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2006.01.31

コイズミ内閣の大嘘

ushi5
コイズミのデタラメな売国政策のツケが回って来て、荒れに荒れてる国会だけど、野党からの狂牛肉問題に関する質問に対して、無責任極まりない中川昭一やライブドアと癒着してる安倍晋三は、口からデマカセの大嘘回答を炸裂させた。まず、野党からの質問主意書で指摘されたデータや資料について、コイズミ内閣は「現在、プリオン専門調査会で審議中」だって回答してたけど、これは大嘘のオッぺケペーだ。コイズミの指示によって、「輸入再開ありき」で進められて来た調査会の公開審議では、これらのデータや資料は、すべて無視されて来て、「審議中」どころか、公開すらされていないのだ。これは、過去の話じゃなくて、今、現在でもだ。つまり、公開もされずに、闇に葬り去られたデータや資料なのに、コイズミ内閣は「現在、審議中」だって大嘘をついたのだ。ふざけんな!このペテン師ども!

ちなみに、コイズミ御用達のインチキプリオン専門調査会がインペイしたデータや資料ってのは、一例をあげると、こんなのだ。


「アメリカでは100万トンもの鶏糞ゴミが牛の飼料になっている(鶏は肉骨粉を食べている)」

「鶏は飼料中の異常プリオンを吸収しない、と調査会に出席している学者達が述べている」

「そのうち30万トンが肉骨粉だと米国FDA長官代理が見積もりしている」

「年間32万トンものSRM由来牛脂、肉骨粉が畜産飼料になっている」

「年間25万トンもの死亡動物由来の油脂、肉骨粉が畜産飼料になっている」

「狂鹿病の大発生している米国でシカの肉骨粉が97年度以降も畜産飼料に混入している」


これらの他にも色々とあるんだけど、「輸入再開ありき」の内閣の姿勢に都合の悪いこう言った資料は、すべてインペイされて、リスク評価では完全に無視されたのだ。それなのに、背骨つき狂牛肉がドバッと輸入されて大騒ぎになり、野党からツッコミを入れられたら、突然、「現在、審議中」とはナニゴトだ? 一度は自分たちでインペイしたデータなのに、急いでゴミ箱から拾って来て、今、審議をしてるとでも言うんだろうか? ここまでバレバレの大嘘をつくとは、証人喚問だったらお前ら偽証罪だぞ!‥‥なんて思う狂牛病‥‥じゃなくて、なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、中身の無い虚業、ライブドアの化けの皮がはがれ、中身の無いコイズミ内閣の化けの皮もはがれ始めたワケだけど、全国民の見てる前で、堂々と大嘘をつくなんて、中川昭一も安倍晋三も、オジャマモンや内河健と同レベルのペテン師としか言いようがない。バカ田大学ですら卒業できそうにない中川昭一は、「事前に日本側が現地調査してから閣議決定する」って言う政府答弁書の方針を無視したことについて、「輸入再開以降でなければ、米国の施設が適切かどうか判断できないと思った」なんて言う、小学生でも首を傾げるような支離滅裂なことをノタマッた。挙句の果てには、「食の安全確保」の観点から「総合的に判断して、必ずしも質問主意書に対する答弁に反しているわけではない」なんて言う、メチャクチャな理論を展開した上に、広域ホニャララ団をバックに持つ安倍晋三までが、同じ見解を示したのだ。で、バカもここまで来ると言葉も無い‥‥なんてワケには行かないから、テッテー的に叩かせてもらう。

まず、農林水産大臣の中川昭一と厚生労働大臣の川崎二郎にモットモ責任のある「内閣府のインチキ査察団」の、ワンダホーすぎる大活躍ぶりをあたしがハッキリとお知らせする。何でかって言うと、あまりにもお粗末な「形だけの現地調査」の実態を知られたくなかった農林水産省と厚生労働省は、細かい日時などはどこにも書いてないイイカゲンな査察報告書しか公表しなかったからだ。


12月12日(月)−ニポン時間−コイズミ内閣が国民の声を無視して輸入再開を強引に決定。
12月13日(火)−アメリカ時間−コイズミの息の掛かったインチキ査察団、アメリカ、デンバー入り。
12月14日(水)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「Cargill Meat Solutions」を査察。
12月15日(木)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「Swift & Co. plant」を査察。
12月16日(金)−ニポン時間−「丸大食品」が輸入した狂牛肉4.6トンが成田に到着。
12月16日(金)−アメリカ時間−インチキ査察団、オフで観光やショッピングを楽しみ、夜は接待漬け。
12月17日(土)−アメリカ時間−インチキ査察団、オフで観光やショッピングを楽しみ、夜は接待漬け。
12月18日(日)−アメリカ時間−インチキ査察団、カンサス州へ移動して、昼間は観光、夜は接待漬け。
12月19日(月)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「National Beef(Liberal)」を査察。
12月20日(火)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「National Beef(Dodge City)」を査察。
12月21日(水)−アメリカ時間−インチキ査察団、アメリカ側が用意してた「Tyson Fresh Meats」を査察。


そして、このあと、アメリカ側が用意してたネブラスカ州とテキサス州の施設をザッと見て帰って来たってワケだ。国民の血税を使いまくって、さぞかし楽しい旅行だっただろう。10日も掛けて、査察した施設はたったの7ヶ所、あとは楽しい観光と接待漬け。ニポン向けの狂牛肉施設はぜんぶで50以上もあるのに、なんじゃこりゃ? お前らガキの使いか?

オマケに、狂牛肉の処理やパッケージング、空港までの輸送や輸出手続きの時間を計算すると、「丸大食品」が16日に輸入した4.6トンは、14日に査察した「Cargill Meat Solutions」や15日に査察した「Swift & Co. plant」のものではない。つまり、事前に他のどこか分かんない工場で処理したノーチェックの狂牛肉だったってワケだ。だいたいからして、ニポンで輸入再開が決定されてから、わずか4日後に4.6トンもの狂牛肉が成田に到着するなんて、どう見たって、前もって輸出の準備をしといたとしか思えない。ちなみに、この4.6トンの内訳は、狂牛肉が4.3トンと、狂牛横隔膜や狂牛舌などの危険極まりない狂牛内臓肉が0.3トンだ。

そして、調べてみたら、ビンゴ! 「Harris Ranch Beef Co.」って言う、ニポン側がまったく査察をしてない会社が輸出したものだった! この他にも、19日には、住友商事が、やはりまったく査察をしてない「Sun Land Beef Co.」って言う会社から輸入してるし、18日には「業者非公開」の狂牛肉も届いていたのだ。

だからこそ、政府答弁書の方針通りに、きちんと輸入再開前に査察をすべきだったのに、実際には、再開が決まってからの大慌ての現地調査。それも、ただ遊びに行っただけ。本来なら、「現地調査→輸入再開決定→輸入」ってのがスジなのに、まず初めにアメリカ側が輸出用の狂牛肉4.6トンを準備して、それからニポンが輸入再開を決定して、最後に現地調査って、サスガ、在日アメリカ大使、コイズミのやることはイカレてるよ、まったく。その上、「文句があるならアメリカに言え!」とはナニゴトだ!

これが、中川昭一や安倍晋三の言う「食の安全確保」の実態であり、この呆れ果てた事実を見れば、今回の背骨つき狂牛肉の混入問題が、起こるべくして起こったってことは一目瞭然だろう。さらには、コイズミ以上の無責任男、安倍晋三に至っては、すでに流通しちゃった1500トンもの狂牛肉に対して、「輸入業者による自主的なチェック」なんて言うデタラメでお茶を濁す始末。いったい、どこまで国民をバカにすれば気が済むんだろう?

テレビのニュースを見たら、「日本ハム」や「スターゼン」の工場で、狂牛肉の箱を開けて、真空パックのビニールの上から軽く手でなでるだけで「はい、オッケー」みたいな、あまりにもテキトーなチェックをしてる映像が流れてたけど、コイツラって、悪質な前科者たちじゃん。日本ハムの牛肉偽装事件は、あまりにも有名だけど、スターゼンにしたって、2年近くも、白豚のパックに値段の高い「黒豚」のラベルを貼ったり、安い牛肉のパックにブランド牛の「佐賀白石牛」のラベルを貼ったりして、スーパーとかで売り続けてた詐欺グループじゃん。こんな悪質な企業が東証1部上場企業だってのも理解できないけど、こんな前科者たちが、自分たちでちゃんとしたチェックなんかするワケがないだろう。肉の偽装を続けて来た悪質な企業に、自分たちで肉のチェックをさせるなんて、ヒューザーのマンションの検査をヒューザーの社員にやらせるようなもんだ。

‥‥そんなワケで、コイズミ直属の内閣府のプリオン専門調査会が、都合の悪いデータや資料をすべてインペイし続けて来た上に、何の役にも立たない形だけのインチキ査察団を遊びに行かせた結果が、今回の「輸入再開、即、中止」って言う、あまりにもアホらしい結末ってワケだ。これは、誰がどう見たって、農林水産大臣の中川昭一と厚生労働大臣の川崎二郎の辞職は当然として、コイズミや安倍晋三にも今すぐに辞めてもらわないと、国民は納得しないだろう。だけど、コイズミや安倍晋三は、こんなつまんないことじゃなくて、これからもっと素晴らしいミサイルが炸裂するから、それまでは細々とそのイスにしがみついておいて欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)


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