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2006.01.13

「きっこの日記」の基礎知識

最近、色んなメディアで「きっこの日記」が取上げられるようになって来て、そのオカゲだと思うんだけど、新しい読者が増えて来た。それは嬉しいことなんだけど、そのぶん、読者からのメールも増えて来た。それも、嬉しいことと言えば嬉しいことなんだけど、メールの数が増えれば、過去ログを読んでない人からのメールも増えて来る。たとえば、過去にあたしが紹介した本とか、紹介した映画なのに、「きっこさん、この本をぜひ読んでみてください」とか、「この映画を観てください」とか‥‥。

まあ、そう言うレベルならいいんだけど、最近、気になるのは、「はじめまして」のヒトコトもなく、用件だけが書いてあるメールとか、ハンドルネームすら書いてないメールだ。何も本名を書く必要は無いけど、ハンドルネームやニックネームを書き、「はじめまして」とか「こんにちは」とか書いて、簡単な自己紹介くらいしてから本文を書くのは、初めてメールを送る相手に対する最低限のマナーだと思う。それから、フリーメールアドレスのものやデタラメなメールアドレスのものは、受信の段階で振り分けてゴミ箱に行くように設定してあるって、今までに何度か書いて来たけど、それでも理解してない人が多いみたいで、たまにゴミ箱を見ると、さるさる日記経由のメールが、何十通も振り分けられてる。あたしは、正しいアドレスが記入されてないメールは開封しないので、どうしてもあたしに伝えたいことがある人は、せめて自分のアドレスくらい、ちゃんと記入して欲しい。

‥‥って、最初からグチっぽくなっちゃって申し訳ないけど、あたしのとこには、毎日100通前後のメールが届く。そのうちの9割以上は、きちんとアイサツが書いてあって、励ましのお便りだったり、ていねいに感想が書いてあったり、楽しいお便りだったり、貴重な情報提供だったりして、あたしは、とっても嬉しい。だけど、ホンの何通かの非常識なメールによって、ガックリと疲れが出ちゃうのだ。猫だって119番に電話する時代なんだから、人間だったら「はじめまして」の6文字くらい打って欲しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、昔からの読者なら知ってて当然のことでも、最近の読者は知らないことも多いので、今日は、「きっこの日記の基礎知識」ってことで、あたしの日記を読む上でのポイントって言うか、基本的な知識を書いて行く。昔からの読者でも、「なんだ、そう言うことだったのか!」なんて発見もあるかも知れないので、サラサラッとお茶漬けを食べるみたいに読んで欲しい。

まず、一番基本的な、「あたし」って言う表記について。これは、誰が書いても同じ文字で、個性が無いどころか、判別すら難しいインターネット上で、少しでも個性を出そうって言うか、ふだん話してる言葉に近い表現をしようと思って、選択、使用してる。「私」だと男性か女性かも分からないけど、「あたし」なら女性だってことが分かる。それから、あたしの大好きなaikoが、歌詞で「あたし」って書いてることにも、ちょっとだけ影響されてる。中には、この「あたし」って表記が鼻につく人や、嫌悪感を感じる人もいると思うけど、そう感じる人は、読まなければいいだけの話だ。

それから、今や「きっこの日記」のスタイルになっちゃった「〜今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?」は、そこまでの部分を本題に入る前の「マクラ」として、そのアトの「‥‥そんなワケで」からが本題って形なんだけど、これは、落語のスタイルを取り入れてる。あたしは、春風亭小朝の落語が大好きなんだけど、どこが好きかって言うと、マクラから噺への絶妙の流れ方だ。小朝が高座に上がって、何でもない世間話を始める。こっちは、「ふんふん」なんて感じで聞いてると、いつの間にか落語が始まってる。そして、知らないうちに噺の世界に引き込まれてる。この一連の流れは、天才芸としか言いようがない。

それで、あたしは、マクラから本題、そして最後にオチって言う、落語の流れを日記に取り入れてみようと思った。だけど、毎日毎日そんなに上手に書けないから、「今日はマクラはまあまあだけどオチが失敗したな」とか、「オチだけは決まったんだけどマクラがダラダラしちゃったな」とか、いつも反省してる。それに、日常の話題の時はいいんだけど、狂牛病だのマンション問題だのの場合には、あんまりハメを外した書き方もできないし、マクラとかオチとかを考えるよりも、できるだけ正確に真実を書くことを重要視してるから、文体も硬くなっちゃう。

そんな中で、マクラから本題からオチに至るまで、自分でも「今日は上手に書けた!」って思える自信作の日が、タマにある。去年1年だと、10回くらいあったから、1ヶ月に1回、あるかないかって感じで、確率としてはソートー低い。ちなみに、去年、2005年の1番の自信作は、7月7日の「七夕の夜」、2番目は、7月26日の「恐怖のテュポン」、3番目は、1月19日の「謎の大三角」、この3本が、あたし的には気に入ってて、自分でも時々読み返すことがある。だから、最近読み始めた人は、とりあえずこの3本を読んでくれれば、あたしのレッドゾーンが分かると思う。

‥‥そんなワケで、この、「‥‥そんなワケで」ってのを多用するのも、「きっこの日記」の特徴なんだけど、これには、2つの意味がある。1つは、長文を最後まで読んでもらうためのリズムの役目で、もう1つは、この「さるさる日記」は1日のワクに1000文字までしか書き込めないので、書く時にも、だいたい1000文字単位で区切って書くようにしてて、その目安にしてる。この「‥‥そんなワケで」の多用も、「あたし」って表記と同じで、鼻につくとか、ウザイとか感じる人もいるかも知れないけど、そう思う人は読まなきゃいいだけだ。

アトは、「ニポン」て言う表記についてだけど、未だに、「きっこさんは何でニポンて書くんですか?」とか、ヒドイのになると、「日本をニポンなどとふざけて表記するとは、あなたは左翼ですか?」なんて言うバカゲたメールまで来るので、理由を知らなかった人は、2002年8月4日の「ニッポン人とニホン人」を読んで欲しい。このころは、別のケータイサイトに書いた日記で、それをこの日記に移植したので、下から上に読むようになってるけど、ナンバリングが振ってあるから、分かると思う。それから、左翼とか右翼とかってのは、あたしはぜんぜん興味が無いし、あたし自身、偏った思想は嫌いだから、どっちも支持してない。あたしの書いてることの中には、右翼的なことも左翼的なこともあるけど、それは、「その問題に限ってはそう思う」ってだけで、あたしは単なる「愛国者」だ。あたしは、ニポンが大好きだし、ニポンに生まれたことを誇りに思ってる。だから、あたしの愛するニポンを破壊し続けて、アメリカに売り飛ばそうとしてるコイズミを憎んでるだけだ。

ついでに書いとくけど、あたしは、社民党を支持してる。だけど、それは、何年間も病気の母さんを看て来た経験から、今のニポンの医療制度などにデッカイ不満を持ってるワケで、その部分でどこよりも弱者の立場に立った政策を訴えてるのが社民党だからだ。だから、社民党が言ってることを何から何まで支持してるワケじゃないのは当然で、北朝鮮の問題や辻元清美なんかを出馬させたことに関しては、とてもじゃないけど賛成できない。それなのに、世の中には、社民党や共産党を支持してるって言うと、それだけで「左翼」って決めつける単細胞がいる。そう言うゾウリムシレベルの脳みその人たちは、この国が滅びるのを黙って見てればいいと思う。

‥‥そんなワケで、ちょっとダッフンしちゃったけど、この「ダッフン」て言うのは、もちろん志村けんの「ダッフンだぁ〜」から来てて、「脱線した」って意味で使ってる。JR福知山線の事故があったから、あんまり「話が脱線した」って表現を使いたくなくて、それで「ダッフン」を多用するようになった。他には、「リトル心配」とか「リトル触れとく」とかって、あたしは「リトル」を多用するけど、これにも意味がある。「リトル」ってのは、「小さい」って意味でも「少ない」って意味でも使われるけど、あたしは、この英語の持つアバウトさがガマンできないのだ。ニポン語の場合は、「小さい」と「少し」、つまり、「小」と「少」って、似てる文字でちゃんと区別してる。この、ニポン語の繊細さと、「小」も「少」もイッショクタにしてる英語のアバウトさを比較すれば、ニポン語の素晴らしさが分かるだけじゃなくて、その言語を使ってる人種のタイプも見えて来る。

大統領も「牛肉はなるべく食べないようにしてる」って言ってるクセに、他国には平気で狂牛肉を押しつけて来るような人種のアバウトさ、それが「少ない」ことを「リトル」って言う言語文化に表われてる。だから、あたしは、英語圏の人間のアバウトさをアピールするために、「リトル心配」とか「リトル触れとく」とかってふうに、ワザと「少ない」とか「少し」って意味で使ってるのだ。他には、「ビックル」は「びっくり」ってことで、「ビックル一気飲み」は「すごく驚いた」ってことなんだけど、こう言うのは説明しなくても、なんとなく雰囲気で分かると思う。

ふう‥‥ここまでイキオイだけで書いて来て、あと、何か書いとくことはなかったかなぁ〜って考えてみたら、「小さいきっこ」が残ってた。「小さいきっこ」って言うのは、あたしの中の「心の体育館」って場所にいて、あたしが困ったり、元気がなくなったり、嬉しいことがあったりすると、ゾロゾロと出て来て、あたしを励ましてくれたり、一緒に喜んでくれたりする、あたしの分身だ。最初に「きっこの日記」に登場したのは、2001年9月20日の「中華バンバン♪」で、レオタード姿の小さいきっこたちが、武富士ダンスを踊ってる。このころは、ケータイサイトの日記にケータイから書き込んでたから、文章も短いし、今と違ってブリッコキャラを演じてたから、言葉づかいとかも、ワザとバカっぽく書いてた。だけど、長いこと日記を書き続けてるうちに、キャラを演じるのが苦痛になって来て、だんだんにふだんの話し言葉に変化して来た。

「小さいきっこ」は、だいたい50人くらいいて、2003年12月28日の「増殖する日々」では、なんと80人にまで増えちゃったけど、やっぱり、あんまり多すぎるのもアレなので、自然に淘汰されてって、いつの間にか50人に戻った‥‥と思ったのもトコノマ、2004年11月24日の「小さいきっこセピア」では、弟子入りして来る小さいきっこたちが後を絶たないため、約50人の正式メンバーの下に、見習いグループの「小さいきっこセピア」が誕生して、20人が加わった。で、こんな感じの「小さいきっこ」だけど、2005年8月5日の「こぎつねキッコの盗作事件簿」では、そのルーツを明かしているので、その部分だけを抜粋してみる。


「小学校の高学年の時に読んだんだけど、『びんの中のこどもたち』って言う物語があって、作者は覚えてないので、今、調べてみたら、『大海 赫』って人だった。この物語では、キッコは、ちゃんと女の子だ。それで、ある日、お姉ちゃんたちが何者かに誘拐されちゃって、末っ子のキッコが、ひとりで探しに行く。そして、怪しいと睨んだ男のマンションに忍び込むんだけど、実は、この男が悪魔で、キッコは見つかっちゃって、薬で眠らされて、気がつくと小さくされてて、ビンの中に入れられちゃうのだ。ここから、あたしの中にいる『小さいきっこたち』って概念が生まれたんだけど、このお話のキッコは、ビンの中でノミに勉強を教わったりするくらいだから、ものすごく小さい。だけど、あたしの『小さいきっこ』は、あたしの12分の1のスケールって設定なので、身長は、13.4cmだ。あたしの耳とか口からゾロゾロと出て来る時には、もっと小さくて、外に出た時点で13.4cmになるって言う、都合のいいキャラだ。小さいきっこは、ぜんぶで約50人いて、その下に、見習いの『小さいきっこセピア』のメンバーが20人くらいいる。」


‥‥そんなワケで、今んとこ、これが「小さいきっこ」の最新版の設定なんだけど、あたしの気分と都合で、これからも色々と設定が変化して行くかも知れない。それで、最近でもチョコチョコとは登場するんだけど、あんまり活躍はしてない。2005年10月29日の「胃の中の小さいきっこたち」では、あたしが、生まれて初めて恐怖の胃カメラを飲んだんだけど、その時に画面にグッタリしてる小さいきっこたちが映し出されたって言うギャグを折り込んでみた程度だ。だから、これからは、もうちょっと小さいきっこたちにも活躍してもらおうと思ってる。それから、最後に、この日記の左側にある「日記内を検索」を使うと、過去ログすべてをサーチすることができる。たとえば、「小さいきっこ」って入れてサーチをかけると、過去の日記で「小さいきっこ」が登場したものが、すべて一覧で表示される。だから、最近読むようになった人は、この機能を利用して、「きっこの日記」の膨大な過去ログの中から、興味のある日記を探して欲しいと思う今日この頃なのだ。


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