納税するのがバカバカしくなる話
現在の自民党の素晴らしさを象徴する三バカと言えば、山本一太、大仁田厚、杉村太蔵の3人だけど、杉村太蔵は、5月11日に、結婚したそうだ。それは別にいいんだけど、テレビのワイドショーを見てたら、入籍のアイサツとして、「かつて、人命は地球よりも重い、と言った人がいましたが、私はナンタラカンタラ~」ってノタマッてたから、あたしは呆れ返った。杉村太蔵って、大学時代に、一時は結婚の約束までしてた自分の彼女を妊娠させて、それを強制的に人工中絶させて捨てた冷血な殺人鬼じゃん。こんな人間のクズが、よくも「人命は地球よりも重い」なんてセリフを言えたもんだ。まるで、水子の霊を背負いながら女性のための歌を歌ってるジャニタレ並みのデタラメさじゃん。
その上、杉村太蔵は、入籍の前日の5月10日に、自分のブログに盗作の大嘘体験記を書いてたってんだから、もう終わってるね。杉村太蔵は、「独身最後の夜」として、過去のことを振り返ったような作り話を書き連ねてるんだけど、その中に、19才の時に自殺未遂をした話が書かれてた。だけど、それが、元暴走族特攻隊長の人気予備校講師、吉野敬介の自伝、「やっぱりおまえはバカじゃない」の中に書かれてる自殺未遂のエピソードとソックリだったのだ。
当然、盗作されたほうの吉野敬介は激怒してるんだけど、杉村太蔵のほうは、問題の箇所を削除しただけで、ひとことの謝罪もないまま、どっかにトンズラしちゃった。あの、安倍なつみでさえも、盗作したことを認めた上で、一応は謝罪したってのに、税金で飯を食ってる国会議員ともあろう人間が、謝罪もしないでトンズラとは、どこまで国民をバカにすれば気がすむんだろう?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、山本一太や大仁田厚や杉村太蔵のために、セッセと税金を払ってますか?
‥‥そんなワケで、まずは、吉野敬介の自伝、「やっぱりおまえはバカじゃない」の盗作された箇所を引用するので、読んで欲しい。
(前略)
もうすべて終わったと、俺は自殺を決意した。彼女にふられてまで、この世に生きていたくなかった。
雪の降る夜、車にチェーンをつけ、志賀高原の山路を登っていった。雪のなかで眠りこみ、凍死しようと思ったのだ。
雪がしんしんと降り、おそらく零度以下の寒さだったにちがいない。いろいろなことを思いうかべながら、雪の野原に寝た。だけど、雪のなかで眠るなんて、とうていできることじゃない。寒くて寝られない。あまりに寒いから、いったんクルマのなかに戻って暖をとる。
そして「よし、今度は死ぬぞ」と根性を決めて外に出て、再度、雪の上に寝転がるのだが、あまりにも寒くて寝られやしない。こんな調子でクルマに出たりはいったりしているうち、風邪ひいちゃう、死んじゃうと思って(死ぬために行ったのに)「やっぱりやめた」とアパートに帰った。
(後略)
「やっぱりおまえはバカじゃない」吉野敬介著(小学館文庫)より引用。
続いて、杉村太蔵が、自分のブログに書いて、騒ぎになってから削除した部分を引用する。
2006年05月10日
(前略)
思い出しますね。
19歳の頃。
本当にこの男は腐ってました。本気で自分が嫌いだったし、何度も死のうと思った。死のうと思って真冬の大雪山に車で行って、それで凍死を試みましてね。
それで車から降りて雪の上に寝て、じっと静かに死を待ったわけですよ。それでもあまりに寒くてね、死ねなかった。
しょうがないから車に戻って、少しあったまってからもう一度死のうと思って外に出たんですがね、やっぱり寒くて、「これじゃー風邪引いちゃうよ」とか文句を言いながら帰ったのを昨日のことのように覚えています。今考えたらおかしな話ですよね。死のうと思って来ているのに、風邪を引くも何もないだろうという感じですわね。
(後略)
そして、このエピソードが、吉野敬介の著作の盗作だって騒ぎになったら、杉村太蔵は、次のように修整した。
(前略)
思い出しますね。
19歳の頃。
本気で死にたくなるほど悩んでいました。ずいぶんと周りの人に心配をかけもしました。迷惑もうんざりするほどかけていたと思います。
(後略)
‥‥そんなワケで、杉村太蔵は、この吉野敬介のエピソードを自分の体験だってことにして、ブログに書いただけじゃなく、去年の11月、ニートを集めて行なった集会でも、得意満面になって話してたそうだ。それで、吉野敬介は、日刊スポーツの取材に対して、「オチまでパクるとは、ふざけるな」、「志賀高原が大雪山に代わっただけだよね。まったく同じ。曲がりなりにも国会議員でしょ?公人でしょ?使うなとは言わないけど、ちゃんと筋道通して挨拶に来い」って怒ってる。ま、当然だろう。で、今日の夜になって、杉村太蔵は、ようやくブログに謝罪文を掲載した。
2006年05月23日 20:03
本日、5月10日付の私のブログの内容が、代々木ゼミナールの吉野先生の本の内容と似ており、盗用ではないかとのご指摘をいただきました。
ブログの内容は、私自身の実体験に基づいて書いたものですが、吉野先生の本を読んでいた影響もあり、結果として内容があまりに似るものとなったことは事実であり、この点に関しては、率直に申し訳なく思っております。
(後略)
‥‥う~ん、コレって、あたしにはどうしても理解できないんだけど、やっぱり杉村太蔵って、普通の人間とは脳みその構造が違うのかな? だって、「ブログの内容は、私自身の実体験に基づいて書いたものですが、吉野先生の本を読んでいなかったため、偶然にも内容があまりに似るものとなったことは事実であり、この点に関しては、率直に申し訳なく思っております。」ってのなら理解できるけど、コレ、逆じゃん。
「吉野先生の本を読んでいた」のなら、普通は似ないように書くのがマトモな人なんじゃないの? なんか、まるで、国会で追及されたコイズミが、支離滅裂なイイワケをするのとおんなじで、あたしはぜんぜん理解できないんだけど‥‥って言うか、杉村太蔵の大学時代の知り合いによれば、受験勉強もせずに「テニス入学」した杉村太蔵は、合コン合コンの毎日で、親に買ってもらった車で毎日のように遊びまわり、友達の彼女にまで手を出すほどの女狂いだったって話なんだけど、そんなヤツが、自殺未遂?
‥‥そんなワケで、あまりにも苦しい杉村太蔵のイイワケを読んで、本当に19才の時に大雪山に行って、本当に雪の中に寝て、本当に死のうと思ったって言い張るんなら、「そのまま死んじまったほうがニポンのためだったのに‥‥」って、全国の納税者が思ったと思う今日この頃なのだ。
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