オジャマモンの証人喚問
今日、午後1時45分から行なわれるオジャマモンの証人喚問で、各議員に振り分けられた持ち時間は、以下の通りだ。
林幹雄委員長 15分
自民党 衛藤征士郎(森派) 15分
自民党 早川忠孝(森派) 25分
公明党 佐藤茂樹 20分
民主党 長妻昭 15分
民主党 馬淵澄夫 20分
共産党 穀田恵二 10分
社民党 保坂展人 10分
国民新党 糸川正晃 5分
自民党から質疑に立つ2人が、両方とも「森派」だって言うのも傑作なんだけど、それにしても、年金未納議員の巣窟、自民党森派の中から、「ど根性ガエル」の町田先生もビックルを飲み干すような、年金未納生活24年の衛藤征士郎なんかが、よくも「質問する側」に立てたもんだ。本来だったら、衛藤征士郎の証人喚問を実施して、四半世紀も年金納付をバックレ続けて来た事実はもちろんのこと、数々の企業との癒着について、「質問を受ける側」の人間だろが? by ネゴシックス‥‥なんてことも言ってみつつ、この自民党の呆れ返る人選からも、いかに自民党の森派が建設業界とベッタリ癒着してるのかってことが丸見えだろう。
その上、いつでもいいようなライブドアのガサ入れなんかをワザワザ証人喚問の前日の、それも夕刊のアトに持って来て、今日の朝刊の一面を「伊藤公介とヒューザーの深い癒着」から「ライブドアに強制捜査」へと書き換えさせる念の入れよう。そして、明日18日の朝刊は、宮崎勤の死刑確定と阪神淡路大震災とで塗りつぶされ、今日の証人喚問の記事は、そのぶん小さく扱われる。
コイズミ茶番内閣のチーフプロデューサー、飯島秘書官は、伊藤公介と同郷の大親友だから、ここまでアカラサマな情報操作を平然とやってるんだけど、あんまりやりすぎると、愛するコイズミ大将軍様の首を絞めることになっちゃうから、ホドホドにしといたほうがいいよ(笑)‥‥なんてことも言ってみつつ、この続きは、このアトの証人喚問を見て、さらに、今夜の「ロンドンハーツ」に出演する玲奈ちゃんの可愛らしさをタップリと味わってから書く予定なので、皆さん、また今夜お会いしましょう。
‥‥そんなワケで、あたしは、今、録画しといた証人喚問を見終わって、急いで続きを書き始めたんだけど、今日の証人喚問を見た一番の感想は、ニポン全国の皆さんと同じで、去年はレイザーラモンHGが流行ったけど、今年は「補佐人」が流行りそうだ!ってことだ。「補佐人」、「ほさにん」、「ホサニン」‥‥なんて甘い響き、なんてステキな響きなんだろう。カタカナで書くと、お茶に含まれてる成分みたいで、なんか健康にも良さそうな気がして来るけど、正しい意味は、読んで字のごとく、何かを補佐する人ってワケで、今回の場合は、オジャマモンの補佐のために登場した。そして、ジョジョの後ろに立つスタンドのように、和田アキ子の後ろに立つレイ・チャールズの背後霊のように、オジャマモンのナナメ後ろにピッタリと寄り添い、ほとんどの質問に対して、証言を拒否させ続けた。
なんて素晴らしいホサニン、お金のためなら全国民を敵に回しても何とも思わないホサニン、ナニゲに作家の村上龍に似てたホサニン。今年は、みんなでホサニンを流行らせよう!‥‥なんてことも言ってみつつ、この無能なホサニンのオカゲで、伊藤公介どころか、安倍晋三との癒着の構図まで全国にアピールすることができて、とりあえず第一段階はオッケーって感じになった。これで、伊藤公介の参考人招致は当然として、安倍晋三の飯塚政策秘書の参考人招致も要請できそうな流れになって来たので、ホサニンくん、グッジョブ!(笑)
で、ホサニンくんに負けないくらいイイ仕事をしてくれたのが、やっぱり民主党の2人だった。あれほど、「直接、姉歯に仕事を頼んだことはない!」って断言し続けてたオジャマモンから、ヒューザーのトンネル会社、「エー・ピー・アール」を間にはさんで、姉歯に直接、構造設計の依頼をしたことがあるって証言させることに成功した長妻議員、そして、オジャマモンと自民党とのディープな関係を全国に発表してくれた馬淵議員。これによって、冒頭で必死に、オジャマモンと伊藤公介との関係性が希薄なことを強調しまくってた年金未納オヤジ、衛藤征士郎の軽薄な作戦が、すべて裏目に出る結果となった。そして、自民党森派の議員が、身内をかばうような質疑をすればするほど、国民の疑惑は増すばかりで、自分の首を自分で絞めることになる。
‥‥そんなワケで、昨日の日記に書いた伊藤公介の錬金術のひとつ、地元に公共事業を引っぱって来て、市長とグルになって、自分の仲間のゼネコンを使い、そこからキックバックを受け取るって方式、コレって、自民党森派の十八番だって書いたけど、森派の薄汚い血が全身に流れてる安倍晋三も、ご他聞に漏れずに、同じことを繰り返して来た。安倍晋三の場合は、地元である山口県下関市を舞台にした悪事を10年以上も前から繰り返して来たんだけど、コイズミと同じく、地域のホニャララ団の力を悪用して来た。
安倍晋三の本性は、スマートに見えるテレビでの顔とは別人で、下関市のホニャララ団、K組とベッタリ癒着してる。そして、K組の力を悪用して、市長を脅し、市議会を自分の思うままに支配し、自分の息のかかった中央のゼネコンに地元の公共事業を斡旋して、キックバックされたお金をK組と山分けしているのだ。まさしく、自民党森派の真骨頂ってとこだろう。自社株を100分割する錬金術は徹底的に叩かれるのに、ホニャララ団を使って企業からキックバックさせる錬金術の場合は、伊藤公介にしても安倍晋三にしても党をあげての擁護ってことで、コイズミ茶番内閣の腐り具合が良く分かるってもんだ。
安倍晋三って言えば、自民党のオカカエ放送局、NHKの職員を呼びつけて恫喝したことでもオナジミだけど、そう言えば、昨日のライブドア家宅捜索の第一報は、NHKだった。それも、家宅捜索が行なわれる2時間以上も前に、フライングの形で報じられた。本来、こう言った家宅捜索は、証拠隠滅の怖れがあるために、必ず極秘で行なわれるものだ。それなのに、何でNHKには、2時間以上も前に情報が流れたんだろう? 誰が流したんだろう?‥‥なんて基本的なことは、あたしがワザワザ書かなくても、皆さんのご想像通りってワケだ。
‥‥そんなワケで、今日の証人喚問では、「オジャマモンが安倍晋三の飯塚政策秘書に陳情をして、それによって安倍晋三がヒューザー寄りの発言をした」ってことが分かった。つまり、安倍晋三がこの証言の内容を肯定すれば、自分の派閥に献金してくれる一企業のために動いたってことだし、証言の内容を否定すれば、オジャマモンの偽証罪が確定するってワケだ。だけど、あれほど証言を拒否し続けてたオジャマモンなんだから、数少ない証言に、まさか嘘は無いだろう‥‥って言うか、嘘をつくくらいなら、この質問への回答も拒否するだろう。
これで、ポスト小泉を狙って調子に乗りまくってた安倍晋三は、「安晋会(あんしんかい)」どころか「不安会」って感じになっちゃったワケだけど、いつまでも消えてく男のことを書いててもジンジャエールなので、ここでコロッと話題を変えて、コソコソと逃げまわってる伊藤公介について書いて行く。まず、次にあげるのは、2004年5月1日の中国の新聞、「大連日報」の記事を和訳したものだ。
「日本の企業が大連の保税特別区と契約した」
「昨日、日本の衆議院議員で、国家基本政策委員会委員長の伊藤公介代議士が、夫人を同伴して大連市を訪問した。これは、日本の山田建設株式会社と、大連保税特別区管理委員会との使用契約調印式のためで、大連市長の夏徳仁は、ゲストハウスで、伊藤公介代議士一行を迎えた。(後略)」
ようするに、伊藤公介が、ヒューザーや東日本住宅と同じく、ベッタリと癒着してる山田建設のために、ワザワザ中国の大連まで一緒に行って、市長に引き合わせて、仕事を斡旋したってワケだ。そして、山田建設のホームページを見ると、こんなことが書いてある。
山田建設
平成13年12月 中国(大連)に山田建材有限公司設立
平成17年4月 中国・大連山田建材有限公司で新工場竣工
平成17年4月 中国(大連)に山田房地産開発有限公司設立
それから、伊藤公介の息子、伊藤俊輔が代表取締役をつとめる会社、「融創国際」には、昨日の日記にも書いた通り、何人もの中国人が取締役になってて、建築資材の輸入などを行なってる。そして、伊藤俊輔のもうひとつの会社、「フューチャービジネスネットワーク」は、山田建設もお得意様にしてるのだ。う〜ん、なんて素晴らしい癒着具合なんだろう。まるで、A液とB液を混ぜ合わせてから使うナントカ接着剤みたいに、完全にくっついてる。
そう言えば、今日の証人喚問で、長妻議員から、「伊藤代議士のファミリー企業、フューチャービジネスネットワークには、ヒューザーの物件の管理の仕事はどれくらい行ってるんですか?」って聞かれたオジャマモンは、またまたホサニンと相談してから、「本件に関しましても、同じような理由から、証言を拒絶させていただきたいと思います」って答えてた。16日の朝刊で「フューチャービジネスネットワーク」のことをフライング報道した朝日新聞は、正確な調査や裏づけを取らずに、「排水ポンプの点検業務1件を2万3000円」で発注しただけと伝えた。だけど、あたしの手元にある資料では、ちゃんとしたマンション管理業務を請け負っていて、その金額も遥かに大きいし、きちんとした契約書も存在してる。だから、あたしは、昨日の日記に、そのことを書いた。
そして、ホントに朝日新聞が伝えた通り、「排水ポンプの点検業務1件を2万3000円」で発注しただけなら、この長妻議員の質問に対しては、正直にそう答えればいいだろう。でも、オジャマモンは、証言を拒絶したのだ。つまり、朝日の報道は嘘で、ホントのことをしゃべったら自分に都合の悪いことになるってことを自らが証明したってワケだ。
ホントのことをしゃべれば、ヒューザーとフューチャービジネスネットワーク、つまり、自分と伊藤公介との深いつながりが露呈して、事前に自民党側から口止めされてることまでしゃべる結果になっちゃう。だから、最終的には森派にケツを拭いてもらうために、前もって打ち合わせした通りに、ちょっとでもヤバイ質問には、すべて「拒絶させていただきます」って言ってたワケだ。だけど、その「拒絶させていただきます」の連発が、逆に疑惑を深める結果になっちゃった上に、優秀なるホサニンの協力もあって、オジャマモンや伊藤公介どころか、安倍晋三との癒着までが全国へと中継されちゃった。これで、また一歩、悪のピラミッドの頂点に君臨するコイズミに近づけたってワケだ。
‥‥そんなワケで、あたしは、大急ぎで日記を書き終えたので、これから愛する玲奈ちゃんが出る「ロンドンハーツ」を見るために、焼酎のお湯割りの梅干し入りを作って、キュウリのキューちゃんと塩辛を用意して、テレビの前で精神統一でもしようかと思う今日この頃なのだ(笑)
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