへのエントリーを認めます」って公式発表した。ドライバーは、まだ正式には発表されてないけど、タクマのために大慌てで作った即席チームなんだから、タクマが乗ることは最初から決まってる。そして、もう1人のドライバーは、井出らっきょだろう。これまで、井出らっきょの他に、MAX松浦とかアンソニー・デビッドソンとかの名前もあがってたけど、MAX松浦は、今シーズンも亜久里んとこのインディカーに残留することが決まったし、アンソニー・デビッドソンは、ホンダのテストドライバーから、サードドライバーへと格上げになった。それで、1月の半ばには、亜久里が井出らっきょを連れて、イギリスのファクトリーにシート合わせに行ったことから、スーパーアグリのセカンドドライバーは、井出らっきょに決まりだって言われてる。ま、あたし的には、ロッテラーかデーモン小暮だったら、ちょっとは応援しても良かったんだけど、それはチーム的にアリエナイザーだったから、最初からどうでも良かった。

あ、一応、最近「きっこの日記」を読み始めた人たちのために説明しとくと、井出らっきょってのは、あたしの嫌いな星野一義のインパルの井出有治のこと、MAX松浦ってのは、スーパーアグリのIRLプロジェクトからインディに参戦してる松浦孝亮のこと、デーモン小暮ってのは、あたしの好きな中嶋悟のPIAA NAKAJIMAの小暮卓史のことだ。ここまで説明することもないのかも知れないけど、あたしが、F1の次に好きなのが、フォーミュラーニッポンて言うレースで、略して「Fポン」て言う。それで、星野のインパルとか中嶋のPIAAとか言うのは、そのFポンに参戦してるチームのことだ。で、あたしが応援してるのが、PIAAのロッテラーなので、デーモン小暮はPIAAのセカンドドライバーだから、ついでに応援してる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、F1的な視点から言えば、大嫌いな‥‥って言うか、眼中にも無いスーパーアグリチームだけど、周り中に迷惑を掛けてホンダをクビになったタクマのために作ったチームだから、一番いいのは、エントリーできないことだった。だけど、エントリーが認められちゃった今、一番面白いのは、自分のチームのセカンドドライバーにタクマが負けたら笑えるかな?って思った。我ながら、ホントに意地悪な性格だと思うけど、こんなことを思っちゃうくらい、今回の鈴木亜久里の強引なやり方にはムカツイタのだ。だって、まるでライブドアの時間外取り引きや粉飾決算みたいな方法で、1人のドライバーのためだけに中身の無いハリボテチームを作るなんて、真剣にレースに参戦してる他のチームに対して、こんなに失礼なことはない。

だから、イッソのこと、タクマよりも確実に速いと思われるFポンのドライバーがセカンドドライバーになれば、タクマのために作ったチームで、タクマの遅さが証明されるって言う皮肉な結果になって、笑えるかな?って思ったのだ。タクマって、コーナリングとかで「巧い!」って思う瞬間もあるんだけど、とにかくメンタル面が弱い‥‥って言うか、すぐにカッとして冷静な判断ができなくなるって言う致命的な欠点がある。だから、申し訳ないけど、紳士のスポーツであるF1には人間的に向いてない。そこんとこ、早く自分で気づいて欲しいと思う。

で、タクマよりも明らかに速いと思われるFポンのドライバーって言えば、PIAAのロッテラーは当然として、インパルのブノワ・トレルイエとか、本山哲とか、ダンデライオンのリチャード・ライアンとか、あとは、5ZIGENの松田次生あたりでも、よほどマシンのセッティングで差をつけられない限り、簡単に勝てると思う。ま、井出らっきょもケッコー速いから、今のままでもタクマは足元をすくわれるかも知れないけど、できることなら、確実に実力の違いのあるロッテラーやトレルイエ、ライアンあたりがセカンドドライバーになれば‥‥って、こんなことばっか書いててつまんないから、もっと楽しい話題に車線変更しよう。

‥‥そんなワケで、まだドライバーも正式発表できないスーパーアグリと違って、真剣にレースに参戦してる他のチームは、すでにニューマシンでのテストを繰り返して、セッティングを煮詰めてる真っ最中で、開幕へ向けてチャクチャクとスケジュールをこなしてる。そんな中で、あたしが注目してるのは、当然、フェラーリとホンダだけど、期待通りに、どっちのニューマシンもカッコ悪かった(笑)

フェラーリのニューマシンは、「248F1」て言うんだけど、「248」ってのは、2.4リッターのV8って意味だ。だけど、今までのマシンは、「F2003」「F2004」「F2005」って来てたから、「248F1」なんて呼ぶよりも、「F2006」のほうが分かりやすいと思う‥‥って言うか、今年のマシンを「248F1」にしちゃったら、来年は何て名前にするんだろう? 来年のを「248F1−07」とかにするんなら、今年のは「248F1−06」にしなくちゃ変だし、イマイチ、良く分かんない。マクラーレンみたいに、エンジンが変わったことなんか関係無く、去年のが「MP4−20」だから、今年のが「MP4−21」ってふうに、開発順にナンバリングするだけでいいのに‥‥。

ま、名前なんかどうでもいいんだけど、そんなことよりも、思わずヒザカックンになっちゃったのは、そのカッコ悪すぎるスタイルだ。サイドミラーがヤタラと外側についてて、サイドミラーを「目」だとすると、元レースクイーンの愛人と別れたばかりのジャイアンツの外野手の顔みたいで、とても1番バッターにはなれそうにない。その上、フロントウイングが、薄いカミソリの刃みたいなのが3枚も重なってて、思わずミルコ・クロコップが「切レテナ〜イ!」って言っちゃいそうだ。できることなら、「お〜い、山田く〜ん! ミハエルさんのウイング、1枚もって行きなさ〜い!」って言いたくなる。

フェラーリのデザイナー、アルド・コスタは、「V8エンジンの導入に伴って、メカニカルな部分でも空力的な部分でもラジカルな改良を加えた」って言いつつも、「空力についてはまだ暫定的な段階で、シーズンの開幕戦を迎えるまで仕様は決まらない」とも言ってる。だから、もうちょっとマシになるかも知れないけど、よほどシューマッハから文句が出ない限り、サイドミラーの位置やウイングの基本構造までは手を入れないだろう。シューマッハは、16日にニューマシンのシェイクダウンを行なったけど、まあまあ走れてたみたいだから、それほど大幅な変更はなさそうだ。

だけど、23日から行なわれたバルセロナのカタロニア・サーキットでの合同テストでは、2年前の「F2004」のシャシーに新型V8エンジンを積んだマシンで参加したマッサが、トップタイムを叩き出したのに対して、シャシーもエンジンも新型の「248F1」で参加したシューマッハは、マッサよりも1秒も遅いタイムで、7位の成績だった。フェラーリのテクニカルディレクター、ロス・ブラウンによれば、「新しいシャシーは、重量配分を最適化するために、センターセクションを中心にすべて設計しなおして、モノコック構造全体を軽くした。また、リヤサスペンションは完全な新設計、フロントサスペンションは大幅な改良を加えたし、トランスミッションもディファレンシャルギアを含めてすべて新設計で、コンポジット素材を多用して、軽量化に伴う強度不足を補っている。開発の初期段階では、V8エンジンの大きな振動からトラブルが発生したけど、それらはすべて改善されている」とのことだ。

ようするに、今までのV10は滑らかに回るエンジンだったから、振動によるトラブルも少なかったんだけど、今度のV8は振動の多いエンジンなので、軽量化したシャシーや足回り、そしてギアボックスへの負担が大きいってことだろう。ロス・ブラウンは「改善されている」って言ってるけど、同じエンジンを積んだ2年前のシャシーに、1秒もの大差をつけられた事実を見れば、ソートー乗りにくいマシンだってことがうかがえる。それも、フェラーリは、全チームの中で、1番早くからニューマシンの開発を進めてたんだから、そのフェラーリのニューマシンに、あのシューマッハ様が乗ったのに、こんなアリサマじゃあ、今年のフェラーリも去年の繰り返しのような気がする。

それに比べて、素晴らしい完成度なのが、ホンダのニューマシン、「RA106」だ。今回のバルセロナの合同テストには、フェラーリ、ホンダ、ルノー、トヨタ、マクラーレン、ザウバー、レッドブル、トロロッソの8チームが参加したんだけど、フェラーリみたいに、1台がニューマシン、もう1台は以前のシャシーにニューエンジンを積んだマシン、てパターンとか、2台とも古いシャシーのマシンとかのパターンが多い中、ホンダは、2台ともニューマシンを揃えて来た。これは、この次期のテストでは珍しいことで、ホンダチームの開発が一歩も二歩も他チームの先を行ってることの証明だ。そして、合同テスト4日目には、バリチェロの「RA106−01」が全マシンの中で2位、バトンの「RA106−02」が4位のタイムを叩き出したんだけど、1位はフェラーリのマッサで、古いシャシーのマシンだから、ニューマシンの中なら、バリチェロがトップだったのだ。で、翌日の最終日、27日は、悪天候で、ちゃんとしたテストができなかったので、この4日目の成績が、最終的な参考タイムになったんだけど、一応、タイムだけを載せとく。


 1 マッサ(フェラーリ) 1'15.970 73 (F2004)
 2 バリチェロ(ホンダ) 1'16.361 66 (RA106)
 3 フィジケラ(ルノー) 1'16.365 68 (R26)
 4 バトン(ホンダ) 1'16.739 81 (RA106)
 5 アロンソ(ルノー) 1'16.754 109 (R26)
 6 クルサード(レッドブル) 1'16.885 42 (RB2)
 7 シューマッハ兄(フェラーリ) 1'16.907 78 (248 F1)
 8 ハイドフェルド(ザウバー) 1'17.046 61 (F1.06)
 9 トゥルーリ(トヨタ) 1'17.250 85 (TF106)
10 シューマッハ弟(トヨタ) 1'17.506 71 (TF106)
11 リウッツィ(トロロッソ) 1'17.590 93 (RBR1)
12 ライコネン(マクラーレン) 1'17.741 65 (MP4-21)
13 クビカ(ザウバー) 1'17.992 93 (C24B)
14 デ・ラ・ロサ(マクラーレン) 1'18.258 47 (MP4-20s)


‥‥そんなワケで、まだまだ開幕まで時間があるから、今からどーのこーの言ってても、結局は開幕してみないと分からない。何しろ、エンジンのスケールダウンだけじゃなくて、予選方式の変更やらタイヤ交換の復活やらと、ハッキリ言っちゃえば、去年までとはまったく別のカテゴリーのレースみたいになるんだから、フタを開けるまでは何も分かんない。ただ、少なくとも現時点では、優勝に一番近いとこにいるのが、ホンダであり、バリチェロだってことだ。

フェラーリは、F2004のシャシーのマッサがトップタイムを出しただけじゃなく、2日目にはF2005のシャシーを使ったジュネが、同じくトップタイムを出してる。つまり、エンジンだけは、ものすごくイイってワケだ。それなのに、新しいシャシーに同じエンジンを載せたニューマシン、「248F1」は、マッサよりもジュネよりも確実に速いハズのシューマッハがドライブしたのに、ガクッと遅かった。だから、新開発のシャシーや足回りとのバランスが悪いってことだ。

そして、そんなフェラーリよりもダメなのが、マクラーレンの「MP4−21」だ。合同テストの初日は油圧系のトラブルでほとんど走れず、何とか直ったと思ったら、2日目にはギアボックスからのオイル漏れで、ライコネンは満足の行くテストができなかった。そして、いつも冷静なライコネンとは思えない、「メルセデスのエンジンは使いもんになんねえ!」ってセリフをノタマッたのだ。ホントは、「ハッキリ言って、僕は走る前からメルセデスの新型エンジンには期待してなかったけど、この酷いタイムを見れば分かるだろ? メルセデスのエンジンなんかじゃ、勝てるレースも勝てないよ。」って言ったんだけど、あたしなりに要約すると、「おめえに食わせるタンメンはねえ!」‥‥じゃなくて、「メルセデスのエンジンは使いもんになんねえ!」ってワケで、去年もメルセデスのセイで優勝を逃したライコネンだから、今年もエンジントラブルによるリタイヤが連発すれば、完全にブチ切れちゃうだろう。

そして、そんなメルセデスのヘッポコエンジンのオカゲで、去年はチャンプになれたルノーにしても、ニューマシン「R26」はトラブル続きで、フィジケラは2日続けて何度も走行をストップしてる。だけど、同じマシンでも、アロンソのほうは安定した走りを見せてたから、開幕までには信頼できる仕上がりになりそうだ。でも、アロンソは、来シーズンはマクラーレンへの移籍が決まってるんだから、ルノーをドライブするのは今年限りで、来シーズンは、ルノーがライバルになる。そんな立場での参戦なんだから、レギュレーションが大幅に変更になった今シーズン、マシンの不具合をあれこれとチームに報告して、マシンのポテンシャルを上げちゃうと、来シーズン、自分が困る。だから、上位の成績を狙いつつも、マシンの性能アップのためには、あんまり積極的には関わらないような気がする。

そして、来シーズンにアロンソが移籍して来るマクラーレンのほうは、ライコネンかモントーヤのどっちかが切られちゃうワケだから、マクラーレンに残りたければ、今シーズン、いい成績を上げなくちゃならない。去年までの成績や立場だけから考えれば、ファーストドライバーのライコネンが残り、モントーヤが切られるのが当然だけど、メルセデスエンジンに不満タラタラのライコネンが、果たして残留を希望するかってこともあるし、今シーズンのモントーヤの成績によっては、立場が逆転する可能性だってある。だから、モントーヤ的には、ライコネンに対して気を使わないアグレッシブな走りを見せるだろう。

こんな感じで、ニューマシンの完成度だけじゃなく、各ドライバーの思惑も加わり、波乱万丈な今シーズンになりそうだけど、まだまだ分からないのは、ウィリアムズやMF1みたいに、まだニューマシンを発表してないチームもあるってことだ。ウィリアムズのニューマシン、「FW28」は、バルセロナの合同テストには参加しなかったし、シェイクダウンは31日だから、今は何も分からない。それも、今回は、エンジンがコスワースになったし、タイヤがブリジストンになったし、エアロデザイナーも総入れ替えになったし、何から何まで去年とは違うニューマシンだから、お話にならないほどダメか、ものすごく速いか、それともソレナリなのか、マシンに乗るウェバーでさえも未知の世界だろう。そして、MF1のニューマシン、「M16」の発表は、2月3日の予定になってるし、どんなマシンなのかは、何も分からない。

‥‥そんなワケで、たいていは、オーストラリアGPが開幕戦になるF1なんだけど、今シーズンは、コモンウェルス・ゲームって言うオリンピックみたいなのがオーストラリアで開催されるため、オーストラリアGPは4月に移動になって、開幕戦は、3月12日のバーレーンGPになった。そして、その1週間後の3月19日には、第2戦のマレーシアGPが行なわれる。ようするに、開幕戦が終わったら、ソッコーでマレーシアに移動して、ソッコーで予選を走るって言うハードゲイだ。新しいマシンで、新しい予選方式でレースが行なわれる上に、どっかの誰かのセイでマシンの数まで増えちゃったのに、果たしてこんなスケジュールで安全なレースができるんだろうか?‥‥なんて思いつつも、あたし的には、早く開幕して欲しくてワクワクしてる今日この頃なのだ。


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2006.01.27

公園に住む人

今日、27日、大阪地裁で、ビックルを一気飲みしちゃうような判決が出た‥‥って言うと、あたしは、どうしても「半ケツが出た」ってのを想像しちゃう。偉そうな裁判官が、あのトンカチみたいなのでコンコン!ってやってから、「半ケツです」って言って立ち上がり、後ろを向いて、ズボンを途中まで下ろす(笑)‥‥なんてことも言ってみつつ、どんな判決が出たのかって言うと、公園で暮らしてるホームレスのおじさんに対して、その公園の住所を「現住所」として認めたのだ。

大阪市北区の公園の中で、テント生活をしてるホームレスの山内勇志さん(55)が、そのテントのある公園の住所を「自分の新しい住所」として、住民票の転居届けを市役所に出したんだけど、市役所側は受け付けなかった。あたしは、別に、ホームレスを敵視してるワケじゃないし、多摩川の河原で暮らしてるホームレスのおじさんとは仲良くしてるけど、この市役所の判断に関して言えば、当然だと思う。だけど、これを不服とした山内さんは、公園の住所を自分の住所として登録しないのはおかしいって言って、大阪地裁に訴えたのだ。

で、誰でも市役所の判断は当然で、山内さんの訴えは棄却されると思ってたら、ナナナナナント! 西川知一郎裁判長は、「公園内のテントであっても、そこに生活実態があれば、住所として認められる。住民票転居届けの不受理処分は違法である」として、事実上、公園での住民登録を認める判決を言い渡したのだ。コレって、思わずズボンを途中まで下げちゃうくらい、ものすごい判決だと思う。だって、コレが通るんなら、ニポン中の公共施設の敷地内に、どこでも引越しして、住民票を移せるってことじゃん!‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、大阪の公園で暮らしてるホームレスと言えば、今、もうひとつの問題が起こってる。大阪市中央区の大阪城公園で暮らしてる5人のホームレスと、大阪市西区の靱(うつぼ)公園で暮らしてる17人のホームレスに対して、大阪市が強制退去を求めてて、30日にはテントの強制撤去が行なわれるのだ。これは、5月に開催される「世界バラ会議」に向けて、両方の公園を再整備するためで、大阪市によると、去年の10月からホームレスたちに事情を説明して、自主的なテントの撤去と、自立支援センターや避難所への入所を勧めて来たそうだ。そして、それでも自主退去しない22人に対して、大阪市は、「行政代執行」って言う強硬手段に出ることにした。それに対して、この22人のうちの18人が連名で、24日までに大阪地裁に、「除却命令」の執行停止を求める申し立てを起こしたってワケだ。

ホームレスやホームレスの支援団体は、大阪市側とモメにモメてて、今までに何度か小競り合いが起こってる。そして、「公園を利用する一般市民や周辺住民からも、テントについての苦情を受けている。自主撤去に応じて欲しい」って言ってる大阪市の言いぶんに対して、ホームレスのほうは、「この寒空の中で出て行けというのは、死ねということと一緒だ」って言ってる。あたしは、現場を見たワケじゃないし、詳しい状況は分からないけど、大阪市側は、ただ「出てけ」って言ってるんじゃなくて、自立支援センターや避難所への入所を勧めてるって話なんだから、このホームレスの言いぶんはおかしいと思う。それとも、自立支援センターや避難所は満員で、現実的には入所できない状況なんだろうか?

とにかく、あと数日で、「行政代執行」って言う強硬手段によって追い出されちゃうホームレスたちにとって、今日の山内さんの判決は、ものすごいことだろう。だって、公園内のテントでも、自分の住所として住民票に登録できることになったんだから、この22人のホームレスたちが、みんなで市役所に行って、今のテントの住所を登録すれば、そこが自宅ってことになる。そうすれば、自分の住所に堂々と住んでることになるんだから、それを「出てけ」とは言えなくなるだろう。何しろ、北海道とか沖縄とかの裁判所の判決じゃなくて、同じ大阪地裁の判決なんだから、その地域のホームレスたちにとっては、大きな味方になったハズだ。たぶん、明日には、みんなで市役所に行くんじゃないのかな?

‥‥そんなワケで、西川知一郎裁判長は、「公園内のテントであっても、そこに生活実態があれば、住所として認められる。」って言ったんだから、「住民票に登録できる住所」ってものの判断は、「そこに生活実態があるかどうか」ってことがポイントで、そこが「どこか」ってことは二の次だってことになる。だけど、もちろん、他人の家の庭とか、どこかのビルの屋上とか、そう言うのはダメに決まってるだろうから、あくまでも個人や会社などの私有地じゃなくて、公共の土地ってことになる。だから、たとえば、国定公園や国立公園の中に勝手にテントを張って暮らしても、そこに生活実態があれば、住所を登録できるってワケだ。日光国立公園とか、十和田国立公園とか、瀬戸内国立公園とかが住所だなんて、なかなかワンダホーだ。その上、家賃はタダだし、強制撤去される恐れもなくなるんなら、六本木ヒルズに住むよりも遥かに素晴らしい。

でも、ニポンは、コイズミが総理大臣になってからホームレスが急増して、現在は全国に3万人以上もいるんだけど、大阪に約7500人、東京に約7000人と、全体の半数近くは、大阪と東京に集中してる。そして、残りの半数も、ほとんどが地方都市に分散してる。だから、実際には、自然に囲まれた場所で暮らしてるホームレスはすごく少ないんだと思う。だけど、大阪のことは分かんないけど、東京の場合は、みんながみんな新宿や上野にいるワケじゃなくて、景色のいいとこに住んでる人もいる。

あたしが仲良くしてる多摩川のおじさんのとこは、季節の野草がいっぱいで、目の前でアユ釣りもできるし、遠くには富士山も見える。まるでハイキングに来たみたいな場所で、サイコーの眺めだ。その上、発電機を使って電気を起こして、テレビを見たりパソコンを使ったりしてる。そして、パソコンにケータイをつなげてインターネットもしてる。だから、これと言って不便はなさそうだ。ブロックを組んでカマドも作ってあるし、その他にコールマンのツーバーナーも使ってるから、カマドでご飯を炊きながら、ツーバーナーでオカズとお味噌汁を同時に作ったりできる。その上、近くに草野球のグランドがあるから、水道も簡易トイレもある。

そう言えば、前に、お酒を持って遊びに行った時、宅配ピザをゴチソウしてくれたんだけど、住所の無い河原なのに、ピザーラのお兄さんはちゃんと届けてくれた。コレって、やっぱり、お役所と民間企業との違いなんだと思う。ハガキだったら、絶対に届けてくれないだろう。だけど、郵便局も民営化したんだから、本当の意味での民営化を目指すんだったら、多摩川の河原でもどこでも届けて欲しいよね。ま、コイズミの息の掛かった官僚どもがズラリと天下りしてんだから、所詮は名前だけで、中身のカラッポの郵政民営化だけど。

‥‥そんなワケで、今日の大阪地裁の驚くべき判決によって、公園で暮らすホームレスは、公園の住所を住民票に登録できることになった。だから、多摩川の河原で暮らすおじさんも、多摩川の河原の住所を登録できるワケで、そうすれば、小屋の前に郵便受けを立てれば、ハガキが届くってワケだ。テレビもパソコンも使える上に、郵便物まで届くんなら、高い家賃を払ってマンションなんかに住んでるのがバカバカしくなって来る。コイズミ内閣の推進してる改革ってのは、ひとにぎりの大金持ちと大多数の貧乏人を生み出すための改革なんだから、こうなったらイッソのこと、コイズミのご希望通りに、みんなでホームレスになって、公園や河原に住んで、税金なんか納めるのをやめちゃったら面白いと思う。だけど、その前に、ものすごく基本的な疑問なんだけど、ホームレスってのは、ホームがレスなワケで、ようするに「家が無い」って意味なのに、公園や河原に勝手に建てたテントを住所として登録できるんなら、これは完全に「家」ってことで、すでにホームレスじゃないような気がする今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.26

Jewel of Jewels

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いよいよ! ついに! At last! ニポンで唯一、世界に誇れるスーパーダンスユニット、美しき4人の女神、「MAX」の待ちに待ったニューアルバムが、2月22日、ニャンニャンニャンの「猫の日」にリリースされMAX! 4年ぶりにして9枚目のアルバム‥‥って言っても、ユーロリミックスだのトランスリミックスだのの企画モノを除けば7枚目だし、ベストアルバムを除いたオリジナルアルバムってことで言えば5枚目だし、待たせすぎだよ、MAXちゃん! ニューアルバムのタイトルは、「Jewel of Jewels」、宝石の中の宝石だなんて、も〜〜〜〜MAXちゃんにピッタンコ!

‥‥で、ワクワクのトラックリストはこんな感じ。


 1.The Biginning of Jewel of Jewels
 2.It's time to "Shine!"
 3.What's going on
 4.LOVE SCREW
 5.Festa
 6.AQUA
 7.mirage
 8.ニライカナイ(kariyushi remix)
 9.きらきらり
10.Be With You
11.eternal white
12.あなたを想うほど
13.Naughty Boy
14.MELTY LOVE
15.The Closing of Jewel


全15曲のうち、4、5、8、10、11、12の6曲が、アキちゃんがメンバーになってからのシングル曲で、他の9曲は、シングルのCWとかじゃなくて、すべて書き下ろしの豪華さ! さらには、この中に、玲奈ちゃんの書き下ろしが2曲も入ってるので、あたし的には、聴く前から2006年度のアルバム大賞に決定しちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、生まれついてのMAXファン、玲奈ちゃんファンのあたしとしては、まるで、盆と正月がゴールデンウィークとクリスマスを連れてやって来ちゃったみたいな気分な上に、今度のゴールデンウィークに広島県で開催される「ひろしまフラワーフェスティバル」では、5月4日にMAXがゲスト出演する。広島カープを乗っ取ろうとしたイノシシ容疑者は、そのころもまだ小菅の拘置所のノコギリ房の中だろうから、安心してフェスティバれる。だけど、間違えて1日早く行っちゃうと、5月3日のゲストは「長州小力」だから、リトル気をつけたい。

とにかく、アルバムがリリースされるまでの1ヶ月弱は、できる限りMAXに想いを馳せて、テンションを高く保ち続けたい。ニューアルバムは、CDが3000円、CDとDVDのセットが3800円だけど、ネットのCDショップの安いとこで買えば、CDとDVDのセットが3400円くらいで買えるから、ぜひDVD付きのほうをGET MY LOVE!して、4人の女神のセクシー&プリティー映像をタンノーして欲しい‥‥なんてことも言いつつ、1月18日の深夜のナナさんのコメントでは、こんなことを言ってる。


2006/01/18(Wed) 23:29
Hi〜♪2006年は楽しめてますか〜(^0^)/
私達MAXの仕事始めは、2月発売予定のアルバムのレコーディングでした♪
そのアルバム制作もほぼ終了に近ずいてきて、
形になってきた4年ぶりのアルバムに興奮してます!!!!!!!
長い間待っててくれたファンの為にも、そして自分等のためにも
今まで以上の出来になる様にがんばった分、すっご〜〜〜〜〜い(*≧ο≦*)☆*
かっこいいアルバムになりそうです!!!!!
coolな曲からcuteな曲!そしてライブで盛り上がりそうなhappyな曲まで
んっもう〜ライブがしたくてウズウズしちゃってます(@>▽<@)ノ
そしてそして☆ジャケット写真がなんだか素敵なのです〜(*≧ー≦*)☆*
発売までもうすぐなので楽しみにしてて下さいな〜!!
以上ナナの中間報告でした(^_-)-☆      Love nana☆


‥‥そんなワケで、いつも可愛い玲奈ちゃん、いつも壊れ気味なりっちゃん、いつもキチンとしてるアキちゃんのコメントに対して、いつもは落ち着きのあるナナさんなのに、今回のコメントは、顔文字の多用やビックルマークの連発など、とてもナナさんらしからぬテンションで、レコーディング中のアゲアゲ感がビリビリと伝わって来た。だから、「近づいてきて」を「近ずいてきて」って書いてるトコもご愛嬌だし、「現場から東海林がお伝えしました」みたいなシメククリもワクワクする。これぞ、何よりもファンを大切にするMAXの年齢的リーダーにして、ルルベ・ゴリバレエ団のプリマドンナ、ナナさんの魅力だ。

あたしとしては、愛する玲奈ちゃんの書き下ろしも楽しみだけど、何よりも期待してるのは、大好きな「ニライカナイ」だ。他のシングル曲と違って、「ニライカナイ」は「kariyushi remix」ってなってるから、新しいバージョンなのだ。ちなみに「かりゆし」ってのは、沖縄の言葉で、漢字だと「嘉例吉」って書く。もともとは「軽石」のことで、軽石は水に沈まないことから、航海に出る船に向かって、みんなで「かりゆし〜!」「かりゆし〜!」って声を掛けたのだ。そうすると、海難事故に遭わずに、無事に帰って来れるって言われてた。そこから、「幸せなこと」「ラッキーなこと」って意味になって、「素晴らしいもの」「大自然の恩恵を受けること」って言うような意味になった。だから、沖縄では、「かりゆしビーチ」だとか、「かりゆしホテル」だとか、色んなものに「かりゆし」って言葉が使われている。

そんな意味から、この「kariyushi remix」ってのは、より沖縄色の強いアレンジだと思うので、すごく楽しみだ。もしかしたら、玲奈ちゃんの指笛も、海老一染之助のお正月の傘みたいに、いつもよりヨケイに吹いてくれてるかも知れないし、とにかくすごく楽しみだ。「ニライカナイ」と言えば、楽曲の素晴らしさやダンスの可愛らしさもサルコトながら、PVの美しさがバツグンで、あたしは200回以上も観たんだけど、まだ観足りない。真っ青な沖縄の海や空をバックに、4人の女神が織りなす世界は、この世のものとは思えないほどの美しさで、できることなら24時間ずっと観続けていたい。だから、あたしは、ニューアルバムに付いてるDVDは、観て観て観て観て観倒すことになるだろう。

それにしても、愛する玲奈ちゃんは、この前の1月6日で28才になったし、ニューアルバムの発売日の4日後、2月26日は、セクシーりっちゃんの29才のお誕生日だ。そして、3月25日は、ナナさんがとうとうあたしの世界、三十路ワールドへとやって来る。最年少のアキちゃんにしたって、今年の10月22日で26才になる。やっぱり、デビューから11年も経つと、平均年齢が上がって来るのはジンジャエールだ。だけど、MAXの運動量はハンパじゃないから、クレオパトララップなんかしなくても、ムダなゼイ肉なんかぜんぜん無い。玲奈ちゃんに至っては、あれほどガブガブとお酒を飲んでるのに、55cmのウエストを10年間も保ってる。

だけど、一般の女性は、25才を越えると、だんだん地球の重力に負けるようになって来て、下腹部から脚にかけて大問題が発生する。特に、露出の少ない冬場は、ちょっと気を抜くと大変なことになっちゃう。そこで、そんなアナタは、26歳からのカラダデザイン・マガジン、「Body+」の現在発売中の号を買って、今月の企画、「冬太りから出直し!脱・ぷよぷよ。」を読もう。今から対策を練っておかないと、あっと言う間に春が来るから、ギリギリになってから慌てても、イノシシ容疑者みたいなことになっちゃうのだ‥‥なんて、あたしは、今月号にMAXが出てるから買っただけなんだけど、読んでみたら、なかなか興味のある記事が多くて、色々と役に立った。

‥‥そんなワケで、今日の日記は、単なるMAXの宣伝になっちゃったけど、性格が悪くて自己顕示欲の強いヤツラの巣窟、芸能界において、メチャクチャ性格が良くて、絶対に偉ぶらなくて、スタッフにも評判が良くて、表も裏もなくて、サイコーに可愛くて美しくてセクシーな4人、MAXは、あたしの元気のミナモトだ。だから、ひとりでも多くの人にMAXの素晴らしさを伝えたくて、あたしは、日夜、MAX教の布教活動にいそしんでる今日この頃ってワケなのだ。


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2006.01.25

縄文人と弥生人

razabout
最近、安田大サーカスのクロちゃんの背中に生えてるクマみたいな体毛が気になってしかたないあたしとしては、胸毛やスネ毛なら理解できるんだけど、何で背中に毛が生えてるのか、その謎を知りたい。あたしが、クロちゃんの背中の毛に気づいたのは、今年のお正月のバラエティー番組で、お笑い芸人たちのお相撲を見た時だった。確か、日本テレビだったと思うんだけど、バラエティー番組の中で、お相撲のコーナーがあった。それで、何人目かにクロちゃんが登場したんだけど、まだお相撲をとってないのに、投げられたみたいに背中が汚れてた。それで、あたしは、初めは「本番の前にリハをやって投げられたのかな?」って思ったんだけど、それにしても、背中が真っ黒に汚れてるままで本番を撮るとは思えないし、何でだろう?って思いながら見てた。

そしたら、お相撲が始まって、組み合った2人を横からのアップで映した時に、クロちゃんの肩のあたりに毛のカタマリが見えたのだ。それで、あたしはビックルを一気飲みして、お相撲なんか関係なく、クロちゃんの体ばかり見てたら、肩から腰のあたりまで、クマみたいな毛が生えてることを発見して、さらにビックルを一気飲みすることになっちゃった。何しろ、チョロチョロっとした毛とかじゃなくて、横から見ると体毛のカタマリが5cmくらい盛り上がってたから、たぶん、1本の毛の長さは、10cm近くはあると思う。それで、胸毛とかもボボボーボ・ボーボなら分かるんだけど、クロちゃんの場合は、胸毛はそれほどでもないのに、背中のほうは、ほぼ全面が長くて濃い体毛で覆われてた。

それから、テレビ朝日の「笑いの金メダル」を見てたら、クロちゃんがタンクトップを着てたんだけど、正面から映してるのに、両肩のところから黒い毛がモコミチしてて、すごく気になった。だけど、それからしばらくテレビで見なかったので、あたしは忘れかけてたんだけど、昨日の深夜、テレビ朝日の「アドレな!ガレッジ」を見てたら、雪の中で裸で運動会みたいなことをしてて、クロちゃんがパンツ1枚で走ってて、またまた真っ黒な背中の毛を見ちゃったので、今までの記憶が鮮明に蘇って来た今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、雪の中を裸で走るクロちゃんを見ても、背中にクマみたいな毛が生えてるから、ちっとも寒そうに見えなかったワケで‥‥‥‥雪と言えば富良野なワケで‥‥‥‥クロちゃんの背中の毛はキタキツネの体毛よりも長そうなワケで‥‥‥‥クロちゃんには「ココリコ黄金伝説」で「裸で1週間、富良野の雪の中で暮らす」って言う伝説にチャレンジして欲しいワケで‥‥‥‥富良野の春はまだまだ遠いワケで‥‥‥‥。

なんてことも言ってみつつ、あたしにとって「肩」とか「背中」って言うのは、うぶ毛なら分かるけど、普通の黒い毛が生える場所じゃない。肩や背中に毛が生えるってことは、鼻の頭から毛が生えるのと同じくらい、理解を超えた世界なのだ。だけど、肩や背中から毛が生えてる人って、すごくタマにはいるみたいで、何年か前に、快楽亭ブラックって言う落語家に会った時に、両肩からタテガミみたいな毛が生えてるのを見て、ビックルを飲んだことがある。だけど、快楽亭ブラックは、アメリカ人とニポン人のハーフだから、あたしは、まだ理解できた。

それに比べて、クロちゃんは、どう見てもニポン人だと思うから、何で背中に毛が生えてるのか、どうしても分かんない。だから、もしもこの日記をクロちゃん本人が読んでたら、何で背中に毛が生えてるのか、あたしに教えて欲しい。でも、まさか本人が教えてくれるハズもないと思うので、自分で調べてみたら、背中に生える毛は「男性毛」で、男性ホルモンが多い人に生えるってことが分かった。つまり、クロちゃんは、女の子みたいなキャラを演じてるけど、ホントは男性ホルモンがマンマンで、男の中の男ってことになる。だから、西城秀樹でオナジミのおへその下の毛、「ギャランドゥ」に対抗して、クロちゃんも背中の毛に「まっくろクロスケ」とかって愛称をつけて、これからは、男らしさをアピールしてったほうがいいと思う。

‥‥そんなワケで、ネットで「背中の毛」のことを調べてて、ついでに発見したのが、ナナナナナント! 背中の毛を剃るためのカミソリだ! 「Razorba Back Hair Shaver」って言って、30ドルで売られてるんだけど、普通のT字型カミソリをそのまま巨大化したみたいな商品で、一瞬、ギャグかと思ったんだけど、本気で売られてた。普通のT字型カミソリと並べた写真が掲載されてたんだけど、お風呂のお湯をかき回す時のやつみたいで、あまりのデカさにおかしくなった。だけど、こんな商品が普通に売られてるんだから、アメリカには、背中に毛が生えてる人がいっぱいいるんだろう。

あたしも、猫になるんだったら、背中にもお腹にも顔にも毛が生えてないと困るけど、人間だったら、たとえ男性になったとしても、背中に毛が生えてるのはガマンできないと思うから、きっと「Razorba Back Hair Shaver」を買って、一生懸命に剃るだろう。じゃなかったら、エステに行って脱毛すると思うけど、ワキや手足のムダ毛ならともかく、「背中の毛を脱毛してください」って言うのも、何だか恥ずかしい気もする。でも、今は、常に体中がツルツルじゃないとガマンできないので、ものすごく気を使ってるけど、男性になったら、ワキも手足もそのままでいいから、ラクと言えばラクかも知れない。

ちなみに、考古学者の金関丈夫によると、現代のニポン人のルーツは2種類あって、もともとニポンに住んでた縄文人と、朝鮮半島から渡って来た弥生人なんだそうだ。もちろん、縄文人と弥生人とが混じったりもしただろうから、完全な縄文人の子孫とか、完全な弥生人の子孫とかはいないと思うけど、現代人は、どっちかに片寄ってるパターンが多いそうだ。ようするに、縄文人の血を多めに引き継いだ現代人と、弥生人の血を多めに引き継いだ現代人とがいるってことだ。そして、体毛の濃い人は、縄文人寄りの現代人だそうだ。もちろん、体毛が濃いのは色んな原因があるだろうから、これがすべてじゃないと思うけど、ひとつの要因として、もともとニポンにいた縄文人の血を多く引き継いでる人は、体毛が濃いパターンが多いみたいだ。

他にも、「二重マブタは縄文人、一重マブタは弥生人」とか、「汗っかきなのは縄文人、汗をかきにくいのは弥生人」とか、「クチビルが厚いのは縄文人、クチビルが薄いのは弥生人」とか、「血液型がO型とB型は縄文人、A型とAB型は弥生人」とか、他にも色んなチェックがある。あたしの場合は、目は二重だけど、体毛は薄いほうだし、汗もかきにくいし、クチビルは薄いほうだし、血液型もA型だから、弥生人のほうに片寄ってるってことで、もともとは朝鮮半島からやって来た民族がルーツなのかも知れない。そして、いつでも大汗をかいてる勝俣州和やインパルスの堤下とか、いかりや長介よりもブ厚いクチビルの井上和香とかは、ソートー縄文人寄りだろう。

ま、縄文人寄りでも弥生人寄りでも、どっちもニポン人には変わりないんだから、この国でニポン人じゃないのは、コリン星からやって来たゆうこりんと、アメリカに住民票がある竹中平蔵だけってことになる。それに、外見的なことだけを言えば、あれほど和風な顔をしてる竹中平蔵だって、魂は完全にアメリカに売り飛ばしちゃってる売国奴なんだし、顔だけじゃ何も判断できない。ただ、縄文時代の地層から出土された人骨は、ほとんどが病死や自然死で、争いによって死亡した例が見当たらないのに対して、弥生時代の地層から出土された人骨は、戦死したものがすごく多いって事実がある。このことから、穏やかで争いを好まない性格の現代人は縄文人寄り、好戦的な性格の現代人は弥生人寄りってことも言える。だから、一重マブタで戦争好きなコイズミは、朝鮮半島からやって来た民族の子孫の可能性が高いと思う‥‥てことは、あたしと同じルーツだから、すごくムカツク。

‥‥そんなワケで、もしも来世は男性に生まれて来たとしても、背中に毛が生える確率は、狂牛肉を買いに行く途中で交通事故に遭う確率よりも低いと思う by ペン米農務次官って感じだから、今から心配する必要もないんだけど、どっちかって言うと、背中に毛が生えてたほうが、縄文人寄りってことになるから、コイズミとは別のルーツになる。そのほうが、背中は気持ち悪いけど、気分的にはサワヤカになる。だから、あたしは、もしも来世、男性に生まれて来るとしたら、体毛が濃くて、汗っかきで、クチビルが厚くて‥‥って、やっぱ、そんなのイヤだぁ〜〜〜〜なんて思う今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.22

花のお江戸の釣りバカ日誌

turi ゆうべは、フジテレビのプレミアムステージで、「花のお江戸の釣りバカ日誌」をやったんだけど、あたしは、とても9時には帰って来れないので、留守録しといた。それで、映画は11時19分までだったから、あたしが帰って来た11時ころには、まだ終わってなかったんだけど、先に終わりの部分だけ観てもジンジャエールなので、そのまま録画しつつ、日記を書いた。それで、0時ころに日記を書き終わってから、急いでお風呂に入って、深夜1時くらいから観始めた。最近、色んなことがありすぎて、精神的にまいってて、リトル体調を崩してるので、お酒はひかえてる‥‥って言うか、とてもお酒を飲める状態じゃないので、ほうじ茶をいれて、ソファーにゴロンとして、電気毛布にくるまって鑑賞した。

 

前にも書いたけど、「釣りバカ日誌シリーズ」は、通常の映画の他に2本のスペシャルがある。1本が、6と7の間にやったスペシャルで、もう1本が、10と11の間にやった時代劇スペシャル、「花のお江戸の釣りバカ日誌」だ。あたしは、「釣りバカ日誌」の大ファンだとか言いながら、この「花のお江戸」は1回しか観たことがないので、ゆうべの放送をすごく楽しみにしてた。それで、いつもだったら、夜の7時くらいまでには帰って来れるようにして、お酒とオツマミを用意して、ゆっくりとお風呂に入って、それで楽しむんだけど、サスガに土日はそんなワケに行かないから、不本意ながら録画ってことになったのだ。

 

それで、クタクタだし、眠いし、体調が悪いし、ものすごく寒かったけど、なんとか最後まで観た。そしたら、ハマちゃんのオカゲで、なんとなくホンワカした気分になって、安心して眠ることができた。やっぱり、映画って、観てる間が楽しいのは当然として、観終わったアトに、暖かい気持ちになったり、幸せな気持ちになったりするのが大切なことで、これは、本の読後感と同じだと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、あたしは、何年ぶりかで「花のお江戸の釣りバカ日誌」を観たんだけど、これは、ハマちゃんの祖先の「江戸時代のハマちゃん」が主人公の映画で、何よりもキャスティングが楽しい。ハマちゃんは、そのまま「浜崎伝助」って名前で、妹役の酒井法子と2人で長屋暮らしをしてて、釣りばかりしてるダメ浪人だ。もともとはちゃんとした藩につとめてたんだけど、仕事中に釣りばっかりしてるので、クビになった。それで、妹役の酒井法子に内職をさせて、自分は釣りばっかりしてる。長屋の大家さんは、営業3課の課長から部長に昇進した谷啓だし、他の鈴木建設の面々も、色んな役どころで顔を出す。

 

この映画は、「お正月スペシャル」として作られたから、レギュラーメンバーの他にも色んなタレントが出て来るんだけど、特に冒頭のシーンがものすごい。ハマちゃんが隅田川で釣りをしてると、すぐ近くで仇討ちが始まって大騒ぎになるんだけど、その仇討ちをするほうが、三倉茉奈と佳奈の双子で、カタキだと間違えられるのが上島竜兵、それで、上島竜兵がカタキじゃないって分かったマナカナは、今度は近くで釣りをしてたハマちゃんをカタキだと勘違いする。ようするに、持ってた似顔絵が、上島竜兵にもハマちゃんにも似てたってことなんだけど、ハマちゃんの機転で、この仇討ち騒ぎは一件落着する。そこに登場する籠屋の2人が、前に観た時には分からなかったんだけど、今回、「チッチキチー」の大木こだま、ひびきだってことに気づいた。だから、映画の冒頭から、胸焼けがしそうなほどの濃いキャスティングなんだけど、これはあくまでも「ツカミ」だから、アトはアッサリ味になる。

 

それで、ハマちゃんが隅田川で夜釣りをしてたら、大きな藩のご隠居のスーさんが釣りにやって来て、そこで意気投合しちゃう。ちなみに、隅田川って言っても、エサはミミズの他にイソメを使ってたし、釣れてたのはクロダイだったから、海に近い汽水域だろう‥‥って言っても、もちろんこのシーンは、ロケじゃなくてセットだけど。で、帰り道に、スーさんの命を狙ってる刺客が暗闇にひそんで待ち伏せしてたんだけど、夜目が利くハマちゃんが、その刺客を発見する。そして、ハマちゃんがパッと刀を抜くと、ツカから先は伸び縮みする釣り竿になってて、その釣り竿で、刺客の刀を釣り上げちゃう。そんなこんなで、スーさんを助けたハマちゃんは、色々とあってスーさんの藩で働けることになるんだけど、そこからどんどん面白いストーリーが始まるってワケだ。

 

つまり、いつものシリーズとは、ひと味もふた味も違う内容で、まさしく「娯楽映画の王道」って感じの「花のお江戸の釣りバカ日誌」なんだけど、まだ観てない人も楽しめるように、あたしはそれなりに気を使って書いてるから、興味を持った人はレンタルして観て欲しい‥‥なんてことも言いつつ、「釣りバカ日誌シリーズ」のひとつの楽しみは、毎回のロケ地なんだけど、この映画では、山形県の鶴岡市にある庄内藩校、「致道館」を使ってる。ここは、庄内藩の人材育成のために、酒井家九代目藩主の忠徳公が、文化2年(1805年)に設立した学校で、ここを舞台にしてロケをしてる。

 

ちなみに、近くにある旧風間家住宅「丙申堂」や「致道博物館」、「湯野浜海岸」は、「蝉しぐれ」のロケ地で 湯田川温泉は、「たそがれ清兵衛」のロケ地なので、この3本の映画のロケ地を巡る周遊バスツアーなんかもあったりする。「ペ」なんかの映画のロケ地を見学しに韓国くんだりまで行って、ニポンのお金をバラまいて来るくらいなら、「釣りバカ日誌」のロケ地を見学に行ったほうが、何億倍も有意義だろう。

 

‥‥そんなワケで、この映画のタイトルについてる「花のお江戸」だけど、これは、「いっぱい花が咲いてる江戸」って意味じゃなくて、「華やかな江戸」って意味だ。こんなこと、あたしが説明しなくても、誰でも分かると思うけど、どうしてこんな言葉が生まれたのかって言うと、それまでは、奈良(大和)がニポンの中心だったからだ。別に、奈良に対抗したワケじゃないんだろうけど、「江戸だって繁栄してるんだぜ!」って感じの自画自賛ぽい言葉だ。

 

平安時代までは、「花」って言えば「梅」のことで、奈良でも、春には梅を愛でていた。そして、今みたいに「桜」を愛でるようになったのは、平安時代に入ってからで、安土桃山時代には庶民にも「桜」のお花見が定着した。豊臣秀吉の「醍醐(だいご)の花見」とかは有名だし、この時代を境にして、ジミで味わいのあるものから、ハデでバカ騒ぎするものへと、ニポン人の嗜好が変化したってワケだ。ちなみに、あたしは、一番好きな花が梅で、一気に咲いて一気に散るヒステリックな桜は、あんまり好きになれない。だから、感覚的には、平安時代が向いてるんだと思う。

 

こんなふうに、ニポン人の嗜好も変化したから、「花のお江戸」の「花」ってのは、もちろん「繁栄」って意味なんだけど、植物学的には、ハデな「桜」ってことになる。逆に言えば、ハデな「桜」を「繁栄」の象徴として使った表現てことになる。そんな「花のお江戸」だけど、銭形平次の歌にも、「花のお江戸の八百八町」って歌詞が出て来るし、時代劇には欠かせない言葉だ。チョコっと調べてみたら、美空ひばりの「花のお江戸のやくざ姫」だとか、若林豪の「花のお江戸のすごい奴」だとか、クレイジーキャッツの「花のお江戸の無責任」だとか、他にも色んな映画があった。クレイジーキャッツの映画には、当然、谷啓も出てるんだろうから、そしたら谷啓は、「花のお江戸の無責任」にも「花のお江戸の釣りバカ日誌」にも出てるってワケで、無責任どころか、ものすごい責任感だ(笑)

 

テレビの時代劇だと、橋幸夫の「若さま侍捕物帖」の主題歌が、「花のお江戸の若さま侍」って言うタイトルだし、色んな時代劇に、「花のお江戸のナントカ」って言うタイトルの回がある。アニメでも、「キテレツ大百科」に、「コロ助珍道中/花のお江戸でアルバム作り」って言う回があった。他にも、探せばたくさんあると思うけど、なんでこんなに多用されるのかって言うと、音数の問題もあるんだと思う。五七五の俳句や、五七五七七の短歌を見れば分かるように、ニポン語のリズムの基本は5音と7音なので、「はなのおえどの」みたいな7音の言葉は、すごく使いやすいのだ。これが、「花の江戸の」だったり、「花の東京の」だったら、読んだ時にシックリ来ない。

 

‥‥そんなワケで、花のお江戸で生まれて、花のお江戸で育ったあたしとしては、「花のお江戸の釣りバカ日誌」には、谷啓よりもハナ肇を出演させて欲しかったんだけど、この世にいないんだから仕方ない。そう言えば、あれほどハデだった植木等は、今は入れ歯の洗浄剤のCMとかでタマに見かける程度だし、ハナ肇の他にも、何人かのメンバーは亡くなってる。そんな中で、今でも元気に活躍してるのは、当時はジミだった谷啓だけなのだ。結局、パッと咲く桜のような人生を選んだ人は、パッと散るのも早いけど、ジミでも味わいのある梅のような人生を選んだ人は、桜が散ったアトも静かに咲き続けてるってことなのかも知れない。まあ、ハデに咲いたイノシシ社長が、ハデに散って行ったアトも、梅が好きなあたしとしては、いつまでもジミに咲き続けようと思う今日この頃なのだ。

 

 

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2006.01.20

猫になりたい

今日は「大寒」で、明日の夜には東京にも雪が降るかも知れない。ただでさえこんなに寒いのに‥‥なんて言うと、豪雪の被害に苦しんでる地域の人たちには申し訳ないけど、昔から東京は「雪に弱い都市」って言われてて、たった10cm雪が積もっただけで、首都高速が閉鎖されたり、電車が止まったりして、大パニックになる。まあ、都民の生活を向上させることよりも、戦争やカジノや女性蔑視のほうが大好きな人間失格者が都知事をやってんだから、いつまで経っても東京の交通の便が良くなることはないと思うけど、あたしは、猫みたいに裏道を知り尽くしてるから、都内の移動はそんなに困らない。

それよりも、明日とアサッテはセンター試験なので、受験生の皆さんは、雪が降ったら電車が遅れたりするので気をつけて欲しい‥‥って言うか、センター試験の前日に「きっこの日記」なんか読んでる受験生は、ソートー自信マンマンなのか、もしくは、すでにあきらめてるのかのどっちかだと思うから、雪が降ろうがテポドンが降ろうが大丈夫だと思うけど(笑)

センター試験てのは、正しくは「大学入試センター試験」って言うそうで、ずっと昔は「共通第1次学力試験」とか言ってたみたいだけど、高卒のあたしには良く分かんない世界だ。でも、あたしも、高校受験の時は人並みに勉強したし、中学、高校と、中間テストや期末テストなどで苦しんで来たから、「自分の興味のあることに対する楽しい勉強」じゃなくて、「やりたくもないのにテストのためにムリヤリやらされる勉強」の苦痛を知っている。そして、あんなにたくさんの時間を費やして勉強したことが、社会人になってからは、何ひとつ役に立たないってことも実感してる。

10代って、人生で一番楽しい時期なのに、将来、何の役にも立たないことなんかにたくさんの時間をムダに費やしたことが、今になってホントに悔やまれる。だいたい、中学、高校と6年間も英語を勉強したのに、ほとんどの人は英語がしゃべれない。中には、大学まで出てるのに、英語がしゃべれないどころか、ニポン語すら正しくしゃべれない人もいるなんて、ニポンの教育のカリキュラム自体に問題があるんじゃないの?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、1979年に「共通第1次学力試験」がスタートしてから、今年で28回目になるみたいだけど、ナナナナナント! 28回目にして、今回初めて、英語のリスニングテストが行なわれることになったそうだ。こりゃあ、大学を出ても英語がしゃべれない人がいるのも宇奈月温泉だ。語学なのに27年間もペーパーテストだけだったなんて、いったい何を考えてたんだろう? いくら難しい英語の本が読めたって、相手と会話できなけりゃ意味無いじゃん。ホントに、この国の教育って、無意味なことばっかりだ。

ま、ニポン人に生まれた以上、どんなに無意味な勉強を強要されても、中学までは義務教育って法律で決められてるから、ガマンして学校に行かなくちゃならない。だけど、猫とか、鳥とか、魚とかに生まれれば、学校なんか行かなくてもいいし、毎日楽しく暮らせる。細かいことを言うと、「メダカの学校」とか「スズメの学校」とかもあるけど、少なくとも「猫の学校」ってのはない。だから、あたしは、今度生まれて来る時は、もしも人間以外だとしたら、猫がいいなって思う。

猫に生まれれば、学校なんかに行かなくてもいいし、何よりも、シッポがついてるのが嬉しい。それから、肉球で歩くのが楽しそうだし、ペロペロと顔を洗うのもやってみたいし、ヒゲが生えてるのもワクワクする。人間は、男性しかヒゲが生えないけど、猫ならオスもメスもヒゲが生えてるから、ヒゲってどんな感じなのかを体験してみたい。希望としては、毛ヅヤのいい黒猫で、たとえば、魔女の宅急便のジジみたいな猫がいい。

猫に生まれれば、春、夏、秋、冬、それぞれの季節を実感しながら、自由気ままに生きて行くことができる。明日は、食べ物にありつけないかも知れない。明日、車にひかれて死ぬかも知れない。だけど、そんなことはオカマイナシだ。先のことなんか何も心配せずに、今、この瞬間だけを楽しく生きて行ける。これが、「猫のヒタイ」の秘密なのだ。

昔から、「猫のヒタイのような庭」とかって感じで、「狭いもの」の喩えとして「猫のヒタイ」を使うけど、猫を見てみると、確かにヒタイが狭い。もちろん、これは、猫だけに限ったことじゃなくて、ネコ科の他の動物も、ネコ科以外の動物も、人間と比べたらヒタイが狭いけど、その中でも代表されるのが猫ってワケだ。そして、何でヒタイが狭いのかって言うと、これは、脳みその前の部分の器官、「前頭葉(ぜんとうよう)」が小さいからだ。

この前頭葉ってのは、ヒトコトじゃ説明できないけど、未来のことを推測したり、これから先のことを計画したりする機能を持ってる。つまり、前頭葉の大きな動物ほど、先のことを考えるってワケで、だからこそ人間は、10年も20年も先のことを考えて、不安になったり、その対策を練ったりと、「今」のことよりも「将来」のことばかり考えて生きるようになっちゃったのだ。ちなみに、今みたいに色んな薬が開発される前は、精神病の治療として、この前頭葉を切除するロボトミー手術が行なわれてた時代もあった。

色んな不安に悩まされ続けて精神に異常をきたす人は、この前頭葉が平均以上に発達したために、5分後、10分後のことにも不安になり、安心していられなくなる。5分後に突然、呼吸が止まっちゃうかも知れない。10分後に、この家に飛行機が墜落して来るかも知れない。寝てる間に、心臓が止まるかも知れない。こんな恐怖感にさいなまれ続けているうちに、精神的におかしくなり、マトモな生活ができなくなる。だけど、ロボトミー手術によって前頭葉の一部を切除すると、まるで別人のように穏やかな性格になったりする。もちろん、今は行なわれてないと思うけど、こんなシャレにもなんないような危険な手術が、通常の医療行為の一環として行なわれてた時代もあったってワケだ。

だから、ヒタイの狭い猫なら、最初から前頭葉が小さいんだから、先のことなんか心配しないで、その日その日を精一杯に、楽しく生きて行くことができる。目の前に山盛りのゴハンがあれば、食べたいだけ食べて、お腹がいっぱいになったら、それで満足。どんなに残ってても、それをどこかに隠しておこうとか、明日のために取っておこうとか、そんなことは考えない。人間みたいに、一生かかっても使い切れないほどのお金を手に入れようなんて、絶対に思わない。そんなくだらないことよりも、お腹がいっぱいになった今は、日当たりのいい場所を見つけて、のんびりとお昼寝することのほうが、何倍も大切なことなのだ。あたしは、これこそが「生きる」ってことだと思う。

‥‥そんなワケで、1年中ずっと発情してる人間と違って、猫にはちゃんと恋のシーズンがある。だいたい春から夏にかけてだけど、春になって暖かくなって来ると、夜な夜なあちこちで、「ワ〜オ〜〜〜!ワ〜オ〜〜〜!」って、ものすごい声で鳴き叫ぶようになる。1年中ずっとお金儲けのことばかり考えてる人間や、1年中ずっとセックスのことばかり考えてる人間と違って、猫は、恋のことは恋のシーズンにしか考えない。そして、他のシーズンは、それぞれそのシーズンの「今」しか考えてない。だから、猫たちは、恋のシーズンになれば、ゴハンもそこそこに、命がけで恋に燃える。


 麦めしにやつるる恋か猫の妻  松尾芭蕉

 恋猫の皿舐めてすぐ鳴きにゆく  加藤楸邨(しゅうそん)

 鼻先に飯粒つけて猫の恋  小林一茶


そして、その恋にかける執念たるや、すさまじいものがある。


 おそろしや石垣崩す猫の恋  正岡子規

 猫の恋どたりどたりと二つ落つ  岩田由美

 恋猫の恋する猫で押し通す  永田耕衣(こうい)

 恋猫や世界を敵にまはしても  大木あまり


結局、これは、先のことなんか何も考えずに、「今」のことだけを精一杯に、真剣に生きてる猫だからこそのスタイルってワケだ。


 イマシカナイイマシカナイと恋の猫  辻桃子


この句は、一晩中、「ワ〜オ〜〜〜!ワ〜オ〜〜〜!」って鳴き続ける恋猫の声が、まるで「今しかないよ〜!今しかないんだよ〜!」って叫んでるように聞こえたって言う意味だ。この「イマシカナイ」って言葉は、芸術家で宗教哲学者でもある柳宗悦の書、「今ヨリナキニ」を現代の口語にしたものだと思うけど、これこそ、猫の生き方を的確に表現してる句だと思う。

そして、こんなにも恋に狂いまくってた猫たちも、やることさえやれば、トットと別れちゃう。


 猫の恋打切棒(ぶっきらぼう)に別れけり  小林一茶


終わったあとも、いつまでもしつこくベタベタしてるのは、すべての動物の中で、人間くらいだろう‥‥なんて言うと、さとう珠緒に、「あたしのカレシはぁ〜自分だけ勝手にイッちゃってぇ〜終わるとサッサとパンツをはくよぉ〜もぉ〜プンプン!」って言われちゃいそうだけど、それは、そう言う自分勝手な男と付き合ってるアンタの自己責任なワケで、一般的な経験と一般的なテクニックと一般的なやさしさとを兼ね備えた男性なら、前戯よりも後戯に時間をかけるのが普通だ。

そして、猫たちの恋の時間が終わると、また、静かな夜が戻って来る。


 猫の恋やむとき閨の朧月  松尾芭蕉


「閨(ねや)」ってのは「寝屋」、つまり寝室ってことだけど、主に「夫婦の寝室」のことを指す。だけど、芭蕉はひとりで泊まってるから、隣りに恋人や愛人はいない。ようするに、外で鳴き叫んでる恋猫たちの声で、それまではやかましくて眠れなかったのに、鳴きやんで静かになったとたん、今度はナゼか人恋しくなって眠れなくなった。ふと障子を開けて外を見ると、春の朧月(おぼろづき)がぼんやりと浮かんでいた。ああ、たまには川崎のキャバクラにでも行ってみようかな‥‥なんて感じの意味なのだ。

そんな煩悩だらけの人間と違って、恋に燃え、恋に果てた猫たちは、去って行く後姿もカッコイイ。


 恋猫のうしろ姿は流線型  坂本宮尾


ちなみに、この句の作者の坂本宮尾さんは、猫が大好きな女性俳人で、俳号の「宮尾(みやお)」って言うのは、猫の鳴き声なのだ(笑)

‥‥そんなワケで、猫にとっての恋のシーズン、春が終わると、夜遅くまで遊び回れる夏がやって来る。猫たちは、昼間は涼しい場所でお昼寝をして、夜になると遊び出す。せっかくの夏休みに、塾だ補習だ宿題だなんて言ってるのは、哀れな人間の子供だけで、猫に生まれれば、一生が夏休みみたいなもんなのだ。


 猫に猫つきくる夏の夜となりぬ  宇多喜代子


だけど、あんまり夜遊びに夢中になりすぎちゃって、昼間にトイレの近くとかで無防備に寝てると、おじいさんにタオルの代わりにされちゃうから、リトル気をつけよう。


 水無月の猫で手を拭く翁(おきな)かな  攝津幸彦


‥‥なんてことも言いつつ、「ヤナギの枝に猫がいる〜だからネコヤナギ〜」ってのは天才バカボンだけど、秋にもなれば、哲学的な猫たちはモノ思いにふけるようになるので、木に登って遠くをぼんやりと眺めたりもする。


 猫がいてあれは猫の木秋の暮  坪内稔典


温泉が大好きなあたしとしては、福島県の土湯温泉とかで野良猫になって、旅館の板前さんから余り物をもらったり、観光客から食べ物をもらったりしながら生活して、夜中にコッソリと露天風呂に入ったり、お月見をしたいと思う。


 湯の町の辻に猫ゐる良夜かな  山本洋子

 猫の尾のしなやかに月打ちにけり  金子敦


そして、寒い冬に入っても、たまに暖かい小春日になったら、塀をつたって海を見に行こう。なにしろ、猫なんだから、人間みたいなセコセコと働かなくていいし、どんなとこにも自由に行ける。


 冬空や猫塀づたひどこへもゆける  波多野爽波(そうは)

 猫の眼に海の色ある小春かな  久保より江


だけど、寒い日は、できるだけ暖かい場所でじっとしてるほうがいい。あたし的には、猫になってもお酒を飲みたいから、フグのヒレ酒を飲んでる人にスリスリして、お酒の染みたヒレをもらおうと思う。


 鰭酒の鰭を食べたる猫が鳴く  岸本尚毅


ちなみに、この句の作者の岸本尚毅さんは、「恋猫」の句のとこに挙げた岩田由美さんのダンナさんだ。夫婦で俳人だなんて、ナニゲに猫に近いノリでいいよね(笑)

そして、寒い冬でも、お正月になれば、猫にだってちょっとくらい特別なことがあるかも知れない。


 買初(かいぞめ)の小魚すこし猫のため  松本たかし

 ねこに来る賀状や猫のくすしより  久保より江


「くすし」ってのは「薬師」、お医者さまのことだ。つまり、去年お世話になった動物病院のお医者さまから、猫宛てに年賀状が届いたってワケで、「ニャン賀状」って呼んだほうがいいかも知れない。

春、夏、秋、冬、それぞれの季節とともに、その時その時の「今」を楽しみ、先のことなんか何も考えずに、何にも縛られずに、自由に生きる。人間は、生きて行くために働かなきゃならないけど、月曜日から土曜日まで働いて、お休みは日曜日だけ。朝から晩まで働いて、自分の時間は寝る時間だけ。これじゃあ、何のために働いてるのか分かんないし、仕事のしすぎで病気にでもなったら、それこそ本末転倒だ。


 何もかも知つてをるなり竈猫  富安風生


竈猫(かまどねこ)ってのは、寒い冬に、カマドの中で暖をとる猫のことだ。カマドの火を消したあと、しばらくしてちょうどいい温度まで下がったら、猫はカマドの中に入って、灰まみれになって温まる。だから、「灰猫」とも言う。この句は、カマドの中で目を細めてる猫の顔を見たら、まるで哲学者のようで、この世の森羅万象のすべてを知っているように見えたって意味だ。

‥‥そんなワケで、目を細めてじっとしてる猫の顔を見てると、ホントに哲学者みたいに思えることがある。だけど、これは、ただ「そんなふうに見える」ってだけじゃなくて、実際に、猫は哲学者なのかも知れない。だって、お金だの地位だの名誉だのって、何の実態も無い空虚なもののために必死になってる人間なんかを尻目に、毎日を自由に生きてるんだから‥‥。猫は、学校にも通わず、仕事もしてないのに、人間の何倍も「今」を大切に生きてるんだから‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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2006.01.19

嘘つきは誰だ?

ライブドアの不正が次々と明らかになり、上場廃止は当然として、倒産までが秒読みになった上に、国会の参考人質疑が始まる2時間前の午前11時から、2ヶ月間もコソコソと逃げ回ってた伊藤公介が、突然、大嘘会見をひらいた。そんなこんなの流れからの参考人質疑だったので、ライブドアのことを書いても長くなりそうだし、とっとこハムスケのことを書いても長くなりそうなので、今日のマクラは、たぶん、ニポン全国の何百万ものブログがどこも取り上げないであろう、「琵琶湖で黄色い大ナマズ出現」てニュースにしてみようかな?

19日付の時事通信によると、「滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)は19日、同県高島市の琵琶湖で黄色いビワコオオナマズが見つかったと発表した。もともとは青みがかった黒っぽい色だが、突然変異でメラニン色素が合成できないため黄色くなったとみられ、極めて珍しい例という。ビワコオオナマズは、琵琶湖に生息する国内最大のナマズで、見つかったのは体長約80センチのオス。11日早朝、高島市新旭町の沿岸部で刺し網漁をしていた漁師が捕獲し、『こんなのは見たことがない』と同博物館に連絡した。」とのこと。

黄色って言うか、金色みたいな感じだと思うんだけど、これは「アルビノ種」って言って、他のお魚でも色々といる。よく見かけるのはニジマスとかだけど、お魚以外でも、カエルとか、ヘビとか、ネズミとか、トラとか、色んな生き物にアルビノがいて、わざとアルビノのメダカを繁殖させて高い値段で売ったりしてる業者もいる。そして、もちろん、人間でもいる。あたしの大好きな天才ギタリストのジョニー・ウィンターもアルビノだし、これまた、あたしの大好きなダンスホールレゲエのおじさん、イエローマンなんか、名前までアルビノを強調しちゃってて、ホントにカッコイイ!‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、イノシシ社長のセイでどんなに世の中が大騒ぎしてても、この「きっこの日記」は、今んとこインチキマンション問題は外せないので、今日は、国会の参考人質疑についてサクサクと行ってみる。だけど、ここんとこ、書いてて楽しい日常ネタを書いてないので、正直なことを言うと、日常ネタを書きたくて書きたくてウズウズしてて、社会ネタはイマイチ気持ちがノッてない‥‥って言うか、もっと正直なことを言うと、録画しといた参考人質疑のVをまだ見てないので、これからVを見つつ、日記を書いて行くとこなのだ。

とか何とか言いながら、総研の四ヶ所猛、平成設計の山口時也と徳永豊、スペースワンの井上正一がズラリと揃って、参考人質疑が始まった。ちなみに、見られなかった人は、まいどオナジミの「衆議院TV」で見ることができるので、左側のカレンダーの1月19日の日付をクリックすれば、質問者ごとの映像を見ることができる‥‥って、それなら、あたし、留守録することなかったじゃん!(笑)


 「衆議院TV」


‥‥なんてことにも気づきつつ、今回は、証人も質問者も多いので、順を追って書いてくと長くなりすぎちゃうので、「ここがポイント!」って感じの重要証言だけをピックアップして行こうと思う。とりあえず、往生際の悪い総研の四ヶ所猛は、最初から最後まで嘘ばっかりついてたので、他の3人の証言の中で、オジャマモンや内河健の証言と食い違ってるものや、真相解明のために役に立ちそうなものだけを並べてみる。まずは、スペースワンの井上正一の証言だ。


「最初は姉歯という名前は出さなかったが、ヒューザーの小嶋社長から、木村建設に優秀な設計士がいるので使うようにと言われた」

これは、スペースワン以外のヒューザーの元請け設計事務所の複数の建築士が、国交省の聴聞で、「小嶋社長から下請けに姉歯建築士を使うようにと指示された」と発言してることと一致してる。ようするに、井上正一だけじゃなくて、他の元請けも同じ発言をしてるってワケで、森田設計士も、もし生きていたら同じことを言ってるだろう。当然、「姉歯なんて知らない!」って言ってたオジャマモンの証言とは正反対だけど、オジャマモン自身が17日の証人喚問で、愛人名義の幽霊会社「エー・ピー・アール」を使って、直接、姉歯に仕事を発注してたって認めたんだから、これ以上ツッコまなくてもいいだろう。


「小嶋社長は、『ねじ曲げてでも(建築確認を)下ろしてもらう!』と言いました」

これは、昨年10月27日のヒューザー本社での協議中に、オジャマモンがイーホームズ側に、工事中のセントレジアス船橋について、何が何でも建築確認を下ろせと迫った時のセリフだ。こう言う発言があったと主張するイーホームズ側と、「こんなことは言っていない!イーホームズ側の捏造だ!」って言い続けてたオジャマモンとが、マッコウから対立してたワケだけど、その場に同席してた井上正一は、このオジャマモンの発言をハッキリと「聞いた」と証言した。同じ「正一」でも、オジャマモンの飼い犬の犬山正一だったら、飼い主様に不利になるような証言なんかしなかっただろうに(笑)


「小嶋社長は、『公表を待つように』と要求していました」

これも同じ協議中の発言で、今回の偽装問題の公表をさせないように、オジャマモンが発言したと言われていたセリフだ。これも同じで、「言った」と言うイーホームズ側と、「言ってない」と言うオジャマモンとが、対立してた。そして、その場に同席してた井上正一は、この発言も「聞いた」と証言した。もちろん、これらの井上正一の発言は、嘘をつくと偽証罪に問われる証人喚問じゃなくて、単なる参考人質疑でのものだ。だから、ソートー無理をすれば、オジャマモンだけがホントのことを言ってて、イーホームズや井上正一や他の元請けたちが、みんなで口を揃えて嘘をついてるって可能性もある‥‥ワケないか(笑)


「ヒューザーを経由して、自民党森派(清和政策研究会)の政治資金パーティーのパーティー券を複数回購入して、過去に3回ほど出席しました。代金はヒューザーの指定口座に振り込みました」

これは、スペースワンに限らず、数え切れないほどの建設会社や設計事務所などが自民党森派のパトロンになってるんだから、今さらって感じの証言だったけど、全国民の見てる前で、自民党森派と建設業界の癒着をアピールしたってことは、それなりのポイントだろう。

‥‥そんなワケで、続いては、平成設計の山口時也の証言だけど、社長のワリにはオドオドしてて、隣りの席の四ヶ所猛のことをヤタラと気にしてるように見えたのは、あたしだけだろうか?‥‥なんてことを思ってたら、こんな証言が飛び出した。


「平成設計は総研の設計部のようなものでした」

「自分が入社した時には、すでに総研から姉歯までの組織ができていました」

「姉歯氏が平成設計の名刺を使っていたのは、四ヶ所さんからの指示によるものでした」

これなら、「平成設計の社長」なんてのは名前だけで、ホントは「総合経営研究所の設計部の部長」ってワケで、隣りに座ってる総研の四ヶ所猛は、山口時也の上司ってワケで、あのオドオドっぷりも納得できるってもんだ。さらに、平成設計で1年間だけ働いてた徳永豊に至っては、今は何の関係も無いから、何でもしゃべってくれた。


「総研と平成設計とは不思議な関係」

「平成設計は総研に絶対服従でした」

そして、「総研に絶対服従だったと言うことについて、何かエピソードは?」と質問された徳永豊は、平成設計の事務所が引越ししようとした時に、総研のSGグループの会社が何社も入っている総研ビルに、ムリヤリに引越しさせられた、と言うエピソードを話した。当時は、同じ家賃で、もっと利便の良い空き事務所が色々とあるのに、なんでワザワザ不便なビルに引っ越すのか理解できなかったけど、平成設計が総研に絶対服従で、総研からの命令によって総研ビルに事務所を移転させられたと言うことを知ったそうだ。ちなみに、総研は自社のホームページで、「弊社所有ビルに木村建設、平成設計が入居していることについて」の回答として、「木村建設が総研ビルに入っていたり、平成設計が水道橋のビルに入っているのは、当社のビルが空いたときに、賃貸させてほしいという希望がありましたので、お貸ししたということだけであり、一体的に営業をしていたということではありません。」って、堂々と大嘘の説明をしてる。黒幕キリギリスの本領発揮って感じだね。

‥‥そんなワケで、他には、リトル地味なことだけど、アトラス設計の渡辺社長が、話し合いの席で配布したって証言してたプリントについて、証人が4人とも口を揃えて「もらっていませんし、見てもいません」って答えてたけど、そうすると、渡辺社長が嘘をついてたのかな? ま、この辺はどうでもいいことなんだけど、去年の暮に、某設計事務所の忘年会にゲストで呼ばれた渡辺社長は、ずいぶんハメを外してたみたいだから、もう他人事なのかな?‥‥なんて思いつつ、今やるべきことは、「伊藤公介の証人喚問」と「安倍晋三の政策秘書、飯塚洋の参考人招致」ってミサイルを下の発射台から撃ち続けることだと思う今日この頃なのだ。

 「ミサイル発射フォーム」
(アクセスして「総合」をクリックするとミサイル発射フォームが現われます)


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2006.01.17

オジャマモンの証人喚問

hosanin
今日、午後1時45分から行なわれるオジャマモンの証人喚問で、各議員に振り分けられた持ち時間は、以下の通りだ。


 林幹雄委員長 15分

 自民党 衛藤征士郎(森派) 15分

 自民党 早川忠孝(森派) 25分

 公明党 佐藤茂樹 20分

 民主党 長妻昭 15分

 民主党 馬淵澄夫 20分

 共産党 穀田恵二 10分

 社民党 保坂展人 10分

 国民新党 糸川正晃 5分


自民党から質疑に立つ2人が、両方とも「森派」だって言うのも傑作なんだけど、それにしても、年金未納議員の巣窟、自民党森派の中から、「ど根性ガエル」の町田先生もビックルを飲み干すような、年金未納生活24年の衛藤征士郎なんかが、よくも「質問する側」に立てたもんだ。本来だったら、衛藤征士郎の証人喚問を実施して、四半世紀も年金納付をバックレ続けて来た事実はもちろんのこと、数々の企業との癒着について、「質問を受ける側」の人間だろが? by ネゴシックス‥‥なんてことも言ってみつつ、この自民党の呆れ返る人選からも、いかに自民党の森派が建設業界とベッタリ癒着してるのかってことが丸見えだろう。

その上、いつでもいいようなライブドアのガサ入れなんかをワザワザ証人喚問の前日の、それも夕刊のアトに持って来て、今日の朝刊の一面を「伊藤公介とヒューザーの深い癒着」から「ライブドアに強制捜査」へと書き換えさせる念の入れよう。そして、明日18日の朝刊は、宮崎勤の死刑確定と阪神淡路大震災とで塗りつぶされ、今日の証人喚問の記事は、そのぶん小さく扱われる。

コイズミ茶番内閣のチーフプロデューサー、飯島秘書官は、伊藤公介と同郷の大親友だから、ここまでアカラサマな情報操作を平然とやってるんだけど、あんまりやりすぎると、愛するコイズミ大将軍様の首を絞めることになっちゃうから、ホドホドにしといたほうがいいよ(笑)‥‥なんてことも言ってみつつ、この続きは、このアトの証人喚問を見て、さらに、今夜の「ロンドンハーツ」に出演する玲奈ちゃんの可愛らしさをタップリと味わってから書く予定なので、皆さん、また今夜お会いしましょう。


‥‥そんなワケで、あたしは、今、録画しといた証人喚問を見終わって、急いで続きを書き始めたんだけど、今日の証人喚問を見た一番の感想は、ニポン全国の皆さんと同じで、去年はレイザーラモンHGが流行ったけど、今年は「補佐人」が流行りそうだ!ってことだ。「補佐人」、「ほさにん」、「ホサニン」‥‥なんて甘い響き、なんてステキな響きなんだろう。カタカナで書くと、お茶に含まれてる成分みたいで、なんか健康にも良さそうな気がして来るけど、正しい意味は、読んで字のごとく、何かを補佐する人ってワケで、今回の場合は、オジャマモンの補佐のために登場した。そして、ジョジョの後ろに立つスタンドのように、和田アキ子の後ろに立つレイ・チャールズの背後霊のように、オジャマモンのナナメ後ろにピッタリと寄り添い、ほとんどの質問に対して、証言を拒否させ続けた。

なんて素晴らしいホサニン、お金のためなら全国民を敵に回しても何とも思わないホサニン、ナニゲに作家の村上龍に似てたホサニン。今年は、みんなでホサニンを流行らせよう!‥‥なんてことも言ってみつつ、この無能なホサニンのオカゲで、伊藤公介どころか、安倍晋三との癒着の構図まで全国にアピールすることができて、とりあえず第一段階はオッケーって感じになった。これで、伊藤公介の参考人招致は当然として、安倍晋三の飯塚政策秘書の参考人招致も要請できそうな流れになって来たので、ホサニンくん、グッジョブ!(笑)

で、ホサニンくんに負けないくらいイイ仕事をしてくれたのが、やっぱり民主党の2人だった。あれほど、「直接、姉歯に仕事を頼んだことはない!」って断言し続けてたオジャマモンから、ヒューザーのトンネル会社、「エー・ピー・アール」を間にはさんで、姉歯に直接、構造設計の依頼をしたことがあるって証言させることに成功した長妻議員、そして、オジャマモンと自民党とのディープな関係を全国に発表してくれた馬淵議員。これによって、冒頭で必死に、オジャマモンと伊藤公介との関係性が希薄なことを強調しまくってた年金未納オヤジ、衛藤征士郎の軽薄な作戦が、すべて裏目に出る結果となった。そして、自民党森派の議員が、身内をかばうような質疑をすればするほど、国民の疑惑は増すばかりで、自分の首を自分で絞めることになる。

‥‥そんなワケで、昨日の日記に書いた伊藤公介の錬金術のひとつ、地元に公共事業を引っぱって来て、市長とグルになって、自分の仲間のゼネコンを使い、そこからキックバックを受け取るって方式、コレって、自民党森派の十八番だって書いたけど、森派の薄汚い血が全身に流れてる安倍晋三も、ご他聞に漏れずに、同じことを繰り返して来た。安倍晋三の場合は、地元である山口県下関市を舞台にした悪事を10年以上も前から繰り返して来たんだけど、コイズミと同じく、地域のホニャララ団の力を悪用して来た。

安倍晋三の本性は、スマートに見えるテレビでの顔とは別人で、下関市のホニャララ団、K組とベッタリ癒着してる。そして、K組の力を悪用して、市長を脅し、市議会を自分の思うままに支配し、自分の息のかかった中央のゼネコンに地元の公共事業を斡旋して、キックバックされたお金をK組と山分けしているのだ。まさしく、自民党森派の真骨頂ってとこだろう。自社株を100分割する錬金術は徹底的に叩かれるのに、ホニャララ団を使って企業からキックバックさせる錬金術の場合は、伊藤公介にしても安倍晋三にしても党をあげての擁護ってことで、コイズミ茶番内閣の腐り具合が良く分かるってもんだ。

安倍晋三って言えば、自民党のオカカエ放送局、NHKの職員を呼びつけて恫喝したことでもオナジミだけど、そう言えば、昨日のライブドア家宅捜索の第一報は、NHKだった。それも、家宅捜索が行なわれる2時間以上も前に、フライングの形で報じられた。本来、こう言った家宅捜索は、証拠隠滅の怖れがあるために、必ず極秘で行なわれるものだ。それなのに、何でNHKには、2時間以上も前に情報が流れたんだろう? 誰が流したんだろう?‥‥なんて基本的なことは、あたしがワザワザ書かなくても、皆さんのご想像通りってワケだ。

‥‥そんなワケで、今日の証人喚問では、「オジャマモンが安倍晋三の飯塚政策秘書に陳情をして、それによって安倍晋三がヒューザー寄りの発言をした」ってことが分かった。つまり、安倍晋三がこの証言の内容を肯定すれば、自分の派閥に献金してくれる一企業のために動いたってことだし、証言の内容を否定すれば、オジャマモンの偽証罪が確定するってワケだ。だけど、あれほど証言を拒否し続けてたオジャマモンなんだから、数少ない証言に、まさか嘘は無いだろう‥‥って言うか、嘘をつくくらいなら、この質問への回答も拒否するだろう。

これで、ポスト小泉を狙って調子に乗りまくってた安倍晋三は、「安晋会(あんしんかい)」どころか「不安会」って感じになっちゃったワケだけど、いつまでも消えてく男のことを書いててもジンジャエールなので、ここでコロッと話題を変えて、コソコソと逃げまわってる伊藤公介について書いて行く。まず、次にあげるのは、2004年5月1日の中国の新聞、「大連日報」の記事を和訳したものだ。

「日本の企業が大連の保税特別区と契約した」

「昨日、日本の衆議院議員で、国家基本政策委員会委員長の伊藤公介代議士が、夫人を同伴して大連市を訪問した。これは、日本の山田建設株式会社と、大連保税特別区管理委員会との使用契約調印式のためで、大連市長の夏徳仁は、ゲストハウスで、伊藤公介代議士一行を迎えた。(後略)」

ようするに、伊藤公介が、ヒューザーや東日本住宅と同じく、ベッタリと癒着してる山田建設のために、ワザワザ中国の大連まで一緒に行って、市長に引き合わせて、仕事を斡旋したってワケだ。そして、山田建設のホームページを見ると、こんなことが書いてある。

山田建設
平成13年12月 中国(大連)に山田建材有限公司設立
平成17年4月 中国・大連山田建材有限公司で新工場竣工
平成17年4月 中国(大連)に山田房地産開発有限公司設立

それから、伊藤公介の息子、伊藤俊輔が代表取締役をつとめる会社、「融創国際」には、昨日の日記にも書いた通り、何人もの中国人が取締役になってて、建築資材の輸入などを行なってる。そして、伊藤俊輔のもうひとつの会社、「フューチャービジネスネットワーク」は、山田建設もお得意様にしてるのだ。う〜ん、なんて素晴らしい癒着具合なんだろう。まるで、A液とB液を混ぜ合わせてから使うナントカ接着剤みたいに、完全にくっついてる。

そう言えば、今日の証人喚問で、長妻議員から、「伊藤代議士のファミリー企業、フューチャービジネスネットワークには、ヒューザーの物件の管理の仕事はどれくらい行ってるんですか?」って聞かれたオジャマモンは、またまたホサニンと相談してから、「本件に関しましても、同じような理由から、証言を拒絶させていただきたいと思います」って答えてた。16日の朝刊で「フューチャービジネスネットワーク」のことをフライング報道した朝日新聞は、正確な調査や裏づけを取らずに、「排水ポンプの点検業務1件を2万3000円」で発注しただけと伝えた。だけど、あたしの手元にある資料では、ちゃんとしたマンション管理業務を請け負っていて、その金額も遥かに大きいし、きちんとした契約書も存在してる。だから、あたしは、昨日の日記に、そのことを書いた。

そして、ホントに朝日新聞が伝えた通り、「排水ポンプの点検業務1件を2万3000円」で発注しただけなら、この長妻議員の質問に対しては、正直にそう答えればいいだろう。でも、オジャマモンは、証言を拒絶したのだ。つまり、朝日の報道は嘘で、ホントのことをしゃべったら自分に都合の悪いことになるってことを自らが証明したってワケだ。

ホントのことをしゃべれば、ヒューザーとフューチャービジネスネットワーク、つまり、自分と伊藤公介との深いつながりが露呈して、事前に自民党側から口止めされてることまでしゃべる結果になっちゃう。だから、最終的には森派にケツを拭いてもらうために、前もって打ち合わせした通りに、ちょっとでもヤバイ質問には、すべて「拒絶させていただきます」って言ってたワケだ。だけど、その「拒絶させていただきます」の連発が、逆に疑惑を深める結果になっちゃった上に、優秀なるホサニンの協力もあって、オジャマモンや伊藤公介どころか、安倍晋三との癒着までが全国へと中継されちゃった。これで、また一歩、悪のピラミッドの頂点に君臨するコイズミに近づけたってワケだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、大急ぎで日記を書き終えたので、これから愛する玲奈ちゃんが出る「ロンドンハーツ」を見るために、焼酎のお湯割りの梅干し入りを作って、キュウリのキューちゃんと塩辛を用意して、テレビの前で精神統一でもしようかと思う今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.16

とっとこハムスケ絶体絶命!

touki1
さあ、明日17日は、いよいよ皆さんお待ちかねのオジャマモンの証人喚問が行なわれ、19日には、総研の四ヶ所猛、平成設計の山口時也と徳永豊、スペースワンの井上正一の参考人招致ってことになったけど、ここまで来ても、未だに、コイズミの側近中の側近にして、コイズミと建設業界とのパイプ役だった伊藤公介の参考人招致は、まったく受けつけない自民党。まあ、党員が必死になって党首を守るのは当然なんだけど、参考人招致の翌日の1月20日は、ナナナナナント! コイズミと同じ「学歴詐称」「年金未納」「闇献金」の三冠王、伊藤公介の議員生活が25年目を迎えるオメデタイ日なのだ。そして、何の問題もなくこの日を迎えられれば、伊藤公介は「永年勤続」の表彰を受け、国会に肖像画が飾られる。つまり、自民党は、コイズミを守るためと、伊藤公介の肖像画を国会に飾るために、度重なる野党からの参考人招致の要請を突っぱね続けてたってワケで、あまりのアホらしさに、議員生活25年‥‥じゃなくて、教師生活25年、「ど根性ガエル」の町田先生が泣き出しちゃうだろう。偶然にも、伊藤公介の地盤は、町田市だし(笑)

なんてことも言ってみつつ、今日は書くことが多いから、マクラの部分からサクサク行くけど、明日行なわれるオジャマモンの証人喚問では、自民党も公明党も、飯島秘書官からの命令によって、最初から質問の内容が限定されている。これは、実際に明日の証人喚問を見れば一目瞭然だと思うけど、「小嶋社長は買い手にマンションを引き渡した時点で耐震偽装の事実を把握してたのか」って部分ばかりをダラダラと質問して、こんな司法に任せとけばいいようなムダな話で時間を潰して、決して「伊藤公介との関係」については質問しない。ま、こんなことは猫ひろしにでも容易に想像できるから、最初から与党の質疑なんかには、国民の誰ひとりも期待してないだろうけど、証人喚問や参考人招致のたびに与党がこんなことばかりしてれば、守りたいのが伊藤公介だけじゃなくて、その先の人物だってことの証明にもなるから、あたし的にはウェルカムだ‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、コイズミのパトロンで、最初から最後までコイズミをホメタタエてるワンダホーな本、「なんてったって小泉純一郎」の著者としてもオナジミの伊藤公介、通称「とっとこハムスケ」、またの名を「町田の宗男くん」だけど、何でこんなヤツがコイズミに気に入られてるのかって言うと、党内イチの献金集めの天才だからだ。表の献金はともかく、迂回献金や闇献金までを合わせると、この25年間で集めた献金の総額は、総研の内河健の海外の隠し口座の残高にも匹敵するほどだ。さらに伊藤公介は、献金だけじゃなくて、自分自身のお金を集めるのも天才だ。あちこちの建設会社と癒着して、笑いが止まらないほど裏金を儲けてるクセに、それだけじゃ収まらずに、なんと、自分の会社まで作っちゃった。

伊藤公介の会社は、「株式会社フューチャービジネスネットワーク」と「株式会社融創国際」の2つで、両方とも同じ住所、「中央区銀座8−18−4」だ。そして両方とも、伊藤公介の三男、伊藤俊輔が代表取締役になってて、奥さんの伊藤久美子と次男の伊藤竜太郎が取締役になってる。そして、杉本聖仁って男が、両社の監査役をつとめてる‥‥って、あれ?杉本聖仁って、伊藤公介の公設秘書じゃなかったっけ? それから、次男の伊藤竜太郎も公設秘書じゃなかったっけ? 国から秘書給与をもらってる公設秘書が、別の職業に就く時って、国に「兼職許可申請」をしなきゃならないって昔から法律で決まってるんだけど、こいつら2人とも申請してないじゃん! てことは、完全なる法律違反だってことだ。ついでに言っとくと、代表取締役の伊藤俊輔も、橋本龍太郎か誰かの秘書で、伊藤公介が次男に「竜太郎」って名前をつけたのは、橋本龍太郎からとったものなのだ。やっぱり、闇献金が大好きな守銭奴は、自分以上の闇献金キングを尊敬するもんなんだね(笑)

ま、そんなことはどうでもいいんだけど、問題なのは、この会社がやってる事業の内容だ。ひとつ目の「フューチャービジネスネットワーク」って会社は、不動産関係の会社なんだけど、ナナナナナント! グランドステージ大井町をはじめとしたヒューザーのマンションの管理を請け負ってたのだ。伊藤公介って、オジャマモンとは深いつながりはないって必死に弁解してたけど、実は自分の会社がヒューザーのマンションの管理を請け負ってたって、完全にベッタリじゃん!‥‥って言うか、面白そうだから、この会社のことをタップリと調べさせてもらったら、もっと楽しいことが分かっちゃった。この「フューチャービジネスネットワーク」って会社、ナナナナナント! マンション管理の資格を持ってなかったのだ! マンション管理の資格を持ってない会社が、マンションの管理業務をしてた。そして、その会社の取締役や監査役は、伊藤公介の公設秘書が、国に兼職許可申請を出さずにコッソリとつとめてた。コレって、ダブルの法律違反じゃん!

その上、もっと楽しいのは、この「フューチャービジネスネットワーク」って会社、伊藤公介がオジャマモンから「うちのマンションの管理を一括して任せたいので会社を設立して欲しい。これからも持ちつ持たれつで行きましょう。」って誘われて設立した会社だったのだ。だから、タマタマ伊藤公介がマンションの管理会社を持ってて、タマタマ知り合ったオジャマモンの会社のマンション管理を依頼された‥‥って話じゃなくて、最初っから、オジャマモンの会社のマンションを管理するために設立された会社だったのだ。テレビの世界で言えば、ヤラセとかシコミってことだけど、現職の自民党議員と民間企業の社長とが、こんなことやってたらシャレになんないよな。

今回のヒューザー物件の問題が発覚してから、ヒューザー物件の管理会社として名前が報じられて来たのは、ハウジングキャピタルの高橋輝昭が代表取締役をつとめ、犬山正一が取締役をつとめる「グランドサービス」ばかりだった。だけど実際には、「グランドサービス」と並んで、この伊藤公介の会社、「フューチャービジネスネットワーク」も、ヒューザーの欠陥マンションの管理を請け負ってた。そして、この事実は、問題発覚当初に、伊藤公介本人の口から、自民党本部へと伝えられていた。それで、この話を聞いた自民党本部がどうしたのかって言うと、この事実を公表するどころか、ソッコーでインペイ工作を始めて、報道各社に対する圧力と情報操作を始めたのだ。だから、新聞やテレビで報じられるのは「グランドサービス」ばかりで、伊藤公介の会社、「フューチャービジネスネットワーク」の名前は出て来なかったってワケだ。サスガ、情報操作と洗脳を十八番にしてるコイズミ茶番内閣は、国民の目をアザムクのが巧いもんだ。

それから、もうひとつの会社、「融創国際」のほうは、とっとこハムスケ一家の他に、何人もの中国人が取締役になってて、中国でのビジネスを行なってる。どんな事業内容なのかって言うと、中国への旅行代理店みたいなことをやってる。そう言えば、伊藤公介って、オジャマモンをはじめとした建設業界のパトロンたちを引き連れて、中国ツアーに行ってたよね。その上、この会社の事業内容を詳しく調べてみたら、中国で安い建築資材を買いつけて、ニポンに輸入してるってことが分かった。コレって、どっかの黒幕のお手伝いみたいだけど、今日の日記の目的は、あくまでも、オジャマモンの証人喚問における民主党の質疑の援護射撃だから、この部分には触れない。とにかく、あたしは、マウンテンのような情報や証拠の中から、タイミング良く必要最低限のものだけを小出しにしてって、最終的にはコイズミを引きずり下ろすとこまで持って行きたいから、今日の日記に書くのは、伊藤公介の参考人招致を実現させるための材料だけってことだ。内河健に関しては、警察よりもマルサに叩いてもらったほうが遥かに重い罪にできるし、シッカリと隠し財産を押さえてくれるから、リトル方針を変えて、あたしのとっておきのロウソクやムチや三角木馬で、時間をかけてジックリと責めてやることにした(笑)

‥‥そんなワケで、これだけでも、伊藤公介とオジャマモンの蜜月関係は誰の目にも明らかだけど、去年の9月の総選挙の時には、オジャマモンからの命令で、ヒューザーの社員が何人も伊藤公介の選挙事務所に応援に行き、選挙活動の手伝いをしてた。ここまで来ると、単なる「知り合い」なんてレベルじゃなくて、完全に利害関係の一致した「同胞」ってワケで、伊藤公介が職権を乱用して、私腹を肥やすためにオジャマモンと癒着してたことは、もはや言い逃れできないだろう。

そして、厚顔無恥な守銭奴、伊藤公介が癒着してたのは、ヒューザーや東日本住宅だけじゃなくて、他にもたくさんある。たとえば、大田区北千束に本社のある山田建設ともベッタリ癒着してて、この会社から伊藤公介へと莫大な裏金が流れてる。去年の12月12日に予定されてて、直前に中止になった、伊藤公介の六本木ヒルズでの資金集めパーティーは、ヒューザーの小嶋進社長、東日本住宅の桃野直樹社長の他に、この山田建設の山田健治社長も発起人に名を連ねてたのだ。ちなみに、山田建設のホームページは、今のとこ削除されてないから、興味のある人は、早めに内容をコピーしとこう。あたしは、伊藤公介が山田建設とグルになって行なって来た悪事の数々もバッチリと掴んでるから、今後、伊藤公介を叩いてく過程で、このネタも使ってくつもりだ。とにかく、、ヒューザーの小嶋進、東日本住宅の桃野直樹、山田建設の山田健治の3人は、伊藤公介のパトロンのトップ3だから、叩けばいくらでもホコリが出ることウケアイだ。

で、この伊藤公介の資金集めパーティーには、安倍晋三をはじめとした閣僚7人の他に、森喜朗も出席を予定してた。ようするに、自民党の森派と建設業界との癒着パーティーってワケで、時期が時期だけに、自民党からの要請で慌てて中止にしたってワケだ。でも、今さらアセッて献金を返したり、パーティーを中止にしたって、自民党の森派と建設業界との癒着に対しては、すでに全国民が疑惑の目を向けてるんだから、慌てれば慌てるほど、よけいにボロが出るってもんだ。だいたいからして、何もヤマシイことをしてないんなら、献金だって返す必要なんかないし、パーティーだって中止することなんかないじゃん。それにしても、学歴詐称のコイズミのアトガマを狙ってる学歴詐称の安倍晋三が、学歴詐称の伊藤公介のパーティーに出席を予定してただなんて、おへそがローズヒップティーを沸かしちゃって、お部屋中にいい香りが漂っちゃうよ、まったく(笑)

さて、あまりにも愉快な守銭奴家族、とっとこハムスケ一家は、どいつもこいつも大笑いできる。三男の伊藤俊輔は、地元の都議だった渋谷守生のアトガマを狙ってて、伊藤公介は自分の三男を都議にするために色々と根回しをしてた。だけど、企業とベッタリ癒着してる伊藤公介のバカ息子なんかが都議になっちゃったら、腐りきった町田市の行政がさらにメチャクチャにされちゃう。それで、伊藤公介の秘書だった吉原修が、この状況を見るに見かねて、自分が立候補して、当選したって流れなのだ。ここから、伊藤公介と吉原修との確執が生まれて、2人は不仲になった。そして、伊藤公介は、都議にさせてやれなかったバカ息子の俊輔を「フューチャービジネスネットワーク」と「融創国際」の代表取締役に据えたってワケなのだ。

‥‥そんなワケで、伊藤公介の金儲けの得意ワザは、何パターンもあるんだけど、一番得意なのは、自分の息の掛かった議員の地盤に公共事業を斡旋して、自分と癒着してるデベロッパーをもぐり込ませて、その仲介料やキックバックで私腹を肥やすって方式だ。これは、伊藤公介に限らず、森派の議員のほとんどがやってる日常チャーハンなことだけど、その中でも、複数の企業との癒着ぶりが全開なのが伊藤公介だ。一例をあげると、町田市の三輪緑山に、市が所有していた浄水場の跡地があったんだけど、これがいつの間にか、ダスキン鶴川(株式会社ナック)の西山社長名義に移り、そして知らないうちにコッソリと徳洲会の病院建設が進んでるって言う大疑惑がある。徳洲会ってのは、以前から町田市への進出をもくろんでたんだけど、町田市の医師会にずっと反対されてた。だから、実際、町田市の別の土地に病院を作ろうとして、医師会の反対で潰された経緯もある。そりゃあ、よそ者が大きな総合病院を作ろうとしたら、地元の医師会が反対するのは当然だろう。だけど、徳洲会としては、莫大な利益が上げられる町田市は、ぜひとも手中に収めたいエリアだった。それで、裏金を使って根回しを頼んだのが、地元の建設業界とベッタリ癒着してる「町田の宗男くん」こと、伊藤公介だったってワケだ。

そして、伊藤公介は、本来なら入札制度に基づいて公平に進めなくちゃならない市の所有地の転売事業なのに、入札をせずに株式会社ナックへと名義を移し、あとからデタラメな書類を偽造して、最終的には徳洲会へと転売させたのだ。この一連の土地転がしによって、伊藤公介が莫大な利益を得たことはもちろんだけど、ここまで来ると、やってることは広域ホニャララ団と何も変わらない。それどころか、議員としての職権を悪用して私腹を肥やしてるんだから、広域ホニャララ団よりも遥かに悪質だろう。そして、もちろんこれはホンの一例であって、伊藤公介は、この他にも何件も不正な町田市の土地の転売や開発に絡んでいて、都内の大手ゼネコンに仕事を回してるのだ。入札制度を無視した土地の転売は、完全に犯罪であり、現職の自民党議員、それも、コイズミの側近中の側近がこんなことをしてたんだから、当然、コイズミの責任も問われるだろう。町田市の三輪緑山の周辺には、都市計画外の広大な土地があるし、東名青葉インターも出来て中央高速稲城に抜ける幹線道路の開発計画もあるので、伊藤公介をこのまま好き勝手にさせておいたら、まだまだ甘い汁を吸い続け、それは、コイズミのフトコロへと流れ続けるのだ。

そして、ダスキン鶴川の西山社長は、来月2月の町田市長選に立候補する予定なんだけど、伊藤公介は、自分が利用して来た西山社長を推さずに、横浜出身の石坂って言う自分の子分に自民党の公認を取らせて、出馬させる計画を企てていて、去年のうちから根回しを進めてる。これは、公共事業を町田に引っ張って来て、自分の言うことを聞く都内の企業をジョイントに使って、そこから仲介料などを自分のフトコロに入れるためのルート作りなのだ。自分の私腹を肥やすために、自分の思い通りに動く子分を地元の市長にして、市民の血税で不要な開発や工事を乱発し、そこからタップリと裏金を吸い上げようなんて、ここまで来ると、政・官・財の癒着の権化、自民党森派の本領発揮って感じだね。

ここまでの話で、伊藤公介が、どれほど薄汚いヤツなのかってことが良く分かったと思うけど、こいつよりも薄汚いのが、自分たちは手を汚さずに、伊藤公介のウワマエをピンハネしてたヤツラ、ようするに、政・官・財の三位一体の癒着の構図を作り、自分の部下たちに犯罪を強要して来たヤツラ、それは、森喜朗であり、安倍晋三であり、そして、悪のピラミッドの頂点に君臨するニポンの恥、コイズミなのだ。そして、現在は、コイズミの後ろで糸を引いてるのが森喜朗だけど、コイズミのアトガマにコイズミのお気に入りの安倍晋三が座れば、「森喜朗→コイズミ→安倍晋三」って言う癒着の構図は何ひとつ変わらず、これからも永遠に国民は騙され続けて行くってワケだ。この悪の連鎖を断ち切るためには、何としてでも今回の問題の真相を徹底的に解明して、9月の総裁選までに、ひとりでも多くの国民の目を覚ますことしかない。

ちょっと話は戻るけど、伊藤公介の公設秘書、伊藤竜太郎と杉本聖仁に関しては、兼職許可申請もせずに伊藤公介の悪の片棒を担いでただけじゃなく、伊藤公介による秘書給与流用の疑惑も浮上してる。だから、こいつらの件に関しては、予算委員会で徹底的に叩いてもらう予定だけど、どっちにしても、今回の日記に書いたネタだけで、伊藤公介の辞職は100%決定だろうから、当然、秘書も一緒に消えるってワケで、こいつら2人はあんまり叩いても意味が無い。それよりも、伊藤公介をパイプ役にして、今までタップリと裏金を受け取って来た森派のクズ議員ども、特に、コイズミと森喜朗と安倍晋三の汚職トリオに関しては、シッカリと責任を取ってもらいたい。

ちなみに、本来ならガケップチに立たされてるハズのオジャマモンが、テレビに映ってる時だけは困ったような顔をしてるけど、それ以外の場所ではヤタラと余裕をブチカマシてて、未だにデカイコトを言いまくってるそうだ。これは、完全なオフレコ情報で、録音テープも無いから、単なる参考として読んで欲しいんだけど、千葉のヒューザーの社宅に住んでるオジャマモンの愛人の話では、今の状況を心配した愛人に対して、オジャマモンは、こう言ったそうだ。


「なあに、オレには小泉さんがついてるから大丈夫だよ、あっはっはっはっは!」


‥‥そんなワケで、今日の日記を読んだマトモな国民の皆さんは、明日の証人喚問をタップリと楽しんだ上で、伊藤公介に対して、1番、「伊藤公介の参考人招致を要求する!」、2番、「参考人招致なんかじゃ生ぬるい!伊藤公介の証人喚問を要求する!」、3番、「25年間も国民を騙し続けて来た立派な伊藤公介先生の肖像画を国会に飾ってください♪」の中からお好きなミサイルを選んで欲しい。そして、下に、まいどオナジミの発射台を設置しとくので、好きなだけブッ放して欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)

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2006.01.15

疲れがMAX‥‥

オトトイあたりから、お仕事以外のことがパニック的な忙しさで、やることがマウンテンなのに、なかなか進まない。いつもは、日記を書くのに1時間から1時間半、メールのチェックに30分、それで、まだ余裕のある時は、チョコっとネットって感じなんだけど、ここ1週間くらいは、日記を書いたあとに、17日のオジャマモンの証人喚問に向けての準備で、証拠の整理や情報提供、音声データのコピーとかをやってるから、ハッと気づくと深夜の2時、3時、場合によっては4時って感じで、「パチンコなんか行かなきゃ良かった‥‥」なんて思いつつ、1円にもならないことだけど、腐りきったコイズミ茶番内閣の金権癒着の実態を暴露するために、生協のココアを飲みながら、コツコツと夜なべしてる。だけど、いよいよ、腰痛とケンショウエンとドライアイが本格的にヒドクなって来て、パソコンを打つのがつらくなって来た。

とりあえず、明日の16日に、伊藤公介の息の根を止めるためにブッ放す日記は、すでに書き上げてあるからいいんだけど、今日の日記のネタがない。いつもなら、のんびりとネタを考えて、楽しみながら書くんだけど、今はクタクタで、倖田來未と綾戸智絵の区別もつかないほどだから、リトル限界だ。その上、今夜は、これから徹夜でマトメなくちゃなんないものがあるから、日記はできるだけ軽く流したい。だから、毎日の「きっこの日記」を楽しみにしてくれてる人には申し訳ないんだけど、今夜の日記は、内容のないよう‥‥なんてダジャレのような、無意味な日記になると思う。だけど、明日の日記はモノスゴイから、今日がダメなぶん、明日に期待して欲しい。できることなら、オトトイくらいにアップしたいほどだったんだけど、とにかく17日の証人喚問ギリギリにアップしないと、オジャマモンはともかく自民党に対策を練られちゃうから、そう言うワケにも行かなかった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今日の日記は、日記と言うよりも、業務連絡っぽくしちゃうけど、まず、あたしにメールを送ってくれても、あたしが返事を書く確率はソートー低い。これは、今までに何度も書いて来たけど、毎日100通くらいのメールが届くので、とても1人1人に返事を書くことは不可能だし、目を通すだけで精一杯なのだ。実際、今、目を通してるのは、1週間くらい前のメールで、読んでも読んでも新しく届くメールに追いつかない。だから、「きっこさんはどう思いますか?」とか、「●●はどう言うことですか?」とか、質問のメールを送られても、ほとんど答えることはできない。ただ、同じような質問がたくさん来た時に限っては、何かの機会に日記上で答えるような形を取る場合もある。だから、あたしにメールを送った場合は、読まれるまでに数日から1週間くらいは掛かるってことと、返事が来る確率はソートー低いって2点だけは理解しといて欲しい。

それから、自分で運営してるブログやホームページなどに、あたしの日記をリンクする場合は、事前でも事後でも「リンクさせていただきました」ってメールを送ってくれればそれでいいけど、不特定多数の人間が匿名で書き込みできるような掲示板などにリンクするのだけは、迷惑だから絶対にやめて欲しい。ヤフーの掲示板の利用者などから、「自分の日記の宣伝のためにURLを貼って回るのはやめろ!」とかって言うメールが何通も来てるんだけど、あたしはそんなことした覚えはないし、そんなメンドクサイことなんかしてるヒマもない。だから、誰かが貼ってるんだと思うけど、絶対にやめて欲しい。

あとは、「きっこの日記」の内容や、あたし個人に対する批判や悪口なんかを書いてるブログとかを発見しても、わざわざ知らせてくれなくていい。そう言うのを知らせてくれる人は、みんな親切心でやってくれてるんだと思うけど、該当ブログのURLを送ってくれても、いちいち見に行ってるヒマも無いし、別に興味も無い。人間の考えや思想は人それぞれで、あたしと違う考え方の人がいるのも当然だし、他人を否定することでしか自分をアピールできないようなレベルの人なんか、あたしは、最初から相手にしてない。

これは、「きっこの日記」の一番大きなポリシーなんだけど、他人のWEB日記やブログの批判は、絶対にしないって決めてる。あたしは、政治家や企業、有名人やタレント、犯罪者などに関しては、実名を挙げて言及するけど、インターネット上の他人の日記やブログに関しては、いっさいタッチしない。一番の理由は、自分と考え方の違う人と議論しても無意味だってことなんだけど、それ以前に、他人のWEB日記やブログを批判してる人って、どれも子供じみた嫉妬とか自己顕示欲とかカッコツケとかが丸見えで、とにかく醜い。これは、あたしの美意識からもっとも遠いとこにあるもので、他人を批判することでしか自分をアピールできないって言うのは、コイズミやブッシュと同じ人種で、小学生くらいで精神の成長がストップした人たちだ。だから、あたしは、他人のWEB日記やブログの批判は絶対にしないし、あたしを批判する人がいても、いっさい相手にしない。

それから、あたしは、アフェリエイトはいっさい貼らない。あたしは、直接的にでも間接的にでも、読んでくれてる人からお金を取るようになったら、WEB日記やブログ、メルマガは終わりだと思ってる。あたしはお金が無いし、広告を貼ればいくらかの収入にはなるんだろうし、「ぜひ広告を貼らせてください」って言うメールもヒンパンに来るけど、ぜんぶお断りしてる。これは、あたしが、最初に日記を書き始めた時からのポリシーだ。それなのに、過去ログを読んでくれない人から、この「さるさる日記」に貼ってある広告がジャマだとかってメールが、タマに来る。これは、あたしが貼ってるんじゃなくて、最初から貼ってあるものだ。だから、いくらクリックしても、あたしには1円も入って来ない。あたしは、無料で「さるさる日記」を利用させてもらってて、「さるさる日記」の運営者が、これらの広告によって収入を得てるってことだ。こんなこと、あたしがワザワザ説明しなくても、普通なら分かりそうなもんなんだけど、それでも、毎日1人か2人は同じ内容のメールを送って来る。

アフェリエイトを貼らないのは、あたしの最初からのポリシーでもあるんだけど、何よりも、アフェリエイトだらけのブログって、醜い。右も左も文中にまでも広告、広告、広告で、カンジンの文章までが、広告をクリックさせるための誘導みたいなことばかり書いてあって、「お前は守銭奴か?」って感じがする。そう言うブログをやってる人って、複数のアフェリエイトの管理者画面を毎日毎日チェキして、「こっちはいくら貯まった、あっちはいくら貯まった」ってやってんだろうな‥‥って思うと、吐き気がして来る。これも、あたしの美意識からもっとも遠い世界だ。

あたしがお願いしてるのは、「きっこのブログ」のほうに貼ってある「人気blogランキング」のクリックだけだ。これはアフェリエイトじゃないから、いくらクリックしても、ランキングで何位になっても、あたしには1円も入らない。ただ、上位にランキングされることで、この前の「元気玉作戦」の時とか、狂牛肉の危険性を訴える時とかに、ひとりでも多くの人に協力してもらえることにつながる。そのために、「きっこのブログ」のほうの1日1回のランキングのクリックだけはお願いしてる。

‥‥そんなワケで、今日のとこは、疲れが溜まっててグチっぽい日記になっちゃってホントに申し訳ないんだけど、明日の日記は絶対に期待を裏切らないから、オジャマモンの証人喚問を見る前に、絶対に読んで欲しい。どのマスコミも絶対に書けない情報は当然として、どのマスコミも知らないモノスゴイ情報が満載だから、ビックルを何本も用意してから、読んで欲しいと思う今日この頃なのだ。


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2006.01.14

今年の運勢

soyoka
あたしは、地元の駅前のパチンコ屋さんの前を通ると、必ず中に入って、データ機に会員カードを通す。そうすると、パチンコはしなくても、来店ポイントが加算されるからだ。これは、1日に1カウントしかされないから、同じ日に何回カードを通しても、1ポイントしか加算されない。だから、毎日行ったとしても、1ヶ月で30ポイントってワケなんだけど、サスガに毎日は行けない。今は、月に10回から15回くらいだと思う。だけど、年末とか、ナントカウィークとかは、1回の来店ポイントが3ポイントになったり、お誕生日のDMでポイントプレゼントがあったりもするので、そう言う時には必ず行く。それで、このポイントは、どんなにがんばって溜めても、1年すると自動的にリセットされちゃって、また0ポイントからのスタートになる。だから、自分が会員登録した日が近づいて来たら、いくら溜まってるかを確認して、必ず何かのプレゼントと交換しとかないと、1年間の努力が水の泡になっちゃう。

でも、5〜6年前まではワリと必死で集めてたから、1年間で500ポイントくらいになったんだけど、今はせいぜい200〜300ポイントがイイトコだから、1年間がんばって溜めたポイントで、ようやく「コーヒー券10枚つづり」って感じだ。だから、水の泡になったところで別に痛くはないんだけど、なんて言うか、プレゼントの金額じゃなくて、1年間の努力がムダになることの脱力感がたまんないってワケだ。だから、どんなに安いプレゼントでも、必ず何かに交換してもらうようにしてる。

だけど、たとえば273ポイント溜まってて、200ポイントでコーヒー券をもらうと、残りの73ポイントで交換できるプレゼントは何も無いから、その73ポイントはパーになる。そうなると、シッカリとコーヒー券は手にしていながらも、パーになったほうの73ポイントの悔しさのほうが大きくなって、「ああ‥‥あたしはこの1年間で、73回もムダにパチンコ屋さんに入ってカードを通したんだな‥‥」なんて、とってもセンチメンタルな気分になっちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしが、どうしても納得できないのが、800ポイントとか1000ポイントとかを集めた時のプレゼントの「最優良台2時間開放券」とか「最優良台無制限開放券」とかだ。だって、1日1ポイントで、1年間、毎日通っても365ポイントってワケで、毎日通えば、年に何回かある3ポイントのナントカウィークも含まれるけど、それだって絶対にムリだ。1年間、毎日が3ポイントだったとして、ようやく1000ポイントを越えるくらいの計算なんだから、これはどう考えても不可能だ。

あたしが、過去に500ポイントを越えた時は、毎月20回くらい通った上に、ナントカウィークの時には、酸性雨が降ろうがテポドンが降ろうが意地で通ったし、その他のDMとかの特別ポイントはすべてもらいに行ったし、そこまでがんばって、やっと500ポイントだった。だから、物理的に、1年間で800ポイントとか1000ポイントとかを溜めることは不可能なのだ。それなのに、そんなもんをプレゼントにするなんて、クチビルの青い藤木くんよりもヒキョーじゃん!

でも、それよりもショックだったのは、5〜6年前、1年間必死で溜めた500ポイントで、あたしは夢だった「親指台2時間開放券」をもらった時のことだ。ちなみに「親指台」ってのは、チャッカーの2本のクギが親指の幅に開いてあって、テキトーに打ってても、どんどんチャッカーに玉が入るように特別調整してくれる台のことだ。それで、当時は、「新海物語」が出る前で、「海物語」と「ギンギラパニック」の時代だったんだけど、あたしは、大好きだった「海物語」のほうをリクエストした。それで、予約してた日に、朝からワクワクしてパチンコ屋さんに行ったんだけど、そしたら、ナナナナナント! 台を選ばせてくれないのだ!

あたしは、テッキリ、好きな台を選べるもんだと思ってたのに、パチンコ屋さんに着いて、店員さんに「親指台2時間開放券」を出したら、「こちらへどうぞ」って言われて、後ろを着いてったら、カウンターのまん前の一番ハシッコの「予約札」が掛けてある台に案内された。まあ、常識的に考えれば、お客が台を選んでから、その台のガラスを開けてクギの間隔を広げてくれるってことはアリエナイザーで、前もって調整した台を用意しとくのが当然なんだろうけど、あたしは、ウキウキしまくってて、そこまでは考えてなかった。でも、お店側が選んだ台でも、大切なお客さまが1年間がんばって溜めたポイントに対するプレゼントなんだから、ちゃんと出る台を用意してくれてるって信じて、あたしは打ち始めた。

それなのに、嗚呼それなのに、それなのに‥‥チャッカーには玉がどんどん入るから、通常よりは玉の減りがリトル遅いんだけど、それでも、回しても回しても回しても回してもノーマルリーチも掛からなくて、100回を越えたとこで、ようやく1回目のリーチが掛かる始末で、それもノーマル‥‥。結局、2時間打ちっぱなしで、回しっぱなしで、大当たりゼロ、あたしは、2万円くらい損した。ようするに、単なるハマリ台だったってワケだ。あたしは、サスガにこの時ばかりはブチ切れて、カウンターに文句を言いに行ったんだけど、取り合ってもらえなかった。この時から、あたしは、リベンジの炎を燃やし始めて、ドル箱を積んでる人とかに積極的に声を掛けて、色んな情報を教えてもらったり、データを集めてパソコンで周期計算をしたりと、前向きにパチンコに取り組むようになった。そして、パチンコの師匠と出会ったのも、この時だった。だから、この事件がなかったら、今でも勝ったり負けたりのトントンパチンコで、とても生活の糧にはなってなかったと思うから、結果論で言えば良かったってことになる。

‥‥そんなワケで、今日も、お仕事の帰りにパチンコ屋さんに寄って、会員カードに来店ポイントを入れたんだけど、久しぶりに店内を1周してみたら、出ないことでオナジミのクソ台、「吉田拓郎の夏休み」があったとこに、西陣の「CR春夏秋冬」が入ってた。それで、ちょっと打ってみたかったんだけど、お財布を見たら、現金は1500円しか持ってないし‥‥なんて思ったら、カードのほうにパッキーカードを発見した。そう言えば、いくらか残ってるカードがあったんだ。それで、とりあえず、空いてた台に座って、カードを入れてみた。そしたら、500円か1000円くらいだと思ってた残りが、2500円も入ってた。だから、今年1年の運だめしって感じで、そのぶんだけ打ってみることにした。で、最初の500円は、10回も回らなかったんだけど、そのうち少しずつ回るようになって、だんだんアクションを楽しむ余裕が出て来た。この台は、「そよか」って言う粋なお姉さんが主役で、春、夏、秋、冬って移り変わってく背景をベースに、「おみくじチャンス」とか「ひょっとこルーレット」とかで楽しめる和風の台なので、今年1年の運だめしにはピッタリの感じだ。

それで、結論から言うと、2500円を使いきったとこで、全回転リーチみたいなのが掛かった。「みたいなの」って言うのは、普通の全回転リーチは、「1、1、1」「2、2、2」「3、3、3」ってふうに、すべての目が揃ったまま回って、どこで止まっても大当たり確定だ。だから、当たりは分かった上で、ノーマルか確変かでドキドキするだけなんだけど、あたしに来た「全回転ぽいリーチ」は、「一、一、一」「二、二、二」「三、三、四」みたいになってて、アタリの目とハズレの目があった。だから、「一、一、一」で止まれば確変大当たり、「二、二、二」で止まれば単発大当たり、「三、三、四」で止まればハズレってワケで、プッシュボタンが点灯してたから押してみたら、画面の右下に「5/12」って表示された。何のことかと思ったら、ぜんぶの数字と図柄が12種類で、そのうちの5種類が当たり目になってるってことだった。

あんまり高い確率じゃないけど、これで当たらなければ今年の運勢はダメってワケで、ハンドルから手を離してボンヤリと見てたら、ノーマルの「六、六、六」で止まった。嬉しいことは嬉しいけど、なんかパッとしない。それで、大当たりのラウンド中に、何回か花火が揚がって、その花火の合計が12発以上になると確定に昇格するみたいなんだけど、あたしは10発でダメだった。その上、時短の100回でも引き直さなくて、なんとなく尻スボミに終わっちゃった。それで、出たぶんをツッコもうかとも思ったんだけど、お腹も空いて来たし、お家に帰ってからやることもあったので、たった1750発を両替して、帰って来た。それでも、1500円だったお財布の中身が6500円になったから、リトル嬉しい。

‥‥そんなワケで、当たることは当たるんだけど、大当たりじゃない。儲かることは儲かるんだけど、ホンのわずか。これが、あたしの今年の運勢って感じで、あまりにもリアリティーがありすぎる。パッとしない1年が脳裏に浮かび、その映像をヒシヒシと実感しちゃう。あたしは、占いだとか風水だとか、そう言う非科学的なものはいっさい信じてないし、江原啓之みたいなインチキ霊能者に至っては、完全に詐欺師だと思ってる。だけど、バイオリズムだとか体内の気の流れだとかは信じてる。そして、あたしの場合は、自分のバイオリズムや気の流れを知るための手段のひとつが、裏技を使わないでボケーッと打つパチンコなので、今日の「CR春夏秋冬」では確変大当たりを引かなかったけど、パチンコの結果による運勢だけは、確変大当たりしそうな気がする今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.13

「きっこの日記」の基礎知識

最近、色んなメディアで「きっこの日記」が取上げられるようになって来て、そのオカゲだと思うんだけど、新しい読者が増えて来た。それは嬉しいことなんだけど、そのぶん、読者からのメールも増えて来た。それも、嬉しいことと言えば嬉しいことなんだけど、メールの数が増えれば、過去ログを読んでない人からのメールも増えて来る。たとえば、過去にあたしが紹介した本とか、紹介した映画なのに、「きっこさん、この本をぜひ読んでみてください」とか、「この映画を観てください」とか‥‥。

まあ、そう言うレベルならいいんだけど、最近、気になるのは、「はじめまして」のヒトコトもなく、用件だけが書いてあるメールとか、ハンドルネームすら書いてないメールだ。何も本名を書く必要は無いけど、ハンドルネームやニックネームを書き、「はじめまして」とか「こんにちは」とか書いて、簡単な自己紹介くらいしてから本文を書くのは、初めてメールを送る相手に対する最低限のマナーだと思う。それから、フリーメールアドレスのものやデタラメなメールアドレスのものは、受信の段階で振り分けてゴミ箱に行くように設定してあるって、今までに何度か書いて来たけど、それでも理解してない人が多いみたいで、たまにゴミ箱を見ると、さるさる日記経由のメールが、何十通も振り分けられてる。あたしは、正しいアドレスが記入されてないメールは開封しないので、どうしてもあたしに伝えたいことがある人は、せめて自分のアドレスくらい、ちゃんと記入して欲しい。

‥‥って、最初からグチっぽくなっちゃって申し訳ないけど、あたしのとこには、毎日100通前後のメールが届く。そのうちの9割以上は、きちんとアイサツが書いてあって、励ましのお便りだったり、ていねいに感想が書いてあったり、楽しいお便りだったり、貴重な情報提供だったりして、あたしは、とっても嬉しい。だけど、ホンの何通かの非常識なメールによって、ガックリと疲れが出ちゃうのだ。猫だって119番に電話する時代なんだから、人間だったら「はじめまして」の6文字くらい打って欲しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、昔からの読者なら知ってて当然のことでも、最近の読者は知らないことも多いので、今日は、「きっこの日記の基礎知識」ってことで、あたしの日記を読む上でのポイントって言うか、基本的な知識を書いて行く。昔からの読者でも、「なんだ、そう言うことだったのか!」なんて発見もあるかも知れないので、サラサラッとお茶漬けを食べるみたいに読んで欲しい。

まず、一番基本的な、「あたし」って言う表記について。これは、誰が書いても同じ文字で、個性が無いどころか、判別すら難しいインターネット上で、少しでも個性を出そうって言うか、ふだん話してる言葉に近い表現をしようと思って、選択、使用してる。「私」だと男性か女性かも分からないけど、「あたし」なら女性だってことが分かる。それから、あたしの大好きなaikoが、歌詞で「あたし」って書いてることにも、ちょっとだけ影響されてる。中には、この「あたし」って表記が鼻につく人や、嫌悪感を感じる人もいると思うけど、そう感じる人は、読まなければいいだけの話だ。

それから、今や「きっこの日記」のスタイルになっちゃった「〜今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?」は、そこまでの部分を本題に入る前の「マクラ」として、そのアトの「‥‥そんなワケで」からが本題って形なんだけど、これは、落語のスタイルを取り入れてる。あたしは、春風亭小朝の落語が大好きなんだけど、どこが好きかって言うと、マクラから噺への絶妙の流れ方だ。小朝が高座に上がって、何でもない世間話を始める。こっちは、「ふんふん」なんて感じで聞いてると、いつの間にか落語が始まってる。そして、知らないうちに噺の世界に引き込まれてる。この一連の流れは、天才芸としか言いようがない。

それで、あたしは、マクラから本題、そして最後にオチって言う、落語の流れを日記に取り入れてみようと思った。だけど、毎日毎日そんなに上手に書けないから、「今日はマクラはまあまあだけどオチが失敗したな」とか、「オチだけは決まったんだけどマクラがダラダラしちゃったな」とか、いつも反省してる。それに、日常の話題の時はいいんだけど、狂牛病だのマンション問題だのの場合には、あんまりハメを外した書き方もできないし、マクラとかオチとかを考えるよりも、できるだけ正確に真実を書くことを重要視してるから、文体も硬くなっちゃう。

そんな中で、マクラから本題からオチに至るまで、自分でも「今日は上手に書けた!」って思える自信作の日が、タマにある。去年1年だと、10回くらいあったから、1ヶ月に1回、あるかないかって感じで、確率としてはソートー低い。ちなみに、去年、2005年の1番の自信作は、7月7日の「七夕の夜」、2番目は、7月26日の「恐怖のテュポン」、3番目は、1月19日の「謎の大三角」、この3本が、あたし的には気に入ってて、自分でも時々読み返すことがある。だから、最近読み始めた人は、とりあえずこの3本を読んでくれれば、あたしのレッドゾーンが分かると思う。

‥‥そんなワケで、この、「‥‥そんなワケで」ってのを多用するのも、「きっこの日記」の特徴なんだけど、これには、2つの意味がある。1つは、長文を最後まで読んでもらうためのリズムの役目で、もう1つは、この「さるさる日記」は1日のワクに1000文字までしか書き込めないので、書く時にも、だいたい1000文字単位で区切って書くようにしてて、その目安にしてる。この「‥‥そんなワケで」の多用も、「あたし」って表記と同じで、鼻につくとか、ウザイとか感じる人もいるかも知れないけど、そう思う人は読まなきゃいいだけだ。

アトは、「ニポン」て言う表記についてだけど、未だに、「きっこさんは何でニポンて書くんですか?」とか、ヒドイのになると、「日本をニポンなどとふざけて表記するとは、あなたは左翼ですか?」なんて言うバカゲたメールまで来るので、理由を知らなかった人は、2002年8月4日の「ニッポン人とニホン人」を読んで欲しい。このころは、別のケータイサイトに書いた日記で、それをこの日記に移植したので、下から上に読むようになってるけど、ナンバリングが振ってあるから、分かると思う。それから、左翼とか右翼とかってのは、あたしはぜんぜん興味が無いし、あたし自身、偏った思想は嫌いだから、どっちも支持してない。あたしの書いてることの中には、右翼的なことも左翼的なこともあるけど、それは、「その問題に限ってはそう思う」ってだけで、あたしは単なる「愛国者」だ。あたしは、ニポンが大好きだし、ニポンに生まれたことを誇りに思ってる。だから、あたしの愛するニポンを破壊し続けて、アメリカに売り飛ばそうとしてるコイズミを憎んでるだけだ。

ついでに書いとくけど、あたしは、社民党を支持してる。だけど、それは、何年間も病気の母さんを看て来た経験から、今のニポンの医療制度などにデッカイ不満を持ってるワケで、その部分でどこよりも弱者の立場に立った政策を訴えてるのが社民党だからだ。だから、社民党が言ってることを何から何まで支持してるワケじゃないのは当然で、北朝鮮の問題や辻元清美なんかを出馬させたことに関しては、とてもじゃないけど賛成できない。それなのに、世の中には、社民党や共産党を支持してるって言うと、それだけで「左翼」って決めつける単細胞がいる。そう言うゾウリムシレベルの脳みその人たちは、この国が滅びるのを黙って見てればいいと思う。

‥‥そんなワケで、ちょっとダッフンしちゃったけど、この「ダッフン」て言うのは、もちろん志村けんの「ダッフンだぁ〜」から来てて、「脱線した」って意味で使ってる。JR福知山線の事故があったから、あんまり「話が脱線した」って表現を使いたくなくて、それで「ダッフン」を多用するようになった。他には、「リトル心配」とか「リトル触れとく」とかって、あたしは「リトル」を多用するけど、これにも意味がある。「リトル」ってのは、「小さい」って意味でも「少ない」って意味でも使われるけど、あたしは、この英語の持つアバウトさがガマンできないのだ。ニポン語の場合は、「小さい」と「少し」、つまり、「小」と「少」って、似てる文字でちゃんと区別してる。この、ニポン語の繊細さと、「小」も「少」もイッショクタにしてる英語のアバウトさを比較すれば、ニポン語の素晴らしさが分かるだけじゃなくて、その言語を使ってる人種のタイプも見えて来る。

大統領も「牛肉はなるべく食べないようにしてる」って言ってるクセに、他国には平気で狂牛肉を押しつけて来るような人種のアバウトさ、それが「少ない」ことを「リトル」って言う言語文化に表われてる。だから、あたしは、英語圏の人間のアバウトさをアピールするために、「リトル心配」とか「リトル触れとく」とかってふうに、ワザと「少ない」とか「少し」って意味で使ってるのだ。他には、「ビックル」は「びっくり」ってことで、「ビックル一気飲み」は「すごく驚いた」ってことなんだけど、こう言うのは説明しなくても、なんとなく雰囲気で分かると思う。

ふう‥‥ここまでイキオイだけで書いて来て、あと、何か書いとくことはなかったかなぁ〜って考えてみたら、「小さいきっこ」が残ってた。「小さいきっこ」って言うのは、あたしの中の「心の体育館」って場所にいて、あたしが困ったり、元気がなくなったり、嬉しいことがあったりすると、ゾロゾロと出て来て、あたしを励ましてくれたり、一緒に喜んでくれたりする、あたしの分身だ。最初に「きっこの日記」に登場したのは、2001年9月20日の「中華バンバン♪」で、レオタード姿の小さいきっこたちが、武富士ダンスを踊ってる。このころは、ケータイサイトの日記にケータイから書き込んでたから、文章も短いし、今と違ってブリッコキャラを演じてたから、言葉づかいとかも、ワザとバカっぽく書いてた。だけど、長いこと日記を書き続けてるうちに、キャラを演じるのが苦痛になって来て、だんだんにふだんの話し言葉に変化して来た。

「小さいきっこ」は、だいたい50人くらいいて、2003年12月28日の「増殖する日々」では、なんと80人にまで増えちゃったけど、やっぱり、あんまり多すぎるのもアレなので、自然に淘汰されてって、いつの間にか50人に戻った‥‥と思ったのもトコノマ、2004年11月24日の「小さいきっこセピア」では、弟子入りして来る小さいきっこたちが後を絶たないため、約50人の正式メンバーの下に、見習いグループの「小さいきっこセピア」が誕生して、20人が加わった。で、こんな感じの「小さいきっこ」だけど、2005年8月5日の「こぎつねキッコの盗作事件簿」では、そのルーツを明かしているので、その部分だけを抜粋してみる。


「小学校の高学年の時に読んだんだけど、『びんの中のこどもたち』って言う物語があって、作者は覚えてないので、今、調べてみたら、『大海 赫』って人だった。この物語では、キッコは、ちゃんと女の子だ。それで、ある日、お姉ちゃんたちが何者かに誘拐されちゃって、末っ子のキッコが、ひとりで探しに行く。そして、怪しいと睨んだ男のマンションに忍び込むんだけど、実は、この男が悪魔で、キッコは見つかっちゃって、薬で眠らされて、気がつくと小さくされてて、ビンの中に入れられちゃうのだ。ここから、あたしの中にいる『小さいきっこたち』って概念が生まれたんだけど、このお話のキッコは、ビンの中でノミに勉強を教わったりするくらいだから、ものすごく小さい。だけど、あたしの『小さいきっこ』は、あたしの12分の1のスケールって設定なので、身長は、13.4cmだ。あたしの耳とか口からゾロゾロと出て来る時には、もっと小さくて、外に出た時点で13.4cmになるって言う、都合のいいキャラだ。小さいきっこは、ぜんぶで約50人いて、その下に、見習いの『小さいきっこセピア』のメンバーが20人くらいいる。」


‥‥そんなワケで、今んとこ、これが「小さいきっこ」の最新版の設定なんだけど、あたしの気分と都合で、これからも色々と設定が変化して行くかも知れない。それで、最近でもチョコチョコとは登場するんだけど、あんまり活躍はしてない。2005年10月29日の「胃の中の小さいきっこたち」では、あたしが、生まれて初めて恐怖の胃カメラを飲んだんだけど、その時に画面にグッタリしてる小さいきっこたちが映し出されたって言うギャグを折り込んでみた程度だ。だから、これからは、もうちょっと小さいきっこたちにも活躍してもらおうと思ってる。それから、最後に、この日記の左側にある「日記内を検索」を使うと、過去ログすべてをサーチすることができる。たとえば、「小さいきっこ」って入れてサーチをかけると、過去の日記で「小さいきっこ」が登場したものが、すべて一覧で表示される。だから、最近読むようになった人は、この機能を利用して、「きっこの日記」の膨大な過去ログの中から、興味のある日記を探して欲しいと思う今日この頃なのだ。


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2006.01.12

ご飯を食べてカメハメ波

去年の11月16日の日記、「きっこの食生活」で、あたしのお粗末な1週間の食生活を披露したら、たくさんの人たちからツッコミを入れられた。わざわざ過去ログを見てもらうのも悪いので、ここに2日ぶんだけ書くけど、こんな感じだった。


【火曜日】
朝・無し
昼・チーズバーガー(マック)、お茶
夜・金ちゃんラーメン(具はワカメとチクワ)、柿1個、お茶

【水曜日】
朝・カレーパン(ヤマザキ)、コーヒー(ミルク入り)
昼・無し
夜・キツネそば(立ち食いそばの「ゆで太郎」)
深夜・柿1個


四方八方からの容赦ないツッコミの中で、特に多かったのは、「ヤマザキパンは体に害があるから食べないほうがいい」ってのとか、「インスタントラーメンは添加物だらけだから食べないほうがいい」ってのとか、「こんな食生活じゃ栄養失調になる」ってのとか、「狂牛病問題を書いてるくせにマックを食べるとはナニゴトだ」ってのとか、他にも色んなツッコミを食らった。だけど、あたしの生活レベルで言うと、体に害のあるヤマザキパンやインスタントラーメンでも、食べなきゃ餓死するワケで、それなら、多少は害のあるものでも食べたほうがマシってことになる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、何も好き好んでこんな食生活を送ってるワケじゃなくて、お金が無いからジンジャエールってだけなのだ。家賃や光熱費やその他の必要経費を払っても、3万円とか5万円とか余るような豊かな生活をしてたら、人並みにお米だって買えるし、お魚やお野菜だって買えるし、お米を研ぐための水道も止められてないし、そのお米を炊くための電気も止められてないし、お魚を焼くためのガスも止められてないし、もっと水準の高い食生活が送れる。だけど、お米を買ったら電気を止められる、お魚やお野菜を買ったらガスを止められる‥‥なんて生活なんだから、電気の止められた真っ暗なお部屋で、生のままのお米をポリポリと食べるよりは、電気のつく明るいお部屋で、金ちゃんラーメンを食べてたほうが、遥かに人間的な生活だと思う。

だけど、お医者様に言われて1週間ぶんの食事をメモしてみて、あらためて見てみたら、周りから言われなくても、サスガに自分でもヤバイと思った。だから、何とかしなくちゃって思ったんだけど、いつもよりもお金の厳しい年末に差し掛かってたから、どんなにジタバタしても世紀末が来るだけで、ナイナイナイ〜金がナイ〜ナイナイナイ〜仕事ナイ〜ナイナイナイ〜もう止まらナイ〜って感じだった。

でも、昔から、「捨てる紙あれば拾うヤギあり」って言われてるように、あたしが困り果ててたら、あたしの日記を読んだある人が、お米を送ってくれた。あたしの日記を読んだある人が、ダンボールいっぱいのお野菜を送ってくれた。あたしの日記を読んだある人が、干物セットと塩辛を送ってくれた。あたしの日記を読んだある人が、焼酎と干し柿を送ってくれた。あたしの日記を読んだある人が、ニポン酒を送ってくれた。これらが、10日くらいの間に次々に届いたのだ。あたしにとっては、焼酎もニポン酒も主食だから、何もなくて、金ちゃんラーメンすら無くなりそうになってた我が家が、あっと言う間に食料天国になった。

‥‥そんなワケで、大量の干物は1枚ずつラップして、すぐに食べるぶん以外は冷凍しておこうと思ったら、フリーザーの中からギニュー特戦隊の5人が飛び出して来たから、あたしはすぐにスーパーサイヤ人に変身して闘った‥‥じゃなくて、フリーザーの中にはマニキュアが30個以上も入ってたから、ぜんぶ出して、干物をきちんと積み重ねてしまった。ちなみに、昔から「きっこの日記」を読んでる人なら知ってると思うけど、マニキュアをフリーザーの中に入れて冷たくしておくと、爪に塗った時に、通常の半分から3分の1くらいの時間で乾く上に、何度も重ね塗りしなくても、少ない回数でキレイに塗れるのだ‥‥なんてプチ情報もはさみつつ、今度は、お野菜の仕分けを開始した。

お野菜は、キャベツ、ハクサイ、ニンジン、サトイモ、ナガネギ、ホウレンソウなど、他にも色々と入ってた上に、最後にはお餅が出て来たので、これには感激した。「お正月はお餅抜きだな‥‥」って思ってたとこだったから、すごく嬉しかった。それで、お野菜を小分けしようと思ったんだけど、すごくいっぱいあったので、あたしはすぐにスーパーヤサイ人に変身してから、小分けを開始した。それで、日持ちのするハクサイとかサトイモとかはそのままにしといて、とにかく大好きなキャベツとニンジンをたべたかったから、小分けの流れのまま、お料理へと突入した。

まずは、ものすごく久しぶりにお米を炊くことにしたんだけど、炊飯ジャーのフタを開けるのは2ヶ月ぶりくらいだったので、ちゃんと炊けるかどうかリトル不安だった。だけど、ちゃんとキレイに炊けたし、何よりも嬉しかったのは、2ヶ月前まで食べてたのは「古古米」だけど、これは「新米」だってことだ。炊き上がって、ジャーのフタを開けた時の香りがぜんぜん違うし、お米の色やツヤもぜんぜん違う。正直、おかずなんか何も無くても、お塩をかけただけで美味しく食べられる。

だけど、この日は、マウンテンのような食料天国だったので、ムロアジの天日干しの干物を焼いて、キャベツとニンジンとナガネギのオイスターソース炒めを作って、エノキとナガネギとワカメのお味噌汁を作って、そして、ピカピカに輝く炊き立ての新米をお茶碗によそって、かつてないほどの豪華絢爛なディナーが完成した。そして、それからは、朝は具だくさんのお味噌汁とご飯、お昼は梅干しのおにぎり、夜は干物を焼いたりお野菜でおかずを作ったりしてご飯って言う、ものすごくゼイタクな食生活が続いた。それでも、クタクタに疲れてる時は、金ちゃんラーメンを食べたりもしたけど、基本的には、ご飯が中心の食生活になって、この1ヶ月で、体重も1キロ増えた。お肌の調子もすごく良くなって、美しさにマスマス磨きがかかった(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、やっぱりニポン人はご飯が主食なんだってことを再確認したし、賢明なる「きっこの日記」の読者諸兄なら、なんで今日の日記に、無意味にドラゴンボールのネタがちりばめられてたのかってことの謎がそろそろ解けて来たと思うけど、その通り! 毎日、モリモリとご飯を食べてれば、悟空の声だけじゃなく、悟飯の声も悟天の声も、ひとりで3役もこなせるようになるってワケだ。誰よりもピッコロを尊敬し、セルと闘って悟空が死んだあとは、ピッコロをお父さんのように慕っていた悟飯は、あの変なスーパーサイヤマンにさえならなければ、なかなかイイ男だ。だから、あたしは、これからも毎日、モリモリとご飯を食べて、17日にNHKで放送される国会アニメ、「マンション疑惑Z 自民ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」で、ベジータとトランクスとピッコロが力を合わせても倒せなかった伊藤公介一味に、特大のカメハメ波をぶっ放してやろうと思う今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.11

俳句の鳥・虫図鑑

torimushi
たとえば、新しい趣味として「スキューバダイビング」を始めようと思ったら、どこかのダイビングショップに行って、「Cカード」って言うライセンスみたいなものを取るための講習を受けなくちゃならない。「みたいなもの」ってのは、スキューバダイビングの資格は公的な免許制度じゃないから、正確には「ライセンス」じゃなくて、安全に潜るための「認定証」なのだ。それで、どこでも2日間の講習で、だいたい全部で5万円前後なんだけど、悪質なショップになると、「今はナントカサービス期間なので2万円ポッキリでCカードが取れます」とかって言ってお客を集めておいて、ナンダカンダと高い道具を売りつけられて、気がついたらトンデモナイ金額のローンを組まされてた、なんてこともある。だいたい、「2万円ポッキリ」だなんて、お前は池袋のキャバクラか?って感じだけど、マンションや牛丼と同じで、スキューバダイビングの世界にまで悪徳商法が蔓延してるから、他よりも値段の安いショップは、まずは疑ってかかろう。

で、ちゃんとしたショップで、5万円払ってCカードを取ったら、今度は道具を揃えなくちゃならない。すべてレンタルすることもできるけど、せっかくCカードを取って本格的に始めるんだから、ウエットスーツとか水中メガネとかシュノーケルとかフィンとかは、自分のものを揃えたい。それから、何て言う名前なのか知らないけど、酸素ボンベから来た管の先の口にくわえる部分、アレも自分専用のじゃないと、色んな人がくわえたのの使いまわしなんてイヤだから、それも買う。あとは良く分かんないけど、他にも色々と道具が必要なんだと思う。ウエットスーツが2万円から3万円くらいだから、道具を全部揃えたら、きっと5万円以上は掛かると思う。だから、ここまでで、もう10万円だ。

それで、ようやく海に潜れるようになったと言っても、最初は危険だから、専門のインストラクターにくっついて潜らなくちゃならなくて、そう言うのがだいたい1回5000円とか1万円とかするそうだ。その他にも、現場まで行く高速代やガソリン代なんかも掛かるから、ものすごくお金の掛かる趣味で、あたしには絶対にムリだ‥‥なんて再認識した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、スキューバダイビングに限らず、何か新しい趣味を始めようと思った場合に、「ホントにそれがやりたいかどうか」じゃなくて、「どのくらいお金が掛かるのか」ってことで、やるかやらないか決めることって多いと思う。もちろん、子供のころからスキューバダイビングに憧れてて、大きくなったら絶対にスキューバダイビングをやりたいって夢を持ってた人なら、たかが10万円や20万円くらい何でもないだろうし、お金が無くても、スキューバダイビングのために質素なものを食べたりオシャレをガマンしたりして、ヤリクリするだろう。

だけど、別にどうしてもスキューバダイビングがやりたくてジンジャエールな人‥‥あ、「ジンジャエールな人」ってのは「しょうがない人」って意味ね(笑)‥‥の場合はトモカクとして、「何かひとつ趣味を始めてみよう」って思っただけの人だったら、最初に10万円以上も掛かる趣味は、なかなか踏ん切りがつかないと思う。何万円も払ってスノボーとか靴とかウエアとかを揃えちゃったのに、たった1回だけ滑りに行っただけで、そのまま何年も押入れにしまってあって、何年ぶりかで友達から誘われたんだけど、自分の持ってるウエアは時代遅れでカッコ悪くて、行くためには新しいウエアを買わなくちゃならないから、やっぱり断わる。会社のオセッカイな上司に「オレが見立ててやるから」なんて言われて、しかたなく何十万円もするゴルフクラブのセットをローンで買ったんだけど、2回か3回、ウチッパナシに行っただけで、一度もコースに出ないまま、ずっと玄関の傘立ての隣りに置いてある。こう言う人って、あんがい多いと思う。場合によっては、道具は揃えたものの、1回か2回で飽きちゃった趣味がいくつもいくつもあって、スキーだスノボーだゴルフだウインドサーフィンだスキューバだって、ところ狭しとマウンテンになってる人もいるかも知れない。

他にも、目に見えないもののパターンもある。運動不足の解消やダイエットのために、バカ高い入会金と年会費を払ってスポーツジムに入ったはいいけど、結局、最初の1〜2ヶ月だけ何回か行ったきり、もう1年近くも行ってない。もうすぐ、次の年会費を払う時期が来るけど、どうしようか悩み中‥‥なんて人もいるだろう。そして、こう言うタイプの人って、「よし!今年こそちゃんと通うぞ!」って思って年会費を払うんだけど、また、何回か行っただけでヘコタレちゃって、去年と同じことを繰り返すのだ。そして、今までに払ったお金の総額をジムに行った回数で割ってみると、1回ジムに行くのに1万円も2万円も払ってる計算になってたりする。こんなことなら、会員なんかにならないで、毎回ビジターで行ってたほうが、遥かに安上がりだったりする。

‥‥そんなワケで、何か新しい趣味を始めようとすると、たいていの場合はお金が掛かる。あたしの趣味の俳句だって、ひとりでぼんやりと五七五をひねってるぶんにはタダだけど、きちんと習おうと思ったら、どこかの俳句結社に入会しなくちゃならない。ニポンには、約800の俳句結社があって、大きいとこだと会員が2万人くらい、小さいとこだと何十人て感じで、平均すると、会員数が500人前後の俳句結社が一番多い。それで、年会費もそれぞれなんだけど、平均すると12000円くらいで、1ヶ月にすると1000円て感じだ。

だから、他の趣味よりはお金が掛からないように思えるけど、あくまでもこれは基本料金みたいなもんで、この他にも色々とお金が掛かる。たとえば、自分の所属してる俳句結社の句会に出席すると、安いとこで1回1000円くらい、高いとこだと3000円くらい取るとこもある。そして、句会が終わると、先生や幹部を囲んで懇談会みたいな感じで飲みに行ったりするから、そこでもお金が掛かる。良心的な俳句結社なら、先生も幹部もみんなでワリカンにするけど、多くの場合は、先生の飲み食いしたぶんは、会員たちが払わなくちゃならない。そんな句会が月に何回もあるから、ぜんぶに出席してたら、毎月何万円も掛かる。

その他にも、年に一度の全国大会だの、先輩の句集出版記念パーティーだのって、出席するだけで1万円も2万円も掛かるような集まりが、年に何回もある。そして、毎月の句会や、こう言った集まりにソッセンして出席しないと、その俳句結社の中ではいつまでもペーペーで、ぜんぜん出世できないのだ。逆に、すべての集まりに出席して、どんどんお金を払い続けてれば、どんなに俳句がヘタクソでも、一定の年月が経つと、自動的に「幹部同人」になれる。そして、幹部同人になると、俳句結社内でイバルことができるし、周りからは尊敬される。だけど、今度は、一般会員の年会費の他に、同人会費ってものも徴収されるようになるので、今まで以上にお金を取られることになっちゃう。ようするに、洗脳マルチ商法みたいなもんだ(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、こんなバカバカしい俳句結社なんかには入ってない‥‥って言うか、昔は入ってたけど、バカバカしいから辞めた。だから今は、趣味の俳句に掛かるお金は、基本的にはスマイル0円だ。でも、すごくタマに、ちょっとだけお金を使う。それは、俳句に関する本を買う時だ。俳句の月刊誌とかは、ぜんぶ図書館で読んでるし、読みたい俳句関連の本が出た場合も、必ず図書館で取り寄せてもらって読んでるから、お金は掛からない。だけど、どうしても欲しくて、手元に置いときたい本の場合は、買うしかない。

それで、あたしは、2年前に、「俳句の花図鑑」て本がどうしても欲しくて、1700円だったんだけど、キヨミズの舞台から飛び降りたつもりで、買った。これは、復本一郎さんの監修で、成美堂出版から出てる俳句用の図鑑なんだけど、もう、スミからスミまで文句のつけどころが無いほど素晴らしい。460種もの花や植物が、春夏秋冬に分けて掲載されていて、すべてキレイなカラー写真で紹介されている。そして、それぞれの特徴や分布から歴史や文化に至るまで、ていねいに説明されてて、例句として、その植物を詠んだ著名俳人の俳句が紹介されてる。巻末の索引も、季語で引く索引と和名で引く索引がついてて、すごく便利だ。図鑑だから、本来なら何かを調べたい時に使うものなんだけど、あまりにも美しくて内容も充実してるから、読みものとしても素晴らしくて、あたしは、いつもパラパラと眺めて楽しんでる。

そして、去年の春なんだけど、このシリーズの第2弾として、「俳句の鳥・虫図鑑」てのが出た。本屋さんで立ち読みしたら、これがまた素晴らしい内容で、値段は「花図鑑」よりもちょっと安くて、1500円だった。だけど、光熱費も払えないような状況だったので、買うのはあきらめた。それで、図書館で取り寄せてもらって、読みたい時には借りに行くって方式にした。結局、去年の4月から年末までの間に、7〜8回くらい借りたと思う。だから、今でも、読みたい時には図書館に行けばいいんだけど、やっぱりどうしても欲しくて、自分の手元に置いときたくて、At last! 今日、買っちゃった!

もちろん、今もお金に余裕は無いし、今月も家賃や光熱費がヤバイんだけど、2年前に「俳句の花図鑑」を買ったきり、去年は何も買わなかったから、2年に1回のゼイタクってことで、キヨハラのベッドから飛び降りたつもりで、買った。何度も何度も図書館で借りて来た図鑑だけど、自分のものになると感慨もヒトシオだ。あたしの大好きな小鳥たちが、どのページにもあふれてて、虫はイマイチ苦手だけど、それでもすごく楽しい。それから、「鳥・虫図鑑」て言いながら、ヘビとかトカゲとかカエルとかまで載ってるのも嬉しいし、索引もグレードアップしてる。「花図鑑」のほうは、季語で引く索引と和名で引く索引なんだけど、「鳥・虫図鑑」のほうは、その2つの索引の他に、「俳人索引」ってのがついてる。つまり、「芭蕉」って引くと、「芭蕉(ばしょう)19、41、56、60、70‥‥」って感じで、芭蕉の俳句が例句として使われてるページが分かるのだ。これは、すごく便利だ。

それから、「花図鑑」との違いは、鳥や虫の場合は、鳴き声が書いてある。もちろん、トンボとかカブトムシとかモンシロチョウとか、鳴かない虫は書きようがないけど、コオロギとかスズムシとかセミとか、鳴く虫に関しては、すごく詳しく書いてある。たとえば、コオロギのページには、「ツヅレサセコオロギは中形のコオロギで、体は黒褐色、頭部は丸く光沢がある。(中略)夜間、雄は『リッリッリッリッ』と鳴く。もっとも大形のエンマコオロギは、頭が大きく丸みがあり、光沢を帯びる。昼夜を問わず『コロコロコロリーン』と鳴く。」「コオロギの名は古く『古保呂岐』と書かれ、鳴く虫の総称とされた。平安時代に『こおろぎ』と呼ばれたものはキリギリスで、『きりぎりす』と呼ばれたものがコオロギである。ツヅレサセコオロギの名は、晩秋に生き残って鳴くツヅレサセコオロギの鳴き声を『肩刺せ、裾刺せ、綴(つづ)れ刺せ』と聞きなしし、冬支度のために着物の手入れをするように教えているという俗信に由来する。(後略)」なんてふうに書いてある。

もちろん、これはホンの一部で、この他にも、コオロギの分類や生息地などについても詳しく説明してあるし、コオロギを詠んだ著名俳人の俳句が20句も掲載されてるし、コオロギを俳句に詠む場合のワンポイントアドバイスまで書いてあって、キレイなカラー写真が3枚もついている。他の鳥や虫も、こんな感じで解説してあるので、普通の図鑑よりも何倍も楽しい。

それから、「花図鑑」のほうは、春夏秋冬だけなんだけど、「鳥・虫図鑑」のほうは、春夏秋冬の他に「無季」って言うカテゴリーがあって、そこには2羽ニワトリがいる‥‥じゃなくて、そこには、「ニワトリ」とか「スズメ」とか「カラス」とか「ハト」とかが載ってる。つまり、「ウグイス」なら春の季語だし、「カッコウ」なら夏の季語だし、「ヒヨドリ」なら秋の季語だし、「カモ」なら冬の季語だから、春夏秋冬のそれぞれのページに掲載すればいいんだけど、「ニワトリ」とか「スズメ」とか「カラス」とか「ハト」とかは、1年中いる鳥で、決まった季節が無い。だけど、俳句の季語にはなってる。

どう言うことかって言うと、「ニワトリ」だけだと季語にならないんだけど、年が明けて初めて鳴くニワトリの声を「初鶏(はつとり)」って呼んで新年の季語にしたり、羽の抜け変わる時季の「羽抜鶏(はぬけどり)」は夏の季語だったりするのだ。「スズメ」の場合も、新年の「初雀」の他にも、稲の実った畑に集まって来るスズメを「稲雀(いなすずめ)」って呼んで秋の季語にしてるし、冬の寒さに凍えてるスズメを「寒雀(かんすずめ)」とか「凍雀(いてすずめ)」って呼ぶ。また、羽をふくらませて寒さをしのいでる様子から、「ふくら雀」とも呼ぶ。晴れ着の帯の結び方にも「ふくら雀」ってのがあるけど、丸い胴体の両側に可愛らしい羽を作る結び方で、あたしは大好きだ。帯の結び方の場合は、「膨れてる雀」じゃなくて、「スズメが福を連れて来る」ってことにカケて、「福来雀」って書くことが多い。ちなみに、これは、図鑑に書いてあったんじゃなくて、あたしのプチ情報だ(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、久しぶりに自分の趣味のためにお金を使って、「俳句の鳥・虫図鑑」を買ったんだけど、あまりにも嬉しくて、図鑑のことだけでこんなに書いちゃった。でも、ダラダラと長文を書くことがストレス発散のあたしとしては、図鑑の話だけでもっと書くことができる。この調子で行くと、そのうち、読んだ本よりも長い読書感想文を書いたりしちゃいそうだけど、今夜は、あんまり書いてると図鑑を見る時間が無くなっちゃうので、この辺で終わりにしようと思う今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.09

やっぱりスーパー銭湯

今年で3年目を迎えて、今や「きっこ家のお正月の風物詩」として定着した感のある「スーパー銭湯」だけど、今年はお仕事の都合で、ちょっと遅い今日、行って来た。2004年1月2日の日記、「スーパー銭湯」、2005年1月5日の日記、「今年もスーパー銭湯」に続いて、今回は「やっぱりスーパー銭湯」ってことで、前から読んでくれてる人には、リトル新鮮味のない内容になりそうな気もするけど、お正月のお約束ってことで、サクサクッと行ってみる。でも、オトトイの7日、「七草粥(ななくさがゆ)」を食べてなかったので、今朝はちょっと早めに母さんのとこに行って、2日遅れで一緒に食べることにしてた。だから、そんなにサクサクッとは行かないのだ。

「ななくさがゆ」ってのは、実は、「七草粥」と「七種粥」の2種類がある。両方とも「ななくさがゆ」って読むんだけど、「七草粥」のほうは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロって言う「春の七草」を入れた、良くある「ななくさがゆ」だ。それに対して「七種粥」のほうは、お米、麦、小豆(あずき)、粟(あわ)、稗(ひえ)の五穀に、ゴマとサトイモを加えた7種類の穀物で作るお粥だ。

平安時代には、旧暦の1月15日(今の暦だと2月5日前後)に、この「七種粥」を食べて、その年の健康や五穀豊穣を祈る風習があった。「土佐日記」の中には、土佐へ向かう船に乗ってた紀貫之が、1月15日も船中で過ごさなくちゃならなくて、この七種粥が食べられなくて悔しい思いをしたって言う記述が見られる。詳しく言うと、紀貫之は「小豆粥(あずきがゆ)」って書いてるんだけど、それは、7種の穀物の中で、赤いアズキだけが目立つから、そう呼んでたみたいで、1月15日にこだわったって状況を考えると、「七種粥」のことだと推測される今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「七草」を揃えることも、「七種」を揃えることもできなかったので、七草のほうからは、ダイコン(スズシロ)とカブ(スズナ)、七種のほうからは、ゴマとサトイモ、あとは、どっちにも入ってないけど、ニンジンとハクサイとチクワを入れて、7種類にしてみた。ニンジンやハクサイはともかく、チクワはちょっと違うような気もしたんだけど、たまたま冷蔵庫に1本だけ残ってたから、薄い輪切りにして入れちゃった。だから、「七草」でも「七種」でもなく、単なる「チクワ入り雑炊」って感じになっちゃったし、それ以前に、7日じゃなくて9日だし、イマイチ効果が期待できないんだけど、美味しかったからオッケーってことで、お腹がいっぱいになった母さんとあたしは、スーパー銭湯へと出発した。

多摩川を渡る橋のとことか、道路は部分的にチョコっと混んでたけど、必殺の裏道を使ったので、横浜の瀬谷区にある「湯楽(ゆら)の里」には、30分も掛からずに到着した。無料駐車場もスンナリと入れられたし、何よりもラッキーだったのは、料金が安くなってたのだ。去年の日記では、「今までは、一般が750円で会員が650円だったのに、いつの間にか、一般が850円で会員が750円になってやがった。」って書いてるけど、いつの間にか、またモトの650円に戻ってた。

それで、これから行く人のために説明しとくと、「湯楽の里」は、100円払うと1年間の会員になれて、100円引きになる。つまり、会員にならなければ750円、100円払って会員になれば、その場で650円になるので、やっぱり750円、だけど次回からは650円になるってワケだ。だけど、それはドシロートのやり方で、あたしみたいなプロになると、「湯楽の里」のホームページの「得々会員募集」のアンケート用紙をプリントアウトして、これに書き込んで持って行く。そうすると、100円の会費を無料にしてくれるから、前回から1年以上経ってて会員の期限が切れてても、無料で再登録できて、650円で入れるのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、無料で新しい「得々会員カード」を発行してもらって、2人ぶんの1300円を払って中に入った。あとは、いつものパターンで、最初の「絹の湯」だけは母さんと一緒に入ったけど、続いてのジェットバスコーナーでは、母さんは普通のジェットバスだったけど、あたしは、より激しい刺激を求めて‥‥ってワケじゃないけど、腰痛がひどいので、スーパージェットバスに入って、腰に集中的に水圧を掛けた。それから、母さんはすぐに電気風呂に入ったけど、あたしは、リラクゼーションバスとシェイプアップバスをハシゴしてから、電気風呂に入った。それにしても、「スーパージェットバス」「リラクゼーションバス」「シェイプアップバス」と来たら、「電気風呂」じゃなくて「エレクトリックバス」とか何とかのネーミングにして欲しいと思うんだけど、気持ちいいから、ま、いっか!

それで、いつものパターンだけど、ここで完全にノボセて来たので、一度出て、飲み物を飲んで、ちょっと休憩をした。30分ほど休憩してから、今度は広い「白湯」にのんびりと入って、母さんは、久しぶりに広い湯船で、手足を伸ばして気持ち良さそうにしてた。今日は、いつもよりは混んでたけど、それでもゆったりと入れるので、あたしも気持ちが良かった。最近は節約のために、月に1回か2回の楽しみの近所の銭湯もガマンしてたから、すごく嬉しい。

いつもなら、白湯の次は、すぐに一番好きな露天風呂に行くんだけど、白湯に浸かりすぎて、また2人ともノボセて来ちゃったので、上からお湯が流れて来る石段に腰掛けて、しばらくボーッとしてた。10分くらいしたら、母さんは露天風呂に入りたがったんだけど、あたしはまだノボセてたので、母さんだけ先に入っててもらった。このコーナーは、小鳥のサエズリのテープを流してるので、目をつぶってボーッとしてると、なんだかホントに山奥の温泉に来てるみたいな気分になって来る。

あたしは、ひと足遅れて露天風呂に入り、母さんの隣りに行った。そしたら母さんが、あたしの顔を見るなり、「クックックックッ‥‥」って笑い出すから、どうしたのかと思って聞いてみたら、露天風呂コーナーの一角にある「踏み湯」を指差して、去年のことを思い出したって言う。去年の日記を読んだ人なら覚えてると思うけど、「踏み湯」って言うのは、底がデコボコのタイルになってる通路みたいなところ歩くんだけど、あたしは去年、あまりの痛さにブレイクダンスみたいになっちゃって、母さんに大笑いされたのだ。それで、母さんたら、笑いながら「踏み湯をやろう!」とか言い出したんだけど、あたしは丁重にお断りした。だって、ホントにシャレになんないくらい痛いんだから、「踏み湯」って。

それでも、出たり入ったり休憩したりしながら、ナンダカンダで4時間くらいはスーパー銭湯にいたので、母さんもあたしもエジプトを統治できるくらい全身がスベスベになった‥‥かも知れない。お風呂って、お湯の効果も確かにあるけど、やっぱり、精神的にリラックスできることが、何よりの効果だと思う。広い湯船に手足を伸ばして入って、何にも考えないでボケーッとしてるのって、ホントに幸せを感じるヒトトキだ。

‥‥そんなワケで、今回は、「踏み湯」だけは遠慮したけど、確実に650円ぶん以上はお風呂に入ったし、帰りには美味しい味噌煮込みうどんを食べたし、久しぶりにゼイタクを味わった。母さんも喜んでくれたし、あたしも疲れがとれて、リフレッシュできた‥‥って言うか、正直なことを言うと、お風呂に入りすぎて疲れが増したような気もするんだけど、コレって、バイキングでモトを取ろうとして、食べ過ぎて気持ち悪くなるのと同じことかも?‥‥なんて思った今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.08

恐怖のペットフード

pet
またまた犬と猫の話題で申し訳ないんだけど、アメリカのペットフードメーカーで、ニポンでも売られてる「ダイヤモンドペットフード社」(以下、ダイヤモンド社)のドッグフードとキャットフードに、極めて強力な発ガン性の物質、「アフラトキシン」が含まれていて、たくさんの犬や猫が死に続けてる。ダイヤモンド社では、去年の12月21日に自主回収を始めたらしいんだけど、会社の不祥事を知られたくないのか、すごく消極的なリコール・メッセージで、まだ多くの消費者が気づいていない。そのため、12月21日以降にも、そのペットフードを飼い犬や飼い猫に与えている飼い主が多く、次々に被害は拡大してる。ひどいものになると、エサの異常に気づいた犬が食べたがらなかったのに、犬が好き嫌いを言ってるんだと思って、飼い主がムリヤリに食べさせちゃって、それで死なせてしまったケースも報告されてる。

ダイヤモンド社が自主回収を始めてから2日後の、12月23日の「CNN」によると、それまでの死亡例が17件、発症例は24件て言ってる。だけど、これは、あくまでもダイヤモンド社が発表した数字を「CNN」がそのまま報道しただけであって、真実は分からない。ニポンでも、たとえば自動車メーカーを見ると、どんなに小さな不具合が発覚しても、すぐにリコールを出して、無償で修理や対応をするホンダみたいな企業もあれば、突然、ブレーキが効かなくなるって言う人命に関わる不具合が発覚しても、とにかくインペイすることしか考えてない三菱自動車みたいな企業もある。そして、じゃあホンダの車なら安全なのかって言うと、そんなことはない。あたしの知り合いで、ホンダの車をホンダプリモのディーラーに車検に出した人がいるんだけど、交換してない消耗部品を交換したことにされて、そのぶんの料金を取られたのだ。これは、車検後に、出先で車の調子がおかしくなって、近くにあった自動車修理工場で見てもらって、発覚したことだ。世界的な優良企業のホンダでさえ、こんなことやってんだから、アメリカのペットフード会社の言ってることなんて、マトモに信用できるワケない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ダイヤモンド社側からの発表だけだと信憑性が薄いので、他の機関からの発表も見てみると、面白いことが分かる。たとえば、12月30日付の「FDA(The Food and Drug Administration)」、直訳すれば「食品医薬品局」って感じなんだと思うけど、この機関の公式発表によると、「To date, FDA is aware of 23 dogs that have died and another 18 dogs that have become ill.」って書いてある。つまり、本来なら、「今日までに23匹の犬の死亡と18匹の犬の発病を確認している」ってことじゃなきゃ検査機関としての意味は無いのに、この表記だと、「確認している」じゃなくて、「そう聞いている」って言い回しになってる。結局、この「食品医薬品局」にしても、ダイヤモンド社が伝えたことを鵜呑みにして、それをそのまま公式見解として発表してるってワケだ。

12月23日に「死亡17件、発症24件」だったものが、その1週間後の12月30日には、「死亡23件、発症18件」になった。つまり、死亡が6件増えて、発症が6件減ってる。この数字を見れば小学生でも分かると思うけど、この1週間のうちに、発症24件のうちの6匹が死んだってことで、あまりにもツジツマの合った数字になってる。ようするに、全体の発病数は41件のままで、被害はまったく拡大してない。これこそが、ダイヤモンド社が、食品医薬品局を利用して、消費者にアピールしたかったことなのだ。

だけど、真実はそうじゃない。今回の問題をずっと調査、研究をして来たニューヨークのコーネル大学の獣医学教授とその研究チームは、1月6日付で、「ダイヤモンド社の有害なペットフードによって多くの犬が死に続けている」って言うレポートを同大学のウェブサイト上に発表して、その危機を訴えた。それは、恐るべき内容で、コトの重大さを伝えるのには十分すぎるものだ。そのレポートは、まず冒頭で、「わずか数週間で、少なくとも100匹以上の犬が死亡している」って切り出し、「アメリカから輸出している海外の国はおろか、アメリカ国内でも、ダイヤモンド社の回収告知が消費者に行き届いていないため、今も飼い犬や飼い猫に致死毒素を含んだペットフードを与え続けている人たちが多く、被害はどんどん拡大している」って伝えている。

実際、コーネル大学の獣医学部に、具合の悪くなった飼い犬を持ち込んで来た飼い主の2人に1人は、ダイヤモンド社が自主回収の告知をしてた事実を知らずに、12月21日以降も何度も食べさせていたのだ。つまり、ダイヤモンド社が、テレビCMや新聞の全面広告などを使って、もっと積極的に告知を行なっていれば、死ななくて済んだ犬や猫がたくさんいたってワケだ。何か悪い問題が起こると、企業はイメージダウンを恐れて、ホームページのハシッコや新聞のスミッコにしか告知や謝罪を掲載しないから、こう言う二次災害が起こるのだ。

‥‥そんなワケで、コーネル大学の研究チームでは、ダイヤモンド社のペットフードを食べて10月下旬に発病したコッカースパニエルの臨床検査をはじめ、死亡した多くの犬の肝臓や、発病した多くの犬の血液検査などを繰り返し、常に最新情報を公開して、全米の獣医に情報を提供している。レポートの内容は専門的で、「ダイヤモンド社のペットフードに含まれているアフラトキシンの最小限のスクリーニングプロフィールは、抗凝血性タンパク質アンチトロンビンのホラャララと、血清コレステロールやビリルビンの活動をホニャララし、肝臓酵素をホニャララするものであり‥‥」って、あたしが読んでもチンプンカンプンだし‥‥って言うか、あたしの英語力だと直訳すらできない。

だけど、こう言った獣医向けの専門的な部分を除けば、あたしでも何とか読めるワケで、オオマカな内容を書くと、「ダイヤモンド社のペットフードを食べて発病した犬のうち、2/3は確実に死亡する」「死亡は免れても、重度の肝臓疾患が残り、長い治療が必要になる」「死亡するかしないかは、食べたペットフードの量による。多く食べた犬は死亡し、少量だけ食べた犬は死亡を免れている」「現在では特効薬は無い」ってことだ。そして、何匹も持ち込まれた犬たちを救おうと、スタッフが全員、クリスマスも年末年始の休暇も返上して、泊り込みで治療にあたったけど、どうしても助からないって判断した12匹は、泣く泣く安楽死させたことも伝えている。そして、一番恐ろしいのは、今回、ダイヤモンド社のペットフードに含まれてた毒素が「アフラトキシン」だってことを最初につきとめた、コーネル大学の獣医で毒物学者のキャリン・ビショーフ教授の、次の言葉だ。


「ダイヤモンド社は、約2ダースの犬の死亡だけしか発表していないが、我々は、各地の獣医からの報告などに基づいて、遥かに多い数の死亡例と発病例を把握している」


これが、あたしが最初に書いた、企業側の発表と、真実との違いだ。このレポートの冒頭の「わずか数週間で、少なくとも100匹以上の犬が死亡している」って言うのは、あくまでも死体を解剖検査して、ダイヤモンド社のペットフードが原因だって確実に分かった犬の数であって、コーネル大学の研究チームに寄せられてる各地の獣医からの報告は、この何倍、何十倍にも上るのだ。さらに、これは、犬のケースだけであって、猫の被害は遥かに多いと推測されている。

猫の場合は、犬よりも体が小さいので、少量を食べただけで死に至る。その上、猫は、外を自由に出歩くので、どこかへ行ったまま、飼い主の知らない場所で死亡してるケースが多い。だから、被害の実態が把握できないのだ。このレポートの中でも、犬のために出しておいたドッグフードを食べちゃった2匹の猫が、犬と同じ症状で死亡した例が報告されてるけど、これは、早期に猫の異常に気づいた飼い主が、コーネル大学に猫を持ち込んで来たから分かったことだ。もしも、飼い主が猫の異常に気づく前に、猫が外に出て行ってたら、そのままどこかで死んでしまっていて、飼い主は、いつまでも帰って来ない猫のことを心配しながら待ち続けてただろう。

だけど、真実は、ダイヤモンド社のペットフードによって、ダイヤモンド社の無責任な対応によって、猫は殺されたのだ。そして、こんなふうに死亡原因が分かってないどころか、愛する猫がどこかで死んでることすら知らずに、未だに帰らぬ猫を待ち続けてる飼い主が、全米だけでなく、ニポンを含めた各国に、数え切れないほどいるってことだ。

‥‥そんなワケで、コーネル大学の研究チームでは、今回のダイヤモンド社のペットフードの毒性のあまりの強さから、このペットフードを一度でも入れたことのある犬や猫の食器は、プラスティックや金属の容器なら漂白剤で完全に消毒すること、そして、木の容器の場合は、どんなに洗っても危険なので、破壊して廃棄するようにと呼びかけている。つまり、狂牛肉の異常プリオンと同じで、直接食べなくても、それが付着した容器などからでも感染する危険性があるってことだ。

人間の食べるものですら、たった「0.01グラム」で命に関わるアメリカ産の狂牛肉なんかを「検査無し」で輸入するように押しつけて来るアメリカと、私利私欲のために、その輸入を推進するニポンの悪徳企業なんだから、犬や猫が食べるものなんか、何とも思ってないんだろう。第一、今回のアフラトキシン以前の問題として、アメリカで作られてるペットフードの中には、各国で禁止されてる牛の肉骨粉を原料にしてるものまでがある。

ニポンでは、豚と鶏の肉骨粉は、ペットフードの原料や肥料にすることができるけど、危険な牛の肉骨粉に関しては、全面的に禁止されてる。だけどアメリカでは、そんなことオカマイナシなのだ。何よりもビックル飲みまくりなのは、アメリカでは、牛の肉骨粉どころか、狂牛病で死亡した牛の死体までもが、ペットフードの原料にされている。アメリカの大手ペットフード会社、「チャンピオンペットフード社」では、狂牛病で死亡した牛の死体を引き取り、異常プリオンが溜まりまくりの脊髄や、スポンジ状になった脳みそまで、すべてをミンチにしてペットフードを作ってるのだ。

狂牛病は、犬よりも猫に感染する確率が高く、アメリカでは、キャットフードによる感染例が数多く報告されてるけど、これは一般家庭で飼われてる猫だけの問題じゃない。動物園で使用されてるエサにも、牛の肉骨粉が原料に使われているものが多く、そのため、アメリカの動物園では、ライオン、トラ、ピューマ、チーター、オセロットといったネコ科の動物が、狂牛病に感染してる。他にも、オリックスやレイヨウやヒツジの原種のモフロンなど、牛と同じ反芻(はんすう)動物にも、極めて感染しやすい。

‥‥そんなワケで、命など何とも思わないアメリカの守銭奴企業によって、何の罪もない犬や猫たちが殺され続けてるから、あたしたち消費者は、自分の命と同じように、ペットの命も守らなくちゃならなくなった。だから、最後に、ダイヤモンド社が自主回収してる商品一覧を挙げとくけど、ここに載ってなくても、こんな腐りきったメーカーの商品なんて、いっさい買わないほうがいいだろう‥‥って言うか、ダイヤモンド社に限らず、アメリカのペットフードは狂牛病に感染する恐れがあるから、他メーカーのものでも絶対に買わないほうがいいと思う今日この頃なのだ。


【ダイヤモンドペットフード社の猛毒ペットフード一覧】

Diamond Premium Adult Dog Food
Diamond Hi-Energy Dog Food
Diamond Maintenance Dog Food
Diamond Performance Dog Food
Diamond Puppy Food
Diamond Low Fat Dog Food
Diamond Maintenance Cat Food
Diamond Professional Cat Food
Country Value Puppy
Country Value Adult Dog Food
Country Value High Energy Dog Food
Country Value Adult Cat Food
Professional Reduced Fat Chicken & Rice Dog Food
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2006.01.07

明日は明日の風邪をひく

ことあるごとに、「寒い!」「寒い!」「寒い!」「寒い!」「寒い!」って書いてたら、この日記を読んでくれてる俳句仲間のひとりが、去年の暮に、「電気毛布」をプレゼントしてくれた。あたしの持ってたのは「掛けるタイプ」の電気毛布なんだけど、いただいたのは「敷くタイプ」の電気毛布で、ボウリング大会の賞品でもらったものだそうだ。それで、新品のまま使ってなかったので、あたしの様子を見るに見かねてプレゼントしてくれた。

前にも書いたけど、あたしの電気毛布は、コジマ電気で半額になってたのが、さらにナントカセールで安くなってて、もうこれ以上は安くならないって感じのを買ったから、2000円だった。それで、そのシーズンだけは温かかったんだけど、次の年の冬には、ナゼだか温度が上がらなくなって、1から7まである目盛りの一番上の7にしても、ほんの少しだけホワ〜ッてなるだけで、7の上にある「ダニ退治」ってとこにすると、ようやくジワ〜ッて温かくなるって感じになった。だけど、それでも無いよりはマシなので、その電気毛布にくるまって、目盛りを「ダニ退治」にして、「あたしゃダニか?」って自分にツッコミを入れつつ、あとは湯タンポを使ったり、猫暖房を利用したりして、何とかサバイバルして来た。

それで、去年の暮から、いただいた「敷くタイプ」の電気毛布をベッドに敷いて、今までの「掛けるタイプ」の電気毛布とヘイヨー!チェキラッチョー!‥‥じゃなくて、併用することにしたんだけど、これがとにかく温かくて‥‥って言うか、今までが寒すぎたからナオサラ温かく感じるんだと思うけど、まるで温泉に入ってるみたいにポカポカして、電気毛布の電気代が2倍になる恐怖心も薄れて行くほど幸せな気分になる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしのお部屋は、夜になると吐く息は真っ白だし、コーヒーをいれても5分でアイスコーヒーになっちゃうし、夜に洗濯物をお部屋に干すと、タオルとかが凍って「板」みたいになるから、たぶん0度くらいなんだと思う。それから、水槽のお水がジワジワと減ってって、2日に1回、片手鍋に2杯ほどお水を足してるから、すごく乾燥してるんだと思う。だから、良く分かんないけど、もしかしたら、百年後の未来の核戦争の影響かなんかで、時空間に捻れが生じて、クラインの壺みたいになっちゃって、世田谷区の中で、あたしのマンションの一角だけが、「ツンドラ地帯」とつながっちゃってるのかも知れない。

それで、今までのあたしの寝る時のスタイルは、上は、ババシャツの上にTシャツ、厚手の7分袖のカーデ、最後にフリースのパーカーを着て、下は、厚手のタイツの上に足首までの保温インナー、その上にジャージのパンツ、その上にウールのロングスカートをはいて、あとは靴下2枚をはいてた。だけど、ダブル電気毛布を使うようになってからは、寝てるうちに熱くなって1枚ずつ脱いじゃうみたいで、朝、目が覚めると、脱いだものが足元に固まってて、ワケの分かんない状況になってるから、ババシャツと保温インナーの上に普通のパジャマを着て、あとはカーデを羽織るだけで寝ることにした。そのほうが、電気毛布の温かさが、より伝わって来るってことに気づいた。

だけど、温かいのは、あくまでも首から下であって、電気毛布から出てる顔はものすごく寒い。吐く息は、まるでタバコの煙を吐いてるみたいに真っ白だし、鼻の先なんか冷たくて感覚がマヒして来る。それで、当然のことながら、頭まで電気毛布にもぐる。そうすると、コタツの中に入ってる猫みたいな気分になって来て、知らず知らずのうちに眠りにつく。これが、何よりも幸せな瞬間だ。でも、この幸せは、そう長くは続かないのだ。温かいのは嬉しいんだけど、乾燥したお部屋の中で、全身を電気毛布でくるんで寝てるから、数時間で脱水症状みたいになって、ノドがカラカラになって、苦しくて苦しくて目が覚めちゃう。オマケに、寝る前にシッカリとお肌の保湿ケアと美白ケアをしておいたのに、顔面パリパリで笑うこともできない状態になる。

‥‥そんなワケで、あたしは、500のペットボトルにミネラルウォーターを入れて、マクラモトに用意して、いつでも飲める状態にして、寝ることにした。それからは、ノドがカラカラになって目が覚めることもなく、朝までグッスリと眠れるようになった‥‥って言うか、朝になるとペットボトルのお水が無くなってるから、たぶん、無意識のうちに飲んでるんだろう。それか、その時は目を覚ましてお水を飲んでるんだけど、そのあとに寝てるうちに、目を覚ましてお水を飲んだことを忘れちゃってるんだと思う。ま、どっちにしても、温かく寝られる上に、脱水症状も回避できるし、顔面パリパリも回避できるし、これで言うことナッシングってワケで、あとは、今度の電気代がいくらになるかってことだけがリトル不安だけど、あたしの座右の銘は「明日は明日の風邪をひく」だから、先のことは考えない。

とにかく、今日と明日は、成人式の撮影のお仕事で朝から晩まで忙しくて、今日もたいへんだったけど、明日はもっと担当人数が多いから、タップリと寝て疲れをとっておかないと、体がもたない。それでも、今回はヘアメークだけで、着付けのお手伝いがないから、それだけでもソートー助かるんだけど、ヒューザーのインチキマンション並みに坪単価が安い‥‥じゃなくて、1人あたりの担当単価が安いから、人数をこなさないとならない。だからって、一生に一度の買い物‥‥じゃなくて、一生に一度の成人式の撮影なんだから、あたしは、絶対に手を抜くことはしない。もちろん、どんな単価のお仕事でも、あたしは、いつでも最高のお仕事をするように心がけてるけど、特に単価の安いお仕事の場合は、できる限りテイネイにやるようにしてる。これは、あたしのポリシーだ。

何でかって言うと、これを書き始めると長くなっちゃうから、今回は詳しい話はハショルけど、小学校の時に、仲良しグループで公園で遊んだあとに、みんなでお菓子屋さんに行くことになったことがあった。それで、あたしはお小遣いを持ってなかったから、行くのはイヤだったんだけど、自分だけ帰るのはもっとイヤだったから、みんなに着いて行った。それで、みんなは思い思いのお菓子を買ってたんだけど、お金の無いあたしは、ちょっと離れた後ろのほうで、何て言うか、ブラブラしてた。そしたら、あたしは何も言ってないのに、お菓子屋さんのおばさんが出て来て、あたしにペコちゃんのポップキャンディー(棒がついてるやつ)をくれた。イチゴ味だった。

その時は、なんでくれたのか分からなかったけど、とにかく、お家に帰るまでとっても嬉しくて、減らないように減らないように大切に舐めてたことを覚えてる。そして、大きくなってから、何となく、そのおばさんの気持ちが分かるようになった。だから、あたしは、豪華な晴れ着を買ってもらって、20万円もするスタジオ撮影をするお嬢様のヘアメークでも、貸衣装代や着付け代すべてコミコミで9800円の撮影のヘアメークでも、まったく同じに全力でやる。単価が安いからって鉄筋の数を減らしたり、単価が安いからって危険なアメリカ産の牛肉を使ったりするのは、あたしのポリシーとは正反対の考え方なのだ。

‥‥そんなワケで、どんなに担当人数が多くても、どんなに担当単価が安くても、どの子にとっても一生に一度の大切な成人式の写真なんだから、あたしは、今夜はタップリと寝て、万全の体勢でお仕事に望んで、明日も自分にできる最高のお仕事をしようと思う。自分のお仕事にプライドを持っていれば、自分の売る商品にプライドを持っていれば、こんなことは当たり前のことなんだろうけど、今の世の中、プライドのカケラも無い守銭奴だらけだから、当たり前のことをしてるだけの自分が、何だか立派に思えて来る今日この頃なのだ(笑)


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「狂牛くん簡易版/新型」

アメリカ産狂牛肉推進企業一発検索「狂牛くん」は、検索機能を外さないと負荷が大きいため、現在、検索機能を塞いだ「簡易版」に切り替えてあるのですが、それでもアクセスが集中するとサーバーが落ちてしまうようです。
そのため、「簡易版/新型」を用意しましたので、旧型でアクセスできなかった場合は、新型(と言っても内容は同じですが)をお使いください。

「狂牛くん簡易版/旧型」→http://simple.s5.xrea.com/jf

「狂牛くん簡易版/新型」→http://page.freett.com/banc/index.htm

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2006.01.06

猫を食べる人たち

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 玲奈ちゃ〜ん♪ お誕生日おめでとぉ〜♪

‥‥てなワケで、今日、1月6日は、ニポンイチのスーパーダンスユニット、「MAX」の玲奈ちゃんの28回目のお誕生日だ。誰よりも玲奈ちゃんを愛するあたし的には、1月6日は国民の休日にして欲しいくらいにおめでたい日であって、あんなにステキで可愛くてスタイルが良くてセクシーで100万ドルの笑顔で性格が良くてダンスが天才的なニポンの宝、玲奈ちゃんと同じ時代に生まれることができて、あたしはホントに神様に感謝してる。

去年、結成10年目を迎えたMAXは、夏には、MAXの故郷である沖縄音楽と、MAXの出発点であるユーロビートと言う、2つの原点を融合させた名曲、「ニライカナイ」によって、美しいダンスパフォーマンスだけじゃなく、「沖縄ユーロビート」って言う新しいジャンルを魅せてくれたし、冬には、MAX初の本格的なバラードナンバー、「あなたを想うほど」で、乙女心をキュンキュン言わせてくれた。MAXファンにとって、2005年は、まさに新たなる飛躍の年だった。

そして、美しい4人の女神の中でもひときわ輝く玲奈ちゃんはと言えば、去年の暮、テレビ朝日の「カラオケBEST100」で、ドリカムの「やさしいキスをして」を歌詞を見ないで最後までミゴトに歌いきって、賞金200万円をGET MY LOVE!したし、現在発売中の「anan」(表紙はワキガのジャニタレ)の40ページでは、さとう珠緒と田上よしえと3人で恋愛についてのトークをしてるし、副業のファッションブランド、「NAKEDNESS IS FREEDOM」のほうも絶好調だし、来月には待ちに待ったニューアルバムがリリースされるし、とても千里子よりも坂下‥‥じゃなくて、千里子よりも年下とは思えないほどシッカリしてる‥‥って言うか、今年の4月に29才、来年の4月には三十路に突入しちゃう千里子は、それまでに今のカレシとの結婚を考えてるけど、その話題は別の機会にして、とにかく、今日は玲奈ちゃんのお誕生日なので、あたしは、MAXのデビューからのPVコレクションを鑑賞しながら、玲奈ちゃんの美しさにメロメロになろうと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、玲奈ちゃんと言えば、ロミオとエマって言う2匹のミニチュアダックスを飼ってることでもオナジミだけど、この「オナジミ」って言うのは、あくまでもあたしみたいなMAXファンだけのことであって、イマイチ一般的じゃない‥‥って言うか、「きっこの日記」を読んでるクセに、MAXの4人のうち、誰が玲奈ちゃんかも分かんないようなフトドキモノもいるだろう。そして、芸能界で一番有名なミニチュアダックスって言えば、テレビなどへの露出から言っても、やっぱり、川島なお美の飼ってるシナモンだろう。

だから、ここでちょっと、川島なお美のイメージが悪くなるネタを書いといて、玲奈ちゃんのロミオとエマにもスポットが当たるようにしたい。川島なお美は、今から25年前、青山学院大学の学生だった時に、日本史のテストでカンニングしたのがバレて、大学本館の正面玄関を入ったロビーの一番目立つとこに、「試験で不正行為をしたために停学にする」って言う大きな貼り紙を貼られたのだ‥‥って、こんなんじゃ効果ないか?(笑)

ま、こんなことはどうでもいいんだけど、昨日は、コイズミって言うブッシュの飼い犬の話だったから、今日も犬の話だと飽きちゃうので、今日は、あたしの好きな猫の話を書こうと思う。それで、昨日の「東京スポーツ」に載ってた小さい記事なんだけど、アメリカで、自宅で飼い主が意識不明になったのを猫が119番に電話をして助けたって言う話があった。場所は、オハイオ州コロンバスで、飼い主のゲリー・ロシーセンさんは、車椅子の生活をしてた。それで、ひとり暮らしだったので、自分に何かあった時のことを考えて、ふだんから飼い猫のトミーに、119番の電話の掛け方を訓練してたそうだ。119番って言っても、アメリカだから正確には「911番」なんだけど、ようするに、飼い主のゲリーさんが倒れたりしたら、受話器を外して、前足で「9」「1」「1」ってプッシュするように教え込んだんだと思う。

それで、ある日、ゲリーさんは脳卒中で倒れて、意識不明になっちゃったんだけど、ゲリーさんの家から「911番」に電話が掛かって来て、オペレーターがいくら呼びかけても何の返事も無いから、念のために救急車を出動させたら、倒れてるゲリーさんを発見したってことだそうだ。オカゲで、ゲリーさんは一命をとりとめて、あとから、猫のトミーに救急電話の掛け方を教えてたってことを告白したそうだ。

それで、あたしは、猫のトミーが、倒れたゲリーさんの顔をペロペロなめて、それでも意識を取り戻さないから、急いで電話のとこまで行って、教えられた通りに受話器を外し、前足の肉球で「9」「1」「1」って押したんだな〜って想像したら、「良くやった!」って言う気持ちと、いじらしいのと、可愛いのと、色んな思いがいっぱいになって、すごく幸せに気持ちになった。もしかしたら、ただ単に条件反射として電話を掛けただけなのかも知れないけど、それでも、スゴイコトだと思う。

‥‥なんて、とってもあったかな気持ちになってたら、天国から地獄に突き落とされるようなニュースがあった。中国の上海(シャンハイ)の屋台では、猫の肉をヒツジ料理として販売してたそうだ。記事によると、上海市内の野良猫や飼い猫の数が、去年から激減したために、それを不審に思った動物愛護団体が調査をしたところ、捕まえた猫を殺して、1匹15元(約200円)で屋台などに販売している人たちがいることが分かったそうだ。そして、屋台のほうも、ヒツジの肉よりも遥かに安い上に、猫の肉にヒツジの脂を塗ると、ソックリの味になって判別できないことから、猫の肉をヒツジの肉と偽って料理を出すことが当たり前になっているそうだ。去年1年間で、数え切れないほどの猫が殺され、現地の中国人は当然として、上海を訪れた観光客などの口にも入ってたってワケだ。

中国人が、犬や猫を食べるのは今に始まったことじゃないし、こう言う他国の食文化に対して何か言うと、すぐに、「それならクジラを食べるのは野蛮じゃないのか!」とか、「三味線の皮は何でできてんだ!」って言う人がいるから、あたしは「野蛮」だとは言わないけど、それにしても、たった200円のために、あんなに可愛いい猫を殺すなんて、あたしには理解できない。あたしが2万円払うから、猫100匹を助けて欲しい‥‥。

中国の市場では、食用として、普通に猫が売られてる。檻の中に何匹もの猫が入れられてて、自分たちの運命を悟ってるのか、みんなニャーニャー鳴き叫んでる。そして、普通の買い物のおばさんが、「あ、そのミケを1匹ちょうだい」って感じで檻の中を指差すと、お店の人が「あいよ!」って感じでその猫を檻から出して、お巡りさんが持ってる警棒みたいな木の棒で、おもむろに猫の頭を叩きつける。一度で死ななかった場合は、二度、三度と殴り続ける。猫は両目が飛び出して、口から血を吐いて死ぬ。そしたら、その猫の死体を古新聞でくるんで、ビニール袋に入れて、お客に渡す。あたしたちが、魚屋さんでお魚を買ったり、八百屋さんでダイコンを買ったりするのと何も変わらない、中国の日常的なお店とお客のやり取りだ。

あたしは、中学生の時にこの映像を見たんだけど、これは動物虐待だとか動物愛護だとかのビデオじゃなくて、色んな国の庶民の生活を勉強するための教材としてのもので、学校で見せられたのだ。あたしは、あまりにのショックで、しばらくお肉が食べられなくなった。20年経った今でも、このショッキングな映像は、ハッキリと脳裏に焼きついてる。だから、今回の上海の屋台でのニュースを知った時に、あたしは、しばらく忘れてたこの時の残酷な映像を鮮明に思い出した。

‥‥そんなワケで、救急電話を掛けて飼い主の命を助ける猫もいれば、たった200円のために殺される猫もいるワケで、猫が大好きなあたしとしては、とても複雑な気分になる。だけど、猫や犬を殺して食べ続けてる中国でさえも、約13億人の人口に対して、年間の自殺者の数は約25万人なのだ。これは、1億3千万弱の人口に対して、年間に3万3千人以上もの自殺者を出してるニポンよりも、遥かに住みやすい国ってことになる。ちなみに、コイズミが国民を苦しめて巻き上げたお金をセッセとアメリカに貢いでた2004年度のデータによれば、人口10万人あたりの自殺者の数は、ニポンが24人で世界10位なのに対して、中国は14人で世界27位だ。そして、女性だけの自殺者の割合を見ると、ニポンはなんと世界3位なのだ。猫や犬を殺して食べてる国よりも、遥かに自殺者の多い国、それがこのニポンであり、こんな国にしたのは、もちろん、コイズミと言う名のブッシュの飼い犬なのだ‥‥なんて、結局、昨日の続きみたいになっちゃった今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.05

お知らせです。

アメリカ産狂牛肉推進企業一発検索「狂牛くん」が、日記にアップしてから1時間ほどで、アクセス不能になりました。

たぶん、一度にアクセスが集中したために、サーバーが落ちたのだと思いますが、別の原因かも知れませんので、現在、調査中です。

現在は、サーバーに負荷の掛かる検索機能を外した「簡易版」に切り替えてあります。

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きっこからのお年玉

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お正月の三が日だけで、全国でなんと200人以上もの国民が生活苦から自殺したって言うのに、ノンキに歌舞伎かなんかを鑑賞してた上に、「景気は回復した」って言ってハバカラナイ、史上最低の無責任総理、コイズミは、子分のバカどもをズラリと並べた年頭会見で、ポスト小泉について質問された。そしたらコイズミは、「国のトップリーダーになる者は(私のように)国民の支持率が高くなければならない」って得意満面に言い放った。

ま、ニポンは、表向きだけは民主主義国なんだから、どんなに汚い手段を使っても、たとえ創価学会の力を利用してでも、有権者の過半数以上に支持されれば、それが「国民の総意」ってことになるワケで‥‥ひとにぎりの金持ちがオイシイ思いをするために大多数の社会的弱者が利用されてるワケで‥‥「明日は我が身」だってことも気づかずに未だにコイズミの低脳パフォーマンスなんかに騙されてる国民が50%もいるワケで‥‥飼い主のブッシュの命令通りに、ニポン国民の最後の財産である郵貯、簡保の350兆円を黙って差し出すような売国奴なんかをオメデタク支持してる国民が50%もいるワケで‥‥ヒューザーから30年ローンで買った「石の家」は手抜き工事が発覚して住めなくなっちゃったワケで‥‥妹のホタルには何もしてやれなかったワケで‥‥富良野の冬はまだまだ続くワケで‥‥‥‥なんて言ってると、どこからか、さだまさしのハミングが聴こえて来て、「北の国から 2006 ニポン崩壊」‥‥なんて感じのコイズミ茶番劇場の最終章が始まっちゃいそうだ。

それにしても、新年早々、自信タップリに、「国のトップリーダー」の資質は「国民の支持率の高さ」だって言い切ったコイズミだけど、このセリフをそっくりそのまま、支持率がたった30%しかないブッシュに聞かせてやりたいと思ったのは、あたしだけじゃないだろう‥‥って言うか、ブッシュの場合は、「トップリーダー」って言うよりも、迷犬コイズミを自分の言いなりに動くように調教した「トップブリーダー」だけど(笑)


「お〜い、山田く〜ん! きっこさんにザブトン1枚!」‥‥なんて感じでスタートしてみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、コイズミが総理大臣になったトタンに、「痛みのともなう改革」を連呼しはじめ、お年寄りや障害者、サラリーマンや中小企業など、社会的弱者にばかり負担を押しつける前代未聞の悪政がスタートした。連日、全国でリストラの嵐が吹き荒れ、一家心中が相次ぎ、生活苦による自殺者は、あっと言う間に10万人を突破した。たった1人の独裁者が、何の罪もない国民を10万人も殺したのだ。そして、国民に痛みばかりを押しつけていた裏で、コイズミが何をやってたのかって言うと、戦争ばかり起こして大赤字に苦しむアメリカに対して、35兆円もの為替介入を行って、ニポンのことはホッタラカシにして、アメリカへの経済援助を続けてたのだ。

コイズミは、口をひらけば「改革」「改革」って、バカのひとつ覚えみたいに言ってるけど、コイズミのやってる改革なんて、アメリカのための改革じゃん。「官から民へ」って言ってるけど、ホントは、ニポンからアメリカへお金を流すことじゃん。飼い主のブッシュの言いなりになって、ナンでもカンでもアメリカに差し出す売国奴によって、今やニポンの上場企業の株の30%近くは、外国人が所有してるのだ。このまま行けば、すべてはコイズミや竹中平蔵の思い通りに、この国は完全に経済侵略されちゃうだろう。

ブッシュは、忠実な愛犬のコイズミに対して、ニポンの経済だけじゃなく、司法や医療から教育に至るまで、あーしろこーしろと注文を突きつけて来てる。そして、コイズミは、自衛隊のイラクへの派遣や郵政の分割民営化、狂牛肉の輸入再開と同様に、ブッシュの命令に対して、すべて二つ返事で首をタテに振ってる。ブッシュがフリスビーを投げれば、無条件で走り出してフリスビーに飛びつき、ちゃんとくわえて戻って来る洗脳犬、それがコイズミなのだ。無条件と言うよりも、ブッシュの命令には条件反射的に従っちゃうパブロフの犬と言っても過言ではない。いくら飼い主の命令だからって、欠陥住宅の林立の次は、国民の命を奪うアメリカ産の狂牛肉の輸入再開だなんて、このイカレタ売国奴は、どこまで国民の命をオモチャにすれば気が済むんだろう? いくら「戌年」だからって、いつまで飼い主のブッシュにシッポを振り続けてれば気が済むんだろう?

‥‥そんなワケで、ニポン国民の生活や命よりも、飼い主ブッシュの顔色をうかがうことを最優先してるような総理大臣など、この国には必要ない。そして、コイズミ率いる自民党が、建設業界や食品業界と癒着して、欠陥マンションや殺人牛肉を蔓延させようとしてるんだから、前にも書いたように、国民は自分の命を自分で守るしかない。それで、今、すかいらーくや吉野家をはじめとした狂牛肉推進企業が名を連ねる「社団法人日本フードサービス協会」の加盟店をケータイ端末から検索できるシステムを開発してもらってるワケだけど、正式のソフトができるまでの「間に合わせ的」な感じの簡易システムを作ってくれた人がいる。

これは、ダウンロードして使うんじゃないので、アクセスするための通信費だけは掛かっちゃうけど、通信費以外は1円も掛らないので、パケットフリーにするとか、ページ全体をキャッシュするとか工夫をして、使って欲しい。先に使い方を説明するけど、最後に挙げるURLにケータイからアクセスして、「JF会員企業リスト」って書いてあるリンクをクリック、そして、リンクから飛んだ先が「JF会員企業リスト」なので、このページをブックマークしとけば、2回目からは、この過程を省略できる。それで、画面の上のほうに、「自動」とか「7756」とか「GO」とか書いてあるコマンドがあるから、その中の「7756」とか書いてある窓の数字を消して、そこに「吉野家」とか「すかいらーく」とかの店名を書き込んで「GO」を押すと、そのお店の簡易情報が表示される。そうすれば、そのお店は、アメリカ産の狂牛肉の販売に積極的な「社団法人日本フードサービス協会」の加盟店だってことになる。

だから、たとえば「すき家」って書き込んで「GO」を押せば、「すき家が見つかりません」って感じの表示が出て、「おおっ!すき家は安心だ!」ってことになる。つまり、出先でどこかのお店に入ろうとした時に、このサイトにアクセスして、入ろうとしてるお店の名前を検索すれば、危険なお店なのか安全なお店なのかってことが一発で分かるってスンポーなのだ。また、長い店名をきちんと書き込まなくても、ロイヤルホストなら「ロイヤル」だけでも、ハングリータイガーなら「ハングリー」だけでも、カプリチョーザなら「カプリ」だけでも検索できるので、気軽に利用して欲しい。もちろん、パソコンからも使うことができるけど、あくまでも出先でケータイから利用することを前提に、できるだけ簡素化して作ってあるとのことなので、10年後に脳みそがスポンジ状になって狂い死にたくない人は、お年玉がわりにどうぞ♪


★アメリカ産狂牛肉推進企業一発検索「狂牛くん」
 http://simple.s5.xrea.com/jf


‥‥そんなワケで、細かいことを言うと、日本フードサービス協会に加盟してても、アメリカ産の狂牛肉を当面は使用しないって言ってる企業もある。たとえば、カレーショップの「CoCo壱番館」、通称「ココイチ」なんかは、以前からオーストラリア産とニュージーランド産の牛肉を使用していて、これからもその形は変えないつもりだそうだ。だけど、いくらアメリカ産の狂牛肉を使用しないと言っても、日本フードサービス協会会長の横川竟(きわむ)や、専務理事の加藤一隆などのデタラメオヤジどもに協力して、唐木英明や吉川泰弘などのペテン師を使い、目に見えないほどの微量でも感染の恐れがある危険極まりない狂牛肉の輸入再開に手を貸した企業であることに変わりはないんだから、そのあたりのことも踏まえて、どのお店を利用するかを決めて行って欲しいと思う今日この頃なのだ。


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2006.01.04

最優秀ブログ賞受賞!

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去年の11月5日の日記、「インディーズのプライド」に、あたしの大好きなバンド、「SPランチ」のこととか「コンコンジャンプ」のこととか「ブルー・スリー」のこととかを書いたんだけど、その時に、ブルー・スリーのライブのお知らせとして、福島県郡山市の「Club#9」てライブハウスの名前をナニゲに書いた。そしたら、この「Club#9」の店長の福井さんも‥‥って、名前を書いちゃダメだったかな?‥‥とか、リトル不安になったから書き直すけど、店長の「2913さん」も、この、さるさる日記で「ピラニア日記」って言うのを書いてて、「おお〜!さるさる仲間だ!」ってことになった。それどころか、あたしの大好きなコンコンジャンプは、2913店長のことをアニキのように慕ってるみたいで、なんだか急に身近に感じるようになった。それで、チョコチョコと「ピラニア日記」を読みに行ってたんだけど、そしたら去年の暮に、毎年オナジミ(らしい)2005年度の「2913大賞」で、ナナナナナント! あたしの日記が「最優秀ブログ賞」を受賞してた!

コレだっ!→「ピラニア日記」

良く分かんないけど、あたしは、とりあえず喜んどこうって思って、小さいきっこたちと一緒に万歳三唱してみたのもトコノマ、他の「2913大賞」を見てみると、「最優秀キャバ嬢」とか「最優秀サンバイザー賞」とか、あんまり権威のなさそうなものが並んでた。でも、ノーベル賞よりは、裏ノーベル賞って呼ばれてる「イグ・ノーベル賞」、アカデミー賞よりは、裏アカデミー賞って呼ばれてる「ラズベリー賞」、角川俳句賞よりは、何倍も素晴らしい作品が集まる「ドラえもん俳句大賞」のほうを狙ってるあたし的には、最近の受賞作のヒドサから今や何の権威も無くなった芥川賞や直木賞よりも、「2913大賞」のほうが何倍も嬉しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「賞金が出るわけじゃない」って書いてあったけど、それなら「賞品」は出るのかな?って思って、2913店長に聞いてみた‥‥って言うか、「賞品はClub#9で1ドリンクサービスですか?」って、自民党の伊藤公介がヒューザーの小嶋進に献金をねだる時みたいな聞き方をしてみた。そしたら、太っ腹の2913店長は、「1ドリンクどころか、何ドリンクでもどうぞ!」ってことで、これで、自民党の森派の議員と建設業界って言うか、悪代官と越前屋って言うか、政治家と企業との癒着の構図ができあがった。あとは、あたしが、Club#9での「接待ライブ」に呼んでもらい、2913店長からガッポリと「闇ドリンク」をゴチソウになり、その見返りとして、2913店長が良く行く吉野家だけは、アメリカ産の狂牛肉を絶対に使わないようにと、農林水産省と厚生労働省に裏から働きかけるってスンポーだ。これぞ、政・官・財の癒着、コイズミが実践してる「三位一体の改悪」だ(笑)

なんてことも言ってみつつ、皆さんが期待してるインチキマンション問題に関するネタは、もう収拾がつかないくらい集まってるんだけど、すべては1月17日のオジャマモンの証人喚問ギリギリにアップするので、それまで待っててね。今、出しちゃうと、トットとホームページを削除して証拠隠滅に忙しい伊藤公介とか、伊藤公介と一緒になってオジャマモンのコバンザメになってた吉原修とか、志多組をはじめ数え切れないほどの建設会社と癒着してる渡辺具能とか、調べれば調べるほど悪事の数々が分かって来たナンミョーホーレン党の山口那津男とか、国交省の官僚とベッタリ癒着してる日本ERI株式会社の天下りどもとかが、その対応策を考えちゃうから、トッテオキのネタの数々は、証人喚問のギリギリってことでヨロピク♪

で、あたしは、太っ腹の2913店長のために、現実的な話として、何かできることはないかって考えた。それで、前に「ピラニア日記」に書いてあったことを思い出した。それは、お店の名前は「Club#9」なのに、情報誌とかホームページとかのライブ情報に掲載される時には、「Club」を省略して、「#9」とか「郡山#9」とか書かれることが多いってことだ。それで、すべての店名から「Club」が省略されてるならガマンできるんだけど、「Club#9」は「#9」になってるのに、次の列の「CLUB JUNK BOX」は、ちゃんと「CLUB JUNK BOX」って書いてあったりするから、「うちの店が目立たない!どうにかしてくれ!」ってことだった。

それで、あたしの愛読してるエイベックスの無料情報誌、「beat freak」の、ちょっと前の号を見たら、パラパラツアーのスケジュールのとこに、「11月23日 富山 Clubマイロ」とか、「12月17日 広島 CAFE BORDERS」とかって、「Club」や「CAFE」ってちゃんと書いてあるのに、「Club#9」のとこだけが、「12月28日 郡山 #9」ってなってた。だから、あたしは、エイベックスの知り合いに電話して、これからはちゃんと「Club#9」て書くようにって言っといた。これぞ、コイズミの十八番の「弱者だけに痛みを押しつけるハゲタカ改革」とは雲泥の差、本当の「改革」なのだ!なのだったら、なのなのだ!

‥‥そんなワケで、あたし的には、「Club」って文字が省略されてるかどうかってことよりも、「Club#9」に、それも年末に、ちなつちゃんとかルミリンゴちゃんとかハイパーテクノビーナスとかが勢ぞろいして、みんなでパラパラを踊ったの?もしかして、2913店長も?‥‥ってことのほうが、遥かにショーゲキだったりして、あたしの脳裏には、笑いながら「小力パラパラ」を踊る2913店長の姿が、走馬灯のように流れ続ける今日この頃なのだった‥‥(笑)

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2006.01.03

水族館に行こ

shungiku
お正月の三が日のうちくらいは、暗いニュースには触れないようにして、何とかおめでたいニュースでもと思ったんだけど、新年早々、右を見ても左を見ても暗いニュースばっか、チューバッカって感じで、耳元でダースベーダーの呼吸音が聞こえて来ちゃいそうなくらい、暗い、Cry‥‥ってワケで、コレと言っておめでたいニュースが見当たらない。これも、史上最悪のコイズミ独裁政権のオカゲだけど、何とかおめでたいニュースを見つけようと、スポーツ紙をザッと見回してみたら、「辺見えみりとキム兄が結婚へ!13才差」ってのが、日刊スポーツに載ってた。

だけど、いくら結婚のニュースとは言え、10代のころから今まで、数え切れないほどの男を乗り換えて来た辺見えみり(29)と、奥さんや子供の気持ちも考えずに、離婚したことまで笑いのネタにしてるような木村祐一(42)との結婚、それも、1年以上も前から、木村祐一が辺見えみりと浮気を続けてたことが木村祐一の離婚の原因なんだから、とても「おめでたいニュース」とは言えないだろう。こんな醜い結婚のニュースを取り上げるくらいなら、「曙のワキガに苦戦したボビー」とかのほうがまだ笑えそうだけど、そんなのを取り上げたセイで、キムタク、ホリエモン、アケボノのニポン三大ワッキーが攻めて来ちゃったら、あまりの悪臭で、せっかくのお正月気分もフッ飛んじゃう。だから、お正月ってことで、どのスポーツ紙も報じてないトッテオキのおめでたいニュースをお報せしよう。


 「福山雅治が極秘入籍! お相手はフリーの美人ヘアメーク、きっこさん」


‥‥なんてことをノタマッてみたら、実は初夢だったなんて言う月並みなオチでも許されちゃうのが、お正月ならではって感じがするけど、こんなのじゃサスガにマズイと思うので、ちゃんとしたことも書いておく。実は、ジャーナリストの花岡信昭さんからお知らせをいただいたんだけど、サンケイスポーツに連載中の「花岡信昭の政流かわら版」て言うコラムで、この「きっこの日記」のことを取り上げてくださったそうだ。明日、4日付けのサンケイスポーツに掲載されるそうなので、興味のある人は読んでみてちゃぶだい‥‥なんて感じの今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この、アッチに行ったりコッチに行ったりのダラダラとしたマクラの様子を見れば分かるように、まだ三が日なので、あたし的には重たいネタは扱いたくない。それで今日も、元日からの流れに乗って、やわらかいネタで行こうと思う。で、元日は映画とか初詣とかのこと、2日は歳旦三つ物のことだったので、今日は本のことでも書こうと思う。今までにも、好きな本のことは色々と書いて来たけど、今回は、昨日の夜に「読初(よみぞめ)」として読んだ本、内田春菊の「水族館に行こ ミーンズ I Love You」について、ゆるゆると書いてみる。

新年早々ダッフンしまくりだけど、ナンだカンだ言っても、あたしは、内田春菊が好きだ。彼女の顔も好きだし、ファッションセンスも好きだし、東京電力のでんこちゃんも好きだし、何よりも、彼女のエッセイの文体が好きだ。文体も、マンガと同じで脱力系だけど、完全にゆるんでる脱力系じゃなくて、しゃべった言葉をそのまま推敲せずに活字にしたような文章や言い回しなので、すごく魅力を感じる。完全にゆるんでる脱力系の文章は、ゆうこりんのキャラと同じで、意図的に演出してるものだから、騙されてるフリをしながら読まないといけないので、作家のレベルに合わせて付き合ってるのが、そのうちにバカらしくなって来る。だけど、内田春菊の文章は、何の意図も作為もなくて、人格そのもので文章を書いてるから、すごく気持ちがいい。

今回、紹介する「水族館に行こ ミーンズ I Love You」は、内田春菊のエッセイの中でも、あたしの一番好きな本だ。何度も何度も読んでるけど、あまりにも楽しいし、一気に読んでもぜんぜん疲れないので、ゆうべ、ベッドに寝転がりながら、また読んだ。どんな内容なのかって言うと、内田春菊が、北海道から沖縄まで、全国の水族館を訪ねて、ゆるゆるの文章とゆるゆるのイラスト‥‥って言うか、ノートの端の落書きみたいな絵で、レポートしてる本だ。あたしも水族館マニアなので、とにかく楽しい。

内田春菊は、水族館の水槽の中にいる不思議な生物をぼんやりと見てる行為を「自分の中に在る子宮を取り出して、少し離れて考えるような行為」だと言う。あたしは、どうして自分がこんなに水族館や水中の生物に惹かれるのか分からなかったけど、この本のこの文章を読んで、「あっ!」って気がついた。母さんの胎内で羊水に浮かんでた時の記憶とか、自分の中の子宮の存在感とか、そう言った「人体の宇宙」って感覚を具現化したものが、水族館の世界観なんだって気がついた。だから、悲しいことがあった時とか、泣きたいほどクタクタに疲れた時とか、水族館に行って、ただボーッと水槽の中の生き物を眺めてると、母さんに抱きしめられてるような気持ちになって、癒されるんだなって気がついた。

だけど、こんなにものすごい発見なのに、内田春菊は、何でもない当たり前のことのように、ゆるゆるの文章で書き綴ってる。たとえば、しゃべってる時には「ついこないださあ〜」って言うけど、それを文章にする時には、普通は、「つい、この間」って書くと思う。だけど内田春菊は、そのまま「ついこないだ」って書く。これだけでも、あたしはホレボレしちゃう。最近は、内田春菊と同じように、「この間」を「こないだ」って書くような若い作家もチラホラと出て来たけど、それらのほとんどは、計算して意図的にそう言った書き方をしてるのがバレバレだから、読んでるうちに違和感て言うか、作為が見えて来ちゃって、内容までが薄っぺらく感じて来ちゃう。だけど、内田春菊の場合は、すごく自然でイヤミが無い。

まあ、文章のタイプが好きか嫌いかは、人それぞれの好みの問題で、内田春菊の文章なんか読めるか!って人もいるかも知れないけど、とにかく、あたし的には、ブッキラボーでセンスのいい言い回しとか、ヤッツケ仕事的なオチのつけ方とか、オヤジギャグの寒さ具合とか、苦労した取材の苦労を感じさせない投げやりな流し方とか、そのすべてが大好きだ。たとえば、北海道の稚内(わっかない)公園での、「あたしーバカだからーわっかなーい」とかってシーンなんかは、完全にあたしのツボにストライクなんだけど、それは、ギャグとして面白くておかしくなるんじゃなくて、「あの内田春菊が北海道まで行って、こんなバカバカしいことを言ったのか」って言うおかしさと、たまんない可愛いらしさと、ふだんからこんなセリフを言ってそうなバカな女子高生の姿とかがオーバーラップする重ねワザ的な面白さってワケで、他の作家が同じことを書いても、ぜんぜん面白くないのだ。


‥‥そんなワケで、あまりにも楽しくて、読み出したら止まらなくなる、かっぱえびせんみたいな「水族館に行こ ミーンズ I Love You」だけど、たいていの図書館には置いてると思うし、文庫本なら「BOOK OFF」で100円で売ってるから、活字嫌いの人は、ぜひ読んでみて欲しい。そこらのマンガなんかよりは、よっぽど楽しめることウケアイだ‥‥なんて感じの簡単な日記で、あたしは、今日から仕事始めだった疲れをゴマカシてみた今日この頃なのだ(笑)


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2006.01.02

歳旦三つ物

kasen
あたしは、お仕事関係の年賀状とは別に、プライベートの年賀状には、一応、俳人のハシクレなので、「歳旦三つ物(さいたんみつもの)」を書くことにしてる。歳旦三つ物ってのは、五七五の発句(ほっく)と、七七の脇と、五七五の第三で構成される連句のミニ版だ。連句って言うのは、この、五七五、七七、五七五、七七ってのがずっと‥‥って言うか、36とか24とか14とか数を決めて、何人かで詠んで行く遊びなんだけど、この三つ物ってのは、その連句の「最初の3句」の部分だけってことだ。で、三つ物の中でも、この「歳旦三つ物」ってのは、その名の通り新年の三つ物なので、新年を迎えた喜びを詠うことになってる。松尾芭蕉も、お正月には俳句仲間を集めて、それぞれが作って来た歳旦三つ物をみんなで披露しあってた。これを「歳旦開き」って言って、新しい年のスタートにしてたのだ。それで、今年のあたしの歳旦三つ物はって言うと、こんなのだ。


 多摩川の水ゆたかなる初日かな

 宝船には犬もあひのり

 紙ふうせん恋の吐息の満ちたりて

 きっこ


正直に言ってイマイチのデキなんだけど、忙しくてゆっくり詠んでる時間がなかったので、これでいいことにしちゃった。歳旦三つ物は、ちょっと決まりごとが多くて、それらをすべてクリアしながら詠まなくちゃならないから、お正月になってからゆっくり詠むんならいいんだけど、暮れのバタバタしてる時に、年賀状に間に合わせて詠むのにはリトル苦労する今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、歳旦三つ物にはどんな決まりごとがあるのかって言うと、最初の発句は、新年の季語を入れて、「や」「けり」「かな」のどれかの切れ字を使う。脇は、新年の季語を入れて、最後を体言止めにする。第三は、春の季語を入れるか無季にして、最後を「て」「に」「にて」「らん」「もなし」のどれかで止める。これが形式上の決まりごとで、あとは、詠む上での心構えって言うか、センスって言うか、ノリって言うか、そう言った上での決まりごととして、発句に対して脇はナニゲに寄り添わせる内容にして、第三は、発句と脇が作り出した世界観から大きく飛躍させる‥‥って言うのが、3句を構成する上でのポイントだ。

あたしの今年の歳旦三つ物で説明すると、発句の「多摩川の水ゆたかなる初日かな」ってのは、「初日」が新年の季語で、「や」「けり」「かな」のうちの「かな」を使ってる。脇の「宝船には犬もあひのり」は、「宝船」が新年の季語で、最後が「あひのり」、つまり「相乗り」って言う名詞(体言)で止めてある。第三の「紙ふうせん恋の吐息の満ちたりて」は、「紙ふうせん」が春の季語で、最後が「て」で止めてある。だから、形式上の決まりごとは、ぜんぶクリアしてる。

それから、構成の上での決まりごととしては、発句が水の豊かな多摩川のことを詠み、脇でその川を上ってくる宝船のことを詠んでるので、ナニゲにって言うか、ベッタリと寄り添ってる。その上、今年の干支の「犬」を乗せて、戌年をアピールした。だけど、今回、自分でイマイチのデキだって思ったのは、第三での飛躍が弱いからだ。それは、脇の「あひのり」から、テレビ番組の「あいのり」を連想されちゃうと、「恋」って言うキーワードが生まれて、それが第三の恋の描写とオーバーラップしちゃう、つまり、第三が脇から飛躍しきれてないってことになるのだ。その上、第三の「紙ふうせん」を漢字で書くと、「紙風船」てなる。これも、脇の「宝船」と、「船」って言う文字がカブッちゃう。だから、「紙ふうせん」ってワザとひらがな表記にして、視覚的にカブッてる印象だけは希薄にさせたんだけど、細かいことを言えば、ワリとNGな感じの第三ってことになる。

だから、あたしの今年の歳旦三つ物は、発句と脇はまあまあなんだけど、第三の飛躍が足りなくて、イマイチのデキになっちゃった。でも、今年は厄年なので、そんなに飛躍もしそうにないから、「ま、いっか!」ってことで、そのまま年賀状にプリントしちゃった。ちなみに、自分でもなかなか良く詠めたと思ってて、ワリと気に入ってるのは、オトトシのお正月の歳旦三つ物だ。


 初釜やローズヒップの赤き湯気

 ごまめに並ぶ猫は六匹

 ハイヒールぴよんと春風とびこえて

 きっこ


「初釜」ってのは、茶道での新年最初のお茶会で、初めて釜を火にかけることで、新年の季語だ。だから、ホントは、お家でローズヒップティーを飲むために、ガスにヤカンをかけたこととは違うんだけど、そこをシャレとして詠んでるってワケだ。そして、あたしは元日のローズヒップティーを楽しみ、駐車場の6匹の猫たちには、おせちのゴマメをあげた。つまり、発句は飲み物、脇は食べ物ってことで、ピタリと寄り添ってる。そして、第三で大きく飛躍して、欽ちゃん走りで元気良く1年を走って行こうって言う気持ちを表現してる‥‥ってなワケで、お正月ってことで自画自賛してみた(笑)

‥‥そんなワケで、お正月のテレビに飽きちゃった人は、歳旦三つ物にチャレンジしてみたらどうだろう。俳句の経験がないと、ちょっと難しそうに思えるかも知れないけど、もともとニポン人てものは、誰でもみんな俳句をやっていて、魚屋さんが八百屋さんに五七五でアイサツをしたら、八百屋さんが魚屋さんに七七でお返ししてたりしたのだ。町中の誰でもが日常的に、五七五や七七で会話をしてた。だから、ニポン人であれば、誰でも五七五や七七のリズムが体に流れてる。

歳旦三つ物の発句と脇には、新年の季語が必要だけど、発句も「初日」、脇も「初日」って言うように、両方に同じ季語を使ったらNGだ。発句が「初日」だったら、脇は「お雑煮」にしたり、「初夢」にしたり、「門松」にしたり、「お年玉」にしたり、「初詣」にしたり、「年賀状」にしたりと、別の季語にする。新年の季語は、「初空」「初霞(はつがすみ)」「初茜(はつあかね)」「初凪(はつなぎ)」「初富士」と言うように、新年を迎えて初めて見たものに「初」をつければ季語になる。新年を迎えて初めて雀(すずめ)の声を聞けば「初雀」、鴉(からす)の声を聞けば「初鴉」、ニワトリの声を聞けば「初鶏(はつとり)」だ。初めてお風呂に入れば「初湯」だし、お正月からがんばって働いてる人なら「初商(はつあきない)」ってことになる。

逆に、この「初」って文字が後ろにつくと、「書初(かきぞめ)」に代表されるように「そめ」って読む。新年を迎えて初めて本を読めば「読初(よみぞめ)」だ。どこかのバカな外務大臣なら、この「読初」が少年ジャンプとスピリッツだと思うけど、マトモなニポン人なら活字を読もう。それから、お正月の「初売」に行って「福袋」を買ったりすれば、「買初(かいぞめ)」ってことになるし、お掃除をすれば「掃初(はきぞめ)」、お裁縫をすれば「縫初(ぬいぞめ)」なんて感じで、他にもたくさん新年の季語がある。まあ、周りを見回して「お正月っぽい」って感じたものは、たいていが新年の季語だ。そして、発句と脇は寄り添うように詠むから、たとえばこんな感じでオッケーだ。


 買初や銀座くまなく梯子(はしご)して

 後部座席は福袋の山


脇が七八の字余りになっちゃったけど、このくらいは目をつぶっちゃう。それで、この2句に続く第三は、この世界観から大きく飛躍しなくちゃならないから、「買い物」「地名」「梯子」「自動車」「座席」「袋」「山」などに関係しないように、気をつけて詠む。そして、もちろん、1年のスタートにふさわしいように、ネガティブな思考や描写じゃなくて、ポジティブな思考や描写を詠む。たとえば、こんな感じだ。


 買初や銀座くまなく梯子して

 後部座席は福袋の山

 チューリップ一年生のぴかぴかに


つまり、構成の上で気をつけることは、発句か脇に「犬」とか「猫」とか「雀」とかの動物を登場させたら、第三には動物を登場させない。発句か脇で植物を詠んだら、第三では植物は詠まない。発句か脇で食べ物や飲み物を詠んだら、第三では別の景を詠む‥‥ってことで、これが「第三で転じさせる」ってことなのだ。

‥‥そんなワケで、ニポン語さえ話せるなら、ちょっとしたコツだけで誰でも簡単に詠める歳旦三つ物だけど、これを覚えると、俳句の基本も身につくし、連句でも遊べるようにもなる。あたしは、俳句の他にも連句が大好きで、仲間内でコッソリと歌仙を巻いたりしてるけど、数人でワイワイと歌仙を巻くのは、どんな遊びをするよりも楽しい。だから、せっかくニポン人に生まれたんだし、あたしみたいに1年中ずっと俳句や連句のことを考えてなくてもいいけど、せめてお正月くらい、歳旦三つ物にチャレンジしてみたら楽しいのに‥‥なんて思う今日この頃なのだ。

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2006.01.01

明けましておめでとうございMAX♪

oshogatsu ゆうべは、多少でも早めに帰ってこれたら、母さんのとこに行こうと思ったんだけど、お家に着いたのが夜の11時15分くらいだったので、それから色々と支度をしてから出掛けたら、深夜に自転車を漕いでる時に新年を迎えそうな雰囲気がマンマンだったから、母さんのとこには今日の朝イチで行くことにして、朝まではひとりでのんびり過ごすことにした。それで、とりあえず「たぬきそば」を作って食べて、暮れに買っておいた「登別カルルス」を入れたお風呂に入って、「年越しそば」と「年の湯」の大晦日2大イベントは無事にクリアした‥‥って言うか、お風呂から出て来たら、すでに新年になってた(笑)

 

それで、テレビをつけて、しばらく色んなチャンネルを順番に見てたんだけど、TBSの「CDTV」のライブで、ちょうどaikoが出てたから、そこだけ見て、アトは見るものもないので、パソコンテレビの「Gyao」で映画を観ることにした。今、配信してる中では、「夜逃げ屋本舗3」と「OL忠臣蔵」が観たかったので、サスガに新年早々「夜逃げ」ってのも、なんか縁起が悪そうなので、「OL忠臣蔵」を観た。キュウリのキューちゃんをオツマミにして、お正月用に買っておいた「日本盛お米だけの酒辛口」を飲みながら、久しぶりの映画鑑賞をした。

 

現実の世界では、コイズミや竹中平蔵などの売国奴の大活躍で、ニポンの企業の多くはアメリカのハゲタカに乗っ取られちゃったし、国民の最後の財産である郵貯と簡保の350兆円まで、アッサリとアメリカに差し出すことになっちゃったけど、この映画は、そう言った悪質極まりないハゲタカの乗っ取りから、OLたちが力を合わせて愛する会社を死守するって言うストーリーだ。朝から晩まで働いて、たった17万円弱しかお給料をもらってないOLたちが、必死になって会社を守る姿に、あたしは感動して初泣きしちゃった今日この頃、皆さん、明けましておめでとうございます♪

 

 

‥‥そんなワケで、あたしがすごく感動した「OL忠臣蔵」は、1月5日まで配信してるので、お正月のつまんないテレビにヘキエキとしてる人は、「Gyao」で観てね‥‥って言うか、「Gyao」って、あんなに色んな映画やPVやアニメが、ぜんぶタダで観られるって言うのは、ホントに嬉しいサービスだ。特に、テレビがつまんない改編時期とかお正月とかは、「Gyao」とか「第2日本テレビ」とかが大活躍する。あたしは他にも、色んな本がタダで読める「青空文庫」などを利用してるけど、こう言う良心的なサイトをふだんから利用してると、お金を取るサービスなんてバカバカしくて絶対に使う気がしなくなる。

 

なんてことも言ってみつつ、映画を観終わったら、疲れてるのと寝不足なのと酔ってるのとで、ソッコーで寝ることができた。それで、4時間くらい寝てから、車で母さんを迎えに行って、近所の空いてるマイナーな神社でパパッと初詣を済ませてから、あたしのとこに戻って来て、一緒にお雑煮を食べた。それから、しばらくのんびりして、今度はちゃんとお化粧して、母さんの髪も結ってあげて、近くの玉川大師へ初詣に行った‥‥あっ!2軒目だから「初詣」じゃないか?‥‥って言うか、飲み屋さんじゃないんだから、神社を「1軒目」「2軒目」とは言わないか?(笑)

 

ま、お正月ってことで、細かいことは無責任に流しつつも、とにかく、狭い入り口のとこに綿アメ屋さんと破魔矢を売ってる露店が2つ出てて、人もいっぱい来てたから、石段を上って行った。そしたら、大きめの火鉢みたいなのでお線香の煙をモクモクさせてて、並んでる人たちが順番に、その煙を自分の体にパタパタしてたから、あたしと母さんもマネしてやってみた。「迎春大護摩祈願」とかって書いてあって、ようするに、浅草寺でモクモクやってる煙の小型版みたいなもんだろう。

 

それで、この玉川大師には、「地下霊場」ってのがあって、真っ暗な地下通路に降りてくと、ホントに1cm先も見えない暗闇で、狭い通路を壁伝いに手探りでクネクネと進んでくようになってる。通路の奥には仏像の並んでる部屋があって、そこだけは薄っすらと明るくなってて、そこからまた真っ暗な通路を進んで行くと、モトの入り口の近くにある出口に着く。ぜんぶで100mくらいなんだけど、これだけで四国八十八ヶ所のお遍路をクリアしたことになるって言う、ものすごくお手軽なシステムだ。料金も100円なので、貧乏なあたしでも、今までに5〜6回は行ったことがある。

 

だから、今日は母さんと行ってみようと思ってたんだけど、母さんはあたし以上に何度も行ったことがあるし、ケッコー混んでたのと、ブーツを脱ぐのがメンドクサかったので、今日はヤメにしてトットと出て来た。それから今度は、長い坂を上って、教会に行った。母さんはプロテスタントで、あたしはカトリックなんだけど、2人ともまったく信仰心のカケラもなくて、「困った時の神頼み」をする時以外は、単なる無宗教の人と変わらない。それどころか、あたしの場合は、ニポンのキリスト教会のあり方に多大なる疑問を抱いてて、どっちかって言うと、ニポンのクリスチャンには中指を立てるような感じなので、大好きな神父さまのいる教会以外は、メッタに行くことはない。だけど、今日は元日なので、嫌いな教会だけど行って来た。

 

‥‥そんなワケで、あたしは、元日から神社や教会をハシゴしたので、これで厄年はオッケーって感じだ。何しろ、去年は前厄でイヤなことが多かったけど、特に、11月にお誕生日を迎えて本厄に突入してからは、サンザンだった。女の大厄の33才は「サンザン」、男の大厄の42才は「死に」って言う語呂合わせだって言う俗説があるけど、その通りみたいで、あたしの場合は、去年の暮れに豊川悦司と離婚したし‥‥なんてギャグもはさみつつ、先へと進む(笑)

 

それにしても、女の厄年って、19才、33才、37才だけど、このうちの33才は大厄だから、前厄と後厄がオマケでついてる。だから、結局は、32才、33才、34才の3年間がダメで、やっと35才になって厄を脱出したと思ったら、たった2年で、またまた厄年になる。コレって、ちょっと間隔が狭くない? こんな厄年の配置をされたら、三十路女の2人に1人は厄年ってことになっちゃうじゃん。普通は、19才、33才って来たら、次は47才くらいにするのが平等だと思うんだけど‥‥。それに比べて、男性の場合は、25才、42才、61才って、ちゃんと等間隔に並んでる。だから、今年、25才や42才の厄年の男性が吉野家の狂牛丼を食べれば、ちょうど次の厄年のころに狂牛病を発病するから、ピッタリ計算が合うってワケだ。

 

‥‥そんなワケで、あたしにとっての最悪の厄は、何と言っても、コイズミって言う史上最低の売国奴がニポンをメチャクチャにしたことだけど、サスガに2006年になったんだから、いくらオメデタイ洗脳信者たちでも、多少は目が覚めただろう。なんせ、ニポン中に倒壊の恐れのある欠陥住宅を林立させ、国民の命に関わる危険極まりない食品を蔓延させた上に、近隣国からは、いつミサイルが飛んで来るかも分かんないような状況にしやがって、こんなバカを9月まで野放しにしといたら、ホントにこの国は滅びちゃうかも知れない。だから、あたしの今年の抱負は、建設業界と癒着してるコイズミの側近どもを次々に更迭に追い込み、国民の命を無視した狂牛肉の輸入再開の責任を追及しまくって、コイズミの任期が満了する前に、総理大臣のイスから引きずり下ろすことなのだ!なのだったら、なのなのだ!‥‥ってことで、皆さん、今年も「きっこの日記」を応援ヨロピク♪(笑)

 

 

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