何ひとつ変わらないNHK
自民党おかかえの専属放送局、NHKが、またまたやってくれた。今度は、報道局スポーツ報道センターのチーフプロデューサー、大下哲史(43)が、分かってるだけでも、ナナナナナント! 1762万円もの横領を働いてたことが発覚した。この最低な守銭奴野郎は、NHKの札幌放送局に勤務してた2000年6月から、今年の4月までの間に、ナナナナナント! 242回ものカラ出張を申請して、これだけの大金を横領してたワケだけど、この6年の間には、同じNHKのチーフプロデューサーで、島谷ひとみや国仲涼子のパトロンだった磯野克巳が逮捕されてる。磯野克巳は、今年の3月28日に、東京地裁の村瀬均裁判長から、「番組制作に伴う支払い請求の権限を悪用し、総じて犯行を主導した極めて巧妙で悪質な犯行である。視聴者の受信料で財源を賄うNHKの信頼を著しく損ない、社会に与えた影響は見過ごせない。」として、懲役5年の判決を言い渡された。そして、磯野克巳に控訴の意思がないことから、懲役5年の実刑が確定する見通しだ。
それなのに、この大下哲史って言う最低男は、磯野克巳が逮捕された時も、裁判中も、判決が言い渡された時も、平然と横領を続けてたのだ。普通の神経をしてたら、同じ会社の人間が逮捕されたら「ヤバイ!」って思って、もう不正を働くのはやめそうなもんなのに、それどころか、この男は、磯野克巳が逮捕されてからのほうが、カラ出張の回数を増やしてる。まったく、たいした野郎だ。「大下」ってのは、「おおした」じゃなくて「たいした」って読むんじゃないの?‥‥なんて思いつつも、磯野克巳の判決公判で、村瀬均裁判長の言った「視聴者の受信料で財源を賄うNHKの信頼を著しく損ない、社会に与えた影響は見過ごせない」ってセリフは、磯野克巳や大下哲史に対して言うんじゃなくて、これだけ日常的に不正が行なわれてんのに、まったく改善されないNHKの上層部に対して言うべきセリフじゃないの?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、これでもセッセと受信料を払ってるんですか?
‥‥そんなワケで、NHKのこれでもか!これでもか!の度重なる不祥事に、権力側に何をされても怒らない世界一オヒトヨシな民族、ニポン人も、サスガに腹を立てて、受信料の支払いを拒否しはじめたワケだ。でも、去年の11月末には、130万件近くまで増えちゃった支払い拒否も、ようやく落ち着いて、少しずつだけど減りはじめ、今年の3月末には、119万8000件まで減少したとこだった。だけど、今回の不正発覚で、NHKが何も変わってないことが白日のモトにさらされちゃったから、またまた受信料支払い拒否数はウナギノボリになるだろう。普通のテレビ局は、視聴率を気にするもんだけど、受信料支払い拒否数を気にしながら運営してるテレビ局ってのも、世界中でNHKくらいのもんだろう。
ちなみに、NHKってのは、「ニポンの、恥、コイズミ」の略じゃないけど、これだけ不正が発覚しても、まったく反省も改善もしないで、未だに国民から巻き上げた受信料で私腹を肥やしてるクズ野郎を何人も飼ってるんだから、やってることは「ニポンの、恥、コイズミ」と似たようなもんだ。ま、いくらなんでも、史上最悪の低脳独裁者、コイズミと比べたらかわいそうだけど、いくら現場の人間たちが努力をしても、トップが腐りきってたら何の意味も無いって点では、NHKもコイズミ茶番内閣も五十歩百歩、どんぐりの背比べ、目クソ鼻クソ、有田芳生とピーター・バラカンってとこだろう。
そんなワンダホーな放送局、NHKの橋本元一会長は、せっかく、全国民が一丸となってエビジョンイルを叩き出したって言うのに、エビジョンイル以上のトンチンカンな無能オヤジで、世の中の常識がまったく通用しない上に、信じられないくらいの大嘘つきなのだ。3月22日に行なわれた「NHK第81回放送記念日記念式典」のアイサツでは、「残念ながらNHKは一昨年の不祥事の発覚とその後の対応によって、視聴者の皆さまの信頼を損ね、受信料支払い拒否の拡大という事態を招きました。私たちは厳しく反省し、全役職員をあげてNHKの“改革・新生”に取り組み、信頼の回復に懸命に努めてきました。」ってノタマッた。だけど、1週間後の30日の「参院総務委員会」では、受信料不払いによる減収額を半年も公表してなかった上に、3月の国会でも虚偽報告をしてたことが指摘されて、「深く反省して、お詫びいたします」って謝罪したのだ。
どんなことなのかって言うと、橋本会長をはじめとした経営陣は、去年の4月の時点で、受信料不払いによるNHKの減収額は、最低でも「360億円以上」だってことを把握してたのにもかかわらず、国会答弁では、「減収額は40億円」って大嘘をついていたのだ。NHKの幹部職員によると、こんなデタラメな虚偽報告をした理由は、「本当の数字を外部に漏らしたら、経営陣のクビが飛ぶから、しかたなく嘘をついた」だと。国会の場で大嘘をつき、全国民を騙しておいて、何が「私たちは厳しく反省し、全役職員をあげてNHKの“改革・新生”に取り組み、信頼の回復に懸命に努めてきました」だよ! 国会で堂々と大嘘をつけるなんて、まるで安倍晋三か内河健並みの厚顔無恥オヤジだね、まったく。
自分たちが不祥事を連発して、その結果として受信料の不払いが起こり、大幅な減収になったって言うのに、その額を10分の1に過小報告するなんて、赤字を黒字に書き換えて粉飾決算し続けて来た悪徳虚業、ライブドアと同じようなもんじゃん。ま、コイズミ茶番内閣は政界のライブドアなんだから、そのコイズミ茶番内閣のおかかえ放送局は、放送局界のライブドアってことで、たかが360億円程度の虚偽報告なんか、朝マック前ってことか。
そして、橋本会長が心にもないお詫びの言葉を述べた30日の参院総務委員会では、コイズミに次ぐ売国奴、竹中平蔵が、ニポンの企業をどんどんアメリカに売り払ってるブンザイで、「一連の不祥事や受信料不払いをみると、ガバナンス(経営統治)が十分でなかったと認めざるを得ない」って、偉そうなことをノタマッた。サスガ、節税のためにアメリカに住民票を置き、ニポンには住民税を払ってない売国奴だけのことはある。「ガバナンス」なんて言われて、いったいどれだけの国民が理解できると思ってんだろう?ガバナンスどころか、バカボンのパパみたいな顔しやがって、「お前にだけは言われたくないよ」って、サスガの橋本会長も思ったことだろう。
‥‥そんなワケで、橋本会長は、これほど国民をバカにし続けて来て、大嘘までついて来たクセに、国会でお詫びをした2日後の舌の根も乾かぬ4月1日には、支払い拒否を続ける国民たちからムリヤリに受信料を巻き上げるために、「特別対策センター」を設置したのだ。このセンターで、支払い拒否をしてる人たちをリストアップして、順次、簡易裁判所を通して督促状を送りつけ、それでも支払いに応じないと、個人の財産や給料を差し押さえると来たもんだ。この、NHKの、あまりにも自分の立場を理解してないデタラメな行動に、あたしは、エイプリルフールのウソなのかと思っちゃった。世の中には、誰が見てもシャレだって分かるエイプリルフールのウソを真に受けて、ひとりでコーフンしてるような感覚のズレた人もいるみたいだけど、どうせムダなカロリーを消費するんなら、こう言ったことに怒るべきだろう。
で、なんでNHKが、こんな身のほど知らずの暴挙に出たのかって言うと、実は、去年の12月から、少しずつ不払いが減少しはじめたのは、NHKの信頼が回復したからじゃなかった。ホントのところは、去年の秋から、NHKは不払い者に対して、民事手続きによる法的措置を取り始めたのだ。これによって、財産や給料を差し押さえられたらたまんないから、NHKのやり方にはムカツクけど、仕方なく支払った人が増え始めて、それで、減少しはじめたってことなのだ。ようするに、ホニャララ団と同じやり方で、相手を脅してお金を巻き上げてたってワケだ。そして、実験的に行なったその強引な方法で、ある程度の成果が得られたから、これからは本格的に、ホニャララ団まがいの厳しい取り立てを開始するってワケなのだ。
それにしても、NHKのインペイ体質は、いつになっても変わらない。今回の報道局スポーツ報道センターのチーフプロデューサー、大下哲史の巨額横領にしたって、NHKの広報は、「4月11日に判明して、同日付けで懲戒免職処分にしました」って発表した。だけど、こんなのは大嘘だ。あたしのとこには、4月3日の時点で、「またNHKのCPが巨額横領で逮捕されるよ」って言う情報が入ってた。名前や金額など、詳しいことは分からなかったけど、以前、磯野克巳の事件の時に、色んな情報を教えてくれた人からだったから、間違いないと思ってた。だから、NHKは、「4月11日に判明」したんじゃなくて、もっと前から大下哲史の不正の事実を突き止めていたのに、少しでも立場を良くするために、必死で火消しにまわってたってワケだ。その証拠に、横領した1762万円は、すでに全額NHKに返済されてるのだ。
まさか、11日に不正が発覚して、11日のうちに過去6年間の242回にも及ぶカラ出張をぜんぶ調べ上げ、11日のうちに本人から1762万円もの大金を全額返済させ、11日のうちに懲戒処分にして、11日のうちに警察に届け出をして、11日のうちに記者発表しただなんて、誰が信じると思ってんだろう。ホントは、事件が発覚してから、できることなら表に出さずにインペイしようとしたハズだ。だけど、何日もかけて内部調査をしたら、とてもインペイできるようなレベルの不正じゃなかったから、とりあえず返金させ、できる限りの根回しをしてから、ようやく発表したってとこだろう。
‥‥そんなワケで、これが、エビジョンイル時代から何ひとつ変わってないNHKの体質であり、磯野克巳や大下哲史などが、単なる氷山の一角にしか過ぎないことの証明なのだ。NHK内部には、まだまだ不正をやりまくってる悪質極まりない守銭奴職員がウヨウヨしてて、国民から巻き上げた受信料の一部は、そう言ったヤツラのキャバクラ代や、愛人のマンション代や、高級外車代になってるってワケだ。何しろ、こんなチンケな横領ばっか摘発したって、ニューヨーク市局長をはじめとした、海外の支局長たちがやりまくってる億単位の横領に関しては、未だに1人も摘発されてない。いくらチンピラを捕まえたところで、もっと上の、自民党の金権議員どもと癒着してる支局長クラスを逮捕しなかったら、NHKなんか変わるワケがないと思う今日この頃なのだ。
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