小さい黒きっこと小さい白きっこ
ガス代も問題なんだけど、生活費もヤバくなって来たので、とにかく当座のお金を作るために、あたしは、久しぶりに北朝鮮に経済制裁を発動しに行って来ることにした。だけど、ここんとこ、カードにポイントをもらいにも行ってなかったので、どんな台が入ってるんだか分かんないし、海シリーズの様子も分かんない。それで、昨日の夕方、チョコっと覗きに行って来たんだけど、そしたら、大々的に「冬のソナタ」が入ってた。あたしは、前から言ってるように、「竹島は韓国の領土だ!」とか抜かしながら、平然とニポンで荒稼ぎしてる「ペ」が大っ嫌いだし、他の韓流スターも、顔やファッションセンスや変なサングラスや薄ら笑いがキモイから、まったく興味が無い‥‥って言うか、あんなもん、どこがイイんだか理解できない。
あたしにしてみたら、韓流スターって、ジャニタレや新宿のホストと同レベルの気持ち悪さで、半径100メートル以内には絶対に近づいて欲しくない。だけど、人の好みは十人十色だから、韓流スターを好きでも、ジャニタレを好きでも、ホストを好きでも、それは個人個人の自由だ。ただ、バカなジャニタレの追っかけをして大金をドブに捨てるのも、低脳なホストに騙されてセッセと貢ぐのも、それはニポンの経済にとって有益だと思うけど、間違った歴史認識から反日感情を持ち、ニポン人をバカにして、ニポン人を利用してるだけの韓流スターなんかにお金を使うのって、果てしなくムナシーような気がする。
だから、あたしは、間違っても、韓流スターにお金を使うことはない。だけど、ズラーッと並んでた新台の「冬のソナタ」を見たら、すべての台が埋まってる大盛況ぶりで、ナナナナナント! 端から端まで全員が、何箱も積んでいた! 平均すると5~6箱だったけど、多い人は10箱以上も積んでたし、何よりもビックルを飲まされたのは、「全員が積んでた」ってことだ。普通は、いくら新台でも、積んでる人もいれば、飲まれてる人もいるワケで、端から端まで全員が積んでる光景なんて、あたしは、初めて見た今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、他のコーナーも見てみたんだけど、「冬のソナタ」は、ずいぶんたくさん入れたみたいで、バラエティーコーナーにも、あっちに1台、こっちに1台って感じで、4台入ってた。そして、その4台が、どれも何箱も積んでた。つまり、店内にあるすべての「冬のソナタ」が、ぜんぶ爆発してるって状態だったのだ。こりゃあ、店側が設定をミスったとしか考えられない。だから、あたしは、韓流スターにお金を使うことはしないけど、韓流スターがニポン人から奪ってったお金を返してもらうのはヤブサカじゃないので、大っ嫌いな「ペ」の台だけど、打ってみることにした‥‥とは言っても、すべての台が埋まってるし、それ以前に、お金も持ってないので、明日ってことにして、データ機でデータだけチェキして帰って来た。
で、今日、自宅でのお仕事をあと回しにして、朝から北朝鮮に並ぼうと思ってたんだけど、目が覚めたのが9時すぎで、ゆったりとコーヒーを飲みながらお化粧してたら、だんだん本気モードになって来ちゃって、すごい時間をかけた完璧メークの上に、お洋服までアレコレと選んでたら、11時になっちゃった。たかがパチンコに行くだけなのに、なんなんだ、あたし!‥‥って感じで、今さら欽ちゃん走りをしても意味が無いので、のんびりと歩いて行った。まずは銀行に行って、1万円キャッシングして、それから向かったら、「冬のソナタ」はホボ満員だったけど、2台だけ空いてた。それで、選んでる余裕なんかなかったので、とりあえず手前の台をタバコでキープして、もう1台を見たんだけど、そっちは70回くらい回してる台で、最初ほうは170回くらい回してる台だったので、最初のほうを打つことにした。
昨日、出しすぎたので、今日はオープン前に設定を変えられてるかな?って思ったんだけど、11時半の時点で、打ってる人の7割は積み始めてたから、こりゃあ、昨日と同じだろう。ようするに、猿が打っても猫が打っても出る台ってワケで、それなら、人間の上に、バッチリ完璧メークで、とてもパチンコを打ちに来たとは思えないほどオシャレしてるあたし的には、100%勝てるってことだ。
‥‥そんなワケで、あたしは、1万円札を1000円10枚に両替して、さっそく打ち始めた。1から8までの数字の他に、「冬」「ソ」「ナ」「タ」の4文字があって、「冬」が変な男、「ソ」がチェジウ、「ナ」が「ペ」、「タ」が変な女で、数字のほうは、3がチェジウで、7が「ペ」だった。だけど、「ナ」の「ペ」は、例の茶髪にメガネのオナジミの顔なんだけど、7のほうの「ペ」は、黒髪でメガネをかけてないので、もしかしたら、「ペ」と似た別の男かも知れない。他の数字も、それぞれが出演者になってんだけど、「冬のソナタ」なんか見たことないあたしには、チンプンカンプンだ。それぞれの写真の下には、役名が書いてるんだけど、ピョンタンとかピンチョンとかチャランとか言う名前だから、ぜんぜん覚えられない。
たった1人だけ覚えたのは、6の「キム次長」だ。これは、セクハラおやじみたいで特徴があったし、「次長」って言う役職がついてたから、覚えることができた。あとは、女性は、どれもこれもみんな整形したみたいな顔で、ほとんど区別がつかないし、「ペ」にしてもチェジウにしても、役名しか書いてないから、イマイチ判断ができない。そして、ルーレットが回ってる間は、みんな真顔なんだけど、ルーレットが止まった瞬間に、ニヤリと笑う。とにかく、これが気持ち悪い。「ペ」の薄ら笑いと、キム次長のセクハラ笑いは、全身で鳥肌実が演説を始めちゃうくらい気持ち悪い。だから、「ペ」のファンや、「冬のソナタ」を見たことのある人なら、それなりに楽しめると思うけど、興味の無い人にはチンプンカンプンだし、嫌いな人には苦痛でしかない台だ。
で、あたしは、「嫌いな人」なので、苦しみながら打ち続けたんだけど、6500円で130回くらい回したとこで、今までは白と水色のツートンカラーのバスが走って来てたのに、初めて赤いバスが走って来て、そこから降りて来た女の子のマフラーも、今までは白か赤だったのに、アニマル柄になった。その上、つむじ風みたいなのも巻き起こった。こう言うのって、「水戸黄門」の浪人の着物の柄と同じで、期待度が高い。それで、ワクワクしながら見てたら、画面の上の雪の結晶みたいなのがピカピカ光りながら回り始めて、何だかハデな感じになって来た上に、魚群みたいに、「ペ」の大群が右側から走って来た。それで、どんなリーチアクションだったか忘れちゃったんだけど、とにかくノーマルがそろって、再抽選で確変に昇格した。
なんで、「どんなリーチアクションだったか忘れちゃった」のかって言うと、先に結末を言うことになっちゃうんだけど、ここからエンエンと大当たりが続いてって、途中でノーマルになっても、また時短で引き直して、11連チャンしたのだ。だから、色んなリーチアクションを見て、最初がどんなのだったか忘れちゃった。大当たりするたびに、「ペ」とチェジウがキスをして、画面に大きなハートマークが出て、「ヨ~モニ~♪」とか歌われちゃって、せっかくの大当たりなのに、気持ち悪くて最悪な気分になる。あと、連チャンが、「恋愛1回目」「恋愛2回目」って続いてって、ラウンド中に、ドラマのシーンが映って、アラスジみたいな説明文が流れるんだけど、その文章ってのが、「ピョンタンとチャランの関係を不審に思ったピンチョンはチャランの友達のペジンを使ってピョンタンにチョンホンした」みたいな感じだから、何を言ってんだかぜんぜん分かんなくて、まるでコイズミのコメント並みに意味不明だった。
良かった点としては、最近の機種にしては出玉が多くて、1回の大当たりできちんと箱がいっぱいになった。最近の機種って、箱の8~9割程度しか玉が出ないのが多いから、5連チャンで4箱、10連チャンで8箱って感じだけど、「冬のソナタ」は、連チャンした数だけ箱を積むことができる。で、あたしの場合は、2回の時短で使ったのと、最期にリトル突っ込んじゃったので、少し減っちゃったけど、それでも、11連チャンで10箱積むことができて、18000発ちょっとになった。これで、ガス代も払えるし、生活費もできた。
だけど、せっかく気合いを入れてお化粧して来たんだし、パッキーカードには500円残ってるし、あと3000円あるから、もうちょっと打とうと思った。あ、そうだ。タマに、「きっこさん、パッキーカードって廃止になったんじゃないんですか?」って言うメールが来るから、ついでにここで説明しとくけど、あたしの行くパチンコ屋さんは、台に直接、お札を入れて打つんだけど、返却のボタンを押すと、残高の入った紙のカードが出て来る。たとえば、5000円札を入れて打ってて、3500円で確変を引いたら、もうお金は必要ないから、返却ボタンを押す。そうすると、1500円ぶんが入った紙のカードが出て来て、そのパチンコ屋さんに限り、別の日にも使うことができる。それが、あたしの言ってるパッキーカードのことで、カードにはちゃんと「PAQY CARD」って書いてある。だから、昔の前払い制のテレホンカードみたいなヤツのことじゃないので、ご了承ください。
‥‥そんなワケで、あたしは、温かい缶コーヒーを買ってから、今度はバラエティーコーナーに行った。それで、新しいのが入ってないか見たら、「浮浪雲(はぐれぐも)」が入ってた。浮浪雲ってのは、ジョージ秋山のマンガで、ちゃんと読んだことはないから、あんまり良くは知らないんだけど、遊び人みたいなダンナさんと、ブスだけど気立てのいい奥さんの出て来る時代劇マンガだ。試しに、カードに残ってた500円ぶんだけ打ってみることにしたんだけど、これが、すごく良く回るし、ショッパナから浮浪雲が出て来て‥‥って言うか、その主人公のダンナさんなんだけど、名前を知らないから浮浪雲さんてことにしといて、仕込み杖みたいのを振り回して、「青い空~ひとつはぐれて~雲ひとつ~」って、なんか俳句っぽいことを言ったと思ったら、「浮浪雲チャンス」ってのに突入しちゃった。
だから、やめるワケに行かなくて、1000円、また1000円って入れて、打ち続けてたら、奥さんがお琴を弾くリーチで、確変がそろった。それで、あたしは、「ラッキー♪」って思ったのもトコノマ、ナナナナナント! 4ラウンド目が終わって、ようやく箱に玉がたまり始めたところで、画面には「最終ラウンド」の文字が!‥‥ってなワケで、地獄の「お子さま台」だったのだ。で、それから、何度も何度も何度も何度も大当たりが続いたのに、イライラしちゃうくらい玉が増えてかなくて、結局、30連チャン以上して、やっとのことで5箱になった。それで、もうクタクタになっちゃったので、まだ続いてたみたいだったけど、メンドクサイからやめにした。
普通は、確変を引けば、もう1回当たりが来るまで確変モードが続くもんなのに、この台は、当たりが来る前に確変モードが終わっちゃったりする。ようするに、チャッカーの下のチューリップがパカパカしなくなる。だから、やたらと玉を使う。そのクセ、当たりを引いても、たったの5ラウンドで終了だから、ヘタすると、次の当たりを引くまでに、前回の当たりのぶんの玉を使っちゃって、何の意味も無いのだ。
‥‥そんなワケで、あたしは、ここでやめることにして、2枚のレシートの合計、26000発を両替した。タバコを10個もらって、残りを現金に両替したけど、75000円になった。それで、朝から何も食べてなくて、お腹がペコペコだったので、タマにはゼイタクをしようと思って、パチンコ屋さんの向かいにある「紅虎餃子房」に行った。それで、790円のチンジャオロースー定食を食べたんだけど、美味しくて美味しくて、体内の小さいきっこたちも元気マンマンになった。
あとは、カードの引き落とし口座に1万円を返して、ガス代を振り込んで、まだ時間が早いから、高島屋にウインドウショッピングをしに行こう‥‥なんて計画を立てて外に出た。だけど、まだ、今日のぶんのデータを取ってないことに気づいたので、もう一度、パチンコ屋さんに戻って、入り口のとこのデータ機を見た。そしたら、ここで、ハタと、すぐ後ろの「GO!GO!マリン」が気になった。うまく説明できないけど、虫の報せみたいな感じで、「出る!」って言う直感みたいなものを感じた。
それで、チンジャオロースー定食のオカゲで、パワーも満タンになったので、その台を打ってみることにした。そしたら、ナナナナナント! 1回転目で5ラインのリーチが掛かって、魚群が現れて、クリオネリーチに発展して、スーパーラッキーの確変がそろった! こりゃあスゴイ! あたしって超能力者かも?‥‥なんて思ってたのも、本日2度目のトコノマ、大当たりのラウンドは7回で終わっちゃって、あたしはボーゼンとして上を見上げたら、台の上には、「1日ゆっくり遊べます」って言う「お子さま台」のプレートが掛かってた。まさか、「GO!GO!マリン」までもが、お子さま設定にされてたとは‥‥。
それでも、500円しか使ってないから、ガッカリしつつも、「ま、いっか!」ってことで、そのまま打ち続けて、結局、大当たり3回で、時短が終わったとこでやめにした。1箱ちょいで、2000発ちょいだったけど、メンバーカードに入ってたさっきのぶんの端数と、今回のぶんの端数があったから、両替したら6500円になった。だから、今日1日のトータルは、9500円の出資で、81500円+タバコ10個の勝ちで、でも、最初の1万円はキャッシングしたお金だし、790円のチンジャオロースー定食も食べたし、120円の缶コーヒーも飲んだから、詳しくは分かんない。ただ、「ケッコー勝った!」ってことだけは確実なので、気合いを入れてお化粧した甲斐バンドもあったってワケで、とか、気合いを入れてオシャレした甲斐智恵美もあったってワケで、とか書くと、また、「きっこは年令詐称だ。甲斐バンドや甲斐智恵美を知ってるってことは、40代か50代に違いない」ってウワサでも流されそうだけど(笑)
‥‥そんなワケで、あたしは、中途半端にお金を持った状態で、高島屋に行っちゃったもんだから、すごく苦しむことになった。いつもなら、ハナッから買えないって分かってる状態での気楽なウインドウショッピングなのに、今日は、「買おうと思えば買えるけど、先のことを考えたらやっぱり買えない」って状態だから、ステキな靴とかお洋服を見るたびに、両肩の上に、小さい黒きっこと、小さい白きっこが現れた。そして、黒きっこが、「18000円なんて安いじゃん!買っちゃいなよ!」って左の耳に囁き、白きっこが、「ダメだよ、買ったら」って右の耳に囁く。それだけでもキビシイ状態なのに、さらに今日は、オシャレなカッコをしてたから、「こりゃあ買いそうなお客だ」って思われちゃったみたいで、店員さんが寄って来ること、寄って来ること。だから、自分の煩悩と、物欲と、小さい黒きっこの悪魔の囁きに負けないように、トットと帰って来ちゃった来ちゃった今日この頃なのだ。
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