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2006.06.30

煮るか茹でるか

テレビ朝日の「いきなり!黄金伝説」で、あたしの好きな企画、「海の上で釣った魚しか食べられない1週間」が今日から始まったから、テキトーに録画しといた。なんで「テキトーに録画」なのかっていうと、テレビブロスの番組表とかに書いてある、ナントカコードを打ち込めばいいほうのビデオデッキの調子が悪いから、今、古いビデオデッキを使ってるからだ。ようするに、何日の何時何分から何時何分までって、いちいち自分でセットしなきゃなんないヤツで、ものすごくメンドクサイ。それで、スタート時間はキチンと合わせたんだけど、終わりの時間までキチンと合わせるのがメンドクサかったから、テープ1本ぶん、2時間録画しとくことにした。

それで、さっき、そのテープを見たんだけど、今回は、さかなクンとまちゃまちゃで、なかなか面白かった。で、「いきなり!黄金伝説」が終わっても、そのままテープを見てたら、「検索ちゃん」のSPが始まったから、惰性で見てた。そしたら、最初の問題で、「煮る」と「茹でる」の違いは?ってのが出たんだけど、あたしは違いが分かんなかったから、ちょっと興味を持って見てた。それで、その答えなんだけど、お鍋にお水を入れて、そこに食材を入れてから火にかけるのが「煮る」で、お鍋のお水を先に火にかけて、お湯が沸騰してから食材を入れるのが「茹でる」だって説明してた。

でも、コレッて、おかしくない? だって、「茹でたまご」って、お鍋にお水を入れて、そこにタマゴを入れて、それから火にかけるじゃん。お湯が沸騰してからタマゴを入れたら、すぐに割れちゃうじゃん。だから、「検索ちゃん」の理屈で行くと、ニポン中の人が「ゆでたまご」だと思ってたものは、実は「煮たまご」だったってことになっちゃうと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、ニポン中の人が「茹でたまご」を作ってるとこを見て確認したワケじゃないけど、誰だって、お鍋にお水を入れて、そこにタマゴを入れて、人によっては、お酢をリトル垂らしたり、お塩をリトル入れたりして、それから火にかけてると思う。ようするに、「茹でる」じゃなくて「煮る」ってワケだ。それなのに、なんで「茹でたまご」って呼ぶんだろう?

念のために、インターネットの辞書で、「煮る」と「茹でる」を調べてみたら、「煮る」は「食物を水または調味料を加えた汁に入れて加熱し、食べられる状態にする」って書いてあって、「茹でる」は「熱湯で煮る」って書いてあった。だから、これだけを見れば、「検索ちゃん」で言ってたことは正しいってことになる。だけど、「茹でる」のとこの、言葉の使い方の例として、「卵を茹でる」って書いてあった。水から煮るんじゃなくて、「熱湯で煮る」って説明してあった「茹でる」なのに、その例として、水から煮るタマゴのことを書くなんて、言ってることとやってることが違う‥‥っていうか、言葉の説明と例文とが違うじゃん。

茹でたまごの他にも、おかしいことがある。たとえば、カニを茹でる場合は、沸騰してるお湯の中にカニを入れるし、タコの場合もおんなじだから、「茹でガニ」って言っても、「茹でダコ」って言っても、間違いじゃない。だけど、トウモロコシの場合は、お鍋にお水を入れて、そこにトウモロコシとお塩を入れてから火にかけて、沸騰してから3分くらいで出来上がる。つまり、「煮る」ってワケだ。だけど、一般的には、この作業のことを「トウモロコシを茹でる」って呼ぶ。「トウモロコシを煮る」って言う人は、メッタにいないと思う。

だから、「検索ちゃん」で言ってたことや、辞書に書いてあることを鵜呑みにするんなら、これからは、「茹でたまご」のことは「煮たまご」、「茹でトウモロコシ」のことは「煮トウモロコシ」って呼ばなきゃなんない。でも、「煮たまご」ってものは、別にある。茹でたまごのカラを剥いてから、お醤油とかで煮込んで味つけをしたものが「煮たまご」だ。これは、茹でたまごとは別のものであって、茹でたまごのことを煮たまごって呼ぶことにしたら、今まで、煮たまごって呼んでたものと区別がつかなくなって、色んなとこで混乱が起こる。たとえば、「煮たまごラーメン」を注文したのに、出て来たラーメンを見てみたら、何の味もついてない白い茹でたまごが入ってたら、お客さんは怒っちゃうだろう。だから、こういった混乱を避けるためには、今までの煮たまごのことは、「味つけ煮たまご」とか呼ぶようにして、区別しなきゃなんない。

でも、ここで、またまた問題が起こるのだ。ラーメン屋さんで作ってる煮たまごって、たいていは、チャーシューを作ったタレの中に茹でたまごを入れて、煮込んだりしてるんだと思う。あたしは、ラーメン屋さんじゃないから、これはあくまでも想像なんだけど、チャーシューを煮たタレをわざわざ冷たくなるまで待ってから、そこに茹でたまごを入れて、また火にかけるようなことって、誰もしてないと思う。チャーシューを作った流れで、まだ熱いタレの中に茹でたまごを入れて、そのまま煮込んで行くんだと思う。そうすると、お水やタレが冷たい状態で食材を入れて、それから火にかける「煮る」じゃなくて、熱くなった状態で食材を入れる「茹でる」ってことになる。つまり、煮たまごってものは、煮てるんじゃなくて、茹でてたってワケだ。だから、「茹でたまご」のことを「煮たまご」って呼ぶために、今までの「煮たまご」のことを「味つけ煮たまご」なんて呼ぶんじゃなくて、今までの「煮たまご」のことは「茹でたまご」って呼べばいいのだ。

こんなことばっか書いてたら、あまりにもゴチャゴチャしちゃって、何が何だか分かんなくなって来たけど、「検索ちゃん」や辞書の見解と違って、ここまで書いて来たあたしの考えは、水からでも沸騰してからでも、そんなことは関係ないってことだ。そんなことよりも、「煮る」と「茹でる」の違いは、「味つけ」なんだと思う。つまり、あたしの考えだと、お醤油だとかミリンだとか、そういった調味料を入れて、食材に味が染み込むようにコトコトと煮込んで行くのが「煮る」で、お水だけで何の味つけもしないか、入れたとしても、お塩をパラパラッと入れただけのお鍋で、食材に火を通すことを目的として煮るのが「茹でる」だと思う。

ほうれん草とか小松菜とかのおひたしを作る時も、ブロッコリーとかカリフラワーとかを茹でる時も、お水にお塩をパラパラッと入れただけで、味つけはしない。だからこそ、「茹でる」って言うんだと思う。逆に、おんなじブロッコリーとかカリフラワーとかでも、クリームシチューに入れて煮込む場合には、シッカリと味つけをしてるから、「煮る」って言う。

‥‥そんなワケで、こう考えれば、お水からスタートする茹でたまごやトウモロコシも、沸騰してから入れるカニやタコも、両方とも「煮る」じゃなくて「茹でる」になる。そして、冷たいチャーシューのタレに茹でたまごを入れて煮込んでっても、沸騰してるチャーシューのタレに茹でたまごを入れて煮込んでっても、どっちでも、煮たまごは煮たまごってことになる。だから、これからは、あたしの考え方のほうを採用してくれるんだったら、今まで通りに、「茹でたまご」のことは「茹でたまご」、「煮たまご」のことは「煮たまご」って呼んでていいんだけど、テレビ朝日の言うことや辞書に書いてあることに従うんだったら、「茹でたまご」のことは「煮たまご」、「煮たまご」のことは「茹でたまご」って呼ばなきゃならなくなる今日この頃なのだ。


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