« 出版社各位へ | トップページ | 能登半島夏景色 »

2006.06.22

猿と犬との監獄ロック

Koizumi7_1
今日、21日付で、危険極まりない殺人兵器、「アメリカ産の狂牛肉の輸入再開」が強引に決定されちゃって、いよいよ、今月の末に、祖国アメリカへとシッポを振りに行く売国駄犬コイズミの手土産が、ぜんぶ揃っちゃった。1つ目の手土産である「イラクでの航空自衛隊の活動範囲の拡大」も、先日、大慌てで決められたけど、ニポン国民の総意を完全に無視した、これらの「アメリカ向け」の決議が、コイズミの訪米直前にバタバタと決定されて行く様子を見てると、クチサキだけのペテンで国民を騙し続けて来たコイズミ内閣の、最後の茶番劇が炸裂したって感じがする。

この呆れ果てた腰抜けぶりを見てると、売国駄犬コイズミが、自分と同じに支持率の急落に怯える飼い主のブッシュ様に対して、今まで通り、多くのニポン国民の生活や命を犠牲にして、最後の忠誠を誓うつもりなのは見え見えだ。サスガ、年金未納で学歴詐称のレイプ魔だけのことはある。特に、最近は、もともとおぼつかなかったニポン語も、本気でマトモにしゃべれなくなって来て、長い間(ま)をあけてポツポツと単語を並べてるだけで、何を言ってんだか意味不明だし、顔だけ見てると、完全に脳みそが溶け始めてるのが良く分かる。

たった5年間で、国と地方の借金を1000兆円以上にも増やしてくれた前代未聞のノーナシ総理は、国内のやるべきことをすべてホッポリ出しちゃって、連日、最後の観光旅行三昧に余念が無い。ようするに、今のうちに税金で遊ぶだけ遊んどこうってことなんだろうけど、次期総理へと丸投げするつもりの18兆円もの財源不足は、年金や医療費の歳出を大幅に削って10兆円を捻出し、消費税の大幅増税で8兆円を荒稼ぎして、それで穴埋めするってんだから、それらをすべて押しつけられる国民は、たまったもんじゃないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ニポンと同じように、国民の命に関わるアメリカ産狂牛肉の輸入を禁止してた韓国でも、2年半ぶりに、輸入が再開されることになって、一時は、6月7日から輸入を再開するって発表された。だけど、この輸入再開に先がけて、韓国の視察チームが、2週間に渡ってアメリカの食肉処理施設を視察して回ったところ、ナナナナナント! 35ヶ所の施設のうち、7ヶ所もの施設が、最低限の安全基準すら満たしてなかったことが分かったのだ。ようするに、月齢の確認がどうだとか、危険部位の除去がどうだとか、そういったレベルの問題じゃなくて、カナダ産だとかの、産地の違う牛が、平然と混入されてたのだ。この視察チームの報告を受けて、韓国政府は、6月7日からの輸入再開をソッコーで取りやめにして、完全に安全であることが確認されるまで、輸入禁止を続行することにした。ま、当然だよね。

アメリカ産の狂牛が、肉骨粉や鶏糞など、異常プリオン満載の猛毒飼料によって発生し続けてるのに対して、カナダ産の狂牛は、狂鹿病で死んだ鹿の肉などを食べさせていることなども原因視されていて、まだまだ謎の部分が多い。だから、たとえば、今後、BSEに対する特効薬などが開発されたとしても、アメリカ産の狂牛肉を食べて感染したBSEには効果があっても、カナダ産の狂牛肉を食べて感染したBSEには、まったく効かないって可能性もあるのだ。それなのに、大ザッパなアングロサクソンにとっちゃ、海の向こうのイエローモンキーなんかに食べさせる牛肉なんか、どうだっていいのだ。どうせバレないから、混ぜちゃえ!混ぜちゃえ!‥‥って感じなんだろう。

この、産地の違う牛が平然と混入されてた7ヶ所をふくむ、35ヶ所の食肉処理施設ってのは、ニポンへ輸出する施設でもある。そして、韓国は、輸入再開をストップしたけど、ニポンは、売国駄犬コイズミの訪米の手土産にするために、何の調査もせずに、テレビ電話による茶番協議だけで、アッサリと輸入再開を決定しちゃったのだ。今回の決定は、明日から輸入再開するってのじゃなくて、これから、「アメリカに専門家の調査チームを派遣して、約1ヶ月かけて35ヶ所の食肉処理施設や農場を査察する」って前置きがついてる。ようするに、その視察をして問題がなければ、輸入再開をするってことだけど、こんなヤラセ、日本テレビもビックル一気飲みだ。

だって、本来なら、まず視察をして、それで問題がないことが分かってから、初めて、輸入再開に合意するのがスジなんじゃないの? 視察する前に、まずは、とにかく、輸入再開を決めちゃって、それから、コイズミの息のかかった厚生労働省と農林水産省が選定したインチキ視察チームを派遣するなんて、完全に、「輸入再開ありき」で進められるヤラセの茶番じゃん。去年の視察の時も、何も見ないで、観光三昧で帰って来て、有識者たちから「ガキの使いか!」ってバカにされた内閣府の調査チームだけど、今回も、またまたおんなじことをするのは一目瞭然だろう。

アメリカまで視察に行き、最低限の安全基準すら守られてなかったから、輸入再開をソッコーで中止にした韓国の政府と、そういった韓国からの報告も耳に入ってるのにも関わらず、視察する前から強引に輸入再開を決定し、全国民の命よりも、売国駄犬コイズミのメンツを重視したニポンの政府。何かって言えば、韓国のことを悪く言うニポン人もいるけど、この政府の姿勢や対応だけを見れば、韓国の政府は、少なくとも、ニポンの政府よりは何倍もマトモだと思う。

韓国の場合は、視察した35ヶ所の食肉処理施設のうち、7ヶ所の施設に問題があったから、すべての輸入を中止にした。だけど、コソクなコイズミ内閣は、「今後の現地調査によって、日本向けの条件を守る体制に問題がないと認めた施設について、輸出を認める」っていうペテンを炸裂させたのだ。つまり、仮に、35ヶ所の施設のうち、34ヶ所の施設がデタラメをやってたとしても、韓国みたいにすべての輸入をストップするんじゃなくて、問題の見つからなかった1ヶ所の施設からは輸入をするってワケだ。ホントに、その施設で処理された肉なのか、別の施設で処理された肉かなんて、そんなの、こっちで分かるワケないじゃん。

去年の12月から、今年の1月にかけて輸入された狂牛肉にしたって、きちんと処理施設の名称が明記されてたのは、全体の7割程度で、残りの3割は、どこで処理された肉なのかも分からないものだった。それで、成田で、脊髄が丸ごと入ったトンデモ肉が見つかってから、処理施設の表示の無かった肉について、どこの会社のものなのか、アメリカ側に質問をしたら、「そんなこと言う必要はない」ってノタマッたんだよ。

これほどニポンをバカにしてるヤツラのやることなんか、信用できるワケがない。とにかく、コイズミが、国民の健康や命よりも、ブッシュに対するオベンチャラのほうを何倍も重要だって考えてることは、これで再確認されたんだから、今後、あたしたちにできることは、狂牛肉推進機関である「日本フードサービス協会」に加盟してる悪徳企業の店舗や商品に対して、徹底的な不買運動を続けることだろう。特に、ニポン国民の命を虫ケラのようにしか思っていない売国奴企業、「吉野家」「すかいらーく」「ジョナサン」などは、絶対に利用しないようにする。政府から企業までが売国奴だらけのニポンで、アメリカの生物兵器から自分の命を守るためには、こういった自己防衛しか方法がないからだ。

そんなこと言ったって、どのお店が危険なんだか分かんないじゃん!‥‥って人たちのために、たった「0.001グラム」食べただけでも、10年後には脳みそがスポンジ状になって狂い死ぬ、アメリカ産の狂牛肉を推進し続けてる「日本フードサービス協会」の加盟店が一発で分かる、「狂牛くん」のご利用をオススメする。


★アメリカ産狂牛肉推進企業一発検索 「狂牛くん」

 ★狂牛くん★


‥‥そんなワケで、売国駄犬コイズミが、飼い主のブッシュ様のために持参する、もうひとつの手土産、「イラクでの航空自衛隊の活動範囲の拡大」に関しても、クチサキだけで国民を5年間も騙し続けて来たコイズミの本領発揮って感じだ。テレビとかじゃ、陸上自衛隊を撤退させるってことばっかアピールしちゃって、まるで、自分がイイコトをしてるみたいな錯覚を国民に植えつけようと必死だけど、もう完全にバケの皮が剥がされちゃったコイズミなんかに、今さら騙される国民なんかいるワケがない。もしも、そんなバカがいたとしたら、イラクの場所も知らないクセに自衛隊派遣を推進してた、山本一太と同レベルのゾウリムシくらいだろう。

史上マレに見るペテン師のコイズミは、ニポン国民に向けては、陸上自衛隊の撤退ばっか連呼してるけど、飼い主のブッシュ様に向かっては、シッポを振りながら、航空自衛隊の活動範囲の拡大を約束して、そのカラッポのオツムを撫でてもらったのだ。この、コイズミの点数稼ぎによって、今までは、クウェートからイラク南部のタリル空港までの、比較的安全な空域だけを飛んでた航空自衛隊が、完全な戦闘地域であるバグダッドにまで飛ぶことになったのだ。航空自衛隊は、「C-130」っていう大型輸送機をメインで使ってるんだけど、去年の1月には、イギリス軍の同型機、C-130が、バグダッドの北西40キロの地点で、ミサイルで攻撃されて撃墜され、乗組員15名が死亡してる。

結局、ウクライナやブルガリアなどが次々に撤退し始めて、アメリカ寄りだったイギリスやオーストラリアまでもが撤退の準備に入ったので、ブッシュとしては、撤退するイギリスの代わりに、ニポンの航空自衛隊を使いたいってことなのだ。そして、自分の言うことなら何でも聞く忠実な愛犬、コイズミに、その提案をしたところ、コイズミは、二つ返事で「ワン!」と答えて、シッポを振ったってワケだ。

イギリス軍のC-130が撃墜されたルートをイギリス軍のC-130の代わりに、ニポンの航空自衛隊のC-130が飛ぶ‥‥ってことは、同じような危険がともなうことは当然だけど、それ以前に、大きな問題がある。それは、運搬する物についてだ。今までは、比較的安全な地域に、救援物資などの人道的な物を運んでたんだから、いくらアメリカに対するオベンチャラだとは言え、一応は、「国際貢献」ていう大義名分が通用してた。だけど、今度の地域は、毎日のようにミサイル攻撃や銃撃戦、自爆テロが連発してる戦闘地域なのだ。だから、そこへ運搬する物といえば、当然、人間を殺戮するための武器や弾薬ってワケで、これは、「国際貢献」じゃなくて「参戦」だ。今まで、イギリスのC-130が武器や弾薬を運搬してて、その代わりにニポンの航空自衛隊のC-130が飛ぶワケなんだから、運ぶ物だって、イギリスのC-130と同じなのは当たり前だろう。

80%もの国民の反対の声を無視して、アメリカのために自衛隊をサマワに派遣した時には、「サマワは非戦闘地域だ」ってことを熱弁したコイズミ。だけど、今度のバグダッドは、誰がどう見たって、完全なる戦闘地域だ。たとえば、昨日の20日の1日だけだって、バグダッドの中心部と、東部と、南部の3ヶ所で、路上や車に仕掛けられた爆弾が爆発して、合計で9人が死亡、51人が負傷した。また、バグダッドと同じく、航空自衛隊が行くことになったバスラでは、警察官の自宅を狙った自爆テロが起きて、年金を受け取るために近くに並んでいたお年寄りや障害者たちが巻き込まれて、女性1人が死亡、5人が負傷した。そして、アメリカ軍のほうは、バグダッドの北部で激しい銃撃戦を繰り返して、テロ組織の関係者と思われる15人を殺害した。つまり、昨日1日だけでも、航空自衛隊が行くことになったバグダッドとバスラで、25人が殺され、56人が負傷してるってことだ。

もちろん、これは、昨日だけが特別なワケじゃなくて、連日、こんな状態なのだ。ちなみに、この前日の19日には、武装勢力に拉致されていたアメリカ兵2人が、残酷な拷問を受けて殺され、その遺体が、イラク中部のユスフィヤで、見せしめのために放置された。また、バグダッドを中心とした自爆テロも相次ぎ、少なくとも20人以上が死亡している。連日、こんな状況の戦闘地域に、武器や弾薬を運ぶために航空自衛隊を使い、さらには、その受け入れ態勢をとるために、何名かの自衛隊員をバグダッドに常駐させるという。

ニポン国民には、「イラクの自衛隊は撤退させることにした」ってノタマッておきながら、実際に撤退させるのは、命の危険がほとんどないサマワの陸上自衛隊だけで、航空自衛隊は、イギリス軍でさえ撤退の準備を始めてる恐ろしい戦闘地域のバグダッドやバスラにまで行かせるってんだから、こんなペテンは前代未聞だろう。イギリス軍のC-130と同じように、ニポンのC-130が撃墜されたら、無責任大王のコイズミ将軍様は、またお得意の詭弁を炸裂させて、「だから‥‥大量破壊兵器は‥‥あるって‥‥言ったじゃないか!」とでも抜かすつもりなんだろうか?

‥‥そんなワケで、この国だけじゃなく、世界中をメチャクチャにした空前絶後の天然バカ総理、コイズミは、航空自衛隊を危険なバグダッドに行かせるクセに、テメエは、テネシー州メンフィスにある故エルビス・プレスリーの邸宅、「グレースランド」の見学に行くらしい。これは、「アメリカ産狂牛肉の輸入再開」と「イラクでの航空自衛隊の活動範囲の拡大」っていう手土産に対する、ご主人様からのご褒美だそうだ。それにしても、この大変な時期に、英語もマトモにしゃべれない猿と、ニポン語もマトモにしゃべれない犬とが、おててをつないでプレスリーの邸宅を見学とは、ノンキっていうか、オメデタイっていうか、バカっていうか、お話にもならないね。だけど、そう言えば、プレスリーってのも、ベトナム戦争に大賛成してた戦争肯定主義者だったから、戦争が大好きな猿と犬がデートするには、ピッタリの場所かも知れない‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがと~♪
★ コイズミの訪米に合わせて次々と決められるブッシュへのオベンチャラに「ふざけんな!」と思う人は、クリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


|

« 出版社各位へ | トップページ | 能登半島夏景色 »