いよいよF1開幕!
あたしの血がフツフツと沸き立ち、小さいきっこたちもレオタード姿になって忙しくなるシーズンがやって来た。そう! 地球上で最高峰のモータースポーツ、F1が開幕した! 前にも書いたから理由は割愛するけど、今年は、いつもと違って、バーレーンGPが第1戦なので、そこんとこだけは砂っぽくてイマイチなんだけど、ま、お口の中をジョリジョリさせながらの観戦も楽しいもんで、花粉症に負けずに、サワヤカに行ってみたい。
で、今さら説明することもないと思うんだけど、今シーズンからは、エンジンが小さくなったり、タイヤ交換が復活したりと、大幅なレギュレーションの変更があった。そんな中で、何よりもドライバーたちを混乱させてるのが、予選方式の変更だ。これは、すごく大きなことなので、念のために書いとくけど、去年までは、簡単に言えば、予選で一番速いタイムを出したドライバーがポールポジションに行くって言う、普通と言えば普通の方式だった。だけど、今シーズンからは、遅いドライバーから、つまり、下位グリッドから決めてくって方式になった。
詳しく説明すると、まずは15分間、全マシンによる予選アタックを行なって、その間の最速ラップタイムが遅かった6台が、17〜22番グリッドに決まる。それから、5分間のインターバルのあと、15分間、その6台を除いた16台による2回目の予選アタックを行なって、遅かった6台が、11〜16番グリッドに決まる。続いて、5分間のインターバルのあと、今度は20分間、残りに10台で最終アタックをして、上位10番グリッドを決める‥‥って言う足切り方式だ。もちろん、予選を終えたマシンは、今まで通り、翌日の決勝までパルクフェルメ(車両保管場所)に入れられて、セッティングなどはできなくなる。だから、予選で上位を目指しつつも、燃え尽きるような走りをしちゃったらカンジンの決勝を走れなくなっちゃうから、その辺のサジ加減が難しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、考えようによっては、決勝よりも予選のほうが面白そうになっちゃったF1だけど、この予選の結果、つまり、決勝のスターティンググリッドをサラッと流しとくと、こんな感じになった。
1.シューマッハ兄(フェラーリ)
2.マッサ(フェラーリ)
3.バトン(ホンダ)
4.アロンソ(ルノー)
5.モントーヤ(マクラーレン)
6.バリチェロ(ホンダ)
7.ウェバー(ウィリアムズ)
8.クリエン(レッドブル)
9.フィジケラ(ルノー)
10.ハイドフェルト(ザウバー)
11.ヴィルヌーブ(ザウバー)
12.ロズベルグ(ウィリアムズ)
13.クルサード(レッドブル)
14.トゥルーリ(トヨタ)
15.リウッツィ(トロロッソ)
16.スピード(トロロッソ)
17.シューマッハ弟(トヨタ)
18.アルバース(ミッドランド)
19.井出有治(スーパーアグリ)
20.佐藤琢磨(スーパーアグリ)
21.ライコネン(マクラーレン)
22.モンテイロ(ミッドランド)
ちなみに、最後の2台は「あれ?」って感じだけど、ライコネンは、タイムアタック中に、サスペンションにトラブルが出て、大クラッシュしちゃって、ノータイムだった。それから、モンテイロは、スペアカーに乗り換えたので、ピットスタートになった。それから、去年まで「ジョーダン」だったとこをミッドランド・グループが買収したチームは、「MF1」て書こうと思ってたんだけど、分かりにくいから、「ミッドランド」って書くことにした‥‥なんて、細かいことも言ってみつつ、予選の時は砂嵐で大変だったみたいだけど、決勝は穏やかなお天気になって、フォーメーションラップを終えて、いよいよ決勝がスタートした。
スタート直後、バトンをかわして一気に前に出たアロンソに対して、調子に乗りまくりで怖いもの無しのマッサは、大阪環状線を走るセルシオまがいの幅寄せ&ブロックをかまして、2番手をキープ。後方では、ハイドフェルドか誰かがスピンしてんのに、実況の竹下陽平アナは、そんなことはお構いなしで、まるで北朝鮮のバカ将軍様をホメタタエル洗脳放送のアナウンサーみたいに、スーパーアグリへの賛辞を朗々と読み上げてる。なんだか、オツムが「晴れたらイイねッ!」って感じだけど、こんなアリサマは予想してたから、あたしは、アホな実況は完全に無視して、画面に見入った。
だけど、ストレートでの加速してく時のエンジン音が、カン高くて安っぽいし、前から見ると、フェラーリとルノー以外はマシンの区別がつかないし、なんだか変な気分だ‥‥なんて思ってたら、2周目に、早くもバリチェロとバトンが楽しそうに絡んでで、ホンダはすごくいい感じだ‥‥なんて思ってたら、フォーメーションラップのスタートの15秒前に、井出らっきょのマシンからクルーが離れなかったために、ドライブスルーペナルティのワッキーが芝刈り機でブーンだとかって、どうでもいいことを報告しはじめた‥‥なんて思ってたら、7周目のストレートから1コーナーにかけてのとこで、アロンソの後ろにつけてたマッサが、インから抜こうとして、タイヤをロックさせてスピンして、アロンソの前に飛び出しちゃって、あとちょっとでぶつかるとこだった。結果的には、このアクシデントで、トップを走るシューマッハ兄と、2番手のアロンソとの差がひらいたから、もしかしたら、これは、ものすごく綿密に考えられたフェラーリのチームプレイの‥‥わきゃねえだろ!(笑)
‥‥なんてことも言ってみつつ、このミスで、血の気の多いマッサは5番手まで順位を下げちゃって、トップはシューマッハ兄、2番手はアロンソ、3番手はモントーヤ、4番手はバトン、6番手はバリチェロ、7番手はクリエン、8番手はフィジケラってことになったんだけど、このあとピットインしたマッサは、タイヤを外すエアインパクトの圧力が足りなくて、右のリアタイヤがなかなか外れなくて、ナナナナナント!45秒以上も掛かっちゃった。まだまだ先は長いから、この時点ではなんとも言えないんだけど、自分のミスのあとにチームのミスが続いたから、若いマッサ的には、メンタルな部分に問題が生じちゃうかも知れない。
10周目には、3番手のモントーヤと4番手のバトンが、抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げてて、「おおっ!カッコイイ!」なんて思ってたら、画面の右側に、アロンソの顔の下に「モントーヤ」って名前が出てる。「何やってんだ?フジテレビ!」なんて思ってたら、残り46周に入ったとこでCMに入り、CMが明けたら、残り43周にワープしてやがる。冒頭で、タクマだのアグリだの日の丸だのを大ゲサに3分間も放送しなくていいから、そのぶん、レースのほうを放送しろよ!
あたしは、色男フィジケラのマシンの左のミラーが、やたらとグラグラしてることがリトル気になりつつも、15周目を過ぎたころから、上位のマシンのピットインによって、ヒンパンに順位が入れ替わりつつも、残り35周で、フィジケラのマシンがスローダウンして、結局、リタイヤ。あのグラグラ揺れてたミラーは、エンジンの異常に振動によるものだったのか?‥‥なんて思ってると、またまたCMに入り、CMが明けたら、残り31周にワープしてやがる。マッチのくだらない解説や、アグリのどうでもいいインタビューなんかを8分間も放送しなくていいから、そのぶん、レースのほうを放送しろよ!
そんなこんなの30周目には、最後尾からスタートしたライコネンが、知らないうちに3番手まで上がって来てて、なんだか去年のニポンGPみたいな展開だ‥‥なんて思ってたら、ヴィルヌーブのマシンが燃えてる!‥‥なんて思ってたら、残り27周に入ったとこでCMに入り、CMが明けたら、残り21周にワープしてやがる‥‥なんて思ってたら、残り17周に入ったとこでCMに入り、CMが明けたら、残り14周にワープしてやがる‥‥なんて思ってたら、残り10周に入ったとこでCMに入り、CMが明けたら、残り5周にワープしてやがる。番組の最後に、タクマやアグリの思い出のシーンを2分間も放送しなくていいから、そのぶん、レースのほうを放送しろよ!
‥‥そんなワケで、結局、57周のうち、3分の1以上の21周もカットしやがった上に、画面に映ってるのは上位のマシンだけなので、何が何だか分かんない放送だった。だから、こんな結果を見せられても、なんでバリチェロが15位まで下がってるのか、あたしにゃチンプンカンプンだ。
1.アロンソ(ルノー)
2.シューマッハ兄(フェラーリ)
3.ライコネン(マクラーレン)
4.バトン(ホンダ)
5.モントーヤ(マクラーレン)
6.ウェバー(ウィリアムズ)
7.ロズベルグ(ウィリアムズ)
8.クリエン(レッドブル)
9.マッサ(フェラーリ)
10.クルサード(レッドブル)
11.リウッツィ(トロロッソ)
12.ハイドフェルト(ザウバー)
13.スピード(トロロッソ)
14.シューマッハ弟(トヨタ)
15.バリチェロ(ホンダ)
16.トゥルーリ(トヨタ)
17.モンテイロ(ミッドランド)
18.佐藤琢磨(スーパーアグリ)
R.井出有治(スーパーアグリ)
R.ヴィルヌーブ(ザウバー)
R.フィジケラ(ルノー)
R.アルバース(ミッドランド)
それで、あたしは、レースが終わったあとに、モータースポーツサイトのバリチェロのコメントを読んで、ようやく理解できた。
「ホンダチームでの最初のレース的には、リトル残念な結果になっちゃったけど、ボクとジェンソン(バトン)とのバトルは楽しんでもらえたかな? だけど、あのバトルのあと、ギアボックスにトラブルが出ちゃって、ギアが1個使えない状態で走ってたんだよ。だからマトモには攻められなくて、ポイントを獲るどころか、完走するのがやっとだったよ。」
一方のバトンは、スタートでのクラッチのトラブルや、ピットでのミスなどが無ければ、表彰台も楽勝だったみたいなので、今年のホンダはなかなか期待ができそうだ。あとは、空力に不正疑惑が浮上してるとは言え、フェラーリがケッコーいいし、レッドブルやトロロッソも楽しみだし、ルーキーでは、82年のF1チャンプ、ケケ・ロズベルグの息子、ニコ・ロズベルグがすごかったから、色んな意味で、楽しめるシーズンになりそうだ。
‥‥そんなワケで、山田優ちゃんの応援してるバトンは、何年もニポンのホンダに乗ってるオカゲで、ニポンのニュースも色々と耳に入ってるようで、イノシシが税金回避地のバージン諸島などを悪用して私腹を肥やしてたって話からヒントを得たのか、同じく税金回避地であるこのバーレーンに、レース前の8日、豪華な別荘を購入したそうだ。自宅は税金回避地のモナコだし、別荘も税金回避地のバーレーンだなんて、まるで税金対策のためにアメリカに住民票を置いてる竹中平蔵売国大臣みたいだけど、バトンに限らず、F1ドライバーたちの場合は、国民を騙して税金を巻き上げてるワケじゃなくて、ちゃんと自分で働いて稼いでるワケだから、何の問題も無いと思う今日この頃なのだ。
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