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2006.04.17

マスコミが報道できないニュース

ついこの前、朝日新聞の社長の息子が、マリファナだの合成麻薬だのを所持してて逮捕されたけど、今度は、日本経済新聞の杉田亮毅社長の弟が、民事訴訟を起こされた。一応、刑事じゃなくて民事なんで、実名を書くのだけはカンベンしといてやるけど、この日本経済新聞の社長の弟ってのは、歯医者をやってる。そして、今までに、悪質極まりない巨額の不正請求や脱税を繰り返して来たってことで、この病院に勤務しいてた医師から、損害賠償の訴訟を起こされたのだ。それで、あたしは、この訴訟を起こした医師の関係者から、たくさんの内部資料を見せてもらったんだけど、これがまたビックル100本連続一気飲みしちゃうほどの内容で、保険の不正請求の証拠がザクザクと出て来ちゃった。

で、これだけだったら、いくら日本経済新聞の社長の弟だって言っても、日本経済新聞とは関係の無い話で、この弟だけの問題だ。だけど、そうは行かないオッペケペーってワケで、ナナナナナント! この弟に対して、日本経済新聞社が多額の出資をしてたのだ。杉田社長は、この件に関して、「弟に資金を貸したことはありますが、その他の指摘事実については、それが事実であるか否かを含め全く知りませんし、関知することではありません。」って、書面で回答してる。だけど、社長個人が、自分のお金を弟に貸してんなら何も問題は無いけど、これは、日本経済新聞社として出資してるのだ。そして、その貸付先の弟が民事訴訟を起こされたってことで、この事件は、日本経済新聞社内でも問題化してるのだ。

保険の不正請求ってことは、ようするに、あたしたちの血税をカスメ盗ってるってワケで、もしもこれがホントなら、医療に従事する人間の風上にもおけない詐欺師野郎、絶対に許すことのできないファッキンなクソ野郎ってことになる。そして、こんなヤツに、会社ぐるみで協力しちゃってる日本経済新聞社も、同罪なんじゃないの?もちろん、これは、会社をあげての協力ってことじゃなくて、社長ひとりがやってるワケで、周りの人たちは社長に逆らえないんだから、多くのマジメな社員たちまで責めるのはスジ違いだと思うけど、結果として、日本経済新聞社から、この男に多額のお金が流れ、それを元手にして病院を運営して、保険の不正請求をして国からお金を騙し盗ってるんだとしたら、どんなにブ厚いツラの皮をしてたって、まさか「知りませんでした」とは言えないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、日本経済新聞の杉田社長の弟が、どんな手口で保険の不正請求を行なってると言われてるか、手元の資料から説明すると、この歯科医院では、自費で入れた歯に関しては、「5年間の補償」を謳ってる。ようするに、治療してから5年間は、普通に生活しててその歯がおかしくなった場合には、無料で治してくれるってワケだ。だけど、患者には無料で治す一方、カルテ上では保険のワクの最大限の治療をしたことにして、それを社保庁に請求してるのだ。

さらには、もっとヒドイこともしてる。普通、歯のカブセモノに使うのは、「金パラジウム12%」って言う強い金属を使うんだけど、これの代わりに「銀」を使って治療してるのだ。だけど、カルテ上は、シッカリと「金パラジウム12%」を使ったってことにして、患者や社保庁に請求してるのだ。「金パラジウム」と「銀」との原材料費は10倍も違うから、これだけで莫大な利ザヤが稼げるってスンポーで、あたしの手元には、このインチキがぜんぶ書かれてる証拠の資料もあるんだけど、それをザッと計算すると、最低でも年間に2700万円以上もの不正のお金を受け取ってるのだ。だけど、これは、あたしの手元にある証拠資料に記載されてる金額だけのことで、実際には、遥かに多いようだ。訴状には、この4年間で、ナナナナナント! 2億8000万円もの大金を不正請求してたってことが明記されてる。そして、莫大な税金未納についても書かれてる。

その上、呆れ返ることに、これらの不正のやり方を細かく指示した「カルテ改ざんマニュアル」ってのがあるのだ。だから、誰が見ても、あからさまなインチキ医療とインチキ請求の実態がすごく良く分かるし、さらにワンダホーなのは、この「カルテ改ざんマニュアル」が、この男の直筆って言うサービスぶりなのだ。だから、この筆跡を鑑定すれば、確実に法廷証拠にもなるだろう。ここまで来ると、まるで歯科医の総合経営研究所って感じで、開いた口が塞がらなくなっちゃうけど、口を開けたままにしとくと、勝手に歯のインチキ治療をされちゃいそうだから、急いで口を閉じなくちゃ!(笑)

‥‥そんなワケで、この「カルテ改ざんマニュアル」に関しては、本人は今のところ否定してるんだけど、訴訟を起こした元勤務医のほうは、「絶対に間違いない」って断言してて、両者の言いぶんは平行線だ。あたしとしては、現物を見たけど、難しい言葉とか専門のマークみたいなのが色々とあって、細かいとこまでは理解できない。だけど、専門の人が見れば、一発で分かる重要な証拠だと思う。そして、何よりのポイントは「自筆」ってことだから、筆跡を鑑定すれば、ゼブラーマンが出て来なくても、簡単に白黒ハッキリするだろう。

だけど、こんなことよりも、遥かにスゴイ証拠がある。それは、1本の録音テープだ。ここには、この歯医者本人が、自分の不正請求を一部認める発言が録音されてるのだ。これは、今後、裁判が進めば、とても重要になって来るテープなので、すべてを公開することはできないけど、概略だけを書くと、前半の「金パラジウム12%を銀に変えて、その差額を不正請求しているのか」と言う質問に対しては、「うちには金パラジウム12%しか置いてない。そんなことは絶対にしていない」と、全面否定してる。だけど、後半の「5年間の補償期間中に無料で処置をした患者の医療費を社保庁に請求しているのか」と言う質問に対しては、「年間に数例しかやりませんけどね」と前置きした上で、その事実を認めているのだ。そして、「私はこれは違法行為だとは思っていません」と言い放っている。

だけど、保険が定めた補償期間じゃなくて、自分の病院が独自に定めた補償期間中の補償に対して、それを社保庁に請求して税金でカバーするってのは、どう考えても理解できない話で、こんなことがマカリ通るんなら、ヒューザーのインチキマンションだって、総合経営研究所の手抜きホテルだって、ぜんぶ税金で建て直さなくちゃならないだろう。だけど、ご本人は、このおかしな請求の事実を認めた上で、堂々と「私はこれは違法行為だとは思っていません」て言ってんだから、裁判長がどんな判断をするのか、楽しみに待ってようと思う。だって、こんなやつのために、あたしの税金が使われてるなんて、絶対に納得できないもん。

ま、この歯医者が有罪になるか無罪になるかは、裁判の行方を見てるしかないんだけど、そんなことよりも呆れ果てたのは、この問題を取り上げようとしたマスコミ各社に、日本経済新聞の杉田社長が圧力をかけて、口封じをしたって事実なのだ。そりゃあ、身内の不祥事をかばいたい気持ちは分かるけど、仮にも大手新聞社の社長が、他社の言論を封じるような根回しをするなんて、言語道断だ。だいたいからして、杉田社長は、最初に書いたように、「弟に資金を貸したことはありますが、その他の指摘事実については、それが事実であるか否かを含め全く知りませんし、関知することではありません。」って言ってるクセに、自分の知り合いの弁護士に、弟の弁護をさせてるのだ。これって、思いっきり「関知」してんじゃん。さらには、その弁護士ってのが、この弟の医療法人「●●会」の幹事もつとめてる。ようするに、ライブドアとその公認会計士みたいな関係なのだ。

‥‥そんなワケで、ようするに、日本経済新聞の杉田社長は、日本経済新聞社のお金を弟に融資して、自分の知り合いを弟の医療法人の幹事にしてたってワケで、今、その弟の不正と、その医療法人の脱税が問題化されてるって言うのに、「それが事実であるか否かを含め全く知りませんし、関知することではありません。」ってノタマッたワケだ。そして、マスコミ各社に圧力をかけ、報道させないようにしたってワケだ。だから、ジャーナリストでも何でもない、単なるヘアメークのあたしが、単なる個人の日記に、こうしてサラリと書いてみたってワケなんだけど、この問題については、どこも後追いはしないだろう。なんたって、天下の日本経済新聞の天下の杉田社長は、マスコミ関係者にとっては、ソートー恐ろしい存在みたいだから、コイズミ並みの情報操作なんか朝マック前みたいだ。だから、あたしも、あんまり書き杉田‥‥じゃなくて、あんまり書き過ぎたら恐いので、たまにはリフレッシュの意味も込めて、池袋のサンシャイン60の水族館にでも、遊びに行ってみようかと思う今日この頃なのだ(笑)


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