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2006.05.31

カタカナ変換パニック

3日前の日記に、アンジェリーナ・ジョリーが赤ちゃんを産んだ話題を書いて、その赤ちゃんの名前が、「シロー・ヌーベル・ジョリー・ピット」だって書いたら、何人かの読者から、「シロー」の部分の読み方が違うってメールが来たので、代表して1通だけ紹介する。


お名前:●●●●
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。普段はきっこさんの日記の方ではなくブログのほうなんですけど・・・。沢山のメールが送られて来るそうなので手短に。。。アンジーの娘の名前はシローと発音するのではなく、「シャイロー」です。なんだか「彼からの贈り物」とかという意味があるそうですよ。お忙しいなか、大変だとは思いますが、日本中のきっこさんファンのため、日記頑張ってください。応援しております。


‥‥で、他にも、「シャイロ」だって言うメールも来てる。正確に言うと、「シャイロー」だって言うメールが11通で、「シャイロ」だって言うメールが2通だった。あたしは、インターネットのニュースで、アンジェリーナ・ジョリーが赤ちゃんを産んだって記事を見て、そこに「シロー・ヌーベル・ジョリー・ピット」って書いてあったから、それをそのまま書いただけなので、もう一度、その記事を探して見てみた。それは、「アンジェリーナ・ジョリー、ナミビアで女児出産」て見出しの記事で、ニュースソースは「ピープル誌」で、 ロイターが報じたものを日本語にしたものだった。それで、とりあえず、ニポンの他の媒体の記事も見てみたんだけど、AFPの時事通信も、スポーツニッポンも、サンケイスポーツも、みんな「シロー・ヌーベル・ジョリー・ピット」って書いてあった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、他にも、読売とか毎日とか、インターネットで見られる新聞記事はぜんぶ見てみたんだけど、この4紙に「シロー・ヌーベル・ジョリー・ピット」って書いてある他は、どこも「赤ちゃんを産んだ」ってことを伝えてるだけで、赤ちゃんの名前まで書いてる記事はなかった。ようするに、ニポンの新聞では、名前を書いてるとこは、ぜんぶ「シロー」になってて、「シャイロー」とか「シャイロ」って書いてるとこは無かった。

それで、あたしは、「シロー」って書いてるAFPの時事通信と、スポーツニッポンと、サンケイスポーツの記事の日付を見てみたんだけど、そしたら、どれも29日付だった。あたしの日記は、日付は27日になってるけど、書いたのは翌日なので、28日ってことになる。それで、あたしが最初に見たロイターの記事を見てみたら、28日付になってた。つまり、ロイターが最初で、あたしはそれを見て日記に書いて、そのあとにAFPの時事通信と、スポーツニッポンと、サンケイスポーツが報じたってワケだ。だから、この3紙は、マサカ、恥も外聞もないゲンダイネットみたいに、あたしの日記を見て記事を書いてるワケはないだろうから、たぶん、あたしと同じに、ロイターを見て記事を書いたんだと思う。

そう考えると、とにかく、一番最初がロイターだってことになるから、そのロイターがニュースソースにしてる「ピープル誌」を見てみるのがテットリ早いってワケで、ここで、頭脳は子供でもベッドでは大人、迷探偵キッコナンの登場だ‥‥って言っても、今日は火曜日なので、本家本元の名探偵コナンが、昨日の月曜日に大活躍しちゃってるから、ナニゲに影が薄くなっちゃうけど、ま、ジンジャエールってことで、行ってみよ~!

‥‥そんなワケで、さっそく、「ピープル誌」の該当記事を探してみたら、27日付の記事で、「Angie & Baby Are Fantastic(アンジーと赤ちゃんは素晴らしい)」ってのがあった。それで、その記事を読んでみたら、赤ちゃんの名前は、「Shiloh Nouvel Jolie-Pitt」って書いてあった。このスペルを見れば、「Shi」を「シ」って発音するか「シャイ」って発音するかは置いといて、「loh」は「ロ」じゃなくて「ロー」だってことが分かる。だから、「Shi」が「シ」であれば「シロー」、「Shi」が「シャイ」であれば「シャイロー」ってワケで、とにかく「シャイロ」って可能性は消えたってワケだ。

それで、念のために、「shiloh」を辞書で引いてみたら、同名の国立軍事公園が見つかった。これは、テネシー州の南西部にある公園で、南北戦争の時の激戦地だったそうだ。それで、この公園の名前の読みは、「シャイロー」だった。発音記号は、「s」をタテに長く伸ばしたみたいな例のヤツと、「a」の上にアクセントの「`」がついてるのと、「i」と、あとは「loh」だったから、「シャ」にアクセントを置いた「シャイロー」ってことになる。

で、「彼からの贈り物」って意味については、ヘブライ語が語源だってことが分かったんだけど、ヘブライ語ってのは、とてもじゃないけど理解不能な記号みたいなヤツだし、英語と逆で右から左に書いてあるし、あたしに分かるワケがない。だけど、ヘブライ語を語源としても、表記は英語なんだから、これは、耳で聞いたヘブライ語を英語で表記したってことになる。ようするに、あたしたちが、英語で「Shiloh」って聞いたのをカタカナで「シャイロー」って書くようなもんだ。だから、この「Shiloh」は、表記の通りに読むべきであり、そうすると、同じスペルの国立軍事公園と、発音も同じだってことになる。

だから、アンジェリーナ・ジョリーの赤ちゃんの名前は、今んとこ、「シロー」でも「シャイロ」でもなくて、「シャイロー・ヌーベル・ジョリー・ピット」って可能性がもっとも高いって結論に達した。それで、なんで「今んとこ」なのかって言うと、今度は「ヌーベル」の部分が、「ヌードル」じゃないかとか、「ノーベル」じゃないかとか、色んなメールが来そうな気がするからだ(笑)‥‥って、そんなこたーいいんだけど、ひとつ気になったのは、「ピープル誌」の記事には書いてなかったんだけど、他のいくつかの海外のニュースサイトを見てみたら、その中のひとつに、「アンジェリーナ・ジョリーは難産で帝王切開をした」って書いてあった。

‥‥そんなワケで、あたしは、根本的な問題として、外国語の名前をカタカナで書くってこと自体にムリがあるんだと思う。たとえば、あたしの好きなバリチェロは、あたしは「バリチェロ」って書いてるけど、スポーツ新聞とか、F1ニュースサイトとか、F1の専門誌とかによって、「バリチェッロ」って書いてるとこもあれば、「バリッチェロ」って書いてるとこもあって、ぜんぜん統一されてない。シューマッハにしたって、あたしは弟と区別するために「シューマッハ兄」って書いてるけど、あたしと同じに「シューマッハ」って書いてるとこと、「シューマッハー」って伸ばしてるとこがある。その上、名前のほうの「ミハエル」に関しては、「ミカエル」とか「ミヒャエル」とか色んな表記があるし、英語読みをして「マイケル」って書いてるとこもある。さらには、英語読みした「マイケル」を「マイコー」って書いちゃって、「いとうまい子」と区別がつかないような個人サイトもある。

オトトイの日記に書いたジャック・ヴィルヌーブも、あたしは「ヴィルヌーブ」って書いてるんだけど、「ビルヌーブ」って書く人もいるし、「ビルヌーヴ」って書く人もいるし、「ヴィルヌーヴ」って書く人もいるし、「ビルニューブ」って書く人もいるし、「ヴィルニューブ」って書く人もいるし、「ヴィルニューヴ」って書く人もいるし、すべての組み合わせを考えてたら、もう、気が遠くなりそうになって来る。で、実際のスペルを見てみると、「Jacques Villeneuve」ってなってる。つまり、「b」を「ビ」って書いて、「v」を「ヴィ」って書くなら、「Villeneuve」は「ヴィルヌーヴ」か「ヴィルニューヴ」のどっちかってことだし、「b」も「v」も両方とも「ビ」って書くんなら、「Villeneuve」は「ビルヌーブ」か「ビルニューブ」のどっちかってことになる。ようするに、真ん中の「neu」の部分を「ヌー」って読むか「ニュー」って読むかは別にして、最初も最後も同じ「v」なんだから、最初と最後が「ビ」と「ヴィ」の組み合わせになるのはおかしいってワケで、「ビ」でも「ヴィ」でもいいから、どっちかに統一しろっ!‥‥てことになる。

あたしの場合は、「ヴィルヌーブ」って書いてるから、「Villeneube」だったら良かったんだけど、「Villeneuve」じゃおかしいってことになる。正直に告白すると、あたしは、ちゃんと正しいスペルを見てから書いたんじゃなくて、何となくイメージだけで書いてみたワケで、そのまま今に至るってワケだ。最初は、「ビルヌーブ」って書こうと思ったんだけど、ナニゲに「ルイヴィトン」が浮かんじゃって、「ルイヴィトン」を「ルイビトン」なんて書いたらバッタモンみたいでカッコ悪いから、それで、「ビルヌーブ」って書くのをやめて「ヴィルヌーブ」にしてみたってワケだ。そんなら、何で最後の「ブ」も「ヴ」にしなかったのかって言うと、「ヴ」を2個も使ったら、なんかイヤミっぽいって言うか、カッコつけすぎっぽい感じがしたから、リトル控えめに、1個だけにしてみたってワケだ。

‥‥そんなワケで、「Villeneuve」のほうだけでも、こんなにヤッカイなのに、あと、名前の「Jacques」のほうの問題もある。これが、駅前留学ノバの生徒にも読めるような「Jack」だったら何の問題も無いのに、よりによって「Jacques」だなんて‥‥よりによって「q」なんかが入ってるなんて‥‥これじゃあ、「ミハエル」のことを「ミヒャエル」なんて書く人にかかっちゃったら、「ジャッキュー」とか書かれちゃいそうなイキオイだ。「ジャッキュー・ヴィルニューヴ」だなんて、なんだかニョロニョロした変な生物みたいで、ゴカイとか青イソメとかの仲間みたいで、海釣りのエサみたいだ。だから、あたしは、「Villeneuve」のほうは表記を変えるかも知れないけど、「Jacques」のほうに関しては、これからも「ジャック」って書いてこうと思う今日この頃なのだ。


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2006.05.30

タッパー並べて映画鑑賞

Oi2
車の運転をしながらTOKYO FMを聴いてたら、変なCMが流れた。一度聞いただけなので、ハッキリと覚えてなくて、セリフは正確じゃないと思うけど、ひとり暮らしっぽい女性が、「あ~美味しかった~!もうお腹がパンパン!でも余っちゃったな‥‥これどうしようかな?‥‥よし!捨てちゃえ!」とかって言って、そのあとに男性のナレーションで、「一度にたくさんの料理を作ると、ゴミが増えます。環境のために、料理は少しずつ作りましょう。」って感じのことを言った。ようするに、環境だとかエコだとかのCMなんだけど、これを聞いて、あたしは「あれ?」って思った。だって、あたしは、環境のために‥‥って言うか、光熱費を節約するために、お料理はマトメて作ってるからだ。

あたしは、ひとり暮らしだから、その時に食べるぶんだけなら、ご飯は1合だけ炊けばいい。だけど、食事のたびにそんなことしてたら、電気代がたまんないから、一度に5合のご飯を炊いて、ラップに小分けして、冷凍してる。それで、食べる時に、電子レンジで温めて食べてる。パスタも、ガス代を節約するために、一度に500グラム茹でて、小分けにして冷凍してるし、そのパスタに使うソースも、マトメて作ってから、小分けして冷凍してる。もちろん、主食だけじゃなくて、おかずもほとんどのものをマトメて作ってる。

これは、もちろん、一番の理由は光熱費の節約なんだけど、それだけじゃなくて、ひとりぶんだけ作るのって、あんまり美味しくできないからだ。どんなものでも、ある程度の人数ぶん作らないと、美味しくできないし、毎回毎回チョコチョコ作るなんてメンドクサイ。だから、このCMの問題点は、「多く作ること」じゃなくて、「余ったものを捨てること」だと思う。あたしの常識だと、作りすぎて余ったものは、ラップして冷蔵庫に入れといて、次の日に食べたり、お弁当に使ったりするワケで、余った食べ物を「よし!捨てちゃえ!」なんて言う非常識な人間にレベルを合わせてCMを作られても、なんだかなぁ~って思っちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたし的には、全国のひとり暮らしの人たちが、全員、お料理をマトメて作ることをやめて、食事のたびに毎回毎回チョコチョコと作るようになったら、ガスや電気や水道の使用量はものすごく増えちゃって、それこそ環境に良くないように思うんだけど、どうなんだろう? ひとり暮らしっぽい女性が、「あ~美味しかった~!もうお腹がパンパン!でも余っちゃったな‥‥これどうしようかな?‥‥よし!捨てちゃえ!」とかって言ったあとのナレーションは、一度にたくさんのお料理を作ることをとがめるんじゃなくて、余った食べ物を捨てる行為をとがめるべきなんじゃないの?

こういう本末転倒のバカCMを聞くと、リサイクルペーパーで名刺を作って、わざわざ名刺にエコマークまで入れちゃって、いかにも「うちの会社は環境のことを考えてますよ」って顔をしてるクセに、裏じゃ環境破壊ばっかしてるソトヅラ企業とかと同じように感じる。ま、あたしの場合は、環境のことは二の次で、自分が生きてくために電気やガスを節約をしてるワケだし、リサイクルペーパーで名刺を作ってるのだって、そのほうが料金が安いからだ。だから、カッコ悪いエコマークなんか入れるワケがないし、名刺を渡す相手に、そんなことをアピールするつもりも毛髪ない‥‥じゃなくて、毛根ない‥‥じゃなくて、毛頭ない(笑)

それで、話はクルリンパと戻るけど、あたしは、お料理をマトメて作る上に、それをタッパーに入れといて、タッパーのまま食べたりする。たとえば、イカとサトイモの煮物を作るとしたら、イカを2ハイとサトイモを1キロくらい用意して、大きなお鍋でマトメて作る。それで、その日に食べるぶんだけを器にとったら、あとはタッパーに入れて、冷蔵庫に入れておく。それで、次の日は、冷蔵庫からタッパーを出して、冷たいまま食べるか、温めたい時は、タッパーのまま電子レンジで温めて、タッパーのまま食べて、残りはタッパーのまま冷蔵庫にしまう。ハシタナイとは思うけど、この方式なら、食器を使うのは初日だけで、あとはぜんぶを食べ終わるまで、食器は使わないで済む。つまり、そのぶん、洗い物が減るワケで、水道を使う量も減るし、洗剤を使う量も減るし、洗剤を下水へ流す量も減るってワケだ。

‥‥そんなワケで、ここんとこ、食生活を改善してからは、冷蔵庫には常にいくつかのタッパーが入ってるから、お酒を飲む時も便利になった。前は、F1とか「釣りバカ日誌」とかを観る時には、1時間くらい前からオツマミを作ったりして、準備をしてたんだけど、今は、冷蔵庫からタッパーを出して来るだけで良くなった。だから、「今夜は釣りバカ日誌を観ながら飲むぞ!」なんて気合いを入れなくても、キラクにお酒が飲める。

で、今日は、大好きな「下妻物語」をテレビでやったから、キラクに用意をして、キラクにお酒を飲みながら、キラクに楽しんだ。「下妻物語」は、原作はつまんないし、ストーリーもくだらないんだけど、あたしは、深田恭子ちゃんも土屋アンナも好きだから、この2人を観賞するのが目的だ。

それで、冷蔵庫には、オトトイ作った「チクワとニンジンの甘辛煮」のタッパーと、昨日作った「健康鶏のモモ肉とゴボウとニンジンの煮物」のタッパーと、今朝作った「水菜の煮浸し」のタッパーがあったので、これだけでも十分すぎるほどだったんだけど、賞味期限が今日までのもめん豆腐と、50円で買って来たニラがあったから、これで、「お豆腐とニラのサッパリチャンプルー」も作ることにした。もめん豆腐は、重しをして、シッカリと水切りをしておく。それで、フライパンにゴマ油を敷いてから、5センチくらいに切ったニラを軽く炒めて、そこに水切りしたもめん豆腐を大きめに切って入れて、フライパンに張りつかないように混ぜながら、塩、コショウ、お醤油、ダシの素で味つけする。ポイントは、できるだけ薄味にすることだ。ダシの素とゴマ油の効果があるから、薄味のほうが美味しく食べられる。

‥‥そんなワケで、あたしは、テーブルの上に、「チクワとニンジンの甘辛煮」と、「健康鶏のモモ肉とゴボウとニンジンの煮物」と、「水菜の煮浸し」のタッパーを並べて、「お豆腐とニラのサッパリチャンプルー」も並べて、業務用の純米酒をロックにして、「下妻物語」を観た。やっぱり、深田恭子ちゃんも土屋アンナもそれぞれ可愛いかった。

なんでこんな時期に、テレビで「下妻物語」をやるのかって言えば、そりゃあ当然、同じ中島哲也監督の「嫌われ松子の一生」の宣伝のためで、「ハリーポッター」の新作をロードショーする前に、テレビで「ハリーポッター」の前作をやるのと同じことだ。「嫌われ松子の一生」は、あたしの信頼してる「テレビブロス」でも絶賛してて、「本年度最高傑作!(暫定)」って紹介されてるし、実際に観た松尾貴史さんも、「ストーリーが嫌で後味は悪いけど、大変に面白い映画だ」って言ってる。あたしは、ミステリーはあんまり興味がないので、原作も読んでないし、観る気はなかったんだけど、周りの評判がいいから、映画館には行かないけど、テレビでやる時には観てみようと思う。

どんなに周りの評判が良くても、どうしても「嫌われ松子の一生」があたしの琴線に触れないのは、主演が中谷美紀だからだ。あたしは、中谷美紀にはぜんぜん興味がなくて、それだけで観る気が起こらない。その上、劇団ひとりだの、カンニングの竹山だの、テレビだけでもウンザリしてる芸人が出てるのもイヤだし、テレビCMで繰り返し繰り返し聴かされてるエゴラッピン風味の昭和歌謡みたいな曲も、すでに食傷気味になっちゃった。

あたしは、テレビで流す映画のCMって、やりすぎると逆効果だと思う。最初は「観たい」って思ってた映画でも、テレビでCMをあんまりシツコク流されると、なんだか、もう観たような気分になっちゃうし、だんだん目障り耳障りになって来て、そのうちに、「テレビでやる時に観ればいいや」ってなっちゃうからだ。CMで、その映画の名シーンみたいなとこをジャンジャン流して、主題歌をジャンジャン流して、それだけでも何だかネタバレみたいでシラケちゃうのに、挙句の果てに、オスギか何かが、「私はこの映画に出会うために生まれてきました!」とかってヒステリックに叫ばれちゃうと、どんなに観たかった映画でも、観る気がなくなっちゃう。観る気がなくなるって言うか、少なくとも、お金を払って映画館に行く気はなくなって、「テレビでやる時に観ればいいや」ってなっちゃう。映画のCMを流すんなら、その映画のシーンや音楽はいっさい使わずに、タイトルと監督とキャスティングと公開日だけを告知して欲しいと思う。

‥‥そんなワケで、「下妻物語」にも荒川良々が出て来たけど、「嫌われ松子の一生」にも出て来るみたいだ。あたしは、荒川良々は好きだから、どんどん出て欲しいと思うんだけど、中島哲也監督って、荒川良々と癒着してるんだろうか? だって、「下妻物語」に使った土屋アンナを「嫌われ松子の一生」にも使ったってだけなら、普通のことだと思うけど、荒川良々の場合は、「濱マイク」の第9話にもゲストで出てるからだ。「濱マイク」は、1話ごとに監督を変えて作ったテレビシリーズだけど、中島哲也監督が作ったのが第9話で、それにも荒川良々が出てるのだ。

ちなみに、「濱マイク」では、行定勲が監督した第4話に、われらの玲奈ちゃんが、高級クラブのホステスの「クミ」の役でゲスト出演してる。番組開始から5分ほどして、玲奈ちゃん扮するクミの働く高級クラブのあるビルの前に、私立探偵の濱マイクが現われる。クミは、お客さんを送り出すために階段を降りて来るんだけど、ゴールドのドレスとサンダル、大きなイヤリング、左腕にバングルって言う、絵に描いたようなホステススタイルだ。そして、お客さんを送ったあとに、マイクとちょっとしたやり取りをするんだけど、玲奈ちゃんが出演したのはこのシーンだけで、時間にしてわずか6分だった。

行定勲監督って言えば、三島由紀夫の原作を映画化した、去年の「春の雪」とか、一部の人たちの間で話題になった、オトトシの「世界の中心で、愛をさけぶ」とかが有名みたいだけど、あたしは、この2本は観てない。「春の雪」は、すごく好きな小説なので、映画化なんかでガッカリしたくなかったから観なかったし、「世界の中心で、愛をさけぶ」は、バカバカしくて、テレビも観てないので、当然、映画も観るわきゃない。

あたしが観た行定勲監督作品は、「GO」と「贅沢な骨」と「ロックンロールミシン」だけで、この3本で、「ああ、あたしの感覚には合わない」ってことが分かったから、それ以降は観なくなった。だいたいからして、この3本だって、あたしは、ホントは観る気はなかった。だけど、行定勲は、ニポンの映画監督の中で、あたしが唯一大好きな岩井俊二の、一番大好きな「スワロウテイル」で、助監督をやってた。他にも、「Love Letter」とか「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」とかの岩井俊二監督作品でも、行定勲は助監督をやってた。だから、それで、行定勲が監督になってからも、リトル注目してたってワケだ。だけど、何本か観たら、「もういいや」って感じになった。

ま、あたしの場合は、岩井俊二だけは特別だけど、それ以外のニポンの映画監督には、あんまり興味がない。誰が監督をやろうとも、あたしの好きな俳優が主演するなら観るし、あたしの興味の無い俳優や嫌いな俳優が主演するなら観ないってだけのことだ。でも、コレって、熱心な映画ファン以外の、あたしみたいな普通の人の場合は、みんな似たようなもんだと思う。誰が監督をやってたって、たとえ北野武が監督をやってたって、自分の大好きな俳優が主演してれば観に行くと思うし、逆に、好きな監督の作品だったとしても、大っ嫌いなヤツが主役をやってたら、観に行かないだろう。

あたしの場合は、ニポン以外だと、とにかく、ウォン・カーウァイ監督が大好きなので、「2046」が公開されるまでは、すべての作品を何度も何度も観て来たんだけど、「2046」だけは、大っ嫌いなキムタクが出てるから、観る気も起こらないし、たとえテレビでやったとしても、絶対に観ない。あたしは、宮崎アニメも大好きなので、「ハウルの動く城」が公開されるまでは、すべての作品を何度も何度も観て来たんだけど、「ハウルの動く城」だけは、大っ嫌いなキムタクが声優をやってるから、観る気も起こらないし、たとえテレビでやったとしても、絶対に観ない。

‥‥そんなワケで、熱心な映画ファンだとか、その映画に主演してる俳優の大ファンだとかなら、黙っててもお金を払って映画館に行くだろうけど、それ以外の大多数の普通の人たちを映画館に呼ぶのは、なかなか難しいことだと思う。ほとんどの人は、周りの評判とかを聞いて、それで「観るか観ないか」を決めると思うけど、人間の感性ってひとりひとり違うから、周りの多くの人たちが「つまんなかった」って言った映画でも、あたしには面白く感じたものもあるし、その逆もある‥‥って言うか、あたしの場合は、「その逆」のほうが多い。つまり、「周りの評判がいいから、観てみたら、つまんなかった」って映画だ。だから、周りの評判のいい「嫌われ松子の一生」も、とりあえずは図書館で原作を借りて来て読んでみるだけにしといて、あとは、2年もすればテレビでやると思うから、煮物でも作りながら、のんびりと待とうと思う今日この頃なのだ。


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2006.05.29

サリュー!ジル!

G1
F1の第7戦、モナカGPは、予選でポールをとってたシューアイスが、「ワザとコース上にマシンを停めて、他のマシンのタイムアタックを妨害した」って理由で、最後尾からのスタートになって、結局、ピットスタートを選んだ。それでもシューアイスはがんばって、17台抜き‥‥って言っても、そのうちの6台はアイスは、ゴールまで持たずに途中で溶けちゃったんだけど、何とか5位に入賞した。あたしの応援してるガリガリ君は、5番手からのスタートで、終盤には完全に3位表彰台の位置につけてたってのに、ピットロードでのスピード違反のペナルティで後退しちゃって、やっとこ4位が精一杯だった。ホンダ製菓のヘッポコアイスって、カンジンのコース上じゃ遅いクセに、ピットロードだとスピードが出るみたいだ。

で、もう見るのもウンザリのルノー乳業のアーモンドチョコバーが、お約束のポール・トゥ・ウィンだし、マクラー練乳のパピコが2位だし、サスガ、モナカGPだけあって、真四角な顔の森永チョコモナカジャンボが3位だし、全体的にはつまんないレースだった。まあ、最後尾から5位まで上がって来たシューアイスはスゴかったし、森永チョコモナカジャンボも、2000年にマクラーレンで優勝した時よりも、レッドブルで3位入賞の今回のほうが、スゴイっちゃあスゴイことだった。

しけったマッチ棒は山田優ちゃんに見下ろされながら街を歩いてたし、ウキョーは相変わらず偉そうにしゃべってたし、ノンキなセレブたちは海に浮かべたクルーザーから、1本何万円もするようなションベン‥‥じゃなくて、シャンパンを飲みながら観戦してるし、なんだかなぁ~って感じだったんだけど、ま、モナカGPはお祭りみたいなもんだから、地元やフジテレビの浮かれた人たちのことは置いといて、マトモなモータースポーツファンは、別の視点から楽しんでみようと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、今回のモナコGPでは、応援してるバリチェロの他に、2人のドライバーに注目してた。それは、プラスのドライバーとマイナスのドライバーだ‥‥って、そりゃ工具だろ?‥‥なんてノリツッコミも折り込みつつ、それは、ザウバーのジャック・ヴィルヌーブと、ウイリアムズのニコ・ロズベルグだ。なんでかって言うと、2人とも二世ドライバーで、ジャック・ヴィルヌーブのお父さんのジル・ヴィルヌーブは、1981年にフェラーリでモナコを制してるし、ニコ・ロズベルグのお父さんのケケ・ロズベルグは、1983年にウイリアムズでモナコを制してるからだ。

特に、ニコ・ロズベルグのほうは、乗ってるマシンまでがお父さんと同じウイリアムズだから、優勝はムリでも、3位までに入賞して表彰台に上がることができれば、感慨もヒトシオだろうって思ってた。そして、14番手からスタートのヴィルヌーブはキビシイけど、8番手からスタートのロズベルグには、十分に表彰台の可能性はあった。だけど、フタを開けてみたら、ウイリアムズは2台ともリタイアだったし、ヴィルヌーブも、14番手からスタートして14位でフィニッシュっていう、手堅いけどサエナイ結果だった。でも、ヴィルヌーブがモナコを完走できたことに、あたしは深い感慨を覚えた。

ジャック・ヴィルヌーブは、腕は素晴らしいドライバーなのに、マシンに恵まれなくて、成績が悪い。F1にデビューした1996年は、ルノーのV10を積んだウィリアムズに乗ってたから、年間16戦のうち11回も表彰台に上ったし、デビュー2年目の1997年には、年間に7回も優勝して、ワールドチャンプになった。だけど、翌年、エンジンがメカクロームに替わったトタンにサッパリ勝てなくなって、翌1999年には、もっとひどいBARに移籍したから、開幕戦から11連続リタイアなんていう不名誉な記録を打ち立てちゃうし、その後も、2003年まで、BARホンダのヘッポコマシンのオカゲで、ずっと低迷を続けた。

それで、お父さんのジル・ヴィルヌーブが1981年に優勝したモナコだけを見ると、息子のジャック・ヴィルヌーブは、戦闘力のあるウィリアムズルノーに乗ってた1996年と1997年も、モナコだけは2年連続でリタイアしてるし、ウィリアムズのエンジンが替わってからと、遅いBARに移籍になってからは、6回出走のうち半分の3回はリタイアしてて、完走できた時の最高位が、4位なのだ。つまり、これほど長くF1に参戦してるのに、お父さんが優勝したモナコでは、まだ一度も表彰台に上ったこともないし、完走率も極めて低かったってワケだ。だけど、去年、ザウバーに移籍してからは、去年は11位、今回は14位と、ポイント圏外だけど、とにかく完走だけはできるようになったのだ。

‥‥そんなワケで、ジャック・ヴィルヌーブのお父さん、ジル・ヴィルヌーブは、もともとはカナダでスノーモビルのレースをやってて、カナダのチャンピオンになってから、世界選手権でも優勝しちゃうほどのレーサーだった。それで、1973年に、フォーミラー・フォードで車のレースにデビューして、F1にステップアップできたのは、1977年だった。ジルは1950年生まれだから、27才っていう遅いF1デビューで、マクラーレンに乗って、第10戦のイギリスGPに初出場したんだけど、11位っていうパッとしない成績で、その1戦だけで終わっちゃう。

だけど、そのシーズンの終わりころに、フェラーリのニキ・ラウダが、突然、チームを辞めちゃって、代わりのドライバーを探すことになったフェラーリチームが、ジルに白羽の矢を立てたのだ。それで、ジルは、タナボタ式にフェラーリに乗れることになって、この年の最後の2戦、カナダGPと日本GPに出場することになった。でも、カナダGPは12位で完走できたんだけど、日本GPのほうは、大変なことになっちゃった。この時は、鈴鹿じゃなくて富士だったんだけど、今みたいに厳しくなかったから、危険な立ち入り禁止地域に侵入して、ピクニック気分でお弁当を食べながらレースを観戦してる人が多かった。それで、大勢の観客がいたコース脇の立ち入り禁止地域に、ジルのフェラーリが突っ込んじゃって、観客は2人死亡、9人が重軽傷を負ったのだ。この大惨事がキッカケで、ニポンでのF1開催は、1987年に鈴鹿で再開されるまで、10年近くも中止になっちゃった。

だけど、事故を起こしたジルはと言えば、翌1978年には、全16戦にフル参戦して、最後の第16戦のカナダGPで初優勝して、文字通り故郷に錦を飾ったのだ。そして、翌1979年には、優勝3回、2位4回というワンダホーな成績を叩き出して、フル参戦2年目にして、フェラーリの大黒柱になった。翌1980年は振るわなかったけど、次の1981年には、18レースぶりの優勝をモナコで飾った。あたしは、このレースはお友達からビデオを借りて観たんだけど、今のおとなしくてお行儀のいいモナコとは違って、ホントにものすごくて、あっちこっちでクラッシュが起こるし、オラオラ状態のガチンコ勝負だった。最後の最後まで熱いバトルを繰り広げてたアラン・ジョーンズのウイリアムズを残り4周でジルのフェラーリが抜き去り、そのままチェッカーを受けて優勝するんだけど、このジルの走りに、モナコ中が熱狂の渦になり、コースの周りからの大歓声だけじゃなく、海に集まってたたくさんのクルーザーやヨットもホーンを鳴らして祝福した。

‥‥そんなワケで、フェラーリでのジルのチームメイトは、ディディエ・ピローニって言うフランス人のドライバーだったんだけど、ジルを語る上では、このピローニは絶対に外すことができない。1つのチームから2人のドライバーが参戦して、チームの得点と個人の得点の両方を競うF1では、チームごとにそれぞれ決まりごとがある。そして、フェラーリチームには、「フェラーリのマシンが1番手と2番手を走ってる時に、他のマシンに追いつかれる心配がない場合は、フェラーリ同士は順位を変えてはいけない」って言う決まりがあった。ようするに、黙ってそのまま走ってれば、フェラーリは1位と2位になれるんだから、仲間同士で危険な争いをするなってことだ。

それで、ジルがモナコで優勝した翌年、1982年の第4戦、サンマリノGPでのこと。ジルがトップ、チームメイトのピローニが2位を走行してて、3位以下を引き離してたから、このまま黙って走ってれば、ジルの優勝とフェラーリのワンツーフィニッシュは目前だった。それで、ジルは、優勝を確実にするために、ムリな走行は避けて、少しスローダウンした。そしたら、2番手のチームメイトのピローニが、このフェラーリの紳士協定を破って、ジルを追い越して優勝しちゃったのだ。

これに激怒したジルは、2週間後の第5戦、ベルギーGPで、ピローニにリベンジを誓った。そして、予選2日目に、トップタイムを叩き出したピローニを見て、何とかそれ以上のタイムを出そうと、マシンをスタートさせた。ジルの心の中にあるのは、完全に確執となってしまったチームメイトに対する恨みの気持ちだけだった。そして、ジルは、憎しみの気持ちから冷静な判断をすることができなくなり、タイムアタック中に、スロー走行中だった他のマシンに接触してしまう。ジルのマシンは、相手のタイヤに乗り上げる形になり、150mも空を飛び、大破した。空中でシートごと放り出されたジルは、ものすごい勢いでフェンスに叩きつけられて、そのまま帰らぬ人となった‥‥。1982年5月8日、享年32才、この時、息子のジャックは、11才だった。

音速の貴公子、アイルトン・セナは、34才で亡くなったけど、11年間のF1参戦で輝かしい成績を残して、伝説になった。だけど、天才的なドライビングテクニックを持っていたのに、デビューが遅かったことから、セナの半分以下の4年半しか参戦できなかったジルは、それほどの成績は残していない。だけど、少ないエントリーの中には、多くのファンを熱狂させた素晴らしいレースが何戦もあり、その生き様とともに、ジルも伝説になった。そして、今、その息子のジャック・ヴィルヌーブが、お父さんの年令を超えて走ってるんだから、注目しないワケには行かない。だから、今回のモナコでのジャックの14位って言う成績は、たとえポイント圏外であっても、お父さんと同じチェッカーを受けたって意味では、とっても深いものなのだ。

ちなみに、ジルが憎んでたチームメイトのピローニは、ジルが亡くなったあと、ライバルがいなくなったこともあり、着実にポイントを重ねて行き、ドライバーズポイントでトップに立った。だけど、このまま行けばワールドチャンプになれるって時に、第12戦のドイツGPのフリー走行中に、雨で視界を失い、前を走ってたルノーのアラン・プロストに突っ込んだ。ピローニのマシンは、ジルのマシンと同じように空を飛び、ピローニは幸いにも一命はとりとめたものの、両足骨折の大ケガを負い、F1を去ることになった。その後、ピローニは、必死でリハビリをして、パワーボートの選手になった。だけど、ジルが亡くなってから5年後の1987年の夏に、パワーボートの世界選手権中の事故で、帰らぬ人となった。ピローニもまた、享年35才の若さだった。

‥‥そんなワケで、ヒトコトじゃ語れないようなドラマがあるジル・ヴィルヌーブとディディエ・ピローニだけど、ただ憎み合ってただけじゃなくて、それぞれの心の中には、周りの人たちには分からないような、もっともっと深い思いがあったんだと思う。そんな思いを垣間見せるひとつのエピソードとして、ピローニの息子の話がある。ジルが亡くなったあとに、ピローニの奥さんは、双子の赤ちゃんを産んだんだけど、ピローニは、1人には自分と同じ「ディディエ」、そして、もう1人には、「ジル」って名前をつけたのだ。

「ジル・ヴィルヌーブ - 流れ星の伝説」って本を読むと、ジルの表向きの素晴らしさだけじゃなくて、女遊びをして奥さんと不仲になった話や、幼いジャックがお父さんに気を使ってた様子など、ジルの人間臭さが伝わって来て、ちょっと意外なイメージも生まれる。だけど、こんなにも人間臭かったジルが、文字通り命を賭けてF1の世界を走り抜けて行ったんだってことが分かって、あたしは、言葉にできないほど感動した。この本は、ジルのことだけじゃなくて、当時のF1のことを知る上でも、素晴らしい資料の役割をしてるし、インターネットで中古本を探せば、200円とか300円とかで買えるから、興味を持った人は、ぜひ読んで欲しい。

ただ、ひとつだけ残念なのは、このジルの伝記が、来年公開の映画になったんだけど、その主役、つまり、ジルの役をやるのが、レオナルド熊‥‥じゃなくて、レオナルド・ディカプリオなんだって‥‥。あたしは、このキャスティングを聞いて、全身が脱力した。「いくらなんでも‥‥」とか、「よりによって‥‥」とか、「他にいくらでもいるだろうに‥‥」とか、全世界のF1ファンたちから、色んなセリフが聞こえて来そうだけど、この、キムタクがF1ドライバーの役をやるほどのオチャラケは、F1ファンにとっては心底悲しいとしか言いようがない。

‥‥そんなワケで、アホ芸能人のことは置いとくとして、来週はイギリスGPだし、その2週間後には、ジルの母国のカナダGPだ。カナダGPは、モントリオール郊外のセントフローレンス川に浮かぶノートルダム島にあるサーキットで行なわれる。このサーキットは、かつては「イル・ノートルダム・サーキット」って名前だったんだけど、ジルが亡くなってから、その栄誉を讃えて、「ル・サーキット・ジル・ヴィルヌーブ」って名前に変わった。通称、「ジル・ヴィルヌーブ・サーキット」って呼ばれてるんだけど、メインスタンド前のスタート・フィニッシュラインには、「SALUT GILLES(サリュー・ジル)」って書かれてる。「サリュー」ってのは、フランス語で「やあ!」とか「こんにちは!」って意味で、「やあ!ジル!」って感じだ。ジルの息子のジャックが、このフィニッシュラインを何位で駆け抜けるのか‥‥なんてことも思いつつ、レースを観戦してると、順位やポイントばかりにこだわってるファンよりも、何倍も楽しめると思う今日この頃なのだ。


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2006.05.28

世田谷のアンジェリーナ・ジョリー

J1
大きなお腹でアチコチに出没してて、いつ産まれるか? いつ産まれるか?って思ってたアンジェリーナ・ジョリーが、ついに!‥‥ってほどのことでもないんだけど、赤ちゃんを産んだ。なんでだか知らないけど、アフリカのナミビア共和国で、赤ちゃんを産んだ。男の子と女の子のどっちを望んでたのか知らないけど、女の子を産んだ。東北の人は「そうだそうだ」のことを「うんだうんだ」って言うけど、アンジェリーナ・ジョリーは赤ちゃんを産んだ産んだ‥‥って言っても、産んだのは1人だけど(笑)

あたしは、もともとは、アンジェリーナ・ジョリーをそれほど好きだったワケじゃないんだけど、映画「トゥームレイダー」を観て、室内でバイクを乗り回すシーンにシビレちゃった。あたしは、女性で車やバイクの運転がスゴイ人に憧れてるから、あのシーンだけでアンジェリーナ・ジョリーのファンになった。細かいことを言うと、顔立ちやクチビルは好きなんだけど、エラは嫌いだ。だから、今のままでエラがなければ、今よりもずっと好きになるんだけど、これはヨケイなお世話だと思う。

アンジェリーナ・ジョリーは、バイセクシャルだってことを公言してる。つまり、恋愛の対象に性別は関係ないってワケで、こういうとこはステキなんだけど、実の兄ともラブラブの近親相姦みたいなウワサが流れたこともあって、これがホントだったとしたら、あたし的にはNGだ。あたしは、異性愛者でも同性愛者でもすべて同じように見てるけど、近親相姦とロリコン野郎だけはヘドが出るほど嫌いだからだ。だけど、これも、ヨケイなお世話だと思うワケで、アンジェリーナ・ジョリーが、バイセクシャルだろうと、近親相姦だろうと、バレリーナだろうと、文句があるヤツは佐野元春にでも言って欲しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、アンジェリーナ・ジョリーの運転する車が来るまで闇にくるまってるだけ‥‥なんてことも言ってみつつも、アンジェリーナ・ジョリーには、2人の養子がいる。カンボジア人の男の子、マドックス君(4才)と、エチオピア人のエイズ孤児だったザハラちゃん(1才3ヶ月)だ。だから、今度の赤ちゃんは、3人目の子供だけど、自分で産んだ初めての赤ちゃんてことになる。で、この赤ちゃんのお父さん、ブラッド・ピットは、マドックス君とザハラちゃんのお父さんとしても父権申請?みたいなことをしたから、一気に3人の子供もパパになったってワケだ。

妊娠させた彼女を強制的に人工中絶させた中居正広や杉村太蔵と比べると、サスガ、ブラッド・ピット‥‥って言うか、これがマトモな人間なんだと思うけど、そんなことよりも、あたしがビックル一気飲みしちゃったのは、アンジェリーナ・ジョリーの赤ちゃんの名前だ。「シロー・ヌーベル・ジョリー・ピット」って名前なんだそうだけど、なんだこれ? 「ジョリー」はアンジェリーナ・ジョリーの名字、「ピット」はブラッド・ピットの名字だから、お父さんとお母さんの両方の名字をつけたってことで、キョンキョンと亀梨ナントカの間に赤ちゃんが生まれたとしたら、「小泉花子」か「亀梨花子」のどっちかにするんじゃなくて、「小泉亀梨花子」ってしたみたいな感じだ。

さらには、この「花子」に当たる名前の部分の「シロー・ヌーベル」ってのも、良く分かんない。女の子なのに「シロー」だなんて、なんか、海原雄山に怒鳴られちゃいそうだし、「ヌーベル」って、フランス語で「新しい」って意味だったと思ったから、そうだとしたら、「新シロー」ってことだ。そうなると、他に、「旧シロー」がいなくちゃおかしいし、何が何だか分かんなくなって来る。キョンキョンと亀梨ナントカの場合なら、「小泉亀梨新花子」ってワケで、なんか、「吉本新喜劇」みたいだ(笑)

‥‥そんなワケで、世田谷のアンジェリーナ・ジョリーって呼ばれてるあたしとしては、なるべく本家のアンジェリーナ・ジョリーに近づけるように、日々、努力をおしまないワケだけど、全身のアチコチにタトゥーを入れてる本家に対して、世田谷バージョンのあたしはと言えば、1ヶ所だけだし、ナイフのコレクションが趣味の本家に対して、世田谷バージョンのあたしはと言えば、招き猫をコレクションしてるだけだし、大型のオフロードバイクに乗れる本家に対して、世田谷バージョンのあたしはと言えば、原チャリしか乗れない。その上、あたしの場合は、原チャリでできるのはウイリーだけなので、大型バイクでジャンプしたりできる本家の足元にもおよばない。

だから、あたしは、せめて「マックスターン」だけでもできるようになろうと思って、最近、多摩川の河原で練習を始めた。マックスターンてのは、映画「マッドマックス」に出て来るバイクがやってるヤツで、バイクの前輪を軸にして、後輪だけを空回りさせて、コンパスみたいに円を描いてくアレだ。それで、あたしは、どうやるのか分かんなかったから、バイク屋さんのお兄さんに聞きに行ったら、「前輪のブレーキをかけながらアクセルをひらく」ってことだった。だけど、あたしの原チャリだとちょっとムリで、もっと馬力のある大型のバイクじゃないと、映画みたいにはできないってことだった。実際に、バイク屋さんの前でやってみたんだけど、エンジンが「モーーー!」って言うだけで、後輪は回らなかった。

だけど、MAXファンのあたしとしては、「マックス」って名前のついてるワザはできるようになりたいし、「マッドマックス」を観ると、このマックスターンをやって円を描いたあとに、ウイリーで走ってくのが、ヤタラとカッコイイ。あたしの場合は、すでにウイリーはマスターしたから、マックスターンさえできるようになれば、この組み合わせワザもできるようになるってワケだから、何としてもマスターしたい。それで、もう一度、バイク屋さんに行って、お兄さんに相談してみたら、「しょうがないなぁ~」って言って、あたしの原チャリで、マックスターンをやって見せてくれた!

でも、映画のマックスターンとは違って、原チャリをナナメに倒して「ギュイーン!」って回転したので、なんでか聞いてみた。そしたら、大型バイクならパワーがあるから、人間が乗ったまま、バイクをまっすぐにしたままできるけど、パワーのない原チャリの場合は、人間の体重もかけられないし、後輪が空回りしやすいように、原チャリをナナメにするってことだった。文章で説明するのは難しいんだけど、まず、原チャリの左側に立って、ハンドルだけを持って、原チャリを自分のほうに45度くらい倒して、そこで右のブレーキを握りながらアクセルを開ける。そうすると、前輪はロックしたまま後輪だけが回転して、原チャリは「ギュイーン!」て半回転する‥‥って、こんな説明じゃ分かんないか。

とにかく、ホントのマックスターンとはリトル違うし、原チャリにまたがってやるワケじゃないから、このあと、すぐにウイリーすることもできないけど、これはこれでカッコイイ。「トゥームレイダー」の中で、アンジェリーナ・ジョリーが、オフロードバイクの後輪を滑らせてたのを低いアングルから映してたシーンをホーフツさせちゃう感じで、ぜひマスターしたい。で、バイク屋さんの前でやってみようと思ったら、「そりゃ困ります!」ってことで、あたしは、「最近、多摩川の河原で練習を始めた」ってワケなのだ。

‥‥そんなワケで、「最近、多摩川の河原で練習を始めた」って言っても、まだ2回しかやってない。それも、バイク屋のお兄さんが、「河原の砂利のところがやりやすい」って教えてくれたので、砂利のとこでやってるんだけど、失敗すると、原チャリが砂利の上に投げ出されるから、ボロボロになっちゃう。さらには、後輪で巻き上げられた砂利が、あたしのほうに飛んで来るのが恐い。それで、今んとこケガはしてないんだけど、原チャリの左の面はキズだらけになった上に、左側のミラーが割れちゃった。だから、あたしが、ホントの意味での「世田谷のアンジェリーナ・ジョリー」になれる日は遠そうだし‥‥って言うか、なれるハズないのは分かってるんだけど、とにかく、このマックスターンのあとには、ウイリーとは逆に後輪を持ち上げる「ジャックナイフ」ってワザも控えてるから、あたしの原チャリ修行はまだまだ続く今日この頃なのだ。


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2006.05.27

タマにはこんな日も

オトトイの夜から今日にかけて、とにかく忙しくて、あたしは、ほとんど寝てない。あたしの場合、ふだんから睡眠時間が不足してるから、そんなあたしが「ほとんど寝てない」って言った時には、ホントに「ほとんど寝てない」ってワケで、オトトイの夜も昨日の夜も完全に徹夜だったし、寝たのは、昨日の徹夜明けに2時間の仮眠をしたのと、今日、移動の車の中で、1時間の仮眠を2回しただけで、合計しても、この3日間で4時間しか寝てない。

それなのに、まだまだやらなきゃなんないことがマウンテンで、もちろん、優先順位の高いことから片付けてるんだけど、気が遠くなるような状態だ。こんな時、ホントに小さいきっこたちが出て来てくれて、手分けして手伝ってくれたら、どんなに助かることか‥‥なんてことも言ってみつつ、あまりにも忙しくてプチパニック状態になって来たから、とりあえず日記を書くことにした。わずか1時間でも、日記を書けば、オイル交換‥‥じゃなくて、責任転嫁‥‥じゃなくて、性転換‥‥じゃなくて、気分転換になるからだ。

だけど、そう思って書き始めてみたら、これがまた、目が痛いこと痛いこと。パソコンの画面が眩しくて、ここまで書いただけで、もう目を開けてらんなくなって来た。だから、時々は目をつぶって、休み休み書こうと思うんだけど、そんなことしてたら1時間以上かかっちゃって、自分で決めた休憩時間を超えちゃう。だから、いつもは、1時間でも1時間半でも、書き終わるまで書いてるワケだけど、今回は特別に、たとえ話の途中だったとしても、1時間経ったら、そこでテキトーにマトメちゃって、終わりにしちゃおうと思う今日この頃、皆さん、いかかお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この日記を書いてる1時間だけは、あたしは自由な時間なので、せっかくだから、今、アイスコーヒーを作って来た。どっちにしても、今夜も徹夜が決定してるから、何か飲むならコーヒーしか考えられないってワケで、ブレンディーとネスカフェのどっちにしようか考えるまでもなく、お水にも溶けるブレンディーにした。それで、サトウキビから作った茶色いお砂糖をリトル入れて、スジャータを3個入れた。あたしは、いつもは、ホットでもアイスでもブラックが基本なんだけど、体調が悪い時とかには、お砂糖を入れたりミルクを入れたりして、少しでも栄養を摂るようにしてる。それで、今は、絶対に栄養が必要っぽい雰囲気がマンマンだったから、両方とも入れてみた‥‥んだけど、アイスコーヒーにお砂糖もスジャータも入れたら、コレ、完全にコーヒー牛乳になっちゃった(笑)

ま、この日記を書き終わってから、明日の朝までに、たぶんブラックで5杯以上は飲むと思うから、スタートの1杯は胃にやさしい感じにしといたほうがいいだろう‥‥って言うか、その前に、ここ3日ほどメールボックスを見てなかったから、今、チョコっと見てみたら、これまたマウンテンになってて、またひとつ用事が増えた~って感じになっちゃった。その前までに目を通したぶんだけでも、返信を書かなきゃなんないメールが20通以上もあるのに、マジでハレホレ5秒前って感じだ。

あっ!ついでだからココに書いちゃうけど、母の日にハウスみかんを送ってくださったYNさん! すぐにお礼のメールを送信したんだけど、そちらのナントカがあたしからのメールを拒否してるカントカだっていう説明と一緒に、送信したメールが戻って来ちゃいました~! それで、もう一度、送信したんだけど、また戻って来ちゃったので、ここでお礼を言っときます。どうもありがとう♪ 母さんも喜んでました~♪

‥‥なんてのもはさみつつ、他にも、あたしからの返信が来ないって思ってる関係者の皆さん、来週の月曜日の深夜ごろから、ジョジョに奇妙なメールを返信できると思うので、それまでは、ディオとフリーザとラオウと殺生丸とベナレスとミーくんと海原雄山が同時に攻撃して来ても大丈夫なように‥‥って、これじゃあジョジョだけじゃなくて、「ドラゴンボール」と「北斗の拳」と「犬夜叉」と「3×3EYES」と「サイボーグ・クロちゃん」と「美味しんぼ」も混ざっちゃってんじゃね~かよ! こんなにイッペンに敵に出て来られたら、ジョジョが時間を止めてられる3秒か4秒の間に、スタープラチナを繰り出しつつ、かめはめ波を繰り出しつつ、北斗百裂拳を繰り出しつつ、鉄砕牙で風の傷を繰り出しつつ、トウチャオとコアンヤアを召喚しつつ、ガトリング砲を乱射しつつ、究極のお豆腐料理を作りつつ‥‥って、こんなの絶対に間に合わないし、「あたしはすでに死んでいる‥‥」ってことになりそうな気がする‥‥って言うか、海原雄山だけジャンルが違う(笑)

だけど、マジで、これくらいのことを同時にしなきゃなんないほど、あたしはやることがマウンテンに溜まってて、今だって、「オラオラオラオラオラオラ~!」ってマウスを動かしながら、「あたたたたたたたたたたた~!」ってキーボードを叩いてるのだ!‥‥なんてことも言ってみつつ、このまま行くと、明日の朝ころには「ひでぶ!」ってなっちゃいそうだから、もうちょっとゆっくりと打つか(笑)‥‥なんてノンキなことを言ってたら、書き始めてから、もう40分も経っちゃった! やっぱり、休み休み書いてるから、異常に時間が掛かっちゃう。

いつもは、お仕事の合間とかに少しずつケータイで書いてて、夜はそれをマトメるだけなんだけど、今日みたいに、何の準備もしてなくて、直接、考えながら書いてる時は、ホントに思ったことを垂れ流すだけの長文になっちゃうから、せめてマクラの部分を書き終わるまでに「今日の話題」を決めないと、こんな感じになっちゃう。で、今から話題を考えても遅いから、今日は、水野晴郎を乗せたシベリア超特急のように、このまま突っ走る。まあ、あと18分もあるから何とかマトメられると思うけど、こんな内容でも、水野晴郎は、「いや~きっこの日記って、本当に長いですね~」って言ってくれるだろうか?

皆さん、ご存知の通り、この「きっこの日記」は、きちんとマトメれば遥かに短く収まる内容を無意味にダラダラと長く書くことが特徴のひとつだ。何でかって言うと、短くマトメてる時間がないことと、ダラダラと長く書くことでストレスを発散してることと、読んで欲しくない人たちに対する嫌がらせだ(笑) だって、これはあくまでも、あたしの個人の日記で、お金も取らずに無料で公開してる。だから、読みたい人は自由に読めばいいし、読みたくない人は読まなきゃいい。そんなの、幼稚園児でも分かる常識だろう。だけど、世の中には、幼稚園児レベルの常識も持ち合わせてないバカが若干いるみたいで、あたしの日記が嫌いなのに、わざわざ読みに来て、わざわざ文句のメールを送って来るような、頭のおかしな人が数人いる。

普通、お寿司の嫌いな人は、お寿司屋さんには行かないだろう。ラーメンの嫌いな人は、ラーメン屋さんには行かないだろう。それなのに、わざわざ自分の嫌いなお寿司屋さんに行って、わざわざ自分の嫌いなお寿司を注文して、わざわざ自分の嫌いなお寿司を食べて、それで文句を言う。コレって、どう考えてもバカとしか言いようがない。それも、お寿司屋さんの場合は、料金をとってるんだから、どんなにヘンテコな人でも、一応は「お客様」だ。だけど、あたしの日記は無料なんだから、読んでる人は「お客様」じゃない。だから、あたしが何を書こうと自由だし、誰にも文句を言われるスジアイは無い。あたしからバカへのメッセージは「文句があるなら読むな」‥‥これだけだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、ちゃんと睡眠をとってる時だったら、「文章を書きながら構成を考えつつマトメてく」ってことができるんだけど、今はムリだ。とにかく、目が痛いのと、眠いのと、お腹がペコペコなのと、左手の親指のマニキュアがよれてるのが気になってるのと、脱いだまんまのパンストが気になってるから、とてもじゃないけど気の利いた文章なんか書けない。せめて、何かを食べて栄養を補給すれば、ちょっとは脳みそが動くようになるかも知れないんだけど、今、何かを食べたら、脳みそが動き出す前に、絶対に爆睡しちゃうと思う。だから、明日の明け方までは、ご飯も食べられない。とにかく、あと7分のうちに、この日記をアップして、あとは溜まりに溜まったお仕事と用事のマウンテンへと登ってかなきゃなんない。だから、こんな無意味な駄文を読まされた人達に申し訳ないと思いつつも、これがナチュラルなあたしってワケで、タマにはこんな日もあっていいんじゃない?‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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2006.05.26

ジミーなネットオークション

Jimmy3
ネットオークションに出品されてるブランド品て、90%以上がニセモノで、本物なんかメッタにお目に掛かれないほどメチャクチャな状態なのに、何で取り締まりの対象になんないんだろう? 実際のお店でバッタモンを売ってたら、完全に取り締まりの対象になるし、あんまり悪どくやってるとこは、ちゃんと捕まってるのに、ネットオークションは、やりたい放題の野放し状態だ。それも、ニセモノを出品してるのは、ほとんどが個人を装った悪質なグループで、商品の画像だけは本物をアップしといて、落札した相手に送るのはニセモノって方法をとってるから、買うほうにしてみたら、商品が手元に届いて、初めて騙されたことに気づくか、もっと気の毒な人は、画像と現物とが違ってることにも気づかずに、本物だと思って使い続けちゃう。

もっとヒドイのは、最初からニセモノだってことを公言して売ってるヤツもいる。「もっとヒドイ」って言うか、ある意味、こっちのほうが良心的なのかも知れないけど、堂々と「ヴィトンタイプ」だの「グッチタイプ」だのって書いて、偽ブランド品を出品してる。たとえば、ヤフーオークションを見ると、オークション規約の「禁止出品物」のとこに、ハッキリと「偽ブランド商品やレプリカなど、商標を不正に使用した商品、真正品との確信がない商品など」って明記してある上に、買い手に対しても、「ニセモノを買うことは犯罪を助長することです」って呼びかけていながら、オークションを覗くと、数え切れないほどの偽ブランド品が平然と出品されてる。

一例をあげると、ヤフーオークションに「ヴィトンタイプ」や「グッチタイプ」の偽ブランド品を出品してるヤツは、今までに1400件以上もの商品を売ってる上に、現在も、100件もの偽ブランド品を出品してる。これは、完全に、ヤフーのオークション規約に違反してるのに、ヤフー側はノータッチだ。だって、これほど堂々と偽ブランド品を売り続けてて、すでに1400件以上もの商品を売ってるのに、未だに平然と出品し続けてるってことは、ヤフー側は見て見ぬフリをしてるってことだろう。利用者には「ニセモノを買うことは犯罪を助長することです」って呼びかけてるけど、ニセモノの出品を見て見ぬフリをしてることこそが「犯罪を助長することです」って思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、ジミーチュウの靴が大好きなんだけど、ネットオークションでジミーチュウを見てみたら、開いた口が塞がらなくなった。他のブランドと同様に、そのほとんどがニセモノだったんだけど、そんなことは別にいい。あたしは、もともと、ネットオークションなんかに本物が出品されてるなんて思ってないから、そんなことは気にしてない。あたしが呆れ返ったのは、実際には存在しない商品のニセモノが大量に出品されてたからだ。たとえば、ヴィトンやグッチなどのチョー有名なブランドだったら、あんまりデタラメなことをするとバレちゃうから、実際に作られてるモデルのニセモノを中国とかから密輸して出品してるワケだけど、ジミーチュウの場合は、本物のジミーチュウじゃ作ってないヘンテコな靴に、ジミーチュウの名前だけを刻印したり貼ったりして、出品してたのだ。

あたしは、靴に関しては、ケッコーディープなマニアだから、好きなブランドに関しては、古いものから最新アイテムまで、ほぼ100%熟知してる。それなのに、あたしが一番好きなブランドのジミーチュウなのに、見たことも聞いたこともないヘンテコな靴、ダサイ靴に、ジミーチュウの名前をつけて、何足も出品されてたのだ。他にも、念のために見てみたら、ルブタンも、マノロも、みんなニセモノだらけ。おいおい、いくら何でも、こんなにカッコ悪いデザインのルブタンがあるわきゃねえだろ!‥‥って感じのダサイ靴が、平然と売られてるのだ。

靴マニアのあたしから見ると、これは単なる推測だけど、中国の靴メーカーにテキトーに作らせたパンプスやサンダルやブーツをまとめて輸入して、それにジミーチュウだのルブタンだののブランド名をつけて出品してるか、または、中国の靴メーカーで偽ブランド名までをつけさせたものを密輸して、それを出品してるんだと思う。どっちにしても、個人でできるようなレベルのことじゃないから、悪質な組織が主導してるんだろう。

ま、こんなダサイ靴を落札するようなヤツは、最初からモノを見る目がなくて、ブランド名だけに釣られるバカ女だと思うから、あたしはぜんぜん同情なんかしないけど、このヘンテコな偽ジミーチュウを履いた女がそこらへんを歩きまわり、どこかで誰かにその靴を自慢でもされたら、それがムカツク。だって、それを見た人が、モノを見る目がある人だったら、「なんだ、ジミーチュウってこんなダサイ靴も作ってるのか」って思っちゃって、ジミーチュウに対する世間の評価が下がるからだ。だから、ネットオークションで、ジミーチュウやルブタンやマノロのニセモノを騙されて買うのは自由だけど、それをどこかで自慢したり、人にブランド名を言ったりするのだけはやめて欲しい。

少なくとも、あたしがザッと見た限りでは、「マノロタイプ」とか「ジミーチュウタイプ」なんて書いてるのは1件もなくて、すべて、「マノロブラニク」「クリスチャンルブタン」「ジミーチュウ」って堂々と大嘘が書いてあったから、「ヴィトンタイプ」や「グッチタイプ」みたいに、最初からニセモノと分かって買うワケじゃなくて、本物だと信じて買うワケだと思う。だけど、どう考えたって、実際のマノロやルブタンやジミーチュウで作ってない靴なのに、それが本物のハズがないし、こんな初歩的な嘘に騙されるのは、買う側の責任としか言いようがない。

だけど、現実には、「こんなジミーチュウなんかアリエナイザー!」っていう、誰が見たって分かるようなニセモノに、1万円とか2万円とかの入札をしてるヤツが何人もいたから、「ダメだ、こりゃ!」 by いかりや長介って感じで、あたしは言葉を失った。特にヒドかったのは、そこらの商店街で1000円くらいで売ってるようなビニールのトートバッグに、勝手にジミーチュウの名前をつけた大笑いのニセモノバッグとかまで出品されてたから、あたしは、話のタネに入札してみようかと思ったほどだ(笑)

‥‥そんなワケで、ジミーチュウのニセモノは、色んなネットオークションに堂々と出品されてても、警察はノータッチなのに、ジミー大西の絵のニセモノをネットオークションで売ってたアホグループは、警察に逮捕された。このアホグループは、奈良県橿原市(かしはらし)久米町の古美術商、岡本守史(44)と、神戸市東灘区御影山手の無職、藤井八郎(47)、兵庫県西宮市小松西町の無職、馬渕修蔵(68)、岡山県内の食堂経営者の男(37)の4人で、最後の食堂経営者の男だけは、ひと足先に捕まって、すでに執行猶予つきの判決が出てるそうだ。

このアホグループは、4年前から、有名な画家の贋作を作って売ることを始めたんだけど、最初のころは、岡本太郎や山下清の贋作を作ってたそうだ。それで、約4000万円を荒稼ぎしたんだけど、ジミーちゃんの絵のほうが、岡本太郎や山下清よりも、さらに簡単で書きやすいから、大量に作るようになったそうだ。このグループで、贋作作りを担当してたうちの1人、馬渕脩蔵は、「ジミーさんの作品は塗り絵のようで模写しやすかった」って自供してるそうだけど、それ以前に描いてた贋作も、岡本太郎と山下清なんだから、ハッキリ言って絵はヘタだったんだと思う。

岡本太郎、山下清、ジミー大西ってのは、ある意味、同じジャンルの人っぽいし、絵の技術がなくてもマネできそうだし、ジミーちゃんに至っては、幼稚園や小学校の子供でもマネできそうだから、贋作を描かせるのは、別に画家じゃなくても、そこらのオッサンでも良かったってワケだ。そして、こんなそこらのオッサンが描いたニセモノを見抜くこともできなくて、ミゴトに騙されたのが何人もいたってワケだ。岡本太郎と山下清の贋作で約4000万円、ジミーちゃんの贋作が59点で約350万円て話だから、少なくとも何百人て単位の人が騙されたんだと思う。

‥‥そんなワケで、あたし的には、ジミーチュウのニセモノに騙される人も、ジミー大西のニセモノに騙される人も、被害者には違いないんだけど、限りなく自分に責任がある被害者なんだと思う。だって、ネットオークションなんて、本物を探し出すほうが難しいくらいに、ニセモノだらけのデタラメワールドだってのに、そんなとこを覗くこと自体が、詐欺師やペテン師だらけの中へ、おサイフを持って飛び込んでくようなもんだからだ。

だけど、こんなことを言ってるあたしも、実は、過去に騙されたことがある。もう何年も前のことだけど、ヤフーのオークションの「タレントグッズ」のとこを見てたら、「MAXのナマ写真」が40枚で2000円で出品されてた。それで、あたしは、きっとオッカケのファンが撮り溜めたものだろうって思って、それを落札した。そして、その日のうちに相手からメールが来て、あたしは、相手の指定した口座にお金を振り込み、それから3日くらいしたら、ちゃんと送られて来た。

でも、封筒を開けてみたら、ナナナナナント! MAXの写真には違いなかったんだけど、色んな雑誌のグラビアだとか、普通に売ってるブロマイドだとかを複写した写真ばっかで、ナマ写真なんか1枚も入ってなかった! それで、すぐに文句を言おうと思ったんだけど、少し冷静になって考えてみたら、こっちは相手の住所や本名を知らないのに、相手はこっちの住所や本名を知ってるワケで、もしも話がコジレたりしたら、変な嫌がらせをされちゃうかも知れないって思ったから、泣き寝入りすることにした。もちろん、これが、何万円とかって話だったら、文句を言ってたと思うし、ヤフーにも警察にも届け出てたと思うけど、たった2000円のことで、さらにイヤな思いはしたくなかったから、諦めることにした。

‥‥そんなワケで、あたしが、ネットオークションで何か買ったのは、アトにもサキにもこの時だけだ。あとは、懸賞で当たった賞品とかを売ったりする時に利用してるだけで、絶対に何も買わないことにした。何しろ、どこのネットオークションも、平然とニセモノを出品させてるクセに、見て見ぬフリをしてるし、中には、オークションの運営会社の人間が、値段を吊り上げるために、インチキIDで入札に参加してるようなメチャクチャなとこもある。だから、ジミーチュウの靴やジミー大西の絵に限らず、ジミーペイジのレコードでも、ジミースコットのレコードでも、ジミースミスのレコードでも、さらには、ジミー入枝とザ・キングタウンズのCDでさえも、欲しい時には正規のショップで買うことにして、絶対にネットオークションだけは利用しないことに決めてる今日この頃なのだ。


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2006.05.25

スーパー海物語

Warin
あたしの1ヶ月の収入の内訳は、だいたい、本職が6割から7割、パチンコが3割から4割、その他のバイトや内職が1割って感じなんだけど、今月は、本職の収入が少なかったぶん、がんばってパチンコに行ってたので、ナナナナナント! パチンコの収入が本職の収入を上回っちゃった! 割合にすると、本職が4割、パチンコが5割、その他が1割って感じだ。だから、金額だけで言うと、パチンコが本職みたいな感じになっちゃった‥‥って言うか、本来の目的、北朝鮮に経済制裁を発動することなんか二の次で、生きてくために必死でパチンコを打ってるみたいなワケで、このまま行くと、後ろ姿がシグレちゃった種田山頭火って言うよりも、後ろ姿がススケちゃった阿佐田哲也になりそうだ。

だいたい、ドライアイがつらいってのに、それでも生活費を稼ぐためにパチンコへ行って、大当たりのラウンド中は、ずっと目をつぶって目を休ませたりしてるんだから、他人から見たら、パチンコしながら居眠りしてるみたいに見えちゃうと思う。だから、ナントカって病気で、マージャンを打ちながら居眠りしてた阿佐田哲也みたいなもんで、あたしの場合はパチンコだから、「朝だ!徹夜だ!」ってことはないけど、阿佐田哲也が、マージャン小説を書く時は阿佐田哲也、歴史小説を書く時は井上志摩夫、普通の小説を書く時は本名の色川武大って、3つの名前を使い分けてたみたいに、あたしも、ヘアメークの時と、バイトの時と、パチンコの時とで、名前を使い分けてみようかな?

たとえば、ヘアメークの時は「きっこ」、バイトの時は「マリン」、パチンコの時は「ワリン」てのはどうだろう?‥‥なんて書くと、「マリン」はともかく、「ワリン」て何?って思う人と、これだけで、今日の日記の内容がウスウスと分かっちゃった人とに分かれると思う。で、ウスウスと分かっちゃった人ってのは、もちろん、全国5000万人の北朝鮮経済制裁ファンの皆さんてワケで、そんな皆さんのご期待にお応えして、さっそく、あたしの生活の糧の「海物語シリーズ」の最新機種、「スーパー海物語」を打ちに行って来た今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、テレビのCMでは、マリンちゃんとサムが海辺を走りながら、「今度の海はハワイで~す♪」なんて言ってるし、あたしは、早く打ちたくてジンジャエールだったんだけど、いくら打ちたいって言っても、あたしのパチンコは趣味じゃなくて、あくまでも生活費を稼ぐのが目的だから、絶対に負けるワケには行かない。だから、何のデータも持ってない新台を打つ場合には、新台を入れた時の設定のクセを知ってる地元のお店でしか打たないことにしてる。それで、あたしの地元のお店では、22日の月曜日に入るって言ってたんだけど、人気機種の新台だから、新台予約券を持ってないと、朝から並んでも打てるかどうか分からない。

それで、あたしは、どうせ月曜日は朝から夜までずっとお仕事だし、その日は諦めてた。で、次の火曜日は、午後から夕方まで空くので、ムリは承知で、覗くだけ覗いてみようと思ってた。それで、火曜日のお昼すぎに覗いてみたら、「スーパー海物語」は、「小林旭」とか「花満開」とかがあった列に、両側ズラーッと入ってたんだけど、当然、すべて埋まってて、ナニゲに順番待ちみたいな感じで、休憩用のイスに座って、誰かがやめるのを待ってるっぽい人までいた。だいたい、半分くらいの人が積んでて、一番多い人で10箱くらいだったから、いい台を当てた人は、朝イチで確変を引いてから、ずっと出し続けてるって感じだった。

あたしの地元のお店は、新台のメーカーや種類にもよるんだけど、確実に設定を甘くしてくれてるのは、最初の3日だ。あんまり人気のない機種の場合は、月曜日から金曜日までの5日間、設定を甘くして、土曜日から渋くする。だけど、今回は、大人気の海シリーズだから、ヘタしたら、甘くしといてくれるのは最初の2日だけって可能性もあるから、確実に勝つためには、この日に打つしかない。

だから、あたしは、両側で「スーパー海物語」を打ち続けてる狭い通路を「誰がやめないかな~?」なんて思いながら、何度も行ったり来たりしたんだけど、誰ひとり、やめる気配もない。それで、20分近くウロウロしてたんだけど、「パチンコ屋さんに来てるのに、パチンコをしないで、空くのを待ってる状況」に耐えられなくなっちゃって、他の台を打つことにした。だけど、目的は「スーパー海物語」なんだから、できるだけ近くの場所で別の台を打ってて、チョコチョコと「スーパー海物語」を見に来て、どこかが空いたらソッコーでキープ!って作戦を立てた。

それで、「スーパー海物語」の左側のエリアは「大海物語」だったので、同系列は打ちたくなくて、反対の右側のエリアを見てみたら、前まで「スーパー海物語」の列の奥にあった「花満開 煌」が、こっちに移動してた。もちろん、ガラガラで、打ってる人は1人しかいなかった。それで、この前の連チャンもあったので、あたしは、とりあえずコレを打ちながら、「スーパー海物語」が空くのを待つことにした。

お財布を見たら、お札は1万円札しかなかったんだけど、いつもみたいに1万円を千円札10枚に両替しないで、そのまま投入した。なんでかって言うと、この前の「花満開 煌」の日記で、「1万円札を直接、台に入れちゃうと、すぐに返却ボタンを押しても、お金は戻って来なくて、代わりに、1万円ぶんのパッキーカードが出て来る。つまり、5000円使ったとこでやめても、お金は1円も残らなくて、あと5000円ぶん使えるパッキーカードしか残らない。だから、あたし的には、パチンコで勝たない限り、明日からの生活にも困っちゃうってワケだ。」って書いたら、親切な読者から、こんなメールが届いた。


お名前:●●●●
E-mail:xxxxx@xxxxx.co.jp
コメント:きっこさん、いつも楽しく拝見しております。ブログを読んでいて、地元は同じ●●●●だと推測されます。ということは、経済制裁の場所も私もお世話になっている●●●●●ホールでしょう(私の場合2階がメインですが)パチンコで1万円入れて、すぐに出た場合、返却ボタンで戻ってきたパッキーは●号店(●号店交換所から通じている方)の景品交換所脇の機械で現金に換金できますので、心おきなく1万円で勝負しても大丈夫ですよ。これからも経済制裁に期待しています。PS 私も玉堤通り沿いの1本桜が好きです。


長年、このお店で打ってたのに、パッキーカードが換金できるなんて、あたしゃ知らなかった! 親切な●●●●さん、どうもありがとう♪‥‥って言うか、毎回わざわざ両替して、千円ずつ何度も投入してたあたしの手間って、いったい‥‥って感じで、あたしは恥ずかしさのあまり、あの景品カウンターの前に並んでる景品の自転車に乗って、走り出したくなるほど恥ずかしくなった(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、この親切な助言によって、安心して1万円札を投入して、いつもの「ラッキー5円玉」でハンドルを固定して、ぼんやりと打ち始めた。そしたら、まだ最初の500円なのに、まだ8回しか回してないのに、突然、画面が右上の端からパラパラとめくれて来て、大きな満月が現われて、ほのかちゃんも現われて、大きな金色の文字で「確率変動」って出た! それで、確変に突入しちゃった! これが、ウワサの「突然確変」だ!

だけど、せっかくの突然確変なのに、「2」なんかで揃っちゃった挙句に、アンノジョー、「煌チャンス」も全滅で、単なる時短。それで、チョコっと「スーパー海物語」を覗きに行ってから続きを打ち始めたら、時短で「1」の確変を引いちゃって、オナジミの1セットで終了した。それから、もう一度、「スーパー海物語」を覗きに行ったら、こっちに向かって何箱かを押して来る店員さんがいた!‥‥ってことは、誰かひとりがやめたってワケで、あたしは、久しぶりのハイヒールダッシュをして、反対側からまわり込んで、その台にタバコを置いてキープした!

で、「花満開 煌」で出た3箱ぶんをトットとレシートに替えてもらって、いよいよ、あたしは、夢にまで見た「スーパー海物語」を打ち始めた。前の人は、11回ほど当たってて、そのあとに700回ちょっと回して、諦めたみたいだった。あたしは、パッキーには9500円も残ってるし、これをぜんぶ使っても、3箱ぶんでモトは取れてるから、精神的に余裕のスタートになった。

今度の「スーパー海」は、「大海」よりも、さらに画面が大きくてキレイだし、3つあるステージは、今までの「海モード」の他に、「マリンちゃんモード」と「ハワイモード」になってる。「マリンちゃんモード」は、海底の岩にマリンちゃんが腰掛けてて、色んなアクションをするんだけど、今までの「黒潮リーチ」や「サンゴリーチ」、「マリンちゃんリーチ」の他に、大きなカジキが出て来る「カジキリーチ」がある。カジキって言えば、世界の海で大物カジキを釣ってる児島玲子ちゃんを連想しちゃうので、このリーチだけは絶対に見てみたい。

それで、あたしは、「スーパー海」の売り物になってる「ハワイモード」よりも、まずは「マリンちゃんモード」で打ち始めたんだけど、これが、ナナナナナント! 打ち始めてたった5分、7回目で、マリンちゃんがアップになって、ジュゴンのリーチで魚群が出て、黒潮リーチに発展して、アッケなく揃っちゃった! 今までも、500円で大当たりしたことは何度もあるけど、2台続けて500円で当てたのは、生まれて初めて物語って感じで、クルクルバビンチョのモ~グタン!って感じだった。

大当たりのラウンド中の画面は、基本的には今までと同じみたいな感じなんだけど、砂浜に寝そべってるマリンちゃんとか、終わりのほうで、マリンちゃんとサムに続く新キャラの「ワリンちゃん」が、ジェットスキーに乗って登場した。ワリンちゃんてのは、マリンちゃんを悪役にしたみたいな感じで、髪も水着も濃いブルーで、ポニーテールのリボンが、コウモリの羽のデザインになってる。それで、良くみたら、玲奈ちゃんと反対の左目の下に泣きボクロがあって、なかなかセクシーだ。

‥‥そんなワケで、たった500円で確変を引いて、余裕タップリになっちゃったあたしは、自販機で缶コーヒーを買って来てから、今度は、「ハワイモード」にしてみた。こっちは、背景がハワイっぽい海岸に変わる他には、台の横にぶらさがってる説明書によると、「スコールリーチ」とか「フルーツリーチ」とか「ジェットスキーリーチ」とか、どれも新しいリーチが掛かるみたいだ。それで、10回目くらいで、画面の右下にフラダンスの女の子が1人出て来て、そのあとに3人出て来て、最後に、真ん中にワリンちゃんが出て来た。ワリンちゃんは、強風に耐えてるみたいな感じで、背景には大きなマンボウまでが出て来て、画面全体に横なぐりの雨が降り出した。

あたしは、「これがスコールリーチだな」って思いながら見てたんだけど、ノーマル図柄だったから、プッシュボタンを押さなかった。そしたら、ノーマル図柄が揃った瞬間に、図柄と図柄の間にある小さなアコヤ貝が、パッと大きなハイビスカスの花に変わって、ギュイーンってルーレットが回って、確変に昇格した。やっぱり、「ラッキー!」と「スーパーラッキー!」じゃあ、同じマリンちゃんの声でも、嬉しさがぜんぜん違う。

それで、「こりゃあ続くな!」って思ったのもトコノマ、次はノーマルで、さらに、大当たりラウンド中の宝箱チャンスでスカを引いちゃって、時短になっちゃった。その上、時短もダメだし、あたしは、そのまま突っ込み続けて、せっかく出した3箱が、1箱半になっちゃった。それで、いつもなら、この辺で諦めるんだけど、今回は、次はいつ打てるか分からない新台だったし、レシートのぶんで1万円は勝ってるから、このまま玉が無くなるまで打ち続けることにした。

そしたら、その決断が良かったのか、「マリンちゃんモード」と「ハワイモード」をチョコチョコと変えながら打ってたら、450回くらい回したとこで、その時は「マリンちゃんモード」だったんだけど、突然、ワリンちゃんが現われて、「ワリンチャンス!」になって、ズレてたカニの、上のカニと下のカニが一列になってリーチになった。それで、マリンちゃんみたいに手をヘロへロしたら、ミゴトに揃っちゃった!

‥‥そんなワケで、ここからは順調で、次も次も確変で、4連チャンまではサクサクと続いてった。それで、ノーマルになっちゃった5連チャン目には、ラウンド中の映像が、マリンちゃんが色んなポーズをとってるのに変わったんだけど、動画じゃなくて静止画だったから、なんかイマイチ、ショボかった。ようするに、「大海」の大久保麻梨子ちゃんみたいなもんなんだけど、「特技は腕相撲!挑戦者募集中!」とか何とかアホみたいなことを言わないぶん、マリンちゃんりほうが少しはマシだった。結局、5連チャンで途切れたんだけど、最初にムダなことをやってたので時間も遅くなっちゃったし、リーチはひと通り見れたので、ここでやめることにした。「花満開 煌」が5000発ちょっと、「スーパー海物語」が12000発弱で、ぜんぶで50000円ちょっとになったし、パッキーの残りも、例の機械でちゃんと返してもらって来た今日この頃なのだ。


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2006.05.24

納税するのがバカバカしくなる話

Baka
現在の自民党の素晴らしさを象徴する三バカと言えば、山本一太、大仁田厚、杉村太蔵の3人だけど、杉村太蔵は、5月11日に、結婚したそうだ。それは別にいいんだけど、テレビのワイドショーを見てたら、入籍のアイサツとして、「かつて、人命は地球よりも重い、と言った人がいましたが、私はナンタラカンタラ~」ってノタマッてたから、あたしは呆れ返った。杉村太蔵って、大学時代に、一時は結婚の約束までしてた自分の彼女を妊娠させて、それを強制的に人工中絶させて捨てた冷血な殺人鬼じゃん。こんな人間のクズが、よくも「人命は地球よりも重い」なんてセリフを言えたもんだ。まるで、水子の霊を背負いながら女性のための歌を歌ってるジャニタレ並みのデタラメさじゃん。

その上、杉村太蔵は、入籍の前日の5月10日に、自分のブログに盗作の大嘘体験記を書いてたってんだから、もう終わってるね。杉村太蔵は、「独身最後の夜」として、過去のことを振り返ったような作り話を書き連ねてるんだけど、その中に、19才の時に自殺未遂をした話が書かれてた。だけど、それが、元暴走族特攻隊長の人気予備校講師、吉野敬介の自伝、「やっぱりおまえはバカじゃない」の中に書かれてる自殺未遂のエピソードとソックリだったのだ。

当然、盗作されたほうの吉野敬介は激怒してるんだけど、杉村太蔵のほうは、問題の箇所を削除しただけで、ひとことの謝罪もないまま、どっかにトンズラしちゃった。あの、安倍なつみでさえも、盗作したことを認めた上で、一応は謝罪したってのに、税金で飯を食ってる国会議員ともあろう人間が、謝罪もしないでトンズラとは、どこまで国民をバカにすれば気がすむんだろう?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、山本一太や大仁田厚や杉村太蔵のために、セッセと税金を払ってますか?


‥‥そんなワケで、まずは、吉野敬介の自伝、「やっぱりおまえはバカじゃない」の盗作された箇所を引用するので、読んで欲しい。


(前略)
もうすべて終わったと、俺は自殺を決意した。彼女にふられてまで、この世に生きていたくなかった。
雪の降る夜、車にチェーンをつけ、志賀高原の山路を登っていった。雪のなかで眠りこみ、凍死しようと思ったのだ。
雪がしんしんと降り、おそらく零度以下の寒さだったにちがいない。いろいろなことを思いうかべながら、雪の野原に寝た。だけど、雪のなかで眠るなんて、とうていできることじゃない。寒くて寝られない。あまりに寒いから、いったんクルマのなかに戻って暖をとる。
そして「よし、今度は死ぬぞ」と根性を決めて外に出て、再度、雪の上に寝転がるのだが、あまりにも寒くて寝られやしない。こんな調子でクルマに出たりはいったりしているうち、風邪ひいちゃう、死んじゃうと思って(死ぬために行ったのに)「やっぱりやめた」とアパートに帰った。
(後略)

「やっぱりおまえはバカじゃない」吉野敬介著(小学館文庫)より引用。


続いて、杉村太蔵が、自分のブログに書いて、騒ぎになってから削除した部分を引用する。


2006年05月10日
(前略)
思い出しますね。
19歳の頃。
本当にこの男は腐ってました。本気で自分が嫌いだったし、何度も死のうと思った。死のうと思って真冬の大雪山に車で行って、それで凍死を試みましてね。
それで車から降りて雪の上に寝て、じっと静かに死を待ったわけですよ。それでもあまりに寒くてね、死ねなかった。
しょうがないから車に戻って、少しあったまってからもう一度死のうと思って外に出たんですがね、やっぱり寒くて、「これじゃー風邪引いちゃうよ」とか文句を言いながら帰ったのを昨日のことのように覚えています。今考えたらおかしな話ですよね。死のうと思って来ているのに、風邪を引くも何もないだろうという感じですわね。
(後略)


そして、このエピソードが、吉野敬介の著作の盗作だって騒ぎになったら、杉村太蔵は、次のように修整した。


(前略)
思い出しますね。
19歳の頃。
本気で死にたくなるほど悩んでいました。ずいぶんと周りの人に心配をかけもしました。迷惑もうんざりするほどかけていたと思います。
(後略)


‥‥そんなワケで、杉村太蔵は、この吉野敬介のエピソードを自分の体験だってことにして、ブログに書いただけじゃなく、去年の11月、ニートを集めて行なった集会でも、得意満面になって話してたそうだ。それで、吉野敬介は、日刊スポーツの取材に対して、「オチまでパクるとは、ふざけるな」、「志賀高原が大雪山に代わっただけだよね。まったく同じ。曲がりなりにも国会議員でしょ?公人でしょ?使うなとは言わないけど、ちゃんと筋道通して挨拶に来い」って怒ってる。ま、当然だろう。で、今日の夜になって、杉村太蔵は、ようやくブログに謝罪文を掲載した。


2006年05月23日 20:03
本日、5月10日付の私のブログの内容が、代々木ゼミナールの吉野先生の本の内容と似ており、盗用ではないかとのご指摘をいただきました。
ブログの内容は、私自身の実体験に基づいて書いたものですが、吉野先生の本を読んでいた影響もあり、結果として内容があまりに似るものとなったことは事実であり、この点に関しては、率直に申し訳なく思っております。
(後略)


‥‥う~ん、コレって、あたしにはどうしても理解できないんだけど、やっぱり杉村太蔵って、普通の人間とは脳みその構造が違うのかな? だって、「ブログの内容は、私自身の実体験に基づいて書いたものですが、吉野先生の本を読んでいなかったため、偶然にも内容があまりに似るものとなったことは事実であり、この点に関しては、率直に申し訳なく思っております。」ってのなら理解できるけど、コレ、逆じゃん。

「吉野先生の本を読んでいた」のなら、普通は似ないように書くのがマトモな人なんじゃないの? なんか、まるで、国会で追及されたコイズミが、支離滅裂なイイワケをするのとおんなじで、あたしはぜんぜん理解できないんだけど‥‥って言うか、杉村太蔵の大学時代の知り合いによれば、受験勉強もせずに「テニス入学」した杉村太蔵は、合コン合コンの毎日で、親に買ってもらった車で毎日のように遊びまわり、友達の彼女にまで手を出すほどの女狂いだったって話なんだけど、そんなヤツが、自殺未遂?

‥‥そんなワケで、あまりにも苦しい杉村太蔵のイイワケを読んで、本当に19才の時に大雪山に行って、本当に雪の中に寝て、本当に死のうと思ったって言い張るんなら、「そのまま死んじまったほうがニポンのためだったのに‥‥」って、全国の納税者が思ったと思う今日この頃なのだ。


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2006.05.23

タルタルな夜

いつもはギリギリの生活をしてるあたしだけど、ここ1週間くらいは、リトル余裕がある‥‥とは言っても、いつもがいつもだから、そこからの「リトル余裕」ってワケで、1000円のランチを食べたり、発泡酒を買ったりなんて余裕はない。お昼は梅干しのオニギリを作って持ってくし、飲んでるのは1本90円の第3のビール、「のどごし生」ばかりだ。だけど、何で余裕があるのかって言うと、知り合いがお米を10キロもくれたからだ。いつもは、1個35円の金ちゃんラーメンとか、500グラムで105円のパスタとか、15センチ×40センチの巨大なパンの耳が8枚で105円のやつとか、そんなのを主食にしてるんだけど、大量のお米をもらったので、そう言うものを買わなくて良くなった。

その上、日記には書かなかったけど、この前、「花満開 煌」で勝ったあと、何日後かに「新海物語」で16連チャンしたので、止められそうだった光熱費をぜんぶ支払っても、まだ4万円近くの現金が残った。だけど、今度は、月末の支払いが色々とあるから、この4万円じゃぜんぜん足りないんだけど、それでも、先月までのハレホレ状態に比べたら、ずいぶんマシだ。

それで、あたしのモットーは、「常にベストを尽くす」‥‥って、コレは今考えたんだけど、とりあえず、今できるベストは、「少しでもお金を減らさないようにする」ってことだったので、朝ご飯と晩ご飯は、いただきもののワカメでお味噌汁を作って、あとは、ふじっ子のしそ昆布の佃煮と桃屋のザーサイをおかずにして、ご飯を食べてた。それから、お昼が出ないお仕事の日は、梅干しのオニギリを2個作って持って行ってる。だけど、とにかくご飯が美味しいので、ぜんぜん苦にならない‥‥って言うか、毎日、炊き立てのご飯が食べられるなんて、こんなにゼイタクなことはない。おかずが何もなくても、炊き立てのご飯でお塩のオニギリを作って、あと、ワカメのお味噌汁があれば、それだけで十分だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、毎日、炊き立てのご飯が食べられる上に、このパターンの食生活に突入する前には、長年の夢だった「カニ祭り」も開催してるし、お昼に立派なお弁当が出るお仕事もあったし、おかずは買わないクセに期間限定のお菓子を買ったりしてたし、「のどごし生」も買ってたから、いつもよりは「リトル余裕」のある生活を楽しんでたってワケだ。もちろん、「お酒を買うならおかずを買えよ!」ってツッコミを入れられそうな気もするけど、この「お酒を買うならおかずを買えよ!」ってセリフ、ナニゲに、懐かしの「同情するなら金をくれ!」に似てる気もする。

で、あたしは、こんなツッコミを入れられないように、久しぶりにちゃんとしたものを食べようと思って、シンガポール‥‥じゃなくて、いつものスーパーへと欽ちゃん走りしてみた。いつもは、とりあえずスーパーに行って、色々と見てみて、その日に安くなってたもので何を作るか考えるんだけど、今回は、あたしの頭の中には、最初っから「タルタルソース」が渦巻いてた。何でか分かんないんだけど、とにかくタルタルソースをつけたものが食べたくてジンジャエールだった。

普通は、エビフライが食べたくて、それでタルタルソースも作る‥‥って感じなのに、今回は、エビフライでも、サーモンフライでも、白身フライでも、相手は何でも良くて、場合によったら、別にフライじゃなくても良くて、ご飯にタルタルソースをかけて食べるのでもいいって思うほど、タルタルソースが食べたかった。だけど、マヨネーズと同じ容器に入って売ってる出来合いのタルタルソースは、ぜんぜん食べたくなくて、自分で作ったのじゃないとダメって感じだった。それで、あたしは、とにかくタルタルソースを作るための材料を買うことにした。

お家には、マヨネーズ、からし、自作のピクルス、冷凍保存してるパセリがあるから、あと必要なのは、タマゴとタマネギだけだ。それで、ソフトボールくらいある巨大な新タマネギが、1個50円だったので、それと、5個で200円ちょっとの安全そうなタマゴを買うことにした。それから、タルタルソースをつけるものまでは、とても作るパワーがないし、揚げ物は汚れるからしたくないので、お惣菜コーナーへ行ってみた。あたし的には、一番食べたいのがサーモンフライだったんだけど、残念ながら売り切れだったので、80円のアジフライと、100円の白身フライを1個ずつ買った。

ふじっ子のしそ昆布の佃煮と桃屋のザーサイだけをおかずにして来た今日までと比べると、あまりにもゼイタクなお買い物なんだけど、「今日はゼイタクして食べたいものを食べる」って決めてスーパーに来てるんだから、決して後ろは振り向かずに、あたしは突っ走った‥‥ってほどでもないんだけど、他にも、桃屋のザーサイとお徳用のカツオのふりかけも買ったし、なかなかのオオバンブルマイだった。

‥‥そんなワケで、帰って来たあたしは、さっそく、タマゴを2個、固茹でにしながら、巨大なタマネギを半分、ミジン切りにした。それをボールに入れて、黒コショウとお塩を軽く振って、マヨネーズをウニウニウニウニって出して、チューブのからしをウニって出して、混ぜた。茹でタマゴができたら、お水で良く冷やしてから、白身はミジン切りにして、黄身は指でテキトーにボロボロにして、混ぜた。あと、ピクルスもミジン切りにして混ぜて、冷凍保存しといたパセリは、凍ったまま手のひらで揉むとパラパラになるから、それも混ぜて、タルタルソースの完成だ。いつもは、タマゴ1個とタマネギ4分の1で作るんだけど、今回は2倍の材料で作ったから、とにかく、ものすごい量で、お茶碗に山盛りくらいのタルタルソースができた。この量は、どう考えても、アジフライと白身フライ1個ずつの量じゃない。アジフライだったら10個、エビフライだったら20本ぶんくらいの量だ。

だけど、あたしは、アジフライが食べたかったワケでもなく、白身フライが食べたかったワケでもなく、しいて言えば、サーモンフライが食べたかったワケなんだけど、基本的にはタルタルソースが食べたかったワケだから、これで~いいのだ~これで~いいのだ~タルタルソース~タルソース~♪‥‥って、バカボンの替え歌にすると、どうしても2個目が「タルタルソース」じゃなくて「タルソース」になっちゃうけど、やっぱり、これでいいのだ。

どっかのお店で、エビフライ定食を注文した時に、別にタルタルソースを食べたくなかった時なら、お皿についてたタルタルソースの量が少なくて、とてもエビフライ2本に行き渡らなそうな量だったとしても、テーブルの上の普通のソースをかけて食べればいい。だけど、まるで歯ブラシの上にたっぷりと歯磨きを乗せるがごとく、エビフライの上にタルタルソースを乗せて食べたいと思ってた時だったら、2本どころか、1本のエビフライの真ん中くらいまでしか乗せられないほどの少量のタルタルソースに対して、小さいきっこたちが一揆を起こしちゃうだろう。

つまり、今回の場合は、アジフライの上に、どんなに山盛りにしても、大量に余るほどのタルタルソースがあってこそ、あたしの理想的な食卓を演出できるってワケで、どんなに好きなだけつけても、タルタルソースが余るってことこそが、「ザ・ゼイタク」ってワケなのだ! なのだったら、なのなのだ!‥‥って、バカボンのパパが抜けなくなっちゃったから、ここらでムリヤリに戻すけど、あたしは、アジフライと白身フライをトースターで温めながら、タマネギの残り半分でオニオンスライスを作って、業務用の赤ワインを用意した。

‥‥そんなワケで、あたしは、アジフライの上に、もうこれ以上は乗らないってほど、タルタルソースを山盛りにしてみたんだけど、そしたら、重くて、お箸で持てなかった。だけど、その時、あたしは、「重くてお箸で持てないほど、タルタルソースを山盛りにしてるのに、それでも、まだ、こんなにいっぱいタルタルソースがある」って思って、言葉にできないほどのゼイタク感を味わうことができた。結局、ハシタナイけど、アジフライは手で持って食べて、白身フライのほうは、一応学習したので、ひと口ぶんだけタルタルソースを乗せて、その部分を食べる‥‥って方法で食べたんだけど、これがまた赤ワインにバッチリで、大満足だった。さらには、半分近く余ったタルタルソースは、ソルトクラッカー