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2006.03.29

懲りないバカボンたち

Akiyama
朝日新聞社の社長、秋山耿太郎(こうたろう)の長男、秋山竜太(35)が、マリファナの所持で現行犯逮捕されてたことが分かった。3月10日、目黒区下目黒4丁目在住の自称フリーテレビディレクター、秋山竜太は、渋谷区渋谷2丁目の路上で、挙動が不審だったために、渋谷署の警察官から職務質問を受けて、ジャンパーのポケットに約1.3グラムのマリファナを所持していたため、現行犯逮捕された‥‥って、ここ、渋谷署のまん前じゃん! サスガ、親が大物だと、息子も気がデカくなっちゃうんだろうか? マリファナ持って、警察署のまん前をウロウロしてただなんて、怖いもの知らずって言うか、チャレンジャーって言うか、アホって言うか‥‥。

で、本人は、「自分で使うため持っていた」って供述してて、素晴らしい息子を育てあげた秋山耿太郎社長は、「息子の愚かな行為に驚いております。本人がきちんと責任を負い、法に従い、罪を償ってほしいと思います」って、まるで他人事みたいなコメントを炸裂させた。だけど、覚醒剤とかの麻薬ならともかく、麻薬でも何でもないマリファナが、たった1.3グラムなんて、何の罪にもなりゃしない。どんなに最長でも、22日の拘留で、親が親だから保釈金は300万円以上になると思うけど、それだってちゃんと返してもらえるし、罰金も無いし、懲役1年の執行猶予3年てとこで、チョンだ。

だけど、これは、あくまでも「初犯」の場合であって、この秋山竜太って男は、MDMAも所持、使用してた上に、前にも逮捕されてて、現在は執行猶予中だった。だから、たとえ少量であっても、実刑を食らう可能性も高いし、実刑になるか執行猶予がつくかってのは、弁護士の腕によるところが大きい。で、当然のことながら、親がお金にモノを言わせて優秀な弁護士を雇ったので、たぶん、懲役2年4月の執行猶予4年てとこで、チョンだろう。そして、今度は、その執行猶予中にまたパクられて、田代まさしの二の舞になりそうな予感がマンマンな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、2度目の逮捕なのにも関わらず、「息子の愚かな行為に驚いております」ってノタマッた秋山耿太郎社長は、サンゴに自らキズをつけるほどの素晴らしい演技派ってことで、アホデミー賞でもくれてやろう‥‥なんてことも言ってみつつ、今日のニュースでは、「警察は現在、入手経路を調べている」って言ってたから、まだ身柄は渋谷署にあるんだろう。だから、10日の検事拘留が延長されたことは確実なので、もう一度、地検に連れてかれて、保釈されるとしても、4月1日の午後か2日の午前だけど、残念なことに、4月1日は土曜日、2日は日曜日だから、3日の午前中になる‥‥と見せかけておいて、マスコミを避けるために、3月31日に地検に行って、その日の夜にソッコーで保釈ってラインもあるから、マスコミの皆さん、3月31日には渋谷署へGO!‥‥なんてことも言ってみつつ、ヘタにペラペラしゃべってイモヅルが伸びちゃうと、そのぶん、拘留も伸びるし、場合によっては、小菅の拘置所に行くことになる。

秋山竜太が、渋谷署に拘留されてる22日間は、当然、毎日3食の食事が無料で食べられるし、何日に一度か、お風呂にも入れる。留置所についてるトイレを使えば、水洗の水は流れるし、ちり紙も使い放題だし、寝るときの毛布やマクラも、みんな支給される。そして、取調べの刑事たちのお給料も、地検へ行くマイクロバスの燃料も、検事や裁判官のお給料も、何から何まで、ぜんぶあたしたちの税金から出てる。それなのに、秋山竜太は、1円も払わずに、帰って来れる。あたしは、コレって、どうしても納得が行かない。サスガに、刑事や検事のお給料までを払えとは言わないけど、せめて、テメエが食べた食事代くらい、犯罪者や容疑者が払うようなシステムにして欲しいと思う。マジメに生きてる人間でも、1日に3食きちんと食べられない人だってたくさんいるのに、何で犯罪者が、タダでご飯が食べられるのか、理解に苦しむ。

とは言っても、イノシシ容疑者みたいな大犯罪者はともかくとして、秋山竜太の場合は、たまたまニポンだったから法律に触れたってだけで、マリファナが解禁されてる先進国だったら、何の罪にもならない。たとえば、オランダだったら、29グラムまでは、個人が楽しむぶんとして、法律で所持がみとめられてる。だから、たった1.3グラムなんて、小学生の遠足のオヤツみたいなもんで、こんなんで逮捕だなんて、まったくの笑い話だ。

「麻薬」ってものの定義のひとつに、「肉体的依存性」ってことが挙げられる。ようするに、「中毒になるもの」ってことだ。だから、覚醒剤をはじめとして、ヘロインとかコカインとかは、麻薬に指定されてて、所持したり使用したりすれば、「麻薬取締法」の違反で逮捕されちゃう。これは、極めて当然のことだ。だけど、マリファナの場合は、朝から晩まで毎日毎日吸ってても、絶対に中毒にはならないから、ニポンの法律では、麻薬に指定できない。そのため、「大麻取締法」なんて言うワケの分かんないトンチンカンな法律を勝手に作っちゃって、ニポンの文化である大麻を取り締まってるってワケだ。

それなのに、お酒やタバコなど、確実に「中毒」になることが証明されてる「麻薬」は、野放しにされてるどころか、法外な税金を課して、堂々と販売してる。ようするに、中毒になるものを販売して、国民から血税を巻き上げてるクセに、中毒にならないものをデタラメな法律で取り締まってるってワケで、こんな矛盾は前代未聞だ。秋山竜太は、マリファナを1.3グラム持ってただけで逮捕されたけど、1.3グラムなんて、細いジョイント2本巻いたら終わりじゃん。たとえば、このジョイントを100本吸っても、ハイライトを1本吸うのよりも、遥かに体にいい。ウイスキーをコップ1杯飲むのよりも、遥かに体にいい。

‥‥そんなワケで、「大麻」ってのは、ニポンの素晴らしい文化だった。たとえば、東北のほうの古い文献などには、「夜鳴きする赤ちゃんに、大麻の新芽を食べさせると、すぐに泣き止んでぐっすりと眠る」って言う生活の知恵も残ってるし、着物の柄にも麻の葉の模様が使われてるし、他にも、大麻の種や繊維を使った素晴らしい文化が、ニポン各地に数多く残されてる。だけど、今は、アホらしい法律のセイで、こう言った文化も、すべて途絶えてしまった。これは、「PSE法」によって、文化的価値のあるヴィンテージ楽器までもが使用できなくなるって言ってたのと、まったく同じ理屈なのだ。海外から密輸されて、ホニャララ団の資金源になってるようなマリファナは、当然、取り締まるべきだけど、それと同時に、ニポン各地に自生してる大麻までを取り締まりの対象にして、それにともなった文化までを破壊してしまうなんて、本末転倒もいいとこだ。

ここはひとつ、「テクノポリス」をBGMに、坂本龍一教授に登場してもらって、「はっきり言うと、これは文化破壊です!」って言ってもらわないと、ダメなのかな? でも、あたし的には、どうせだったら、「マリファナ音頭」をBGMに、パパランキンに登場してもらうか、「はっぱすいすい」をBGMに、小林克也先生に登場してもらうか、これくらいのインパクトが欲しいとこだ。あとは、マリファナが大好きな森喜朗の長男に、オヤジの力を使って合法化してもらうとか、森喜朗の長男と仲のいい武部ブタの次男からも頼んでもらうとか、やっぱり、ニポンの裏社会を牛耳ってる自民党の森派が動かないと、法律を捻じ曲げるのは難しいだろう。

‥‥そんなワケで、結局、今の世の中は、広域ホニャララ団とベッタリ癒着してる自民党の森派が、すべての権力を握ってるワケで、森派の中から次期総理が出て来れば、まだまだコイズミ地獄が続いてくってワケだ。中でも、誰よりもホニャララ団や洗脳宗教と癒着してる安倍晋三なんかが総理大臣になった日にゃあ、この国は、今以上に、ホニャララ団と悪徳企業のパラダイスになっちゃって、国民にとっては、ジ・エンドだ。自民党の能無し議員どもも、タマにはマリファナでも一服して、沖縄のカジノ計画のこと以外も考えてくれると、ちょっとはマシな世の中になると思うんだけど、ワイロ漬けのタヌキどもには、今さら何を言ってもムダだろうな‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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